JP2000120708A - 転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受

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JP2000120708A
JP2000120708A JP10300020A JP30002098A JP2000120708A JP 2000120708 A JP2000120708 A JP 2000120708A JP 10300020 A JP10300020 A JP 10300020A JP 30002098 A JP30002098 A JP 30002098A JP 2000120708 A JP2000120708 A JP 2000120708A
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JP
Japan
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pocket
rolling
bearing
grease
axial cylindrical
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JP10300020A
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Masao Yamamoto
雅雄 山本
Atsushi Yokouchi
敦 横内
Michiharu Naka
道治 中
Yasuyuki Muto
泰之 武藤
Hironori Suzuki
弘典 鈴木
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
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    • F16C33/41Ball cages comb-shaped
    • F16C33/418Details of individual pockets, e.g. shape or ball retaining means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温及び高温下での軸受音響特性に優れ、ま
た低温下での起動時の保持器音の低減を図った転がり軸
受を提供する。 【解決手段】 保持器の各ポケット内面の少なくとも一
部に、該保持器の周縁側開口縁を含み、各ポケットに保
持された転動体の転動中心軸をその中心軸とするアキシ
ャル円筒面を設け、該保持器を介して内輪と外輪との間
に複数の転動体を転動自在に保持してなる転がり軸受で
あって、かつ水酸基を含まない脂肪酸のリチウム塩、水
酸基を含む脂肪酸のリチウム塩及びこれらの混合物から
選択される増ちょう剤と、40℃動粘度が30〜150
mm2/s で、かつエステル油を必須成分として含む基油
とを含んでなるグリース組成物が封入されていることを
特徴とする転がり軸受。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転がり軸受に関し、
特に低温時における保持器音及び高温下での軸受音響性
能を改善し、且つ高速から低速回転時における音響特性
の長寿命化に適した転がり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調整装置(エアーコンディシ
ョナー)はその高性能化や多機能化が進み、例えば、高
速運転による急速冷却で短時間で室内温度を下げた後
は、低速運転で一定温度に維持することが行われてい
る。又、低速運転時には、空気の吹き出し音やモータの
回転音等を抑えた低騒音運転が要求されている。しか
し、低速運転時には装置内部の冷却効率が低下して、モ
ータに組み込まれた軸受温度は100〜120℃前後ま
で上昇することがある。その結果、軸受封入グリースが
劣化しやすくなる。そして、劣化が促進された場合は、
騒音を引き起こすおそれがあった。又、エアーコンディ
ショナーに使用される室外機においては、冬期等の低温
時における起動時の軸受初期音響(保持器音)が問題に
なることも考えられた。
【0003】従来より空気調整装置の軸受用グリースと
して、増ちょう剤にリチウム石けん、基油にジオクチル
セバケート(DOS)やペンタエリスリトール(PE
T)等を用いたエステル系組成物で、粘度が80mm2/
s (40℃)未満のグリースが一般的に使用されてい
る。しかし、このグリース組成物は、運転初期や低温時
における音響特性に優れた特性を有するが、反面、高温
下における音響特性が早期に劣化しやすいという問題点
があった。
【0004】上記のような問題を解決するために、本出
願人も特開平8−209176号公報において、水酸基
を有する脂肪酸のリチウム塩と水酸基を含まない脂肪酸
のリチウム塩とを特定の割合で配合したリチウム石けん
と、粘度が80〜300mm 2/s のエステル油を必須成
分とする基油とを含み、高温での音響特性を改善したグ
リースを開示している。また、本出願人は特開平8−3
38434号公報及び特願平9−335304号明細書
において、軸受の保持器音の発生を改善するため、保持
器形状に工夫をこらした保持器を開示もしくは提案して
いる。また、本出願人は、特願平10−4022号明細
書において、ポケットの少なくともラジアル方向におけ
る開口周縁部の一部に面取りを施した保持器に、特定の
グリース組成物を封入した転がり軸受を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気調
整装置の高性能化の要求に伴い、組み込まれる転がり軸
受にも、高速回転化や小型化、低騒音化等に対するより
一層の改善が求められている。本発明はこのような状況
に鑑みてなされたものであり、低温及び高温下での軸受
音響特性に優れ、また低温下での起動時の保持器音の低
減を図った転がり軸受を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明
の、保持器の各ポケット内面の少なくとも一部に、該保
持器の周縁側開口縁を含み、各ポケットに保持された転
動体の転動中心軸をその中心軸とするアキシャル円筒面
を設け、該保持器を介して内輪と外輪との間に複数の転
動体を転動自在に保持してなる転がり軸受であって、か
つ水酸基を含まない脂肪酸のリチウム塩、水酸基を含む
脂肪酸のリチウム塩及びこれらの混合物から選択される
増ちょう剤と、40℃動粘度が30〜150mm2/s
で、かつエステル油を必須成分として含む基油とを含ん
でなるグリース組成物が封入されていることを特徴とす
る転がり軸受により達成される。本発明の転がり軸受に
よれば、アキシアル円筒面を設けた保持器を用いること
により、グリースが保持器ポケットの内面と転動体との
隙間に入りやすくなり、接触面でのグリース供給不足が
無くなり、また低温及び高温での耐久性能に優れたグリ
ースを用いることにより、音響長寿命化及び低温時にお
ける保持器音を低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる転がり軸
受を詳細に説明する。図1は、本発明の転がり軸受の一
実施形態を示す断面図である。図示されるよに、転がり
軸受は内輪軌道1を有する内輪2と、外輪軌道3を有す
る外輪4との間に複数個の転動体である玉5,5を保持
器7を介して転動自在に保持するとともに、内輪2、外
輪4及び玉5,5で形成される空間内にグリース(図示
せず)を充填し、シール板6,6でグリースを封止して
概略構成される。本発明の転がり軸受においては、保持
器7のポケット内面にアキシャル円筒面を形成している
ことを特徴とする。以下に、このアキシャル円筒面につ
いて説明する。
【0008】保持器7の種類は特に制限されるものでは
ないが、ここでは図2に示す冠型保持器を例にして説明
する。この冠型保持器7は、円環状の主部8と、この主
部8の円周方向複数箇所に設けられ、その内側に玉5,
5を1個ずつ転動自在に保持するポケット9.9とを備
えている。また、各ポケット9.9は互いに間隔をあけ
て配置された1対の弾性片10,10を備えており、こ
れにより玉5,5を保持する。また、図3に示すよう
に、各ポケット9の内面には、円周方向中央部に、球状
凹面17(第一の球状凹面)が設けられている。この球
状凹面17は、従来の冠型保持器と同様に、ポケット9
に保持する玉5の転動面の曲率半径よりも僅かに大きな
曲率半径を有する。そして、この球状凹面17の円周方
向両側には、本発明の特徴部分である1対のアキシャル
円筒面18,18が、これら両アキシャル円筒面18,
18の一端を球状凹面17の円周方向両端部から連続さ
せる状態で形成されている。
【0009】これら両アキシャル円筒面18,18は、
ポケット9に保持された玉5の転動中心軸αをその中心
軸としている。即ち、内輪2と外輪4(図1)との相対
回転に伴ってポケット9に保持された玉5は、主部7の
中心軸と平行な転動中心軸αを中心に転動する。従っ
て、ポケット9毎に1対ずつ設けるアキシャル円筒面1
8,18は、この転動中心軸を中心とする単一円筒面上
に位置する。更に、ポケット9の両端開口部に設けた1
対の弾性片10,10のうち、このポケット9を構成す
る内周面は、それぞれが球状凹面17と同心、或は転動
中心軸α上でこの球状凹面17の中心点と別の点を中心
とする第二の球状凹面19,19としている。これら両
第二の球状凹面19,19は、ポケット9に保持した玉
5の走行部分がこの1対のアキシャル円筒面18,18
から外れる事がない様に、1対のアキシャル円筒面1
8,18の長さとの関係で、その長さ及び形状を規制す
る。この為に例えば、球状凹面17と第二の球状凹面1
9,19とを、玉5の転動面の曲率半径よりも僅かに大
きな曲率半径で、その中心を転動中心軸αに位置させ
る。
【0010】上述の様に構成される冠型保持器7の場合
には、ポケット9の内面と玉5の転動面との間の隙間
に、グリースを必要量だけ取り込む事が可能になる。こ
の理由に就いて、以下に説明する。玉軸受を構成する内
輪2と外輪4との相対回転時に、玉5は転動中心軸αを
中心に転動する。玉5の走行部分、即ち、転動に伴って
転動面が外輪軌道3及び内輪軌道1(図1)と当接する
部分は、玉5の中心点を通り、転動中心軸αに対し直交
する平面上に存在する。従って、上記各アキシャル円筒
面18,18に対応する部分に於いて、ポケット9に保
持した玉5の転動面とこれら各アキシャル円筒面18,
18との距離は、上記走行部分に対応する部分で小さ
く、この走行部分から外れる程大きくなる。ポケット9
の開口端縁で、この端縁と上記転動面との距離に就いて
も同様である。従って、玉5の転動面に付着した潤滑剤
のうち、上記走行部分に付着した潤滑剤のうちの多くの
部分は、ポケット9の開口端縁で掻き取られる。従っ
て、玉5の転動面と外輪軌道3及び内輪軌道1との間に
過剰の潤滑剤が存在する事を防止して、保持器を組み込
んだラジアル玉軸受の回転トルク(絶対値並びに変動
幅)の低減を図れる。
【0011】これに対し、各アキシャル円筒面18,1
8に対応する部分に於いて、ポケット9に保持した玉5
の転動面とこれら各アキシャル円筒面18,18との距
離は、上記走行部分から離れるに従って大きくなる。こ
の為、玉5の転動面のうち、上記走行部分から外れた部
分に付着した潤滑剤のうちの多くの部分は、ポケット9
の開口端縁で掻き取られる事なく、このポケット9内に
取り込まれる。この様にしてポケット9内に取り込まれ
た潤滑剤は、玉5の転動面とポケット9の内面との潤滑
性を向上させて、保持器音と呼ばれる振動の発生防止、
並びに保持器を組み込んだ軸受の耐久性向上に寄与す
る。
【0012】尚、球状凹面17及び第二の球状凹面1
9,19は、互いに同心、即ち、単一球面上に位置させ
ても良いが、アキシャル方向に亙る保持器の変位を防止
しつつ、ポケット9内への潤滑剤の取り込みを効果的に
行なわせるべく、より好ましくは、互いの中心を異なら
せる。この点に就いて、図4により説明する。図3及び
図4に示す様に、1対のアキシャル円筒面18,18を
ポケット9の一部で、その円周方向(図3、図4の左右
方向)両側に設けた構造で、球状凹面17は玉5の転動
中心軸αの一端側(図3、図4の下端側)部分に、また
第二の球状凹面19,19は同じく他端側(図3、図4
の上端側)部分に、それぞれ設けている。図4(A)の
点O5 は、玉5がポケット9内の中立位置に存在すると
仮定した状態での、この玉5の中心点である。この様な
条件の下で、球状凹面17の曲率の中心点O17を転動中
心軸α上で玉5の中心O5 よりも他端側に片寄った位置
に存在させる。一方、第二の球状凹面19,19の曲率
の中心点O19を転動中心軸α上で玉5の中心O5 よりも
一端側に片寄った位置に存在させる。従って、各球状凹
面17,19の曲率半径R17,R19が玉5の転動面の曲
率半径R5よりも大きい程度は、各中心点O5 ,O17
19を一致させる場合(B)に比べて著しくしている。
【0013】上述した図4(A)の様に、各球状凹面1
7,19の曲率の中心点O17,O19をずらせる事によ
り、これら各球状凹面17,19及びアキシャル円筒面
18,18と玉5の転動面との距離の最小値L17
18,L19をほぼ一致させる事ができる。そして、これ
ら各距離の最小値L17,L18,L19をほぼ一致させる結
果、アキシャル方向に亙る保持器の変位を防止しつつ、
ポケット9内への潤滑剤の取り込みを最適に行なわせる
事ができる。この点に就いて、上記図4(A)の他、図
4(B)を参照しつつ説明する。図4(B)に示す様
に、球状凹面17の曲率中心と第二の球状凹面19,1
9の曲率中心とを一致させた構造の場合には、1対のア
キシャル円筒面18,18と玉5の転動面との距離の最
小値L18′を適正値にすると、各球状凹面17,19と
玉5の転動面との距離の最小値L17′,L19′が過大に
なり、この玉5に対する保持器のアキシャル方向の移動
量が過大になる。この結果、軸受の運転時に保持器が振
動し易くなる。反対に、各球状凹面17,19と玉5の
転動面との距離の最小値L17′,L19′を適正値にする
と、1対のアキシャル円筒面18,18と玉5の転動面
との距離の最小値L18′が小さくなり過ぎて、玉5の転
動面の走行部分に付着した潤滑剤がアキシャル円筒面1
8,18の開口端縁で必要以上に掻き取られ易くなり、
保持器音低減の効果が損なわれる。これに対して、図4
(A)の様に、各中心点O17,O19をずらせば、各球状
凹面17,19及びアキシャル円筒面18,18と玉5
の転動面との距離の最小値L17,L18,L19をほぼ一致
させて、アキシャル方向に亙る保持器の変位を防止しつ
つ、ポケット9内への潤滑剤の取り込みを最適に行なわ
れる事ができる。
【0014】次に、図5は、冠型保持器の第2例を示し
ている。前述した第1例の説明から明らかな通り、ポケ
ット9の内面にアキシャル円筒面18,18を形成する
のは、玉5の転動面に付着した潤滑剤のうち、走行部分
に付着した潤滑剤を十分に掻き取り、この走行部分から
外れた部分に付着した潤滑剤をあまり掻き取らない様に
する為である。従って、ポケット9内に保持された玉5
の転動方向(外輪と内輪との相対回転方向)が一定であ
る軸受に組み込む保持器の場合、上記アキシャル円筒面
18,18は、必ずしもポケット9の内面の一部に、保
持器の内周面から外周面にまで、ポケット9の全幅に亙
って形成する必要はない。
【0015】図5に示した第2例の構造は、この様な点
を考慮して、ポケット9の幅方向片半部にのみ、アキシ
ャル円筒面18aを形成したものである。即ち、本例の
場合には、主部7の円周方向片側部分でポケット9の幅
方向一部、より具体的には主部7の直径方向外半部分
に、アキシャル円筒面18aを形成している。本例の場
合、ポケット9に保持された玉5(図4)は、図5に矢
印で示した方向に回転する。従って、この玉5の転動面
に付着した潤滑剤のうち、走行部分に付着した潤滑剤を
十分に掻き取り、この走行部分から外れた部分に付着し
た潤滑剤をあまり掻き取らない様にできる。従って、図
示は省略したが、主部7の円周方向他側部分に形成する
アキシャル円筒面は、主部7の直径方向内半部分に形成
する事が好ましい。但し、潤滑条件等があまり厳しくな
ければ、主部7の円周方向両側部分でアキシャル円筒面
を、この主部7の直径方向に関して同じ側に設ける事も
できる。各球状凹面17,19及びアキシャル円筒面1
8aの曲率中心の位置、並びにこれら各球状凹面17,
19の曲率半径を規制する事により、アキシャル方向に
亙る保持器の変位を防止しつつ、ポケット9内への潤滑
剤の取り込みを最適に行なわせる事ができる事は、前述
した第1例の場合と同様である。
【0016】尚、前述した第1例の変形として、ポケッ
ト9の中央部分を、球状凹面17に代えて、主部7の直
径方向をその中心軸とするラジアル円筒面とする事もで
きる。又、各弾性片12,12の内周面を、第二の球状
凹面17,19に代えて、アキシャル円筒面18,18
と同じ転動中心軸αをその中心とする円錐凹面とする事
もできる。又、本発明は、ミニアチュアベアリングの様
に、小径のラジアル玉軸受に組み込む保持器で実施する
事により、顕著な効果を得られる。従って、本発明は、
小径のラジアル玉軸受用の保持器として一般的に利用さ
れている、合成樹脂製の冠型保持器で実施する事が一般
的である。但し、本発明を金属板製の波形保持器で実施
しても、或る程度の効果を得られる。勿論、この様な波
形保持器も、本発明の対象となり得る。
【0017】更に、本発明を実施する場合に、ポケット
のピッチ円直径(アキシャル円筒面18,18の曲率の
中心軸を結ぶ円筒面の直径)と玉のピッチ円直径とは、
必ずしも一致させなくても良い。例えば、図6に示す様
に、ポケット9のピッチ円P 8 を玉5のピッチ円P5
りも外側に位置させても良い。この様に両ピッチ円
8 ,P5 同士をずらせれば、各アキシャル円筒面1
8,18の開口端縁と玉5の転動面との距離が、保持器
の外径側で大きく、内径側で小さくなる。そして、各ア
キシャル円筒面18,18の開口端縁部分での潤滑剤の
掻き取り効果を調節して、上記ポケット5内への潤滑剤
の送り込み量を調節し、保持器音の低減と軸受の低トル
ク化とを図れる。尚、上記両ピッチ円P8 ,P5 の大小
関係は、図6とは逆にする事もできる。
【0018】上記の如く、アキシャル円筒面を有する保
持器を組み込んだ転がり軸受には、以下のグリース組成
物が封入される。この転がり軸受に封入されるグリース
の基油は、エステル油を必須成分とする。このエステル
油は特に限定されないが、二塩基酸と分岐アルコールの
反応から得られるジエステル油、芳香族系三塩基酸と分
岐アルコールの反応から得られる芳香族エステル油、多
価アルコールと一塩基酸の反応から得られるヒンダード
エステル油が好適に用いられ、耐熱性を考慮すると芳香
族エステル油、ヒンダードエステル油の中から選択さ
れ、単独又は混合して用いるのが特に好ましい。ジエス
テル油としては、ジオクチルアジペート(DOA)、ジ
イソブチルアジペート(DIBA)、ジブチルアジペー
ト(DBA)、ジオクチルアゼレート(DOZ)、ジブ
チルセバケート(DBS)、ジオクチルセバケート(D
OS)、メチル・アセチルリシノレート(MAR−N)
等が挙げられる。芳香族エステル油としては、トリオク
チルトリメリテート(TOTM)、トリデシルトリメリ
テート、テトラオクチルピロメリテート等が挙げられ
る。ヒンダードエステル油としては、以下に示す多価ア
ルコールと一塩基酸を適宜反応させて得られるものが挙
げられる。多価アルコールに反応させる一塩基酸は単独
でもいいし、複数用いてもよい。さらに、多価アルコー
ルと二塩基酸・一塩基酸の混合脂肪酸とのオリゴエステ
ルであるコンプレックスエステルとして用いても良い。
【0019】多価アルコールとしては、トリメチロール
プロパン(TMP)、ペンタエリスリトール(PE)、
ジペンタエリスリトール(DPE)、ネオペンチルグリ
コール(NPG)、2−メチル−プロピル−1,3プロ
パンジオール(MPPD)等が挙げられる。
【0020】一塩基酸としては、主にC4 〜C18の一価
脂肪酸が用いられる。具体的には、例えば酪酸、吉草
酸、カプロン酸、カプリル酸、エナント酸、ペラルゴン
酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミスチリ
ン酸、パルミチン酸、牛脂脂肪酸、スレアリン酸、カプ
ロレイン酸、ウンデシレン酸、リンデル酸、ツズ酸、フ
ィゼテリン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、
ペテロセリン酸、オレイン酸、エライジン酸、アスクレ
ピン酸、バクセン酸、ソルビン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、サビニン酸、リシノール酸等がある。以上のエス
テル油は、基油全量の少なくとも50重量%以上が望ま
しい。エステル油が50重量%未満では、特に低速時に
おける高温耐久性が十分に得られない。更に、上記以外
にも基油成分として合成炭化水素油、エーテル油を配合
することができる。
【0021】合成炭化水素油としては、ポリα−オレフ
ィン油、α−オレフィンとエチレンとのコオリゴマー合
成油等が挙げられる。エーテル油としては、ジフェニ
ル、トリフェニル、テトラフェニルのC12〜C20の
(ジ)アルキル鎖が誘導されたフェニルエーテル油があ
る。特に高温高速耐久性を考慮すれば、(ジ)アルキル
ポリフェニルエーテル油が好ましい。これらの配合割合
は、50重量%以内である。
【0022】基油粘度は40℃動粘度が30〜150m
2/s の範囲であるが、特に40〜150mm2/s が好
ましい。前記動粘度が30mm2/s 未満では、特に低速
回転時に成膜性が十分でなく、150mm2/s を越える
と低温時における起動時の軸受保持器音が発生するため
好ましくない。
【0023】本発明のグリース組成物に使用される増ち
ょう剤は、水酸基を含まない脂肪酸のリチウム塩及び水
酸基を含む脂肪酸のリチウム塩を、それぞれ単独で、も
しくは混合して使用される。水酸基を含むリチウム石け
んは、構造中に含む水酸基の作用により基油との親和性
が高く、分散性が良好で、グリース組成物を適用した軸
受の音響特性を向上させることができる。又、水酸基を
構造中に持たない石けんを併用することで、石けん構造
がより安定し、緻密な石けん構造が得られ、高温条件下
での耐久性を改善する。
【0024】水酸基を含まないリチウム石けんと水酸基
を含むリチウム石けんを混合して用いる場合は、水酸基
を含まないリチウム石けんが0〜70wt%であり、水酸
基を含むリチウム石けんが30〜100wt%の範囲とな
るように配合することが好ましい。特に、水酸基を含ま
ない脂肪酸のリチウム塩が0〜60wt%、水酸基を含む
リチウム石けんが40〜100wt%の範囲になることが
好ましい。又、前記増ちょう剤は、グリース組成物中に
5wt%以上で20wt%未満、好ましくは5〜18wt%含
有される。増ちょう剤が5wt%未満では、ちょう度が大
きくなり、グリースが軟化して軸受からのグリースもれ
を生じ、十分な音響特性が得られない。20wt%以上で
はトルク及び高温時における音響特性に劣る。
【0025】水酸基を含まないC12〜C24の脂肪酸のリ
チウム塩としては、特に限定されないが、ラウリン酸
(C12)リチウム、ミスチリン酸(C14)リチウム、パ
ルミチン酸(C16)リチウム、マルガリン酸(C17)リ
チウム、ステアリン酸(C18)リチウム、アラキジン酸
(C20)リチウム、ベヘン酸(C22)リチウム、リグノ
セリン酸(C24)リチウム、牛脂脂肪酸リチウム等が挙
げられ、望ましくはステアリン酸リチウム及び牛脂脂肪
酸リチウムである。
【0026】水酸基を含むC12〜C24の脂肪酸のリチウ
ム塩としては、特に限定されないが、9−ヒドロキシス
テアリン酸リチウム、10−ヒドロキシステアリン酸リ
チウム、12−ヒドロキシステアリン酸リチウム、9,
10−ジヒドロキシステアリン酸リチウム、リシノール
酸リチウム、リシノエライジン酸リチウム等が挙げら
れ、望ましくは12−ヒドロキシステアリン酸リチウム
である。
【0027】グリース組成物は、前記基油と増ちょう剤
とを含んでなるが、その好ましい特性を損なわない限
り、基油と増ちょう剤以外に、防錆剤、酸化防止剤、金
属不活性化剤、極圧剤、摩耗防止剤、粘度指数向上剤等
を単独又は2種以上組み合わせて添加することができ
る。これらは、いずれも公知のもので構わない。例え
ば、リチウム以外の金属塩からなる金属石けん、ベント
ンやシリカゲル等の他の増ちょう剤;アミン系、フェノ
ール系、イオウ系、ジチオリン酸亜鉛等の酸化防止剤;
脂肪酸、植物油等の油性剤;石油スルホネート、ジノニ
ルナフタレンスルホネート、ソルビタンエステル等の防
錆剤;ベンゾトリアゾールや亜硝酸ソーダ等の金属不活
性化剤;ポリメタクリレート、ポリイソブチレン、ポリ
スチレン等の粘度指数向上剤等を、単独又は2種以上組
み合わせて添加することができる。
【0028】本発明を実施例に基づいて、更に詳細に説
明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるもの
でない。 〔実施例1〜5、比較例1〜9〕表1〜表3に示すよう
な増ちょう剤と基油の配合で、各グリース組成物を作成
した。なお、ステアリン酸リチウム、12−ヒドロキシ
ステアリン酸リチウム(表中、12−OHステアリン酸
リチウムと記載)及び基油の総量は950gであり、こ
れに酸化防止剤、防錆剤、金属不活性化剤を総量で50
g加え、総量1000gのグリース組成物とした。又、
基油粘度(40℃)を同表に併記した。各グリース組成
物を試験軸受に適用し、(1) 軸受音響耐久試験及び(2)
軸受保持器音測定に供した。
【0029】(1) 軸受音響耐久試験 <使用保持器:すべて合成樹脂製> ・実施例1〜5並びに比較例8〜9は、図3に示すアキ
シヤル円筒保持器 ・比較例1〜5は、特開平8−338434号公報のに
示すように、円周方向8カ所のポケット開口周縁部に面
取りを施した保持器 ・比較例6〜7は、従来型の形状で開口周縁部に面取り
は施されていない保持器 試験軸受として、石油ベンジンで回転洗浄を2回行い、
室温放置して乾燥させて完全脱脂した内径6mm、外径
15mm、幅5mmで上記3種の保持器をそれぞれ取り
付けたものを使用した。この試験軸受に注射器を用いて
各グリース組成物を0.05g封入し、非接触金属シー
ル(Z形)密封した。
【0030】前記試験軸受を各グリース組成物毎に16
個ずつ用意し、図7及び図8に示すグリース寿命試験機
に装着した。このグリース寿命試験機は、ハウジング2
0内に入れた試験軸受を、ゴムベルト21及びプーリ2
2を介してモータ23の動力にて回転させるものであ
る。そして、グリース寿命試験機を120℃に調整され
た恒温槽中に収納し、内輪を300rpm及び5600
rpm(いずれもアキシアル荷重2kgf)で1000
時間回転させた。1000時間後、軸受を取り出し、下
記の評価基準により軸受の音響特性を調べた。軸受の音
響測定はアンデロンメータを用いて行い、グリース組成
物を封入した直後の軸受アンデロン値と、1000時間
回転後の軸受のアンデロン値とを比較して音響特性の判
定を行った。判定結果を、音響特性の低下なし「○」、
低下ややあり「△」、及び低下あり「×」として、表1
〜3に示した。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】表1〜3から明らかなように、実施例の試
験軸受は、低速回転下及び高速回転下での音響特性に優
れることが判る。
【0035】また、本発明のアキシアル円筒保持器の優
位性を確認するために、面取りを施した保持器と比較
し、前記条件にて3000時間まで音響寿命試験を行っ
た。実験例1〜2はアキシアル円筒保持器を用い、40
℃の基油粘度は約35及び80mm2/s 、実験例3〜4
は面取り保持器を用い、40℃の基油粘度は約35及び
80mm2/s のグリース組成物を用いて実験を行った。
結果を表4に示した。
【0036】
【表4】
【0037】表4から明らかなように、本発明のアキシ
アル円筒保持器を用いることにより、軸受の音響寿命が
大幅に改善されることが判る。
【0038】(2) 軸受保持器音測定 試験軸受として、石油ベンジンで回転洗浄を2回行い、
室温放置して乾燥させて完全脱脂した内径8mm、外径
22mm、幅7mmで前記3種の保持器をそれぞれ取り
付けたものを使用した。この試験軸受に、表1〜表3に
示す各グリース組成物を注射器を用いて0.16g封入
し、非接触金属シール(Z形)で密封した。前記試験軸
受を各グリース組成物毎に5個ずつ用意した。そして、
試験軸受を1800rpmで回転させ、周波数分析器を
用いて0℃及び−10℃における保持器音を測定した。
判定結果を、保持器音の発生なし「○」、保持器音やや
あり「△」、及び保持器音大きい「×」とし、表1〜表
3に示した。表1〜3から明らかなように、実施例の試
験軸受は低温下での保持器音の発生が無いことが判る。
特に、面取りを施した保持器を使用した比較例1〜5の
試験軸受では、−10℃というより厳しい条件下で保持
器音が発生したのに対して、アキシャル円筒面を有する
実施例の試験軸受では保持器音の発生は無く、本発明の
転がり軸受はより低温下での使用に耐え得ることが判
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の転がり軸
受はアキシアル円筒面を設けてグリースのポケット内へ
の流入を良好にし、かつ低温及び高温での耐久性に優れ
たグリースを封入することにより、低温及び高温下にお
ける音響特性が改善され、又高速から低速回転時におけ
る音響特性の長寿命化が図られ、更に低温下における保
持器音の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転がり軸受の一例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の転がり軸受に組み込まれる保持器の一
例である、冠型保持器を示す斜視図である。
【図3】冠型保持器の第1例を示すポケット周辺部の斜
視図である。
【図4】図3のAA断面であり、ポケットに玉を保持さ
せた状態を示す図である。同図(A)は第一の球状凹面
と第二の球状凹面とをそれぞれの中心をずらした構成を
示し、(B)は両球状凹面の中心を一致させた構成を示
す。
【図5】冠型保持器の第2例を示すポケット周辺部の斜
視図である。
【図6】ポケットのピッチを説明するための図である。
【図7】軸受音響耐久試験に使用した装置の概略図であ
る。
【図8】図7に示す装置の回転機構を説明するための要
部断面図である。
【符号の説明】
2 内輪 4 外輪 5 玉(転動体) 6 シール板 7 保持器(冠型) 8 主部 9 ポケット 10 弾性片 17 球状凹面 18,18a アキシャル円筒面 19 第二の球状凹面 20 ハウジング 21 ゴムベルト 22 プーリ 23 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10M 105:32) C10N 10:02 20:02 40:02 (72)発明者 中 道治 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 武藤 泰之 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 鈴木 弘典 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA32 AA42 AA52 AA62 AA72 BA34 BA44 CA11 CA32 EA64 FA01 GA60

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持器の各ポケット内面の少なくとも一
    部に、該保持器の周縁側開口縁を含み、各ポケットに保
    持された転動体の転動中心軸をその中心軸とするアキシ
    ャル円筒面を設け、該保持器を介して内輪と外輪との間
    に複数の転動体を転動自在に保持してなる転がり軸受で
    あって、かつ水酸基を含まない脂肪酸のリチウム塩、水
    酸基を含む脂肪酸のリチウム塩及びこれらの混合物から
    選択される増ちょう剤と、40℃動粘度が30〜150
    mm2/s で、かつエステル油を必須成分として含む基油
    とを含んでなるグリース組成物が封入されていることを
    特徴とする転がり軸受。
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