JP2000121094A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2000121094A JP2000121094A JP10298024A JP29802498A JP2000121094A JP 2000121094 A JP2000121094 A JP 2000121094A JP 10298024 A JP10298024 A JP 10298024A JP 29802498 A JP29802498 A JP 29802498A JP 2000121094 A JP2000121094 A JP 2000121094A
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷房または暖房運転開始時に、吸込口からの
吸込空気の吸い込み能力を向上させ、吹出口からの吹出
空気がショートサーキットして吸込口に吸い込まれない
ように防止し、暖房運転時に、天井付近に滞留した暖気
を吸込口から吸い込んで効率よく熱交換できるようにし
た空気調和機を提供する。 【解決手段】 前面の吸込口２の前部に、上下に二分割
されて上下動する化粧板からなる開閉体７、８を設け、
これを駆動する駆動部および連係部からなる駆動装置に
より逆方向に上下動させて前記吸込口を開閉するように
し、冷房または暖房運転の開始時は、前記前面の吸込口
を大きく開いて吸込空気量を多くするとともに、前記下
部開閉体により、前記吹出口３からの吹出空気が前記前
面の吸込口にショートサーキットしないように防止し、
通常運転時は、前記上下の開閉体により前記前面の吸込
口を小さく開いて、または閉じて吸込空気量を少なくす
るようにした。
吸込空気の吸い込み能力を向上させ、吹出口からの吹出
空気がショートサーキットして吸込口に吸い込まれない
ように防止し、暖房運転時に、天井付近に滞留した暖気
を吸込口から吸い込んで効率よく熱交換できるようにし
た空気調和機を提供する。 【解決手段】 前面の吸込口２の前部に、上下に二分割
されて上下動する化粧板からなる開閉体７、８を設け、
これを駆動する駆動部および連係部からなる駆動装置に
より逆方向に上下動させて前記吸込口を開閉するように
し、冷房または暖房運転の開始時は、前記前面の吸込口
を大きく開いて吸込空気量を多くするとともに、前記下
部開閉体により、前記吹出口３からの吹出空気が前記前
面の吸込口にショートサーキットしないように防止し、
通常運転時は、前記上下の開閉体により前記前面の吸込
口を小さく開いて、または閉じて吸込空気量を少なくす
るようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、とくに冷房または暖房運転開始時
に、吸込口から吸い込む吸込空気の吸い込み能力を向上
させ、吹出口からの吹出空気がショートサーキットして
吸込口に吸い込まれないように防止し、暖房運転時に、
天井付近に滞留した暖気を吸込口から吸い込んで効率よ
く熱交換できるようにした構造に関する。
り、より詳細には、とくに冷房または暖房運転開始時
に、吸込口から吸い込む吸込空気の吸い込み能力を向上
させ、吹出口からの吹出空気がショートサーキットして
吸込口に吸い込まれないように防止し、暖房運転時に、
天井付近に滞留した暖気を吸込口から吸い込んで効率よ
く熱交換できるようにした構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】本体の前面に設けられた吸込口を開閉で
きるようにし、吸込空気の吸い込み能力を向上できるよ
うにした従来の空気調和機としては、例えば特開平８ー
２９６８６７号公報によって開示されているような事例
が知られている。当該事例においては、例えば図４で示
すように、「第１の吸込部２を正面中央に形成される大
きな曲面の上下方向の中央に配置し、上下２分割される
ムービングパネル７、８（本発明でいう上下の開閉体
７、８）を上下方向に分けて収納するものである。この
実施例によれば、ムービングパネル７、８（上下の開閉
体７、８）を細くしてその移動量を小さくすることがで
き、また（本体前面の）第１の吸込部２と、（本体上面
の）第２の吸込部２の間を小さくして、（これら）第
１、第２の吸込部２から吸い込む室内空気を熱交換器を
介して均等に効率良く吸い込むことができる。」ように
した構成および作用効果が記載されている。
きるようにし、吸込空気の吸い込み能力を向上できるよ
うにした従来の空気調和機としては、例えば特開平８ー
２９６８６７号公報によって開示されているような事例
が知られている。当該事例においては、例えば図４で示
すように、「第１の吸込部２を正面中央に形成される大
きな曲面の上下方向の中央に配置し、上下２分割される
ムービングパネル７、８（本発明でいう上下の開閉体
７、８）を上下方向に分けて収納するものである。この
実施例によれば、ムービングパネル７、８（上下の開閉
体７、８）を細くしてその移動量を小さくすることがで
き、また（本体前面の）第１の吸込部２と、（本体上面
の）第２の吸込部２の間を小さくして、（これら）第
１、第２の吸込部２から吸い込む室内空気を熱交換器を
介して均等に効率良く吸い込むことができる。」ように
した構成および作用効果が記載されている。
【０００３】しかしながら、細くした前記ムービングパ
ネル７、８（上下の開閉体７、８）が撓みによって変形
しやすくなったり、前記ムービングパネル７、８（上下
の開閉体７、８）が本体前面の後部（内側）に配置され
ていることから、同本体前面に沿って前記吹出口３から
の吹出空気がショートサーキットして前記吸込口に吸い
込まれやすくなってしまうという問題を有していること
から、例えば、前記ムービングパネル７、８（上下の開
閉体７、８）を、本体前面の前部（外側）に配置するこ
とによって前記ショートサーキットを防止できるように
したり、強度をもたせる形状に形成したり、また、例え
ば上下動する化粧板からなる構成にして意匠性に特徴を
もたせるようにした空気調和機の出現が望まれていた。
ネル７、８（上下の開閉体７、８）が撓みによって変形
しやすくなったり、前記ムービングパネル７、８（上下
の開閉体７、８）が本体前面の後部（内側）に配置され
ていることから、同本体前面に沿って前記吹出口３から
の吹出空気がショートサーキットして前記吸込口に吸い
込まれやすくなってしまうという問題を有していること
から、例えば、前記ムービングパネル７、８（上下の開
閉体７、８）を、本体前面の前部（外側）に配置するこ
とによって前記ショートサーキットを防止できるように
したり、強度をもたせる形状に形成したり、また、例え
ば上下動する化粧板からなる構成にして意匠性に特徴を
もたせるようにした空気調和機の出現が望まれていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、とくに冷房または暖房運転開始時
に、吸込口から吸い込む吸込空気の吸い込み能力を向上
させ、吹出口からの吹出空気がショートサーキットして
吸込口に吸い込まれないように防止し、暖房運転時に、
天井付近に滞留した暖気を吸込口から吸い込んで効率よ
く熱交換できるようにした空気調和機を提供することを
目的とする。
記の問題点に鑑み、とくに冷房または暖房運転開始時
に、吸込口から吸い込む吸込空気の吸い込み能力を向上
させ、吹出口からの吹出空気がショートサーキットして
吸込口に吸い込まれないように防止し、暖房運転時に、
天井付近に滞留した暖気を吸込口から吸い込んで効率よ
く熱交換できるようにした空気調和機を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、本体の前面の上下方向の中央部および上面
部に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設けられ、
これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器およ
び送風ファンが設けられてなる空気調和機において、前
記前面の吸込口が、その前部に上下に二分割されて設け
られ、上下動する化粧板からなる開閉体によって開閉さ
れ、同開閉体を駆動するために設けられた駆動装置が、
駆動モータからなる駆動部と、同駆動モータの駆動軸に
接続され、両端部に一対の駆動歯車を設けたロッドと、
同駆動歯車と歯合する第一歯部を備え前記上部開閉体に
係止して上下動する一対の第一アームと、基端部に前記
駆動歯車と歯合する第二歯部を備えて前記第一アームと
平行な上下動をし、先端部に第三歯部を備えた一対の連
係アームと、前記下部開閉体に係止して前記第三歯部に
対向する第四歯部を備えた一対の第二アームと、これら
第三歯部および第四歯部と夫々歯合するとともに、互い
に歯合した二つの中間歯車とからなる連係部とで構成さ
れ、前記駆動モータの駆動軸および駆動歯車の回転を、
前記第一歯部を備えた前記第一アームの上下動に変換す
る一方、基端部に前記第二歯部を先端部に前記第三歯部
を夫々備えた前記連係アームの上下動に変換するととも
に、同第三歯部および第四歯部と夫々歯合した前記中間
歯車により前記第二アームの上下動に変換し、これら第
一アームおよび第二アームに夫々係止した前記上部開閉
体および前記下部開閉体を互いに逆方向に上下動させて
前記前面の吸込口を開閉するようにしてなり、冷房また
は暖房運転の開始時は、前記上下の開閉体により前記前
面の吸込口を大きく開いて吸込空気量を多くするととも
に、前記吹出口の上部に位置した前記下部開閉体によ
り、前記吹出口３からの吹出空気が前記前面の吸込口に
直接吸い込まれないように防止し、通常運転時は、前記
上下の開閉体により前記前面の吸込口を小さく開いて、
または閉じて吸込空気量を少なくするようにした構成と
なっている。
決するため、本体の前面の上下方向の中央部および上面
部に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設けられ、
これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器およ
び送風ファンが設けられてなる空気調和機において、前
記前面の吸込口が、その前部に上下に二分割されて設け
られ、上下動する化粧板からなる開閉体によって開閉さ
れ、同開閉体を駆動するために設けられた駆動装置が、
駆動モータからなる駆動部と、同駆動モータの駆動軸に
接続され、両端部に一対の駆動歯車を設けたロッドと、
同駆動歯車と歯合する第一歯部を備え前記上部開閉体に
係止して上下動する一対の第一アームと、基端部に前記
駆動歯車と歯合する第二歯部を備えて前記第一アームと
平行な上下動をし、先端部に第三歯部を備えた一対の連
係アームと、前記下部開閉体に係止して前記第三歯部に
対向する第四歯部を備えた一対の第二アームと、これら
第三歯部および第四歯部と夫々歯合するとともに、互い
に歯合した二つの中間歯車とからなる連係部とで構成さ
れ、前記駆動モータの駆動軸および駆動歯車の回転を、
前記第一歯部を備えた前記第一アームの上下動に変換す
る一方、基端部に前記第二歯部を先端部に前記第三歯部
を夫々備えた前記連係アームの上下動に変換するととも
に、同第三歯部および第四歯部と夫々歯合した前記中間
歯車により前記第二アームの上下動に変換し、これら第
一アームおよび第二アームに夫々係止した前記上部開閉
体および前記下部開閉体を互いに逆方向に上下動させて
前記前面の吸込口を開閉するようにしてなり、冷房また
は暖房運転の開始時は、前記上下の開閉体により前記前
面の吸込口を大きく開いて吸込空気量を多くするととも
に、前記吹出口の上部に位置した前記下部開閉体によ
り、前記吹出口３からの吹出空気が前記前面の吸込口に
直接吸い込まれないように防止し、通常運転時は、前記
上下の開閉体により前記前面の吸込口を小さく開いて、
または閉じて吸込空気量を少なくするようにした構成と
なっている。
【０００６】また、前記下部開閉体の下端に、前記吹出
口に対応して前方に突出し、同吹出口からの吹出空気が
ショートサーキットして前記吸込口に吸い込まれないよ
うに防止する突条部を連続形成した構成となっている。
口に対応して前方に突出し、同吹出口からの吹出空気が
ショートサーキットして前記吸込口に吸い込まれないよ
うに防止する突条部を連続形成した構成となっている。
【０００７】また、前記駆動モータが、ステッピングモ
ータである構成となっている。
ータである構成となっている。
【０００８】また、前記上部開閉体に前記第一アームを
係止する第一係止部が、同第一アームの両端部に対応し
て前記上部開閉体の上下部背面側に連続形成された断面
略Ｌ字状の第一係止爪からなり、前記下部開閉体に前記
第二アームを係止する第二係止部が、同第二アームの両
端部に対応して前記下部開閉体の上下部背面側に連続形
成された断面略Ｌ字状の第二係止爪からなり、これら第
一係止爪および第二係止爪を前記第一アームおよび前記
第二アームの両端部に係止するようにした構成となって
いる。
係止する第一係止部が、同第一アームの両端部に対応し
て前記上部開閉体の上下部背面側に連続形成された断面
略Ｌ字状の第一係止爪からなり、前記下部開閉体に前記
第二アームを係止する第二係止部が、同第二アームの両
端部に対応して前記下部開閉体の上下部背面側に連続形
成された断面略Ｌ字状の第二係止爪からなり、これら第
一係止爪および第二係止爪を前記第一アームおよび前記
第二アームの両端部に係止するようにした構成となって
いる。
【０００９】更に、前記第一係止爪を、前記上部開閉体
の上下部背面側の長手方向にわたって連続形成し、前記
第二係止爪を、前記下部開閉体の上下部背面側の長手方
向にわたって連続形成した構成となっている。
の上下部背面側の長手方向にわたって連続形成し、前記
第二係止爪を、前記下部開閉体の上下部背面側の長手方
向にわたって連続形成した構成となっている。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）と、図２（Ａ）および図２（Ｂ）と、図
３（Ａ）および図３（Ｂ）とにおいて、１は空気調和機
本体、２は同本体１の前面中央部および上面部に設けら
れた吸込口、３は前面下部に風向変更板６を回動自在に
軸支して設けられた吹出口、４はこれら吸込口２と吹出
口３とを結ぶ空気通路に設けられた熱交換器、５は前記
空気通路に設けられた送風ファンである。
付図面に基づいた実施例として説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）と、図２（Ａ）および図２（Ｂ）と、図
３（Ａ）および図３（Ｂ）とにおいて、１は空気調和機
本体、２は同本体１の前面中央部および上面部に設けら
れた吸込口、３は前面下部に風向変更板６を回動自在に
軸支して設けられた吹出口、４はこれら吸込口２と吹出
口３とを結ぶ空気通路に設けられた熱交換器、５は前記
空気通路に設けられた送風ファンである。
【００１１】前記前面の吸込口２が、その前部に上下に
二分割されて設けられ、上下動する化粧板からなる開閉
体７、８によって開閉され、同開閉体７、８を駆動する
ために設けられた駆動装置が、図３（Ａ）および図３
（Ｂ）で示すように、駆動モータ９からなる駆動部と、
同駆動モータ９の駆動軸に接続され、両端部に一対の駆
動歯車10を設けたロッド11と、同駆動歯車10と歯合する
第一歯部12a を備え前記上部開閉体７に係止して上下動
する一対の第一アーム12と、基端部に前記駆動歯車10と
歯合する第二歯部13a を備えて前記第一アーム12と平行
な上下動をし、先端部に第三歯部13b を備えた一対の連
係アーム13と、前記下部開閉体８に係止して前記第三歯
部13b に対向する第四歯部14a を備えた一対の第二アー
ム14と、これら第三歯部13b および第四歯部14a と夫々
歯合するとともに、互いに歯合した二つの中間歯車15と
からなる連係部とで構成され、前記駆動モータ９の駆動
軸および駆動歯車10の回転を、前記第一歯部12a を備え
た前記第一アーム12の上下動に変換する一方、基端部に
前記第二歯部13a を先端部に前記第三歯部13b を夫々備
えた前記連係アーム13の上下動に変換するとともに、同
第三歯部13b および第四歯部14a と夫々歯合した前記中
間歯車15により前記第二アーム14の上下動に変換し、こ
れら第一アーム12および第二アーム14に夫々係止した前
記上部開閉体７および前記下部開閉体８を互いに逆方向
に上下動させて前記前面の吸込口２を開閉するようにし
てなり、冷房または暖房運転の開始時は、図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）で示すように、前記上下の開閉体７、８
により前記前面の吸込口２を大きく開いて吸込空気量を
多くするとともに、前記吹出口２の上部に位置した前記
下部開閉体８により、前記吹出口３からの吹出空気が前
記前面の吸込口２に直接吸い込まれないように防止し、
通常運転時は、図２（Ａ）および図２（Ｂ）で示すよう
に、前記上下の開閉体７、８により前記前面の吸込口２
を小さく開いて、または閉じて吸込空気量を少なくする
ようにした構成となっており、これによって、とくに冷
房または暖房運転開始時に、前記吸込口２から吸い込ま
れる吸込空気の吸い込み能力を向上できるようにして素
早く空気調和を行えるようにしたり、前記上下の開閉体
７、８を前記前面の吸込口２の前部（外側）に設けたこ
とによって、前記吹出口３からの吹出空気がショートサ
ーキットして前記吸込口２に吸い込まれないように防止
できるようにしたり、暖房運転時に、天井付近に滞留し
た暖気を前記上面の吸込口２から効果的に吸い込んで効
率よく熱交換できるようにした構造となる。
二分割されて設けられ、上下動する化粧板からなる開閉
体７、８によって開閉され、同開閉体７、８を駆動する
ために設けられた駆動装置が、図３（Ａ）および図３
（Ｂ）で示すように、駆動モータ９からなる駆動部と、
同駆動モータ９の駆動軸に接続され、両端部に一対の駆
動歯車10を設けたロッド11と、同駆動歯車10と歯合する
第一歯部12a を備え前記上部開閉体７に係止して上下動
する一対の第一アーム12と、基端部に前記駆動歯車10と
歯合する第二歯部13a を備えて前記第一アーム12と平行
な上下動をし、先端部に第三歯部13b を備えた一対の連
係アーム13と、前記下部開閉体８に係止して前記第三歯
部13b に対向する第四歯部14a を備えた一対の第二アー
ム14と、これら第三歯部13b および第四歯部14a と夫々
歯合するとともに、互いに歯合した二つの中間歯車15と
からなる連係部とで構成され、前記駆動モータ９の駆動
軸および駆動歯車10の回転を、前記第一歯部12a を備え
た前記第一アーム12の上下動に変換する一方、基端部に
前記第二歯部13a を先端部に前記第三歯部13b を夫々備
えた前記連係アーム13の上下動に変換するとともに、同
第三歯部13b および第四歯部14a と夫々歯合した前記中
間歯車15により前記第二アーム14の上下動に変換し、こ
れら第一アーム12および第二アーム14に夫々係止した前
記上部開閉体７および前記下部開閉体８を互いに逆方向
に上下動させて前記前面の吸込口２を開閉するようにし
てなり、冷房または暖房運転の開始時は、図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）で示すように、前記上下の開閉体７、８
により前記前面の吸込口２を大きく開いて吸込空気量を
多くするとともに、前記吹出口２の上部に位置した前記
下部開閉体８により、前記吹出口３からの吹出空気が前
記前面の吸込口２に直接吸い込まれないように防止し、
通常運転時は、図２（Ａ）および図２（Ｂ）で示すよう
に、前記上下の開閉体７、８により前記前面の吸込口２
を小さく開いて、または閉じて吸込空気量を少なくする
ようにした構成となっており、これによって、とくに冷
房または暖房運転開始時に、前記吸込口２から吸い込ま
れる吸込空気の吸い込み能力を向上できるようにして素
早く空気調和を行えるようにしたり、前記上下の開閉体
７、８を前記前面の吸込口２の前部（外側）に設けたこ
とによって、前記吹出口３からの吹出空気がショートサ
ーキットして前記吸込口２に吸い込まれないように防止
できるようにしたり、暖房運転時に、天井付近に滞留し
た暖気を前記上面の吸込口２から効果的に吸い込んで効
率よく熱交換できるようにした構造となる。
【００１２】また、前記下部開閉体８の下端に、前記吹
出口３に対応して前方に突出し、同吹出口３からの吹出
空気がショートサーキットして前記吸込口２に吸い込ま
れないように防止する突条部8bを連続形成したことによ
り、前記吹出口３からの吹出空気がショートサーキット
して前記吸込口２に吸い込まれないように、更に効果的
に防止できるようにした構成となっている。なお、前記
突条部8bを前記下部開閉体８の下端に連続形成したこと
によって、本体１正面の意匠性に特徴をもたせることが
できるとともに、前記吹出口３からの吹出空気がショー
トサーキットしない構成であることを明確に視認できる
ようになって、ユーザに対しても商品の特徴を明確にア
ピールできるようにした構造となる。
出口３に対応して前方に突出し、同吹出口３からの吹出
空気がショートサーキットして前記吸込口２に吸い込ま
れないように防止する突条部8bを連続形成したことによ
り、前記吹出口３からの吹出空気がショートサーキット
して前記吸込口２に吸い込まれないように、更に効果的
に防止できるようにした構成となっている。なお、前記
突条部8bを前記下部開閉体８の下端に連続形成したこと
によって、本体１正面の意匠性に特徴をもたせることが
できるとともに、前記吹出口３からの吹出空気がショー
トサーキットしない構成であることを明確に視認できる
ようになって、ユーザに対しても商品の特徴を明確にア
ピールできるようにした構造となる。
【００１３】また、前記駆動モータ９が、ステッピング
モータである構成となっており、これによって、同ステ
ッピングモータの駆動軸を、右回転または左回転により
所定の回動角度だけ正確に回動させるようにして、例え
ば図３（Ａ）および図３（Ｂ）で示す矢印のように、前
記駆動軸の回転により前記上下の開閉板７、８を夫々上
下動させて、前記前面の吸込口２の開口面積を大きくで
きるようにした構造となる。なお、前記駆動軸が、図３
（Ａ）および図３（Ｂ）で示す矢印の逆方向に回転した
場合には、前記上下の開閉板７、８を夫々逆方向に上下
動させて、前記前面の吸込口２の開口面積を小さくでき
るようになり、または、同吸込口２を閉塞できるように
なって、例えば暖房運転時に、上記に説明したとおり、
天井付近に滞留した暖気を前記上面の吸込口２から吸い
込んで効率よく熱交換できるようにした構造となる。
モータである構成となっており、これによって、同ステ
ッピングモータの駆動軸を、右回転または左回転により
所定の回動角度だけ正確に回動させるようにして、例え
ば図３（Ａ）および図３（Ｂ）で示す矢印のように、前
記駆動軸の回転により前記上下の開閉板７、８を夫々上
下動させて、前記前面の吸込口２の開口面積を大きくで
きるようにした構造となる。なお、前記駆動軸が、図３
（Ａ）および図３（Ｂ）で示す矢印の逆方向に回転した
場合には、前記上下の開閉板７、８を夫々逆方向に上下
動させて、前記前面の吸込口２の開口面積を小さくでき
るようになり、または、同吸込口２を閉塞できるように
なって、例えば暖房運転時に、上記に説明したとおり、
天井付近に滞留した暖気を前記上面の吸込口２から吸い
込んで効率よく熱交換できるようにした構造となる。
【００１４】また、前記上部開閉板７に前記第一アーム
12を係止する第一係止部が、同第一アーム12の両端部に
対応して前記上部開閉板７の上下部背面側に連続形成さ
れた断面略Ｌ字状の第一係止爪7aからなり、前記下部開
閉板８に前記第二アーム14を係止する第二係止部が、同
第二アーム14の両端部に対応して前記下部開閉板８の上
下部背面側に連続形成された断面略Ｌ字状の第二係止爪
8aからなり、これら第一係止爪7aおよび第二係止爪8aを
前記第一アーム12および前記第二アーム14の両端部に係
止するようにした構成となっており、これによって、図
３（Ｂ）で示すように、前記上部開閉板７に前記第一ア
ーム12を、前記下部開閉板８に前記第二アーム14を、こ
れら上部開閉板７および下部開閉板８の弾性を利用して
夫々簡便に、且つ正確に係止できるようにした構造とな
る。
12を係止する第一係止部が、同第一アーム12の両端部に
対応して前記上部開閉板７の上下部背面側に連続形成さ
れた断面略Ｌ字状の第一係止爪7aからなり、前記下部開
閉板８に前記第二アーム14を係止する第二係止部が、同
第二アーム14の両端部に対応して前記下部開閉板８の上
下部背面側に連続形成された断面略Ｌ字状の第二係止爪
8aからなり、これら第一係止爪7aおよび第二係止爪8aを
前記第一アーム12および前記第二アーム14の両端部に係
止するようにした構成となっており、これによって、図
３（Ｂ）で示すように、前記上部開閉板７に前記第一ア
ーム12を、前記下部開閉板８に前記第二アーム14を、こ
れら上部開閉板７および下部開閉板８の弾性を利用して
夫々簡便に、且つ正確に係止できるようにした構造とな
る。
【００１５】更に、前記第一係止爪7aを、前記上部開閉
板７の上下部背面側の長手方向にわたって連続形成し、
前記第二係止爪8aを、前記下部開閉板８の上下部背面側
の長手方向にわたって連続形成した構成となっており、
これによって、前記上部開閉板７および前記下部開閉板
８の強度を増強できるようにした構造となる。
板７の上下部背面側の長手方向にわたって連続形成し、
前記第二係止爪8aを、前記下部開閉板８の上下部背面側
の長手方向にわたって連続形成した構成となっており、
これによって、前記上部開閉板７および前記下部開閉板
８の強度を増強できるようにした構造となる。
【００１６】以上の構成により、図１（Ａ）および図１
（Ｂ）と、図２（Ａ）および図２（Ｂ）と、図３（Ａ）
および図３（Ｂ）とで示すように、前記前面の吸込口２
が、その前部に上下に二分割されて設けられ、上下動す
る化粧板からなる開閉体７、８によって開閉され、同開
閉体７、８を駆動するための前記駆動部および前記連係
部からなる前記駆動装置が設けられ、前記駆動モータ９
の駆動軸および駆動歯車10の回転を、前記第一歯部12a
を備えた前記第一アーム12の上下動に変換する一方、基
端部に前記第二歯部13a を先端部に前記第三歯部13b を
夫々備えた前記連係アーム13の上下動に変換するととも
に、同第三歯部13b および第四歯部14a と夫々歯合した
前記中間歯車15により前記第二アーム14の上下動に変換
し、これら第一アーム12および第二アーム14に夫々係止
した前記上部開閉体７および前記下部開閉体８を互いに
逆方向に上下動させて前記前面の吸込口２を開閉するよ
うにし、冷房または暖房運転の開始時は、図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）で示すように、前記上下の開閉体７、８
により前記前面の吸込口２を大きく開いて吸込空気量を
多くするとともに、前記吹出口２の上部に位置した前記
下部開閉体８により、前記吹出口３からの吹出空気が前
記前面の吸込口２に直接吸い込まれないように防止し、
通常運転時は、図２（Ａ）および図２（Ｂ）で示すよう
に、前記上下の開閉体７、８により前記前面の吸込口２
を小さく開いて、または閉じて吸込空気量を少なくする
ようにしたので、これによって、とくに冷房または暖房
運転開始時に、前記吸込口２から吸い込まれる吸込空気
の吸い込み能力を向上できるようにして素早く空気調和
を行えるようにしたり、前記上下の開閉体７、８を前記
前面の吸込口２の前部（外側）に設けたことによって、
前記吹出口３からの吹出空気がショートサーキットして
前記吸込口２に吸い込まれないように防止できるように
したり、暖房運転時に、天井付近に滞留した暖気を前記
上面の吸込口２から効果的に吸い込んで効率よく熱交換
できるようにした空気調和機となる。
（Ｂ）と、図２（Ａ）および図２（Ｂ）と、図３（Ａ）
および図３（Ｂ）とで示すように、前記前面の吸込口２
が、その前部に上下に二分割されて設けられ、上下動す
る化粧板からなる開閉体７、８によって開閉され、同開
閉体７、８を駆動するための前記駆動部および前記連係
部からなる前記駆動装置が設けられ、前記駆動モータ９
の駆動軸および駆動歯車10の回転を、前記第一歯部12a
を備えた前記第一アーム12の上下動に変換する一方、基
端部に前記第二歯部13a を先端部に前記第三歯部13b を
夫々備えた前記連係アーム13の上下動に変換するととも
に、同第三歯部13b および第四歯部14a と夫々歯合した
前記中間歯車15により前記第二アーム14の上下動に変換
し、これら第一アーム12および第二アーム14に夫々係止
した前記上部開閉体７および前記下部開閉体８を互いに
逆方向に上下動させて前記前面の吸込口２を開閉するよ
うにし、冷房または暖房運転の開始時は、図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）で示すように、前記上下の開閉体７、８
により前記前面の吸込口２を大きく開いて吸込空気量を
多くするとともに、前記吹出口２の上部に位置した前記
下部開閉体８により、前記吹出口３からの吹出空気が前
記前面の吸込口２に直接吸い込まれないように防止し、
通常運転時は、図２（Ａ）および図２（Ｂ）で示すよう
に、前記上下の開閉体７、８により前記前面の吸込口２
を小さく開いて、または閉じて吸込空気量を少なくする
ようにしたので、これによって、とくに冷房または暖房
運転開始時に、前記吸込口２から吸い込まれる吸込空気
の吸い込み能力を向上できるようにして素早く空気調和
を行えるようにしたり、前記上下の開閉体７、８を前記
前面の吸込口２の前部（外側）に設けたことによって、
前記吹出口３からの吹出空気がショートサーキットして
前記吸込口２に吸い込まれないように防止できるように
したり、暖房運転時に、天井付近に滞留した暖気を前記
上面の吸込口２から効果的に吸い込んで効率よく熱交換
できるようにした空気調和機となる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によると、とくに冷
房または暖房運転開始時に、吸込口から吸い込む吸込空
気の吸い込み能力を向上させ、吹出口からの吹出空気が
ショートサーキットして吸込口に吸い込まれないように
防止し、暖房運転時に、天井付近に滞留した暖気を吸込
口から吸い込んで効率よく熱交換できるようにした空気
調和機となる。
房または暖房運転開始時に、吸込口から吸い込む吸込空
気の吸い込み能力を向上させ、吹出口からの吹出空気が
ショートサーキットして吸込口に吸い込まれないように
防止し、暖房運転時に、天井付近に滞留した暖気を吸込
口から吸い込んで効率よく熱交換できるようにした空気
調和機となる。
【図１】本発明による前面上部の吸込口を開閉する化粧
板からなる開閉体を開いた状態を示す空気調和機の説明
図で、（Ａ）は斜視図であり、（Ｂ）は断面図である。
板からなる開閉体を開いた状態を示す空気調和機の説明
図で、（Ａ）は斜視図であり、（Ｂ）は断面図である。
【図２】本発明による前面上部の吸込口を開閉する化粧
板からなる開閉体を閉じた状態を示す空気調和機の説明
図で、（Ａ）は斜視図であり、（Ｂ）は断面図である。
板からなる開閉体を閉じた状態を示す空気調和機の説明
図で、（Ａ）は斜視図であり、（Ｂ）は断面図である。
【図３】本発明による空気調和機の要部説明図で、
（Ａ）は開閉体を駆動する駆動装置の斜視図であり、
（Ｂ）は側面図である。
（Ａ）は開閉体を駆動する駆動装置の斜視図であり、
（Ｂ）は側面図である。
【図４】従来例による空気調和機の斜視図である。
【符号の説明】 １ 空気調和機本体 ２ 吸込口 ３ 吹出口 ４ 熱交換器 ５ 送風ファン ６ 風向変更板 ７ 上部開閉体 7a 第一係止爪 ８ 下部開閉体 8a 第二係止爪 ９ 駆動モータ（ステッピングモータ） 10 駆動歯車 11 ロッド 12 第一アーム 12a 第一歯部 13 連係アーム 13a 第二歯部 13b 第三歯部 14 第二アーム 14a 第四歯部 15 中間歯車
Claims (5)
- 【請求項１】 本体の前面の上下方向の中央部および上
面部に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設けら
れ、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器
および送風ファンが設けられてなる空気調和機におい
て、 前記前面の吸込口が、その前部に上下に二分割されて設
けられ、上下動する化粧板からなる開閉体によって開閉
され、同開閉体を駆動するために設けられた駆動装置
が、駆動モータからなる駆動部と、同駆動モータの駆動
軸に接続され、両端部に一対の駆動歯車を設けたロッド
と、同駆動歯車と歯合する第一歯部を備え前記上部開閉
体に係止して上下動する一対の第一アームと、基端部に
前記駆動歯車と歯合する第二歯部を備えて前記第一アー
ムと平行な上下動をし、先端部に第三歯部を備えた一対
の連係アームと、前記下部開閉体に係止して前記第三歯
部に対向する第四歯部を備えた一対の第二アームと、こ
れら第三歯部および第四歯部と夫々歯合するとともに、
互いに歯合した二つの中間歯車とからなる連係部とで構
成され、 前記駆動モータの駆動軸および駆動歯車の回転を、前記
第一歯部を備えた前記第一アームの上下動に変換する一
方、基端部に前記第二歯部を先端部に前記第三歯部を夫
々備えた前記連係アームの上下動に変換するとともに、
同第三歯部および第四歯部と夫々歯合した前記中間歯車
により前記第二アームの上下動に変換し、これら第一ア
ームおよび第二アームに夫々係止した前記上部開閉体お
よび前記下部開閉体を互いに逆方向に上下動させて前記
前面の吸込口を開閉するようにしてなり、 冷房または暖房運転の開始時は、前記上下の開閉体によ
り前記前面の吸込口を大きく開いて吸込空気量を多くす
るとともに、前記吹出口の上部に位置した前記下部開閉
体により、前記吹出口３からの吹出空気が前記前面の吸
込口に直接吸い込まれないように防止し、通常運転時
は、前記上下の開閉体により前記前面の吸込口を小さく
開いて、または閉じて吸込空気量を少なくするようにし
たことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記下部開閉体の下端に、前記吹出口に
対応して前方に突出し、同吹出口からの吹出空気がショ
ートサーキットして前記吸込口に吸い込まれないように
防止する突条部を連続形成したことを特徴とする請求項
１に記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記駆動モータが、ステッピングモータ
であることを特徴とする請求項１に記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記上部開閉体に前記第一アームを係止
する第一係止部が、同第一アームの両端部に対応して前
記上部開閉体の上下部背面側に連続形成された断面略Ｌ
字状の第一係止爪からなり、前記下部開閉体に前記第二
アームを係止する第二係止部が、同第二アームの両端部
に対応して前記下部開閉体の上下部背面側に連続形成さ
れた断面略Ｌ字状の第二係止爪からなり、これら第一係
止爪および第二係止爪を前記第一アームおよび前記第二
アームの両端部に係止するようにしたことを特徴とする
請求項１または請求項２に記載の空気調和機。 - 【請求項５】 前記第一係止爪を、前記上部開閉体の上
下部背面側の長手方向にわたって連続形成し、前記第二
係止爪を、前記下部開閉体の上下部背面側の長手方向に
わたって連続形成したことを特徴とする請求項４に記載
の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10298024A JP2000121094A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10298024A JP2000121094A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000121094A true JP2000121094A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17854138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10298024A Pending JP2000121094A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000121094A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002061942A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| JP2003083564A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Sharp Corp | 空気調和機 |
| JP2003106555A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Sharp Corp | 空気調和機 |
| JP2005098683A (ja) * | 2003-03-26 | 2005-04-14 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室内機 |
| JP2005098685A (ja) * | 2003-03-26 | 2005-04-14 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室内機 |
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| JP2006322704A (ja) * | 2006-08-03 | 2006-11-30 | Sharp Corp | 空気調和機 |
| EP1780474A2 (en) | 2005-10-26 | 2007-05-02 | LG Electronics Inc. | Indoor unit for air conditioner |
| CN100339646C (zh) * | 2003-11-19 | 2007-09-26 | 松下电器产业株式会社 | 空调的室内组件 |
| US7703294B2 (en) | 2003-03-26 | 2010-04-27 | Daikin Industries, Ltd. | Indoor unit of an air conditioner |
| EP2203690A1 (en) * | 2007-10-22 | 2010-07-07 | Lg Electronics Inc. | Air conditioner |
| KR101181644B1 (ko) * | 2005-10-26 | 2012-09-10 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
| CN104515287A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-04-15 | 海尔集团公司 | 空调及其控制方法 |
| CN105091261A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-11-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风口控制装置及空调器 |
| JP2016217602A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 象印マホービン株式会社 | 空気調和機 |
| CN107314522A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-11-03 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器室内机和空调器 |
| CN110848795A (zh) * | 2018-07-27 | 2020-02-28 | 大金工业株式会社 | 嵌入式空调室内机 |
| CN113074413A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-07-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 面板组件及包含其的空调器室内机 |
-
1998
- 1998-10-20 JP JP10298024A patent/JP2000121094A/ja active Pending
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| WO2007049870A3 (en) * | 2005-10-26 | 2009-07-30 | Lg Electronics Inc | Indoor unit for air conditioner |
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