JP2000142102A - モール取付構造、モール取付装置及びモール取付方法 - Google Patents

モール取付構造、モール取付装置及びモール取付方法

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JP2000142102A
JP2000142102A JP10317601A JP31760198A JP2000142102A JP 2000142102 A JP2000142102 A JP 2000142102A JP 10317601 A JP10317601 A JP 10317601A JP 31760198 A JP31760198 A JP 31760198A JP 2000142102 A JP2000142102 A JP 2000142102A
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剛 明間
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和宏 高尾
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ブラインドシールドモールを含むモールの取
付強度を高く維持するとともに、クリップの固定の手間
を少なくしてコストの低廉化を図る。 【解決手段】 モール取付装置は、ブラインドリベット
2とクリップ3から成り、ブラインドリベットは、一端
にフランジが形成された中空筒状体の金属製リベット本
体とリベット本体を貫通して延びる金属製マンドレルと
を有し、クリップは、車体に固定されるベース部とベー
ス部から板状に連続して延びたモール保持部を有し、モ
ール保持部には、モールの係止端部を受け入れて挟持す
る挟持部分と挟抜け止めを成す係止爪23を有する。ク
リップには、モール切り欠き部係止部25が形成され、
モールには前記モール切り欠き部係止部に係止する切り
欠き部が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体にモールを取
付けるモール取付構造、このモール取付構造に使用する
モール取付装置、並びにモール取付方法に関し、特に、
ウインドシールドガラスの端面と該ガラスを取り付ける
車体開口部に隣接する車体の垂直壁との間の隙間を塞ぐ
ためのウインドシールドモールの取付けに適したモール
取付技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントウインドシールドガラ
スと車体との間にできる隙間を覆うウインドシールドモ
ールは、その隙間の形状から細長く形成されるが、強い
風圧を受けるためにその長さ全体に渡って強固に取付け
られねばならない。そのため、一般には、車体開口部に
固定されるウインドシールドガラスの端面に対向する車
体の垂直壁には、所定範囲に長く形成された金属製モー
ル取付用リテーナを、ガラス端面との隙間に沿ってリベ
ット等によって固着し、このリテーナに細長いモールの
係止縁部を押し込んで取付けている。リテーナには防錆
等の関係からSUS材と呼ばれるステンレス鋼が用いら
れているが、隙間の形状に合わせて曲げたり、プレス加
工したりする加工処理に手間がかかり、またそのために
費用もかかっていた。これとは別に、実公昭55−38
71号公報は、ブラインドリベットのリベット本体を段
付きに形成してそのリベット本体を車体面に締結し、段
付き部分にモール係止クリップを取付けてモールの係止
縁部を係止させるモール取付構造を開示している。特に
この公報記載のブラインドリベットにはリベット本体に
キャップがかぶせてあり締結時の密封性を向上してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の技術ではモール係止クリップが車体壁面に不動になる
ほどに強固に取付けられていないので、モールの支持強
度が十分ではなかった。実公昭57−48654号公報
には、ドアの窓部分の開口の縁部にモールを取付けるた
め、ブラインドリベットによってモール係止クリップを
車体に締結し、固定されたモール係止クリップにモール
を押し込んで取付けるモール取付構造が開示されてい
る。このモール係止クリップはブラインドリベットによ
って強固に車体に固定されるが、モール係止クリップ
は、ウインドシールドガラスの端面と車体垂直壁との間
の隙間を塞ぐためのウインドシールドモールを受け入れ
るものではない。
【0004】従って、本発明の目的は、ウインドシール
ドモールを含むモールの取付強度を高く維持するととも
に、クリップの固定の手間を少なくしてコストの低廉化
を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明による車体にモールを取り付けるモール取付
構造は、ブラインドリベットとクリップとから成り、ブ
ラインドリベットは、一端にフランジが形成された中空
筒状体の金属製リベット本体と該リベット本体を貫通し
て延びる金属製マンドレルとを有し、該マンドレルには
リベット本体のフランジとは反対側の端部に拡径頭部が
形成され且つ中間に破断可能な小径部分が形成されてお
り、クリップは、車体に固定される板状のベース部と該
板状のベース部から板状に連続して延びたモール保持部
とを有し、ベース部には、リベット本体を受け入れてブ
ラインドリベットを該ベース部に対して直立した状態で
支持する穴が形成されており、モール保持部には、該モ
ール保持部及びベース部を含む平面に平行な方向に挿入
されるモールの係止端部を受け入れて挟持する挟持部分
と、挟持した前記係止端部に係止して抜け止めをなす係
止爪とを有し、更に、クリップには、前記モールの挿入
方向に見て前記挟持部分及び係止爪よりも突出してモー
ル切り欠き部係止部が形成されており、該モール切り欠
き部係止部には、モール切り欠き部の縁部に係止して保
持するスリットが形成されており、モールには前記モー
ル切り欠き部係止部に係止する切り欠き部が形成されて
おり、リベット本体を車体取付穴に挿入した状態でマン
ドレルを破断するように引っ張ることによってクリップ
が車体に強固に固定され、モールをその切り欠き部がク
リップのモール切り欠き部係止部に対応するように位置
決めして、該モールをモール保持部及びベース部を含む
平面に平行な方向に挿入することによってモールが車体
に取付けられることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、クリップがブラインドリベッ
トによって強固に車体壁面に固定されており、モール
を、その切り欠き部がクリップのモール切り欠き部係止
部に対応するように位置決めしてクリップに対してモー
ルを車体壁面に沿うように移動するだけの簡単な操作に
よってモールの係止端部がクリップによって挟持され、
更に、モールの切り欠き部がクリップのモール切り欠き
部係止部に係止するので、モールは車体に強固に固定さ
れる。また、クリップの取付もブラインドリベット締結
工具によって簡単にできるのでコストの低減化が図れ
る。
【0007】本発明において、リベット本体の筒状部分
とマンドレルの頭部とを包囲するプラスチック製筒状キ
ャップを設けることができ、これによって、車体の取付
穴の密閉性を向上し、また車体及びブラインドリベット
の防錆を図ることができる。本発明において、ウインド
シールドモールを強固に保持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施例を説明する。本発明に係るモール取付装置1は、
図1のブラインドリベット2と図2のクリップ3とが図
3に示す状態に組み付けられている。モール取付装置1
は、ウインドシールドガラス等のガラスの端面とガラス
取付用開口に隣接する車体壁面との間の隙間を塞ぐ、例
えば図4に示すモール5を車体に取付ける。車体6とガ
ラス7との間の隙間にモール5を取付ける様子を図5〜
図9に示す。以下、各図を参照しながら、詳細に説明す
る。
【0009】図1において、ブラインドリベット2は、
一端にフランジ15が形成された中空筒状体の金属製の
リベット本体10と、リベット本体10を貫通して延び
る金属製のマンドレル11とからなる。マンドレル11
には、フランジ9と反対の端部側に拡径頭部13が形成
されている。また、マンドレル11には、頭部13とフ
ランジ9との間の部分に破断可能な小径部分14が形成
されている。更に、マンドレル11は、フランジ9から
リベット本体10より突出しており、この突出部分が、
締結工具(図示せず)のノーズのジョーに保持される。
ブラインドリベット2は、通常のブラインドリベットと
同様に、そのまま車体等に締結することができる。すな
わち、ブラインドリベット2のマンドレル11の突出部
分を締結工具に保持させ、車体の取付穴にマンドレル頭
部13を先頭にしてリベット本体10のフランジ9が接
面するまで挿入し、フランジ9から突出するマンドレル
11の部分を、マンドレル11がその小径部分14で破
断する程に、締結工具によって強く引っ張る。この引っ
張りによって、マンドレル11の拡径頭部13がリベッ
ト本体10を拡径するように変形させ、この拡径部分と
フランジ9とにより車体に固定することができる。
【0010】ブラインドリベット2において、リベット
本体10の筒状部分とマンドレル11の拡径頭部13と
は、プラスチック製の筒状キャップ15によって包囲さ
れている。キャップ15は、リベット本体10を覆って
この部分の防錆を図り、ブラインドリベット2を車体6
に締結した時には、車体6の取付穴の密封に大きく寄与
して車体の一方側から他方の側への水分等の浸入を防止
する。密封性及び防錆の向上のために、キャップ15の
フランジ9に隣接する部分にはフランジ9に合わせた形
状のフランジ17が形成されている。このフランジ17
は、リベット本体10のフランジ9と車体6の間に入っ
て、シールの座として機能するだけでなく、金属製フラ
ンジ9が車体6に直接接するのを防止して異種金属の接
触による錆の発生を防止する効果も奏する。
【0011】次に、図2(A)〜(E)を参照してプラ
スチック製クリップ3を説明する。クリップ3は、車体
に固定される板状のベース部18と、板状のベース部1
8から板状のまま連続してベース部18の両側に延び
た、2つのモール保持部19とから成り、クリップ3は
全体としてほぼ矩形の板状体で成る。ベース部18には
穴21が形成されており、この穴21は、キャップ15
で被覆されたリベット本体10を受け入れてブラインド
リベット2をベース部18の平面に対して直立した状態
で支持するように形成されている。各モール保持部19
は、モール保持部及びベース部を含む平面に平行な方向
すなわち側面図(B)において上下の方向に(図示の例
では上方から)挿入されるモールの係止端部を受け入れ
て挟持するU字形状の挟持部分22と、挟持したモール
係止端部に係止して抜け止めをなす係止爪23とを有す
る。これらの挟持部分22と係止爪23とは受け入れた
モール係止縁部を保持して抜け止めを行う限り任意の形
状でよい。クリップ3のベース部18には、モールの挿
入方向に見て挟持部分22及び係止爪23よりも突出
(図示の例では上方に突出)した位置に、ほぼ矩形の且
つ幅Cのモール切り欠き部係止部25が形成されてい
る。このモール切り欠き部係止部25には、モ−ルの切
り欠き部の縁部を受け入れて係止して保持するスリット
26が形成されている。なお、スリット26及び係止爪
23の上部すなわちモール挿入口部分は、外側に向けて
広がるようにテーパしており、モールをクリップ3に挿
入して保持するのを容易にしている。
【0012】クリップ3の両側縁には、車体にブライン
ドリベット2によって締結したクリップ3の回転を阻止
するためのストッパ27が形成されている。図示の例で
は、ストッパ27は車体の窓用開口部の底面に当ってク
リップ3の回転を阻止するように下方に延びた突起とし
て形成されている。かかるストッパ27はモールの回転
の阻止ができれば任意の形状でよい。
【0013】ブラインドリベット2のキャップ15をク
リップ3のベース部18の取付け穴21に挿入して、ブ
ラインドリベット2をベース部18に対して直立した状
体で保持し、モール取付装置1の組み付けを完了する。
この組み付け状態が図3に示されている。一般的には、
図3の組み付け完了状態で製品として流通することにな
る。しかし、ブラインドリベット2とクリップ3をそれ
ぞれ単品で取引することもできる。
【0014】使用に適したモール5が図4に示されてい
る。モール5は、ウインドシールドガラスの端面と車体
側壁面との間の隙間を塞ぐように、一定の長さを持つ細
長いウインドシールドモールとして形成されている。上
部にはガラス端面と車体側壁面の間の隙間を塞ぐ大きさ
の細長い平坦部29が形成され、この平坦部29の一縁
部からはモール取付装置1に係止する係止部30が下方
に延びている。この係止部30の下端縁には折り曲げ係
止縁部31が形成されており、これが、クリップ3のモ
ール保持部19の挟持部分22に入ってモール保持部1
9に保持され、また、係止爪23によって抜け止めがな
される。モール5の係止部30の所定位置には、高さA
で幅Bの矩形のモール切り欠き部33が形成されてい
る。モール切り欠き部30は、クリップ3のベース部1
8から突出して形成されたモール切り欠き部係止部25
を受け入れる形状に形成され、上縁部34が、スリット
26に受け入れられて、保持される。モール切り欠き部
33と、モール切り欠き部係止部25とは、モール5を
クリップ3の所定位置に位置決めする機能をなし、クリ
ップ3はブラインドリベット2によって車体に固定され
るので、モール5の車体への取付位置を定めることがで
きる。この場合、車体6の取付穴の位置の許容誤差及び
モール5のモール切り欠き部33の許容誤差を受け入れ
るように、モール切り欠き部係止部25の幅Cは、モー
ル切り欠き部33の幅Bより短く形成されるのが好まし
い。また、モール5が長くて複数のモール取付装置を必
要とする場合においても、モール取付装置の取付位置の
間隔の誤差を吸収できるようにモール切り欠き部33の
幅Bを大きくすることもできる。更に、モール切り欠き
部33の高さAは、上縁部34がスリット26に収まっ
てそれ以上のモール5の挿入時の沈み込みを防止するよ
うに選択されている。
【0015】図5乃至図7を参照しながらモール5の取
付作業を説明する。先ず、ブラインドリベット締結工具
(図示せず)のノーズのジョーに、図3のモール取付装
置1のブラインドリベット2のマンドレル11を先端か
ら挿入して把持させ、締結工具にモール取付装置1を保
持させる。締結工具を持って、ノーズ先端から延びるモ
ール取付装置1のキャップ15並びにリベット本体10
及びマンドレル頭部13を、ガラス取付用開口の形成さ
れた車体6の垂直壁面35に形成された取付穴37に挿
入してクリップ3のベース部18及びモール保持部19
をが車体壁面35に接面んさせる。この状態でトリガを
引いて締結工具を動作させると、締結工具に保持された
マンドレル11が、引き抜き方向に引っ張られる。締結
工具によってマンドレル11が小径部分14(図1参
照)で破断する程に強く引っ張られると、マンドレル1
1の拡径頭部13がリベット本体10の一部を拡径する
ように変形させ、キャップ15を変形させる。なお、破
断されたマンドレル部分は締結工具のノーズを通って工
具から排出される。リベット本体10の拡径部分とフラ
ンジ9とによって、クリップ3のベース部18が車体壁
面35に固定されてクリップ3が車体壁面35に取付け
られる。この状態が図5に示されている。ブラインドリ
ベット11は金属製であるので、リベット本体10の塑
性変形によって得られた拡径部分はフランジ9と協働し
て強力な固定力を発揮する。また、プラスチック製キャ
ップ15によって取付穴37への密閉性も優れており、
車体外側からの雨水等の浸入を確実に防止できる。
【0016】図6に図示のように、車体6には、ウイン
ドシールドガラス(すなわち窓用ガラス)37が、接着
剤等を用いて窓用開口に隣接する車体部分に固着され
る。このガラス7の端面38と車体壁面35との間に
は、図6のSで示す隙間ができるのでこれをモールによ
って塞ぐ必要がある。
【0017】図7は、図6の隙間Sを塞ぐモール5を取
付ける様子を示している。なお、モール5には図4に示
す基本部分に合成ゴム等で成る付加部分39が設けら
れ、この付加部分39は装飾性とシール性とを有する。
モール5は、モール切り欠き部33(図4参照)がクリ
ップ3のモール切り欠き部係止部25に対応するように
位置決めされ、次に、図7において上部の実線の位置か
ら矢印41の方向に押し下げられ、係止部30が、車体
壁面35に沿って下方に移動させられて、係止縁部31
がクリップ3のモール保持部19の挟持部分22に挿入
される。挿入の最後において、モール切り欠き部33の
上縁部34がモール切り欠き部係止部25のスリット2
6に入って停止して係止する。このとき、モール5の係
止部30の係止縁部31がクリップモール保持部19の
係止爪23に係止して抜け止めがなされる。このよう
に、モール5の係止部30をモール取付装置のクリップ
3に押込むだけの簡単な操作で、モール5は車体壁面3
5に固定される。図8はモール5の固定後の様子を示し
ている。この図において、説明の便宜上、ブラインドリ
ベット2のマンドレル11は破断されずに残っている
が、実際には破断されており、また、モール5の付加部
分39も省略されていることを了解されたい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、クリップがブラインド
リベットによって強固に車体壁面に固定されており、モ
ールを、その切り欠き部がクリップのモール切り欠き部
係止部に対応するように位置決めしてクリップに対して
モールを車体壁面に沿うように移動するだけの簡単な操
作によってモールの係止端部がクリップによって挟持さ
れ、更に、モールの切り欠き部がクリップのモール切り
欠き部係止部に係止するので、モールは押し込みだけの
簡単な操作で、車体に強固に固定される。また、クリッ
プの取付もブラインドリベット締結工具によって簡単に
できるのでコストの低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモール取付装置のブラインドリベット
の正面図である。
【図2】本発明のモール取付装置のクリップを示す図で
あり、(A)はクリップの正面図、(B)はクリップの
右側面図、(C)はクリップの平面図、(D)は(B)
の円dの部分の拡大図、(E)は(B)の円eの部分の
拡大図である。
【図3】ブラインドリベットをクリップに組み付けた本
発明のモール取付装置の組立て完成平面図である。
【図4】本発明に用いられる代表的なモールの斜視図で
ある。
【図5】本発明のモール取付装置を車体に取付ける様子
を示す図である。
【図6】モール取付装置が取付けられた車体にウインド
シールドガラスを取付た様子を示す図である。
【図7】モールを本発明のモール取付装置を用いて取付
けて、モールの取付完了を示す図である。
【図8】図7の取付状態を示す透視斜視図であり、説明
の便宜上ブラインドリベット部分を締結前の略図で示す
モール取付装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 モール取付装置 2 ブラインドリベット 3 クリップ 5 モール 6 車体 7 ガラス 9 フランジ 10 リベット本体 11 マンドレル 13 拡径頭部 14 破断可能な小径部分 15 キャップ 17 フランジ 18 ベース部 19 モール保持部 21 ベース部の穴 22 挟持部分 23 係止爪 25 モール切り欠き部係止部 26 スリット 27 ストッパ 29 モール平坦部 30 モール係止部 31 係止縁部 33 モール切り欠き部 34 モール切り欠き部の係止縁部 35 車体壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 誠二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 高尾 和宏 愛知県名古屋市千種区内山3−4−7 ポ ップリベット・ファスナー株式会社内 Fターム(参考) 3J001 BB02 DD01 3J022 DA11 DA15 EA42 EC16 FA05 FB03 FB05 FB16 HA03 HB02 HB07 3J036 AA05 AA07 BA02 BB01 BB08 EA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体にモールを取り付けるモール取付構
    造において、ブラインドリベットとクリップとから成
    り、ブラインドリベットは、一端にフランジが形成され
    た中空筒状体の金属製リベット本体と該リベット本体を
    貫通して延びる金属製マンドレルとを有し、該マンドレ
    ルにはリベット本体のフランジとは反対側の端部に拡径
    頭部が形成され且つ中間に破断可能な小径部分が形成さ
    れており、クリップは、車体に固定される板状のベース
    部と該板状のベース部から板状に連続して延びたモール
    保持部とを有し、ベース部には、リベット本体を受け入
    れてブラインドリベットを該ベース部に対して直立した
    状態で支持する穴が形成されており、モール保持部に
    は、該モール保持部及びベース部を含む平面に平行な方
    向に挿入されるモールの係止端部を受け入れて挟持する
    挟持部分と、挟持した前記係止端部に係止して抜け止め
    をなす係止爪とを有し、更に、クリップには、前記モー
    ルの挿入方向に見て前記挟持部分及び係止爪よりも突出
    してモール切り欠き部係止部が形成されており、該モー
    ル切り欠き部係止部には、モール切り欠き部の縁部に係
    止して保持するスリットが形成されており、モールには
    前記モール切り欠き部係止部に係止する切り欠き部が形
    成されており、リベット本体を車体取付穴に挿入した状
    態でマンドレルを破断するように引っ張ることによって
    クリップが車体に強固に固定され、モールをその切り欠
    き部がクリップのモール切り欠き部係止部に対応するよ
    うに位置決めして、該モールをモール保持部及びベース
    部を含む平面に平行な方向に挿入することによってモー
    ルが車体に取付けられることを特徴とするモール取付構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の構造において、ブライ
    ンドリベットは、更にリベット本体の筒状部分とマンド
    レルの拡径頭部とを包囲するプラスチック製の筒状キャ
    ップを包含することを特徴とする構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の構造において、
    モールが、ウインドシールドガラスの端面と該ガラスを
    取り付ける車体開口部に隣接する車体の垂直壁との間の
    隙間を塞ぐためのウインドシールドモールであることを
    特徴とする構造。
  4. 【請求項4】 車体にモールを取り付けるモール取付装
    置において、ブラインドリベットとクリップとから成
    り、ブラインドリベットは、一端にフランジが形成され
    た中空筒状体の金属製リベット本体と該リベット本体を
    貫通して延びる金属製マンドレルとを有し、該マンドレ
    ルにはリベット本体のフランジとは反対側の端部に拡径
    頭部が形成され且つ中間に破断可能な小径部分が形成さ
    れており、クリップは、車体に固定される板状のベース
    部と該板状のベース部から板状に連続して延びたモール
    保持部とを有し、ベース部には、ブラインドリベットの
    キャップを受け入れてブラインドリベットを該ベース部
    に対して直立した状態で支持する穴が形成されており、
    モール保持部には、該モール保持部及びベース部を含む
    平面に平行にモールの係止端部を受け入れて挟持する挟
    持部分と、挟持した前記係止端部に係止して抜け止めを
    なす係止爪とを有し、更に、クリップには、モール切り
    欠き部係止部が前記モール係止端部の受入方向に見て前
    記挟持部分及び係止爪よりも突出して形成されており、
    該モール切り欠き部係止部には、モール切り欠き部の縁
    部に係止して保持するスリットが形成されていることを
    特徴とするモール取付装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、ブライ
    ンドリベットは、更にリベット本体の筒状部分とマンド
    レルの拡径頭部とを包囲するプラスチック製の筒状キャ
    ップを包含することを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 車体にモールを取り付けるモール取付方
    法において、一端にフランジが形成された中空筒状体の
    金属製リベット本体と該リベット本体を貫通して延びる
    金属製マンドレルとを有し該マンドレルにはリベット本
    体のフランジとは反対側の端部に拡径頭部が形成され且
    つ中間に破断可能な小径部分が形成された金属製ブライ
    ンドリベットと、板状のベース部と該板状のベース部か
    ら板状に連続して延びたモール保持部とを有するプラス
    チック製クリップとから成り、モール保持部は、モール
    保持部及びベース部を含む平面に沿って移動するモール
    の係止端部を受け入れて挟持する挟持部分と、挟持した
    前記係止端部に係止して抜け止めをなす係止爪とを有
    し、更に、クリップにはモール係止端部の受入方向に見
    て挟持部分及び係止爪よりも突出したモール切り欠き部
    係止部が形成されているモール取付装置を用意し、 ベース部の穴にブラインドリベットのリベット本体と拡
    径頭部をフランジがベース部に接面するまで押し込んで
    ブラインドリベットをベース部に対して直立した状態に
    保持し車体の取付穴に、ベース部に直立支持されたブラ
    インドリベットのリベット本体と拡径頭部を、ベース部
    が車体面に接面するまで挿入し、マンドレルをその小径
    部分で破断するほどに強く引っ張ってリベット本体を拡
    径させてモール取付装置を車体に固定し、 モールの切り欠き部をクリップのモール切り欠き部係止
    部に対応するように位置決めし、 モールをモール保持部及びベース部を含む平面に平行な
    方向に挿入してモール保持部の挟持部分及び係止爪並び
    にモール切り欠き部係止部によってモールを車体に取付
    ける諸ステップから成ることを特徴とするモール取付方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、モール
    が、ウインドシールドガラスの端面と該ガラスを取り付
    ける車体開口部に隣接する車体の垂直壁との間の隙間を
    塞ぐためのウインドシールドモールであることを特徴と
    する方法。
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