JP2000111645A - 送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置 - Google Patents

送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置

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JP2000111645A
JP2000111645A JP10278794A JP27879498A JP2000111645A JP 2000111645 A JP2000111645 A JP 2000111645A JP 10278794 A JP10278794 A JP 10278794A JP 27879498 A JP27879498 A JP 27879498A JP 2000111645 A JP2000111645 A JP 2000111645A
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Toshiyuki Imagawa
敏幸 今川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性高く、測定距離を長くでき、測定精度
を向上できる送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置を提供する。 【解決手段】 受信用超音波センサ13の受信信号を第
1の周波数変換手段140において、少なくとも中間周
波数以上の周波数に高くする。この周波数信号をRF増
幅回路302で増幅し、第2の周波数変換手段304に
おいて中間周波数に変換し、中間周波数増幅回路306
が増幅して包絡線検波回路308が受信超音波信号を包
絡線検波する。距離測定演算制御回路122Aは超音波
発振したときから包絡線検波信号で受信を検出したとき
までの時間を計測して、その時間から距離測定対象物体
までの距離を算出する。上記のごとく周波数を高めて信
号処理することにより、総合利得を低下させ、雑音など
との分離を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波センサを用い
て距離を測定する送受信分離型反射方式の超音波距離測
定装置に関する。より特定的には、本発明は、超音波セ
ンサを2個用いて距離測定を行う送受信分離型反射方式
の超音波距離測定装置において、超音波センサの周波数
を高めて信号処理して性能を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波センサを用いた距離測定方法は知
られている。そのような超音波センサによる距離測定方
式としては、1つの超音波センサを送信と受信の両方に
用いる単眼方式の距離測定装置と、送信用超音波センサ
と受信用超音波センサとを独立に用いる送受信分離型反
射方式の超音波距離測定装置とに大別できる。
【0003】単眼方式の距離測定装置は、超音波センサ
が1個だけなので、超音波センサの価格が低価格になる
という利点がある。しかしながら、超音波センサを送信
と受信に共用するので、送信タイミングと受信タイミン
グで回路を切り換える必要がある他、短い距離の測定が
困難になる場合がある。
【0004】送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置は送信用超音波センサと受信用超音波センサとを独立
して設けた2眼方式の超音波距離測定装置であり、上述
した単眼方式の距離測定装置の問題を克服する。本願発
明は送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置に関す
る。図1は送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置
の構成図である。この送受信分離型反射方式の超音波距
離測定装置は、超音波送信機1、送信用超音波センサ3
および送信用ホーンアンテナ5を有する送信側と、超音
波受信機11、受信用超音波センサ13および受信用ホ
ーンアンテナ15を有する受信側とで構成されている。
この送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置は、送
信側および受信側はある装置、たとえば、車両に搭載さ
れていて、車両から距離測定対象物体7までの距離を測
定するのに使用する。
【0005】送信用超音波センサ3の中心軸(または送
信用ホーンアンテナ5の指向の中心軸)と、受信用超音
波センサ13の中心軸(または受信用ホーンアンテナ1
5の指向の中心軸)とのなす角度θは極力0に近いほう
が好ましい。角度θが大きくなると、送信用超音波セン
サ3から放射され距離測定対象物体7で反射した超音波
の受信が困難になるからである。また、送信用ホーンア
ンテナ5および受信用ホーンアンテナ15を用いて距離
測定環境の周囲の雑音を極力排除している。さらに受信
用ホーンアンテナ15を用いて反射超音波を集束させて
いる。送信用超音波センサ3の振動の影響を極力回避す
る観点から、送信用超音波センサ3の搭載基板と受信用
超音波センサ13の搭載基板とは分離しておくことが望
ましい。
【0006】送信用超音波センサ3としては、圧電セラ
ミック式超音波センサ、たとえば、ニオブ酸リチウムな
どの圧電センサを用いることができる。その場合、送信
用超音波センサ3の励起電圧はたとえば、発振周波数4
0KHzのとき約100V(rms)である。受信用超
音波センサ13も、送信用超音波センサ3と同様、圧電
セラミック式超音波センサ、たとえば、ニオブ酸リチウ
ムなどの圧電センサを用いることができる。
【0007】図1に図解した送受信分離型反射方式の超
音波距離測定装置における距離測定方法を述べる。超音
波送信機1が送信用超音波センサ3を励起させて送信用
超音波センサ3から超音波を発生させる。送信用超音波
センサ3からの超音波は送信用ホーンアンテナ5を介し
て距離測定対象物体7に向けて指向され距離測定対象物
体7に当たる。距離測定対象物体7で反射した超音波は
受信用ホーンアンテナ15を介して受信用超音波センサ
13に入射し、受信用超音波センサ13が、入射した超
音波のレベルに応じた電気信号を出力する。超音波受信
機11は、送信用超音波センサ3が超音波を放射し受信
用超音波センサ13で受信するまでの時間を測定し、こ
の測定時間から距離測定対象物体7と送信用超音波セン
サ3との間の距離を算出する。測定すべき距離Lxは下
記式に基づいて計算できる。
【0008】 Lx=(V×S)/2 ・・・(1) ただし、Vは超音波の空気中、温度tにおける伝搬速度
である。 V=331.5+0.6t (m/秒) Sは送信用超音波センサ3の発振開始から、受信用超音
波センサ13で最初の反射波を受信したときまでの時間
である。
【0009】この測定時の温度は、基準の温度、たとえ
ば、t=20°Cにおける超音波の伝搬速度について測
定する。t=20°Cのときの超音波の伝搬速度Vは3
32.7(m/秒)である。
【0010】図1に図解した送受信分離型反射方式の超
音波距離測定装置において、送信用超音波センサ3およ
び受信用超音波センサ13としては、車両などに使用す
るときは、室外における風雨に耐えるため防滴型の超音
波センサを用いることが多い。防滴型の超音波センサは
カバーが設けられているから、総合利得を低下させる。
したがって、送信用超音波センサ3および受信用超音波
センサ13に防滴型超音波センサを用いた場合、距離測
定範囲は短くなる。たとえば、防滴型の超音波センサを
用いて安定に距離測定(測距)を行う場合、通常、4〜
5m程度の測距にしか適用できない。しかしながら車両
の接近センサとして送受信分離型反射方式の超音波距離
測定装置を用いる場合などには、さらに長い距離の測定
も要望されており、防滴型超音波センサを用いた送受信
分離型反射方式の超音波距離測定装置の改善が要望され
ていた。
【0011】本願発明者は上述した問題を克服する方法
として、たとえば、1998年4月15日に出願した特
願平10−104812号、「送受信分離型反射方式の
超音波距離測定装置とその方法」において提案したよう
に、距離測定対象物体の種類および測定すべき距離に応
じて感度補正を行う方法と装置を提案した。
【0012】そのような感度補正をも行った、超音波受
信機11について述べる。図2は送受信分離型反射方式
の超音波距離測定装置のうち、超音波受信機11の回路
構成を中心に図解した図である。超音波受信機11は、
前段増幅回路・バッファ回路110、高周波信号濾波回
路112、測距感度補正回路114、低周波信号濾波回
路・バッファ回路116、検波回路118、バッファ回
路/比較回路120、距離測定演算制御回路122を有
する。
【0013】超音波受信機11の個々の回路の動作を述
べる。前段増幅回路・バッファ回路110は増幅回路を
有しており、受信用超音波センサ13からの微弱な電気
信号を、後段の回路で信号処理可能な所定レベルまで増
幅する。高周波信号濾波回路112は、前段増幅回路・
バッファ回路110で増幅した反射超音波に対応した信
号のうち、高周波成分を通過させ、低周波成分を除去す
る。これにより、距離測定対象物体7からの反射超音波
に含まれる低周波雑音が除去できる。測距感度補正回路
114は可変利得増幅回路を有しており、高周波信号濾
波回路112からの信号を感度補正する。この詳細は下
記に詳述する。低周波信号濾波回路・バッファ回路11
6は、その後段の検波回路118で検波可能なように、
測距感度補正回路114からの出力信号のうち低周波信
号成分を通過させる。検波回路118は、低周波信号濾
波回路・バッファ回路116からの出力信号を検波す
る。検波回路118における検波としては、たとえば、
包絡線検波を行う。バッファ回路/比較回路120は検
波回路118で検波した連続的な信号を順次ディジタル
データとして保存し、所定のレベル信号と比較して受信
した反射波が所定のレベル以上のとき、希望する反射波
が受信されたことを示す信号を出力する。距離測定演算
制御回路122は、送信用超音波センサ3からの超音波
発振から、バッファ回路/比較回路120による受信波
の受信までの時間を測定し、式1に従って、距離を算出
する。
【0014】なお、上記の実際の測定に先立って、距離
測定演算制御回路122において測距感度補正回路11
4において感度補正するための超音波センサ感度補正デ
ータを生成し、その超音波センサ感度補正データに基づ
いて測距感度補正回路114において受信超音波信号の
感度補正する。そのため、測距感度補正回路114で用
いる超音波センサ感度補正データを事前に収集してお
く。以下、その方法を述べる。送信用超音波センサ3を
駆動させ、測距感度補正回路114における感度補正を
しない状態で、受信用超音波センサ13の受信信号から
距離測定演算制御回路122において仮の距離を測定す
る。距離測定演算制御回路122は、求められた仮の距
離と、測距感度補正回路114で行う超音波センサ感度
補正データを生成して、測距感度補正回路114に設定
する。
【0015】その後、再び、送信用超音波センサ3を駆
動する。受信用超音波センサ13で受信された信号は測
距感度補正回路114において感度補正される。その感
度補正された受信信号を検波回路118で検波して、検
波信号をバッファ回路/比較回路120を経由して、距
離測定演算制御回路122に送信し、距離測定演算制御
回路122で送信用超音波センサ3からの超音波の送信
から受信用超音波センサ13における反射波の受信まで
の時間から、式1に従って、実際の距離を算出する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】受信用超音波センサ1
3の周波数は40kHz程度である。したがって、前段
増幅回路・バッファ回路110からの出力信号は40k
Hz程度であり、その周波数で、高周波信号濾波回路1
12、測距感度補正回路114、低周波信号濾波回路・
バッファ回路116、検波回路118まで信号処理す
る。すなわち、受信用超音波センサ13の周波数は比較
的低いから、その周波数で信号処理を行うと、超音波受
信機11の総合利得が大きくなる。総合利得を低下させ
て超音波受信機11を安定に動作させると、送信用超音
波センサ3の発振波の到達距離が短くなり、検出能力が
低下する。
【0017】検出能力を低下させずに超音波受信機11
を安定に動作させるには種々の対策が必要となる。第1
に、送信用超音波センサ3の発振時、送信用超音波セン
サ3が搭載されている基板が振動し、検出物体7からの
反射波の受信の前に、受信用超音波センサ13が基板の
振動の影響を受けて振動し、誤検出をする。この誤検出
を防止するには種々の対策が可能であるが、反射波の周
波数に近い基板の振動周波数との識別が難しいので、そ
の処理が厄介である。
【0018】超音波の周波数領域は、外来ノイズが多く
存在しており、受信側では送信用超音波センサ3の発振
周波数とかけ離れた周波数でも入力レベルが大きいと受
信してしまう。このように、外部雑音の周波数は送信用
超音波センサ3の発振周波数に近いものも多く、その識
別の困難さから、雑音処理対策が厄介である。
【0019】以上は、測距感度補正回路114を設けた
場合について述べたが、測距感度補正回路114を設け
ない場合でも、距離測定範囲が短くなるということを除
いて、上述した問題に遭遇する。
【0020】本発明の目的は、超音波センサを2個用い
て距離測定を行う送受信分離型反射方式の超音波距離測
定装置において、測距感度補正を行うか否かに係わりな
く、超音波センサの周波数を高めて信号処理して性能を
向上させた送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置
を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信用
超音波センサから放射された超音波が距離測定対象物体
で反射され、該反射した超音波を受信用超音波センサで
受信し、超音波の送信から超音波の受信までの時間を測
定し、該計測時間から前記送信用超音波センサまたは前
記受信用超音波センサから前記距離測定対象物体までの
距離を測定する送受信分離型反射方式の超音波距離測定
装置であって、該超音波距離測定装置は、前記送信用超
音波センサの駆動制御を行う送信装置と、前記受信用超
音波センサからの信号を処理して距離測定を行う受信装
置とを有し、前記受信装置は、前記受信用超音波センサ
の第1の周波数の受信信号を該1の周波数より高い第2
の周波数の信号に変換する第1の周波数変換手段と、該
第1の周波数変換手段で変換した第2の周波数を中間周
波数に変換する第2の周波数変換手段と、該中間周波数
の信号を包絡線検波する包絡線検波手段と、前記包絡線
検波手段で検波した信号から受信波を検出する受信波検
出手段と、前記送信用超音波センサの放射から前記受信
波検出までの時間を測定する計時手段と、該測定した時
間から、前記送信用超音波センサから前記距離測定対象
までの距離を算出する距離算出手段とを有する送受信分
離型反射方式の超音波距離測定装置が提供される。
【0022】好ましくは、前記第2の周波数変換手段、
前記包絡線検波手段はラジオ用回路を用いる。
【0023】さらに好ましくは、ラジオ用アンテナと前
記第1の周波数変換手段の出力を選択的に切り換える第
1のスイッチング手段と、該第1のスイッチング手段が
前記ラジオアンテナからの信号を選択したとき前記包絡
線検波手段の出力をラジオ受信機に接続し、前記第1の
スイッチング手段が前記第1の周波数変換手段の出力を
選択したとき前記受信検出手段に接続する第2のスイッ
チング手段とを有する。
【0024】また本発明によれば、送信用超音波センサ
から放射された超音波が距離測定対象物体で反射され、
該反射した超音波を受信用超音波センサで受信し、超音
波の送信から超音波の受信までの時間を測定し、該計測
時間から前記送信用超音波センサまたは前記受信用超音
波センサから前記距離測定対象物体までの距離を測定す
る送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置であっ
て、該超音波距離測定装置は、前記送信用超音波センサ
の駆動制御を行う送信装置と、前記受信用超音波センサ
からの信号を処理して距離測定を行う受信装置とを有
し、前記受信装置は、前記受信用超音波センサの第1の
周波数の受信信号を該第1の周波数より高い第2の周波
数の信号に変換する第1の周波数変換手段と、該第1の
周波数変換手段で変換した第2の周波数を中間周波数に
変換する第2の周波数変換手段と、該中間周波数の信号
を包絡線検波する包絡線検波手段と、前記包絡線検波手
段で検波した信号から受信波を検出する受信波検出手段
と、前記送信用超音波センサの放射から前記受信波検出
までの時間を測定する計時手段と、該測定した時間か
ら、前記送信用超音波センサから前記距離測定対象まで
の距離を算出する距離算出手段とを有する送受信分離型
反射方式の超音波距離測定装置が提供される。
【0025】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 図1および図3を参照して、本発明の送受信分離型反射
方式の超音波距離測定装置の第1の実施の形態としての
送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置について述
べる。本発明の送受信分離型反射方式の超音波距離測定
装置の前段部分の基本構成は図1に図解した構成とな
る。したがって、図1を参照して述べた、本発明の送受
信分離型反射方式の超音波距離測定装置の基本動作は本
実施の形態においても同じである。しかしながら、本実
施の形態において、図2を参照して述べた超音波受信機
11の構成と信号処理は、図3を参照して詳述するよう
に異なる。
【0026】図3は図2に図解した超音波受信機11に
相当する超音波受信機11Aの構成を示す図である。超
音波受信機11Aは、受信用超音波センサ13の受信信
号を増幅する前段増幅回路・バッファ回路110、第1
の周波数変換手段140、制御手段150、キースイッ
チ160、第1のスイッチング回路200、RF増幅回
路302、第2の周波数変換手段304、中間周波数増
幅回路306、包絡線検波回路308、AGC増幅回路
/低周波濾波回路310、低周波濾波回路312および
距離測定演算制御回路122Aを有する。本実施の形態
において、RF増幅回路302、第2の周波数変換手段
304、中間周波数増幅回路306、包絡線検波回路3
08、AGC増幅回路/低周波濾波回路310および低
周波濾波回路312をラジオ受信回路300と呼ぶ。
【0027】図3の回路構成と、図2の回路構成とを比
較すると、図3の超音波受信機11Aには、高周波信号
濾波回路112、低周波信号濾波回路・バッファ回路1
16、バッファ回路/比較回路120が削除されてお
り、その反面、第1の周波数変換手段140、制御手段
150、キースイッチ160、第1のスイッチング回路
200、ラジオ受信回路300が設けられている。ま
た、図2の距離測定演算制御回路122と図3の距離測
定演算制御回路122Aとは後述する相違がある。
【0028】前段増幅回路・バッファ回路110は図2
を参照して述べたように、増幅回路を有しており、受信
用超音波センサ13からの微弱な電気信号を、後段の回
路におて信号処理可能なレベルまで増幅する。なお、受
信用超音波センサ13からの受信反射波の周波数(これ
を第1の周波数と呼ぶ)は40KHz程度であるから、
前段増幅回路・バッファ回路110の周波数帯域も40
KHzを中心として所定幅の帯域である。
【0029】第1の周波数変換手段140、制御手段1
50およびキースイッチ160からなる本発明の第1の
周波数変換手段について述べる。この第1の周波数変換
手段においては、前段増幅回路・バッファ回路110か
ら出力された第1の周波数、たとえば、約40KHzの
信号を、第3の周波数変換手段306における中間周波
数(これを第3の周波数という)より高いラジオ周波数
(RF)の帯域、たとえば、531KHz〜1629K
Hz程度の帯域の任意の周波数まで上昇させる。特に、
好ましくは、上記ラジオ周波数帯域のなかで、現在空い
ている6〜7チャネルの周波数、たとえば、452.5
KHz、455KHz、470KHzなどの周波数にす
る。そうすることにより、本願発明の超音波受信機11
Aとラジオ受信機との共用が可能となる。その理由につ
いては後述する。キースイッチ160は、第1の周波数
変換手段140における周波数変換後の周波数(これを
第2の周波数という)をキースイッチで設定する部分で
ある。制御手段150はキースイッチ160の設定状態
を入力し、第1の周波数変換手段140における変換後
の周波数がキースイッチ160に指定された第2の周波
数になるように、第1の周波数変換手段140を制御す
る。第1の周波数変換手段140は、前段増幅回路・バ
ッファ回路110からのほほぼ40KHzの第1の周波
数の信号を制御手段150で指定された周波数に変換す
る。第1の周波数変換手段140の実際の回路構成とし
ては、種々の周波数で発振する複数の発振器と、それら
の発振器を切り換える選択回路と、選択回路の信号と前
段増幅回路・バッファ回路110からの信号とを混合し
て(ミキンシグして)、キースイッチ160で指定した
第2の周波数の信号を生成する回路とすることができ
る。この場合、制御手段150が選択回路を制御して所
望の局部発振周波数がミキサに印加されるようにする。
第1の周波数変換手段140の実際の他の回路構成とし
ては、位相同期回路(PLL)を用いて、希望する第2
の周波数に変換することである。この場合、制御手段1
50はPLLのVCOの発振周波数を制御する。第1の
周波数変換手段140の実際のさらに他の回路構成とし
ては、周波数シンセサイザを用いて、希望する第2の周
波数に変換することである。第1の周波数変換手段14
0の実際のさらに他の回路構成としては、上述した以外
の公知の回路構成をとることができる。
【0030】以上の第1の周波数変換手段において、第
1の周波数の信号がその周波数より高い第2の周波数に
変換された。第2の周波数に変換されたことにより、外
部雑音、送信用超音波センサ3の搭載されている基板の
振動数とは異なる第2の周波数になり、換言すれば、基
板の振動周波数、外来雑音などより相当高い第2の周波
数となり、基板の振動、外来雑音などとの識別(分離)
が容易になり、それらの周波数の影響を受けなくするこ
とが容易になる。
【0031】第1の周波数変換手段140からの出力信
号は、第1のスイッチング回路200を経由してRF増
幅回路302に印加されて高周波領域で増幅される。
【0032】本発明の第2の周波数変換手段としての第
2の周波数変換手段について述べる。第2の周波数変換
手段304も第1の周波数変換手段140と同等の回路
構成をとることができる。たとえば、第2の周波数変換
手段304は、局部発振回路とミキサーとで構成され
る。しかしながら、第2の周波数変換手段304は、第
1の周波数変換手段140でRF周波数帯域まで上昇さ
せた第2の周波数を、中間周波数増幅回路306におい
て増幅可能な周波数である中間周波数(これを第3の周
波数という)まで低下させる。
【0033】中間周波数増幅回路306中間周波数の信
号を増幅する。
【0034】包絡線検波回路308は、中間周波数増幅
回路306で増幅した中間周波数領域の超音波受信信号
を包絡線検波して、距離測定演算制御回路122Aに出
力する。距離測定演算制御回路122Aにおける信号処
理については後述する。
【0035】低周波濾波回路312は包絡線検波回路3
08における包絡線検波信号のうち、低周波成分を通過
させる。
【0036】低周波濾波回路312の濾波信号は、AG
C増幅回路/低周波濾波回路310に印加され、AGC
増幅回路/低周波濾波回路310において、RF増幅回
路302における適切な増幅度が決定されてRF増幅回
路302に印加される。したがって、低周波濾波回路3
12およびAGC増幅回路/低周波濾波回路310はA
GCの負帰還回路を構成しており、RF増幅回路302
は受信した超音波信号レベルに応じた適切な自動利得
(AGC)増幅を行う。このように、第1の周波数変換
手段140からの信号が自動利得制御されるので、適切
なレベルで信号処理される。
【0037】距離測定演算制御回路122Aは、包絡線
検波回路308を経由して印加された受信超音波の包絡
線検波信号を信号処理して、正確な反射波の受信を検出
する。反射波の受信検出の最も簡単な方法は、図2のバ
ッファ回路/比較回路120を用いて2値比較である。
距離測定演算制御回路122Aにおいても、基準レベル
と包絡線検波信号とを比較して包絡線検波信号が基準レ
ベルを越えたとき、制式の反射波を受信したと判断する
ことができる。しかしながら、本実施の形態において
は、好ましくは、外部雑音の完全な排除、送信用超音波
センサ3が搭載されている基板の振動の完全な排除など
を考慮して、距離測定演算制御回路122Aには通常、
マイクロコンピュータなどの演算処理装置が内蔵されて
いるから、その演算処理機能を用いて統計的な信号処理
を行って、雑音などの影響を受けない受信反射波の検出
を行う。以上の処理によって、受信反射波の受信を検出
すると、図2の距離測定演算制御回路122と同様に、
距離測定演算制御回路122Aは、送信用超音波センサ
3の発振開始から受信用超音波センサ13による反射波
の受信までの時間を計測し、その時間を用いて、式1か
ら距離測定対象物体7までの距離を算出する。
【0038】以上のように、距離測定演算制御回路12
2Aは、本発明の受信波検出手段、計時手段、距離算出
手段として機能する。
【0039】上述した処理機能は基本的に、図2を参照
して述べた送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置
と実質的に同じてあるが、本実施の形態においては、中
波帯のAMラジオ受信機の高周波帯の周波数まで、約1
2〜40倍の周波数まで上昇(アップコンバージョン)
することにより、超音波受信機11Aの総合利得が前段
増幅回路・バッファ回路110と、第1の周波数変換手
段140、RF増幅回路302以降の回路とに分離さ
れ、超音波センサの振動雑音、外部雑音などの影響を受
けなくなる。その結果、従来行っていた振動対策および
回路的な対策が不要となり、超音波受信機11Aが低価
格で製造できる。本実施の形態によれば、総合利得が低
下するから、安定に動作する。
【0040】以上の説明においては、第1のスイッチン
グ回路200において、接点aに接続されたときを述べ
たが、制御手段150の制御によって、接点bに切り換
えることができる。接点bはラジオアンテナに接続され
ている。換言すれば、第1のスイッチング回路200以
降の回路、すなわち、RF増幅回路302、第2の周波
数変換手段304、第3の周波数変換手段306、包絡
線検波回路308、AGC増幅回路/低周波濾波回路3
10、低周波濾波回路312からなるラジオ受信回路3
00を超音波受信機の回路をそのまま流用できる。した
がって、図3に図解した超音波受信機11Aは超音波測
距装置に使用できるだけでなく、ラジオ受信機そのもの
としても使用できる。また換言すれば、周知のラジオ受
信機の回路を部分的に流用することで超音波受信機11
Aを構成できる。
【0041】その観点から図3の回路構成を考察する
と、第1の周波数変換手段140において、ラジオ受信
機のRF増幅回路302で増幅可能な高周波まで周波数
変換し、第2の周波数変換手段304および第3の周波
数変換手段306において中間周波数まで低下させて包
絡線検波回路308において検波し、その検波結果を距
離測定演算制御回路122Aにおいて測距に使用する。
【0042】第2の実施の形態 図4を参照して本発明の送受信分離型反射方式の超音波
距離測定装置の第2の実施の形態を述べる。図4は図3
に図解した超音波受信機11Aの変形態様とも言える回
路構成を図解しており、図3における第1のスイッチン
グ回路200を削除して、第2のスイッチング回路20
2を設けた回路構成を図解している。前段増幅回路・バ
ッファ回路110、第1の周波数変換手段140、制御
手段150、RF増幅回路302、第2の周波数変換手
段304、第3の周波数変換手段306、包絡線検波回
路308、AGC増幅回路/低周波濾波回路310、低
周波濾波回路312および距離測定演算制御回路122
Aは図3を参照して述べたものと実質的に同じである。
【0043】図4に図解の超音波受信機11Bにおいて
は、第1の周波数変換手段140の第2の周波数信号が
第2のスイッチング回路202において選択されて第3
の周波数変換手段306に印加される。すなわち、図3
に図解したように、第1の周波数変換手段140の出力
信号は、RF増幅回路302で増幅されることなく、第
2の周波数変換手段304においてさらに周波数変換さ
れることなく、第3の周波数変換手段306に印加され
る。一方、ラジオアンテナの受信信号はRF増幅回路3
02で増幅され、第2の周波数変換手段304で周波数
変換されて、第2のスイッチング回路202で選択され
て第3の周波数変換手段306に印加される。したがっ
て、第2の周波数変換手段304から出力される信号の
周波数と第1の周波数変換手段140から出力される信
号の周波数は同じになっている必要がある。そのため、
第1の周波数変換手段140においては、中間周波数レ
ベルまでアップコンバージョンする(周波数を高め
る)。
【0044】図4に図解した超音波受信機11Bは、超
音波受信信号の周波数変換が第1実施の形態ほど高くな
いから、雑音との分離性能が幾分低下するが、RF増幅
回路302および第2の周波数変換手段304における
回路動作条件に規定されないだけ回路の製造は簡単にな
る。第1の実施の形態について、その他の効果について
は、第1の実施の形態と同様である。
【0045】第3の実施の形態 図5を参照して本発明の送受信分離型反射方式の超音波
距離測定装置の第3の実施の形態を述べる。図5は図4
に図解した超音波受信機11Bの変形態様とも言える回
路構成を図解しており、図3における第1のスイッチン
グ回路200を削除して、第3のスイッチング回路20
4を設けた回路構成を図解している。しかしながら、第
3のスイッチング回路204は図4の第2のスイッチン
グ回路202と実質的に同じスイッチ回路である。前段
増幅回路・バッファ回路110、第1の周波数変換手段
140、制御手段150、RF増幅回路302、第2の
周波数変換手段304、第3の周波数変換手段306、
包絡線検波回路308、AGC増幅回路/低周波濾波回
路310、低周波濾波回路312および距離測定演算制
御回路122Aと図3を参照して述べたものと実質的に
同じである。
【0046】第3の実施の形態について、その他の効果
については、第2の実施の形態と同様である。
【0047】第4の実施の形態 上述した第1〜第3の実施の形態においては、記述を簡
単にするため、図2に図解した測距感度補正回路114
および距離測定演算制御回路122との協動による補正
処理を行わない場合について述べたが、本発明の実施に
際しては、上述した第1〜第3実施の形態に、測距感度
補正回路114および高周波信号濾波回路112との補
正処理を付加することができる。その場合、図3〜図5
の前段増幅回路・バッファ回路110と第1の周波数変
換手段140との間に測距感度補正回路114を設け、
距離測定演算制御回路122Aは上述した距離測定演算
制御回路122と同様、測距感度補正回路114との協
動処理を行う。
【0048】本発明の実施に際しては上述した例示に限
定されず、種々の変形態様をとることができる。たとえ
ば、本発明の好適な実施の形態として、第2の周波数を
例示したが、本発明においては上述した例示には限定さ
れず、任意の周波数に設定できる。もちろん、ラジオ受
信回路300を構成する回路もラジオ受信機に活用され
たものに代えて、上述したものと同等の別途のものを適
用できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、アップコンバージョン
(周波数を高める処理)を行うことにより、総合利得を
低下させ、装置を安定に操作させることができるから、
測距の精度が向上する。すなわち、本発明によれば、外
部雑音、送信用超音波センサの搭載されている基板の振
動数より高い周波数で信号処理するので、基板の振動、
外来雑音などとの識別(分離)が容易になり、それらの
周波数の影響を受けなくすることが容易になる。その結
果、従来行っていた振動対策および回路的な対策が不要
となり、送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置が
低価格で製造できる。また本発明においては、自動利得
制御しているので、適切なレベルで信号処理でき、測距
の精度が向上する。
【0050】また本発明によれば、ラジオ受信回路をそ
のまま流用できるし、切り替えにより、ラジオ受信機そ
のものとしても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は送受信分離型反射方式の超音波距離測定
装置の構成図である。
【図2】図2は本発明の送受信分離型反射方式の超音波
距離測定装置の受信機の基本構成図である。
【図3】図3は本発明の第1の実施の形態としての送受
信分離型反射方式の超音波距離測定装置における超音波
受信機の構成図である。
【図4】図4は本発明の第2の実施の形態としての送受
信分離型反射方式の超音波距離測定装置における超音波
受信機の構成図である。
【図5】図5は本発明の第3の実施の形態としての送受
信分離型反射方式の超音波距離測定装置における超音波
受信機の構成図である。
【符号の説明】
1・・超音波送信機 3・・送信用超音波センサ 5・・送信用ホーンアンテナ 7・・距離測定対象物体 11,11A,11B,11C・・超音波受信機 110・・前段増幅回路・バッファ回路 112・・高周波信号濾波回路 114・・測距感度補正回路 116・・低周波信号濾波回路・バッファ回路 118・・検波回路 120・・バッファ回路/比較回路 122,122A・・距離測定演算制御回路 140・・第1の周波数変換手段 150・・制御手段 160・・キースイッチ 200・・第1のスイッチング回路 202・・第2のスイッチング回路 204・・第3のスイッチング回路 206・・第4のスイッチング回路 300・・ラジオ受信回路 302・・RF増幅回路 304・・第2の周波数変換手段 306・・中間周波数増幅回路 308・・包絡線検波回路 310・・AGC増幅回路/低周波濾波回路 312・・低周波濾波回路 13・・受信用超音波 15・・受信用ホーンアンテナ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信用超音波センサから放射された超音波
    が距離測定対象物体で反射され、該反射した超音波を受
    信用超音波センサで受信し、超音波の送信から超音波の
    受信までの時間を測定し、該計測時間から前記送信用超
    音波センサまたは前記受信用超音波センサから前記距離
    測定対象物体までの距離を測定する送受信分離型反射方
    式の超音波距離測定装置であって、該超音波距離測定装
    置は、 前記送信用超音波センサの駆動制御を行う送信装置と、 前記受信用超音波センサからの信号を処理して距離測定
    を行う受信装置とを有し、 前記受信装置は、 前記受信用超音波センサの第1の周波数の受信信号を該
    1の周波数より高い第2の周波数の信号に変換する第1
    の周波数変換手段と、 該第1の周波数変換手段で変換した第2の周波数を中間
    周波数に変換する第2の周波数変換手段と、 該中間周波数の信号を包絡線検波する包絡線検波手段
    と、 前記包絡線検波手段で検波した信号から受信波を検出す
    る受信波検出手段と、 前記送信用超音波センサの放射から前記受信波検出まで
    の時間を測定する計時手段と、 該測定した時間から、前記送信用超音波センサから前記
    距離測定対象までの距離を算出する距離算出手段とを有
    する送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置。
  2. 【請求項2】前記第1の周波数変換手段と前記第2の周
    波数変換手段との間に第1の周波数の信号を増幅する第
    1の増幅手段を設けた請求項1記載の送受信分離型反射
    方式の超音波距離測定装置。
  3. 【請求項3】該第2の周波数変換手段と前記包絡線検波
    手段との間に、中間周波数の信号を増幅する第2の増幅
    手段を設けた請求項2記載の送受信分離型反射方式の超
    音波距離測定装置。
  4. 【請求項4】前記第2の周波数変換手段、前記包絡線検
    波手段はラジオ用回路を用いる請求項1記載の送受信分
    離型反射方式の超音波距離測定装置。
  5. 【請求項5】ラジオ用アンテナと前記第1の周波数変換
    手段の出力を選択的に切り換える第1のスイッチング手
    段と、 該第1のスイッチング手段が前記ラジオアンテナからの
    信号を選択したとき前記包絡線検波手段の出力をラジオ
    受信機に接続し、前記第1のスイッチング手段が前記第
    1の周波数変換手段の出力を選択したとき前記受信検出
    手段に接続する第2のスイッチング手段とを有する請求
    項2記載の送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
    置。
  6. 【請求項6】送信用超音波センサから放射された超音波
    が距離測定対象物体で反射され、該反射した超音波を受
    信用超音波センサで受信し、超音波の送信から超音波の
    受信までの時間を測定し、該計測時間から前記送信用超
    音波センサまたは前記受信用超音波センサから前記距離
    測定対象物体までの距離を測定する送受信分離型反射方
    式の超音波距離測定装置であって、該超音波距離測定装
    置は、 前記送信用超音波センサの駆動制御を行う送信装置と、 前記受信用超音波センサからの信号を処理して距離測定
    を行う受信装置とを有し、 前記受信装置は、 前記受信用超音波センサの第1の周波数の受信信号を該
    第1の周波数より高い第2の周波数の信号に変換する第
    1の周波数変換手段と、 該第1の周波数変換手段で変換した第2の周波数を中間
    周波数に変換する第2の周波数変換手段と、 該中間周波数の信号を包絡線検波する包絡線検波手段
    と、 前記包絡線検波手段で検波した信号から受信波を検出す
    る受信波検出手段と、 前記送信用超音波センサの放射から前記受信波検出まで
    の時間を測定する計時手段と、 該測定した時間から、前記送信用超音波センサから前記
    距離測定対象までの距離を算出する距離算出手段とを有
    する送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置。
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