JP2000133318A - バッテリパック - Google Patents

バッテリパック

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JP2000133318A
JP2000133318A JP11178690A JP17869099A JP2000133318A JP 2000133318 A JP2000133318 A JP 2000133318A JP 11178690 A JP11178690 A JP 11178690A JP 17869099 A JP17869099 A JP 17869099A JP 2000133318 A JP2000133318 A JP 2000133318A
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battery
battery cell
cell
battery pack
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JP11178690A
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Fumiya Sato
文哉 佐藤
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Original Assignee
Sony Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列又は直列に接続された2個以上の電池セ
ルのうち、いずれかの電池セルが故障した場合であって
も使用の継続を可能とし、バッテリパックの信頼性を向
上させる。 【解決手段】 並列に接続された2個以上の電池セル2
のうち、電池セル故障検出部6において故障と判断され
た電池セル2を他の電池セル2から電気的に切り離す機
能を有する。また、直列に接続された2個以上の電池セ
ル31のうち、制御部39で故障と判断された電池セル
31を、故障した電池セル31に対して直列に接続され
た個別電池セル電流遮断器37を接続状態から解放状態
に切り換えて電流ラインを遮断しかつ個別電池セル電流
遮断器37を介して並列に接続される個別電池セル短絡
器38を解放状態から接続状態に切り換えて、故障した
電池セル31に相当する回路部分を短絡させる機能を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2個以上の電池セ
ルが並列及び/又は直列に接続されてなるバッテリパッ
クに関し、特にいずれかの電池セルが故障した際に、故
障した電池セルを他の電池セルから電気的に切り離す機
能を有するバッテリパックに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型パーソナルコンピュータ(以下、
単にパソコンと称する)、携帯電話等の小型の携帯用電
子機器の駆動電源となるバッテリパックは、通常、1個
乃至9個の電池セルが並列及び/又は直列に接続されて
なる。例えば、パソコン用の駆動電源として、2個の電
池セルが電気的に並列接続されたセルユニットがさらに
3組直列に接続されてなるバッテリパック(以下、2並
列3直列のバッテリパックと称する。)が提供されてい
る。2並列3直列のバッテリパックは、1個の電圧が4
Vの電池セルを使用したとすると、バッテリパック全体
の電圧が1個あたりの電圧たる4Vにセルユニットの数
である3を乗じた12Vとなる。また、この他にも、例
えば携帯電話用の駆動電源として、2個の電池セルが電
気的に並列接続されてなるバッテリパック(以下、2並
列のバッテリパックと称する。)が提供されている。
【0003】上述した複数の電池セルが並列接続された
バッテリパック以外にも、例えば電気自動車の駆動用バ
ッテリの如く大電流を必要とする場合に使用される、1
0個乃至100個の電池セルが直列接続されたバッテリ
パックが提供されている。このような電気自動車用の駆
動用バッテリとしては、例えば48個の電池セルが電気
的に直列接続されてなるバッテリパック(以下、48直
列のバッテリパックと称する。)が提供されている。4
8直列のバッテリパックは、1個の電圧が4Vの電池セ
ルを使用したとすると、バッテリパック全体の電圧が1
個あたりの電圧たる4Vに直列接続された電池セルの数
である48を乗じた192Vとなる。
【0004】また、パソコン用の駆動電源においても、
上述した2並列3直列のバッテリパック以外に、3個の
電池セルが電気的に直列接続されたバッテリパック(以
下、3直列のバッテリパックと称する。)が提供されて
いる。3直列のバッテリパックは、1個の電圧が4Vの
電池セルを使用したとすると、バッテリパック全体の電
圧が、上述した2並列3直列のバッテリパックと同様に
1個あたりの電圧たる4Vに直列接続された電池セルの
数である3を乗じた12Vとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2並列3直列のバッテリパックや2並列のバッテリパ
ック等、すなわち2個以上の電池セルが少なくとも並列
接続されてなるバッテリパック(以下、単に並列型のバ
ッテリパックと称する。)においては、従来、いずれか
1個の電池セルが内部ショート等の故障を起こしたと
き、バッテリパック全体が使用できなくなる。
【0006】具体的に説明すると、上述したような並列
型のバッテリパックにおいては、並列に接続されたいず
れか1個の電池セルが内部ショート等の故障を起こす
と、他の故障していない電池セルの放電電流が故障した
電池セルに対して流れ続ける。このため、並列型のバッ
テリパックにおいては、故障した電池セルをそのまま放
置しておくと、故障した電池セルと並列に接続された他
の電池セルの電圧が一定時間後には0Vとなり、1個の
電池セルの故障でバッテリパック全体の使用が不可能な
状態になるという問題がある。
【0007】また、上述した48直列のバッテリパック
や3直列のバッテリパック等、すなわち2個以上の電池
セルが直列に接続されてなるバッテリパック(以下、単
に直列型のバッテリパックと称する。)においても、い
ずれか1個の電池セルが内部ショート等の故障を起こし
たとき、バッテリパックの全体が使用できなくなる。
【0008】具体的に説明すると、上述したような直列
型のバッテリパックにおいては、直列に接続されたいず
れか1個の電池セルが内部ショート等の故障を起こす
と、その電池セルが異常に発熱して温度が上昇する。こ
のため、直列型のバッテリパックにおいては、故障した
電池セルをそのままにしておくと、温度が上昇し続ける
ことにより電池セルの安全機構が作動して、故障した電
池セルに対する電流が電気的に遮断され、電池セル自体
が故障することは勿論、バッテリパック全体が故障して
使用が不可能な状態になるという問題がある。
【0009】また、直列型のバッテリパックにおいて
は、各電池セルの温度を監視する機能を有するものが提
案されている。温度監視機能付きのバッテリパックは、
いずれか1個の電池セルについて異常な発熱による温度
上昇を検出したときに、バッテリパックが異常と判断し
て充電や放電を停止するためバッテリパック全体が使用
不可能な状態になるという問題がある。
【0010】さらに、直列型のバッテリパックにおいて
は、電池セルの故障を検出した場合、故障した電池セル
を他の電池セルから電気的に切り離す機能を有するもの
が提案されている。このようなバッテリパックは、電気
自動車の駆動用電源たる48直列のバッテリパックに適
用すると、1個の電池セルが故障してその故障が検出さ
れるとバッテリパック全体の電流が遮断されて使用不可
能な状態となるという問題がある。
【0011】このため、従来のバッテリパックにおいて
は、バッテリパックを構成する電池セルの個数が増加す
るほど、バッテリパック自体の故障率が上昇し、バッテ
リパックの信頼性が低下している。すなわち、従来のバ
ッテリパックは、全体の故障率が1個の電池セルの故障
率に電池セルの個数を乗じた値となり、例えば故障率
0.1%の電池セルを48個使用した場合には、バッテ
リパック全体の故障率が4.8%となる。
【0012】そこで、本発明は、2個以上の電池セルか
らなるバッテリパックにおいて、いずれかの電池セルが
故障した場合であってもバッテリパック全体の使用の継
続を可能とする信頼性の高いバッテリパックを提供する
ことを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明に係るバッテリパックは、少なくとも並列に接続
された2個以上の電池セルを有して構成されるととも
に、この各電池セルの故障を個別に検出する電池セル故
障検出手段を備え、故障した電池セルを他の電池セルか
ら電気的に切り離す機能を有する。
【0014】上述した構成を有する本発明に係るバッテ
リパックによれば、電池セルの故障を検出し、故障した
電池セルについて他の電池セルと電気的に切り離すた
め、バッテリパック全体としては、他の故障していない
電池セルによって継続的に使用が可能とされ、バッテリ
パックの信頼性が向上する。
【0015】また、本発明に係るバッテリパックは、2
個以上の電池セルが並列に接続されたセルユニットが少
なくとも2組直列に接続されるとともに、各電池セルの
故障を個別に検出する電池セル故障検出手段を備え、故
障した電池セルが存在するセルユニットにおいては、故
障した電池セルを他の電池セルから電気的に切り離し、
故障した電池セルが存在しないセルユニットにおいて
は、故障した電池セルが存在するセルユニットにおいて
電気的に切り離した電池セルと同数の電池セルを他の電
池セルから電気的に切り離す機能を有する。
【0016】上述した構成を有する本発明に係るバッテ
リパックによれば、2組以上のセルユニット間の電圧バ
ランスが崩れるのを防止し、多数の電池セルから構成さ
れるバッテリパックの安全な使用を可能とする。
【0017】また、本発明に係るバッテリパックは、2
個以上の電池セルが直列に接続されてなり、各電池セル
の故障を個別に判断する電池セル故障検出手段と、各電
池セルに対してそれぞれ直列に接続される第1のスイッ
チ素子と、電池セルに対してそれぞれ電流遮断素子を介
して並列に接続される第2のスイッチ素子とからなる電
池セル短絡手段とを備えてなる。バッテリパックは、電
池セル故障検出手段がいずれかの電池セルを故障と判断
した場合に、電池セル短絡手段において第1のスイッチ
素子を接続状態から解放状態に切り換えて故障した電池
セルへの電流ラインを遮断するとともに、第2のスイッ
チ素子を解放状態から接続状態に切り換えて故障した電
池セルに接続された電流ラインに相当する回路部分を短
絡させる機能を有する。
【0018】上述した構成を有する本発明に係るバッテ
リパックによれば、故障した電池セルのみを電気的に切
り離し、他の故障していない電池セルによって充電、放
電を行うため、正常かつ継続的な利用を可能とするとと
もに、バッテリパックの安全性を向上させる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバッテリパッ
クの具体的な実施の形態について、図面を参照しながら
詳細に説明する。本実施の形態に係るバッテリパック1
は、複数個の電池セルが並列に接続されてなるものであ
り、例えば図1に示すように、2個の電池セル2a、2
b(以下、特に区別して説明する場合を除き電池セル2
と総称する。)と、保護回路3と、電池セル2と保護回
路3とが収納される外装ケース4と、外装ケース4の一
端側に配設され図示を省略する装置本体や充電器に対し
て接続される外部端子5とを備えて構成される。
【0020】電池セル2は、リチウムイオン二次電池で
あり、図2に示すように、保護回路3を介して並列に接
続されている。なお、本実施の形態においては、バッテ
リパック1を並列に接続された2個の電池セル2a、2
bによって構成したが、このような構成に限らず、2個
以上の電池セル2が少なくとも並列に接続されて構成さ
れるバッテリパックであればよい。
【0021】また、電池セル2は、上述したリチウムイ
オン二次電池に限らず、ニッケルカドミウム電池、ニッ
ケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマー
電池、鉛電池等の他の二次電池を使用してもよく、マン
ガン電池、アルカリ電池、リチウム電池等の一次電池を
使用してもよい。
【0022】保護回路3には、各電池セル2a、2bが
内蔵電池用の正極端子3aと負極端子3bとにそれぞれ
接続される。保護回路3は、電池セル2の故障を検出す
る電池セル故障検出部6と、故障した電池セル2に接続
された電流ラインを故障していない他の電池セル2に接
続された電流ラインから電気的に切り離す電池セル遮断
器7とによって構成されている。
【0023】電池セル故障検出部6は、バッテリパック
1を構成する各電池セル2a、2bに内部ショート等の
故障が生じているか否かを検出する。電池セル故障検出
部6は、バッテリパック1全体の充電電流値Aを検出す
る全体充電電流検出器8と、電池セル2a、2bのそれ
ぞれの充電電流値B(Ba,Bb)を検出する電池セル
充電電流検出器9と、これら全体充電電流検出器8と電
池セル充電電流検出部9とから充電電流値A、Bが出力
される判定器10とにより構成されている。
【0024】全体充電電流検出器8は、外部端子5の負
極端子5b直前に位置して配設され、上述したようにバ
ッテリパック1全体の充電電流値Aを検出する。この
時、全体充電電流検出器8は、バッテリパック1全体の
電流方向が充電の場合、すなわち図2中矢印E方向に電
流が流れている場合にはプラスの値を検出する。また、
全体充電電流検出器8は、バッテリパック1全体の電流
方向が放電の場合、すなわち図2中矢印F方向に電流が
流れている場合にはゼロの値を検出する。全体充電電流
検出器8は、充電時又は放電時に検出した充電電流値A
を判定器10に対して出力する。
【0025】電池セル充電電流検出器9は、バッテリパ
ック1を構成する電池セル2a、2bについてそれぞれ
直列に接続され、各充電電流値Ba、Bbを検出する。
この時、電池セル充電電流検出器9は、電池セル2a、
2bの電流方向が充電の場合、プラスの値を検出する。
また、電池セル充電電流検出器9は、電池セル2a、2
bの電流方向が放電の場合、ゼロの値を検出する。電池
セル充電電流検出器9は、充電時又は放電時に検出した
各充電電流値Ba、Bbを判定器10に対して出力す
る。
【0026】判定器10は、電池セル充電電流検出器9
から出力された充電電流値Ba、Bbを一定の基準値と
比較し、各電池セル2a、2bに故障が生じているか否
かを判定する。具体的には、判定器10は、電池セル充
電電流検出器9から出力された充電電流値Ba、Bbが
0mAより大きい値であり電流が流れていることを示す
基準値C、例えば10mAよりも大きくかつ全体充電電
流検出器8から出力された充電電流値Aに一定の割合を
乗じた基準値Dよりも大きい場合には、内部ショート等
の故障が生じたものと判断する。基準値Dを算出するた
めに必要な割合は、バッテリパック1内に並列接続され
た電池セルの個数により決定する。なお、本実施の形態
においては、2個の電池セル2a、2bが並列接続され
ており、各電池セル2a、2bに流れる電流がバッテリ
パック1全体の充電電流値Aの約50%であるため、そ
れよりも大きい60%を充電電流値Aに乗じることによ
り基準値Dを算出している。
【0027】判定器10は、上述したように充電電流値
Ba、Bbと基準値C又は基準値D、或いは基準値C及
び基準値Dの双方とを比較することにより電池セル2に
ついて故障の有無を判断し、電池セル遮断器7に対して
電流ラインを遮断する遮断指令又は遮断しない保持指令
を出力する。
【0028】電池セル遮断器7は、電池セル2a、2b
と接続される内蔵電池用の正極端子3a近傍に位置しか
つ各電池セル2a、2bと直列に接続されて配設され
る。電池セル遮断器7は、電気セル故障検出部6の判定
器10から出力された遮断指令により、故障と判断され
た電池セル2が接続される充電・放電のための電流ライ
ンを遮断して、故障した電池セル2をバッテリパック1
から電気的に切り離す。なお、電池セル遮断器7は、一
度切り離されたらその後接続されない、いわゆる非復帰
型の電流遮断素子によって構成しても、故障治癒等の一
定の事象があった場合に再び接続される、いわゆる復帰
型の電流遮断素子によって構成してもよい。
【0029】外部端子5は、正極端子5aと負極端子5
bとにより構成される。外部端子5は、バッテリパック
1が装置本体や充電器に接続された場合に、外装ケース
4内に収納された電池セル2a、2bの充電・放電のた
めに設けられている。
【0030】上述した構成を有するバッテリパック1に
ついて、放電時、充電時及び放電と充電とが共になされ
ていない停止時の具体的な動作を説明する。なお、該動
作説明において用いられるバッテリパック1において
は、図3に示すように、検出回路11が電池セル故障検
出部6を構成し、充電電流値A、Ba及びBbの検出や
各電池セル2a、2bの故障の有無の判定が行われる。
また、該動作説明において用いられるバッテリパック1
においては、ヒータ付ヒューズ12が電池セル遮断器7
を構成し、電池セル2の故障時に電流ラインの遮断が行
われる。電池セル遮断器7を構成するヒータ付ヒューズ
12は、各電池セル2a、2bに対して直列に接続され
るヒューズ13と、該ヒューズ13の中間部に接続され
る抵抗14と、抵抗14と接続され抵抗14に対する電
流の流れを制御するスイッチ15により構成される。ヒ
ータ付ヒューズ12は、いずれかの電池セル2に故障が
生じたと判断した検出回路11からの遮断指令に基づい
てスイッチ15が閉じられた場合、電流が流れて加熱さ
れた抵抗14がヒューズ13を切断することにより、故
障した電池セル2を電気的に切り離す。さらに、該動作
説明において用いられるバッテリパック1は、全体の充
電電流値Aが500mAであり、内部ショートによって
充電電流は約400mAまで増加するものとして説明す
る。
【0031】まず、電池セル2a、2bが共に故障して
いない場合の保護回路3の動作について説明する。
【0032】バッテリパック1においては、電池セル2
a、2bがともに故障していない場合、負荷となる装置
本体に接続された放電時の検出回路11で検出される電
池セル2a、2bの各充電電流値Ba、Bbがゼロであ
る。この検出結果に基づいて、検出回路11は、各充電
電流値Ba、Bbと基準値C(予め10mAに設定され
る。)とを比較し、各充電電流値Ba、Bbが基準値C
よりも小さいことを確認して、ヒータ付ヒューズ12の
スイッチ15をオフの状態、すなわち解放状態に保持す
る保持指令を出力する。
【0033】同様に、バッテリパック1においては、充
電器に接続された充電時の検出回路11で検出される各
充電電流値Ba、Bbは全体の充電電流値Aの約50%
である250mA、装置本体又は充電器から外した停止
時の検出回路11で検出される各充電電流値Ba、Bb
は約0mAである。この検出結果に基づいて、検出回路
11において充電電流値Ba、Bbと基準値C又は、こ
の基準値C及び予め充電電流値Aの60%の300mA
に設定された基準値Dの双方とを比較し、充電時の充電
電流値Ba、Bbは基準値Cよりも大きく基準値Dより
も小さいことが確認され、また停止時の充電電流値B
a、Bbは基準値Cよりも小さいことが確認されて、放
電時と同様にヒータ付ヒューズ12のスイッチ15をオ
フの状態に保持する保持指令を出力する。
【0034】次に、バッテリパック1内の電池セル2a
に内部ショートが生じている場合の保護回路3内の動作
について説明する。
【0035】バッテリパック1においては、電池セル2
aに内部ショートが生じている場合、放電時に内部ショ
ートを起こしていない電池セル2bから電池セル2aに
対して放電電流が流れ込むため、検出回路11で電池セ
ル2aの充電電流値Baが400mAと検出される。こ
の検出結果に基づいて、充電電流値Baと基準値Cとが
比較され、充電電流値Baが基準値Cよりも大きいこと
が確認される。検出回路11は、上述した結果を確認す
ると電池セル2aに接続されたヒータ付ヒューズ12の
スイッチ15に対して遮断指令を出力し、スイッチ15
をオフの状態からオンの状態、すなわち接続状態にして
抵抗14に電流が流れる状態にする。バッテリパック1
においては、電流が流れ加熱された抵抗14によりヒュ
ーズ13が切断され、電池セル2aが接続された電流ラ
インが遮断されて、電池セル2bから電気的に切り離さ
れる。
【0036】一方、放電時の電池セル2bの充電電流値
Bbは、検出回路にて0mAと検出される。この検出結
果に基づいて、充電電流値Bbと基準値Cとが比較さ
れ、充電電流値Bbの方が基準値Cよりも小さいことが
確認される。検出回路11は、上述した結果を確認する
と電池セル2bに接続されたヒータ付ヒューズ12のス
イッチ15をオフの状態に保持する保持指令を出力す
る。
【0037】また、バッテリパック1においては、充電
時の検出回路11にて電池セル2aの充電電流値Baが
上述したように400mAと出力される。この検出結果
に基づいて、充電電流値Baと基準値C及び基準値Dの
双方とが比較され、充電電流値Baの方が基準値C及び
基準値Dよりも大きいことが確認される。検出回路11
は、上述した結果を確認すると、放電時と同様に電池セ
ル2aに接続されたヒータ付ヒューズ12のスイッチ1
5に対して遮断指令を出力し、スイッチ15をオフの状
態からオンの状態に切り換えてヒューズ13を切断する
ことにより、電池セル2aを電池セル2bから電気的に
切り離す。
【0038】一方、充電時の電池セル2bは、検出回路
11にて充電電流値Bbが100mAと検出される。こ
の検出結果に基づいて、充電電流値Bbと基準値Dとが
比較され、充電電流値Bbの方が基準値Dよりも小さい
ことが確認される。検出回路11は、上述した結果を確
認すると電池セル2bに接続されたヒータ付ヒューズ1
2のスイッチ15をオフの状態に保持する保持指令を出
力する。
【0039】さらに、バッテリパック1においては、停
止時の検出回路11にて電池セル2aの充電電流値Ba
が400mAと検出される。この検出結果に基づき、充
電電流値Baと基準値C及び停止時の充電電流値Aの値
である0mAの60%の0mAに設定された基準値Dの
双方とが比較され、充電電流値Baの方が基準値C及び
基準値Dよりも大きいことが確認される。検出回路11
は、上述した結果を確認すると放電時及び充電時と同様
に電池セル2aに接続されたヒータ付ヒューズ12のス
イッチ15に対して遮断指令を出力し、オフの状態から
オンの状態に切り換えてヒューズ13を切断することに
より、電池セル2aを電池セル2bから電気的に切り離
す。
【0040】一方、停止時の電池セル2bは、検出回路
11にて充電電流値Bbがゼロと検出される。この検出
結果に基づき、充電電流値Bbと基準値Cとが比較さ
れ、充電電流値Bbの方が基準値Cよりも小さいことが
確認される。検出回路11は、上述した結果を確認する
と電池セル2bに接続されたヒータ付ヒューズ12のス
イッチ15をオフの状態に保持する保持指令を出力す
る。
【0041】上述したように、バッテリパック1は、放
電時、充電時及び停止時の全てにおいて故障が生じた電
池セル2aだけが電気的に切り離され、故障していない
電池セル2bが接続されたまま維持される。このため、
バッテリパック1は、並列に接続された複数の電池セル
2のうちいずれかに故障が生じた場合でも故障していな
い正常な電池セル2のみによって充電、放電を行うた
め、継続して正常な使用が可能とされる。
【0042】なお、本実施の形態においては、上述した
ように2個の電池セル2a、2bを並列接続したバッテ
リパック1について説明したが、かかる構成を有するも
のに限定する趣旨ではない。バッテリパックにおいて
は、例えば、2個以上の電池セルが並列に接続されたセ
ルユニットが2組以上直列接続されたものであってもよ
い。このようなバッテリパックであっても、上述したバ
ッテリパック1と同様に、バッテリパック全体の充電電
流値及び各電池セルの充電電流値を検出して一定の基準
値と比較することにより故障の有無を判定し、故障が生
じた電池セルについて他の電池セルと電気的に遮断す
る。このようなセルユニットが複数組直列に接続された
バッテリパックにおいては、1組のセルユニットで故障
した電池セルを切り離した場合に、各セルユニット間の
電圧バランスが崩れるのを防ぐために、故障した電池セ
ルが接続されていない他のセルユニットにおいても同数
の電池セルが切り離されるように制御される。
【0043】次に、本発明の他の実施の形態に係るバッ
テリパック30について以下に説明する。バッテリパッ
ク30は、複数個の電池セルが直列に接続されてなるも
のであり、図4に示すように、n個の電池セル31(n
は2以上の自然数を表す。)と、各電池セル31の状態
を判断して各電池セル31間の接続状態を制御する制御
装置32と、n個の電池セル31と制御装置32とを収
納する外装ケース33と、外装ケース33の一側に配設
され図示を省略する装置本体や充電器に対して接続され
る外部端子34(正極側端子34a及び負極側端子34
b)とを備えて構成される。
【0044】電池セル31は、上述した電池セル2と同
様にリチウムイオン二次電池であり、図5に示すよう
に、制御装置32を介して直列に接続されている。な
お、本実施の形態においては、各電池セル31にリチウ
ムイオン二次電池を使用したが、これに限らず、例えば
ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウム
イオン電池、リチウムポリマー電池、鉛電池等の他の二
次電池を使用してもよく、また例えばマンガン電池、ア
ルカリ電池、リチウム電池等の一次電池を使用してもよ
い。
【0045】制御装置32は、上述したようにn個の電
池セルを直列に接続するとともに、バッテリパック30
を構成する各電池セル31の電圧を測定して、その測定
結果から各電池セル31の状態、具体的には各電池セル
31における故障の有無を判断し、バッテリパック30
における電池セル31の接続状態を制御する。
【0046】制御装置32には、各電池セル31の電圧
を測定する個別電池セル電圧検出器35と、バッテリパ
ック30全体、すなわち直列に接続されたn個の電池セ
ル31全体の電圧を測定する全体電圧検出器36とが配
設される。個別電池セル電圧検出器35は、各電池セル
31に対してそれぞれ並列に接続されている。また、全
体電圧検出器36は、直列に接続されたn個の電池セル
31の全てと並列に接続されている。
【0047】また、制御装置32には、個別電池セル電
流遮断器37と個別電池セル短絡器38とが配設され
る。個別電池セル電流遮断器37は、オンの状態、すな
わち接続状態で各電池セル31にそれぞれ直列に接続さ
れている。個別電池セル短絡器38は、オフの状態、す
なわち解放状態で各電池セル31に上述した個別電池セ
ル電流遮断器37を介してそれぞれ並列に接続されてい
る。
【0048】個別電池セル電流遮断器37には、復帰型
又は非復帰型の遮断器が使用され、例えば図6に示すよ
うな復帰型のスイッチ素子37aや、図7に示すような
非復帰型のヒータ付遮断素子37bが使用される。ま
た、個別電池セル電流遮断器37においては、上述した
遮断器の他に、例えば復帰型の遮断器である電磁式リレ
ー、電解効果トランジスタ、トランジスタ又はサイリス
タ等や、非復帰型の遮断器であるSCプロテクタ(ソニ
ーケミカル社製)等が使用される。
【0049】個別電池セル短絡器38には、個別電池セ
ル電流遮断器37と同様に、復帰型又は非復帰型の短絡
器が使用され、例えば上述した復帰型のスイッチ素子3
8aや非復帰型のヒータ付遮断素子38bが使用され
る。また、個別電池セル短絡器38においては、上述し
た短絡器の他に、例えば復帰型の遮断器である電磁式リ
レー、電解効果トランジスタ、トランジスタ又はサイリ
スタ等や、非復帰型の短絡器が使用される。
【0050】さらに、制御装置32には、上述した個別
電池セル電圧検出器35及び全体電圧検出器36から各
電圧値、具体的には個別電圧値Gと全体電圧値Hとが出
力されるとともに、これら電圧値から各電池セル31に
ついての故障の有無を判断し、個別電池セル電流遮断器
37及び個別電池セル短絡器38に対して動作命令Iを
出力する制御部39が配設される。制御部39において
は、各電池セル31についての故障の有無を判断するに
際し、判断の基準となる基準電圧値Jが予め設定されて
いる。上述した構成を有する制御装置32を備えたバッ
テリパック30においては、電池セル31のいずれかに
故障が生じた場合に、その故障を確認して、故障した電
池セル31が接続された電流ラインを遮断しかつ遮断さ
れた電流ラインに相当する回路部分を短絡させることに
より、故障していない他の電池セル31によって充電、
放電が行われる。
【0051】バッテリパック30においては、電池セル
31の故障の有無の判断が以下のようにして行われる。
バッテリパック30では、制御部39に対して各個別電
池セル電圧検出器35から出力される各個別電圧値Gを
用いて電池セル31の故障の有無を判断する。具体的に
は、バッテリパック30は、制御部39において各個別
電池セル電圧検出器35から出力される各個別電圧値G
のうち、任意の2つの電池セル31の個別電圧値Gの比
較を行って、その差を算出する。制御部39は、これら
個別電圧値Gの差の絶対値と、上述したように予め制御
部39に設定された基準電圧値Jとをさらに比較し、そ
の絶対値が基準電圧値Jよりも大きい場合には、低い値
の個別電圧検出値Gを出力した電池セル31に故障が生
じたと判断する。例えば、バッテリパック30を構成す
る電池セル31のうち、電池セル31aの個別電圧値G
1として3Vと、電池セル31bの個別電圧値G2として
制御部39に3.8Vと制御部39に出力され、制御部
39において基準電圧値Jが0.3Vと設定されている
場合、基準電圧値Jたる0.3Vよりも個別電圧値G1
と個別電圧値G2との電圧差の絶対値0.8Vの方が大
きいため、制御部39においては電池セル31a又は電
池セル31bのいずれかが故障していると判断され、さ
らに個別電圧値Gの低い電池セル31aに故障が生じた
と判断される。なお、バッテリパック30は、制御部3
9において、上述したように故障の有無を判断する場合
には、全体電圧検出器36を配設しなくともよい。
【0052】また、バッテリパック30では、上述した
手法以外に制御部39に対して各個別電池セル電圧検出
器37から出力される各個別電圧値G及び全体電圧検出
器36から出力される全体電圧値Hを用いて電池セル3
1の故障の有無が判断される。具体的には、バッテリパ
ック30は、制御部39において全体電圧検出器36か
ら出力された全体電圧値Hを電池セル31の総数nで険
した値である平均電圧値を算出し、個別電池セル電圧検
出器35から出力された各個別電圧値Gから平均電圧値
を引いて、両電圧値の電圧差を算出する。制御部39
は、算出された個別電圧値Gと平均電圧値との電圧差が
マイナスの値であり、かつ電圧差の絶対値が制御部39
の基準電圧値Jよりも大きい場合には、該電圧検出値G
を出力した電池セル31に故障が生じたと判断する。例
えば、2個の電池セル31a、31bで構成されたバッ
テリパック30において、電池セル31aの個別電圧値
1として3Vと、電池セル31bの個別電圧値G2とし
て制御部39に3.8Vと、またバッテリパック30全
体の全体電圧値Hとして6.8Vと制御部39に出力さ
れ、制御部39において基準電圧値Jが0.3Vと設定
されている場合、個別電圧値G1と個別電圧値G2との平
均電圧値が3.4Vと算出される。制御部39において
は、さらに個別電圧値G1と平均電圧値との差、及び個
別電圧値G2と平均電圧値との差を算出し、これら電圧
値の差の絶対値と基準電圧値Jとを比較し、平均電圧差
との差がマイナスの値となりかつその差の絶対値が基準
電圧値Jに比して大きい個別電圧値G1を出力した電池
セル31aに故障が生じたと判断され、また平均電圧差
との差がプラスの値となる個別電圧値G2を出力した電
池セル31bには故障が生じていないと判断される。
【0053】バッテリパック30においては、上述した
ようにいずれかの電池セル31に故障が生じていると判
断された場合、故障した電池セル31と接続された個別
電池セル電流遮断器37と個別電池セル短絡器38とに
対して制御部39から動作命令Iが出力される。バッテ
リパック30は、個別電池セル電流遮断器37と個別電
池セル短絡器38とにそれぞれ動作命令Iが出力される
と、接続状態で電池セル31に対して直列に接続された
個別電池セル電流遮断器37が解放状態に、解放状態で
電池セル31に対して個別電池セル電流遮断器37を介
して並列に接続された個別電池セル短絡器38が接続状
態にそれぞれ切り換わる。バッテリパックに30おいて
は、個別電池セル電流遮断器37と個別電池セル短絡器
38とがそれぞれ切り換わると、電池セル31に接続さ
れた電流ラインが個別電池セル電流遮断器37により遮
断されるとともに、故障した電池セル31と並列なバイ
パスラインが個別電池セル短絡器38により接続され、
遮断された電池セル31に接続された電流ラインに相当
する回路を短絡させる。
【0054】上述したバッテリパック30の短絡動作に
ついて、個別電池セル電流遮断器37及び個別電池セル
短絡器38に図6に示す復帰型のスイッチ素子37a、
38aを使用した例を示して説明する。
【0055】バッテリパック30は、直列に接続された
電池セル31のうち、例えば電池セル31aが故障して
いると制御部39で判断された場合、電池セル31aに
接続されたスイッチ素子37a及びスイッチ素子38a
に対して制御部39から動作命令Iが出力され、スイッ
チ素子37aが解放状態に、スイッチ素子38aが接続
状態に切り換わる。バッテリパック30においては、上
述したようにスイッチ素子37a及びスイッチ素子38
aが切り換わることにより、故障した電池セル31aに
接続された電流ラインが遮断されるとともに、電池セル
31aと並列なスイッチ素子38aが接続された放電電
流や充電電流に対するバイパスラインが形成される。
【0056】なお、上述したようなスイッチ素子37
a、38aを使用した場合には、電池セル31aに故障
治癒等の一定の事象があり電池セル31aが再び使用可
能になった際に、スイッチ素子37a及びスイッチ素子
38aをそれぞれ切り換えることにより、電池セル31
aを再び電流ラインに接続して復帰させることが可能と
される。
【0057】また、バッテリパック30の短絡動作につ
いて、個別電池セル電流遮断器37に図7に示す非復帰
型のヒータ付遮断素子37bを、個別電池セル短絡器3
8に同図に示すスイッチ素子38aを使用した例を示し
て説明する。なお、ヒータ付遮断素子37bは、図7に
示すように、遮断素子40と、ヒータ部41とを備えて
構成され、ヒータ部41にはスイッチ42を介して制御
装置32内に配設された直流電源43が接続されてい
る。
【0058】バッテリパック30は、直列に接続された
電池セル31のうち、例えば電池セル31aが故障して
いると制御部39で判断された場合、ヒータ部41と直
流電源43とを接続するスイッチ42及びスイッチ素子
38aに対して制御部39から動作命令Iが出力され、
スイッチ42及びスイッチ素子38aがともに接続状態
に切り換わる。スイッチ42が接続状態とされると、ヒ
ータ部41と直流電源43とを接続してヒータ部41に
電流が流れてヒータ部41の温度が上昇する。バッテリ
パック30においては、ヒータ部41の温度が遮断素子
の溶断温度まで上昇すると、遮断素子40が電気的に切
断される。また、バッテリパック30においては、スイ
ッチ素子38aが接続状態とされることにより、故障し
た電池セル31aに並列に接続された放電電流や充電電
流に対するバイパスラインが形成される。
【0059】上述したように、バッテリパック30は、
故障した電池セル31aに対する電流ラインを遮断しか
つ正常な電池セル31、具体的には電池セル31a以外
の電池セル31に電流を流すバイパスラインが形成され
ることで、故障した電池セル31aが接続された電流ラ
インに相当する回路部分を短絡させる構造とされる。こ
のため、バッテリパック30においては、直列に接続さ
れた複数の電池セル31のうちいずれかが故障した場合
でも、故障していない正常な電池セル31のみで充電、
放電が行われる。
【0060】なお、上述したバッテリパック1、30
は、その内部において電池セル2、31の故障が検出さ
れることを利用し、故障した電池セル2、31の個数の
情報を図示を省略する充電器や電子機器本体に対して伝
達するようにしても良い。このようなバッテリパック
1、30からの電池セル2、31の故障情報を受けた充
電器は、故障した電池セル2、31の個数に併せて充電
電圧の値が変更可能に構成され、また電子機器本体は、
負荷特性や残容量計算等の演算に使用する値を補正、変
更可能に構成される。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るバッテリパックによれば、バッテリパックを構成す
る複数の電池セルのうちいずれかの電池セルが故障した
場合であっても、故障した電池セルのみを電気的に切り
離し、他の故障していない電池セルによって充電、放電
を行うため、正常かつ継続的に使用が可能となるととも
に、故障したセルの異常な発熱や、ガス噴射、発火、爆
発の危険性を低下させ、信頼性及び安全性を向上させる
ことができる。
【0062】また、本発明に係るバッテリパックによれ
ば、複数セルユニットのうち1組のユニットに故障した
電池セルがあり、その電池セルを電気的に切り離すとと
もに、他のセルユニットにおいても同数の電池セルを切
り離すことにより、セルユニット間の電圧バランスが確
保され、バッテリパックが安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリパックの内部概略図である。
【図2】バッテリパックの回路図である。
【図3】電池セル故障検出手段及び電池セル遮断手段に
非復帰型のヒータ付ヒューズを用いたバッテリパックを
説明するための回路図である。
【図4】他の実施の形態に係るバッテリパックの内部概
略図である。
【図5】バッテリパックの回路図である。
【図6】個別電池セル電流遮断器及び個別電池セル短絡
器について復帰型のスイッチ素子を用いたバッテリパッ
クを説明するための回路図である。
【図7】個別電池セル短絡器について非復帰型のヒータ
付遮断素子を用いたバッテリパックを説明するための回
路図である。
【符号の説明】
1、30 バッテリパック,2、31 電池セル,3
保護回路,6 電池セル故障検出部,7 電池セル遮断
器,8 全体充電電流検出器,9 電池セル充電電流検
出器,10判定器 32 制御装置,35 個別電池セ
ル電圧検出器,36 全体電圧検出器,37 個別電池
セル電流遮断器,38 個別電池セル短絡器,39 制
御部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個以上の電池セルが少なくとも並列に
    接続されて構成されるバッテリパックにおいて、 上記電池セルの故障を個別に検出する電池セル故障検出
    手段を備え、 故障した電池セルを他の電池セルから電気的に切り離す
    機能を有することを特徴とするバッテリパック。
  2. 【請求項2】 上記電池セル故障検出手段は、上記バッ
    テリパック全体の充電電流値を検出する全体充電電流検
    出器と、 個別の上記電池セルの充電電流値を検出する電池セル充
    電電流検出器と、 上記全体充電電流検出器と電池セル充電電流検出器とか
    らそれぞれ検出値が出力され、検出値を基準値と比較す
    ることにより故障の有無を判定する判定器とにより構成
    されることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパッ
    ク。
  3. 【請求項3】 故障した上記電池セルは、非復帰型の電
    流遮断素子によって他の電池セルから電気的に切り離さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパッ
    ク。
  4. 【請求項4】 故障した上記電池セルは、復帰型の電流
    遮断素子によって他の電池セルから電気的に切り離され
    ることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
  5. 【請求項5】 2個以上の電池セルが並列に接続された
    セルユニットが少なくとも2組直列に接続されて構成さ
    れるバッテリパックにおいて、 上記電池セルの故障を個別に検出する電池セル故障検出
    手段を備え、 故障した電池セルが存在するセルユニットにおいては、
    故障した電池セルを他の電池セルから電気的に切り離す
    とともに、 故障した電池セルが存在しないセルユニットにおいて
    は、上記故障した電池セルが存在するセルユニットにお
    いて電気的に切り離した電池セルと同数の電池セルを他
    の電池セルから電気的に切り離す機能を有することを特
    徴とするバッテリパック。
  6. 【請求項6】 上記電池セル故障検出手段は、上記バッ
    テリパック全体の充電電流値を検出する全体充電電流検
    出器と、 個別の上記電池セルの充電電流値を検出する電池セル充
    電電流検出器と、 上記全体充電電流検出器と電池セル充電電流検出器とか
    らそれぞれ検出値が出力され、検出値を基準値と比較す
    ることにより故障の有無を判定する判定器とにより構成
    されることを特徴とする請求項5に記載のバッテリパッ
    ク。
  7. 【請求項7】 故障した上記電池セルは、非復帰型の電
    流遮断素子によって他の電池セルから電気的に切り離さ
    れることを特徴とする請求項5に記載のバッテリパッ
    ク。
  8. 【請求項8】 故障した上記電池セルは、復帰型の電流
    遮断素子によって他の電池セルから電気的に切り離され
    ることを特徴とする請求項5に記載のバッテリパック。
  9. 【請求項9】 2個以上の電池セルが直列に接続されて
    なるバッテリパックにおいて、 上記各電池セルの故障の有無を個別に判断する電池セル
    故障検出手段と、 上記各電池セルに対してそれぞれ直列に接続される第1
    のスイッチ素子と、上記電池セルに対してそれぞれ上記
    第1のスイッチ素子を介して並列に接続される第2のス
    イッチ素子とからなる電池セル短絡手段とを備えてな
    り、 上記電池セル故障検出手段がいずれかの上記電池セルを
    故障と判断した場合に、上記電池素子短絡手段において
    上記第1のスイッチ素子を接続状態から解放状態に切り
    換えて上記故障した電池セルへの電流ラインを遮断する
    とともに、上記第2のスイッチ素子を解放状態から接続
    状態に切り換えて上記故障した電池セルに接続された電
    流ラインに相当する回路部分を短絡させる機能を有する
    ことを特徴とするバッテリパック。
  10. 【請求項10】 上記電池セル故障検出手段は、上記各
    電池セルの電圧をそれぞれ検出する個別電池セル電圧検
    出手段と、 予め基準電圧が設定される制御部とからなり、 上記制御部において、上記個別電池セル電圧検出器が検
    出した二つの検出値の差の絶対値と、上記制御部におけ
    る上記基準電圧とを比較して上記電池セルの故障の有無
    を判断することを特徴とする請求項9に記載のバッテリ
    パック。
  11. 【請求項11】 上記電池セル故障検出手段は、上記各
    電池セルの電圧をそれぞれ検出する個別電池セル電圧検
    出手段と、 上記複数の電池セル全体の電圧を検出する全体電圧検出
    器と、 予め基準電圧が設定される制御部とからなり、 上記制御部において、上記全体電圧検出器が検出した検
    出値を上記電池セルの総数で除した値と、上記個別電池
    セル電圧検出器が検出した検出値との差を算出するとと
    もに、この算出した値の絶対値と上記制御部における上
    記基準電圧とを比較して上記電池セルの故障の有無を判
    断することを特徴とする請求項9に記載のバッテリパッ
    ク。
  12. 【請求項12】 上記第1のスイッチ素子は、非復帰型
    又は復帰型のスイッチ素子であることを特徴とする請求
    項9に記載のバッテリパック。
  13. 【請求項13】 上記第2のスイッチ素子は、非復帰型
    又は復帰型のスイッチ素子であることを特徴とする請求
    項9に記載のバッテリパック。
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