JP2002240772A - 電動補助車両の補助動力制御装置 - Google Patents

電動補助車両の補助動力制御装置

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JP2002240772A
JP2002240772A JP2001037516A JP2001037516A JP2002240772A JP 2002240772 A JP2002240772 A JP 2002240772A JP 2001037516 A JP2001037516 A JP 2001037516A JP 2001037516 A JP2001037516 A JP 2001037516A JP 2002240772 A JP2002240772 A JP 2002240772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の発明は「踏力検出→変速→合力」方式
の電動補助車両において変速段の如何に関わらず規定の
アシスト比を保持でき、また第2の発明は、変速機構の
配置とは無関係の電動補助車両において、大きな補助動
力が欲しい場合には補助動力を大きくし、補助動力をそ
れほど必要としない場合には補助動力を小さくできる電
動補助車両の補助動力制御装置を提供する。 【解決手段】 ペダル15aに加えられた踏力を変速機
構より上流で検出し、該検出された踏力にアシスト比を
乗じた補助動力を電動モータに発生させ、該補助動力を
上記変速機構を経た踏力に合力させて駆動輪13に伝達
するようにした電動補助車両の補助動力制御装置20に
おいて、上記変速機構が何れの変速段にあるかを検出
し、該検出された変速段及び上記検出された踏力に応じ
たモータ補助電流を上記電動モータに供給することによ
り上記アシスト比を変速段の如何に関わらず所定の値に
保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏力に所定のアシ
スト比を乗じた補助動力を踏力と共に駆動輪に伝達する
ことにより、走行を補助するようにした電動補助車両に
関し、詳細には上記アシスト比を適正な値に制御できる
ようにした補助動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、運転者がペダルに加えた踏力
に規定のアシスト比を乗じた補助動力を電動モータに発
生させ、該電動モータの補助動力及び上記踏力を合力し
て駆動輪に伝達し、もって走行を補助するようにした電
動補助自転車や電動補助車椅子等の電動補助車両が実用
化されている。
【0003】なお、本明細書におけるアシスト比とは、
補助動力/踏力の比率を意味している。道路交通法上の
電動補助自転車として認められるためには、上記アシス
ト比が規定値(通常1.0)を越えてはならないとされ
ている。なお、アシスト比が1.0を越えると道路交通
法上の原動機付自転車とみなされる。
【0004】
【発明が解決すようとする課題】ところで変速機構を備
えた電動補助車両の場合、踏力検出部及び合力部の下流
に変速機構を設けるのであれば、変速段にかかわらずア
シスト比は変化しないのだが、踏力検出部と合力部の間
に変速機構を設けると、変速段によってアシスト比が変
化することとなる。そのため高速側の変速段にあるとき
に上記規定のアシスト比を越えないように設定すると、
低速側の変速段においてアシスト比が必要以上に低下し
てしまい、必要な補助動力が得られないという問題があ
る。なお、逆に低速側変速段において上記規定のアシス
ト比を確保すると高速側変速段においてアシスト比が上
記規定値を越えてしまう。
【0005】また上記のような変速機構の配置とは無関
係に、従来の電動補助車両の場合、同じ変速段でみた場
合、アシスト比は一定の値(通常1.0)に固定されて
おり、運転者のペダルの漕ぎ方に関わらず踏力の大きさ
のみによって補助動力の大きさが決まってしまうように
なっている。そのため例えば、走行状態によって、大き
な補助動力が欲しい場合と、補助動力はそれほど必要と
しない場合があるにもかかわらず、これらの要請に応え
ることができないといった問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、第1の発明は「踏力検出→変速→合
力」方式の電動補助車両において変速段の如何に関わら
ず規定のアシスト比を保持でき、また第2の発明は、変
速機構の配置とは無関係の電動補助車両において、大き
な補助動力が欲しい場合には補助動力を大きくし、補助
動力をそれほど必要としない場合には補助動力を小さく
できる電動補助車両の補助動力制御装置を提供すること
を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ペダ
ルに加えられた踏力を変速機構より上流で検出し、該検
出された踏力にアシスト比を乗じた補助動力を電動モー
タに発生させ、該補助動力を上記変速機構を経た踏力に
合力させて駆動輪に伝達するようにした電動補助車両の
補助動力制御装置において、上記変速機構が何れの変速
段にあるかを検出し、該検出された変速段及び上記検出
された踏力に応じたモータ補助電流を上記電動モータに
供給することにより上記アシスト比を変速段の如何に関
わらず所定の値に保持するようにしたことを特徴として
いる。
【0008】なお、本発明において、アシスト比を所定
の値に保持する、とは同じアシスト比とする場合だけで
なく、一定の幅内に保持する場合を含む。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、同
じ踏力に対して、低速側変速段におけるモータ補助電流
が高速側変速段におけるモータ補助電流より大きい値に
設定されていることを特徴としている。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記踏力の入力状態から求めた車両速度(踏力車
速)と上記電動モータの回転状態から求めた車両速度
(モータ車速)との比率に基づいて変速段を求めること
を特徴としている。
【0011】請求項4の発明は、請求項3において、踏
力電圧のピークから次のピークまでの周期に基づいて上
記踏力車速を求め、電動モータの誘起電圧に基づいて上
記モータ車速を求めることを特徴としている。
【0012】請求項5の発明は、ペダルに加えられた踏
力を検出し、該検出された踏力にアシスト比を乗じた補
助動力を電動モータに発生させ、該補助動力を上記踏力
と共に駆動輪に伝達するようにした電動補助車両の補助
動力制御装置において、上記踏力の入力状況に基づいて
補助動力の供給を重視するアシスト重視状態か、航続距
離を重視する航続距離重視状態かを判断し、アシスト重
視状態でのアシスト比を航続距離重視状態のアシスト比
より大きい値に設定すること特徴としている。
【0013】請求項6の発明は、請求項5において、踏
力電圧の変動幅が所定の変動幅内に所定時間以上保持さ
れている場合は航続距離重視状態とし、踏力電圧の変動
幅が所定の変動幅内に所定時間保持されるまで及び踏力
電圧の変動幅が上記所定の変動幅を越えた場合にはアシ
スト重視状態ととすることを特徴としている。
【0014】請求項7の発明は、請求項5又は6におい
て、発進時には踏力の大きさの如何に関わらずアシスト
重視状態とすることを特徴としている。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、上記変速
機構が何れの変速段にあるかを検出し、該検出された変
速段及び踏力に応じたモータ補助電流を上記電動モータ
に供給するようにしたので、何れの変速段においてもア
シスト比を所定の値に保持することが可能となる。その
ため、例えば高速側の変速段において規定のアシスト比
となるようにした場合に、低速側の変速段においてアシ
スト比が小さくなってしまうといった問題を回避でき
る。
【0016】請求項2の発明によれば、同じ踏力に対し
て、低速側変速段におけるモータ補助電流を高速側変速
段におけるモータ補助電流より大きい値に設定するよう
にしたので、高速側変速段におけるモータ補助電流をア
シスト比が所定の値となるように設定し、かつ低速側変
速段においてもモータ補助電流をアシスト比が所定の値
となるように設定することが可能となり、その結果高速
側変速段及び低速側変速段の何れにもおいても、踏力に
対するモータ補助動力の比率を同じにでき、所定のアシ
スト比を保持できる。
【0017】請求項3の発明によれば、上記踏力の入力
状態から求めた踏力車速と上記電動モータの回転状態か
ら求めたモータ車速との比率に基づいて変速段を求める
ようにしたので、変速段を機械的に検出するセンサを設
ける場合に比較して簡単な構成により変速段を検出でき
る。
【0018】請求項4の発明によれば、踏力電圧のピー
クから次のピークまでの周期に基づいて上記踏力車速を
求め、電動モータの逆起電圧に基づいて上記モータ車速
を求めるようにしたので、簡単な構成により踏力車速及
びモータ車速を求めることが可能である。
【0019】請求項5の発明によれば、踏力の入力状況
に基づいてアシスト重視状態か航続距離重視状態かを判
断し、アシスト重視状態でのアシスト比を航続距離重視
状態のアシスト比より大きい値に設定したので、坂道等
のように大きな補助動力が欲しい場合には大きな補助動
力を供給でき、走行が楽であり、また平坦路のように小
さな補助動力で済む場合は小さな補助動力にでき、バッ
テリの1回の充電における航続距離を延ばすことができ
る。
【0020】請求項6の発明によれば、踏力電圧の変動
幅が所定の変動幅内に所定時間以上保持されている場合
は航続距離重視状態とし、踏力電圧の変動幅が所定の変
動幅内に所定時間保持されるまで及び上記所定の変動幅
を越えた場合にはアシスト重視状態としたので、特別な
センサを必要とすることなく元々から検出されている踏
力の変動でもって上記何れかの状態かを判定でき、コス
ト上昇,構造複雑化を招くことがほとんどない。
【0021】請求項7の発明によれば、発進時には踏力
の大きさの如何に関わらずアシスト重視状態としたの
で、発進時にアシスト力が不足することがなく、発進が
容易である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1〜図6は請求項1〜4の
発明に係る第1実施形態を説明するための図であり、図
1は本実施形態装置を搭載した電動補助自転車の模式側
面図、図2は変速判定によるアシスト比補正ブロック
図、図3は踏力車速−モータ車速特性図、図4は踏力電
圧−モータ電流指令値特性図、図5は踏力−モータ補助
動力特性図、図6は変速判断によるアシスト比補正動作
を示すフローチャートである。
【0023】図1において、1は電動補助車両としての
電動補助自転車であり、これの車体フレーム2はヘッド
パイプ3と、該ヘッドパイプ3から車体後方斜め下方に
延びるダウンチューブ4と、該ダウンチューブ4の後端
から上方に起立して延びるシートチューブ5と、上記ダ
ウンチューブ4の後端から後方に略水平に延びる左,右
一対のチェーンステー6と、該両チェーンステー6の後
端部と上記シートチューブ5の上端部とを結合する左,
右一対のシートステー7と、上記ヘッドパイプ3から水
平に延びる水平チューブ8とを備えている。
【0024】上記ヘッドパイプ3にはフロントフォーク
9が左右に回動可能に支持されている。このフロントフ
ォーク9の下端には前輪10が軸支されており、上端に
は操向ハンドル11が固着されている。また上記シート
チューブ5の上端にはサドル12が装着されている。さ
らに上記チェーンステー6の後端には後輪13が軸支さ
れている。
【0025】上記車体フレーム2の中央下端部にはペダ
ルユニット14が配設されている。このペダルユニット
14は、運転者によりペダル15aに加えられた踏力に
よりクランクアーム15bを介してクランク軸15cを
回転駆動し、該クランク軸15cの回転をチェーン16
に出力するようになっている。この出力は後輪13のハ
ブ18内に設けられた変速機構とその下流の一方向クラ
ッチを介してハブに伝達される。
【0026】本実施形態では、上記変速機構として、第
1速及び第2速を有する2段変速式のものを採用してい
る。なお、2段変速式に限らず、3段以上の変速段を有
するものでも勿論構わない。上記操向ハンドル11に配
設された切替レバー11aを運転者が回動させることに
より何れかの変速段が選択されるようになっている。そ
して第1速が選択されると、チェーン16が接続された
ドリブンスプロケットの回転がそのまま後輪に出力さ
れ、第2速の場合にはドリブンスプロケットの回転が
1.415倍に増速されて(後輪)に出力される。な
お、上記変速比は上記例に限られないことは勿論であ
る。
【0027】また上記ペダルユニット14内には、上記
ペダル15aに加えられる踏力を連続的に検出する踏力
センサ17が配設されている。この踏力センサ17は上
記踏力の大きさに比例した踏力電圧を発生する。
【0028】上記後輪13のハブ18内にはこれと同軸
上に電動モータが装着されている。この電動モータは、
バッテリ19から供給されるモータ補助電流値に応じた
補助動力を発生する。この補助動力と上記変速機構を経
た後の踏力とがそれぞれ一方向クラッチを介して合力さ
れて上記ハブ18ひいては後輪13を駆動することとな
る。
【0029】図2において、20はコントローラであ
り、これは上記変速機構が何れの変速段にあるかを検出
し、該検出された変速段及び検出された踏力の大きさに
応じたモータ補助電流を上記電動モータに供給すること
により、変速段の如何に関わらず上記アシスト比を規定
の値に保持する補助動力制御装置として機能する。
【0030】上記コントローラ20における制御動作を
図2〜図6を参照しつつ説明する。図6に示すように、
まず運転者がペダル15aに加えた踏力の入力状態から
求めた車両速度(踏力車速)及び電動モータ18の回転
状態から求めた車両速度(モータ車速)が演算される
(ステップS1,S2)。
【0031】具体的には、踏力電圧ピーク値判定部20
aにより踏力センサ17からの踏力電圧のピーク値が判
定され、踏力周期計算部20bにより上記判定さたピー
ク値から次のピーク値までの時間間隔により周期が求め
られ、さらに踏力車速計算部20cにおいて上記計算さ
れた踏力周期から上記踏力車速が求められる。
【0032】また、モータ車速計算部20dにおいて、
上記バッテリ19の電圧と、電動モータ18に供給され
ているモータ電流値及びPWMデューティ比とからモー
タ誘起電圧が求められ、該誘起電圧からモータ車速が求
められる。
【0033】そして上記踏力車速とモータ車速との関係
から、図3に基づいて、上記変速機構が第1速又は第2
速の何れの変速段になっているかが判定され(ステップ
S3,S4)、第1速の場合には第1速用踏力電圧−モ
ータ電流指令値変換マップが、第2速の場合には第2速
用踏力電圧−モータ電流指令値変換マップが参照される
(ステップS5,S6図4参照)。
【0034】具体的には変速段判定部20eにおいて、
第2速の時に踏力車速が実車速と同じになるよう設定し
た場合、上記踏力車速/モータ車速の比率が求められ、
該比率が1.21〜2.0の範囲(第2速基準で示され
た図3に斜線を施した範囲)に有る場合には、上記変速
機構が第1速であると判定され、これより小さい範囲
(図3の斜線範囲より上側の範囲)の場合には第2速で
あると判定される。
【0035】なお、上記比率が2.0より大きい場合は
計算上あり得ないのであるが、プログラム上は第2速と
判定される。後述するように第2速用モータ電流指令値
は第1速用より小さく設定されているので、上記比率が
2.0より大きい場合は第2速と判定することにより、
規定のアシスト比を越えてしまうといった問題の発生を
防止できる。
【0036】続いて参照マップ決定部20fにおいて、
判定された変速段に対応したマップが選択決定される
(図4参照)。具体的には、図4に示すように、第1速
の場合には特性線Aが、第2速の場合には特性線Bが選
択される。なお、例えば第2速の場合には特性線Bを参
照し、第1速の場合には特性線Bの値を同一アシスト比
となるよう実験から求めた倍率を乗じて用いるようにし
ても良い。
【0037】さらにまたモータ電流指令値計算部20g
において、図4の参照マップに沿って踏力電圧に対応し
たモータ電流指令値が演算され、該指令値に応じたモー
タ電流が電動モータに供給される。
【0038】その結果、図5に実線の特性線A′で示す
ように、第1速,第2速の何れにおいても、踏力1に対
して補助動力1となり、従ってアシスト比は第1速,第
2速の何れにおいても1.0に保持される。
【0039】ちなみに従来装置の場合、第1速,第2速
の何れの場合も、図4に破線の特性線Bで示すように同
じモータ電流指令値を採用していた。そのため、図5に
示すように、第2速ではアシスト比を1.0にできるも
のの、第1速ではアシスト比は0.7程度となり、補助
動力が不足するといった問題があった。
【0040】このように本実施形態では、上記変速機構
が何れの変速段にあるかを検出し、第1速の場合のモー
タ電流指令値を第2速の場合より変速機構の変速比に対
応して大きく設定するようしたので、第1速,第2速の
何れにおいてもアシスト比を規定の値(1.0)に保持
することができる。そのため、例えば第2速において規
定のアシスト比となるようにした場合に、第1速におい
てアシスト比が小さくなってしまうといった問題を回避
できる。
【0041】また、上記踏力電圧のピークから次のピー
クまでの周期から求めた踏力車速と、電動モータの誘起
電圧から求めたモータ車速との比率に基づいて変速段を
求めるようにしたので、変速段を機械的に検出するセン
サを設ける場合に比較して簡単な構成により、かつ低コ
ストで変速段を検出できる。
【0042】図7〜図10は請求項5〜7の発明に係る
第2実施形態を説明するための図であり、図7は踏力電
圧変動幅によるアシスト比補正ブロック図、図8は踏力
電圧変動幅によるアシスト比補正イメージ図、図9は踏
力電圧−モータ電流指令値特性図、図10は踏力変動幅
によるアシスト比補正制御フローチャートである。な
お、図中図1〜図6と同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0043】図7のコントローラ20は、図1の電動補
助自転車に搭載されているものであり、図2に示す変速
段を判定して該変速段に応じたモータ電流指令値を出力
する機能を備えており、さらに以下に示す機能を備えて
いる。
【0044】上記コントローラ20では、図10に示す
ようにまず該電動補助自転車1において発進動作がなさ
れているか否かが判断され(ステップS11)、発進動
作中であれば、規定時間(例えば3秒)が経過するまで
は、アシスト力重視マップが参照される(ステップS1
2,S13)。
【0045】そして発進から上記規定時間が経過する
と、踏力電圧の変動幅の計算が開始され(ステップS1
4)、踏力電圧の変動幅が規定の変動幅内にある場合に
おいて規定時間(例えば3秒)が経過すると航続距離重
視マップが選択される(ステップS15〜S17。な
お、上記ステップS15,S16において、踏力電圧の
変動幅が上記規定の変動幅を越えた場合、及び規定の変
動幅内に有る場合で規定の時間が経過するまでは上記ア
シスト力重視マップが選択される。
【0046】具体的には、上記コントローラ20の踏力
電圧上下限ピーク値判定部20hにおいて踏力電圧の上
下限ピーク値が判定され、踏力電圧変動幅計算部20i
において、上記上下限ピーク値から踏力電圧の変動幅が
求められ、参照マップ決定部20gにおいて、上記求め
られた踏力電圧の変動幅が図8(a)又は(b)に示す
ように規定の変動幅(例えば0.6V)内にあるか否か
が判断される。
【0047】この場合に、図8(a)に示すように、踏
力電圧の変動幅が、規定の変動幅内にある状態が規定時
間(3秒)以上経過した場合には、航続距離重視状態に
あると判断される。また踏力電圧の変動幅が上記規定の
変動幅を越えた場合にはアシスト力重視状態にあると判
断される。
【0048】そしてモータ電流指令値計算部20kにお
いて図9に基づいてモータ電流指令値が求められる。図
9は、踏力電圧に対応したモータ電流指令値を求めるた
めのマップである。特性線D,D′は上記変速機構の変
速段が第1速の場合のもので、それぞれアシスト力重視
状態,航続距離重視状態に対応している。また特性線
E,E′は第2速の場合のもので、それぞれアシスト力
重視状態,航続距離重視状態に対応している。
【0049】このように、本実施形態では、同じ踏力電
圧に対して、第1速のモータ電流指令値の方が第2速の
より大きく設定されており、また何れの変速段にあって
もアシスト力重視状態のモータ電流指令値の方が航続距
離重視状態のより大きく設定されている。
【0050】なお、上記特性線D及びEの場合には、電
動モータによる補助動力は踏力と同じ大きさとなり、そ
のアシスト比は規定値(1.0)に保持される。一方、
特性線D′及びE′の場合には、補助動力は踏力より小
さく、例えば70%程度となり、そのアシスト比は規定
値より小さい0.7程度となる。
【0051】上記参照マップ決定部20jにおいて踏力
入力状況がアシスト力重視状態にあると判定された場合
には、図9の特性曲線D又はEに沿ってモータ電流指令
値が求められる。また航続距離重視状態にあると判断さ
れた場合には図9の特性曲線D′又はE′に沿ってモー
タ電流指令値が求められる。
【0052】このように、本実施形態によれば、踏力の
入力状況に基づいて、具体的には踏力電圧の変動幅が規
定の変動幅内にあるかあるいはこの変動幅を越えて増加
したかによって、アシスト重視状態か航続距離重視状態
かを判断し、アシスト重視状態でのアシスト比を航続距
離重視状態のアシスト比より大きい値に設定したので、
坂道等のように大きな補助動力が欲しい場合には大きな
アシスト比で大きな補助動力を供給でき、走行が楽であ
り、また平坦路のように小さな補助動力で済む場合は小
さなアシスト比で小さな補助動力にでき、バッテリの1
回の充電における航続距離を延ばすことができる。
【0053】また、踏力電圧の変動幅が所定の変動幅内
に所定時間以上保持されているか、あるいは所定の変動
幅を越えたかによって、航続距離重視状態かアシスト重
視状態かを判定するようにしたので、特別なセンサを必
要とすることなく元々から検出されている踏力の変動で
もって上記何れかの状態かを判定でき、コスト上昇,構
造複雑化を招くことがほとんどない。
【0054】さらにまた、発進時には踏力の大きさの如
何に関わらずアシスト重視状態としたので、発進時には
自動的に大きなアシスト比による補助動力が得られるこ
とから補助動力が不足することがなく、発進が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による補助力制御装置を
備え電動補助自転車の側面図である。
【図2】上記補助動力制御装置のブロック図である。
【図3】上記制御装置の踏力車速−モータ車速特性図で
ある。
【図4】上記制御装置の踏力電圧−モータ電流指令値特
性図である。
【図5】上記制御装置の踏力−モータ補助動力特性図で
ある。
【図6】上記制御装置のアシスト比補正動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態による補助動力制御装置
のブロック図である。
【図8】上記第2実施形態制御装置のアシスト比補正イ
メージ図である。
【図9】上記第2実施形態制御装置の踏力電圧−モータ
電流指令値特性図である。
【図10】上記第2制御装置のアシスト比補正動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電動補助自転車 15a ペダル 13 駆動輪 20 コントローラ(補助動力制御装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルに加えられた踏力を変速機構より
    上流で検出し、該検出された踏力にアシスト比を乗じた
    補助動力を電動モータに発生させ、該補助動力を上記変
    速機構を経た踏力に合力させて駆動輪に伝達するように
    した電動補助車両の補助動力制御装置において、上記変
    速機構が何れの変速段にあるかを検出し、該検出された
    変速段及び上記検出された踏力に応じたモータ補助電流
    を上記電動モータに供給することにより上記アシスト比
    を変速段の如何に関わらず所定の値に保持するようにし
    たことを特徴とする電動補助車両の補助動力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、同じ踏力に対して、
    低速側変速段におけるモータ補助電流が高速側変速段に
    おけるモータ補助電流より大きい値に設定されることを
    特徴とする電動補助車両の補助動力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記踏力の入
    力状態から求めた車両速度(踏力車速)と上記電動モー
    タの回転状態から求めた車両速度(モータ車速)との比
    率に基づいて変速段を求めることを特徴とする電動補助
    車両の補助動力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、踏力電圧のピークか
    ら次のピークまでの周期に基づいて上記踏力車速を求
    め、電動モータの誘起電圧に基づいて上記モータ車速を
    求めることを特徴とする電動補助車両の補助動力制御装
    置。
  5. 【請求項5】 ペダルに加えられた踏力を検出し、該検
    出された踏力にアシスト比を乗じた補助動力を電動モー
    タに発生させ、該補助動力を上記踏力と共に駆動輪に伝
    達するようにした電動補助車両の補助動力制御装置にお
    いて、上記踏力の入力状況に基づいて補助動力の供給を
    重視するアシスト重視状態か、航続距離を重視する航続
    距離重視状態かを判断し、アシスト重視状態でのアシス
    ト比を航続距離重視状態のアシスト比より大きい値に設
    定すること特徴とする電動補助車両の補助動力制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、踏力電圧の変動幅が
    所定の変動幅内に所定時間以上保持されている場合は航
    続距離重視状態とし、踏力電圧の変動幅が所定の変動幅
    内に所定時間保持されるまで及び踏力電圧の変動幅が上
    記所定の変動幅を越えた場合にはアシスト重視状態とす
    ることを特徴とする電動補助車両の補助動力制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、発進時には踏
    力の大きさの如何に関わらずアシスト重視状態とするこ
    とを特徴とする電動補助車両の補助動力制御装置。
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