JP2000117218A - 通い容器の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents
通い容器の洗浄方法及び洗浄装置Info
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- JP2000117218A JP2000117218A JP10295070A JP29507098A JP2000117218A JP 2000117218 A JP2000117218 A JP 2000117218A JP 10295070 A JP10295070 A JP 10295070A JP 29507098 A JP29507098 A JP 29507098A JP 2000117218 A JP2000117218 A JP 2000117218A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通い容器がプラスチックの場合でも、それに付
いた落ち難い頑固な汚れを効率よく、しかも簡単に洗い
落とすことができる洗浄方法を提供する。 【解決手段】無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容
器ｋの表面にノズル１を通じ噴射して洗浄する。
いた落ち難い頑固な汚れを効率よく、しかも簡単に洗い
落とすことができる洗浄方法を提供する。 【解決手段】無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容
器ｋの表面にノズル１を通じ噴射して洗浄する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通い容器の洗浄方
法、詳しくは、スーパーマーケット、コンビニエンスス
トアなど商店向けに適用される通い容器に特に好適な洗
浄方法及び洗浄装置であって、通い容器がプラスチック
の場合でも、良好な洗浄成果が得られる洗浄方法及び洗
浄装置に関する。
法、詳しくは、スーパーマーケット、コンビニエンスス
トアなど商店向けに適用される通い容器に特に好適な洗
浄方法及び洗浄装置であって、通い容器がプラスチック
の場合でも、良好な洗浄成果が得られる洗浄方法及び洗
浄装置に関する。
【０００２】本明細書において本発明に関し、「通い容
器」における「容器」なる語は、文字通りの容器（箱
等）のみならず、トレー、パレット等を含む広義の意味
で使用されている。このことは、特許請求の範囲の項及
び以下の記載についても同じである。
器」における「容器」なる語は、文字通りの容器（箱
等）のみならず、トレー、パレット等を含む広義の意味
で使用されている。このことは、特許請求の範囲の項及
び以下の記載についても同じである。
【０００３】
【従来の技術】従来、通い容器、通いトレー、通いパレ
ット等がプラスチックの場合、それに付いた汚れを効率
よく、且つ簡単に落とす洗浄方法は、未だ開発されてい
ない実状にある。
ット等がプラスチックの場合、それに付いた汚れを効率
よく、且つ簡単に落とす洗浄方法は、未だ開発されてい
ない実状にある。
【０００４】プラスチックの通い容器等に付いた汚れ
が、常法の洗浄では非常に落ち難い頑固な汚れであるこ
とは、一般によく知られる通りである。
が、常法の洗浄では非常に落ち難い頑固な汚れであるこ
とは、一般によく知られる通りである。
【０００５】通い容器等は自動車で運搬されるのが常で
あり、運搬中、排気ガスに曝される。排気中には、プラ
スチックの通い容器等と相溶性を持つ物質が含まれ、そ
れが通い容器等に付く。このことが、プラスチックの通
い容器等の汚れが極めて落ち難い頑固なものである起因
のようである。
あり、運搬中、排気ガスに曝される。排気中には、プラ
スチックの通い容器等と相溶性を持つ物質が含まれ、そ
れが通い容器等に付く。このことが、プラスチックの通
い容器等の汚れが極めて落ち難い頑固なものである起因
のようである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、通い
容器がプラスチックの場合でも、それに付いた常法では
極めて落ち難い頑固な汚れを効率よく、しかも簡単に洗
い落とすことができる洗浄方法及び洗浄装置を提供する
にある。
容器がプラスチックの場合でも、それに付いた常法では
極めて落ち難い頑固な汚れを効率よく、しかも簡単に洗
い落とすことができる洗浄方法及び洗浄装置を提供する
にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため本発
明では、無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容器の
表面にノズルを通じ噴射して、通い容器を洗浄する。こ
のことによって、通い容器がプラスチックの場合でも、
それに付着している常法では非常に落ち難い頑固な汚れ
が、効率よく洗浄除去されることが認められた。
明では、無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容器の
表面にノズルを通じ噴射して、通い容器を洗浄する。こ
のことによって、通い容器がプラスチックの場合でも、
それに付着している常法では非常に落ち難い頑固な汚れ
が、効率よく洗浄除去されることが認められた。
【０００８】無機質微粒子を添加した洗浄液をノズルを
通じ、通い容器に噴射する仕様で通い容器を洗浄する
と、前示の好ましい成果が得られるのは、洗浄液が通い
容器に付着する汚れ成分に浸透すると共に、洗浄液中の
無機質微粒子が噴射エネルギーで通い容器表面の汚れを
剥離して、再付着しない間に、離脱させることによるよ
うである。
通じ、通い容器に噴射する仕様で通い容器を洗浄する
と、前示の好ましい成果が得られるのは、洗浄液が通い
容器に付着する汚れ成分に浸透すると共に、洗浄液中の
無機質微粒子が噴射エネルギーで通い容器表面の汚れを
剥離して、再付着しない間に、離脱させることによるよ
うである。
【０００９】無機質粒子が微粒子であることは、通い容
器の地肌を荒らすことなく、通い容器に付いた汚れを落
とす成果をもたらす。
器の地肌を荒らすことなく、通い容器に付いた汚れを落
とす成果をもたらす。
【００１０】洗浄するとき通い容器は、洗浄液を噴射し
ているノズルに対し変位させるとよい。洗浄液を噴射し
ているノズルに対し通い容器を変位させれば、通い容器
表面に対する洗浄液の噴射が均等的となり、洗浄効率が
向上する。通い容器の変位は、洗浄の間中連続して又は
断続的に行えばよい。通い容器の変位は、通い容器が上
側に開口を持つタイプの場合、通い容器の開口面を貫通
して延びる軸線の周りへの回動及び／又は前記開口面
（ラジアル平面）での揺動を例として挙げることができ
る。 無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容器表面
の少なくとも前面及び周面に対してノズルを通じ噴射す
るときは、洗浄効率が十二分となる。無機質微粒子を添
加した洗浄液を、通い容器表面の四方八方からノズルを
通じ噴射するときは、洗浄効率は更によくなる。洗浄液
を噴射するノズルに対し通い容器を変位させるときは、
通い容器表面に比較的に少ない数のノズルを臨ませて、
良好な洗浄効率を得ることができる。
ているノズルに対し変位させるとよい。洗浄液を噴射し
ているノズルに対し通い容器を変位させれば、通い容器
表面に対する洗浄液の噴射が均等的となり、洗浄効率が
向上する。通い容器の変位は、洗浄の間中連続して又は
断続的に行えばよい。通い容器の変位は、通い容器が上
側に開口を持つタイプの場合、通い容器の開口面を貫通
して延びる軸線の周りへの回動及び／又は前記開口面
（ラジアル平面）での揺動を例として挙げることができ
る。 無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容器表面
の少なくとも前面及び周面に対してノズルを通じ噴射す
るときは、洗浄効率が十二分となる。無機質微粒子を添
加した洗浄液を、通い容器表面の四方八方からノズルを
通じ噴射するときは、洗浄効率は更によくなる。洗浄液
を噴射するノズルに対し通い容器を変位させるときは、
通い容器表面に比較的に少ない数のノズルを臨ませて、
良好な洗浄効率を得ることができる。
【００１１】本発明の洗浄様式は、上記の成果が得れれ
るので、スーパーマーケット、コンビニエンスストアな
ど商店向けに適用される通い容器に対して特に好適であ
る。
るので、スーパーマーケット、コンビニエンスストアな
ど商店向けに適用される通い容器に対して特に好適であ
る。
【００１２】本発明においては、洗浄される通い容器
は、バスケット型等の液が自然落下する型でも構わない
し、上側に開口を持ち周壁や底が穴あきでない箱のよう
な液の自然落下しない型でも構わない。液が自然落下す
る型では通い容器は任意の向きの態勢で洗浄すればよ
い。液が自然落下しない型にあっては、通い容器は、静
止状態で洗浄する場合、横向き態勢、好ましくは少し伏
せ加減の横向き態勢にするとよい。この態勢下では、通
い容器が液が自然落下しない型でも、内部に洗浄液が溜
まることがなく、良好な洗浄効率を確保できる。通い容
器の開口面（ラジアル平面）での揺動が行われる場合、
通い容器は液が自然落下しない型では、横向きにして洗
浄するとよい。このケースでは、通い容器が開口面での
揺動で横向き態勢が伏せ加減となったとき、内部の液が
自然落下し溜まることがないので、良好な洗浄効率を得
ることを保証する。
は、バスケット型等の液が自然落下する型でも構わない
し、上側に開口を持ち周壁や底が穴あきでない箱のよう
な液の自然落下しない型でも構わない。液が自然落下す
る型では通い容器は任意の向きの態勢で洗浄すればよ
い。液が自然落下しない型にあっては、通い容器は、静
止状態で洗浄する場合、横向き態勢、好ましくは少し伏
せ加減の横向き態勢にするとよい。この態勢下では、通
い容器が液が自然落下しない型でも、内部に洗浄液が溜
まることがなく、良好な洗浄効率を確保できる。通い容
器の開口面（ラジアル平面）での揺動が行われる場合、
通い容器は液が自然落下しない型では、横向きにして洗
浄するとよい。このケースでは、通い容器が開口面での
揺動で横向き態勢が伏せ加減となったとき、内部の液が
自然落下し溜まることがないので、良好な洗浄効率を得
ることを保証する。
【００１３】本発明で用いる洗浄液としては、苛性ソー
ダ等のアルカリ水溶液、市販されているカチオン洗浄
剤、アニオン洗浄剤、中性洗浄剤等を例に挙げることが
できる。
ダ等のアルカリ水溶液、市販されているカチオン洗浄
剤、アニオン洗浄剤、中性洗浄剤等を例に挙げることが
できる。
【００１４】洗浄液に添加する無機質微粒子としは、炭
化珪素、溶融アルミナ、ガラスその他の人造又は合成研
磨材の微粒子、エミリ等天然研磨材の微粒子、ケイ砂、
しらす等天然の砂を例に挙げることができる。
化珪素、溶融アルミナ、ガラスその他の人造又は合成研
磨材の微粒子、エミリ等天然研磨材の微粒子、ケイ砂、
しらす等天然の砂を例に挙げることができる。
【００１５】無機質微粒子の粒度は広い範囲で可変であ
るが、一般的には０．０１〜１０００μｍ程度、好まし
くは１〜１００μｍ程度、より好ましくは１０〜５０μ
ｍ程度である。無機質微粒子が１０〜５０μｍ程度であ
るときは、被洗浄通い容器がプラスチック成形品の場合
でも、傷つくことがなくて、しかも十分に良好な洗浄成
果が得られる。
るが、一般的には０．０１〜１０００μｍ程度、好まし
くは１〜１００μｍ程度、より好ましくは１０〜５０μ
ｍ程度である。無機質微粒子が１０〜５０μｍ程度であ
るときは、被洗浄通い容器がプラスチック成形品の場合
でも、傷つくことがなくて、しかも十分に良好な洗浄成
果が得られる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態につき、図面を
参照して次に説明する。図１に本発明に係る通い容器の
洗浄方法の一例が、その洗浄方法の実施に用いる洗浄装
置の一例と共に示されている。図２に図１に示した洗浄
装置及び通い容器の底面図が示されている。全図を通
じ、同符号は同部分を示す。
参照して次に説明する。図１に本発明に係る通い容器の
洗浄方法の一例が、その洗浄方法の実施に用いる洗浄装
置の一例と共に示されている。図２に図１に示した洗浄
装置及び通い容器の底面図が示されている。全図を通
じ、同符号は同部分を示す。
【００１７】図１に示すように洗浄装置Ｉは、洗浄され
る通い容器ｋ表面の少なくとも前面及び周面（好ましく
は四方八方）に臨ませて配置されたノズル１、通い容器
ｋに覆い被さる中空型のカバー２を具有する。ノズル１
は中空型のカバー２の中空２ａに連通している。カバー
２の中空２ａには、タンク３から延びる洗浄液供給管４
が連なり、洗浄液供給管４はポンプ５を備えている。
る通い容器ｋ表面の少なくとも前面及び周面（好ましく
は四方八方）に臨ませて配置されたノズル１、通い容器
ｋに覆い被さる中空型のカバー２を具有する。ノズル１
は中空型のカバー２の中空２ａに連通している。カバー
２の中空２ａには、タンク３から延びる洗浄液供給管４
が連なり、洗浄液供給管４はポンプ５を備えている。
【００１８】人造又は合成研磨材或いは天然研磨材の微
粒子の群から選ばれた一種又は一種以上の微粒子を添加
した苛性ソーダ等のアルカリ水溶液、市販されているア
ルカリ洗浄剤、中性洗浄剤等の洗浄液が前記タンク３に
貯留される。タンク３内の無機質微粒子を添加した洗浄
液は、適宜の仕様で撹拌される。
粒子の群から選ばれた一種又は一種以上の微粒子を添加
した苛性ソーダ等のアルカリ水溶液、市販されているア
ルカリ洗浄剤、中性洗浄剤等の洗浄液が前記タンク３に
貯留される。タンク３内の無機質微粒子を添加した洗浄
液は、適宜の仕様で撹拌される。
【００１９】タンク３内の洗浄液が、ポンプ５により管
４を経てカバー２の中空２ａに供給され、ノズル１を通
じ、被洗浄通い容器ｋ表面に少なくとも前面及び周面又
は四方八方から噴射される。
４を経てカバー２の中空２ａに供給され、ノズル１を通
じ、被洗浄通い容器ｋ表面に少なくとも前面及び周面又
は四方八方から噴射される。
【００２０】こうして、被洗浄通い容器２は、それがプ
ラスチックの場合でも、付着する常法では極めて落ち難
い頑固な汚れが効率よく、且つ容易に洗浄除去される。
ラスチックの場合でも、付着する常法では極めて落ち難
い頑固な汚れが効率よく、且つ容易に洗浄除去される。
【００２１】この洗浄に当たり、被洗浄通い容器ｋは、
上側に開口を持つタイプの場合、その開口面を貫通して
延びる軸線の周りへの回動及び／又は前記開口面（ラジ
アル平面）での揺動の変位を行わせるのがよい。その軸
線周りへの回動、開口面での揺動は、図１、図３ａ及び
図３ｂに示す様式を例に挙げることができる。図１、図
３ａ及び図３ｂに示す例は、水平方向に９０°角の離隔
で配置されたエヤシリンダ等の流体圧シリンダ６で上下
に揺動されるターンテーブル７に被洗浄通い容器ｋが支
持される様式である。斯様な水平方向に９０゜離隔の駆
動器（エヤシリンダ等）でターンテーブル７が上下に揺
動されると、その揺動はＸ、Ｙ軸の二軸方向という効率
のよいものとなる。ターンテーブル７は、被洗浄通い容
器Ｋを保持する保持手段を有する。その保持手段は、被
洗浄通い容器ｋを外側からスプリング付勢下に押圧して
保持する部材１２を例に挙げることができる。保持部材
１２は、図１に概要的に示され、通い容器ｋを外側から
押圧保持するよう付勢するためのスプリングは省略され
ている。ターンテーブル７は周縁下部に横型のガイドレ
ール１０を有し、ガイドレール１０内に前記流体圧シリ
ンダ６のプランジャ６ａ先端に備えられたローラ６ｂが
嵌っている。モータ８の回転軸９がユニバーサルジョイ
ント１０でターンテーブル７と連結されている。ターン
テーブル７はモータ８で回転される。
上側に開口を持つタイプの場合、その開口面を貫通して
延びる軸線の周りへの回動及び／又は前記開口面（ラジ
アル平面）での揺動の変位を行わせるのがよい。その軸
線周りへの回動、開口面での揺動は、図１、図３ａ及び
図３ｂに示す様式を例に挙げることができる。図１、図
３ａ及び図３ｂに示す例は、水平方向に９０°角の離隔
で配置されたエヤシリンダ等の流体圧シリンダ６で上下
に揺動されるターンテーブル７に被洗浄通い容器ｋが支
持される様式である。斯様な水平方向に９０゜離隔の駆
動器（エヤシリンダ等）でターンテーブル７が上下に揺
動されると、その揺動はＸ、Ｙ軸の二軸方向という効率
のよいものとなる。ターンテーブル７は、被洗浄通い容
器Ｋを保持する保持手段を有する。その保持手段は、被
洗浄通い容器ｋを外側からスプリング付勢下に押圧して
保持する部材１２を例に挙げることができる。保持部材
１２は、図１に概要的に示され、通い容器ｋを外側から
押圧保持するよう付勢するためのスプリングは省略され
ている。ターンテーブル７は周縁下部に横型のガイドレ
ール１０を有し、ガイドレール１０内に前記流体圧シリ
ンダ６のプランジャ６ａ先端に備えられたローラ６ｂが
嵌っている。モータ８の回転軸９がユニバーサルジョイ
ント１０でターンテーブル７と連結されている。ターン
テーブル７はモータ８で回転される。
【００２２】モータ８を回転すると、ターンテーブル７
が回転し、被洗浄通い容器ｋが軸線の周りに回動され
る。流体圧シリンダ６を作動させると、流体圧シリンダ
のプランジャ６ａによりローラ６ｂを介し、ターンテー
ブル７が上下に（ラジアル平面で）揺動されて、被洗浄
通い容器ｋもラジアル平面で揺動される。被洗浄通い容
器ｋの軸線の周りへの回動／及び又はラジアル平面での
揺動の変位は、ノズル１から洗浄液を噴射している間
中、連続して或いは断続的に行えばよい。
が回転し、被洗浄通い容器ｋが軸線の周りに回動され
る。流体圧シリンダ６を作動させると、流体圧シリンダ
のプランジャ６ａによりローラ６ｂを介し、ターンテー
ブル７が上下に（ラジアル平面で）揺動されて、被洗浄
通い容器ｋもラジアル平面で揺動される。被洗浄通い容
器ｋの軸線の周りへの回動／及び又はラジアル平面での
揺動の変位は、ノズル１から洗浄液を噴射している間
中、連続して或いは断続的に行えばよい。
【００２３】被洗浄通い容器ｋの軸線の周りへの回動及
び／又はラジアル平面での揺動の変位は、ノズル１から
噴射する洗浄液に被洗浄通い容器ｋが均等に曝され、均
質な洗浄を施すことをもたらす。
び／又はラジアル平面での揺動の変位は、ノズル１から
噴射する洗浄液に被洗浄通い容器ｋが均等に曝され、均
質な洗浄を施すことをもたらす。
【００２４】図示の実施例では通い容器ｋは液が自然落
下する型である。通い容器ｋの内側に噴射された洗浄液
は、通い容器ｋの穴１３を通じ自然落下し、通い容器ｋ
内部に溜まることがなく、良好な洗浄効率が保証され
る。穴１３を通じ自然落下した洗浄液は、タンク１４に
集められ、ポンプ１５により管１６を通じ、タンク３に
戻される。
下する型である。通い容器ｋの内側に噴射された洗浄液
は、通い容器ｋの穴１３を通じ自然落下し、通い容器ｋ
内部に溜まることがなく、良好な洗浄効率が保証され
る。穴１３を通じ自然落下した洗浄液は、タンク１４に
集められ、ポンプ１５により管１６を通じ、タンク３に
戻される。
【００２５】洗浄される通い容器ｋが、上側に開口を持
ち周壁や底が穴あきでない箱のような液が自然落下しな
い型の場合には、図４に示すように洗浄装置Ｉを横向き
に配置して、通い容器ｋを軸線の周りへの回動及び／又
は前記開口面（ラジアル平面）での揺動の変位を行わせ
るとよい。通い容器ｋの軸線周りへの回動、開口面での
変位は、既述した例と同じ様式が採用可能である。図４
の形式では、被洗浄通い容器ｋは、流体圧シリンダ６の
作動で前後（図４の左右）に揺動され、図４に鎖線で示
す態勢になったとき、内部の洗浄液が自然落下する。自
然落下した洗浄液は、既述と同様にしてタンク３に戻さ
れる。
ち周壁や底が穴あきでない箱のような液が自然落下しな
い型の場合には、図４に示すように洗浄装置Ｉを横向き
に配置して、通い容器ｋを軸線の周りへの回動及び／又
は前記開口面（ラジアル平面）での揺動の変位を行わせ
るとよい。通い容器ｋの軸線周りへの回動、開口面での
変位は、既述した例と同じ様式が採用可能である。図４
の形式では、被洗浄通い容器ｋは、流体圧シリンダ６の
作動で前後（図４の左右）に揺動され、図４に鎖線で示
す態勢になったとき、内部の洗浄液が自然落下する。自
然落下した洗浄液は、既述と同様にしてタンク３に戻さ
れる。
【００２６】
【発明の効果】本発明によると、通い容器がプラスチッ
クの場合でも、それに付いた常法では極めて落ち難い頑
固な汚れを効率よく、しかも簡単に洗い落とすことがで
きる効果が得られる。
クの場合でも、それに付いた常法では極めて落ち難い頑
固な汚れを効率よく、しかも簡単に洗い落とすことがで
きる効果が得られる。
【図１】本発明に係る通い容器の洗浄方法の一例を、そ
の洗浄方法の実施に用いる洗浄装置の一例と共に示す正
面図である。
の洗浄方法の実施に用いる洗浄装置の一例と共に示す正
面図である。
【図２】図１に示した洗浄装置及び被洗浄通い容器の底
面図を示す。
面図を示す。
【図３】図３（Ａ）は図１に示した被洗浄通い容器のた
めの回動及び揺動機構の正面図、図３（Ｂ）は図３
（Ａ）の平面図を示す。
めの回動及び揺動機構の正面図、図３（Ｂ）は図３
（Ａ）の平面図を示す。
【図４】本発明に係る通い容器の洗浄方法の他例を、そ
の洗浄方法の実施に用いる洗浄装置の一例と共に示す正
面図である。
の洗浄方法の実施に用いる洗浄装置の一例と共に示す正
面図である。
Ｉ 洗浄装置 １ ノズル ２ カバー ２ａ カバーの中空 ３ タンク ４ 管 ５ ポンプ ６ 流体圧シリンダ ６ａ プランジャ ６ｂ ローラ ７ ターンテーブル ８ モータ ９ 回転軸 １０ ガイドレール １１ ユニバーサルジョイント １２ 保持部材
Claims (8)
- 【請求項１】無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容
器の表面にノズルを通じ噴射して、洗浄することを特徴
とする通い容器の洗浄方法。 - 【請求項２】無機質微粒子を添加した洗浄液を、通い容
器表面の少なくとも前面及び周面に対してノズルを通じ
噴射することを特徴とする請求項１記載の通い容器の洗
浄方法。 - 【請求項３】無機質微粒子を添加した洗浄液をノズルを
通じ通い容器の表面に噴射しつつ、ノズルに対し通い容
器を変位させることを特徴とする請求項１又は２記載の
通い容器の洗浄方法。 - 【請求項４】通い容器が上側に開口を持つタイプで、ノ
ズルに対する通い容器の変位が、通い容器の開口面を貫
通して延びる軸線の周りへの回動及び／又は前記開口面
での揺動である請求項１から３の何れかに記載の通い容
器の洗浄方法。 - 【請求項５】無機質微粒子が１０〜５０μｍである請求
項１から４の何れかに記載の通い容器の洗浄方法。 - 【請求項６】通い容器表面に指向して、通い容器の少な
くとも前面及び周面を囲繞するよう多数が配置され、無
機質微粒子を添加した洗浄液を噴射するノズルを具有す
ることを特徴とする通い容器の洗浄装置。 - 【請求項７】通い容器を保持する手段を具有し、その通
い容器保持手段がノズルに対し変位されるようになって
いることを特徴とする請求項６記載の通い容器の洗浄装
置。 - 【請求項８】通い容器が上側に開口を持つタイプで、ノ
ズルに対する通い容器保持手段の変位が、通い容器の開
口面を貫通して延びる軸線の周りへの回動／及び又は前
記開口面と並行な面での揺動である請求項６又は７記載
の通い容器の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10295070A JP2000117218A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 通い容器の洗浄方法及び洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10295070A JP2000117218A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 通い容器の洗浄方法及び洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000117218A true JP2000117218A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17815938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10295070A Pending JP2000117218A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 通い容器の洗浄方法及び洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000117218A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102580965A (zh) * | 2011-01-13 | 2012-07-18 | 亿和精密工业（苏州）有限公司 | 一种胶箱清洗机 |
| CN104984944A (zh) * | 2015-07-14 | 2015-10-21 | 安庆市峰邦工业产品设计有限公司 | 机械设备清洁复位装置 |
| CN105127164A (zh) * | 2014-05-30 | 2015-12-09 | 盛美半导体设备（上海）有限公司 | 自动清洗腔体装置 |
| CN105234103A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-01-13 | 綦江齿轮达亨科技开发公司 | 设有推拉式清洗刷的变速箱清洗*** |
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