JP2000109630A - 酢酸ビニル系エマルジョン組成物及び木工用接着剤 - Google Patents
酢酸ビニル系エマルジョン組成物及び木工用接着剤Info
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Abstract
れ、かつ得られたフィルムが耐水性、耐煮沸性、耐溶剤
性、保存安定性などの応用物性に優れる酢酸ビニル系エ
マルジョン組成物の提供。 【解決手段】 ケン化度が97mol%以上であり、か
つエチレン単位を1〜24モル%含有する変性ポリビニ
ルアルコールを、全単量体に対し1〜50重量部含有す
る酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)と、該酢酸
ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)の固形分100重
量部に対し0.1〜10重量部のオキサゾリン基含有ポ
リマー(B)とを、含有してなることを特徴とする酢酸
ビニル系エマルジョン組成物である。オキサゾリン基含
有ポリマー(B)が、側鎖にオキサゾリン基を有する水
溶性ポリマーである態様や、更に多価の金属塩を含有す
る態様が好ましい。
Description
ルジョン組成物及び木工用接着剤に関し、更に詳しく
は、耐水性、取扱性等に優れる一液型の酢酸ビニル系エ
マルジョン組成物、及び、取扱性、耐煮沸接着力等に優
れる木工用接着剤に関する。
着剤、塗料、繊維加工、紙加工等の多くの分野で使用さ
れており、特に家具、合板の二次加工、薄単板の接着等
の分野で好適に使用され、合板製造用の一次接着剤とし
てもその有用性が期待されている。従来においては、合
板製造用の代表的な接着剤として、尿素・ホルムアルデ
ヒド樹脂等の熱硬化型接着剤が使用されていたが、ホル
マリン臭など人体への有害性が問題となっていた。これ
に対し、前記酢酸ビニル系エマルジョン組成物による接
着剤は、前記ホルマリン臭などの人体への有害性が少な
く、さらに水性であるため取扱性に優れているものの、
保護コロイドとして水溶性高分子であるポリビニルアル
コールを用いているため、耐水性が十分でなく、前記硬
化型接着剤に比べて耐水接着力に劣る欠点があった。こ
の欠点を補うため、これまで塩化アルミニウム、亜鉛、
ジルコニウム等による金属架橋、ポリビニルウレタン系
接着剤、エチレンイミン基による常温硬化型接着剤等が
開発されてきた。しかし、これらの接着剤はいずれも2
成分系であるため、ポットライフの問題があり、取扱性
の点で1成分系より劣るという問題がある。
おける問題を解決し、以下の目的を達成することを課題
とする。即ち、本発明は、一液型でポットライフが長
く、取扱性に優れ、かつ得られたフィルムが耐水性、耐
煮沸性、耐溶剤性、保存安定性などの応用物性に優れる
酢酸ビニル系エマルジョン組成物、及び、普通合板の日
本農林規格(JAS)に規定する温水浸漬試験(JAS
2類)及び煮沸繰り返し試験の要求接着強度試験(JA
S1類)を満足する性能を有し、取扱性、耐煮沸接着力
等に優れる木工用接着剤を提供することを目的とする。
に本発明者らが鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
即ち、ある特定の酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョン
に、オキサゾリン基含有ポリマーを併用してなる酢酸ビ
ニル系エマルジョン組成物による皮膜は、前記オキサゾ
リン基含有ポリマーを含有しない酢酸ビニル系エマルジ
ョン組成物による皮膜に比し、その耐煮沸性が飛躍的に
向上するという知見である。前記オキサゾリン基含有ポ
リマーは、側鎖にオキサゾリン基を含有するポリマーで
あり、このポリマーは、通常カルボキシル基含有ポリマ
ーの架橋剤として使用され、ポリビニルアルコールのヒ
ドロキシル基とは反応しないものとされているにも関わ
らず、驚くことにオキサゾリン基含有ポリマーを併用す
ると、皮膜の耐煮沸性が飛躍的に向上するという知見で
ある。
りである。即ち、 <1> ケン化度が97mol%以上であり、かつエチ
レン単位を1〜24モル%含有する変性ポリビニルアル
コールを、全単量体に対し1〜50重量部含有する酢酸
ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)と、該酢酸ビニル
系樹脂水性エマルジョン(A)の固形分100重量部に
対し0.1〜10重量部のオキサゾリン基含有ポリマー
(B)とを、含有してなることを特徴とする酢酸ビニル
系エマルジョン組成物である。 <2> オキサゾリン基含有ポリマー(B)が、側鎖に
オキサゾリン基を有する水溶性ポリマーである前記<1
>に記載の酢酸ビニル系エマルジョン組成物である。 <3> 多価の金属塩を含有する前記<1>又は<2>
に記載の酢酸ビニル系エマルジョン組成物である。 <4> 前記<1>から<3>のいずれかに記載の酢酸
ビニル系エマルジョン組成物を含有してなることを特徴
とする木工用接着剤である。
ョンは、ケン化度が97mol%以上であり、かつエチ
レン単位を1〜24モル%含有する変性ポリビニルアル
コールを、全単量体に対し1〜50重量部含有する酢酸
ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)と、該酢酸ビニル
系樹脂水性エマルジョン(A)の固形分100重量部に
対し0.1〜10重量部のオキサゾリン基含有ポリマー
(B)とを、含有してなるので、この酢酸ビニル系エマ
ルジョンから得られたフィルムは、耐水性、耐熱水性、
耐煮沸性に優れる。
ョンにおいては、前記オキサゾリン基含有ポリマー
(B)が、側鎖にオキサゾリン基を有する水溶性ポリマ
ーであるので、該酢酸ビニル系エマルジョンにおける混
和安定性が良好であり、反応効率が高い。
ョンにおいては、多価の金属塩を含有するので、耐温水
性が更に向上する。
<1>から<3>のいずれかに記載の酢酸ビニル系エマ
ルジョン組成物を含有してなるため、煮沸繰り返し接着
力が高い。
ンは、酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)と、オ
キサゾリン基含有ポリマー(B)とを少なくとも含有し
てなり、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
(A)− 前記酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)は、少な
くとも変性ポリビニルアルコール及び単量体を含有し、
更に必要に応じて他の成分を含有する。換言すれば、変
性ポリビニルアルコールの存在下、単量体及び必要に応
じて他の成分を乳化重合して得られる。
リビニルアルコールは、エチレン単位を1〜24モル%
含有してなり、また、そのケン化度としては、97mo
l%以上であり、97〜99mol%が好ましい。前記
ケン化度が、97mol%未満であると耐水性、耐熱水
性が不十分となる。通常の乳化重合で用いられる変性ポ
リビニルアルコールは、ケン化度が80〜95mol%
程度であり、この程度のケン化度では、上述の通り耐水
性、耐熱水性が不十分となるため、本発明においては使
用することができない。
ば、ビニルエステル系単量体とエチレンとの共重合体を
ケン化することにより得られる。前記ビニルエステル系
単量体としては、例えば、蟻酸ビニル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどが挙げられ
る。これらの中でも、酢酸ビニルが好ましい。
ンのみによる変性が最も好ましいが、その水溶性、水分
散性の点などから、エチレンのみならずエチレン以外の
コモノマーにより変性されていてもよく、その場合、該
コモノマーの含有量としては、2.0モル%未満が好ま
しく、1.0モル%未満がより好ましく、0.5モル%
未満が特に好ましい。
例えばエチレン性不飽和単量体が挙げられ、これらとし
ては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、(無水)フ
タル酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、トリメチル−(3−アクリルア
ミド−3−ジメチルプロピル)−アンモニウムクロリ
ド、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及
びそのナトリウム塩、エチルビニルエーテル、ブチルビ
ニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、臭
化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニ
リデン、テトラフルオロエチレン、ビニルスルホン酸ナ
トリウム、アリルスルホン酸ナトリウムなどが挙げられ
る。
しては、特に限定されないが、100〜8000が好ま
しく、300〜2000がより好ましい。前記重合度
が、100未満であると、耐温水性、耐煮沸性が不十分
となり、接着力不足となることがあり、8000を超え
ると、水溶液の粘度が高くなり、生産性に問題が生ずる
ことがある。
しては、前記全単量体に対し、1〜50重量部であり、
5〜20重量部が好ましい。前記変性ポリビニルアルコ
ールの使用量が、1重量部未満であるとエマルジョンの
安定性が不十分となり、50重量部を超えると得られる
フィルムの耐水性が著しく低下する点でいずれも好まし
くない。
ルコールとして、適宜合成したものを用いてもよいし、
市販品を用いてもよい。前者の例としては、酢酸ビニル
などの前記ビニルエステル系単量体と、エチレンとを、
チオール酢酸、メルカプトプロピオン酸などのチオール
化合物の存在下で共重合し、それをケン化することによ
って得られる末端変性ポリビニルアルコールなどが挙げ
られる。後者の市販品としては、例えば、クラレ社製の
RSポリマーなどが好適に挙げられる。
量体の乳化重合時に保護コロイドとして用いることによ
り、あるいは前記単量体の乳化重合後に添加物として加
えることにより、前記酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョ
ン(A)中に含有させることができる。ただし、前記変
性ポリビニルアルコールを前記単量体の乳化重合後に加
えると、前記単量体の乳化重合時に使用した乳化剤や保
護コロイドが物性に悪影響を及ぼす可能性があるので、
前記単量体の乳化重合時に保護コロイドとして加えるの
が好ましい。
ルジョン(A)は、前記変性ポリビニルアルコールの存
在下で、前記単量体が乳化重合されて得られる。本発明
においては、前記単量体として、酢酸ビニルのみを単独
で用いてもよいし、酢酸ビニルを他の単量体と併用して
もよい。
ン、プロピレン、イソブテン等のオレフィン類、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデ
ン等のハロゲン化オレフィン類、蟻酸ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル、ピバ
リン酸ビニル等のビニルエステル類(好ましくはα位で
分岐した飽和カルボン酸のビニルエステル)、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピ
ル、アクリル酸i−プロピル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸i−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル酸オクタデシル、アクリル酸ヒドロキシプロピルトリ
メチルアンモニウムクロライド等のアクリル酸エステル
類(好ましくはアルキル基の炭素数が1〜12のも
の)、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロピル、メ
タクリル酸n−ブチル、メタクリル酸i−ブチル、メタ
クリル酸t−ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸オクタデシ
ル、メタクリル酸ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド等のメタクリル酸エステル類(好まし
くはアルキル基の炭素数が1〜12のもの)、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、無水マレ
イン酸等の不飽和カルボン酸、アクリルアミド、メタク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N,N−
ジメチルアクリルアミド、アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸及びそのナトリウム塩のアクリルア
ミド、トリメチル−(3−アクリルアミド−3−ジメチ
ルプロピル)−アンモニウムクロライド、3−アクリル
アミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド、3
−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムク
ロライド、N−メチルアクリルアミド、N−エチルアク
リルアミド、ジアセトンアクリルアミド、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル等のニトリル類、酢酸アリ
ル、塩化アリル等のアリル化合物、N−ビニルピロリド
ン等、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等のジエ
ン系単量体、などが挙げられる。これらは1種単独で使
用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの
中でも、エチレン、バーサチック酸ビニル、(メタ)ア
クリル酸エステルが好ましい。
マルジョン(A)は、前記他の成分として、例えば、重
合開始剤、重合開始剤と共に用いられる還元剤、乳化
剤、連鎖移動剤、増粘剤、防腐剤、可塑剤、造膜助剤な
どを必要に応じて、本発明の目的を害しない範囲内で含
有することができる。
公知のものを使用することができ、例えば、過硫酸カリ
ウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化
水素、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)二
塩酸塩、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパ
ーオキサイド、イソプロピルベンゼンパーオキサイド等
が挙げられる。
のものを使用することができ、例えば、重亜硫酸ナトリ
ウム、酒石酸、L−アスコルビン酸、ホルムアルデヒド
ナトリウムスルホキシレート、硫酸第一鉄などが挙げら
れる。
いられるアニオン性、ノニオン性、カチオン性、両性の
界面活性剤、保護コロイドとしての前記エチレン変性P
VAを除くPVA系誘導体、ヒドロキシエチルセルロー
スなどのセルロース誘導体、澱粉誘導体、ポリ(メチ
ル)アクリル酸(塩)などが挙げられる。
は、特に制限はなく、公知の方法に従って行うことがで
き、例えば、前記変性ポリビニルアルコール、前記重合
開始剤、水等の存在下で、前記単量体を、一時又は連続
的に添加して、加熱、撹拌するような通常の乳化重合法
に従って行ってもよいし、前記単量体を予め前記変性ポ
リビニルアルコールの水溶液と混合乳化したものを連続
的に添加する方法に従って行ってもよい。
サゾリン基を有していればよいが、側鎖にオキサゾリン
基を有するポリマーであるのが好ましい。前記オキサゾ
リン基含有ポリマー(B)としては、公知の合成法によ
り適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用
してもよい。前記合成法としては、例えば、特開平5−
295275号公報に記載された方法などが挙げられ
る。また、前記市販品としては、例えば、(株)日本触
媒製のエポクロス(登録商標)WS−500等が好適に
挙げられる。
は、水性エマルジョンである前記酢酸ビニル系樹脂水性
エマルジョン(A)に含有させることを考慮すると、水
溶性、水希釈性、水分散性などであることが好ましく、
前記酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)との混和
安定性が良好であり、反応効率が高いことにより、水溶
性であることがより好ましい。
酢酸ビニル系エマルジョンにおける含有量としては、前
記酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)の固形分1
00重量部に対し、0.1〜10重量部であり、0.2
〜5.0重量部が好ましい。前記含有量が、0.1重量
部未満であると、耐熱水性が十分に向上せず、10重量
部を超えると、耐温水性が不十分となる。これは、オキ
サゾリン基の反応が80〜100℃以上と高いために、
温水域では水溶性ポリマーとして含有されるためであ
る。
は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共
重合体等のいずれであってもよいが、本発明においては
ブロック共重合体であることが好ましい。
としては、得られる皮膜の耐水性、耐溶剤性、強度等の
諸物性を考慮すると、300〜10000が好ましく、
400〜4000がより好ましい。前記分子量が前記数
値範囲外であると、十分な分散安定性が得られなかった
り、耐水性、耐水性、耐溶剤性、強度等が十分でない皮
膜しか得られないことがある。
ては、例えば、2−オキサゾリン基が挙げられる。前記
2−オキサゾリン基は、下記一般式(I)で表される1
価の有機基である。 一般式(I)
びR4 は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラ
ルキル基、フェニル基又は置換フェニル基を表し、これ
らは互いに同一であてもよいし、異なっていてもよい。
ば、付加重合性オキサゾリンと、必要に応じて少なくと
も1種の他の単量体とを含む組成物を、従来公知の重合
法によって水性媒体中で溶液重合を行うことにより、あ
るいは、親油性オキサゾリン化合物と親水性オキサゾリ
ン化合物とを溶媒中で開環共重合することにより得られ
る。前記付加重合性オキサゾリンは、下記一般式(II)
で表される。
びR4 は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラ
ルキル基、フェニル基又は置換フェニル基を表し、これ
らは互いに同一であってもよいし、異なっていてもよ
い。R5 は、付加重合性不飽和結合を有する非環状有機
基を表す。
ては、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4
−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル
−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサ
ゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサ
ゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサ
ゾリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用し
てもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中で
も、2−イソプロペニル−2−オキサゾリンが、工業的
にも入手し易く好ましい。
該付加重合性オキサゾリンの使用量としては、特に制限
はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前
記組成物中において、5重量%以上であることが好まし
い。前記使用量が、5重量%未満であると、耐久性、耐
水性等が損なわれる傾向にある。
ン基とは反応せず、前記付加重合性オキサゾリンと共重
合可能であれば特に制限はなく、例えば、(メタ)アク
リル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸メト
キシポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸2−
ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−アミノエチ
ル及びその塩等の(メタ)アクリル酸エステル類;(メ
タ)アクリルニトリル等の不飽和ニトリル類;(メタ)
アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−(2−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルア
ミド等の不飽和アミド類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル等のビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エ
チルビニルエーテル等のビニルエーテル類;エチレン、
プロピレン等のα−オレフィン類;塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、フッ化ビニル等の含ハロゲンα,β−不飽和
単量体類;スチレン、α−メチルスチレン、スチレンス
ルホン酸ナトリウム等のα,β−不飽和芳香族単量体類
が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。
のであれば特に制限はないが、例えば、水、又は、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、ターシャリーブタノール、エチレング
リコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリ
コール、アセトン、メチルエチルケトン等と水との混合
溶液等が挙げられる。
性を付与するためには、前記組成物中における親水性単
量体の割合が50重量%以上であるのが好ましく、70
重量%以上であるのがより好ましい。
キサゾリン、並びに、前記他の単量体の中の、(メタ)
アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸
メトキシポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸
2−アミノエチル及びその塩、(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−(2
−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルアミド、(メ
タ)アクリロニトリル、スチレンスルホン酸ナトリウム
等が挙げられる。
般式(III) で表される。一般式(III)
シル基、2−シクロヘキセニル基又は3−シクロヘキセ
ニル基を表す。
般式(III) で表されるオキサゾリン化合物、即ち、2−
シクロヘキシル−2−オキサゾリン、2−(2′−シク
ロヘキセニル)−2−オキサゾリン及び2−(3′−シ
クロヘキセニル)−2−オキサゾリンから選択される。
本発明において、これらを親油性オキサゾリン化合物と
する理由としては、これらは2−フェニル−2−オキサ
ゾリンなどの他の親油性オキサゾリン化合物と比べて開
環重合時に水分の影響を受けにくく、結晶性が高く硬度
のあるポリマーを得ることができるからである。
独重合体が水溶性のものであり、前記親油性オキサゾリ
ン化合物とは異なる種類のオキサゾリン化合物である。
前記親水性オキサゾリン化合物の具体例としては、2−
オキサゾリン、2−メチル−2−オキサゾリン、2−エ
チル−2−オキサゾリン、2−イソプロピル−2−オキ
サゾリン、2−n−プロピル−2−オキサゾリンなどが
挙げられる。これらの中でも、2−メチル−2−オキサ
ゾリン及び2−エチル−2−オキサゾリンが好ましい。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併
用してもよい。
原料となる前記親油性オキサゾリン化合物と前記親水性
オキサゾリンとを一括混合して重合させる一段共重合法
でもよいし、これらを別々に逐次重合系内に添加する逐
次共重合法でもよい。なお、前記溶媒としては、例え
ば、アセトニトリル、ニトロベンゼン、ジメチルホルム
アミド、クロロホルム、ベンゾニトリル等が挙げられ
る。
際、重合開始剤を用いることができ、該重合開始剤とし
ては、例えば、硫酸エステル、スルホン酸エステル、ハ
ロゲン化アルキル、ルイス酸、プロトン酸等が挙げら
れ、より具体的には、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、p
−トルエンスルホン酸メチル、p−トルエンスルホン酸
エチル、p−トルエンスルホン酸プロピル、p−トルエ
ンスルホン酸ブチル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、ヨ
ウ化プロピル、ヨウ化ブチル、臭化メチル、臭化エチ
ル、臭化プロピル、臭化ブチル、塩化メチル、塩化エチ
ル、塩化プロピル、塩化ブチル、三フッ化ホウ素、四塩
化チタン、五フッ化アンチモン、トリフルオロメタンス
ルホン酸等が挙げられる。これらの中でも、p−トルエ
ンスルホン酸メチル、p−トルエンスルホン酸、ヨウ化
メチルが好ましく、p−トルエンスルホン酸メチルが特
に好ましい。前記重合開始剤の使用量を適宜変化させる
ことにより、前記オキサゾリン基含有ポリマーの分子量
を適宜調節することができる。
的を害しない範囲内で適宜選択したものを使用すること
ができるが、本発明の酢酸ビニル系エマルジョンにおい
ては、前記その他の成分として多価の金属塩を含有する
と、その耐温水性を飛躍的に向上させることができる点
で好ましい。
は、例えば、ギ酸亜鉛、酢酸亜鉛、水酸化亜鉛などの亜
鉛化合物、ジラウリル酸n−ブチル錫等の錫化合物、炭
酸ジルコニウム、酢酸ジルコニウム等のジルコニウム化
合物などが挙げられる。これらの中でも、ギ酸亜鉛、酢
酸亜鉛が好ましい。前記多価の金属塩の使用量として
は、前記酢酸ビニル系エマルジョンの不揮発分に対し、
0.1〜0.5重量%程度である。
系エマルジョンは、前記その他の成分として、公知の他
のエマルジョンやラテックス、例えば、ポリ酢酸ビニル
エマルジョン、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジ
ョン、(メタ)アクリル酸エステル系重合体エマルジョ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、エポキ
シ樹脂エマルジョン、ポリウレタンエマルジョン等を本
発明の目的を害しない範囲内において含有していてもよ
い。
酸ビニル系エマルジョン組成物を少なくとも含有してな
り、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
性高分子化合物、熱硬化性樹脂、クレー、カオリン、タ
ルク、炭酸カルシウム、木粉等の充填剤、小麦粉等の増
量剤、ホウ酸、硫酸アルミニウム等の反応促進剤、酸化
チタン等の顔料、防腐剤、防錆剤などが挙げられる。
ば、各種ポリビニルアルコール、でんぷん,変性でんぷ
ん,酸化でんぷん,アルギン酸ソーダ,カルボキシメチ
ルセルロース,メチルセルロース,ヒドロキシメチルセ
ルロース,無水マレイン酸−イソブテン共重合体,無水
マレイン酸−スチレン共重合体,無水マレイン酸−メチ
ルビニルエーテル共重合体などが挙げられる。前記熱硬
化性樹脂としては、例えば、尿素−ホルマリン樹脂,尿
素−メラミン−ホルマリン樹脂,フェノール−ホルマリ
ン樹脂などが挙げられる。
物等の接着に使用することができるが、中でも木材の接
着に好適に使用することができる。本発明の木工用接着
剤の塗布量としては、各種の状況に応じて適宜選定すれ
ばよく、塗布方法としては、ハケによる塗工,ロールに
よる塗工などが挙げられる。本発明の木工用接着剤を塗
布した後の乾燥の温度は、室温〜200℃程度での加熱
乾燥でもよいが、本発明の木工用接着剤は、室温乾燥す
る場合であっても十分な接着力が発現する。また、その
時間としては、30分間〜5時間程度が好ましい。ま
た、本発明の木工用接着剤の乾燥は、圧締した状態で行
うのが好ましく、圧締時の圧力としては、5〜20kg
/cm2 程度であり、硬い木材を接着する場合には圧締
の圧力は高い方が好ましく、柔い木材を接着する場合に
は木材が破壊しない程度の高い圧力が好ましい。本発明
の木工用接着剤は、放置安定性が優れている上、初期接
着性及び煮沸水中での耐水接着性の両方の接着性に優れ
ている。
きる木質製品としては、特に制限はなく、例えば集成
材、家具などが挙げられる。前記木質製品における木材
の種類としては、特に制限はないが、例えば、カバ、ツ
ガ、杉、ラワン、ケヤキ、ペルポック、ゴム、オークな
どが挙げられる。
本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものでは
ない。 −酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョンの製造例1− 温度計、攪拌機、還流冷却機及び滴下ロートを備えた内
容積500mlの四ツ口フラスコの中で下記組成の溶液
を調製した。 エチレン変性ポリビニルアルコール (クラレ(株)製、RS117、ケン化度97〜99モル%) の15%水溶液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100重量部 脱イオン水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45重量部
部を用意し、該酢酸ビニルモノマーの10重量%を前記
四ツ口フラスコ中に加え、攪拌しながら加熱し、重合開
始剤としての過酸化水素を加えて重合を開始した。続い
て残りの酢酸ビニルモノマーを70℃で4時間にわたっ
て滴下して適宜、重合開始剤を加えて重合を進行させ、
酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョンを製造した。
造例2− 前記酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョンの製造例1にお
いて、エチレン変性ポリビニルアルコールの15%水溶
液100重量部を、ポリビニルアルコール(日本合成化
学工業(株) 製、ゴーセノールNH−18、ケン化度9
8〜99mol%)の15%水溶液77重量部、及び、
ポリビニルアルコール(日本合成化学工業(株) 製、ゴ
ーセノールGH−17、ケン化度86.5〜89mol
%)の15%水溶液30重量部に変更し、脱イオン水を
45重量部から38重量部に変更した以外は、前記酢酸
ビニル系樹脂水性エマルジョンの製造例1と同様にし
て、酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョンを製造した。
造例3− 前記酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョンの製造例1にお
いて、エチレン変性ポリビニルアルコールの15%水溶
液100重量部を、ポリビニルアルコール(日本合成化
学工業(株) 製、ゴーセノールAH−17、ケン化度9
7〜98.5mol%)の15%水溶液77重量部、及
び、ポリビニルアルコール(日本合成化学工業(株)
製、ゴーセノールGH−17、ケン化度86.5〜89
mol%)の15%水溶液30重量部に変更し、脱イオ
ン水を45重量部から38重量部に変更した以外は、前
記酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョンの製造例1と同様
にして、酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョンを製造し
た。
マルジョンの製造例1で得られた酢酸ビニル系樹脂水性
エマルジョン100重量部に、オキサゾリン基含有ポリ
マー((株)日本触媒製、エポクロスWS500、オキ
サゾリン基を側鎖に有する水溶性ポリマー、ポリマー含
有量約40%)を1.25重量部配合して、酢酸ビニル
系エマルジョン組成物を調製した。
ル系エマルジョン組成物に、更にギ酸亜鉛0.1重量部
を配合して、酢酸ビニル系エマルジョン組成物を調製し
た。
マルジョンの製造例2で得られた酢酸ビニル系樹脂水性
エマルジョン100重量部に、オキサゾリン基含有ポリ
マー((株)日本触媒製、エポクロスWS500、オキ
サゾリン基を側鎖に有する水溶性ポリマー、ポリマー含
有量約40%)を1.25重量部配合して、エマルジョ
ン組成物を調製した。
マルジョンの製造例3で得られた酢酸ビニル系樹脂水性
エマルジョン100重量部に、オキサゾリン基含有ポリ
マー((株)日本触媒製、エポクロスWS500、オキ
サゾリン基を側鎖に有する水溶性ポリマー、ポリマー含
有量約40%)を1.25重量部配合して、エマルジョ
ン組成物を調製した。
マルジョンの製造例1で得られた酢酸ビニル系樹脂水性
エマルジョン100重量部をそのままエマルジョン組成
物とした。
マルジョンの製造例2で得られた酢酸ビニル系樹脂水性
エマルジョン100重量部をそのままエマルジョン組成
物とした。
マルジョンの製造例3で得られた酢酸ビニル系樹脂水性
エマルジョン100重量部をそのままエマルジョン組成
物とした。
調製した各エマルジョン組成物を木工用接着剤とし、以
下の評価を行った。
試験(JAS2類)及び煮沸繰り返し試験の要求接着強
度試験(JAS1類)に従って接着強度試験を行った。
試験条件は、以下の通りである。 試験材料:25×80×3mmの赤味のラワン 塗工量:約100g/cm2(片面) オープンタイム:0分 閉鎖体積時間:10分 圧締:10kg/cm2 ×2時間 養生:4日間×25℃ 引張り速度:1mm/分
評価した。 JAS1類 7kg/cm2 以上・・・合格 7kg/cm2 未満・・・不合格 JAS2類 7kg/cm2 以上・・・合格 7kg/cm2 未満・・・不合格 なお、各実施例及び比較例のエマルジョン組成物の組成
及び接着強度試験の評価結果を表1に示した。
マルジョン組成物による実施例1の木工用接着剤は、普
通合板の日本農林規格(JAS)に規定する温水浸漬試
験(JAS2類)及び煮沸繰り返し試験の要求接着強度
試験(JAS1類)に優れていることが明らかである。
多価の金属塩であるギ酸亜鉛を更に含有する実施例2の
木工用接着剤の場合には、実施例1の木工用接着剤に比
べて温水浸漬試験(JAS2類)がより向上しているこ
とが明らかである。一方、エチレン単位を含有しないポ
リビニルアルコールを用いた比較例2及び3の木工用接
着剤では、温水浸漬試験(JAS2類)及び煮沸繰り返
し試験の要求接着強度試験(JAS1類)はいずれも不
十分であった。また、オキサゾリン基含有ポリマーを含
有しない実施例3〜5の木工用接着剤の場合も同様に、
温水浸漬試験(JAS2類)及び煮沸繰り返し試験の要
求接着強度試験(JAS1類)はいずれも不十分であっ
た。
を解決し、一液型でポットライフが長く、取扱性に優
れ、かつ得られたフィルムが耐水性、耐煮沸性、耐溶剤
性、保存安定性などの応用物性に優れる酢酸ビニル系エ
マルジョン組成物、及び、普通合板の日本農林規格(J
AS)に規定する温水浸漬試験(JAS2類)及び煮沸
繰り返し試験の要求接着強度試験(JAS1類)を満足
する性能を有し、取扱性、耐煮沸接着力等に優れる木工
用接着剤を提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ケン化度が97mol%以上であり、か
つエチレン単位を1〜24モル%含有する変性ポリビニ
ルアルコールを、全単量体に対し1〜50重量部含有す
る酢酸ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)と、該酢酸
ビニル系樹脂水性エマルジョン(A)の固形分100重
量部に対し0.1〜10重量部のオキサゾリン基含有ポ
リマー(B)とを、含有してなることを特徴とする酢酸
ビニル系エマルジョン組成物。 - 【請求項2】 オキサゾリン基含有ポリマー(B)が、
側鎖にオキサゾリン基を有する水溶性ポリマーである請
求項1に記載の酢酸ビニル系エマルジョン組成物。 - 【請求項3】 多価の金属塩を含有する請求項1又は2
に記載の酢酸ビニル系エマルジョン組成物。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の酢酸
ビニル系エマルジョン組成物を含有してなることを特徴
とする木工用接着剤。
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- 1998-10-07 JP JP28570398A patent/JP4086214B2/ja not_active Expired - Fee Related
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