JP2000126331A - 体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式自転車 - Google Patents
体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式自転車Info
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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- A61B5/68—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
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- A61B5/6802—Sensor mounted on worn items
- A61B5/6804—Garments; Clothes
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の固定式自転車に体脂肪測定機能を付加す
ることにより適正な運動量の目標設定ができるようにす
ると共に、下半身にパルス電流を流すことにより筋機能
を高めて疲労回復を促進し、余分な体脂肪を除去して痩
身効果を増大させる。 【解決手段】ハンドルＨの中央にコントロールボックス
１を取り付け、左右のペダルＦを足でこいでサイクリン
グ運動を行う。ペダルＦには、それぞれ給電側電極Ｆ
１、Ｆ１と検出側電極Ｆ２、Ｆ２を取り付けて４端子電
極を構成する。コントロールボックス１は、パルス電源
と人体インピーダンス測定回路を内蔵し、正面に操作パ
ネルＰを配備し、コネクタＣとケーブル２を介して電極
タイツ３を接続する。操作パネルＰは、絶縁性の筐体の
左右両端に給電側電極Ｈ１、Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ
２を装着して４端子電極を構成する。
ることにより適正な運動量の目標設定ができるようにす
ると共に、下半身にパルス電流を流すことにより筋機能
を高めて疲労回復を促進し、余分な体脂肪を除去して痩
身効果を増大させる。 【解決手段】ハンドルＨの中央にコントロールボックス
１を取り付け、左右のペダルＦを足でこいでサイクリン
グ運動を行う。ペダルＦには、それぞれ給電側電極Ｆ
１、Ｆ１と検出側電極Ｆ２、Ｆ２を取り付けて４端子電
極を構成する。コントロールボックス１は、パルス電源
と人体インピーダンス測定回路を内蔵し、正面に操作パ
ネルＰを配備し、コネクタＣとケーブル２を介して電極
タイツ３を接続する。操作パネルＰは、絶縁性の筐体の
左右両端に給電側電極Ｈ１、Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ
２を装着して４端子電極を構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペダルの負荷を調
節してレジスタンストレーニングを行う固定式自転車に
関する。
節してレジスタンストレーニングを行う固定式自転車に
関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】固定式自転車を用いた
サイクリング運動は、フィットネス施設において最も一
般的に行っているエアロビック運動である。その特徴と
しては、体動が少なく上体が安定していることと、下肢
や腰部への負担が軽いことなどがあげられる。最近の固
定式自転車は、イヤーセンサやグリップハンドルのセン
サなどによって心拍数をかなり正確にモニタできるもの
が多く、マイクロコンピュータに内蔵されている運動プ
ログラムの種類も豊富で、マニュアルでコントロールす
るものから一定の心拍数を、例えば、±５心拍以内にな
るように自動的に調節できるプログラムもある。固定式
自転車は、脚の局所的な運動であるため、同一心拍数時
の酸素摂取量はランニングよりも低い。このため、特に
集中的に脚力の強化や脚痩せなどのダイエットを行うの
に適している。
サイクリング運動は、フィットネス施設において最も一
般的に行っているエアロビック運動である。その特徴と
しては、体動が少なく上体が安定していることと、下肢
や腰部への負担が軽いことなどがあげられる。最近の固
定式自転車は、イヤーセンサやグリップハンドルのセン
サなどによって心拍数をかなり正確にモニタできるもの
が多く、マイクロコンピュータに内蔵されている運動プ
ログラムの種類も豊富で、マニュアルでコントロールす
るものから一定の心拍数を、例えば、±５心拍以内にな
るように自動的に調節できるプログラムもある。固定式
自転車は、脚の局所的な運動であるため、同一心拍数時
の酸素摂取量はランニングよりも低い。このため、特に
集中的に脚力の強化や脚痩せなどのダイエットを行うの
に適している。
【０００３】筋肉は、生理的な適応により、負荷を与え
ることによって肥大し、神経系を活性化し、筋機能が向
上する。レジスタンストレーニングの負荷強度として
は、最低でも日常生活で使う筋力以上の抵抗を筋肉に与
える必要があり、これをオーバロード（過負荷）の原則
という。筋肉は使わなければ萎縮し、それに伴って機能
も低下するのでトレーニングによって得られた効果を維
持するためには、その後も継続的なトレーニングを行う
ことが大切である。また、短期間のレジスタンストレー
ニングによって得られる効果は、神経系の適応によると
ころが大きく、筋肥大など筋肉の形態的な変化によって
もたらされる効果が出るまでには長時間のトレーニング
の積み重ねが必要である。このように、脚力の強化や脚
痩せなどのダイエットを目的としてサイクリング運動を
行う場合は、体重だけでなく、体脂肪を測定して筋肉量
の変化を把握し、適正な運動量の目標を設定すると、よ
り効果的なトレーニングができる。
ることによって肥大し、神経系を活性化し、筋機能が向
上する。レジスタンストレーニングの負荷強度として
は、最低でも日常生活で使う筋力以上の抵抗を筋肉に与
える必要があり、これをオーバロード（過負荷）の原則
という。筋肉は使わなければ萎縮し、それに伴って機能
も低下するのでトレーニングによって得られた効果を維
持するためには、その後も継続的なトレーニングを行う
ことが大切である。また、短期間のレジスタンストレー
ニングによって得られる効果は、神経系の適応によると
ころが大きく、筋肥大など筋肉の形態的な変化によって
もたらされる効果が出るまでには長時間のトレーニング
の積み重ねが必要である。このように、脚力の強化や脚
痩せなどのダイエットを目的としてサイクリング運動を
行う場合は、体重だけでなく、体脂肪を測定して筋肉量
の変化を把握し、適正な運動量の目標を設定すると、よ
り効果的なトレーニングができる。
【０００４】一方、人体にはその生体を維持するため
に、休みなく生体電流が流れて細胞活動や筋肉の収縮運
動を行っている。このため、外部からパルス電流を人為
的に供給して電気的に刺激すると、生体電流と同じよう
に細胞活動を活性化して血行を促し、筋肉の収縮運動を
喚起して筋機能を高め、筋肉の緊張をほぐして疲労を回
復するなどの効果がある。また、リンパ液や血液の流れ
を促進して新陳代謝を活発にし、余分な体脂肪を燃焼し
て除去する痩身効果がある。
に、休みなく生体電流が流れて細胞活動や筋肉の収縮運
動を行っている。このため、外部からパルス電流を人為
的に供給して電気的に刺激すると、生体電流と同じよう
に細胞活動を活性化して血行を促し、筋肉の収縮運動を
喚起して筋機能を高め、筋肉の緊張をほぐして疲労を回
復するなどの効果がある。また、リンパ液や血液の流れ
を促進して新陳代謝を活発にし、余分な体脂肪を燃焼し
て除去する痩身効果がある。
【０００５】そこで本発明は、従来の固定式自転車に体
脂肪測定機能を付加することにより適正な運動量の目標
設定ができるようにすると共に、下半身にパルス電流を
流すことにより筋機能を高めて疲労回復を促進し、余分
な体脂肪を除去して痩身効果を増大させることを目的に
なされたものである。
脂肪測定機能を付加することにより適正な運動量の目標
設定ができるようにすると共に、下半身にパルス電流を
流すことにより筋機能を高めて疲労回復を促進し、余分
な体脂肪を除去して痩身効果を増大させることを目的に
なされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
めに、本発明は以下のように構成した。
【０００７】すなわち、請求項１の発明は、ペダルの負
荷を調節してレジスタンストレーニングを行う固定式自
転車において、人体に導電接触すべき４個の電極を介し
て人体インピーダンスを測定する人体インピーダンス測
定手段と、性別、年齢、身長および体重の個人データを
入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダン
スと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率
算出手段と、タイツ内側面に柔軟な材質からなる面状電
極を装着した電極タイツと、この面状電極にパルス電流
を流すパルス電源と、を備えて成る体脂肪測定とパルス
トリートメントを行う固定式自転車である。請求項２の
発明は、前記４個の電極をハンドルに取り付けた操作パ
ネルの表面に装着することを特徴とする請求項１記載の
体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式自転車
である。請求項３の発明は、前記４個の電極をペダルに
装着することを特徴とする請求項１記載の体脂肪測定と
パルストリートメントを行う固定式自転車である。
荷を調節してレジスタンストレーニングを行う固定式自
転車において、人体に導電接触すべき４個の電極を介し
て人体インピーダンスを測定する人体インピーダンス測
定手段と、性別、年齢、身長および体重の個人データを
入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダン
スと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率
算出手段と、タイツ内側面に柔軟な材質からなる面状電
極を装着した電極タイツと、この面状電極にパルス電流
を流すパルス電源と、を備えて成る体脂肪測定とパルス
トリートメントを行う固定式自転車である。請求項２の
発明は、前記４個の電極をハンドルに取り付けた操作パ
ネルの表面に装着することを特徴とする請求項１記載の
体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式自転車
である。請求項３の発明は、前記４個の電極をペダルに
装着することを特徴とする請求項１記載の体脂肪測定と
パルストリートメントを行う固定式自転車である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【０００９】図１に、本発明を実施した固定式自転車の
構成図を示す。固定式自転車は、ハンドルＨの中央にコ
ントロールボックス１を取り付け、左右のペダルＦを足
でこいでサイクリング運動を行う。ペダルＦには、それ
ぞれ給電側電極Ｆ１、Ｆ１と検出側電極Ｆ２、Ｆ２を取
り付けて４端子電極を構成する。給電側電極Ｆ１、Ｆ１
と検出側電極Ｆ２、Ｆ２は、アルミ泊あるいは導電性の
ゴムやシリコン（ゴムやシリコンに金属粉末を混入した
もの）で形成し、互いに接触しないように間隔を設けて
配置する。
構成図を示す。固定式自転車は、ハンドルＨの中央にコ
ントロールボックス１を取り付け、左右のペダルＦを足
でこいでサイクリング運動を行う。ペダルＦには、それ
ぞれ給電側電極Ｆ１、Ｆ１と検出側電極Ｆ２、Ｆ２を取
り付けて４端子電極を構成する。給電側電極Ｆ１、Ｆ１
と検出側電極Ｆ２、Ｆ２は、アルミ泊あるいは導電性の
ゴムやシリコン（ゴムやシリコンに金属粉末を混入した
もの）で形成し、互いに接触しないように間隔を設けて
配置する。
【００１０】コントロールボックス１は、後述するパル
ス電源１１と人体インピーダンス測定回路１２を内蔵
し、正面に操作パネルＰを配備し、コネクタＣとケーブ
ル２を介して電極タイツ３を接続する。
ス電源１１と人体インピーダンス測定回路１２を内蔵
し、正面に操作パネルＰを配備し、コネクタＣとケーブ
ル２を介して電極タイツ３を接続する。
【００１１】図２に、操作パネルＰの正面図を示す。操
作パネルＰは、絶縁性の筐体の左右両端に給電側電極Ｈ
１、Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ２を装着して４端子電極
を構成し、正面にカラーＬＣＤの表示部Ｄを設け、その
下方にテンキーＫ１、選択キーＫ２、調節キーＫ３、開
始キーＫ４をそれぞれ配置する。
作パネルＰは、絶縁性の筐体の左右両端に給電側電極Ｈ
１、Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ２を装着して４端子電極
を構成し、正面にカラーＬＣＤの表示部Ｄを設け、その
下方にテンキーＫ１、選択キーＫ２、調節キーＫ３、開
始キーＫ４をそれぞれ配置する。
【００１２】給電側電極Ｈ１、Ｈ１と検出側電極Ｈ２、
Ｈ２は、表面をハードクロムメッキなどで被覆し、互い
に接触しないように間隔を設けて配置する。
Ｈ２は、表面をハードクロムメッキなどで被覆し、互い
に接触しないように間隔を設けて配置する。
【００１３】表示部Ｄは、運動中のペダルスピード、走
行距離、心拍数などを表示すると共に、体脂肪測定の入
力データや測定結果、パルストリートメントの時間やパ
ルス電流の種類、強さなどを表示する。
行距離、心拍数などを表示すると共に、体脂肪測定の入
力データや測定結果、パルストリートメントの時間やパ
ルス電流の種類、強さなどを表示する。
【００１４】テンキーＫ１は、体脂肪測定の個人データ
やパルストリートメントの時間などを入力し、入力する
ときは、それぞれのデフォルト値が表示され、データ入
力はそれらの値を修正して行う。
やパルストリートメントの時間などを入力し、入力する
ときは、それぞれのデフォルト値が表示され、データ入
力はそれらの値を修正して行う。
【００１５】選択キーＫ２は、運動負荷の調節、心拍数
の測定、体脂肪の測定、パルストリートメントの実行な
どを選択する。
の測定、体脂肪の測定、パルストリートメントの実行な
どを選択する。
【００１６】運動負荷の調節は、ペダルＦの摩擦抵抗を
変化させて行う。
変化させて行う。
【００１７】心拍数の測定は、耳たぶに脈拍センサを挟
み、開始キーＫ４を押して１ステージ３分間のテストを
３ステージ行い、最大酸素摂取量を測定して心臓の強さ
を５段階で表示する。
み、開始キーＫ４を押して１ステージ３分間のテストを
３ステージ行い、最大酸素摂取量を測定して心臓の強さ
を５段階で表示する。
【００１８】体脂肪の測定は、テンキーＫ１を操作して
性別、年齢、身長、体重を入力し、開始キーＫ４を押し
て人体インピーダンスを測定する。測定結果は、表示部
Ｄに体脂肪と除脂肪体重（筋肉、骨、血液など）に分け
て数値あるいはグラフなどの形で表示される。
性別、年齢、身長、体重を入力し、開始キーＫ４を押し
て人体インピーダンスを測定する。測定結果は、表示部
Ｄに体脂肪と除脂肪体重（筋肉、骨、血液など）に分け
て数値あるいはグラフなどの形で表示される。
【００１９】パルストリートメントの実行は、パルス電
流の種類とトリートメント時間を設定し、パルス電流の
強さを調節して開始キーＫ４を押す。パルス電流の種類
には、５〜１０Ｈｚの低い周波数のパルスで足裏の深部
を刺激し、筋肉を運動させて血液の循環を促し、足裏を
揉みほぐす効果のあるトーニングと、２０〜１００Ｈｚ
の高い周波数のパルスで足裏の表部を刺激し、上層部の
筋肉を運動させてリンパ液の流れを助長し、浮腫などを
取り除く効果のあるドレナージュがある。ドレナージュ
とトーニングには、パルス電圧をサイクリックに上下し
て刺激を変化させるスペシャル・ドレナージュとスペシ
ャル・トーニングがある。また、同時に複数の電極間に
パルスを流す通常のドレナージュとトーニングの他に、
時系列で時間を分けて複数の電極間にパルスを流す時系
列ドレナージュと時系列トーニング、あるいは時分割で
同時に複数の電極間にパルスを流す時分割ドレナージュ
と時分割トーニングがある。パルス電流の強さには、弱
い方から順にさする、ほぐす、おす、たたく、もむなど
の感覚的なレベルがある。
流の種類とトリートメント時間を設定し、パルス電流の
強さを調節して開始キーＫ４を押す。パルス電流の種類
には、５〜１０Ｈｚの低い周波数のパルスで足裏の深部
を刺激し、筋肉を運動させて血液の循環を促し、足裏を
揉みほぐす効果のあるトーニングと、２０〜１００Ｈｚ
の高い周波数のパルスで足裏の表部を刺激し、上層部の
筋肉を運動させてリンパ液の流れを助長し、浮腫などを
取り除く効果のあるドレナージュがある。ドレナージュ
とトーニングには、パルス電圧をサイクリックに上下し
て刺激を変化させるスペシャル・ドレナージュとスペシ
ャル・トーニングがある。また、同時に複数の電極間に
パルスを流す通常のドレナージュとトーニングの他に、
時系列で時間を分けて複数の電極間にパルスを流す時系
列ドレナージュと時系列トーニング、あるいは時分割で
同時に複数の電極間にパルスを流す時分割ドレナージュ
と時分割トーニングがある。パルス電流の強さには、弱
い方から順にさする、ほぐす、おす、たたく、もむなど
の感覚的なレベルがある。
【００２０】調節キーＫ３は、運動負荷やパルス電流の
強さを段階的に増減させる。
強さを段階的に増減させる。
【００２１】電極タイツ３は、タイツ３１内側の下腹
部、そけい部、腰部、大腿部、膝裏部、ふくらはぎ部に
対応する位置に面状電極３２を配置する。タイツ３１
は、伸縮性の大きい繊維材料で縫製し、身体にぴったり
フィットして面状電極３２を下半身の所定の部位に押圧
する。タイツ３１の外側には、面状電極３２に導通する
導電ホック３３を取り付け、この導電ホック３３を介し
て面状電極３２をケーブル２に着脱自在に接続する。
部、そけい部、腰部、大腿部、膝裏部、ふくらはぎ部に
対応する位置に面状電極３２を配置する。タイツ３１
は、伸縮性の大きい繊維材料で縫製し、身体にぴったり
フィットして面状電極３２を下半身の所定の部位に押圧
する。タイツ３１の外側には、面状電極３２に導通する
導電ホック３３を取り付け、この導電ホック３３を介し
て面状電極３２をケーブル２に着脱自在に接続する。
【００２２】面状電極３２は、柔軟なウレタン樹脂の表
面に導電性のカーボンインクをコーティングして形成す
る。あるいは、柔軟な絶縁性の帯状シートの表面にアル
ミ泊を接着したものや、導電性のゴムやシリコンで形成
してもよい。
面に導電性のカーボンインクをコーティングして形成す
る。あるいは、柔軟な絶縁性の帯状シートの表面にアル
ミ泊を接着したものや、導電性のゴムやシリコンで形成
してもよい。
【００２３】図３に、パルス電源のブロック図を示す。
パルス電源１１は、操作パネルＰで指定したパルス電流
の種類をＣＰＵ１４によってメモリ１５から読み出し、
このパルス電流の種類に基づいて基準クロック発生器１
１４のクロックパルスを分周したデジタルトリガ信号を
Ｉ／Ｏインタフェース１６とＤ／Ａ変換器１１６を介し
てパルス発生器１１７に入力し、所定の幅と周波数の電
圧パルスを生成してトランスＴ１の一次側に供給する。
パルス電源１１は、操作パネルＰで指定したパルス電流
の種類をＣＰＵ１４によってメモリ１５から読み出し、
このパルス電流の種類に基づいて基準クロック発生器１
１４のクロックパルスを分周したデジタルトリガ信号を
Ｉ／Ｏインタフェース１６とＤ／Ａ変換器１１６を介し
てパルス発生器１１７に入力し、所定の幅と周波数の電
圧パルスを生成してトランスＴ１の一次側に供給する。
【００２４】トランスＴ１と並列にトランスＴ２を接続
し、トランスＴ２に電流検出回路１１８を接続して電流
値を測定し、過電流が流れていないかどうかを監視す
る。電流検出回路１１８が検出した検出電流は、Ａ／Ｄ
変換器１１９とＩ／０インタフェース１６を介してＣＰ
Ｕ１４に入力し、電流値が基準をオーバーしているとき
は、電流保護回路１１１０によって遮断スイッチ１１１
１を作動して回路を遮断する。
し、トランスＴ２に電流検出回路１１８を接続して電流
値を測定し、過電流が流れていないかどうかを監視す
る。電流検出回路１１８が検出した検出電流は、Ａ／Ｄ
変換器１１９とＩ／０インタフェース１６を介してＣＰ
Ｕ１４に入力し、電流値が基準をオーバーしているとき
は、電流保護回路１１１０によって遮断スイッチ１１１
１を作動して回路を遮断する。
【００２５】トランスＴ１、Ｔ２の二次側にそれぞれス
イッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの一端を接続
し、スイッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの他端を
共通にしてコネクタＣを介して電極タイツ３の面状電極
３２を分岐接続する。スイッチング回路１１１２Ａ、１
１１２Ｂはフォトカプラ接続のスイッチング回路で、対
応する切換ユニット１１１３Ａ、１１１３Ｂの出力信号
によって任意のフォトカプラを通電してスイッチングを
行う。これにより、面状電極３２を任意に組合せた電極
間にパルス発生器１１７が生成したパルス電流を供給す
る。
イッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの一端を接続
し、スイッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの他端を
共通にしてコネクタＣを介して電極タイツ３の面状電極
３２を分岐接続する。スイッチング回路１１１２Ａ、１
１１２Ｂはフォトカプラ接続のスイッチング回路で、対
応する切換ユニット１１１３Ａ、１１１３Ｂの出力信号
によって任意のフォトカプラを通電してスイッチングを
行う。これにより、面状電極３２を任意に組合せた電極
間にパルス発生器１１７が生成したパルス電流を供給す
る。
【００２６】図４に、人体インピーダンス測定回路１２
のブロック図を示す。人体インピーダンス測定回路１２
は、発振器１２１が生成する５０ｋＨｚの正弦波交流電
圧を駆動回路１２２、トランスＴ３、切換スイッチ１２
３Ａ、１２３Ｂ、１２３Ｃを介してペダルＦの給電側電
極Ｆ１、Ｆ１とコントロールボックス１の給電側電極Ｈ
１、Ｈ１に供給する。
のブロック図を示す。人体インピーダンス測定回路１２
は、発振器１２１が生成する５０ｋＨｚの正弦波交流電
圧を駆動回路１２２、トランスＴ３、切換スイッチ１２
３Ａ、１２３Ｂ、１２３Ｃを介してペダルＦの給電側電
極Ｆ１、Ｆ１とコントロールボックス１の給電側電極Ｈ
１、Ｈ１に供給する。
【００２７】人体インピーダンスの測定は、操作パネル
Ｐを操作して性別、年齢、身長、体重の個人データを入
力し、図５に示すように、左右のペダルＦに左右の素足
を載せ、コントロールボックス１の両端に両手を押し当
てて行う。この態勢で操作パネルＰの開始キーＫ４を押
すと、切換スイッチ１２３Ｂ、１２３Ｃが順番に切換わ
り、両足間の検出側電極Ｆ２、Ｆ２と、両手間の検出側
電極Ｈ２、Ｈ２と、手足間の検出側電極Ｈ２、Ｆ２に逐
次交流電圧が発生する。これらの交流電圧を切換スイッ
チ１２３Ａ、１２３Ｂ、１２３Ｃ、トランスＴ４、帯域
フィルタ１２４、整流回路１２５、増幅器１２６を介し
て直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフセッ
ト調整した後、Ａ／Ｄ変換器１２７、Ｉ／Ｏインタフェ
ース１６を介してＣＰＵ１４に入力する。これにより、
両足間、両手間、および、手足間における人体インピー
ダンスを個別に測定する。
Ｐを操作して性別、年齢、身長、体重の個人データを入
力し、図５に示すように、左右のペダルＦに左右の素足
を載せ、コントロールボックス１の両端に両手を押し当
てて行う。この態勢で操作パネルＰの開始キーＫ４を押
すと、切換スイッチ１２３Ｂ、１２３Ｃが順番に切換わ
り、両足間の検出側電極Ｆ２、Ｆ２と、両手間の検出側
電極Ｈ２、Ｈ２と、手足間の検出側電極Ｈ２、Ｆ２に逐
次交流電圧が発生する。これらの交流電圧を切換スイッ
チ１２３Ａ、１２３Ｂ、１２３Ｃ、トランスＴ４、帯域
フィルタ１２４、整流回路１２５、増幅器１２６を介し
て直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフセッ
ト調整した後、Ａ／Ｄ変換器１２７、Ｉ／Ｏインタフェ
ース１６を介してＣＰＵ１４に入力する。これにより、
両足間、両手間、および、手足間における人体インピー
ダンスを個別に測定する。
【００２８】人体インピーダンス測定回路１２を構成す
る要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正する
ため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路
の出力特性をあらかじめ校正する。すなわち、２つの変
量である人体インピーダンスＺと検出側回路が検出する
交流電圧Ｖの関係を回帰直線Ｚ＝ｋ・Ｖ＋Ｃ０ にあて
はめる。そして、抵抗値が既知の２つのダミー抵抗Ｒ
１、Ｒ２の両端に、人体インピーダンスＺを測定すると
きと同じ所定の交流電圧を印加し、ダミー抵抗Ｒ１、Ｒ
２の両端に発生する交流電圧Ｖを検出して回帰直線の比
例定数ｋと固定定数Ｃ０を求める。
る要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正する
ため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路
の出力特性をあらかじめ校正する。すなわち、２つの変
量である人体インピーダンスＺと検出側回路が検出する
交流電圧Ｖの関係を回帰直線Ｚ＝ｋ・Ｖ＋Ｃ０ にあて
はめる。そして、抵抗値が既知の２つのダミー抵抗Ｒ
１、Ｒ２の両端に、人体インピーダンスＺを測定すると
きと同じ所定の交流電圧を印加し、ダミー抵抗Ｒ１、Ｒ
２の両端に発生する交流電圧Ｖを検出して回帰直線の比
例定数ｋと固定定数Ｃ０を求める。
【００２９】このため、ＣＰＵ１４から制御信号を出力
してＩ／Ｏインタフェース１６、切換ユニット１２８、
および切換制御回路１２９Ａを介して切換スイッチ１２
３Ａを切換え、トランスＴ３の二次側とトランスＴ４の
一次側との間に２つのダミー抵抗Ｒ１、Ｒ２を接続す
る。次に、ＣＰＵ１４から制御信号を出力してＩ／Ｏイ
ンタフェース１６、切換ユニット１２８、および切換制
御回路１２９Ｂを介して切換スイッチ１２３Ｄを切換
え、測定対象をダミー抵抗Ｒ１あるいはダミー抵抗Ｒ２
に切換える。
してＩ／Ｏインタフェース１６、切換ユニット１２８、
および切換制御回路１２９Ａを介して切換スイッチ１２
３Ａを切換え、トランスＴ３の二次側とトランスＴ４の
一次側との間に２つのダミー抵抗Ｒ１、Ｒ２を接続す
る。次に、ＣＰＵ１４から制御信号を出力してＩ／Ｏイ
ンタフェース１６、切換ユニット１２８、および切換制
御回路１２９Ｂを介して切換スイッチ１２３Ｄを切換
え、測定対象をダミー抵抗Ｒ１あるいはダミー抵抗Ｒ２
に切換える。
【００３０】本発明を実施した固定式自転車は以上のよ
うな構成で、パルストリートメントを行うときは、図６
に示すように、電極タイツ３を装着して自転車に乗り、
操作パネルＰを操作してパルス電流の種類とトリートメ
ント時間を設定し、パルス電流の強さを調節する。この
状態で、開始キーＫ４を押して電極タイツ３の面状電極
３２に任意の組合わせでパルス電流を流す。これによ
り、下腹部、そけい部、腰部、大腿部、膝裏部、ふくら
はぎ部の筋肉を刺激して筋機能を高め、疲労回復を促進
する。
うな構成で、パルストリートメントを行うときは、図６
に示すように、電極タイツ３を装着して自転車に乗り、
操作パネルＰを操作してパルス電流の種類とトリートメ
ント時間を設定し、パルス電流の強さを調節する。この
状態で、開始キーＫ４を押して電極タイツ３の面状電極
３２に任意の組合わせでパルス電流を流す。これによ
り、下腹部、そけい部、腰部、大腿部、膝裏部、ふくら
はぎ部の筋肉を刺激して筋機能を高め、疲労回復を促進
する。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固定式自
転車は、人体インピーダンス測定手段と電極タイツを備
えて体脂肪の測定と下半身のパルストリートメントを行
う。従って、本発明によれば、体脂肪の変化から筋肉量
の変化を把握して運動効果が分かるので、適正な運動量
の目標設定ができ、より効果的なトレーニング計画を策
定することができる。また、パルストリートメントによ
って筋機能が高まるのでトレーニング効率が向上すると
共に、トレーニングの疲労回復を早めることができる。
さらに、エアロビック運動とパルストリートメントを併
用して余分な体脂肪を除去するので脚痩せ効果を増大さ
せることができる。
転車は、人体インピーダンス測定手段と電極タイツを備
えて体脂肪の測定と下半身のパルストリートメントを行
う。従って、本発明によれば、体脂肪の変化から筋肉量
の変化を把握して運動効果が分かるので、適正な運動量
の目標設定ができ、より効果的なトレーニング計画を策
定することができる。また、パルストリートメントによ
って筋機能が高まるのでトレーニング効率が向上すると
共に、トレーニングの疲労回復を早めることができる。
さらに、エアロビック運動とパルストリートメントを併
用して余分な体脂肪を除去するので脚痩せ効果を増大さ
せることができる。
【図１】本発明を実施した固定式自転車の構成図であ
る。
る。
【図２】本発明を実施した固定式自転車の操作パネルの
正面図である。
正面図である。
【図３】本発明を実施したパルス電源のブロック図であ
る。
る。
【図４】本発明を実施した人体インピーダンス測定回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図５】人体インピーダンス測定の説明図である。
【図６】パルストリートメント実行の説明図である。
１ コントロールボックス １１ パルス電源 １１４ 基準クロック発生器 １１６ Ｄ／Ａ変換器 １１７ パルス発生器 １１８ 電流検出回路 １１９ Ａ／Ｄ変換器 １１１０ 電流保護回路 １１１１ 遮断スイッチ １１１２ スイッチング回路 １１１３ 切換ユニット １２ 人体インピーダンス測定回路 １２１ 発振器 １２２ 駆動回路 １２３ 切換スイッチ １２４ 帯域フィルタ １２５ 整流回路 １２６ 増幅器 １２７ Ａ／Ｄ変換器 １２８ 切換ユニット １２９ 切換制御回路 １４ ＣＰＵ １５ メモリ １６ Ｉ／Ｏインタフェース ２ ケーブル ３ 電極タイツ ３１ タイツ ３２ 面状電極 ３３ 導電ホック Ｃ コネクタ Ｆ ペダル Ｈ ハンドル Ｋ キー Ｐ 操作パネル Ｔ１〜Ｔ４ トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C027 AA06 CC00 DD03 EE01 EE03 FF01 GG00 HH11 KK00 KK01 KK03 KK05 4C053 BB23 BB24 BB35 BB36 JJ01 JJ02 JJ11 JJ13 JJ18 JJ22 JJ24 JJ36 JJ40
Claims (3)
- 【請求項１】 ペダルの負荷を調節してレジスタンスト
レーニングを行う固定式自転車において、 人体に導電接触すべき４個の電極を介して人体インピー
ダンスを測定する人体インピーダンス測定手段と、 性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個
人データ入力手段と、 前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪
率を算出する体脂肪率算出手段と、 タイツ内側面に柔軟な材質からなる面状電極を装着した
電極タイツと、 この面状電極にパルス電流を流すパルス電源と、を備え
て成る体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式
自転車。 - 【請求項２】 前記４個の電極をハンドルに取り付けた
操作パネルの表面に装着することを特徴とする請求項１
記載の体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式
自転車。 - 【請求項３】 前記４個の電極をペダルに装着すること
を特徴とする請求項１記載の体脂肪測定とパルストリー
トメントを行う固定式自転車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10306831A JP2000126331A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10306831A JP2000126331A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式自転車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000126331A true JP2000126331A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17961794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10306831A Pending JP2000126331A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 体脂肪測定とパルストリートメントを行う固定式自転車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000126331A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010145A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Ya Man Ltd | 低周波パルス装置 |
| US7031750B2 (en) * | 2002-07-02 | 2006-04-18 | Healthpia America, Co. Ltd | Management method of fat mass and management device of fat mass using mobile phone |
| JP2006288884A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Tanita Corp | 体幹部内臓脂肪測定方法および装置 |
| US10115286B2 (en) | 2013-12-06 | 2018-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for providing health service and refrigerator therefor |
| KR102045046B1 (ko) * | 2018-06-01 | 2019-11-15 | 주식회사 와이앤제이바이오 | 바이크 연동형 전기자극 슈트 및 이를 포함하는 바이크 시스템 |
| JP2020534982A (ja) * | 2017-09-26 | 2020-12-03 | ワイ・アンド・ジェイ・バイオ・カンパニー・リミテッド | 電気刺激型室内用自転車 |
-
1998
- 1998-10-28 JP JP10306831A patent/JP2000126331A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010145A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Ya Man Ltd | 低周波パルス装置 |
| US7031750B2 (en) * | 2002-07-02 | 2006-04-18 | Healthpia America, Co. Ltd | Management method of fat mass and management device of fat mass using mobile phone |
| JP2006288884A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Tanita Corp | 体幹部内臓脂肪測定方法および装置 |
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| JP2020534982A (ja) * | 2017-09-26 | 2020-12-03 | ワイ・アンド・ジェイ・バイオ・カンパニー・リミテッド | 電気刺激型室内用自転車 |
| US11458310B2 (en) * | 2017-09-26 | 2022-10-04 | Y & J Bio Co., Ltd. | Electro-stimulation type indoor bicycle |
| KR102045046B1 (ko) * | 2018-06-01 | 2019-11-15 | 주식회사 와이앤제이바이오 | 바이크 연동형 전기자극 슈트 및 이를 포함하는 바이크 시스템 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030624 |