JP2000148611A - イントラネットとデータベースサーバおよびそのデータ転送方法 - Google Patents

イントラネットとデータベースサーバおよびそのデータ転送方法

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JP2000148611A
JP2000148611A JP31603898A JP31603898A JP2000148611A JP 2000148611 A JP2000148611 A JP 2000148611A JP 31603898 A JP31603898 A JP 31603898A JP 31603898 A JP31603898 A JP 31603898A JP 2000148611 A JP2000148611 A JP 2000148611A
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Hideaki Hanaoka
秀明 花岡
Takafumi Izumi
貴文 泉
Katsuto Matsuda
勝人 松田
Motohisa Ando
元久 安藤
Shuichi Maruyama
修一 丸山
Noriyoshi Hattori
法義 服部
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Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、イントラネット間での各データベース
の更新通知は、ファイアウォール等を設けたハイレベル
のセキュリティを有するインターネットを通過できな
い。 【解決手段】 イントラネットにおいてWWWサーバと
リンクしたデータべースのデータが更新されると、メー
ル作成部17により、その更新命令とデータを電子メー
ルの形に変換し(命令メール)、メールサーバを介して
他のイントラネットに送信する。受信側のイントラネッ
トでは、更新情報作成部18により、受信した命令メー
ルに記載された命令とデータを読み出し、自デー夕べー
スのメンテナンス作業を実行する。このようにメールを
利用することにより、ファイアウォールを介してインタ
ーネット経由で、データベースの更新を他のイントラネ
ットに通知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース(D
B:Data-Base)サーバとWWW(World Wide Web)サ
ーバを有する複数のイントラネット(Intranet)をファ
イアウォール(Fare wall)を介して接続してなるエク
ストラネット(Extranet)構成におけるデータベースの
管理技術に係わり、特に、イントラネットのセキュリテ
ィ性能を損なうことなく、各イントラネットのそれぞれ
のデータベースの整合性管理を効率的に行なうのに好適
なイントラネットとデータベースサーバおよびそのデー
タ転送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特定の企業間で秘匿性の高い情報を安全
に共有するためには、不正アクセスを防止するセキュリ
ティシステムを構築することが不可欠である。例えば、
イントラネット内に不正にアクセスされることを防止す
るために、ファイアウォールと呼ばれるゲートウェイ
(Gateway)を各イントラネットの入り口に構築し、そ
の外側に共有WWWサーバを構築している。
【0003】しかし、このような構成では、各企業のそ
れぞれのイントラネット内にある各データベース間のデ
ータ転送が、ファイアウォールによって阻止される。こ
のような問題に対処するために、従来は、図31や図3
2に示す技術が用いられている。
【0004】図31は、ファイアウォール対応にイント
ラネット・データベース間でのデータ転送を行なうため
の従来のシステムを示すブロック図である。図31にお
いて、281はA社イントラネット、282はB社イン
トラネットであり、A社イントラネット281とB社イ
ントラネット282のそれぞれには、クライアント28
1a,281b、282a,282b、データベースサ
ーバ(図中、「DBサーバ」と記載)281c,282
c、社内用WWWサーバ281d,282d、ルータ2
81e,281i,282e,282i、メールサーバ
281f,282f、ファイアウォール(図中、「F
W」と記載)281g,282g、SSL(Secure Soc
ket Layer)による暗号化機能対応のWWWサーバ281
h,282hが設けられている。
【0005】A社イントラネット281において、クラ
イアント281a,281bとデータベースサーバ28
1cおよび社内用WWWサーバ281dとからなるLA
N(Local Area Network)に、ルータ281eを介し
て、メールサーバ281fとファイアウォール281g
およびWWWサーバ281hが接続され、B社イントラ
ネット282においても同様な接続構成となっている。
このような構成のA社イントラネット281とB社イン
トラネット282間は、それぞれのWWWサーバ281
h,282hにより、インターネット283を介して接
続されている。
【0006】しかし、このようなWWWサーバ281
h,282hによるインターネット283を介しての接
続だけでは、A社イントラネット281とB社イントラ
ネット282のそれぞれにある各データベースサーバ2
81c,282c間でのデータ転送が、ファイアウォー
ル281g,282gによって阻止されるので、このよ
うなデータベースサーバ281c,282c間でのデー
タ転送用に専用線280を設けている。この専用線28
0を介して、ルータ281i,282iにより、各デー
タベースサーバ281c,282c間でのデータ転送を
行なうことができる。
【0007】図32は、ファイアウォール対応にイント
ラネット・データベース間でのデータ転送を行なうため
の従来の他のシステムを示すブロック図である。図32
におけるA社イントラネット291とB社イントラネッ
ト292は、図31におけるA社イントラネット281
とB社イントラネット282のそれぞれ設けられていた
ルータ281i,282iの代わりに、外部記憶媒体
(図中、「外部媒体」と記載)290を用いてデータの
読み書きを行なう入出力装置(図中、「入力装置」、
「出力装置」と記載)291a,292aを設けた構成
となっている。
【0008】このような構成により、A社イントラネッ
ト291とB社イントラネット292では、WWWサー
バ281h,282hによるインターネット283を介
しての接続を利用することなく、外部記憶媒体290を
介して、入出力装置291a,292aにより、各デー
タベースサーバ281c,282c間でのデータ転送を
行なうことができる。
【0009】しかし、図31および図32で示したそれ
ぞれの技術では、以下のような問題がある。まず、企業
間で最も必要なデータベースのレプリケーション(Repl
ication:複製、すなわち、元のデータベースに対して
施された更新の内容を、ネットワーク経由でローカルサ
イトに送り、そこにある複製データベースを更新する処
理)ができず、リアルタイムで変更できない。また、特
に、図32のように外部記憶媒体をやり取りする技術で
は、外部記憶媒体へのデータの読み書きを行なう入出力
装置が別途必要であり、また、外部記憶媒体のやり取り
に時間がかかり、リアルタイム性に欠ける。
【0010】尚、上述のような構成で、クライアント上
のブラウザを介して入力された条件・指示に対して、W
WWサーバにより、データベース上のデータの照会、登
録、更新、削除といった処理を行なうイントラネットに
関しては、例えば、NECイントラネットプロジェクト
編「イントラネット完全構築ガイド」(1996年、日
経BP社発行)の第44〜69頁等に記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、複数の企業のそれぞれが構築し
ているイントラネット内で保有する各データベースに対
して新規登録、削除、変更等の更新処理を行った場合、
その更新処理したデータベースから他のイントラネット
のデータベースに発信される更新情報が、ファイアウォ
ール等を設けたハイレベルなセキュリティを有するイン
ターネットを通過できない点である。
【0012】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、専用線や外部記憶媒体を用いることなく、複数
のイントラネット内の各データベース同士が常に同一の
内容を保持し続けることを自動的に行うことを可能とす
るイントラネットとデータベースサーバおよびそのデー
タ転送方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のイントラネットとデータベースサーバおよ
びそのデータ転送方法では、WWWブラウザを利用して
いるクライアントからWWWサーバにアクセスし、デー
タの書き換え等を行った場合、書き換えの命令とそのデ
ータを電子メールの型に変換して、必要な他のイントラ
ネットに、ファイアウォールを介してインターネット経
由で送信するので、送信側のデータベースと受信側のデ
ータベースの内容を、従来のように専用線や外部記憶媒
体を用いることなく、効率的に一致させることができ
る。さらに、ファイアウォールの設定により、電子メー
ルの配送プロトコルであるSMTP(Simple Mail Tran
sfer Protocol)のみが通過可能である閉域ネットワー
ク(イントラネット)であるので、外部からの侵入を防
止でき、また、暗号さえかけておけば盗聴をも防止する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明のイントラネ
ットの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図で
ある。本図1において、10はA社イントラネット、2
0はB社イントラネットであり、A社イントラネット1
0とB社イントラネット20によりエクストラネットが
構成されている。
【0015】A社イントラネット10とB社イントラネ
ット20のそれぞれには、クライアントに設けられたブ
ラウザ11,21、WWWサーバ12,22、データベ
ースサーバ(図中、「DBサーバ」と記載)13,2
3、メールサーバ14,24、ファイアウォール(図
中、「FW」と記載)15,25がLAN等のネットワ
ーク16,26上に設けられている。
【0016】また、A社イントラネット10およびB社
イントラネット20のそれぞれのデータベースサーバ1
3,23においては、データベースサーバ13,23が
管理するデータベースに更新がなされたことを他のイン
トラネットに通知するための情報(更新情報)を、メー
ルサーバ14,24で取扱可能なように電子メール形式
(命令メール)に変換するメール作成部(図中、「メー
ル作成」と記載)17,27と、他のイントラネットか
ら送られてきた電子メールが更新情報を変換した命令メ
ールであることを判別して、元の更新情報に戻す更新情
報作成部(図中、情報作成」と記載)18,28、およ
び、命令メールに基づく各処理状況を管理する作業結果
管理部(図中、「作業管理」と記載)19,29が設け
られている。
【0017】メール作成部17,27は、データベース
テーブルの内容が書き換えられた時、書き換えの命令と
そのデータ(以下、「送信データ」という)をテーブル
形式で蓄積し、その送信データを電子メールのフォーマ
ット(以下、「命令メール」という)に変換する。
【0018】更新情報作成部18,28は、他のイント
ラネットから送られてきた命令メールを取り込み、この
命令メールから命令とデータを分離し、データベースサ
ーバ13,23のアプリケーションソフトを起動する。
このアプリケーションソフトは、当該命令に応じたデー
タ処理を行ない、自イントラネット内のデータベースを
更新する。
【0019】作業結果管理部19,29は、メール作成
部17,27および更新情報作成部18,28による処
理状況を監視して、命令メールに基づくデータベースの
更新が正常に実行されるように、例えば、データベース
の更新終了後、その旨を通知するメール(作業結果メー
ル)を作成して、命令メールの送信元に送信するようメ
ールサーバ14,24に依頼する等の処理を行なう。
【0020】これらのメール作成部17,27の処理、
および、それに伴う更新情報作成部18,28と作業結
果管理部19,29の処理は、WWWサーバ12,22
とデータベースサーバ13,23との間でやり取りされ
る各種の業務処理の発生に基づき起動される。
【0021】例えば、A社イントラネット10のブラウ
ザ11からWWWサーバ12を介して、B社の商品に対
する要望や苦情等、あるいは、B社に対する工事の発注
等のデータが入力されると、データベースサーバ13で
は、「insert」トリガを起動させ、管理下のデータベー
スにデータを追加し、それに伴い、メール作成部17の
処理が開始される。その結果、データの追加が、ファイ
アウォール15を介してインターネット30経由で、B
社イントラネット20側のデータベースサーバ23の管
理下のデータベースに反映され、B社側でも、ブラウザ
21からWWWサーバ22を介して、それらの情報を参
照することができる。
【0022】また、B社側で、例えばA社から発注され
た工事の完了後、ブラウザ21からWWWサーバ22を
介して、工事の完了報告をデータ入力すると、データベ
ースサーバ23では、「update」トリガを起動させ、管
理下のデータベースにデータを追加し、かつ、メール作
成部27の処理により、「工事の完了報告」が、A社イ
ントラネット10側のデータベースサーバ13の管理下
のデータベースに反映され、A社側では、ブラウザ11
からWWWサーバ12を介して、その情報を参照するこ
とにより、工事の進捗を確認することができる。
【0023】このように図1に示す構成により、例えば
A社イントラネット10では、WWWサーバとリンクし
たデータべースサーバ13で管理するデータベースのデ
ータに書き換えイべントが発生すると、その命令(inse
rt,update,delete)とデータとを、電子メールの形に変
換して、すなわち、命令メールとしてメールサーバ14
に渡す。メールサーバ14は、宛先に指定された受信側
のメールのアドレス、例えばB社イントラネット20に
自動発信する。
【0024】A社イントラネット10のメールサーバ1
4からの命令メールは、ファイアウォール15を介して
インターネット30経由でB社イントラネット20に送
られる。B社イントラネット20では、A社イントラネ
ット10からの命令メールをメールサーバ24で受信
し、データべースサーバ23に渡す。データべースサー
バ23は、この命令メール本文に記載された命令とデー
タを解析して、データべースサーバ23で管理している
デー夕べースのメンテナンス作業を実行する。
【0025】このように本例のエクストラネットでは、
A社イントラネット10でのデータベースの更新情報
を、ファイアウォール15,25を介してインターネッ
ト30経由でB社イントラネット20のデータベースサ
ーバ23に通知することができる。そして、このことに
より、常に同一の内容のデータベースが、A社イントラ
ネット10とB社イントラネット20のそれぞれに存在
し、それぞれの企業内で利用できる。
【0026】尚、受信側のB社イントラネット20で
は、作業結果管理部29により、自動データメンテナン
ス作業が終了した旨のメール(作業結果メール)を作成
して、メールサーバ24を介して、A社イントラネット
10に送り、A社イントラネット10では、受信した作
業結果メールを、メールサーバ14からデータベースサ
ーバ13に送る。このデータべースサーバ13では、作
業結果管理部19により、受信した作業結果メールと、
先に送信した命令メールを常に照合し、作業漏れや誤作
業を監視する。
【0027】以下、図2および図3を用いてデータベー
スサーバ13の本発明に係わる詳細な構成を説明する。
図2および図3は、図1におけるデータベースサーバの
本発明に係わる構成例を示すブロック図である。尚、図
2、図3において、実線矢印は「テーブル登録処理」、
破線矢印は「テーブル参照処理」、点線矢印は「メッセ
ージ軌跡」を表わしている。
【0028】図2に示すように、データベースサーバ
(図中、「DBサーバ」と記載)13は、送信データ蓄
積部(図中、「第1,n送信データストアテーブル」と
記載)13a,13bと、送信データ管理部(図中、
「送信データ管理テーブル」と記載)13c、メール管
理部(図中、「メール管理テーブル」と記載)13d、
メッセージ管理部(図中、「メッセージ管理テーブル」
と記載)13e、転送管理部(図中、「転送管理テーブ
ル」と記載)13f、メール作成部(図中、「データメ
ール作成・メール送信タスク(スケジュール起動)」と
記載)17、作業結果管理部(図中、「作業結果メール
取込・作業結果登録タスク(スケジュール起動)」と記
載)19、作業結果登録・更新部(図中、「作業結果登
録・更新」と記載)19a、リトライ要求部(図中、
「メール(リトライ)の送信」と記載)19bを有す
る。
【0029】データベースサーバ13は、管理下のアプ
リケーションデータベース(図中、「APデータベー
ス」と記載)40におけるデータ(AP第1,nテーブ
ル)にトランザクションデータ作成タスク41,42に
よる書き換えイベントが発生して内容が書き換えられる
と、その書き換え命令(insert,update,delete)とその
データ(送信データ)を、送信データ蓄積部13a,1
3bで蓄積する。
【0030】送信データ管理部13cでは、図7で示す
テーブル(送信データ管理テーブル(sendmg)71)を
用いて、送信データの通番管理や対応する処理状況管理
を行なう。メール管理部13dでは、図15で示すテー
ブル(サービス管理情報テーブル(mailmg)15
1)を用いて、送信先アドレスや送信先データベース等
の各サービス毎固有の転送情報の管理を行なう。
【0031】メッセージ管理部13eでは、送受信メッ
セージ情報をストア(格納)して、メールリーダ(メー
ル・クライアント・モジュール)とのインタフェース部
となる情報を管理する。転送管理部13fでは、図14
および図22で示すテーブル(送信タスク管理テーブル
(transmg)141,212)を用いて、送受信サーバ
間のデータ転送状況や送信データを管理する。
【0032】メール作成部17は、送信データ管理部1
3cやメール管理部13dの管理内容(テーブル)を参
照して、送信データを電子メールのフォーマットに変換
して命令メールを作成し、メールサーバ14に送信依頼
する。このメール作成部17の処理結果は、メッセージ
管理部13eおよび転送管理部13fにおいてテーブル
登録される。
【0033】作業結果管理部19は、命令メールの送信
先の他のイントラネットからの当該命令メールに対する
処理結果を取り込み、メール管理部13dやメッセージ
管理部13eおよび転送管理部13fにおける管理内容
(テーブル)を参照して、作業結果登録・更新部19a
もしくはリトライ要求部19bを起動する。
【0034】作業結果登録・更新部19aは、命令メー
ルの送信先の他のイントラネットからの当該命令メール
に対する処理完了結果が返された場合に、作業結果管理
部19により起動され、その結果を、送信データ管理部
13cやメッセージ管理部13eおよび転送管理部13
fに登録する。
【0035】リトライ要求部19bは、命令メールの送
信先の他のイントラネットからの当該命令メールに対す
る処理完了結果が未到着の場合に、作業結果管理部19
により起動され、他のイントラネットに対して、当該当
該命令メールに対する処理完了結果の送信を再度依頼す
る。
【0036】また、図3に示すように、データベースサ
ーバ13は、更新情報作成部(図中、「データメール取
込・データ登録タスク(スケジュール起動)」と記載)
18と、データベース登録部(図中、「APデータベー
ス登録」と記載)18a、結果メール作成部(図中、
「作業結果メール作成・メール送信」と記載)18bを
有する。
【0037】更新情報作成部18は、メールサーバ14
から命令メールを取り込み、この命令メールを送信デー
タに戻して、元の更新命令とデータに分離し、その更新
命令に対応して、転送管理部13fに登録されているテ
ーブル内容を参照し、その登録内容に基づき、データベ
ース登録部18aを起動する。尚、更新情報作成部18
によるメールサーバ14からの命令メールの取り込み状
況は、メッセージ管理部13eにおいてテーブル登録さ
れる。
【0038】データベース登録部18aは、データベー
スサーバ13のアプリケーションソフトを起動して、当
該命令(insert,update,delete)に応じたデータ処理
(AP第1,第nテーブルの更新)を行なう。このデー
タベース登録部18aによる処理結果は、転送管理部1
3fにおいてテーブル登録される。
【0039】データベース登録部18aによる処理後、
結果メール作成部18bが起動され、結果メール作成部
18bは、命令メールに基づいた作業の結果データを電
子メールのフォーマットに変換して、メールサーバ14
に送信依頼する。この結果メール作成部18bによる処
理結果は、メッセージ管理部13eにおいてテーブル登
録内容に反映される。
【0040】尚、更新情報作成部18で取り込んだ命令
メールが、更新処理できないもの等、適切なものでない
場合、結果メール作成部18bを起動して、その旨を通
知するメールを作成し、メールサーバ14を介して命令
メールの送信元に返す。
【0041】このような構成のデータベースサーバ13
による本発明に係わる動作を、図4〜図27を用いて説
明する。まず、図4〜図10を用いて、図2におけるト
ランザクションデータ作成タスク41,42に係わる処
理動作例を説明する。
【0042】図4は、図2におけるアプリケーションデ
ータベースの更新操作例を示す説明図であり、図5は、
図4における更新操作等に対応する図2におけるトラン
ザクションデータ作成タスクの処理動作例を示すフロー
チャート、図6は、図2における送信データ管理部が生
成するテーブルの構成例を示す説明図、図7は、図2に
おける送信データ管理部で管理する送信データ管理テー
ブルの構成例を示す説明図、図8は、図2における送信
データ蓄積部が生成するテーブルの構成例を示す説明
図、図9は、図2における送信データ蓄積部で管理する
実データストアテーブルの構成例を示す説明図、図10
は、更新対象のデータベースのテーブルの識別情報を登
録したテーブルの構成例を示す説明図である。
【0043】以下、図5における処理を説明する。デー
タベースサーバには、アプリケーションデータベース4
0のデータに「insert,delete,update」の処理が行なわ
れたとき自動的に起動するプログラムであるテーブルト
リガが予め設定されており(ステップ501)、図4に
おけるWWWブラウザの画面51を介してアプリケーシ
ョンデータベース40に対するデータ更新があれば、更
新処理の種別に応じて各プログラムを起動する(ステッ
プ502)。
【0044】データの「insert」または「de1ete」であ
れば、「insert」トリガまたは「de1ete」トリガを起動
して、ステップ505の処理にあるように、図2の送信
データ管理部13cで管理している図7の送信データ管
理テーブル(sendmg)71と図2の送信データ蓄積部1
3aで管理している図9の実データストアテーブル(ds
tore)91のそれぞれのSQLステートメントを“inse
rt”または“delete"としてデータを書き込む。
【0045】例えば、データの「insert」処理であれ
ば、図2のトランザクションデータ作成タスク41,4
2が、insertされたデータを一時テーブル(insertedテ
ーブル)に記憶するので、図2の送信データ蓄積部13
a,13bおよび送信データ管理部13cは、この一時
テーブルのデータを参照して必要なデータを取得し、そ
れぞれ、図6に示す構成のsendmgテーブル61および図
8に示すdstoreテーブル81に、そのテーブル構成に合
わせて取り込む。
【0046】このようにして、図6に示す構成のsendmg
テーブル61および図8に示すdstoreテーブル81に取
り込まれたデータは、各トランザクションID単位で、
図7の送信データ管理テーブル(sendmg)71および図
9の実データストアテーブル(dstore)91に示される
ように登録される。ここでは、図6のsendmgテーブル6
1には、図7に表わされているトランザクションIDが
「0000000001」のデータに対応する具体例
が、また、図8のdstoreテーブル81には、図9のトラ
ンザクションIDが「0000000001」のデータ
に対応する具体例が記入されている。
【0047】また、データの「update」でれば、「Upda
te」トリガを起動して、ステップ503の処理にあるよ
うに、図2の送信データ管理部13cで管理している図
7の送信データ管理テーブル(sendmg)71のSQLス
テートメントを“update"と記入し、図2の送信データ
蓄積部13aで管理している図9の実データストアテー
ブル(dstore)91において、「update」処理前のデー
タのSQLステートメントを、“delete"として登録
し、その後、ステップ504の処理にあるように、図2
の送信データ蓄積部13aで管理している図9の実デー
タストアテーブル(dstore)91において、「update」
処理後のデータのSQLステートメントを“insert"と
して登録する。
【0048】次に、図4におけるWWWブラウザの画面
51を介してのアプリケーションデータベース40に対
するデータ更新が、入力例52の内容で行なわれるもの
として、図5の処理に関して説明する。まず、図4にお
けるWWWブラウザの画面51上で、操作者により、入
力例52で示される内容で、「受付日:1998052
0123000」、「支店名:長野」、「氏名:信越太
郎」等が入力されると、その情報は、「オートナンバ
ー:1」および数値型が自動的に付与され、送信対象の
データべースであるアプリケーションデータベース40
に送信登録される。
【0049】これと同時に、データべースに設定されて
いるテーブルトリガ(アプリケーションデータベース4
0のデータに「insert」、「delete」、「update」等の
処理が行なわれたとき自動的に起動するプログラム)の
機能により一時テーブルに記憶されたデータに基づき、
図2の送信データ管理部13cは、図6のsendmgテーブ
ル1に示されるように、処理するデータ管理番号として
の「トランザクションID:0000000001」、
「サービスID:3」、「転送方向:送信」、「SQL
ステートメント:insert」、「転送ステータス:
未」、「テーブル識別ID:1」、「データ生成日時:
1998 5 20 4:30PM」、「最終データ更
新日時:1998 5 20 4:30PM」の各デー
タを取得し、図7の送信データ管理テーブル(sendmg)
71に登録する。
【0050】また、同じ内容で、図2の送信データ蓄積
部13aは、図9の実データストアテーブル(dstore)
91に示すように、「トランザクションID:0000
000001」、「サービスID:3」、「SQLステ
ートメント:insert」、「データ識別子:056
(数値型)」、「実データ:1(オートナンバー)」、
「トランザクションID:0000000001」、
「サービスID:3」、「SQLステートメント:in
sert」、「データ識別子:039(文字型)」、
「実データ:19980520123000(受付
日)」、「トランザクションID:000000000
1」、「サービスID:3」、「SQLステートメン
ト:insert」、「データ織別子:039(文字
型)」、「実データ:長野(支店名)」、「トランザク
ションID:0000000001」、「サービスI
D:3」、「SQLステートメント:insert」、
「データ識別子:039(文字型)」、「実データ:信
越太郎(氏名)」として、図7の送信データ管理テーブ
ル(sendmg)71における登録データ数と同じ数のレコ
ードを登録する。
【0051】例えば、図4におけるWWWブラウザの画
面51で「受付日」、「支店名」、「氏名」が入力さ
れ、入力例52での「オートナンバー」と合わせて4つ
のデータが登録された場合、実データストアテーブル
(dstore)91においては、同じ「トランザクションI
D」のデータは4つできる。これにより、データのカラ
ム数に関係なくデータを転送できる。尚、トリガの処理
は、図5で説明したように、転送対象データが「inser
t」または「de1ete」されたものか、あるいは、「updat
e」されたものかによって異なる。
【0052】このように、図9の実データストアテーブ
ル(dstore)91における「トランザクションID」
は、図7の送信データ管理テーブル(sendmg)71にお
ける「トランザクションID」と1対1の関係になって
おり、この「トランザクションID」と「サービスI
D」によって送信対象データを確定することができる。
【0053】すなわち、送信データ管理テーブル(send
mg)71における「転送ステータス」は、アプリケーシ
ョンデータベース40の更新が、他イントラネットに反
映されどうかを表わすものであり、送信データに対応す
る命令メールを作成する際には、まず、送信データ管理
部13cにおける「転送ステータス」が「未」となって
いるデータの「トランザクションID」を取得し、その
IDと一致するデータ(送信対象データ)を実データス
トアテーブル(dstore)91から取得する。
【0054】尚、実データストアテーブル(dstore)9
1における「データ識別値」には、データ型が記入さ
れ、これにより、データの型に関係なく転送でき、ま
た、「実データ」のカラムには、実際に記入されたデー
タの値が登録される。
【0055】図10の送受信テーブル情報(tbinfo)1
01は、サービス開始にあたって、インターネット間で
のデータをあわせるための大量データ一括送信(初期同
期処理)時に用いるものであり、この初期同期処理時
に、送信対象データベース(図4のアプリケーションデ
ータベース40)のデータベース名、送受信対象テーブ
ル名を取得し、「サービスID」に各テーブルの識別子
(「テーブル識別ID」)を対応付け、この「テーブル
識別ID」で識別される各テーブルのデータを、図9の
実データストアテーブル(dstore)91に登録し、その
管理情報として、「テーブル識別ID」を図7の送信デ
ータ管理テーブル(sendmg)71にも登録する。これに
より、テーブルが複数ある場合にも、送受信テーブル情
報(tbinfo)101において、「テーブル識別ID」に
よってテーブルを識別できる。
【0056】次に、図11〜図15を用いて、図2にお
けるメール作成部(デー夕作成・メール送信タスク)1
7に係わる処理動作例を説明する。
【0057】図11は、図2におけるメール作成部の処
理動作例を示すフローチャートであり、図12は、図2
における送信データ蓄積部で用いられる実データストア
テーブルの詳細構成要素例を示す説明図、図13は、図
2におけるメール作成部で作成されたメール本文の構成
例を示す説明図、図14は、図2における転送管理部で
用いられる送信タスク管理テーブルの構成例を示す説明
図、図15は、図2におけるメール管理部で用いられる
サービス管理情報テーブルの構成例を示す説明図であ
る。
【0058】以下、図11における処理を説明する。メ
ール作成部17は、起動されると、図2における送信デ
ータ管理部13cで管理している図7の送信データ管理
テーブル(sendmg)71に未送信データが存在するか否
かをチェックする(ステップ1101)。
【0059】未送信データが存在する場合は、送信デー
タ管理テーブル(sendmg)と、図2の送信データ蓄積部
13aで管理している図12に示す実データストアテー
ブル(dstore)121を参照して、未送信の送信データ
を取得し、図13に示すメール本文131を作成した
後、図15に示す内容の、図2のメール管理部13dで
用いるサービス管理情報テーブル(mailmg)151をも
とに送信先アドレス、メール識別用のsubject
(後述の図17で示す)を作成する(ステップ110
2)。
【0060】そして、作成したメールのサイズが、図1
5におけるサービス管理情報テーブル(mailmg)151
にユーザが設定した「メール送信最大サイズ」を超える
か、送信データをすベてメール本文に記入した後にメー
ルを送信する(ステップ1103)。
【0061】その後、図14に示す送信タスク管理テー
ブル(transmg)141に、送信したメールの情報を登
録する(ステップ1104)。尚、ステップ1101の
処理において、図2における送信データ管理部13cで
管理している図7の送信データ管理テーブル(sendmg)
71に未送信データが存在しない場合はメールを送信し
ない。
【0062】次に、図16〜図22を用いて、図3にお
ける更新情報作成部(デー夕取込・データ登録タスク)
18に係わる処理動作例を説明する。
【0063】図16は、図3における更新情報作成部の
処理動作例を示すフローチャートであり、図17は、図
3における更新情報作成部で受信するデータ処理要求時
のメールの構成例を示す説明図、図18は、図3におけ
る更新情報作成部で受信する再送信要求時のメールの構
成例を示す説明図、図19は、図3における更新情報作
成部で用いられる送信データ管理テーブルの第1の構成
例を示す説明図、図20は、図3における更新情報作成
部で用いられる実データストアテーブルの構成例を示す
説明図、図21は、図3における更新情報作成部で用い
られる送信データ管理テーブルの第2の構成例を示す説
明図、図22は、図3における更新情報作成部で用いら
れる送信タスク管理テーブルの構成例を示す説明図であ
る。
【0064】以下、図16における処理を説明する。更
新情報作成部18は、起動されると、まず、正規な「s
ubject」のメールが届いているか否かをチェック
し(ステップ1601)、届いている場合は、処理結果
再送要求メールか否かをチェックする(ステップ160
2)。ここで、処理結果再送要求メールでない場合の
「subject」は、図17におけるメール(データ
処理要求時)171で示すように「i/e/20/・・
・」とし、また、処理結果再送要求メールの場合の「s
ubject」は、図18におけるメール(再送信要求
時)181で示すように「i/e/50/・・・」とす
る。
【0065】届いているメールが処理結果再送要求メー
ルでない場合は、図22の送信タスク管理テーブル(tr
ansmg)212に、既に登録されていないかをチェック
し(ステップ1603)、初めての処理の場合は、メー
ル本文に従って、図19の送信デー夕管理テーブル(se
ndmg)191と、図20の実データストアテーブル(ds
tore)201にデータを反映させる(ステップ160
4)。
【0066】その後、所定のプログラムによって、図2
0における実データストアテーブル(dstore)201の
内容を、転送対象のデー夕べースのテーブルに登録し、
図21の送信データ管理テーブル(sendmg)211にお
ける「転送ステータス」を「済」にし、かつ、「最終デ
ータ更新日時」を更新する(ステップ1605)。
【0067】このデータベースへの登録を監視し、その
結果(成功/失敗)を、後述の図24、図25で示すメ
ール形式で作成して、命令メールの送信元に送信するよ
うメールサーバに依頼する(ステップ1606)。そし
て、図22における送信タスク管理テーブル(transm
g)212にデータを書き込み、所定プログラムを起動
して、受信したメールをすべて読込み済みにする(ステ
ップ1607)。
【0068】尚、ステップ1601での「subjec
t」のチェック処理において、正規なsubjectの
メールが届いていない場合は、何もしないで処理を終了
する。また、ステップ1602での再送要求メールチェ
ック処理において、処理結果メールの再送を要求するメ
ールが届いていた場合は、図22における送信夕スク管
理テーブル(transmg)212に、タスクIDが一致す
るデータが存在するかどうかをチェックする(ステップ
1608)。
【0069】存在する場合は、送信夕スク管理テーブル
(transmg)212から該当タスクIDの「タスク処理
状況」を読み取り、「成功」している場合は、処理結果
を「成功」としてメールを送信する(ステップ160
9)。また、送信夕スク管理テーブル(transmg)21
2の該当タスクIDの「タスク処理状況」が「失敗」、
または、タスクIDの一致するデー夕が存在しない場合
は、処理結果を「失敗」としてメールを送信する(ステ
ップ1610)。
【0070】また、ステップ1603でのタスク管理テ
ーブルの検索時の処理において、メールのsubjec
tに書かれたタスクIDと一致するデータが存在する場
合は、既に処理済みであることをメールに記入して送信
する(ステップ1611)。
【0071】次に、図23〜図27を用いて、図2にお
ける作業結果管理部(作業結果メール取・作業結果登録
タスク)19に係わる処理動作例を説明する。
【0072】図23は、図2における作業結果管理部の
処理動作例を示すフローチャートであり、図24は、図
2における作業結果管理部で受信する作業成功時のメー
ルの構成例を示す説明図、図25は、図2における作業
結果管理部で受信する作業失敗時のメールの構成例を示
す説明図、図26は、図2における作業結果管理部で用
いられる送信タスク管理テーブルの構成例を示す説明
図、図27は、図2における作業結果管理部で用いられ
る送信データ管理テーブルの構成例を示す説明図であ
る。
【0073】以下、図23における処理を説明する。作
業結果管理部19は、起動されると、まず、メールが届
いているかどうかを判定し(ステップ2301)、届い
ている場合は、正規な「subject」のメールかど
うかをチェックする(ステップ2302)。すなわち、
「subject」の内容が、図2のメール管理部13
dで管理しているサービス管理情報テーブル(mailmg)
に登録されたメール認証キーと一致し、かつ、タスクク
ラスが「40(処理結果)」または「41(再送要求結
果)」であれば正規なメールと判断する。
【0074】例えば、図24に示すメール241と、図
25に示すメール251は、いずれもタスククラスが
「40」であり、正規のメールとして判断される。次
に、図26におけるタスク管理テーブル(transmg)2
61に、「夕スクID」が一致し、かつ、「タスク処理
状況」が「成功」のデー夕が存在するか否かを判別する
(ステップ2303)。
【0075】図26においては、「タスク処理状況」が
「返待」であり、存在しない、すなわち、未処理または
再送要求中との判別結果となる。この場合、夕スク管理
テーブル(transmg)のタスク処理状況を、メールに記
入された結果に従って更新する(ステップ2304)。
メールに記入された結果が「成功」であれば、図26に
おけるタスク管理テーブル(transmg)262に示すよ
うに、「タスク処理状況」を「成功」に更新し、また、
「コメント」を「commitは成功しました」に、「データ
更新日時」を「1998 5 20 6:50PM」に更新する。
【0076】さらに、メールの結果が「成功」の場合に
は(ステップ2305)、図27の送信データ管理テー
ブル(sendmg)271で示すように、その「転送ステー
夕ス」を「済」に更新し(ステップ2306)、その
後、所定のプログラムを起動して、受信したメールをす
べて読込み済みにする(ステップ2307)。また、ス
テップ2305の処理において、メールの結果が「失
敗」であれば、送信データ管理テーブル(sendmg)は更
新せず、ステップ2307の処理に進み、受信メールを
すべて読込み済みにする。
【0077】尚、ステップ2303での処理において、
図26に示すタスク管理テーブル(transmg)261と
異なり、「タスクID」は一致するが、「タスク処理状
況」に「成功」とのデータが存在する場合は、メールの
着信順序の入れ替わりなどによって既にデータは登録済
みであるので、二重登録を避けるために、処理結果を更
新しない。
【0078】また、ステップ2302の処理において、
正規な「subject」のメールが届いていない場合
には、結果再送要求メールを送信した後(ステップ23
08)、ステップ2307の処理を行ない、さらに、ス
テップ2301の処理において、メールが届いていない
場合には、結果再送要求メールを送信して(ステップ2
309)、処理を終了する。
【0079】図28と図29および図30は、図1にお
けるイントラネット間での本発明に係わる処理動作例を
示すシーケンス図である。本例は、図28において、
「1.正常処理」と「2.再送要求処理」の内の
「(1)処理結果が未到着の場合」の処理を示し、ま
た、図29において、「2.再送要求処理」の内の
「(2)送信メールが未到着の場合」と「(3)送信側
のメールが2通とも未到着の場合」の処理を示し、そし
て、図30において、「2.再送要求処理」の内の
「(4)結果メールが2通とも未到着の場合」の処理を
示している。
【0080】まず、図28における「1.正常処理」を
説明する。例えば図1におけるA社イントラネット10
等の送信側から、送信データをメールに記入して送信す
ると、例えば図1におけるB社イントラネット20等の
受信側では、受け取ったメールの内容を確認し、対応す
るデータの登録を行ない、その後、その登録処理結果
(成功/失敗)を示すメールを送信側に送り出す。処理
結果メールを受信した送信側では、そのメールの内容を
確認して、送信したデータに関しての処理状況を管理し
ているテーブルの更新等を行なう。
【0081】次に、図28における「2.再送要求処
理」の内の「(1)処理結果が未到着の場合」、すなわ
ち、受信側からの処理結果メールが未到着の場合の処理
を説明する。送信側から送信データをメールに記入して
送信すると、受信側で、受け取ったメールの内容確認、
データの登録、処理結果メールの送信が行なわれるが、
この処理結果メールが送信側に届かない場合、送信側か
ら受信側に、処理結果メールの再送信をメールで要求す
る。尚、この時、送信側では、処理結果はメール未到着
で失敗とする。
【0082】送信側から再送要求メールが届くと、受信
側は、前回のデータの処理結果を確認して送信側に再度
送り出す。この処理結果メールを受信した送信側では、
そのメールの内容を確認して、送信したデータに関して
の処理状況を管理しているテーブルの更新等を行なう。
【0083】次に、図29における「2.再送要求処
理」の内の「(2)送信メールが未到着の場合」、すな
わち、送信側からの送信データメールが受信側に到着し
ない場合の処理を説明する。送信側から送信データをメ
ールに記入して送信しても、受信側に届かない場合、受
信側では何もしないので、送信側には、受信側からの処
理結果メールが届かない。
【0084】このような状態において送信側では、着信
メールチェック時に、受信側からの処理結果メールが届
いていないことを判別して、処理結果メールを再送信す
るよう要求する再送要求メールを送信する。尚、処理結
果は、処理結果メール未到着であり、失敗とする。この
再送要求メールを受信すると、受信側では、受け取った
メールの内容を確認して、前回の送信データを記入した
メールが未到着のため処理を行なっていないことを記入
したメールを作成して、送信側に送信する。送信側で
は、そのメールの内容を確認すると、当該送信データの
メールを再送信する。
【0085】次に、図29における「2.再送要求処
理」の内の「(3)送信側のメールが2通とも未到着の
場合」、すなわち、送信側からの再送要求メールも受信
側に到着しない場合の処理を説明する。送信側から送信
データをメールに記入して送信しても、受信側に届かな
い場合、受信側では何もしないので、送信側には、受信
側からの処理結果メールが届かない。
【0086】このような状態において送信側では、着信
メールチェック時に、受信側からの処理結果メールが届
いていないことを判別して、処理結果メールを再送信す
るよう要求する再送要求メールを送信する。尚、処理結
果は、処理結果メール未到着であり、失敗とする。この
再送要求メールも、受信側に届かない場合には、受信側
では何もしないので、送信側には、受信側からの処理結
果メールが届かない。
【0087】次に、図30における「(4)結果メール
が2通とも未到着の場合」、すなわち、受信側からの処
理結果再送信用のメールも送信側に到着しない場合の処
理を説明する。送信側から送信データをメールに記入し
て送信すると、受信側で、受け取ったメールの内容確
認、データの登録、処理結果メールの送信が行なわれる
が、この処理結果メールが送信側に届かない場合、送信
側から受信側に、処理結果メールの再送信をメールで要
求する。尚、この時、送信側では、処理結果はメール未
到着で失敗とする。
【0088】送信側から再送要求メールが届くと、受信
側は、前回のデータの処理結果を確認して送信側に再度
送り出す。この前回のデータの処理結果のメールも、送
信側に届かない場合、送信側は、前回の送信データの送
信が失敗になっているので、この前回の送信データに、
その後、新たに登録されたデータを追加したメールを受
信側に送信する。
【0089】このメールを受信した受信側では、最初の
送信データメールに対応するデータ登録処理が失敗して
いる場合、今回送信されてきたメールの内容に従ってデ
ータの登録を行ない、その処理結果メールを送信する。
また、成功している場合には、今回送信されてきたメー
ルの中に前回登録済みのデータが存在するため、データ
の二重登録となり、今回は「失敗」となる。そして、登
録済みのデータの最新情報をメールに記入して、処理結
果メールとして送信する。送信側では、受信側から送ら
れてきた処理結果メールの最新登録データ情報を参照し
て、次回、送信するデータを受信側と一致させる。
【0090】以上、図1〜図30を用いて説明したよう
に、本例のイントラネットは、WWWブラウザを利用し
ているクライアントからWWWサーバにアクセスし、デ
ータベースのデータの書き換え等を行った場合、データ
ベースサーバにおいて、書き換えの命令と、書き換え用
のデータとを電子メールの型に変換して、メールサーバ
およびファイアウォールを介してインターネット経由
で、必要な他のイントラネットに送信することにより、
送信側のDBと受信側のDBの内容を一致させるので、
従来のように専用線や外部記憶媒体を用いる必要がな
く、エクストラネットにおけるデータベースの管理を効
率的に行なうことができる。
【0091】また、ファイアウォールの設定により、電
子メールの配送プロトコルであるSMTPのみが通過可
能である閉域ネットワーク(イントラネット)であるの
で、外部からの侵入の防止や、暗号さえをかけておけ
ば、盗聴を防止することができる。
【0092】尚、本発明は、図1〜図30を用いて説明
した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例
のデータベースサーバの構成を、データベースサーバ機
能を有するイントラネット・サーバ、すなわち、イント
ラネット・サーバのデータベースエンジンに適用するこ
とも可能である。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、複数の企業のそれぞれ
が構築しているイントラネット内で保有する各データベ
ースに対する新規登録、削除、変更等の更新処理を行っ
た場合にも、その更新処理したデータベースから他のイ
ントラネットのデータベースに発信される更新情報が、
ファイアウォール等のハイレベルなセキュリティを設け
たインターネットを通過できるので、専用線や外部記憶
媒体を用いることなく、複数のイントラネット内の各デ
ータベースの同一性を効率良く保持させることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイントラネットの本発明に係る構成の
一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるデータベースサーバの本発明に係
わる構成例の一部分を示すブロック図である。
【図3】図1におけるデータベースサーバの本発明に係
わる構成例の残り部分を示すブロック図である。
【図4】図2におけるアプリケーションデータベースの
更新操作例を示す説明図である。
【図5】図4における更新操作等に対応する図2におけ
るトランザクションデータ作成タスクの処理動作例を示
すフローチャートである。
【図6】図2における送信データ管理部が生成するテー
ブルの構成例を示す説明図である。
【図7】図2における送信データ管理部で管理する送信
データ管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図8】図2における送信データ蓄積部が生成するテー
ブルの構成例を示す説明図である。
【図9】図2における送信データ蓄積部で管理する実デ
ータストアテーブルの構成例を示す説明図である。
【図10】更新対象のデータベースのテーブルの識別情
報を登録したテーブルの構成例を示す説明図である。
【図11】図2におけるメール作成部の処理動作例を示
すフローチャートである。
【図12】図2における送信データ蓄積部で用いられる
実データストアテーブルの詳細構成要素例を示す説明図
である。
【図13】図2におけるメール作成部で作成されたメー
ル本文の構成例を示す説明図である。
【図14】図2における転送管理部で用いられる送信タ
スク管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図15】図2におけるメール管理部で用いられるサー
ビス管理情報テーブルの構成例を示す説明図である。
【図16】図3における更新情報作成部の処理動作例を
示すフローチャートである。
【図17】図3における更新情報作成部で受信するデー
タ処理要求時のメールの構成例を示す説明図である。
【図18】図3における更新情報作成部で受信する再送
信要求時のメールの構成例を示す説明図である。
【図19】図3における更新情報作成部で用いられる送
信データ管理テーブルの第1の構成例を示す説明図であ
る。
【図20】図3における更新情報作成部で用いられる実
データストアテーブルの構成例を示す説明図である。
【図21】図3における更新情報作成部で用いられる送
信データ管理テーブルの第2の構成例を示す説明図であ
る。
【図22】図3における更新情報作成部で用いられる送
信タスク管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図23】図2における作業結果管理部の処理動作例を
示すフローチャートである。
【図24】図2における作業結果管理部で受信する作業
成功時のメールの構成例を示す説明図である。
【図25】図2における作業結果管理部で受信する作業
失敗時のメールの構成例を示す説明図である。
【図26】図2における作業結果管理部で用いられる送
信タスク管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図27】図2における作業結果管理部で用いられる送
信データ管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図28】図1におけるイントラネット間での本発明に
係わる処理動作例の1/3部分を示すシーケンス図であ
る。
【図29】図1におけるイントラネット間での本発明に
係わる処理動作例の2/3部分を示すシーケンス図であ
る。
【図30】図1におけるイントラネット間での本発明に
係わる処理動作例の3/3部分を示すシーケンス図であ
る。
【図31】ファイアウォール対応にイントラネット・デ
ータベース間でのデータ転送を行なうための従来のシス
テムを示すブロック図である。
【図32】ファイアウォール対応にイントラネット・デ
ータベース間でのデータ転送を行なうための従来の他の
システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
10:A社イントラネット、20:B社イントラネッ
ト、30:インターネット、11,21:ブラウザ、1
2,22:WWWサーバ、13,23:データベースサ
ーバ(DBサーバ)、14,24:メールサーバ、1
5,25:ファイアウォール(FW)、16,26:ネ
ットワーク、17,27:メール作成部(データメール
作成・メール送信タスク)、18,28:更新情報作成
部(データメール取込・データ登録タスク)、19,2
9:作業結果管理部(作業結果メール取込・作業結果登
録タスク)、13a,13b:送信データ蓄積部(第
1,n送信データストアテーブル)、13c:送信デー
タ管理部(送信データ管理テーブル)、13d:メール
管理部(メール管理テーブル)、13e:メッセージ管
理部(メッセージ管理テーブル)、13f:転送管理部
(転送管理テーブル)、18a:データベース登録部
(APデータベース登録)、18b:結果メール作成部
(作業結果メール作成・メール送信)、19a:作業結
果登録・更新部(作業結果登録・更新)、19b:リト
ライ要求部(メール(リトライ)の送信)、40:アプ
リケーションデータベース(APデータベース)、4
1,42:トランザクションデータ作成タスク、51:
WWWブラウザの画面、52:入力例、61:sendmgテ
ーブル、71:送信データ管理テーブル(sendmg)、8
1:dstoreテーブル、91:実データストアテーブル
(dstore)、101:送受信テーブル情報(tbinfo)、
121:実データストアテーブル(dstore)、131:
メール本文、141:送信タスク管理テーブル(transm
g)、151:サービス管理情報テーブル(mailmg)、
171:メール(データ処理要求時)、181:メール
(再送信要求時)、191:送信デー夕管理テーブル
(sendmg)、201:実データストアテーブル(dstor
e)、211:送信データ管理テーブル(sendmg)、2
12:送信タスク管理テーブル(transmg)、241,
251:メール、261,262:送信タスク管理テー
ブル(transmg)、271:送信データ管理テーブル(s
endmg)、280:専用線、281,291:A社イン
トラネット、282,292:B社イントラネット、2
81a,281b、282a,282b:クライアン
ト、281c,282c:データベースサーバ(DBサ
ーバ)、281d,282d:社内用WWWサーバ、2
81e,281i,282e,282i:ルータ、28
1f,282f:メールサーバ、281g,282g:
ファイアウォール(FW)、281h,282h:WW
Wサーバ(SSL対応)、283:インターネット、2
90:外部記憶媒体(外部媒体)、291a,292
a:入出力装置(入力装置,出力装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58 (72)発明者 泉 貴文 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 松田 勝人 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 安藤 元久 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 丸山 修一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 服部 法義 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B082 GA02 GB02 GB07 HA08 5B089 GA11 GB02 GB03 HA10 HB07 JA31 KA04 KA13 KC28 LA01 5K030 GA11 HA06 HC01 HC14 HD07 KA01 KA04 KA07 LA01 LE03 LE11 5K033 BA13 CB04 CB08 DA06 DB12 DB14 DB19 EC04 9A001 CC02 JJ12 JJ14 JJ25 JJ27 LL01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースサーバとメールサーバおよ
    びWWWサーバを具備し、インターネットに接続してエ
    クストラネットを構成するイントラネットにおいて、自
    データベースの更新に合わせて他のイントラネットのデ
    ータベースを更新させるために他のイントラネットのデ
    ータベースサーバに通知する更新情報を基に、該更新情
    報に対応した電子メール(命令メール)を作成するメー
    ル作成手段と、他のイントラネットから受信した上記命
    令メールから上記更新情報を作成する更新情報作成手段
    とを有し、上記更新情報を、電子メールによりインター
    ネット経由で他のイントラネットとやり取りすることを
    特徴とするイントラネット。
  2. 【請求項2】 メールサーバとWWWサーバを有し、イ
    ンターネットに接続してエクストラネットを構成するイ
    ントラネットに設けられたデータベースサーバであっ
    て、自データベースの更新に用いた命令とデータとから
    なる送信データを蓄積する送信データ蓄積手段と、上記
    送信データを電子メールのフォーマットに変換して命令
    メールを作成する命令メール作成手段と、上記命令メー
    ルを上記メールサーバに送信依頼するメール送信手段
    と、他イントラネットから受信した上記命令メールを取
    り込むメール取込手段と、取り込んだ上記命令メールか
    ら命令とデータを分離して、該命令とデータを用いて自
    データベースを更新するデータベース登録手段とを有
    し、上記送信データを電子メールに変換し、メールサー
    バを介してインターネット経由で他のイントラネットに
    通知することを特徴とするデータベースサーバ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデータベースサーバに
    おいて、他のイントラネットから送られてきた上記命令
    メールに基づく自データベースの更新処理の結果データ
    を電子メールのフォーマットに変換し、上記命令メール
    の送信元のイントラネットのデータベースサーバ宛の作
    業結果メールを作成して上記メールサーバに送信依頼す
    る手段を有することを特徴とするデータベースサーバ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータベースサーバに
    おいて、受信した上記作業結果メールに基づき、当該送
    信データに対応した他のイントラネットでのデータ更新
    状況を管理する作業結果管理手段を有することを特徴と
    するデータベースサーバ。
  5. 【請求項5】 請求項3もしくは請求項4のいずれかに
    記載のデータベースサーバにおいて、他のイントラネッ
    トからの上記作業結果メールが未到着の場合、当該作業
    結果メールの再送を要求する結果再送要求メールを作成
    して上記メールサーバに送信依頼する手段を有すること
    を特徴とするデータベースサーバ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデータベースサーバに
    おいて、上記結果再送要求メールの受信時、該結果再送
    要求メールで要求される処理に対応する命令メールを検
    索し、無ければ、対応する命令メールの再送を要求する
    命令再送要求メールを作成して上記メールサーバに送信
    依頼する命令再送要求手段を有することを特徴とするデ
    ータベースサーバ。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のデータベースサーバに
    おいて、上記結果再送要求メールの送信時、新たな命令
    メールがあれば、上記結果再送要求メールの代わりに、
    該結果再送要求メールに対応する旧命令メールに上記新
    たな命令メールを追加した追加命令メールを作成して上
    記メールサーバに送信依頼する手段を有することを特徴
    とするデータベースサーバ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデータベースサーバに
    おいて、上記追加命令メールの受信時、上記旧命令メー
    ルに対応する処理が終了していれば、既に処理済みであ
    ることを通知するメールを作成して上記メールサーバに
    送信依頼する手段を有することを特徴とするデータベー
    スサーバ。
  9. 【請求項9】 請求項2から請求項8のいずれかに記載
    のデータベースサーバにおいて、上記送信データ毎の上
    記命令メールによる送信処理状況を記憶する送信データ
    管理手段と、上記送信データのメール転送に用いる送信
    先アドレスおよびメール送信最大サイズを含む転送情報
    を記憶するメール管理手段と、受信した命令メールに基
    づき、該命令メールの送信元データベースサーバの上記
    送信データ管理手段が記憶する同じ内容で、上記送信デ
    ータ毎の上記命令メールによる受信処理状況を記憶する
    受信データ管理手段と、上記命令メールとして転送した
    上記送信データに対する他のイントラネットでの処理状
    況、および、他のイントラネットから上記命令メールと
    して転送されてきた上記送信データに対する自イントラ
    ネットでの処理状況を記憶する転送管理手段と、受信し
    た上記命令メールが上記メール取込手段で取り込まれた
    か否かの情報を記憶するメッセージ管理手段とを有する
    ことを特徴とするデータベースサーバ。
  10. 【請求項10】 データベースサーバとメールサーバお
    よびWWWサーバを具備し、インターネットに接続して
    エクストラネットを構成するイントラネットによるデー
    タ転送方法であって、自データベースの更新に合わせて
    他のイントラネットのデータベースを更新させるために
    他のイントラネットのデータベースサーバに通知する更
    新情報を基に、該更新情報に対応した電子メール(命令
    メール)を作成するステップと、他のイントラネットか
    ら受信した上記命令メールから上記更新情報を作成する
    ステップとを有し、上記更新情報を、電子メールにより
    インターネット経由で他のイントラネットとやり取りす
    ることを特徴とするイントラネットのデータ転送方法。
  11. 【請求項11】 メールサーバとWWWサーバを有し、
    インターネットに接続してエクストラネットを構成する
    イントラネットに設けられたデータベースサーバによる
    データ転送方法であって、自データベースの更新に用い
    た命令とデータとからなる送信データを蓄積するステッ
    プと、上記送信データを電子メールのフォーマットに変
    換して命令メールを作成するステップと、上記命令メー
    ルを上記メールサーバに送信依頼するステップと、他イ
    ントラネットから受信した上記命令メールを取り込むス
    テップと、取り込んだ上記命令メールから命令とデータ
    を分離して、該命令とデータを用いて自データベースを
    更新するステップとを有し、上記送信データを電子メー
    ルに変換し、メールサーバを介してインターネット経由
    で他のイントラネットに通知することを特徴とするデー
    タベースサーバのデータ転送方法。
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