JP2000140953A - 板金プレス成形方法およびその成形金型 - Google Patents

板金プレス成形方法およびその成形金型

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JP2000140953A
JP2000140953A JP10323925A JP32392598A JP2000140953A JP 2000140953 A JP2000140953 A JP 2000140953A JP 10323925 A JP10323925 A JP 10323925A JP 32392598 A JP32392598 A JP 32392598A JP 2000140953 A JP2000140953 A JP 2000140953A
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metal plate
die
press
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JP10323925A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Sakamoto
清 坂本
Akeo Ohira
明王 大平
Akiyoshi Takada
昭良 高田
Akira Takagi
明 高木
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FUJI HATSUJO KK
Fukuda Metal Foil and Powder Co Ltd
Original Assignee
FUJI HATSUJO KK
Fukuda Metal Foil and Powder Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイロット孔間隔の公差を充分に小さくする
ことができない材料で、成形金型とは別にパイロット孔
が設けられ、その累積公差が大きくなる場合でも、順送
り金型により板金に既に施された一定の加工部に対して
正確な絞り加工をすることができる板金プレス成形方法
およびその成形金型を提供する。 【解決手段】 長手方向に沿って側縁部に基準孔12が
等間隔に設けられた長尺状の金属板1を、順送り金型に
より1ピッチづつ送り込み、順次プレス成形により絞り
加工をする場合に、基準孔12を基準にして成形加工部
13を接続部15を残して金属板1から部分的に分離す
るスリット加工工程P1を少なくとも1回行い、ついで
前記絞り加工の第1絞りの工程P4を該加工部13の両
側の基準孔12aを基準にして行い、絞り加工の第2絞
りP5以降の加工を第1絞りの加工により形成された凹
部17を基準として行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め基準孔とする
パイロット孔が形成された板金に、1ピッチづつその板
金を順送りしながら順次絞り深さを深くする成形などの
プレス成形を行う板金プレス成形方法に関する。さらに
詳しくは、板金に予め形成されたパイロット孔の間隔の
公差が比較的大きかったり、累積誤差が大きくなる場合
でも順送りで正確にプレス成形をすることができる板金
プレス成形方法およびその製造金型に関する。
【0002】
【従来の技術】板金を絞り成形する場合に、深い絞りを
一度に成形すると板材が破れて成形することができない
ため、1ピッチづつ送って何回にも別けて順次深く成形
する順送り成形法が用いられている。従来、順送り金型
によるプレス成形方法としては、その側辺に設けられた
基準孔(パイロット孔)を基準として各成形部でそのパ
イロット孔を基準として加工する方法と、パイロット孔
を使用しないで、キャリヤとブリッジとで成形部を支え
てその部分の変形により絞りによる凹部を基準として成
形する方法とがある。
【0003】前者の方法は、金型で1ピッチづつ順次板
金を送りながら成形すると共に、パイロット孔を穿設す
る。この方法では、各パイロット孔間の間隔は金型の加
工により一定となり、しかも順次送られる成形金型にそ
のパイロット孔を位置決めした状態で順次新たなパイロ
ット孔を穿設するため、パイロット孔間の公差が累積し
て初期段階での絞り工程と最終段階の絞り工程でのパイ
ロット孔に関する誤差の累積は生じない。
【0004】また、後者の方法は、図5に示されるよう
に、パイロット孔を基準にして、成形加工する部分Kの
周囲部分Lを打ち抜いてキャリヤおよびブリッジの接続
部で加工部分を保持し、第1絞りを行った後は、その第
1絞りにより形成される凹部Mを基準として1ピッチづ
つ送りながら、必要な遊び部などを経て第2絞りなどの
続く成形加工が行われる。なお、パイロット孔はキャリ
アおよびブリッジを形成する最初の打抜き時に、そのパ
イロット孔を基準にして図5の右隣の送りピッチだけ離
れた位置に穿孔される。また、遊び部は、成形用のパン
チやダイなどを連続して形成することができない場合に
設けられる。
【0005】一方、たとえばリチウムイオン二次電池を
収納するケースの場合、リチウムイオン二次電池は、電
池エネルギー密度が高く、誤操作や異常な高温環境にお
かれると、封止内圧が異常に上昇し、爆発して電池搭載
機器を破損したり、人体に危害が及ぶ場合がある。その
ため、特開平9−223490号広報に示され、図6に
その蓋部50が示されるように、金属板に貫通孔52を
穿設し、その金属板の裏面全面に金属箔を貼り付けて圧
力が上昇した場合はその孔部の金属箔が破裂するような
安全弁51を有する材料が開発され、このような安全弁
51を前述の電池ケースの蓋50などに設けた孔部に溶
接などにより取り付けるものが開示されている。
【0006】このような金属板と金属箔とを貼り合せた
材料からなる安全弁を一々容器の蓋の孔部に接着するの
は工数も多くかかりコストアップになるため、前述の安
全弁が設けられた金属板から直接電池ケースの蓋体を成
形加工することが考えられる。しかし、このような防爆
窓(安全弁)が設けられた板金を成形加工するために
は、前述の防爆窓が絞り部に影響を受けない部分(蓋体
の中心部)になるように絞り加工などの成形加工をしな
ければならず、その防爆窓と位置合せしたパイロット孔
が形成される。このパイロット孔の孔間隔は、一定の公
差内に入るように形成されているが、前述のように、金
属板と金属箔との貼り合せ板であるため、その公差を充
分に小さくすることができない。しかも、前述の順送り
金型により形成されるパイロット孔とは異なり、成形金
型とは別にパイロット孔間隔のみが防爆窓の間隔に合せ
て形成されるため、順送り金型でそのパイロット孔を基
準にして成形加工をしようとすると、絞り工程などの加
工工程が進むにつれて孔間隔の累積公差によるずれが大
きくなり、順送り成形の最初の工程と終盤の工程とで大
きなずれが生じて、位置合せができなくなり順送り金型
による成形加工をすることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、防爆窓
のような予め加工が施されると共にその加工部分を基準
として予めパイロット孔が形成されている板金に、順送
り金型による多段の成形加工をしようとすると、成形工
程が進むにつれてその位置ずれが問題になって成形加工
をすることができない。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、パイロット孔間隔の公差を充分に小
さくすることができない材料または成形金型とは別にパ
イロット孔が設けられ、その累積公差が大きくなる場合
でも、順送り金型により板金に既に施された一定の加工
部に対して正確な絞り加工などの成形加工をすることが
できる板金プレス成形方法およびその成形金型を提供す
ることを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、爆発の恐れのある二
次電池を収納する容器の防爆窓を有する蓋体を簡単に製
造する密閉型電池容器蓋体の製法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の板金プレス成形
方法は、長手方向に沿って側縁部に基準孔が等間隔に設
けられた長尺状の金属板を、順送り金型に1ピッチづつ
送り込み、順次プレス成形により絞り加工をする板金プ
レス成形方法であって、前記基準孔を基準にして成形加
工部を接続部を残して前記金属板から部分的に分離する
抜き加工を少なくとも1回行い、ついで前記絞り加工の
第1絞りの工程を該加工部の両側の前記基準孔を基準に
して行い、前記絞り加工の第2絞り以降の加工を前記第
1絞り加工により形成された凹部を基準として行うこと
を特徴とする。
【0011】ここに基準孔とは、成形工程などで位置決
めとして用い得る一定のピッチで設けられた孔を意味
し、いわゆるパイロット孔の意味である。また、接続部
とは、いわゆるキャリヤとかブリッジの部分を意味し、
成形加工部を保持する部分を意味する。さらに、抜き加
工とは、抜きシロがなく切断するいわゆる食い切り加工
のほか、抜きシロのあるいわゆるスリット加工も含み、
絞り加工などのときに材料が変形しやすいように金属板
から成形加工部を接続部を除いて切断する加工を意味す
る。
【0012】この方法により、金属板の基準孔の間隔の
公差が大きかったり、累積公差が大きくなって順送り金
型内での加工位置ずれが生じるような場合でも、最初の
絞り工程で金属板を引き伸ばし、または撓ませて正確な
位置で第1絞りを行うことができ、それ以後の絞り工程
は加工部を連結する接続部の変形により位置決めをする
ことができるため、予め金属板に防爆窓のような加工部
が形成されていても、その位置に正確に位置合せされた
絞り加工を行うことができる。
【0013】前記スリット加工をするために前記金属板
の位置決めをする前記基準孔に挿入する金型の第1の位
置決めピン、および前記第1絞り加工をするために前記
金属板の位置決めをする前記基準孔に挿入する金型の第
2の位置決めピンの間隔と、前記金属板の該第1および
第2の位置決めピンが挿入される基準孔の間隔とが一致
しない場合に、前記金属板を撓ませ、または引っ張って
位置合せをすることにより、金属板の基準孔の累積公差
が大きくなっても正確な位置合せをすることができる。
【0014】前述のように基準孔がすでに設けられてお
り、絞り加工がないプレス成形を順次行う順送り金型を
用いた本発明の板金プレス成形方法は、基準孔を基準に
して該基準孔および成形加工部の周囲にスリット加工を
施すことにより該基準孔および成形加工部を狭い接続部
により保持し、前記順次行う成形加工を、成形を行う成
形加工部近傍の前記基準孔により位置決めをしてからそ
れぞれの成形加工を行うことを特徴とする。
【0015】この方法によれば、絞り成形工程を含まな
い順送り金型によるプレス成形加工でも、予めスリット
加工を施し、成形加工部を細い接続部により保持してい
るため、基準孔を基準にして金型にセットしても、接続
部の変形により基準孔の間隔が修正される。なお、プレ
ス成形加工の最初の段階に隣接する3個の基準孔により
位置決めすれば、その部分で基準孔の間隔が正確に修正
され、終盤の加工工程においても累積交差による大きな
位置ずれが生じなくて好ましい。
【0016】前述の金属板が金属板と金属箔との貼り合
せ材料からなり、防爆窓および基準孔が規則的に設けら
れた長尺状の金属板からなり、該防爆窓の周囲で打抜き
および絞り加工または潰しや孔あけ工程などの成形加工
が行われることにより、密閉型電池容器蓋体が得られ
る。
【0017】本発明のプレス成形金型は、板材の加工部
を一部の接続部を残して切断する抜き加工部と、順次プ
レス成形をする複数の成形加工部とを一定間隔で有する
順送り金型であって、前記抜き加工部の少なくとも一部
に前記板材の基準孔に嵌合し得る第1の位置決めピンが
キャビティ金型またはコア金型に設けられ、前記成形加
工部の初期段階の加工部に前記板材の基準孔に嵌合し得
る第2の位置決めピンが前記キャビティ金型またはコア
金型に設けられ、前記第1および第2の位置決めピン間
のキャビティ金型およびコア金型の接合面の少なくとも
一部に前記板材の撓みの逃げ部が形成されている。
【0018】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の板金プレス成形
方法およびその成形金型について、密閉型電池容器蓋体
の製法を例にして説明する。
【0019】まず、本発明のプレス成形金型は、図1に
そのキャビティ金型(下型)2とコア金型(上型)3の
接合部の断面説明図が示されるように、板材1の成形加
工部を一部の接続部を残して切断する抜き加工部Aと、
順次絞り深さを深くする複数の絞り加工部や潰し加工、
孔加工部などの成形工程を順次行う成形加工工程(絞り
工程)部Bとを一定間隔で有し、抜き加工部Aの少なく
とも一部に前記板材の基準孔に嵌合し得る第1の位置決
めピン25がキャビティ金型2に設けられ、成形加工部
Bの最初の成形加工(絞り加工)部に板材1の基準孔に
嵌合し得る第2の位置決めピン26がキャビティ金型2
に設けられ、第1および第2の位置決めピン25、26
間のキャビティ金型およびコア金型の接合面の少なくと
も一部に板材1の撓みの逃げ部29、39が形成されて
いる。なお、Cは、孔あけ加工などを行う最終仕上げ加
工工程部である。
【0020】すなわち、このプレス成形金型は、キャビ
ティ金型2とコア金型3とを備え、各金型2、3の間に
送り込まれる成形加工用の金属板(板材)1に、スリッ
ト加工、複数回の絞り加工などの成形加工を同時に施す
ものである。各金型2、3同士は図示しない駆動機構に
よって開閉され、金属板1は、図示しない送り装置によ
り1ピッチづつ正確に送り込まれる。
【0021】成形加工される板材(金属板)1は、図2
に示されるように、たとえば0.4μm程度の厚さのア
ルミニウム板に防爆用の貫通孔が一定間隔で形成され、
その裏面にたとえば0.02μm程度の厚さのアルミニ
ウム箔がロール圧延法などにより貼着され、貫通孔がア
ルミニウム箔により閉塞されて防爆窓11が形成されて
いる。そして、その側辺部には、防爆窓11の間隔と一
致させて等間隔で基準孔(以下、パイロット孔という)
12が両サイドに形成されている。なお、この金属板1
の幅は50mm程度で、防爆窓11のピッチは17mm
程度である。プレス成形前は、図2の左側に示されるよ
うに防爆窓11とパイロット孔12のみが一定間隔で形
成された状態で、図2の右側から図1に示される金型の
間を順次左側から送られて右に進むほど深い絞り成形が
行われる。
【0022】キャビティ金型2は、コア金型3との成形
加工時、金属板1を平らに支持するもので、複数回の抜
き加工(切断部の形成)用のダイ(後述するパンチと滑
合する孔部を意味する)21、22、および複数回の絞
り加工を施す第1絞りダイ23、第3絞りダイ24(第
2絞りダイなどの他のダイは図では省略されている)が
形成されている。これら各ダイ21〜24は、金属板1
の送り込み方向aに向けて順々に形成されており、金属
板1のパイロット孔12の間隔Lと同じ間隔を隔てて
(またはそのピッチ分飛ばして)配置されている。この
絞り加工部のダイ23、24の中には、後述するパンチ
により絞り成形をされた金属板1がダイ23、24から
抜けなくなる場合があるので、図示されていない突き上
げピンが具備されている。また、キャビティ金型2に
は、金属板1をその基準孔を用いて位置決めするための
第1の位置決めピン25が最初のスリット加工をする位
置に設けられ、さらに第2の位置決めピン26が絞り加
工部Bの第1の絞りダイの両側に設けられている。これ
らの位置決めピン25、26は、図ではそれぞれ1本と
2本で示されているが、金属板の両サイドで位置決めで
きるように両側に存在している。これらのダイは、ダイ
ホルダー28で保持されてキャビティ金型(下型)が形
成されている。
【0023】本発明の金型は、このキャビティ金型2お
よび後述するコア金型3の接合面に金属板1の撓みを吸
収し得る逃げ部29、39が形成されていることに特徴
がある。すなわち、第1および第2の位置決めピン2
5、26により第1のスリット加工時および第1絞り時
に金属板のパイロット孔11を基準として位置決めされ
るが、前述のように、そのパイロット孔11の間隔と金
型の位置決めピン25、26の間隔とが一致しない場合
が多い。そのため、金属板1の間隔の方が大きいと金属
板1が撓み、その撓みを吸収できるように逃げ部29、
39が形成されている。この逃げ部29、39は、加工
がされる部分のキャビティ金型2には形成されず、コア
金型2側または加工が施されない部分(遊びの区間)に
設けられている。
【0024】コア金型(上型)3は、前述のキャビティ
金型2の抜き加工用のダイ21、22に対応してパンチ
31、32が設けられ、第1絞りおよび第3絞りのダイ
23、24に対応して第1絞りパンチ33、第3絞りパ
ンチ34がそれぞれ形成され、パンチを金属板1から分
離するためのストリッパー37とパンチホルダー38と
からなっている。なお、絞り加工部のパンチの内部にも
金属板へのパンチの食い込みを剥すための押し出しピン
が設けられているが、図示されていない。そして、前述
のように、金属板1の撓みを吸収する逃げ部39が設け
られている。なお、コア金型3では、第1絞りの後の第
2絞り以降の絞り加工部においても、小さい逃げ部39
が形成されている。この区間では金型の位置決めピンに
より金属板1が撓むことはないが、前述のように間隔の
交差の累積により位置ずれが大きくなってくるため、後
述する接続部での変形が大きくなり、その変形の逃げる
場所として逃げ部39が形成されている。なお、絞り加
工部における逃げ部39は余り深くは形成できないが、
この成形加工工程Bでの変形は、前述のようにブリッジ
などの接続部より外側のキャリア部などの変形になるた
め、金属板1の加工エリアより外側(サイド側)に抜き
加工部Aと同様の深い逃げ部が形成されており、図1に
破線で示されている。これにより、コア金型3は、その
閉状態でキャビティ金型2の各位置決めピン25、26
で位置決めされた金属板1の各防爆窓11の周りに順次
スリット加工、複数回の絞り加工を施すと共に、この成
形加工時に撓む加工金属板1の部分を吸収する。
【0025】つぎに、このプレス成形金型を用いて本発
明の板金プレス成形を行う方法(密閉型電池容器蓋体の
製法)についてさらに詳細に説明をする。
【0026】まず、前述のように、防爆窓11およびパ
イロット孔12が等間隔に形成された金属板1を、前述
の成形金型の左側から挿入して順次1ピッチづつ送る。
そして、金型の第1の位置決めピン25を金属板のパイ
ロット孔12に挿入してコア金型3を下ろして固定し、
食い切り加工用のパンチ31を下ろすことにより図2の
P1に示されるように防爆窓11の周囲の成形加工エリ
ア13が接続部(ブリッジ)15を除いて切断され、切
断部14が形成されるように1回目の抜き加工を施す。
すなわち、成形加工エリア13は、ブリッジまたはキャ
リヤと呼ばれる接続部15のみで保持される。
【0027】つぎにコア金型3を上げて金属板を1ピッ
チ移動する。この場合、金型には成形部が形成されてお
らず、遊びになっている。これはパンチやダイをピッチ
間隔の狭い間隔で連続して形成することができない場合
に設けられる。この状態が図2のQ1に示される状態
で、加工状態はP1と同じ状態である。つぎに金属板1
を1ピッチずらせ、同様に成形加工を施す。この工程
は、図2のP2に示されるように、前述の切断部14よ
りさらに外周に第2の切断部16を同様に接続部15以
外のところに形成するように、第2のパンチ32および
第2のダイ22により形成する。その結果、防爆窓11
の周囲の成形加工エリア13は、2つの切断部14、1
6で分離され、接続部15により保持され変形の自由度
が大きくなる。さらに金属板1を1ピッチ送ると、金型
の遊び部に位置し、図2のQ2で示されるように加工状
態は変化しない。さらに1ピッチ送られても同様に遊び
部Q3になっている。これで抜き加工工程Aが終了す
る。なお、加工金属板1の1ピッチずつの送り込みは、
図示しない送り込み装置がパイロット孔12の送りピッ
チを基準として行う。
【0028】さらに、1ピッチ送ると、金型の第1の絞
りパンチ33および第1の絞りダイの位置に金属板の最
初の成形加工エリア13がくる。ここでキャビティ金型
2に設けられた第2の位置決めピン26を4本をその成
形加工エリア13の周囲のパイロット孔12aに嵌合さ
せてその位置決めを行う。この際、第1の位置決めピン
25により位置決めされる金属板1と第2の位置決めピ
ン26により位置決めされる金属板1の位置とが一致し
ない場合、その両方の位置決め部分で固定し、金属板1
に撓みまたは引っ張りが生じるが、撓みの場合は前述の
金型の接合部に設けられた逃げ部29、39でその撓み
を吸収し、引っ張りが生じる場合は、金属板1を伸ばし
て両金型2、3により挟み付け、第1絞り加工を行う
(図2のP4参照)。
【0029】さらに1ピッチづつ送り込み、順次絞り加
工を重ね、第2絞り(P5)、第3絞り(P6)および
最終成形となるキメオシ(P7)が行われる。そして、
その後に遊び工程(Q4)があり、絞り加工工程Bを終
了する。
【0030】その後、順次1ピッチづつ送り込み、平面
押し(P8)、孔18開け(P9)、遊び(Q5)を経
て、外径抜き(P10)を行うことにより、密閉型電池
容器蓋体が得られる。この出来上がった蓋体を図3に斜
視図で示す。なお、18は電池の一方の電極を絶縁体を
介して外部に引き出すための孔である。
【0031】なお、以上の説明では、1つの加工部を工
程を追って説明したが、1工程進んで金型による成形を
行うと、その1個手前の部分では同様の前工程の加工が
同時に行われ、図2に示されるように全工程の加工が一
度に行われ、連続的につぎつぎと行われる。
【0032】本発明のプレス成形方法によれば、たとえ
ば防爆窓のように一定の加工と共にパイロット孔が形成
され、しかもその間隔の公差が大きかったり、累積公差
が大きい板材を用いて、前述の加工部を基準として順送
りにより絞り加工などを行わなければならない場合で
も、そのパイロット孔を利用しながら、加工部に合せて
順送り金型による成形加工を順次連続して行うことがで
きる。この場合、金型の接合部に逃げ部が形成されてい
ることにより、板材の基準孔の間隔が広いときは金属板
を撓ませてそれぞれの位置合せを充分に行うことができ
る。また、板材の基準孔の間隔が狭い場合には、板材に
引っ張り力が働くことにより伸びて2か所の位置決めを
確保することができる。さらに第1の絞り加工を行った
後は、その絞り加工により形成される凹部を基準として
行うことにより、成形加工エリアが抜き加工により狭い
接続部(ブリッジ)のみにより保持されているため、そ
の部分の変形により位置ずれを充分に補正することがで
きる。
【0033】また、本発明の密閉型電池容器蓋体の製法
によれば、別途絞り加工をして形成した蓋体に防爆窓で
ある安全弁を溶接などにより別途取り付ける必要がな
く、工数増を招くことなく、簡単に一連の成形加工工程
のみで製造することができるため、非常に安価に得るこ
とができる。
【0034】また、本発明の金型を用いることにより、
前述のプレス成形を行うことができ、密閉型電池容器蓋
体でも、防爆窓の位置に合せた絞り加工を施すことがで
きる。
【0035】前述の例は、金属板が薄く、電池容器の蓋
体を絞り加工により箱型に成形する例であったが、電池
の種類により1mm程度の厚い金属板を使用して、前述
の図6に示されるように絞り加工をしないものも用いら
れる。このような構造の蓋体では、第1絞りによる凹部
を基準とすることができない。図4に示される例は、こ
のような場合のプレス成形方法を示す図である。すなわ
ち、予め防爆窓41などの加工が施されており、その防
爆窓41に対応してパイロット孔42が形成されている
金属板40を用い、順送り金型により順次1ピッチごと
送りながらプレス成形を行うものである。なお、金属板
40は展延性が高いアルミニウムなどからなり、厚さが
1mm程度、幅が30〜50mm程度のフープ材であ
る。そして、パイロット孔41は直径が4mm程度で、
サイドの端からその中心までの距離が3mm程度のとこ
ろに設けられている。
【0036】図4は、図2と同様の工程順を示す図で、
この図には遊びの部分は示されていないが、前述の例と
同様に適宜遊び工程を入れることができる。まず、パイ
ロット孔42aにより金属板40の位置決めを行い、抜
き加工により第1のスリット44を形成すると共に、加
工エリア43の段付き加工を行う(P1)。この段付き
加工は、図4(b)に断面図が示されるように、深さt
が0.4〜0.5mm程度押し下げることにより裏面側に
アール(R)を形成して、最終の外径抜きを行ったとき
に裏面側の外周にアール部が形成され、製品としての蓋
を箱体に入れやすくするためのものである。さらに、本
発明では、この段付き加工により、つぎの機能も合せも
っている。図4において、パイロット孔42aと防爆窓
41と段付加工部が一体化(剛体化)し、後述するブリ
ッジ46、キャリア47が変形するとき、パイロット孔
42aと防爆窓41の位置関係が変化し難くなり、ま
た、凹部48の潰した材料の逃げ(塑性流動)の抵抗と
なり、稜のダレがなくなり、潰し形状の形状性が向上す
る。
【0037】つぎに、1ピッチ送り込み、さらに抜き加
工により第2のスリット45を形成し、細いブリッジ4
6およびキャリヤ47を形成する(P2)。この抜き加
工はそれ程精度は必要とされないため、パイロット孔4
2による位置決めを行っても行わなくても影響はない。
【0038】さらに1ピッチ送り込み、パイロット孔4
2bにより位置合せを行い、プレス成形により潰し加工
を行い、凹部48を形成する(P3)。この凹部48の
形成は、押し下げではなく、潰しにより変形させる。こ
の位置合せの際、最初の抜き加工の位置合せとで金型の
ピッチと金属板40のパイロット孔42のピッチとが合
わない場合は、ブリッジ46およびキャリア47部で撓
みまたは引張りが生じて位置合せされる。そのため、前
述のように金型の接合面に逃げ部が形成されていること
が好ましい。なお、この成形加工の際の位置合せを加工
エリアに該当するパイロット孔42bだけではなく、そ
の隣または両隣のパイロット孔の位置決めも行うことに
よりパイロット孔42の間隔がブリッジ46ヤキャリヤ
47(接続部)の変形により完全に修正されて、その後
の成形工程が多くなってもパイロット孔42間の誤差の
累積がなくなるため好ましい。とくに隣接する3個のパ
イロット孔42を用いて位置合せをすれば、パイロット
孔の間隔を完全に修正できる。この凹部48の深さは
0.5mm程度の深さに形成され、後述する電池の電極
リードを絶縁するための絶縁材を収納する部分として用
いられる。
【0039】その後、さらに1ピッチ送り込み孔加工を
施し、電池の一方の電極を外出しするための直径が2.
5mm程度の孔49を穿設する(P4)。その後、さら
に1ピッチ送り外形抜きを行うことにより(P5)、防
爆窓41がセンターに形成された、たとえば5.2mm
×32.9mm程度の大きさに前述の深さの凹部48や
孔49を有する電池容器の蓋体が形成される。
【0040】この方法によれば、段付き加工や潰し加工
で凹部が形成されても、その凹部が浅く位置合せの基準
として使用することができない。しかし、スリット加工
を施すことにより、ブリッジやキャリヤによる細い接続
部を形成することにより、成形加工時にパイロット孔に
位置決めピンを挿入して位置合せをすることにより、予
め形成されているパイロット孔の間隔を成形金型の位置
決めピンの間隔に対応するように修正することができ、
その結果順送り金型により順次成形加工をする場合に
も、防爆窓のように予め形成された部分に位置合せした
成形加工をすることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、予め一部加工が施され
てパイロット孔が形成されている板材でも、順送りによ
り多段のプレス成形を精度よく行うことができる。ま
た、金属板と金属箔とを貼り合せた板材のように基準孔
の間隔が一定しにくい材料を用いても、精度よくプレス
成形をすることができる。
【0042】また、本発明の方法により電池容器用蓋を
成形加工すれば、防爆用素子を後から溶接などにより設
ける作業を必要とすることなく、順送り金型による一連
のプレス成形により一度に大量生産をすることができ、
非常にコストダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス成形金型の一実施形態の上型と
下型の接合部の断面説明図である。
【図2】防爆窓を有する電池容器蓋体を多段成形により
製造する場合の一実施形態の各成形工程を示す金属板の
平面説明図である。
【図3】図2の蓋体の完成した成形品の斜視図である。
【図4】防爆窓を有する電池容器蓋体を多段成形により
製造する場合の他の実施形態の各成形工程を示す金属板
の平面説明図である。
【図5】従来の順送り金型による製造方法の一例の説明
図である。
【図6】従来の密閉型電池容器の蓋体の説明図である。
【符号の説明】
1 金属板 2 キャビティ金型 3 コア金型 11 防爆窓 12 パイロット孔 13 成形加工部 15 接続部 17 第1絞りによる凹部 25 第1の位置決めピン 26 第2の位置決めピン 29 逃げ部 39 逃げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大平 明王 兵庫県朝来郡和田山町平野326番地の2 冨士発條株式会社内 (72)発明者 高田 昭良 京都市山科区西野山中臣町20番地 福田金 属箔粉工業株式会社内 (72)発明者 高木 明 京都市山科区西野山中臣町20番地 福田金 属箔粉工業株式会社内 Fターム(参考) 4E090 AA01 EA03 EB01 EC04 FA02 GA03 HA03 HA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿って側縁部に基準孔が等間
    隔に設けられた長尺状の金属板を、順送り金型に1ピッ
    チづつ送り込み、順次プレス成形により絞り加工をする
    板金プレス成形方法であって、前記基準孔を基準にして
    成形加工部を接続部を残して前記金属板から部分的に分
    離する抜き加工を少なくとも1回行い、ついで前記絞り
    加工の第1絞りの工程を該加工部の両側の前記基準孔を
    基準にして行い、前記絞り加工の第2絞り以降の加工を
    前記第1絞り加工により形成された凹部を基準として行
    うことを特徴とする板金プレス成形方法。
  2. 【請求項2】 前記抜き加工をするために前記金属板の
    位置決めをする前記基準孔に挿入する金型の第1の位置
    決めピン、および前記第1絞り加工をするために前記金
    属板の位置決めをする前記基準孔に挿入する金型の第2
    の位置決めピンの間隔と、前記金属板の該第1および第
    2の位置決めピンが挿入される基準孔の間隔とが一致し
    ない場合に、前記金属板を撓ませ、または引っ張って前
    記位置決めピンに位置合せをする請求項1記載の成形方
    法。
  3. 【請求項3】 長手方向に沿って側縁部に基準孔が等間
    隔に設けられた長尺状の金属板を、順送り金型に1ピッ
    チづつ送り込み、順次プレス成形により成形加工を施す
    板金プレス成形方法であって、前記基準孔を基準にして
    該基準孔および成形加工部の周囲にスリット加工を施す
    ことにより該基準孔および成形加工部を狭い接続部によ
    り保持し、前記順次行う成形加工を、成形を行う成形加
    工部近傍の前記基準孔により位置決めをしてからそれぞ
    れの成形加工を行うことを特徴とする板金プレス成形方
    法。
  4. 【請求項4】 金属板と金属箔との貼り合せ材料からな
    り、防爆窓および基準孔が規則的に設けられた長尺状の
    金属板を、順送り金型に1ピッチづつ送り込み、順次プ
    レス成形により絞り加工をすることにより、密閉型電池
    容器蓋体を製造する方法であって、前記基準孔を基準に
    して前記防爆窓の周囲で一部の接続部を残して前記金属
    板から部分的に分離する抜き加工を少なくとも1回行
    い、ついで前記絞り加工の第1絞りの工程を前記防爆窓
    の周囲の両側の前記基準孔を基準にして行い、前記絞り
    加工の第2絞り以降の加工を前記第1絞り加工により形
    成された凹部を基準として行うことを特徴とする密閉型
    電池容器蓋体の製法。
  5. 【請求項5】 金属板と金属箔との貼り合せ材料からな
    り、防爆窓および基準孔が規則的に設けられた長尺状の
    金属板を、順送り金型に1ピッチづつ送り込み、順次プ
    レス成形により成形加工を施すことにより、密閉型電池
    容器蓋体を製造する方法であって、前記基準孔を基準に
    して該基準孔および前記防爆窓の周囲にスリット加工を
    施すことにより該基準孔および成形加工部を狭い接続部
    により保持し、前記順次プレス成形を行うそれぞれの加
    工を、該加工を行う成形加工部近傍の前記基準孔に位置
    決めピンを挿入して前記狭い接続部を変形させることに
    より位置決めをしてから行うことを特徴とする密閉型電
    池容器蓋体の製法。
  6. 【請求項6】 前記スリット加工の工程時に最終製品の
    外形抜きの範囲内を面押しして前記金属板の裏面の外形
    抜きの部分にアール部を形成する請求項5記載の製法。
  7. 【請求項7】 板材の加工部を一部の接続部を残して切
    断する抜き加工部と、順次プレス成形をする複数の成形
    加工部とを一定間隔で有する順送り金型であって、前記
    抜き加工部の少なくとも一部に前記板材の基準孔に嵌合
    し得る第1の位置決めピンがキャビティ金型またはコア
    金型に設けられ、前記成形加工部の初期段階の加工部に
    前記板材の基準孔に嵌合し得る第2の位置決めピンが前
    記キャビティ金型またはコア金型に設けられ、前記第1
    および第2の位置決めピン間のキャビティ金型およびコ
    ア金型の接合面の少なくとも一部に前記板材の撓みの逃
    げ部が形成されてなるプレス成形金型。
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