JP2000127952A - 液圧源装置 - Google Patents

液圧源装置

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JP2000127952A
JP2000127952A JP10308692A JP30869298A JP2000127952A JP 2000127952 A JP2000127952 A JP 2000127952A JP 10308692 A JP10308692 A JP 10308692A JP 30869298 A JP30869298 A JP 30869298A JP 2000127952 A JP2000127952 A JP 2000127952A
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JP
Japan
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accumulator
hydraulic
pressure
gear pump
source device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10308692A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Miyazaki
徹也 宮崎
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別な負圧供給源を備えることなくアキュムレ
ータのエア抜きを行うことができるようにすることであ
る。 【解決手段】 液圧を供給するギヤポンプ36と、前記
ギヤポンプ36により供給された液圧を蓄圧し液圧ブレ
ーキ回路に供給するアキュムレータ38とを備える液圧
源装置において、前記ギヤポンプ36を逆回転させるこ
とにより負圧を発生させ、この負圧により前記アキュム
レータ38のエア抜きを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポンプにより供
給された液圧を蓄圧するアキュムレータを備える液圧源
装置に関し、特にアキュムレータのエア抜きに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピストンポンプを用いてアキュム
レータに高圧を蓄える液圧源装置が存在する(特開平6
−171493号公報参照)。即ち、この液圧源装置
は、液圧ブレーキ回路に供給するための液圧をピストン
ポンプを用いてアキュムレータに蓄えている。
【0003】
【発明が解決しようといる課題】ところで、このような
液圧源装置においては、アキュムレータ内に残存してい
るエアが液圧源の液圧によって作動される装置に移動す
ると、この装置の作動が所期の作動とならないことがあ
ることから、アキュムレータ内に残存するエアの抜き取
りを行う必要がある。従って、上述の液圧源装置におい
ては、アクチュエータ内のエアの抜き取りを行うために
別途負圧供給源を設けることが必要になっていた。
【0004】この発明の課題は、特別な負圧供給源を備
えることなくアキュムレータのエア抜きを行うことがで
きるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液圧源装
置は、液圧を供給するギヤポンプと、前記ギヤポンプに
より供給された液圧を蓄圧し液圧ブレーキ回路に供給す
るアキュムレータとを備える液圧源装置において、前記
ギヤポンプを逆回転させることにより負圧を発生させ、
この負圧により前記アキュムレータのエア抜きを行うこ
とを特徴とする。
【0006】この請求項1記載の液圧源装置によれば、
ギヤポンプを逆回転させることにより負圧を発生させ、
この負圧によりアキュムレータ内を負圧にする。これに
よりアキュムレータ内に閉じ込められたエアをアキュム
レータ外に排出させることができる。従って、特別な負
圧源を用いることなくアキュムレータのエア抜きを行う
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態の説明を行う。図1はこの発明の液圧源装
置を適用する電子制御ブレーキ装置10の液圧ブレーキ
回路図である。この電子制御ブレーキ装置10は運転者
によるブレーキペダル12の踏み込み操作に応答して作
動油を圧送するマスタシリンダ14を有している。
【0008】マスタシリンダ14には常開型のシミュレ
ータカット弁16を介してストロークシミュレータ18
が接続されている。また、マスタシリンダ14と常閉型
のマスタカット弁20,22との間には、マスタシリン
ダ14内の圧力を検出するためのマスタ圧センサ24,
26が設けられている。
【0009】リザーバ28には油圧供給導管30及び油
圧排出導管32の一端が接続されている。油圧供給導管
30の途中にはモータ34により駆動され正逆回転が可
能なギヤポンプ36が設けられていると共に、ギヤポン
プ36を正回転させることにより昇圧された油圧を貯え
るアキュムレータ38が設けられている。また、油圧供
給導管30の途中にはアキュムレータ38の内圧を検出
するためのアキュムレータ圧センサ40が設けられてい
ると共に圧力スイッチ42が設けられている。更に、油
圧供給導管30と油圧排出導管32との間には、油圧供
給導管30内の圧力が高くなった場合に作動油をリザー
バ28に戻すためのリリーフバルブ44が設けられてい
る。
【0010】油圧供給導管30の他端は左前輪用の油圧
供給導管46FLを介して左前輪のホイールシリンダ48
FLに接続され、右前輪用の油圧供給導管46FRを介して
右前輪のホイールシリンダ48FRに接続されている。ま
た、油圧供給導管30の他端は左後輪用の油圧供給導管
46RLを介して左後輪のホイールシリンダ48RLに接続
され、右後輪用の油圧供給導管46RRを介して右後輪の
ホイールシリンダ48RRに接続されている。
【0011】同様に油圧排出導管32の他端は左前輪用
の油圧排出導管50FLを介して左前輪のホイールシリン
ダ48FLに接続され、右前輪用の油圧排出導管50FRを
介して右前輪のホイールシリンダ48FRに接続されてい
る。また、油圧排出導管32の他端は左後輪用の油圧排
出導管50RLを介して左後輪のホイールシリンダ48RL
に接続され、右後輪用の油圧排出導管50RRを介して右
後輪のホイールシリンダ48RRに接続されている。
【0012】油圧供給導管46FL、46FR、46RL、4
6RRの途中にはそれぞれ電磁流量制御弁(保持弁)52
FL、52FR、52RL、52RRが設けられており、油圧排
出導管50FL、50FR、50RL、50RRの途中にはそれ
ぞれ電磁流量制御弁(減圧弁)54FL、54FR、54R
L、54RRが設けられている。また、ホイールシリンダ
48FL、48FR、48RL及び48RR内のそれぞれの圧力
を検出するために圧力センサ圧力センサ56FL、56F
R、56RL及び56RRが設けられている。更に、ホイー
ルシリンダ48FLと48FRとの間に常閉型の電磁流量制
御弁58が設けられていると共に、ホイールシリンダ4
8RLと48RRとの間に常閉型の電磁流量制御弁60が設
けられている。
【0013】なお、図示しないECUには、マスタ圧力
センサ24,26により出力されるマスタシリンダ14
内の圧力を示す信号、アキュムレータ圧センサ40によ
り出力されるアキュムレータ38内の圧力を示す信
号、、圧力センサ56FL〜56RRより出力されるホイー
ルシリンダ48FL〜48RR内の圧力を示す信号が入力さ
れる。一方、シミュレータカット弁16、マスタカット
弁20,22、電磁流量制御弁52FL〜52RR,54FL
〜54RR,58,60、モータ34に対して制御信号が
出力される。
【0014】この電子制御ブレーキ装置10は、通常制
御時においては、ブレーキペダル12が操作された場合
に、マスタシリンダ14内の圧力がマスタ圧センサ2
4,26により検出され、このマスタ圧センサ24,2
6により検出されたマスタシリンダ14内の圧力に基づ
いて目標制御量を演算する。そして、この目標制御量に
基づいてホイールシリンダ48FL〜48RR内の圧力(作
動油圧)を制御することにより各輪に対して付加される
制動力を制御する。
【0015】また、この電子制御ブレーキ装置10にお
いては、液圧ブレーキ回路に作動油を充填する際にギヤ
ポンプ36を用いてアキュムレータ38内に残存するエ
アの抜き取りを行う。即ち、まず、ギヤポンプ36を逆
回転させることによりアキュムレータ38内を負圧にす
る。これによりギヤポンプ36の上流側にエアが出現す
る。その後、1輪以上の電磁流量制御弁(保持弁)52
FL、52FR、52RL、52RR及び電磁流量制御弁(減圧
弁)54FL、54FR、54RL、54RRを開き、更にギヤ
ポンプ36を逆回転させることにより、ギヤポンプ36
の上流側に出現したエアをリザーバ28に送る。次に、
電磁流量制御弁(保持弁)52FL、52FR、52RL、5
2RR及び電磁流量制御弁(減圧弁)54FL、54FR、5
4RL、54RRを閉じ、ギヤポンプ36を正回転させるこ
とによりアキュムレータ38内の圧力を上昇させて、ア
キュムレータ38内に残存するエアを作動油に溶かす。
この処理を数回繰り返すことにより、アキュムレータ3
8内に残存するエアを除去することができる。
【0016】この実施の形態によれば、通常制御時に正
回転させることによりアキュムレータ38内の圧力を上
昇させるギヤポンプ36を逆回転させてアキュムレータ
38内のエアの抜き取りを行うため、特別な負圧供給源
を備えることなくアキュムレータ38のエア抜きを行う
ことができる。従って、アキュムレータ38内に残存し
ているエアがホイルシリンダ48FL〜48RRに移動する
ことによる油圧追従性の悪化を防止することができると
共に、エアがマスタシリンダ14に移動することによる
ペダルフィーリングの悪化を防止することができる。
【0017】なお、上述の実施の形態においては、液圧
ブレーキ装置に、本発明を用いる場合について説明した
が、これに限らず油圧式パワーステアリング装置など種
々の装置に本発明の液圧源装置を利用することができ
る。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、ギヤポンプを逆回転
させることによりアキュムレータ内を負圧にし、アキュ
ムレータ内に閉じ込められたエアをアキュムレータ外に
排出させることができる。従って、特別な負圧源を用い
ることなくアキュムレータのエア抜きを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる電子制御ブレー
キ装置の液圧ブレーキ回路図である。
【符号の説明】
10…電子制御ブレーキ装置、12…ブレーキペダル、
14…マスタシリンダ、16…シミュレータカット弁、
18…ストロークシミュレータ、20,22…マスタカ
ット弁、24,26…マスタ圧センサ、28…リザー
バ、30…油圧供給導管、32…油圧排出導管、34…
モータ、36…ギヤポンプ、38…アキュムレータ、4
8FL〜48RR…ホイールシリンダ、52FL〜52RR,5
4FL〜54RR…電磁流量制御弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧を供給するギヤポンプと、前記ギヤ
    ポンプにより供給された液圧を蓄圧し液圧ブレーキ回路
    に供給するアキュムレータとを備える液圧源装置におい
    て、 前記ギヤポンプを逆回転させることにより負圧を発生さ
    せ、この負圧により前記アキュムレータのエア抜きを行
    うことを特徴とする液圧源装置。
JP10308692A 1998-10-29 1998-10-29 液圧源装置 Pending JP2000127952A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10308692A JP2000127952A (ja) 1998-10-29 1998-10-29 液圧源装置

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JP10308692A Pending JP2000127952A (ja) 1998-10-29 1998-10-29 液圧源装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004538209A (ja) * 2001-08-03 2004-12-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 液圧式の車両ブレーキ装置をガス抜きするための方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004538209A (ja) * 2001-08-03 2004-12-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 液圧式の車両ブレーキ装置をガス抜きするための方法

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