JP2000118481A - 電動アシスト自転車 - Google Patents

電動アシスト自転車

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JP2000118481A
JP2000118481A JP10304731A JP30473198A JP2000118481A JP 2000118481 A JP2000118481 A JP 2000118481A JP 10304731 A JP10304731 A JP 10304731A JP 30473198 A JP30473198 A JP 30473198A JP 2000118481 A JP2000118481 A JP 2000118481A
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assist
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Tateaki Tanaka
建明 田中
Hisahiro Kazuhara
寿宏 数原
Masanori Kamei
正則 亀井
Hiroaki Sagara
弘明 相良
Toshihiro Matsumoto
敏宏 松本
Yoshihiko Maeda
好彦 前田
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    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/20Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択された変速段にかかわらず、常に安定し
たアシスト力が得らる変速機を備えた電動アシスト自転
車を提供する。 【解決手段】 トルク検出部34で変速機32での変速
後の人力トルクを検出し、変速段検出部35により現在
選択されている変速段がL、M、Hのどれであるかを検
出し、マイコン36にそれぞれ入力する。例えば、平坦
な道路を走行中のため変速段M(平)が選択されていた
とすると、マイコン36はアシスト比率を1.0と設定
し、ここで、変速段がL(軽)H(速)のいずれかが選
択されると、変速機の機構的損失等によりアシスト比率
=0.9に低下するので、それを補償するように、マイ
コン36はアシスト比率を1.0/0.9と補正して、
トルク検出部34の人力トルクと同一値のトルクをモー
タ30がアシスト駆動力として出力するように、モータ
駆動回路38に駆動信号を出力し通電素子39を通電制
御する。モータ30はアシスト比率に対応したトルクを
発生するようにバッテリ13から電力が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体のフレーム部
にクッション機能を備え、人力の駆動力をモータの駆動
力によって補助する電動アシスト自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、電気自動車が注目され、また人力
による人力駆動部とモータによる電動駆動部との両方を
兼ね備え、人力による駆動力の大きさに応じてモータを
駆動し、人力の駆動力をモータの駆動力によって補助す
る電動アシスト自転車が人気を呼んでいる。一方、通常
の自転車において変速機を備えハンドル部の変速切換グ
リップを操作することにより、平坦な道、坂道等の道路
の状況に応じて変速段を切換えて最適な運転条件を選択
する変速機能付きの自転車が広く知られており、この変
速機能を備えた電動アシスト自転車も提案されている。
【0003】次に変速機能を備えたは電動アシスト自転
車の構成について、図1に基づき説明をする。1は、前
部に設けられたヘッドパイプ2、サドル3から下方に設
けられたシートチューブ4と連結するメインフレームで
あり、該メインフレーム1と前記シートチューブ4とが
連結する部分に人力によって回転することができるペダ
ル5が取り付けてある。
【0004】6は、ハンドル7の動きに連動しハンドル
7の操作によって走行方向を定める前輪で、該前輪6は
スポーク、リム、タイヤから構成されている。8は駆動
輪となる後輪であり、該後輪8も、タイヤ、リム、スポ
ーク、それと後輪8を駆動するための駆動部11とから
構成されている。
【0005】9は、前記ペダル5の回転とともに回転す
る前スプロケットで、該前スプロケット9にはチェーン
10がかかっており、前スプロケット9の回転を前記駆
動部11の車軸12に設けた後スプロケットに動力を伝
達するようになっている。
【0006】13は、アシスト駆動力を供給する電動機
の電源となるバッテリで、24ボルトのニッカド電池が
納められている。また、バッテリ13は取り外し可能で
充電の際は屋内で充電をすることができる。
【0007】14は、前記ハンドル7に取り付けられた
ブレーキレバーで、ブレーキレバー14の操作によって
ブレーキワイヤー15を引くことでローラブレーキを動
作することによりブレーキの回転体にブレーキシューを
押しつけることにより制動力をかけることができる。ま
た、前記ハンドル7のサブグリップには、図示してない
が、変速機切換用の変速操作部が設けられている。
【0008】このように構成された変速機能を備えた電
動アシスト自転車では、ハンドルに設けられた変速操作
部により所望の変速比がL(軽)、M(平)、H(速)
のうちから選択されると、駆動部11に包含される変速
機が変速比に応じたギヤの噛み合わせに変更され、速度
−アシスト比率に対応した電動駆動力を補助動力として
供給されて走行運転できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この電動アシスト自転
車において、ハンドルに設けられた変速操作部により所
望の変速比がL(軽)、M(平)、H(速)のうちから
選択されると、自転車速度とアシスト比率の関係は、図
3(A)に示すように、変速段がM(平)の時を基準に
してアシスト比率=1.0とすると、変速段がL
(軽)、H(速)の時には、変速機の機構的損失等によ
りアシスト比率=0.9に低下する。その結果、トルク
センサによる人力トルク検出値は、図3(B)に示すよ
うに、変速段がM(平)の時を基準にして1.0とする
と、変速段がL(軽)、H(速)の時には0.9に変動
することになり、変速段によってアシスト力が不足する
場合が生じ、常に安定したアシスト力が得られず、変速
段によって乗車者の負担率にばらつきがあった。
【0010】そこで本発明は、L(軽)、M(平)、H
(速)のどの変速段に選択されても、常に安定した十分
なアシスト力が得られて乗車者が違和感のない走行運転
を行うことを可能とする変速機を備えた電動アシスト自
転車を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1に係る電動アシスト自転車は、
人力駆動系と電動駆動系とを並列に設け、人力駆動系に
変速機を備え、該変速機の後段に人力による踏力を検出
する手段と、踏力に応じて電動モータを駆動する手段
と、変速機の変速段検出手段とを備えた電動アシスト自
転車において、変速機の変速段の位置に応じて電動駆動
力のアシスト比率の補正を行なうように構成した。
【0012】この発明の請求項2に係る電動アシスト自
転車は、人力駆動系と電動駆動系とを並列に設け、人力
駆動系に変速機を備え、該変速機の後段に人力による踏
力を検出する手段と、踏力に応じて電動モータを駆動す
る手段と、変速機の変速段検出手段とを備えた電動アシ
スト自転車において、変速機の変速段の位置に応じて電
動駆動力のアシスト比率を変速機による損失分を付加す
る補正を行なうように構成した。
【0013】この発明の請求項3に係る電動アシスト自
転車は、人力駆動系と電動駆動系とを並列に設け、人力
駆動系に変速機を備え、該変速機の後段に人力による踏
力を検出する手段と、踏力に応じて電動モータを駆動す
る手段と、変速機の変速段検出手段とを備えた電動アシ
スト自転車において、変速機の変速段の位置に応じて電
動駆動力のアシスト比率を予め定められた値だけ補正を
行なうように構成した。
【0014】この発明の請求項4に係る電動アシスト自
転車は、人力駆動系と電動駆動系とを並列に設け、人力
駆動系に変速機を備え、該変速機の後段に人力による踏
力を検出する手段と、踏力に応じて電動モータを駆動す
る手段と、変速機の変速段検出手段とを備えた電動アシ
スト自転車において、変速機の変速段の位置に応じて電
動駆動力のアシスト比率を変速機の中間位置を補正の基
準値とする補正を行なうように構成した。
【0015】こうして、本発明の電動アシスト自転車
は、ハンドルに設けられた変速操作部により所望の変速
比がL(軽)、M(平)、H(速)のうちから任意に選
択されても、変速機の機構的損失等による駆動力の変動
を補正することにより、常に安定した十分なアシスト力
が得られ、変速段の如何にかかわらず乗車者の負担率が
一定となり、違和感のない走行運転を可能とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
説明する。ここで、変速機能を備えた電動アシスト自転
車の駆動部11について、図2に基づき説明する。20
は、メインフレーム1に固定して取り付けられた円盤状
の固定側ケーシングで、21は、前記固定側ケーシング
20と同軸で固定側ケーシング20外側を回転する回転
側ケーシングである。これらの固定側ケーシング20と
回転側ケーシング21とを合わせて後輪8のハブを構成
している。
【0017】前記回転側ケーシング21の外周には2本
の環状リブ22を形成した枠体23が設けられており、
該枠体23の環状リブ22からはタイヤが取り付けられ
ているリムに複数のスポークが張設されている。
【0018】また、固定側ケーシング20の車軸12よ
りも下方の一部には固定側ケーシング20の表面よりも
内側に低くした段部24が形成してあり、その段部24
の段面の一部には固定側ケーシング20を切り欠いた開
口部が形成され、その開口部は地面に向かって開口して
いる。更に、固定側ケーシング20の車軸12の近傍
は、肉圧を厚くした肉厚部26を形成しており、ナット
を取り付ける部分とその周囲に凹部28を形成してあ
る。
【0019】そして、固定側ケーシング20の前記凹部
28の周囲に、前記メインフレーム1がナット29によ
って止められており、前記メインフレーム1と固定側ケ
ーシング20の肉圧を厚くした部分とを当接することで
強固に固定することができる。
【0020】また、電動機30が回転するとベルト25
によって動力伝達をするため、電動機30が駆動すると
電動機30の回転軸31の先端が車軸12方向に撓む力
が生じ、そのため固定側ケーシング20の電動機30側
が撓むという現象が生じるが、固定側ケーシング20の
車軸12回りの肉圧を厚くし、その部分とメインフレー
ム1とを当接しているため、その撓みをなくすことがで
きる。また、回転側ケーシング21の車軸12周囲に
は、変速機32が挿入できる程度の開口部が形成してあ
る。
【0021】変速機32は、車軸12に設けられたハブ
内装型の変速機で、該変速機32は図示しないラチェッ
トを介して後スプロケット33に接合している。即ち、
ラチェットによりチェーン10からの人力が一方向にし
かかからないようになっており、逆回転方向に力がかか
った時には駆動力が遮断されるようになっている。そし
て、ハンドル7に設けられた変速操作部により所望の変
速比がL(軽)、M(平)、H(速)のうちから選択さ
れると、変速機32はそれに応じたギヤの噛み合わせに
変えられる。
【0022】また、変速機32の後スプロケット33近
傍の片端には前記開口部の径よりも大きい径で円盤状の
人力駆動力入力部、即ち鍔27が開口部を塞ぐように設
けてあり、変速機32の回転とともに回転する。前記変
速機32は、後スプロケット33にかかる人力を一旦変
速機32内に動力伝達し、変速機32内のギヤの噛み合
わせを変えることによって変速されて変速機32の外ケ
ースを回転させる。即ち、鍔27の回転は変速後の回転
数で回転することになる。
【0023】35はローラブレーキで、ハンドル7のブ
レーキレバー14の操作によってブレーキワイヤー15
を引くことでローラブレーキ35を動作することにより
ブレーキの回転体36にブレーキシューを押しつけるこ
とにより制動力をかけることができる。
【0024】また、鍔27は、前記回転側ケーシング3
1とでラビリンスを構成しており、鍔27の先端は回転
側ケーシング31の内側面と近接して構成されている。
34は、変速機32外周に設けられたトルクセンサで、
該トルクセンサ34は人力トルクの変速後のトルクを検
出する。
【0025】図4はハンドルに設けられている変速段検
出部の拡大図であり、ハンドル7には矢印方向に回動可
能なグリップ71に連結されている変速操作部72と、
ハンドルに固定されていて変速比L(軽)、M(平)、
H(速)を表示する変速表示部74とが取付けられてい
る。変速操作部72の一個所にはマグネット73が取付
けられており、変速操作部72がスライド回動する内軸
のマグネット73に対向する位置には、変速比L、M、
Hに対応したリードスイッチ75、76、77が埋設さ
れている。
【0026】変速表示部72の変速比L、M、Hを選択
して、その位置にグリップ71に連結されている変速操
作部72を回動して、その一個所に取付けられたマグネ
ット73を合致させると、対向配置されたリードスイッ
チがマグネット73の作用により作動する。例えば、マ
グネット73を変速比Mに合致させると、リードスイッ
チ76が作動する。こうして変速段を検出することがで
きる。
【0027】次に、アシスト駆動力を供給する電動機3
0の駆動制御回路について図5を参照して説明する。図
において、34はトルク検出部、35は変速段検出部、
36は演算制御するマイコン、37は定電圧回路、38
はモータ駆動回路、39はモータ30に通電制御する通
電素子である。
【0028】トルク検出部34で変速機32での変速後
の人力トルクを検出し、図4の変速段検出部35により
現在選択されている変速段がL、M、Hのどれであるか
を検出し、マイコン36にそれぞれ入力する。例えば、
平坦な道路を走行中のため変速段M(平)が選択されて
いたとすると、マイコン36はアシスト比率を1.0と
設定して、トルク検出部34の人力トルクと同一値のト
ルクをモータ30がアシスト力として出力するように、
モータ駆動回路38に駆動信号を出力し、モータ駆動回
路38は通電素子39を通電制御する。モータ30はア
シスト比率1.0に対応したトルクを発生するようにバ
ッテリ13から電力が供給される。
【0029】ここで、変速段がL(軽)H(速)のいず
れかが選択されると、変速機の機構的損失等によりアシ
スト比率=0.9に低下するので、それを補償するよう
に、マイコン36はアシスト比率を1.0/0.9と設
定して、トルク検出部34の人力トルクと同一値のトル
クをモータ30がアシスト駆動力として出力するよう
に、モータ駆動回路38に駆動信号を出力し、モータ駆
動回路38は通電素子39を通電制御する。モータ30
はアシスト比率1.0/0.9に対応したトルクを発生
するようにバッテリ13から電力が供給される。
【0030】以上の動作を図6のアシスト駆動力補正の
フローにより説明する。ステップ41で制御がスタート
すると、ステップ42でトルク検出部34で検出された
人力トルクを検出し、ステップ43で変速段検出部35
で検出した変速段の検出信号をマイコン36に入力す
る。ステップ44ではマイコン36が入力された信号に
基づいて電動駆動力の計算を行なう。即ち、電動駆動力
=人力駆動力×アシスト比率×補正比率を計算する。こ
こで補正比率は、変速段Mを基準値として1.0、変速
段Lで1.0/0.9、変速段Hで1.0/0.9に設
定する。
【0031】次にステップ45で、マイコンの演算結果
に基づいて変速段に対応してアシスト比率が補正された
電動駆動力を発生する。続いてステップ42に戻り、こ
の制御ステップを繰り返して自転車の走行時の変速切換
による駆動力の変動を防止する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の電動アシスト自
転車は、ハンドルに設けられた変速操作部により所望の
変速比がL(軽)、M(平)、H(速)のうちから任意
に選択されても、平坦な道路を走行中のため変速段M
(平)が選択された場合には、アシスト比率を1.0と
設定し、変速段がL(軽)H(速)のいずれかが選択さ
れた場合には、アシスト比率を1.0/0.9と補正し
て変速機の機構的損失等による駆動力の変動を補正する
ことにより、常に安定した十分なアシスト力が得られ、
変速段の如何にかかわらず乗車者の負担率が一定とな
り、違和感のない走行運転を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動アシスト自転車の全体斜視図。
【図2】電動アシスト自転車の駆動部。
【図3】自転車速度とアシスト比率の関係図。
【図4】変速段検出部の拡大図。
【図5】電動機の駆動制御回路。
【図6】アシスト駆動力補正のフロー。
【符号の説明】
1 メインフレーム 2 ヘッドパイプ 3 サドル 4 シートチューブ 5 ペダル 6 前輪 7 ハンドルム 8 後輪 9 前スプロケット 10 チェーン 11 駆動部 12 車軸 13 バッテリ 14 ブレーキレバー 20 固定側ケーシング 21 回転側ケーシング 30 電動機 32 変速機 33 後スプロケット 34 トルクセンサ 35 ローラブレーキ 71 グリップ 72 変速操作部 73 マグネット 74 変速表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 正則 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 相良 弘明 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 敏宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 前田 好彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H115 PA01 PC06 PG10 PI13 PI29 PU03 PV03 PV24 QN03 RB08 RB18 SE08 TO04 TO30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力駆動系と電動駆動系とを並列に設
    け、人力駆動系に変速機を備え、該変速機の後段に人力
    による踏力を検出する手段と、踏力に応じて電動モータ
    を駆動する手段と、変速機の変速段検出手段とを備えた
    電動アシスト自転車において、変速機の変速段の位置に
    応じて電動駆動力のアシスト比率の補正を行なうことを
    特徴とする電動アシスト自転車。
  2. 【請求項2】 補正値は変速機による損失分を付加する
    ことを特徴とする請求項1記載の電動アシスト自転車。
  3. 【請求項3】 補正値は予め定められていることを特徴
    とする請求項1記載の電動アシスト自転車。
  4. 【請求項4】 変速機の中間位置を補正の基準値とする
    ことを特徴とする請求項1記載の電動アシスト自転車。
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