JP2000133491A - X線ホトタイマ検出器 - Google Patents
X線ホトタイマ検出器Info
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- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 abstract description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 abstract description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 abstract 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電離箱の厚さを薄くし、さらに、外部の気
圧、湿度に影響されない安定したX線写真濃度が得られ
るX線ホトタイマ検出器を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂などの絶縁物で出来ている
フレーム4の内部に、上面と下面にALまたはカーボン
板による平行な電極7が設けられ、内部にXeガスが常
圧で封入され、密閉されている。フレーム4の外部の上
面と下面にはAL板5が貼り付けられ、補強のために固
着されている。フレーム4の内部の電極7に直流電圧を
印可し、X線エネルギーによる電離電流を外部に取出す
ための導線6が設けられ、その信号を外部のX線自動露
出制御装置に送り、安定したX線写真濃度を得ることが
できる。
圧、湿度に影響されない安定したX線写真濃度が得られ
るX線ホトタイマ検出器を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂などの絶縁物で出来ている
フレーム4の内部に、上面と下面にALまたはカーボン
板による平行な電極7が設けられ、内部にXeガスが常
圧で封入され、密閉されている。フレーム4の外部の上
面と下面にはAL板5が貼り付けられ、補強のために固
着されている。フレーム4の内部の電極7に直流電圧を
印可し、X線エネルギーによる電離電流を外部に取出す
ための導線6が設けられ、その信号を外部のX線自動露
出制御装置に送り、安定したX線写真濃度を得ることが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線ホトタイマ検出
器、すなわち、X線写真撮影時のフイルム濃度を自動的
に最適に制御するX線自動露出制御装置と組合わされる
検出器に関する。
器、すなわち、X線写真撮影時のフイルム濃度を自動的
に最適に制御するX線自動露出制御装置と組合わされる
検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】X線写真撮影における自動露出制御装置
はほとんどの間接撮影に用いられ、胸部、腹部等の直接
撮影にも広く利用されている。この自動露出制御装置
は、撮影時間を自動制御することにより、フイルム濃度
を一定に保つように作動するもので、被写体を透過した
X線量を電気信号に変換し、この電気量が一定値に達し
た時、X線を遮断し希望するフイルム濃度を得ようとす
るものである。図3はX線自動露出制御装置を使用した
X線撮影システムを示しているが、X線高電圧装置19
で撮影条件である管電圧、管電流、時間が設定された
後、X線管8からX線が放射され、絞り9で有効視野に
絞られて、被写体11を透過し、X線ホトタイマ検出器
10に入射するとともに、X線ホトタイマ検出器10を
透過してカセッテ12中のX線フイルムを露光する。X
線ホトタイマ検出器10ではX線量を信号電流13に変
換しX線自動露出制御装置14に入力する。信号電流1
3はX線ホトタイマ検出器10に入射したX線強度に比
例するので、X線フイルムの露光量は信号電流13を積
分した値に比例する。信号電流13が積分回路15で積
分され、その積分値が濃度設定回路16の設定値と比較
器17で比較され、一致すればX線遮断信号発生器18
でX線遮断信号を発生し、X線高電圧装置19に送られ
X線の曝射が停止される。図3ではX線フイルムが装着
されたカセッテ12の前面にX線ホトタイマ検出器10
が置かれているが、後面に設けられる場合もある。この
場合には増感紙、カセッテ後面材の吸収などが特性に大
きく影響するため、一般撮影用自動露出制御(ホタイマ
制御)ではカセッテ12の前面にX線ホトタイマ検出器
10が置かれる。この被写体を透過してきたX線の検出
機構としてのX線ホトタイマ検出器10は、従来では蛍
光採光型、電離箱型、半導体型などがあるが、ここでは
電離箱型のX線ホトタイマ検出器10Sについて図4に
より説明する。この電離箱検出方式はX線を検出するの
に、X線の電離作用を利用した方式で、フレーム4と、
X線の入力側と出力側のAL板5からなるチャンバの内
部に、X線入力側のAL板5の内側に絶縁板20を、X
線出力側のAL板5の内側に絶縁板20を設け、その表
面に電極7をそれぞれ設け、両電極7を平行に対向させ
た構造である。内部は1気圧の空気が入れられて、両電
極7間に直流の電圧が印加されている。X線がこのチャ
ンバに入射すると、X線のエネルギーを十分吸収した気
体原子は、最外殻の電子が、原子核の引力圏外まで飛び
出した状態となり、原子は正に帯電する。そして電子及
び正に帯電した原子は、各々電極に捕獲され、外部に信
号電流13として取り出される。従来はX線を検出する
手段として、空気(大気)がX線により電離された電荷
を測定して検出していた。
はほとんどの間接撮影に用いられ、胸部、腹部等の直接
撮影にも広く利用されている。この自動露出制御装置
は、撮影時間を自動制御することにより、フイルム濃度
を一定に保つように作動するもので、被写体を透過した
X線量を電気信号に変換し、この電気量が一定値に達し
た時、X線を遮断し希望するフイルム濃度を得ようとす
るものである。図3はX線自動露出制御装置を使用した
X線撮影システムを示しているが、X線高電圧装置19
で撮影条件である管電圧、管電流、時間が設定された
後、X線管8からX線が放射され、絞り9で有効視野に
絞られて、被写体11を透過し、X線ホトタイマ検出器
10に入射するとともに、X線ホトタイマ検出器10を
透過してカセッテ12中のX線フイルムを露光する。X
線ホトタイマ検出器10ではX線量を信号電流13に変
換しX線自動露出制御装置14に入力する。信号電流1
3はX線ホトタイマ検出器10に入射したX線強度に比
例するので、X線フイルムの露光量は信号電流13を積
分した値に比例する。信号電流13が積分回路15で積
分され、その積分値が濃度設定回路16の設定値と比較
器17で比較され、一致すればX線遮断信号発生器18
でX線遮断信号を発生し、X線高電圧装置19に送られ
X線の曝射が停止される。図3ではX線フイルムが装着
されたカセッテ12の前面にX線ホトタイマ検出器10
が置かれているが、後面に設けられる場合もある。この
場合には増感紙、カセッテ後面材の吸収などが特性に大
きく影響するため、一般撮影用自動露出制御(ホタイマ
制御)ではカセッテ12の前面にX線ホトタイマ検出器
10が置かれる。この被写体を透過してきたX線の検出
機構としてのX線ホトタイマ検出器10は、従来では蛍
光採光型、電離箱型、半導体型などがあるが、ここでは
電離箱型のX線ホトタイマ検出器10Sについて図4に
より説明する。この電離箱検出方式はX線を検出するの
に、X線の電離作用を利用した方式で、フレーム4と、
X線の入力側と出力側のAL板5からなるチャンバの内
部に、X線入力側のAL板5の内側に絶縁板20を、X
線出力側のAL板5の内側に絶縁板20を設け、その表
面に電極7をそれぞれ設け、両電極7を平行に対向させ
た構造である。内部は1気圧の空気が入れられて、両電
極7間に直流の電圧が印加されている。X線がこのチャ
ンバに入射すると、X線のエネルギーを十分吸収した気
体原子は、最外殻の電子が、原子核の引力圏外まで飛び
出した状態となり、原子は正に帯電する。そして電子及
び正に帯電した原子は、各々電極に捕獲され、外部に信
号電流13として取り出される。従来はX線を検出する
手段として、空気(大気)がX線により電離された電荷
を測定して検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線ホトタイマ
検出器10Sは以上のように構成されているが、X線の
検出に空気を用いているため、X線により電離された電
荷量が小さく、感度を上げるため空気層を厚くしなけれ
ばならなかった。X線ホトタイマ検出器10Sの厚さが
厚くなれば、被写体11とフイルム間の距離が長くな
り、X線管焦点がある大きさを持っていることから幾何
学的ボケが大きくなり、画質が低下するとともに、撮影
された写真は実際よりも拡大されるという問題があっ
た。また、密閉されていない空気を用いているため、気
圧、湿度による影響を受け易く、安定したX線写真濃度
が得られないという問題があった。
検出器10Sは以上のように構成されているが、X線の
検出に空気を用いているため、X線により電離された電
荷量が小さく、感度を上げるため空気層を厚くしなけれ
ばならなかった。X線ホトタイマ検出器10Sの厚さが
厚くなれば、被写体11とフイルム間の距離が長くな
り、X線管焦点がある大きさを持っていることから幾何
学的ボケが大きくなり、画質が低下するとともに、撮影
された写真は実際よりも拡大されるという問題があっ
た。また、密閉されていない空気を用いているため、気
圧、湿度による影響を受け易く、安定したX線写真濃度
が得られないという問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、X線ホトタイマ検出器の厚さを薄く
し、外部の気圧、湿度に影響されない安定したX線写真
濃度がえられるX線ホトタイマ検出器を提供することを
目的とする。
たものであって、X線ホトタイマ検出器の厚さを薄く
し、外部の気圧、湿度に影響されない安定したX線写真
濃度がえられるX線ホトタイマ検出器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のX線ホトタイマ検出器は、被写体透過X線
を、直流電圧を印加された電極を有する電離箱に入射さ
せ、このX線により電離された電荷を測定するX線ホト
タイマ検出器において、上記電離箱にX線によって電離
される電荷量が空気より大きい気体を封入したものであ
る。
め、本発明のX線ホトタイマ検出器は、被写体透過X線
を、直流電圧を印加された電極を有する電離箱に入射さ
せ、このX線により電離された電荷を測定するX線ホト
タイマ検出器において、上記電離箱にX線によって電離
される電荷量が空気より大きい気体を封入したものであ
る。
【0006】本発明のX線ホトタイマ検出器は上記のよ
うに構成されており、検出器内にX線によって電離され
る電荷量が空気より大きい気体を封入したものであるた
め、検出器の厚みを薄くしても、空気同様の検出感度を
有し、さらに密閉されているので、外部の気圧、湿度に
影響されること無く、安定したX線写真濃度を得ること
ができる。
うに構成されており、検出器内にX線によって電離され
る電荷量が空気より大きい気体を封入したものであるた
め、検出器の厚みを薄くしても、空気同様の検出感度を
有し、さらに密閉されているので、外部の気圧、湿度に
影響されること無く、安定したX線写真濃度を得ること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のX線ホトタイマ検出器1
0Nの一実施例を図1、図2を参照しながら説明する。
図1に外観を示す。図2にその断面を示す。本発明によ
るX線ホトタイマ検出器10Nは、撮影視野サイズの四
倍の広さの絶縁物でできている板状のフレーム4と、内
部にX線入射方向に非常に薄いX線吸収の少ない導電性
の上下対向に配置された電極7と、その電極7に直流電
圧を供給し電離電流を取り出すことの出来る2本の導線
6と、フレーム4のX線入射方向の外部の板両面に固着
され補強とX線フィルタを兼ねたAL板5と、フレーム
4の内部に封入され密閉されたXeガスと、電極7に直
流電圧を供給し、外部に電離電流を取り出すためのケー
ブル2と、X線自動露出制御装置14との接続のための
コネクタ3とから構成されている。
0Nの一実施例を図1、図2を参照しながら説明する。
図1に外観を示す。図2にその断面を示す。本発明によ
るX線ホトタイマ検出器10Nは、撮影視野サイズの四
倍の広さの絶縁物でできている板状のフレーム4と、内
部にX線入射方向に非常に薄いX線吸収の少ない導電性
の上下対向に配置された電極7と、その電極7に直流電
圧を供給し電離電流を取り出すことの出来る2本の導線
6と、フレーム4のX線入射方向の外部の板両面に固着
され補強とX線フィルタを兼ねたAL板5と、フレーム
4の内部に封入され密閉されたXeガスと、電極7に直
流電圧を供給し、外部に電離電流を取り出すためのケー
ブル2と、X線自動露出制御装置14との接続のための
コネクタ3とから構成されている。
【0008】フレーム4は絶縁物で、例えばエポキシ樹
脂などでできており、内部の上面と下面に電極7を形成
するために上部と下部の2つに分割される構造(図示せ
ず)を有し、電極7を形成し導線6を接続した後に、上
部と下部はXeガスを外部から封入できる穴(図示せ
ず)を設けて、接着される。そして、Xeガスを大気圧
程度の常圧の状態に封入し、封入口に蓋(図示せず)を
する。この状態でフレーム4は気密構造となり、Xeガ
スが外部に漏れたり、空気が混入したりすることはな
い。電極7は薄いアルミニュームまたはカーボン等のX
線透過性の良い、導電性物質で出来ている。電極7の形
状は図1に示すように採光野1(X線を検出する領域)
と同じ形状をしており、X線照射により電離した電荷が
収集される。図3に示すX線撮影システムにおいて、被
写体11の構造は複雑で千差万別であり、撮影目的に応
じた採光野1(検出部)の位置と形状がX線写真濃度を
左右する。この被写体11の構造の複雑さにマッチング
させるために、本発明のX線ホトタイマ10Nが有効で
ある。すなわち一つのフレーム4の中に複数個の採光野
1を備えた多分割採光方式のX線ホトタイマ検出器10
とX線自動露出制御装置14を組合わせることもでき
る。電離ガスとして、感度の低い空気の替わりに、X線
により電離される電荷量が空気よりも大きい気体、例え
ば、Xeガス、Krガス、Aガスを用いる。Xeガスは
空気の100倍以上のX線に対する感度があり、従来の
空気を用いた検出器では厚さが10mm前後であった
が、本発明の検出器では3mm以下の厚さが可能にな
る。フレーム4の表面のAL板5は発生X線の軟線除去
のフィルタの役割とフレーム4の補強の役割を果たして
いる。本発明によるX線ホトタイマ検出器10Nを用い
たX線自動露出制御は、図3の従来装置で説明した同じ
制御が行なわれる。上記のようにXeガスを大気圧程度
の圧力でフレーム4に封入するだけで済むため、X線ホ
トタイマ検出器10をいわゆる圧力容器の構造にする必
要がなく、構造を簡単にでき、Xeガスを用いるためX
線ホトタイマ検出器10の厚みを薄くできる。
脂などでできており、内部の上面と下面に電極7を形成
するために上部と下部の2つに分割される構造(図示せ
ず)を有し、電極7を形成し導線6を接続した後に、上
部と下部はXeガスを外部から封入できる穴(図示せ
ず)を設けて、接着される。そして、Xeガスを大気圧
程度の常圧の状態に封入し、封入口に蓋(図示せず)を
する。この状態でフレーム4は気密構造となり、Xeガ
スが外部に漏れたり、空気が混入したりすることはな
い。電極7は薄いアルミニュームまたはカーボン等のX
線透過性の良い、導電性物質で出来ている。電極7の形
状は図1に示すように採光野1(X線を検出する領域)
と同じ形状をしており、X線照射により電離した電荷が
収集される。図3に示すX線撮影システムにおいて、被
写体11の構造は複雑で千差万別であり、撮影目的に応
じた採光野1(検出部)の位置と形状がX線写真濃度を
左右する。この被写体11の構造の複雑さにマッチング
させるために、本発明のX線ホトタイマ10Nが有効で
ある。すなわち一つのフレーム4の中に複数個の採光野
1を備えた多分割採光方式のX線ホトタイマ検出器10
とX線自動露出制御装置14を組合わせることもでき
る。電離ガスとして、感度の低い空気の替わりに、X線
により電離される電荷量が空気よりも大きい気体、例え
ば、Xeガス、Krガス、Aガスを用いる。Xeガスは
空気の100倍以上のX線に対する感度があり、従来の
空気を用いた検出器では厚さが10mm前後であった
が、本発明の検出器では3mm以下の厚さが可能にな
る。フレーム4の表面のAL板5は発生X線の軟線除去
のフィルタの役割とフレーム4の補強の役割を果たして
いる。本発明によるX線ホトタイマ検出器10Nを用い
たX線自動露出制御は、図3の従来装置で説明した同じ
制御が行なわれる。上記のようにXeガスを大気圧程度
の圧力でフレーム4に封入するだけで済むため、X線ホ
トタイマ検出器10をいわゆる圧力容器の構造にする必
要がなく、構造を簡単にでき、Xeガスを用いるためX
線ホトタイマ検出器10の厚みを薄くできる。
【0009】
【発明の効果】本発明のX線ホトタイマ検出器は上記の
ように構成されており、検出器内にX線によって電離さ
れる電荷量が空気より大きい気体、例えばXeガスを封
入したものであるため、検出器の厚みを薄くしても、空
気同様の検出感度を有し、さらに密閉されているので、
外部の気圧、湿度に影響すること無く、安定ししたX線
写真濃度を得ることができる。
ように構成されており、検出器内にX線によって電離さ
れる電荷量が空気より大きい気体、例えばXeガスを封
入したものであるため、検出器の厚みを薄くしても、空
気同様の検出感度を有し、さらに密閉されているので、
外部の気圧、湿度に影響すること無く、安定ししたX線
写真濃度を得ることができる。
【図1】 本発明のX線ホトタイマ検出器の一実施例を
示す図である。
示す図である。
【図2】 本発明のX線ホトタイマ検出器の断面を示す
図である。
図である。
【図3】 X線ホトタイマ検出器を使用してX線自動露
出制御を行なうX線撮影システムを説明するための図で
ある。
出制御を行なうX線撮影システムを説明するための図で
ある。
【図4】 従来のX線ホトタイマ検出器の断面を示す図
である。
である。
1…採光野 2…ケーブル 3…コネクタ 4…フレーム 5…AL板 6…導線 7…電極 8…X線管 9…絞り 10、10S、1
0N…X線ホトタイマ検出器 11…被写体 12…カセッテ 13…信号電流 14…X線自動
露出制御装置 15…積分回路 16…濃度設定
回路 17…比較器 18…X線遮断
信号発生器 19…X線高電圧装置 20…絶縁板
0N…X線ホトタイマ検出器 11…被写体 12…カセッテ 13…信号電流 14…X線自動
露出制御装置 15…積分回路 16…濃度設定
回路 17…比較器 18…X線遮断
信号発生器 19…X線高電圧装置 20…絶縁板
フロントページの続き Fターム(参考) 4C092 AA01 AB03 CC02 CD06 CE14 CF22 CJ11 DD04 4C093 AA03 CA10 CA35 CA41 EA12 EB04 EB15 FA18 FA19 FA45 FC04
Claims (1)
- 【請求項1】被写体透過X線を、直流電圧を印加された
電極を有する電離箱に入射させ、このX線により電離さ
れた電荷を測定するX線ホトタイマ検出器において、上
記電離箱にX線によって電離される電荷量が空気より大
きい気体を封入したことを特徴とするX線ホトタイマ検
出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10309734A JP2000133491A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | X線ホトタイマ検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10309734A JP2000133491A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | X線ホトタイマ検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000133491A true JP2000133491A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17996664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10309734A Pending JP2000133491A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | X線ホトタイマ検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000133491A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013541374A (ja) * | 2010-10-02 | 2013-11-14 | ヴァリアン メディカル システムズ インコーポレイテッド | X線システムおよび方法 |
KR20170037002A (ko) * | 2015-09-25 | 2017-04-04 | (주) 브이에스아이 | 초소형 엑스선발생장치의 엑스선헤드의 쉴드형성 방법 |
CN112326774A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-02-05 | 四川赛康智能科技股份有限公司 | 高能射线照射sf6气体的电离测试方法 |
CN112834537A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-05-25 | 四川赛康智能科技股份有限公司 | 一种基于地电位输电线路x射线带电检测方法 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10309734A patent/JP2000133491A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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