JP2000108407A - 駆動回路およびこれを用いたプリンタ - Google Patents

駆動回路およびこれを用いたプリンタ

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JP2000108407A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機時の消費電力を低減する。 【解決手段】 複数個のドライバIC100によりプリ
ンタのLEDヘッド20を構成する。ドライバIC10
0は、印刷データに従ってLEDアレイ50のLEDを
個別に駆動するLED駆動回路群57と、印刷制御部か
ら入力された印刷データをLED駆動回路群57に転送
するシフトレジスタ回路53およびラッチ回路群54
と、LEDに対する駆動電流を制御するための制御電圧
を生成し、この制御電圧をLED駆動回路群57に入力
する制御電圧発生回路101とを備え、制御電圧発生回
路101に静止時電流パスを遮断または短絡する切替回
路設け、この切替回路をスタンバイモード制御信号ST
BY−Nにより制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光素子群、発
熱抵抗体群、表示素子群のような被駆動素子群を個別に
駆動する駆動回路に関し、さらにこのような駆動回路を
備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなプリンタとしては、電子写
真プリンタがある。電子写真プリンタは、光源であるL
EDヘッドから帯電した感光体ドラムに、印刷データに
応じて選択的に光を照射し、感光体ドラム上に静電潜像
を形成し、この静電潜像にトナーを付着させ、現像して
感光体ドラムにトナー像を形成し、このトナー像を用紙
に転写し、定着させるプリンタである。LEDヘッド
は、被駆動素子群となる複数のLEDを配列したLED
アレイと、これらのLEDを個別に駆動するドライバI
C(駆動回路)とを備えている。
【0003】図21は従来の電子写真プリンタのブロッ
ク構成図である。また、図22は従来の電子写真プリン
タの駆動タイミング図である。図21の電子写真プリン
タは、印刷制御部1と、モータドライバ2および4と現
像転写プロセス用モータ3と、用紙送りモータ5と、用
紙吸入口センサ6と、用紙排出口センサ7と、用紙残量
センサ8と、用紙サイズセンサ9と、LEDヘッド19
と、定着器22と、定着器温度センサ23と、帯電用高
圧電源25と、転写用高圧電源26と、現像器27と、
転写器28とを備えている。
【0004】印刷制御部1は、マイクロプロセッサ、R
OM、RAM、入出力ポート、タイマ等によって構成さ
れ、図示しない上位コントローラに従ってプリンタ全体
をシーケンス制御し、プリンタの印刷動作を制御する。
また、LEDヘッド19は、それぞれ1ドット(ピクセ
ル)の印刷のために設けられたLEDを複数個線上に配
列したものであり、LEDアレイチップおよびLEDド
ライバIC等により構成されている。
【0005】まず、印刷制御部1は、上位コントローラ
から印刷指令信号SG1を受信すると、まず定着器温度
センサ23によってヒータ22aを内蔵した定着器22
が使用可能な温度範囲にあるか否かを検出し、使用可能
な温度範囲になければヒータ22aに通電し、使用可能
な温度まで定着器22を加熱する。
【0006】次に、印刷制御部1は、現像転写プロセス
用モータ(PM)3をモータドライバ2を介して回転さ
せ、図示しない感光体ドラムを回転させる。同時に、印
刷制御部1は、チャージ信号SGCによって帯電用電圧
電源25をオンさせ、現像器27をマイナス電位に帯電
させる。そして、セットされている図示しない用紙の有
無および種類を用紙残量センサ8、用紙サイズセンサ9
によって検出し、用紙送りモータ(PM)5をモータド
ライバ4を介して回転させ、用紙に合った用紙送りを開
始させる。ここで、用紙送りモータ5はモータドライバ
4を介して双方向に回転することが可能であり、印刷制
御部1は、最初に用紙送りモータ5を逆転させてセット
された用紙を用紙吸入ロセンサ6が検知するまで搬送さ
せる。続いて、用紙送りモータ5を正回転させて用紙を
プリンタ内部に搬送させる。
【0007】次に、印刷制御部1は、用紙が印刷可能な
位置まで到達すると、上位コントローラに対してタイミ
ング信号SG3(主走査同期信号、副走査同期信号を含
む)を送信し、上位コントローラにおいてページごとに
編集されたビデオ信号SG2を受信する。
【0008】そして、印刷制御部1は、LEDヘッド1
9にクロック信号HD−CLKを送信し、受信したビデ
オ信号SG2を印刷データ信号HD−DATAとして順
次LEDヘッド19内に転送し、1ライン分のデータ転
送が完了すると、LEDヘッド19にラッチ信号HD−
LOADを送信し、印刷データ信号HD−DATAをL
EDヘッド19内に保持させる。なお、印刷制御部1
は、ビデオ信号SG2を印刷ラインごとに受信する。ま
た、印刷制御部1は、上位コントローラから次のライン
のビデオ信号SG2を受信している最中においても、L
EDヘッド19に保持した印刷データ信号HD−DAT
Aについて印刷できる。
【0009】次に、印刷制御部1は、LEDヘッド19
にストローブ信号HD−STB−Nを送信し、LEDヘ
ッド19により、マイナス電位に帯電した感光体ドラム
上に印刷データ信号HD−DATAに応じた光を選択的
に照射させ、上記の感光体ドラム上に電位の上昇したド
ットからなる静電潜像を形成させ、現像部27におい
て、マイナス電位に帯電した画像形成用のトナーを上記
電位の上昇した各ドットに吸引させて感光体ドラム上に
トナー像を形成させ、さらに転写信号SG4によって転
写用高圧電源26をオンさせて転写器28をプラス電位
に帯電させ、感光体ドラムと転写器28の間を通過する
用紙上にトナー像を転写させる。
【0010】次に、印刷制御部1は、用紙送りモータ5
により、上記転写されたトナー像を有する用紙を、ヒー
タ22aを内蔵する定着器22に搬送してこれに当接さ
せ、定着器22が発生する熱によりトナー像を用紙に定
着させ、この定着させた画像を有する用紙をさらに搬送
させ、用紙排出口センサ7を通過させてプリンタ外部に
排出させる。以後、上記の動作を繰り返す。なお、印刷
制御部1は、用紙サイズセンサ9、用紙吸入ロセンサ6
の検知に対応して、用紙が転写器28を通過している間
だけ転写用高圧電源26からの電圧を転写器28に印加
する。そして、印刷が終了し、用紙が用紙排出口センサ
7を通過すると、帯電用高圧電源25による現像器27
への電圧印加を終了し、同時に現像転写プロセス用モー
タ3の回転を停止させる。
【0011】次に、図21の電子写真プリンタにおける
LEDヘッド19の構成について説明する。図23は従
来のLEDヘッド19の回路構成図である。なお、例え
ば、A4サイズの用紙に1インチ当たり600ドットの
解像度で印刷可能なプリンタでは、1ラインは4992
ドットからなる。図23には、1ラインに4992ドッ
トを印刷する場合の回路構成を示してある。
【0012】LEDヘッド19は、フリップフロップ回
路FF1〜FF4992と、ラッチ回路LT1〜LT4
992と、プリバッファ回路G1〜G4992と、駆動
トランジスタ(PMOSトランジスタ)Tr1〜Tr4
992と、LED LD1〜LD4992と、インバー
タIV1〜IV26(IV2〜IV26は図示省略)
と、制御電圧発生回路CV1〜CV26(CV2〜CV
26は図示省略)とを備えている。また、LEDヘッド
19には、印刷制御部1(図21参照)から印刷データ
信号HD−DATA、クロック信号HD−CLK、ラッ
チ信号HD−LOAD、およびストローブ信号HD−S
TB−N(それぞれ図22参照)が入力される。また、
LEDヘッド19には、電源VDDが供給される。イン
バータIV1〜IV26は、負論理信号であるストロー
ブ信号HD−STB−Nを論理反転させる。
【0013】フリップフロップ回路FF1〜FF499
2は、隣り合うフリップフロップ回路のデータ入力端子
Dと非反転データ出力端子Qとを相互に接続することに
よりカスケード接続されており、4992段のシフトレ
ジスタ回路を構成している。初段のフリップフロップ回
路FF1のデータ入力端子Dには、印刷データ信号HD
−DATAが入力される。また、フリップフロップ回路
FF1〜FF4992のクロック入力端子には、クロッ
ク信号HD−CLKが入力される。このシフトレジスタ
回路は、初段のフリップフロップ回路FF1に入力され
る印刷データ信号HD−DATAのビットデータをクロ
ック信号HD−CLKに同期して次段のフリップフロッ
プ回路に順次シフトさせ、1ライン分の印刷データ信号
HD−DATAに相当する4992ドット分のビットデ
ータをフリップフロップ回路FF1〜FF4992にそ
れぞれ格納する。
【0014】ラッチ回路LTk(kは1から4992ま
での任意の整数)のデータ入力端子Dは、フリップフロ
ップ回路FFkの非反転データ出力端子Qに接続されて
いる。また、ラッチ回路LT1〜LT4992のラッチ
入力端子Gには、ラッチ信号HD−LOADが入力され
る。このラッチ回路LTkは、ラッチ信号HD−LOA
Dが入力されると、フリップフロップ回路FFkに格納
されたビットデータをラッチする。
【0015】プリバッファ回路Gkの第1の入力端子
は、ラッチ回路LTkの非反転データ出力端子Qに接続
されている。また、プリバッファ回路G1〜G4992
の第2の入力端子には、ストローブ信号HD−STB−
Nの反転信号が入力される。また、プリバッファ回路G
kの出力端子は、駆動トランジスタTrkのゲート端子
に接続されている。このプリバッファ回路Gkは、ラッ
チ回路LTkから出力される1ライン分の印刷データ信
号HD−DATAの第kドットのビットデータと、スト
ローブ信号HD−STB−Nの反転信号との論理積を生
成し、この論理積に従い、対応する駆動トランジスタT
rkをオンさせる。
【0016】駆動トランジスタTrkのドレイン端子
は、LED LDkのアノード端子に接続されている。
また、駆動トランジスタTr1〜Tr4992のソース
端子には、電源VDDが供給される。また、LED L
Dkのカソード端子は接地されている。駆動トランジス
タTrkがオンすると、対応するLED LDkに駆動
電流が供給される。これにより、ストローブ信号HD−
STB−Nが入力されている期間において、LED L
D1〜LD4992が上記1ライン分のビットデータに
従って発光する。
【0017】図24はLEDヘッド19のブロック構成
図である。図24において、LEDヘッド19は、26
個のLEDアレイ50(CHP1〜CHP26)と、2
6個のドライバIC51(DRV1〜DRV26)と、
基準電圧発生回路52とを備えている。なお、図23で
は基準電圧発生回路52の図示を省略してあった。
【0018】LEDアレイ50は、192個のLEDを
配列したものである。ここで、例えば、LEDアレイC
HP1の192個のLEDは、図23のLED LD1
〜LD192に相当し、LEDアレイCHP26の19
2個のLEDは、図23のLED LD4801〜LD
4992に相当する。
【0019】ドライバIC51は、シフトレジスタ回路
53と、ラッチ回路群54と、インバータ55と、論理
積回路群56と、LED駆動回路群57と、制御電圧発
生回路58とを備えている。
【0020】ここで、例えば、ドライバIC DRV1
においては、シフトレジスタ回路53は図23のフリッ
プフロップ回路FF1〜FF192に相当し、ラッチ回
路群54は図23のラッチ回路LT1〜LT192に相
当し、インバータ55は図23のインバータIV1に相
当し、制御電圧発生回路58は図23の制御電圧発生回
路CV1に相当する。また、論理積回路群56およびL
ED駆動回路群57は、図23のプリバッファ回路G1
〜G192および駆動トランジスタTr1〜Tr192
に相当する。同様に、ドライバIC DRV26におい
ては、シフトレジスタ回路53は図23のフリップフロ
ップ回路FF4801〜FF4992に相当し、ラッチ
回路群54は図23のラッチ回路LT4801〜LT4
992に相当し、インバータ55は図23のインバータ
IV26に相当し、制御電圧発生回路58は図23の制
御電圧発生回路CV26に相当する。また、論理積回路
群56およびLED駆動回路群57は、図23のプリバ
ッファ回路G4801〜G4992および駆動トランジ
スタTr4801〜Tr4992に相当する。
【0021】シフトレジスタ回路53は、192個のフ
リップフロップ回路FF1〜FF192をカスケード接
続したものである。また、ドライバIC DRV1〜D
RV26のシフトレジスタ回路53はカスケード接続さ
れている。また、ラッチ回路群54は、192個のラッ
チ回路LT1〜LT192から構成され、ラッチ信号H
D−LOADが入力されると、シフトレジスタ回路53
に格納された印刷データ信号HD−DATAの192ド
ット分のビットデータをラッチする。また、インバータ
55は、負論理信号であるストローブ信号HD−STB
−N(図22参照)を論理反転させる。また、論理積回
路群56およびLED駆動回路群57は、192個のプ
リバッファ回路G1〜G192および192個の駆動ト
ランジスタTr1〜Tr192から構成されている。論
理積回路群56はプリバッファ回路G1〜G192の1
92個のAND回路AD1〜AD192から構成されて
いる。LED駆動回路群57は、それぞれ駆動トランジ
スタTr1〜Tr192を備えた192個のLED駆動
回路LDV1〜LDV192から構成される。
【0022】基準電圧発生回路52は、基準電圧VRE
Fを生成し、この基準電圧VREFをドライバIC D
RV1〜DRV26の制御電圧発生回路58に供給す
る。また、制御電圧発生回路58は、LED駆動回路群
57がLEDアレイ50に供給する駆動電流の値を制御
するための制御電圧を生成し、この制御電圧をLED駆
動回路群57に供給する。
【0023】図25は制御電圧発生回路58およびプリ
バッファ回路Gi(iは1から192までの任意の整
数)ならびにLED駆動回路LDViの回路構成図であ
る。
【0024】プリバッファ回路Giは、AND回路AD
iと、PMOSトランジスタTPiと、NMOSトラン
ジスタTNiとを備えている。また、LED駆動回路L
DViは、駆動トランジスタ(PMOSトランジスタ)
Triと、PMOSトランジスタTPiと、NMOSト
ランジスタTNiとを備えている。
【0025】AND回路ADiには、ラッチ回路LTi
の出力信号(印刷データ信号HD−DATAのビットデ
ータ)と、インバータ55の出力信号(正論理のストロ
ーブ信号HD−STB−P)とが入力される。AND回
路ADiの出力端子は、PMOSトランジスタTPiの
ゲート端子およびNMOSトランジスタTNiのゲート
端子に接続されている。このAND回路ADiは、印刷
データ信号HD−DATAのビットデータとストローブ
信号HD−STB−Pとの論理積を生成する。
【0026】PMOSトランジスタTPiのソース端子
には電源VDDが供給され、NMOSトランジスタTN
iのソース端子には制御電圧発生回路58から制御電圧
Vcontが供給される。PMOSトランジスタTPi
のドレイン端子およびNMOSトランジスタTNiのド
レイン端子は、駆動トランジスタTriのゲート端子に
接続されている。PMOSトランジスタTPiとNMO
SトランジスタTNiとはインバータを構成している。
【0027】制御電圧発生回路58は、演算増幅器60
と、PMOSトランジスタ61と、抵抗Rrefとを備
えている。
【0028】演算増幅器60の反転入力端子(−入力端
子)には基準電圧回路52からの基準電圧VREFが入
力され、演算増幅器60の非反転入力端子(+入力端
子)は抵抗Rrefの一端に接続されている。また、演
算増幅器60の出力端子は、制御電圧Vcontの生成
端子であり、LED駆動回路LDVi(プリバッファ回
路Gi)のNMOSトランジスタTNiのソース端子に
接続されている。
【0029】PMOSトランジスタ61は、ゲート長が
駆動トランジスタ(PMOSトランジスタ)Triと相
等しいサイズとなるように形成されている。PMOSト
ランジスタ61のソース端子は電源VDDに接続され、
PMOSトランジスタ61のゲート端子は演算増幅器6
0の出力端子に接続され、PMOSトランジスタ61の
ドレイン端子は演算増幅器60の非反転入力端子に接続
されている。PMOSトランジスタ61のドレイン端子
および演算増幅器60の非反転入力端子は、抵抗Rre
fを介してグランドに接続されている。
【0030】この制御電圧発生回路58は、演算増幅器
60と、PMOSトランジスタ61と、抵抗Rrefと
によりフィードバック制御回路を構成しており、LED
駆動回路群57のLED駆動回路LDV1〜LDV19
2がLEDアレイ50のLED LD1〜LD192に
供給する駆動電流の値を一定にするための制御電圧Vc
ontを生成し、この制御電圧VcontをLED駆動
回路LDV1〜LDV192(プリバッファ回路G1〜
G192)に供給する。なお、抵抗RrefおよびPM
OSトランジスタ61に流れる電流Irefは、電源V
DDの電圧によらず基準電圧VREFと抵抗Rrefの
値のみにより決定される。
【0031】上記のプリバッファ回路Giは、印刷デー
タ信号HD−DATAのビットデータおよびストローブ
信号HD−STB−PがともにHighレベルのとき、
駆動トランジスタTriのゲート端子に制御電圧Vco
ntを供給し、駆動トランジスタTriをオンさせ、駆
動トランジスタTriからLED LDiに電流Ire
fに応じた値の駆動電流を供給させる。
【0032】図26は演算増幅器60の回路構成図であ
る。図26において、演算増幅器60は、抵抗70と、
PMOSトランジスタ71〜75と、NMOSトランジ
スタ76〜78と、コンデンサ79とを備えている。
【0033】抵抗70と、PMOSトランジスタ71と
は、PMOSトランジスタ72および73に供給するゲ
ートバイアス電圧VBを生成するバイアス電圧発生回路
を構成している。PMOSトランジスタ71のソース端
子は電源VDDに接続されている。また、PMOSトラ
ンジスタ71のゲート端子とドレイン端子とは、互いに
接続され、ゲートバイアス電圧VBの生成端子となり、
抵抗70を介してグランドに接続されている。
【0034】また、PMOSトランジスタ72,74、
75と、NMOSトランジスタ76,77とは、差動増
幅回路を構成している。PMOSトランジスタ72のゲ
ート端子はPMOSトランジスタ71のゲート端子およ
びドレイン端子(ゲートバイアス電圧VBの生成端子)
に接続され、PMOSトランジスタ72のソース端子は
電源VDDに接続され、PMOSトランジスタ72のド
レイン端子はPMOSトランジスタ74のソース端子お
よびPMOSトランジスタ75のソース端子に接続され
ている。
【0035】PMOSトランジスタ74のゲート端子は
演算増幅回路60の反転入力端子(−入力端子)となっ
ており、PMOSトランジスタ75のゲート端子は演算
増幅器60の非反転入力端子(+入力端子)となってい
る。PMOSトランジスタ74のドレイン端子はNMO
Sトランジスタ76のドレイン端子およびゲート端子な
らびにNMOSトランジスタ77のゲート端子に接続さ
れている。PMOSトランジスタ75のドレイン端子は
NMOSトランジスタ77のドレイン端子に接続されて
いる。NMOSトランジスタ76のソース端子およびN
MOSトランジスタ77のソース端子は、それぞれグラ
ンドに接続されている。
【0036】また、PMOSトランジスタ73と、NM
OSトランジスタ78と、コンデンサ79とは、上記差
動増幅回路の出力電圧を増幅し、演算増幅器60の出力
端子から出力する増幅回路を構成している。PMOSト
ランジスタ73のゲート端子はPMOSトランジスタ7
1のゲート端子およびドレイン端子(ゲートバイアス電
圧VBの生成端子)に接続され、PMOSトランジスタ
73のソース端子は電源VDDに接続され、PMOSト
ランジスタ73のドレイン端子はNMOSトランジスタ
78のドレイン端子に接続されている。NMOSトラン
ジスタ78のゲート端子はPMOSトランジスタ75の
ドレイン端子に接続され、NMOSトランジスタ78の
ソース端子はグランドに接続されている。NMOSトラ
ンジスタ78のゲート端子とドレイン端子の間にはコン
デンサ79が設けられている。PMOSトランジスタ7
3のドレイン端子とNMOSトランジスタ78のドレイ
ン端子との接続ノードは、演算増幅回路60の出力端子
となっている。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】図26の演算増幅器6
0は、PMOSトランジスタ71〜73が電流源として
常に飽和領域で動作しているため、常に直流電流I1,
I2,I3が流れる構成である。このように、従来のド
ライバICが静止時においても電源電流が流れる構成で
あるために、従来のドライバICおよびこれを用いたプ
リンタには以下に説明する問題があった。
【0038】第1の問題は、ドライバIC単体でのテス
ト工程において、IDDqテストの実施が困難であり、
様々な条件で様々なテストをしなければならないので、
テスト時間が長くなり、コストが高くなるという問題で
ある。
【0039】ICの一般的なテスト手法としては、ファ
ンクションテストと呼ばれる、ICの入力端子にテスト
パターンを入力し、その出力端子が回路の論理通りの正
しい値を出力しているか判定する手法がとられている。
従って、このテストにおいて、回路に故障個所がある場
合には、出力端子からは期待される値とは異なる信号が
出力されることになる。しかし近年、半導体プロセスの
微細化が進展し、回路の大規模化が進むに従い、ICの
テストにおいて、IDDqテストが採用されることが多
くなってきている。
【0040】以下にIDDqテストについて、簡単に説
明する。CMOS回路は、信号が変化するときには電流
が流れるが、信号が変化しない静止時においては、電源
(VDD)とグランドの間に電流パスがなく、数[p
A]から数[μA]の電流しか流れない。IDDqテス
トとは、このようなCMOS回路の特性を利用し、静止
時における電源電流を測定し、電源電流の僅かな増加を
判別することにより、隣接配線間の短絡故障などのIC
内部の故障を効率的に検出するという手法である。
【0041】しかし、従来のドライバICのように、静
止時にも電源電流が流れる構成であると、電源電流の僅
かな増加を判別することが困難になり、従ってIDDq
テストでは故障を検出できない。
【0042】第2の問題は、プリンタのLEDヘッド
は、多数のドライバICを配列して構成されているた
め、個々のドライバICの静止時消費電流が僅かであっ
たとしても、LEDヘッド全体での消費電力は無視でき
ないものとなり、プリンタの待機時消費電力を増大させ
るという問題である。
【0043】近年の地球環境保護に関する意識の高まり
に対応して通商産業省が制定した、国際エネルギースタ
ープログラムにおいても、情報処理装置の待機時消費電
力の許容値などが規定されている。一例として、プリン
タやファクシミリ装置の待機時消費電力は、1分当たり
の印刷枚数が7枚以下の装置において、15[W]以下
とすることが求められている。
【0044】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、静止時に電流がほとんど流れず、IDD
qテストが可能な駆動回路を提供することを目的とす
る。また、待機時消費電力を低減できるプリンタを提供
することを目的とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の駆動回路は、駆動データに従って被駆動素
子群を個別に駆動する駆動出力回路群と、外部から入力
された駆動データを前記駆動出力回路群に転送する転送
回路と、前記被駆動素子群に対する駆動電流を制御する
ための制御電圧を生成し、この制御電圧を前記駆動出力
回路群に入力する制御電圧発生回路と、前記制御電圧発
生回路を含む構成回路の静止時電流パスを遮断または短
絡する切替回路と、外部からスタンバイモード実施命令
が入力されているときに、前記静止時電流パスを遮断す
るように、前記切替回路を制御する制御回路とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0046】また、本発明のプリンタは、ICチップ化
された本発明の駆動回路を複数個備え、前記スタンバイ
モード実施命令を生成し、このスタンバイモード実施命
令を前記駆動回路に入力する印刷制御部を備えたことを
特徴とするものである。
【0047】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 第1の実施形態は、スタンバイモード(待機モード)の
ときに静止時電流パスを遮断する切替回路をドライバI
Cに設け、この切替回路を制御するスタンバイモード制
御信号を印刷制御部からドライバICに入力するように
したものである。
【0048】図2は本発明の第1の実施形態の電子写真
プリンタのブロック構成図である。なお、図2におい
て、図21と同じものには同じ符号を付してある。図2
の電子写真プリンタは、図21の従来の電子写真プリン
タにおいて、印刷制御部1を印刷制御部10とし、LE
Dヘッド19をLEDヘッド20としたものである。印
刷制御部10は、図21の印刷制御部1において、スタ
ンバイモードのときにLEDヘッドにスタンバイモード
制御信号STBY−Nを入力するようにしたものであ
る。
【0049】図1はLEDヘッド20のブロック構成図
である。なお、図1において、図24と同じものには同
じ符号を付してある。LEDヘッド20は、26個のL
EDアレイ50と、26個のドライバIC100と、基
準電圧発生回路52とを備えている。つまり、LEDヘ
ッド20は、図24のLEDヘッド19において、ドラ
イバIC51をドライバIC100としたものである。
【0050】ドライバIC100は、シフトレジスタ回
路53と、ラッチ回路群54と、インバータ55と、論
理積回路群56と、LED駆動回路群57と、制御電圧
発生回路101とを備えている。つまり、ドライバIC
100は、図24の従来のドライバIC51において、
制御電圧発生回路58を制御電圧発生回路101とした
ものである。また、ドライバIC100には、印刷制御
部10(図2参照)から印刷データ信号HD−DAT
A、クロック信号HD−CLK、ラッチ信号HD−LO
AD、ストローブ信号HD−STB−N、およびスタン
バイモード制御信号STBY−Nが入力される。スタン
バイモード制御信号STBY−Nは、制御電圧発生回路
101に入力される。
【0051】図3は制御電圧発生回路101およびプリ
バッファ回路GiならびにLED駆動回路LDViの回
路構成図である。なお、図3において、図25と同じも
のには同じ符号を付してある。制御電圧発生回路101
は、インバータ109と、演算増幅器110と、PMO
Sトランジスタ61,111と、抵抗Rrefとを備え
ている。つまり、制御電圧発生回路101は、図25の
制御電圧発生回路58において、演算増幅器60を演算
増幅器110とし、インバータ109と、PMOSトラ
ンジスタ111とを設けたものである。
【0052】インバータ109の入力端子には、印刷制
御部10(図2参照)からの負論理のスタンバイモード
制御信号STBY−Nが入力される。また、インバータ
109の出力端子は、演算増幅器110の制御入力端子
およびPMOSトランジスタ111のゲート端子に接続
されている。このインバータ109は、負論理のスタン
バイモード制御信号STBY−Nを論理反転させ、正論
理のスタンバイモード制御信号STBY−Pを生成す
る。
【0053】演算増幅器110は、反転入力端子(−入
力端子)と、非反転入力端子(+入力端子)と、制御入
力端子と、制御電圧Vcontの生成端子となる出力端
子とを備えている。演算増幅器110の反転入力端子に
は基準電圧回路52(図1参照)からの基準電圧VRE
Fが入力され、非反転入力端子は抵抗Rrefの一端に
接続され、制御入力端子にはインバータ109からの正
論理のスタンバイモード制御信号STBY−Pが入力さ
れる。また演算増幅器110の出力端子は、LED駆動
回路LDVi(プリバッファ回路Gi)のNMOSトラ
ンジスタTNiのソース端子に接続されている。
【0054】PMOSトランジスタ61のゲート端子は
演算増幅器110の出力端子に接続され、ソース端子は
電源VDDに接続され、ドレイン端子はPMOSトラン
ジスタ111を介して演算増幅器110の非反転入力端
子に接続されている。演算増幅器110の非反転入力端
子は、抵抗Rrefを介してグランドに接続されてい
る。
【0055】PMOSトランジスタ111は、PMOS
トランジスタ61と抵抗Rrefとの間を短絡/遮断す
るスイッチトランジスタであり、PMOSトランジスタ
111のソース端子はPMOSトランジスタ61のドレ
イン端子に接続され、PMOSトランジスタ111のド
レイン端子は抵抗Rrefの一端(演算増幅器110の
非反転入力端子)に接続され、PMOSトランジスタ1
11のゲート端子にはインバータ109からのスタンバ
イモード制御信号STBY−Pが入力される。
【0056】この制御電圧発生回路101は、演算増幅
器110と、PMOSトランジスタ61,111と、抵
抗Rrefとによりフィードバック制御回路を構成して
おり、LED駆動回路群57のLED駆動回路LDV1
〜LDV192がLEDアレイ50のLED LD1〜
LD192に供給する駆動電流の値を一定に保持すると
ともに、一律に調整するための制御電圧Vcontを生
成し、この制御電圧VcontをLED駆動回路LDV
1〜LDV192(プリバッファG1〜G192)に供
給する。さらに、制御電圧発生回路101は、スタンバ
イモード制御信号STBY−Pに従い、PMOSトラン
ジスタ61と抵抗Rrefによる静止時電流パス、およ
び演算増幅器110内部の静止時電流パスを遮断する。
【0057】図4は演算増幅器110の回路構成図であ
る。なお、図4において、図26と同じものには同じ符
号を付してある。演算増幅器110は、抵抗70と、P
MOSトランジスタ71〜75,112と、NMOSト
ランジスタ76〜78,113,114と、コンデンサ
79と、インバータ115、116とを備えている。つ
まり、演算増幅器110は、図26の演算増幅器60
に、PMOSトランジスタ112と、NMOSトランジ
スタ113,114と、インバータ115、116とを
設けたものである。
【0058】インバータ115の入力端子は、演算増幅
器110の制御入力端子になっていおり、インバータ1
09からのスタンバイモード制御信号STBY−Pが入
力される。また、インバータ115の出力端子は、イン
バータ116の入力端子、PMOSトランジスタ112
のゲート端子、およびNMOSトランジスタ113のゲ
ート端子に接続されている。インバータ116の出力端
子は、NMOSトランジスタ114のゲート端子に接続
されている。インバータ115は、正論理のスタンバイ
モード制御信号STBY−Pを論理反転させ、負論理の
スタンバイモード制御信号STBY−Nを生成する。イ
ンバータ116は、インバータ115からのスタンバイ
モード制御信号STBY−Nを論理反転させ、正論理の
スタンバイモード制御信号STBY−Pを生成する。
【0059】抵抗70と、PMOSトランジスタ71,
112と、NMOSトランジスタ113とは、PMOS
トランジスタ72および73に供給するゲートバイアス
電圧VBを生成するバイアス電圧発生回路を構成してい
る。PMOSトランジスタ71のソース端子は電源VD
Dに接続されている。また、PMOSトランジスタ71
のゲート端子とドレイン端子とは、互いに接続され、ゲ
ートバイアス電圧VBの生成端子となり、抵抗70およ
びNMOSトランジスタ113を介してグランドに接続
されている。
【0060】PMOSトランジスタ112は、PMOS
トランジスタ71に並列に設けられており、PMOSト
ランジスタ71のソース端子とドレイン端子の間を開放
/短絡するスイッチトランジスタであり、PMOSトラ
ンジスタ112のソース端子はPMOSトランジスタ7
1のソース端子(電源VDD)に接続され、PMOSト
ランジスタ112のドレイン端子はPMOSトランジス
タ71のドレイン端子(ゲートバイアス電圧VBの生成
端子)に接続され、PMOSトランジスタ112のゲー
ト端子にはインバータ115からのスタンバイモード制
御信号STBY−Nが入力される。NMOSトランジス
タ113は、抵抗70とグランドの間を短絡/遮断する
スイッチトランジスタであり、NMOSトランジスタ1
13のドレイン端子は抵抗70に接続され、ソース端子
はグランドに接続され、NMOSトランジスタ113の
ゲート端子にはインバータ115からのスタンバイモー
ド制御信号STBY−Nが入力される。
【0061】また、PMOSトランジスタ72,74、
75と、NMOSトランジスタ76,77とは、差動増
幅回路を構成している。PMOSトランジスタ72のゲ
ート端子はPMOSトランジスタ71のゲート端子およ
びドレイン端子(ゲートバイアス電圧VBの生成端子)
に接続され、PMOSトランジスタ72のソース端子は
電源VDDに接続され、PMOSトランジスタ72のド
レイン端子はPMOSトランジスタ74のソース端子お
よびPMOSトランジスタ75のソース端子に接続され
ている。
【0062】PMOSトランジスタ74のゲート端子は
演算増幅回路110の反転入力端子(−入力端子)とな
っており、PMOSトランジスタ75のゲート端子は演
算増幅器110の非反転入力端子(+入力端子)となっ
ている。PMOSトランジスタ74のドレイン端子はN
MOSトランジスタ76のドレイン端子およびゲート端
子ならびにNMOSトランジスタ77のゲート端子に接
続されている。PMOSトランジスタ75のドレイン端
子はNMOSトランジスタ77のドレイン端子に接続さ
れている。NMOSトランジスタ76のソース端子およ
びNMOSトランジスタ77のソース端子は、それぞれ
グランドに接続されている。
【0063】また、PMOSトランジスタ73と、NM
OSトランジスタ78,114と、コンデンサ79と
は、上記差動増幅回路の出力電圧を増幅し、演算増幅器
110の出力端子から出力する増幅回路を構成してい
る。PMOSトランジスタ73のゲート端子はPMOS
トランジスタ71のゲート端子およびドレイン端子(ゲ
ートバイアス電圧VBの生成端子)に接続され、PMO
Sトランジスタ73のソース端子は電源VDDに接続さ
れ、PMOSトランジスタ73のドレイン端子はNMO
Sトランジスタ78のドレイン端子に接続されている。
NMOSトランジスタ78のゲート端子はPMOSトラ
ンジスタ75のドレイン端子に接続され、NMOSトラ
ンジスタ78のソース端子はグランドに接続されてい
る。NMOSトランジスタ78のゲート端子とドレイン
端子の間にはコンデンサ79が設けられている。PMO
Sトランジスタ73のドレイン端子とNMOSトランジ
スタ78のドレイン端子との接続ノードは、演算増幅回
路110の出力端子となっている。
【0064】NMOSトランジスタ114は、NMOS
トランジスタ78に並列に設けられており、NMOSト
ランジスタ78のドレイン端子とソース端子の間を開放
/短絡するスイッチトランジスタであり、NMOSトラ
ンジスタ114のドレイン端子はNMOSトランジスタ
78のドレイン端子(演算増幅器110の出力端子)に
接続され、NMOSトランジスタ114のソース端子は
NMOSトランジスタ78のソース端子(グランド)に
接続されている。また、NMOSトランジスタ114の
ゲート端子にはインバータ116からのスタンバイモー
ド制御信号STBY−Pが入力される。
【0065】抵抗70と、PMOSトランジスタ71〜
73とは、カレントミラー回路を構成している。このカ
レントミラー回路において、PMOSトランジスタ71
は制御側電流源であり、PMOSトランジスタ72およ
び73は、PMOSトランジスタ71のドレイン電流に
応じたドレイン電流を流す被制御側電流源である。PM
OSトランジスタ112をオンさせ、PMOSトランジ
スタ113をオフさせることにより、制御側電流源トラ
ンジスタをオフさせ、制御側電流源の静止時電流パスを
遮断すれば、同時に被制御側電流源トランジスタをオフ
させ、被制御側電流源の静止時電流パスを遮断できる。
【0066】次に、第1の実施形態の電子写真プリンタ
の動作について説明する。図5は第1の実施形態の電子
写真プリンタにおいて印刷モードおよびスタンバイモー
ドを実行するときのタイミング図である。なお、図5に
おいて、図22と同じものには同じ符号を付してある。
【0067】印刷モードのときには、印刷制御部10
は、スタンバイモード制御信号STBY−NをHigh
レベルに保持している。印刷制御部10は、クロック信
号HD−CLKを4992クロック発生して、4992
ビットからなる1ライン分の印刷データHD−DATA
をLEDヘッド20の26個のドライバIC100のシ
フトレジスタ回路53に転送し、ラッチ信号HD−LO
ADをHighレベルにして、上記4992ビットの印
刷データをラッチ回路54によりラッチさせ、負論理の
ストローブ信号HD−STB−NをLowレベルにし
て、LED駆動回路57によりLEDアレイ50のLE
Dを駆動させる。ストローブ信号HD−STB−NがL
owレベルとなる期間、LEDは駆動される。
【0068】スタンバイモード制御信号STBY−Nが
Highレベルである印刷モードのときには、図3およ
び図4において、スタンバイモード制御信号STBY−
PはLowレベルとなる。つまり、インバータ109お
よび116の出力はLowレベル、インバータ115の
出力はHighレベルとなる。
【0069】図4の演算増幅器110において、インバ
ータ115の出力がHighレベルなので、PMOSト
ランジスタ112はオフしており、NMOSトランジス
タ113はオンしている。また、インバータ116の出
力がLowレベルなので、NMOSトランジスタ114
はオフしている。
【0070】従って、スタンバイモード制御信号STB
Y−NがHighレベルである印刷モードのときには、
演算増幅器110は、図26の従来の演算増幅器60と
同じ回路構成となり、演算増幅器60と同じ回路動作を
する。つまり、演算増幅器110のPMOSトランジス
タ71〜73は、定電流源として飽和領域で動作してお
り、それぞれのトランジスタには、I1,I2,I3な
る電流が定常的に流れている。
【0071】また、図3の制御電圧発生回路101にお
いて、インバータ109の出力がLowレベルなので、
PMOSトランジスタ111はオンしている。従って、
印刷モードのときには、制御電圧発生回路101は、図
26の従来の制御電圧発生回路58と同じ回路構成とな
り、制御電圧発生回路58と同じ回路動作をする。つま
り、制御電圧発生回路101のPMOSトランジスタ6
1および抵抗Rrefには、電流Irefが定常的に流
れている。
【0072】次に、印刷動作を終了し、プリンタをスタ
ンバイモードにする場合には、印刷制御部10は、LE
Dヘッド20のドライバIC100にスタンバイモード
実施命令を通知する。このスタンバイモード実施命令の
通知は、スタンバイモード制御信号STBY―NをLo
wレベルにすることによりなされる。
【0073】スタンバイモード制御信号STBY−Nが
Lowレベルとなるスタンバイモードのときには、図3
および図4において、スタンバイモード制御信号STB
Y−PはHighレベルとなる。
【0074】図3の制御電圧発生回路101において、
インバータ109の出力がHighレベルになるので、
PMOSトランジスタ111はオフする。これにより、
PMOS61と抵抗Rrefとによる静止時電流パスが
遮断される。つまり、電流Irefが遮断される。
【0075】また、図4の演算増幅器110において、
インバータ115の出力がLowレベルになるので、P
MOSトランジスタ112はオンし、NMOSトランジ
スタ113はオフする。また、インバータ116の出力
がHighレベルになるので、NMOSトランジスタ1
14はオンする。
【0076】NMOSトランジスタ113がオフするこ
とにより、PMOS71と抵抗70とによる静止時電流
パスが遮断される。つまり、電流I1が遮断される。さ
らに、PMOSトランジスタ112がオンすることによ
り、PMOSトランジスタ71〜73のゲート電位VB
は電源電位VDDまで上昇し、PMOSトランジスタ7
1〜73はオフする。これにより、PMOSトランジス
タ72,73に流れる電流I2およびI3が遮断され
る。なお、NMOSトランジスタ114をオンさせるこ
とにより、演算増幅器110の出力レベルをLowレベ
ルとし、その出力レベルが不定となることを防止してい
る。
【0077】LEDヘッド20の26個のドライバIC
100がスタンバイモードになり、ドライバIC100
の静止時電流パスが上記のように遮断されているとき、
LEDヘッド20の消費電流は数[μA]程度である。
なお、スタンバイモードであるときに、上位コントロー
ラからの印刷指令信号SG1(図2参照)を受信する
と、印刷制御部10は、スタンバイ制御信号STBY−
Nを再びHighレベルとし、プリンタを再び印刷モー
ドにする。
【0078】このように第1の実施形態におけるドライ
バIC100によれば、スタンバイモードのときに静止
時電流パスを遮断する切替回路を設け、この切替回路を
制御するスタンバイモード制御信号をプリンタの印刷制
御部10から入力するようにしたことにより、ドライバ
ICの静止時電流を、CMOS構造のICと同等に、ほ
とんどゼロにすることができる。これにより、ドライバ
ICを製造したあとのテストにおいて、IDDqテスト
による効率的なテストが可能となる。
【0079】また、第1の実施形態のプリンタによれ
ば、複数個のドライバIC100によりLEDヘッド2
0を構成することにより、待機時のLEDヘッドの消費
電流をたかだか数[μA]程度にすることができ、これ
によりプリンタの待機時消費電力を低減することができ
る。
【0080】第2の実施形態 第2の実施形態は、切替回路を制御するスタンバイモー
ド制御信号を、印刷制御部から入力されるストローブ信
号とラッチ信号の論理レベルに基づいて、ドライバIC
内部で生成するようにしたものである。
【0081】図6は本発明の第2の実施形態の電子写真
プリンタのブロック構成図である。なお、図6におい
て、図21および図2と同じものには同じ符号を付して
ある。図6の電子写真プリンタは、図21の従来の電子
写真プリンタにおいて、印刷制御部1を印刷制御部11
とし、LEDヘッド19をLEDヘッド21としたもの
である。印刷制御部11は、図21の印刷制御部1にお
いて、スタンバイモードのときに、ラッチ信号HD−L
OADおよびストローブ信号HD−STB−Nを変化さ
せることにより、スタンバイモードをLEDヘッドに通
知するようにしたものである。
【0082】図7はLEDヘッド21のブロック構成図
である。なお、図7において、図1および図24と同じ
ものには同じ符号を付してある。LEDヘッド21は、
26個のLEDアレイ50と、26個のドライバIC2
00と、基準電圧発生回路52とを備えている。つま
り、LEDヘッド21は、図24のLEDヘッド19に
おいて、ドライバIC51をドライバIC200とした
ものである。
【0083】ドライバIC200は、シフトレジスタ回
路53と、ラッチ回路群54と、論理積回路群56と、
LED駆動回路群57と、制御電圧発生回路201と、
NOR回路202とを備えている。つまり、ドライバI
C200は、図1のドライバIC100において、制御
電圧発生回路101を制御電圧発生回路201とし、イ
ンバータ55をNOR回路202としたものである。ま
た、ドライバIC200には、印刷制御部11(図6参
照)から印刷データ信号HD−DATA、クロック信号
HD−CLK、ラッチ信号HD−LOAD、ストローブ
信号HD−STB−Nが入力される。ラッチ信号HD−
LOADとストローブ信号HD−STB−Nとは、制御
電圧発生回路201にも入力される。NOR回路202
は、ラッチHD−LOAD信号と、負論理のストローブ
信号HD−STB−NとをNOR演算し、NOR演算信
号を論理積回路群56に入力する。
【0084】図8は制御電圧発生回路201およびプリ
バッファ回路GiならびにLED駆動回路LDViの回
路構成図である。なお、図8において、図3および図2
5と同じものには同じ符号を付してある。
【0085】AND回路ADiは、ラッチ回路LTiの
出力信号(印刷データ信号HD−DATAのビットデー
タ)と、NOR回路202の出力信号との論理積を生成
する。
【0086】制御電圧発生回路201は、スタンバイモ
ード制御回路209と、演算増幅器110と、PMOS
トランジスタ61,111と、抵抗Rrefとを備えて
いる。つまり、制御電圧発生回路201は、図3の制御
電圧発生回路101において、インバータ109をスタ
ンバイモード制御回路209としたものである。
【0087】スタンバイモード制御回路209は、印刷
制御部11(図6参照)から入力されるラッチ信号HD
−LOADおよび負論理のストローブ信号HD−STB
−Nに基づいて、正論理のスタンバイモード制御信号S
TBY−Pを生成する。
【0088】図9はスタンバイモード制御回路209お
よび演算増幅器110の回路構成図である。なお、図9
において、図4と同じものには同じ符号を付してある。
【0089】スタンバイモード制御回路209は、イン
バータ215と、AND回路216とを備えている。つ
まり、スタンバイモード制御回路209は、図4のスタ
ンバイモード制御信号回路である、インバータ115,
116からなる回路の前段に配置したものである。
【0090】インバータ215の入力端子には、印刷制
御部11(図6参照)からの負論理のストローブ信号H
D−STB−Nが入力される。また、インバータ215
の出力端子は、AND回路216の第1の入力端子に接
続されている。AND回路216の第2の入力端子に
は、印刷制御部11からのラッチ信号HD−LOADが
入力される。また、AND回路216の出力端子は、イ
ンバータ115の入力端子に接続されている。インバー
タ115の出力端子は、演算増幅器110のPMOSト
ランジスタ112のゲート端子、NMOSトランジスタ
113のゲート端子に接続されるとともに、インバータ
116の入力端子に接続され、インバータ116の出力
端子は、NMOSトランジスタ114のゲート端子に接
続さている。
【0091】インバータ215は、印刷制御部11から
入力された負論理のストローブ信号HD−STB−Nを
論理反転させ、正論理のストローブ信号をAND回路2
16に入力する。AND回路216は、インバータ21
5から入力された正論理のストローブ信号と、印刷制御
部11から入力されたラッチ信号HD−LOADとをA
ND演算することにより、正論理のスタンバイモード制
御信号STBY−Pを生成し、このスタンバイモード制
御信号STBY−Pをインバータ115に入力する。イ
ンバータ115は、正論理のスタンバイモード制御信号
STBY−Pを論理反転させ、負論理のスタンバイモー
ド信号STBY−NをPMOSトランジスタ112、N
MOSトランジスタ113のゲート端子に入力する。
【0092】次に、第2の実施形態の電子写真プリンタ
の動作について説明する。図10は第2の実施形態の電
子写真プリンタにおいて印刷モードおよびスタンバイモ
ードを実行するときのタイミング図である。なお、図1
0において、図5と同じものには同じ符号を付してあ
る。
【0093】印刷モードのときには、印刷制御部11
は、ラッチ信号HD−LOADをHighレベル、かつ
ストローブ信号HD−STB−NをLowレベルとする
ことはない。この印刷モードのときには、図8および図
9において、AND回路216が生成するスタンバイモ
ード制御信号STBY−PはLowレベルとなってい
る。従って、スタンバイモード制御信号STBY−Nは
Highレベルとなる。つまり、インバータ115の出
力はHighレベル、インバータ116の出力はLow
レベルとなる。
【0094】図9の演算増幅器110において、インバ
ータ115の出力がHighレベルなので、PMOSト
ランジスタ112はオフしており、NMOSトランジス
タ113はオンしている。また、インバータ116の出
力がLowレベルなので、NMOSトランジスタ114
はオフしている。
【0095】従って、スタンバイモード制御信号STB
Y−NがHighレベルである印刷モードのときには、
演算増幅器110は、図26の従来の演算増幅器60と
同じ回路構成となり、演算増幅器60と同じ回路動作を
する。つまり、演算増幅器110のPMOSトランジス
タ71〜73は、定電流源として飽和領域で動作してお
り、それぞれのトランジスタには、I1,I2,I3な
る電流が定常的に流れている。
【0096】また、図8の制御電圧発生回路201にお
いて、AND回路216の出力がLowレベルなので、
PMOSトランジスタ111はオンしている。従って、
印刷モードのときには、制御電圧発生回路201は、図
25の従来の制御電圧発生回路58と同じ回路構成とな
り、制御電圧発生回路58と同じ回路動作をする。つま
り、制御電圧発生回路201のPMOSトランジスタ6
1および抵抗Rrefには、電流Irefが定常的に流
れている。
【0097】次に、印刷動作を終了し、プリンタをスタ
ンバイモードにする場合には、印刷制御部11は、LE
Dヘッド21のドライバIC200にスタンバイモード
実施命令を通知する。このスタンバイモード実施命令の
通知は、ラッチ信号HD−LOADをHighレベルに
し、そのあとストローブ信号HD−STB−NをLow
レベルにすることによりなされる。なお、このとき、図
7、図8のNOR回路202の出力はLowレベルとな
るので、プリバッファ回路56の出力もLowレベルと
なり、LEDが駆動されることはない。
【0098】ラッチ信号HD−LOADがHighレベ
ルとなり、ストローブ信号HD−STB−NがLowレ
ベルとなるスタンバイモードのときには、図8および図
9において、AND回路216が生成するスタンバイモ
ード制御信号STBY−PはHighレベルとなる。従
って、スタンバイモード制御信号STBY−NはLow
レベルになる。
【0099】図8の制御電圧発生回路201において、
AND回路216の出力がHighレベルなので、PM
OSトランジスタ111はオフする。これにより、PM
OS61と抵抗Rrefとによる静止時電流パスが遮断
される。つまり、電流Irefが遮断される。
【0100】また、図9の演算増幅器110において、
インバータ115の出力がLowレベルになるので、P
MOSトランジスタ112はオンし、NMOSトランジ
スタ113はオフする。また、インバータ116の出力
がHighレベルになるので、NMOSトランジスタ1
14はオンする。
【0101】NMOSトランジスタ113がオフするこ
とにより、PMOS71と抵抗70とによる静止時電流
パスが遮断される。つまり、電流I1が遮断される。さ
らに、PMOSトランジスタ112がオンすることによ
り、PMOSトランジスタ71〜73のゲート電位VB
は電源電位VDDまで上昇し、PMOSトランジスタ7
1〜73はオフする。これにより、PMOSトランジス
タ72,73に流れる電流I2およびI3が遮断され
る。
【0102】LEDヘッド21の26個のドライバIC
200がスタンバイモードになり、ドライバIC200
の静止時電流パスが上記のように遮断されているとき、
LEDヘッド21の消費電流は数[μA]程度である。
なお、スタンバイモードであるときに、上位コントロー
ラからの印刷司令信号SG1(図2参照)を受信する
と、印刷制御部11は、ストローブ信号HD−STB−
Nを再びHighレベルとし、次いでラッチ信号HD−
LOAD信号を再びLowレベルとし、プリンタを再び
印刷モードにする。
【0103】このように第2の実施形態におけるドライ
バIC200によれば、スタンバイモードのときに静止
時電流パスを遮断する切替回路を設け、この切替回路を
制御するスタンバイモード制御信号を、プリンタの印刷
制御部11から入力されるストローブ信号とラッチ信号
の論理レベルに基づいて、スタンバイ制御回路209で
生成するようにしたことにより、ドライバICの静止時
電流をほとんどゼロにすることができ、これによりID
Dqテストによる効率的なテストが可能となる。さら
に、印刷動作を制御するための既存のストローブ信号と
ラッチ信号とにより、スタンバイモード実施命令が通知
されるので、印刷制御部からスタンバイモード実施命令
を通知するための信号経路を新設する必要がない。
【0104】また、第2の実施形態のプリンタによれ
ば、複数個のドライバIC200によりLEDヘッド2
1を構成することにより、待機時のLEDヘッドの消費
電流をたかだか数[μA]程度にすることができ、これ
によりプリンタの待機時消費電力を低減することができ
る。
【0105】第3の実施形態 図23の従来のLEDヘッド19においては、LED
LD1〜LD4992がストローブ信号HD−STB−
Nにより、同時に同一の時間駆動されるので、駆動トラ
ンジスタTr1〜Tr4992やLED LD1〜LD
4992の特性にばらつきがあると、印刷ドットごとの
発光強度にもばらつきが発生してしまう。その結果、プ
リンタの感光体ドラム上に形成される静電潜像の各ドッ
トの大きさにばらつきを生じ、印刷される画像の各ドッ
トの大きさがばらついてしまうことがあった。つまり、
LEDの光量(発光パワー)のばらつきが、感光体ドラ
ムの露光時に露光エネルギーのムラとなって現れ、ドッ
トの大きさのばらつきとなることがあった。
【0106】文字等からなる画像を印刷する場合には、
ドットの大きさがばらついていてもほとんど無視するこ
とができるが、写真等の画像を印刷する場合にはドット
の大きさがばらついていると、印刷濃度にばらつきを生
じ、印刷品位が低下してしまうので望ましくない。この
場合のように、特に高度な印刷品位を要する場合には、
LEDの光量のばらつきを補正するために、LEDのド
ットごとの駆動電流値を調整して光パワーを平均化する
光量補正が行われる。
【0107】第3の実施形態は、LEDの光量のばらつ
きを補正するために、LEDのドットごとの駆動電流値
を調整して光パワーを平均化する光量補正が行われる場
合においても、スタンバイモードにおける低消費電力を
実現するためのものである。
【0108】この第3の実施形態は、駆動電流値を個別
に補正する機能を備えたドライバICに、スタンバイモ
ード(待機モード)のときに静止時電流パスを遮断する
切替回路を設け、印刷制御部から入力される信号により
カウント動作するカウンタ回路のカウント値に基づい
て、上記の切替回路を制御するスタンバイモード制御信
号をドライバIC内部で生成するようにしたものであ
る。上記のカウンタ回路は、光量補正データを記憶する
ための書き込み制御信号を生成するためにドライバIC
内部に設けられる回路である。
【0109】図11は本発明の第3の実施形態の電子写
真プリンタのブロック構成図である。なお、図11にお
いて、図21と同じものには同じ符号を付してある。図
11の電子写真プリンタは、図21の従来の電子写真プ
リンタにおいて、印刷制御部1を印刷制御部30とし、
LEDヘッド19をLEDヘッド31としたものであ
る。印刷制御部30は、図21の印刷制御部1におい
て、印刷データまたは光量補正データを4ビットのパラ
レル信号HD−DATA0〜HD−DATA3としてL
EDヘッドに入力し、スタンバイモードのときに、補正
データの転送と同じタイミングでストローブ信号HD−
STB−Nを変化させることにより、スタンバイモード
をLEDヘッドに通知するようにしたものである。
【0110】なお、図11の電子写真プリンタでは、ド
ライバICに転送する補正データを記憶している手段
(例えばEEPROM)、およびデータ信号HD−DA
TA0〜HD−DATA3として、印刷データを転送す
るか、補正データを転送するかを制御する手段は、印刷
制御部30に設けられているものとするが、これらの手
段をLEDヘッド31に設けても良い。
【0111】図12はLEDヘッド31のブロック構成
図である。なお、図12において、図24と同じものに
は同じ符号を付してある。LEDヘッド31は、26個
のLEDアレイ50(CHP1〜CHP26)と、26
個のドライバIC300(DRV1〜DRV26)と、
基準電圧発生回路52とを備えている。つまり、LED
ヘッド31は、図24のLEDヘッド19において、ド
ライバIC51をドライバIC300としたものであ
る。
【0112】ドライバIC300は、1チップ当たり1
92個のLEDを駆動するものであり、LEDアレイ5
0のそれぞれのLEDの駆動電流値を個別に補正(調
整)する機能を備えている。また、ドライバIC300
には、印刷制御部30(図11参照)からデータ信号H
D−DATA0〜HD−DATA3、クロック信号HD
−CLK、ラッチ信号HD−LOAD、ストローブ信号
HD−STB−Nが入力される。また、ドライバIC3
00および基準電圧発生回路52には、電源VDDが供
給される。
【0113】図13はドライバIC300のブロック構
成図である。ドライバIC300は、192個のフリッ
プフロップ回路FFA1〜FFA48,FFB1〜FF
B48,FFC1〜FFC48,FFD1〜FFD48
と、192個のラッチ回路LTA1〜LTA48,LT
B1〜LTB48,LTC1〜LTC48,LTD1〜
LTD48と、192個のメモリセル回路MEM1〜M
EM192と、192個のLED駆動回路LDRV1〜
LDRV192とを備えている。
【0114】また、ドライバIC300は、制御回路C
TRLと、制御電圧発生回路ADJと、プルアップ抵抗
318,319と、排他的NOR(EX−NOR)回路
320,321と、インバータ322、323と、NO
R回路324とを備えている。
【0115】また、ドライバIC300は、データ入力
端子DATAI0〜DATAI3と、データ出力端子D
ATAO0〜DATAO3と、クロック入力端子CLK
Iと、クロック出力端子CLKOと、ラッチ入力端子L
OADIと、ラッチ出力端子LOADOと、ストローブ
入力端子STBと、基準電圧入力端子VREFと、駆動
電流出力端子DO1〜DO192と、セレクト端子SE
Lとを備えている。ストローブ入力端子STBは、開放
されているときには、プルアップ抵抗318によりHi
ghレベルにプルアップされる。また、セレクト端子S
ELは、開放されているときには、プルアップ抵抗31
9によりHighレベルにプルアップされる。
【0116】ドライバIC DRV1〜DRV26は、
隣り合うドライバIC DRVm(mは1から25まで
の任意の整数)とドライバIC DRV(m+1)にお
いて、DRVmのデータ出力端子DATAO0〜DAT
AO3、クロック出力端子CLKO、ラッチ出力端子L
OADOを、DRV(m+1)のデータ入力端子DAT
AI0〜DATAI3、クロック入力端子CLKI、ラ
ッチ入力端子LOADIにそれぞれ接続することによ
り、カスケード接続されている。初段のドライバIC
DRV1のデータ入力端子DATAI0〜DATAI3
には、印刷制御部30からのデータ信号HD−DATA
0〜HD−DATAI3がそれぞれ入力される。また、
ドライバIC DRV1のクロック入力端子CLKI、
ラッチ入力端子LOADIには、印刷制御部30からの
クロック信号HD−CLK、ラッチ信号HD−LOAD
がそれぞれ入力される。
【0117】ドライバIC DRV1〜DRV26のス
トローブ入力端子STBには印刷制御部30(図11参
照)からの負論理のストローブ信号HD−STB−Nが
入力される。また、DRV1〜DRV26の基準電圧入
力端子VREFには基準電圧発生回路52からの基準電
圧VREFが入力される。また、DRV1〜DRV26
の駆動電流出力端子DO1〜DO192は、LEDアレ
イCHP1〜CHP26のLEDのアノード端子にそれ
ぞれ接続されており、個別に補正された駆動電流をそれ
ぞれのLEDに供給する。
【0118】ドライバIC300において、フリップフ
ロップ回路FFA1〜FFA48,FFB1〜FFB4
8,FFC1〜FFC48,FFD1〜FFD48は、
EX−NOR回路320から出力されるクロック信号C
LK−Pで動作する。フリップフロップ回路FFA1〜
FFA48はカスケード接続されており、FFA1のデ
ータ入力端子DはドライバIC300のデータ入力端子
DATAI3に接続され、FFA48のデータ出力端子
QはドライバIC300のデータ出力端子DATAO3
に接続されている。同様に、フリップフロップ回路FF
B1〜FFB48、FFC1〜FFC48、FFD1〜
FFD48もそれぞれカスケード接続されており、FF
B1、FFC1、FFD1のデータ入力端子Dは、ドラ
イバIC300のデータ入力端子DATAI2、DAT
AI1、DATAI0にそれぞれ接続され、FFB4
8、FFC48、FFD48のデータ出力端子Qはドラ
イバIC300のデータ出力端子DATAO2、DAT
AO1、DATAO0にそれぞれ接続されている。従っ
て、フリップフロップ回路FFA1〜FFA48、FF
B1〜FFB48、FFC1〜FFC48、FFD1〜
FFD48は、それぞれ48段のシフトレジスタ回路を
構成している。
【0119】ドライバIC DRVmのデータ出力端子
DATAO0〜DATAO3は、次段のドライバIC
DRV(m+1)のデータ入力端子DATAO0〜DA
TAI3にそれぞれ接続されている。従って、ドライバ
IC DRV1〜DRV26のフリップフロップ回路F
FA1〜FFA48は、印刷制御部30から初段のドラ
イバIC DRV1に入力されるデータ信号HD−DA
TA3をクロック信号CLK−Pに同期してシフトさせ
る48×26段のシフトレジスタ回路を構成している。
同様に、ドライバIC DRV1〜DRV26のフリッ
プフロップ回路FFB1〜FFB48、FFC1〜FF
C48、FFD1〜FFD48は、印刷制御部30から
初段のドライバIC DRV1に入力されるデータ信号
HD−DATA2、HD−DATA1、HD−DATA
0をクロック信号CLK−Pに同期してシフトさせる4
8×26段のシフトレジスタ回路をそれぞれ構成してい
る。
【0120】このように、4ビットパラレル入力のシフ
トレジスタを設け、1回のクロックにおいて隣接する4
ビットデータを一括して転送する構成としたことによ
り、データ転送のクロック周波数(クロック信号HD−
CLKの周波数)を低減することができる。また、上記
の4ビットパラレル入力のシフトレジスタで印刷データ
だけでなく光量補正データも転送する構成としたことに
より、ドライバIC間をボンディングワイヤーにより接
続する工程が簡単になり、ドライバICのチップサイズ
を小さくすることができる。
【0121】ラッチ回路LTA1〜LTA48,LTB
1〜LTB48,LTC1〜LTC48,LTD1〜L
TD48は、EX−NOR回路321から出力されるラ
ッチ信号LOAD−Pで動作する。ラッチ回路LTA1
〜LTA48は、フリップフロップ回路FFA1〜FF
A48に格納されたデータ信号HD−DATA3をラッ
チする。同様に、ラッチ回路LTB1〜LTB48、L
TC1〜LTC48、LTD1〜LTD48は、フリッ
プフロップ回路FFB1〜FFB48、FFC1〜FF
C48、FFD1〜FFD48に格納されたデータ信号
HD−DATA2、HD−DATA1、HD−DATA
0をそれぞれラッチする。
【0122】EX−NOR回路320は、セレクト端子
SELの論理レベルに従い、端子CLKIに入力された
クロック信号からクロック信号CLK−Pを生成する。
また、EX−NOR回路321は、セレクト端子SEL
の論理レベルに従い、端子LOADIに入力されたラッ
チ信号からラッチ信号LOAD−Pを生成する。また、
NOR回路324は、端子STBに入力されたストロー
ブ信号HD−STB−Nと、EX−NOR回路321か
ら出力されたラッチ信号LOAD−PとをNOR演算
し、駆動制御信号DRV−ONを生成する。
【0123】カスケード接続されたドライバIC DR
V1〜DRV26において、ドライバIC DRVmの
端子CLKIに入力されたクロック信号は、インバータ
322により論理反転され、端子CLKOから次段のド
ライバIC DRV(m+1)の端子CLKIに入力さ
れる。また、ドライバIC DRVmの端子LOADI
に入力されたラッチ信号は、インバータ323により論
理反転され、端子LOADOから次段のドライバIC
DRV(m+1)の端子LOADIに入力される。従っ
て、初段のドライバIC DRV1に入力されたクロッ
ク信号HD−CLKおよびラッチ信号HD−LOAD
は、論理反転しながらドライバIC DRV2〜DRV
25を伝搬し、最終段のドライバIC DRV26に達
する。
【0124】このようにドライバICを通過するごとに
クロック信号およびラッチ信号の論理を反転させる構成
とすることにより、ドライバIC DRV1〜DRV2
6のインバータ322,323において出力信号のライ
ズタイムとフォールタイムに差が発生したとしても、2
個のドライバICを伝搬するごとに両者は平均化され、
最終段のドライバICの端子CLKIおよび端子LOA
DIに入力されるクロック信号およびラッチ信号のパル
ス幅は、初段のドライバICに入力されるクロック信号
HD−CLKおよびラッチ信号HD−LOADとほとん
ど同じに保たれる。
【0125】また、カスケード接続されたドライバIC
DRV1〜DRV26において、初段のドライバIC
DRV1のセレクト端子SELは開放されており、2
段目のドライバIC DRV2のセレクト端子SELは
グランドに接続されている。以下同様に、奇数段目のセ
レクト端子SELは開放されており、偶数段目のセレク
ト端子SELはグランドに接続されている。セレクト端
子SELは、プルアップ抵抗319によりプルアップさ
れているため、開放されるとHighレベルとなる。
【0126】奇数段目のドライバICでは、セレクト端
子SELがHighレベルなので、EX−NOR回路3
20および321は端子CLKIおよびLOADIに入
力された信号を論理反転させない。これにより、クロッ
ク信号CLK−Pおよびラッチ信号LOAD−Pは、そ
れぞれ端子CLKIおよびLOADIに入力された信号
と同一論理になる。また、偶数段目のドライバICで
は、セレクト端子SELがLowレベルなので、EX−
NOR回路320および321は端子CLKIおよびL
OADIに入力された信号をそれぞれ論理反転させる。
これにより、クロック信号CLK−Pおよびラッチ信号
LOAD−Pは、奇数段目のドライバICにおけるクロ
ック信号CLK−Pおよびラッチ信号LOAD−Pと同
一論理になる。さらに、ドライバIC DRV1〜DR
V26におけるクロック信号CLK−Pおよびラッチ信
号LOAD−Pは、それぞれ印刷制御部30からのクロ
ック信号HD−CLKおよびラッチ信号HD−LOAD
と同一論理になる。
【0127】図14はメモリセル回路MEMi(iは1
から192までの任意の整数)の回路構成図である。図
14には隣接する2個のメモリセル回路MEMn(nは
1から191までの任意の整数)およびMEM(n+
1)を示してある。
【0128】メモリセル回路MEMiは、バッファ回路
330と、インバータ331〜339と、NMOSトラ
ンジスタ340〜347とを備えている。また、メモリ
セル回路MEMiは、補正データ入力端子Dと、メモリ
セル選択端子W0〜W3と、補正データ出力端子Q0〜
Q3とを備えている。
【0129】メモリセル回路MEMiの補正データ入力
端子Dは、図13のフリップフロップ回路FFA1,F
FB1,FFC1,FFD1,FFA2…FFA48,
FFB48,FFC48,FFD48をFF1〜FF1
92とすると、フリップフロップ回路FFiのデータ出
力端子Qに接続されている。また、メモリセル選択端子
W0、W1、W2、W3には、制御回路CTRLからの
書き込み制御信号b0−WR、b1−WR、b2−W
R、b3−WRがそれぞれ入力される。バッファ回路3
30の入力端子は、補正データ入力端子Dとなってお
り、バッファ回路330の出力端子は、NMOSトラン
ジスタ340,342,344,346の第1端子およ
びインバータ331の入力端子に接続されている。イン
バータ331の出力端子はNMOSトランジスタ34
1,343,345,347の第1端子に接続されてい
る。
【0130】NMOSトランジスタ340および341
のゲート端子は、端子W0に接続されている。NMOS
トランジスタ342および343のゲート端子は、端子
W1に接続されている。NMOSトランジスタ344お
よび345のゲート端子は、端子W2に接続されてい
る。NMOSトランジスタ346および347のゲート
端子は、端子W3に接続されている。
【0131】インバータ332と333は、互いの入力
端子と出力端子とが接続され、1ビットのメモリセルを
構成している。同様に、インバータ334と335、イ
ンバータ336と337、インバータ338と339
も、互いの入力端子と出力端子とが接続され、それぞれ
1ビットのメモリセルを構成している。
【0132】インバータ333の入力端子は、NMOS
トランジスタ340の第2端子および補正データ出力端
子Q0に接続されている。インバータ335の入力端子
は、NMOSトランジスタ342の第2端子および補正
データ出力端子Q1に接続されている。インバータ33
7の入力端子は、NMOSトランジスタ344の第2端
子および補正データ出力端子Q2に接続されている。イ
ンバータ339の入力端子は、NMOSトランジスタ3
46の第2端子および補正データ出力端子Q3に接続さ
れている。インバータ333、335、337、339
の出力端子は、それぞれNMOSトランジスタ341、
343、345、347の第2端子に接続されている。
【0133】このメモリセル回路MEMiは、4個のメ
モリセルに、LED駆動回路LDRViにより駆動され
るLEDアレイ50のLED LDi(ドットi)に対
する光量補正データ(b0,b1,b2,b3からなる
4ビットデータ)を記憶する。光量補正データのそれぞ
れのビットは、書き込み制御信号b0−WR〜b3−W
Rにより択一的に選択されたメモリセルに順次書き込ま
れる。
【0134】書き込み制御信号b0−WRがHighレ
ベルになると、NMOSトランジスタ340および34
1がオンし、フリップフロップ回路FFiに格納された
補正データのビットb0がインバータ332と333か
らなるメモリセルに書き込まれる。書き込み制御信号b
1−WRがHighレベルになると、NMOSトランジ
スタ342および343がオンし、補正データのビット
b1がインバータ334と335からなるメモリセルに
書き込まれる。書き込み制御信号b2−WRがHigh
レベルになると、NMOSトランジスタ344および3
45がオンし、補正データのビットb2がインバータ3
36と337からなるメモリセルに書き込まれる。書き
込み制御信号b3−WRがHighレベルになると、N
MOSトランジスタ346および347がオンし、補正
データのビットb3がインバータ338と339からな
るメモリセルに書き込まれる。
【0135】図15はLED駆動回路LDRViの回路
構成図である。LED駆動回路LDRViは、PMOS
トランジスタ350〜359と、NMOSトランジスタ
360〜364と、AND回路365〜369とを備え
ている。また、LED駆動回路LDRViは、印刷デー
タ入力端子Eと、入力端子Sと、入力端子Vと、補正デ
ータ入力端子Q0〜Q3と、駆動電流出力端子DOとを
備えている。
【0136】LED駆動回路LDRViの印刷データ入
力端子Eは、図13のラッチ回路LTA1,LTB1,
LTC1,LTD1,LTA2…LTA48,LTB4
8,LTC48,LTD48をLT1〜LT192とす
ると、ラッチ回路LTiのデータ出力端子Qに接続され
ている。補正データ入力端子Q0、Q1、Q2、Q3
は、それぞれメモリセル回路MEMiの補正データ出力
端子Q0、Q1、Q2、Q3に接続されている。この補
正データ入力端子Q0、Q1、Q2、Q3には、それぞ
れ補正データのビットb0、b1、b2、b3が入力さ
れる。端子Sには、NOR回路324からの駆動制御信
号DRV−ONが入力される。端子Vには、制御電圧発
生回路ADJからの制御電圧Vcontが入力される。
駆動電流出力端子DOは、ドライバIC300の駆動電
流出力端子DOiに接続されている。
【0137】AND回路369の2個の入力端子は、そ
れぞれ端子Sおよび端子Eに接続されている。AND回
路365〜368の第1入力端子は、AND回路369
の出力端子に接続されている。また、AND回路36
5、366、367、368の第2入力端子は、それぞ
れ補正データ入力端子Q0、Q1、Q2、Q3に接続さ
れている。
【0138】PMOSトランジスタ355とNMOSト
ランジスタ360、PMOSトランジスタ356とNM
OSトランジスタ361、PMOSトランジスタ357
とNMOSトランジスタ362、PMOSトランジスタ
358とNMOSトランジスタ363、PMOSトラン
ジスタ359とNMOSトランジスタ364とは、それ
ぞれインバータを構成している。
【0139】PMOSトランジスタ355およびNMO
Sトランジスタ360のゲート電極は、AND回路36
9の出力端子に接続されている。PMOSトランジスタ
356およびNMOSトランジスタ361のゲート電極
は、AND回路365の出力端子に接続されている。P
MOSトランジスタ357およびNMOSトランジスタ
362のゲート電極は、AND回路366の出力端子に
接続されている。PMOSトランジスタ358およびN
MOSトランジスタ363のゲート電極は、AND回路
367の出力端子に接続されている。PMOSトランジ
スタ359およびNMOSトランジスタ364のゲート
電極は、AND回路368の出力端子に接続されてい
る。
【0140】PMOSトランジスタ355、356、3
57、358、359のドレイン端子は、それぞれNM
OSトランジスタ360、361、362、363、3
64のドレイン端子に接続されている。PMOSトラン
ジスタ355〜359のソース端子は、電源VDDに接
続されている。NMOSトランジスタ360〜364の
ソース端子は、制御電圧Vcontが入力される端子V
に接続されている。
【0141】PMOSトランジスタ350〜354は、
図3の駆動トランジスタTriに相当する。PMOSト
ランジスタ350、351、352、353、354の
ゲート端子は、それぞれPMOSトランジスタ355、
356、357、358、359のドレイン端子に接続
されている。また、PMOSトランジスタ350〜35
4のソース端子は、電源VDDに接続されている。ま
た、PMOSトランジスタ350〜354のドレイン端
子は、駆動電流出力端子DOに接続されている。
【0142】このLED駆動回路LDRViは、駆動制
御信号DRV−ONおよび端子Eに入力される印刷デー
タがHighレベルのときに、補正データb0〜b3に
従って個別に調整した駆動電流をLEDに供給する。
【0143】PMOSトランジスタ350は、LEDに
主たる駆動電流を供給する主駆動トランジスタであり、
PMOSトランジスタ351〜354は、LEDの駆動
電流を調整して光量補正するための補助駆動トランジス
タである。
【0144】主駆動トランジスタ350は、駆動制御信
号DRV−ONがHighレベルであるときに、印刷デ
ータに従って駆動される。補助駆動トランジスタ35
1、352、353、354は、駆動制御信号DRV−
ONおよび印刷データがHighレベルであるときに、
それぞれ補正データのビットb0、b1、b2、b3に
従って駆動される。
【0145】つまり、駆動制御信号DRV−ONがHi
ghレベルのときに、端子Eに入力された印刷データが
Highレベルであれば、主駆動トランジスタ350と
ともに、補正データb0〜b3に従って補助駆動トラン
ジスタ351〜354が選択的に駆動され、主駆動トラ
ンジスタ350のドレイン電流に、選択された補助駆動
トランジスタのドレイン電流が加算された駆動電流が、
端子DOからLEDに供給される。
【0146】補正データのビットb3、b2,b1,b
0の重み付けを8:4:2:1とし、補助駆動トランジ
スタ351〜354のゲート長が等しい場合には、補助
駆動トランジスタ354、353、352、351のゲ
ート幅は、8:4:2:1の比率になっている。
【0147】PMOSトランジスタ350〜354が駆
動されているとき、NMOSトランジスタ360〜36
4はオンしているので、PMOSトランジスタ350〜
354のゲート電位は、ほぼ制御電圧Vcontに等し
くなる。従って、PMOSトランジスタ350〜354
のドレイン電流値を、制御電圧Vcontにより一括し
て調整することができる。
【0148】図16は制御回路CTRLの回路構成図で
ある。制御回路CTRLは、フリップフロップ回路38
0〜384と、NOR回路385と、インバータ386
と、4入力のAND回路387〜391とを備えてい
る。また、制御回路CTRLは、端子LOADと、端子
STBと、端子W0〜W3と、端子STBYとを備えて
いる。
【0149】制御回路CTRLの端子STBは、ドライ
バIC300のストローブ入力端子STBに接続されて
おり、この端子STBには、印刷制御部30(図11参
照)からの負論理のストローブ信号HD−STB−Nが
入力される。インバータ386は、ストローブ信号HD
−STB−Nを論理反転させ、正論理のストローブ信号
STB−Pを生成する。
【0150】端子LOADには、EX−NOR回路32
1からのラッチ信号LOAD−Pが入力される。制御回
路CTRLの端子W0は、メモリセル回路MEM1〜M
EM192の端子W0に接続されている。同様に、制御
回路CTRLの端子W1、W2、W3は、メモリセル回
路MEM1〜MEM192の端子W1、W2、W3にそ
れぞれ接続されている。
【0151】フリップフロップ回路380、381と、
NOR回路385とは、リングカウンタ回路を構成して
いる。このリングカウンタ回路は、ラッチ信号LOAD
−Pの立ち下がりでリセットされ、インバータ386か
らのストローブ信号STB−Pの立ち上がりで動作す
る。フリップフロップ回路380のデータ入力端子D
は、NOR回路385の出力端子に接続されている。フ
リップフロップ回路380のデータ出力端子Qは、フリ
ップフロップ回路381のデータ入力端子Dに接続され
ている。NOR回路385の2個の入力端子は、フリッ
プフロップ回路380、381のデータ出力端子Qにそ
れぞれ接続されている。
【0152】フリップフロップ回路382〜384は、
ジョンソンカウンタ回路を構成している。このジョンソ
ンカウンタ回路は、ラッチ信号LOAD−Pの立ち下が
りでリセットされ、フリップフロップ回路380の出力
信号の立ち上がりで動作する。フリップフロップ回路3
84のデータ入力端子Dは、フリップフロップ回路38
2の反転データ出力端子に接続されており、フリップフ
ロップ回路384のデータ出力端子Qは、フリップフロ
ップ回路383のデータ入力端子Dに接続されている。
フリップフロップ回路383のデータ出力端子Qは、フ
リップフロップ回路382のデータ入力端子Dに接続さ
れている。
【0153】AND回路387の4個の入力端子は、フ
リップフロップ回路381、382のデータ出力端子
Q、およびフリップフロップ回路383、384の反転
データ出力端子にそれぞれ接続されている。AND回路
388の4個の入力端子は、フリップフロップ回路38
1、382、383のデータ出力端子Q、およびフリッ
プフロップ回路384の反転データ出力端子にそれぞれ
接続されている。AND回路389の4個の入力端子
は、フリップフロップ回路381、382、383、3
84のデータ出力端子Qにそれぞれ接続されている。A
ND回路390の4個の入力端子は、フリップフロップ
回路381、383、384のデータ出力端子Q、およ
びフリップフロップ回路382の反転データ出力端子に
それぞれ接続されている。AND回路391の4個の入
力端子は、フリップフロップ回路381、384のデー
タ出力端子Q、およびフリップフロップ回路382、3
83の反転データ出力端子にそれぞれ接続されている。
【0154】AND回路387の出力端子は、端子ST
BYに接続されている。このAND回路387は、上記
両カウンタ回路のカウント値に従い、正論理のスタンバ
イモード制御信号STBY−Pを生成する。AND回路
388、389、390、391の出力端子は、端子W
0、W1、W2、W3にそれぞれ接続されている。AN
D回路388は、上記両カウンタのカウント値に従い、
補正データのビットb0に対する書き込み制御信号b0
−WRを生成する。同様に、AND回路389、39
0、391は、上記両カウンタ回路のカウント値に従
い、補正データのビットb1、b2、b3に対する書き
込み制御信号b1−WR、b2−WR、b3−WRを生
成する。
【0155】この制御回路CTRLは、メモリセル回路
MEM1〜192の補正データ書き込み動作を制御する
書き込み制御信号b0−WR〜b3−WRを生成すると
ともに、ドライバIC300をスタンバイモードにする
ためのスタンバイモード制御信号STBY−Pを生成す
る。
【0156】制御回路CTRLは、前記両カウンタ回路
のカウント値をデコードすることにより書き込み制御信
号b0−WR〜b3−WRを生成するデコーダ回路(A
ND回路388〜391に相当する)を備えた書き込み
制御回路に、上記両カウンタ回路のカウント値をデコー
ドすることによりスタンバイモード制御信号STBY−
Pを生成するデコーダ回路(AND回路387)を設け
たものである。従って、書き込み制御信号b0−WR〜
b3−WRを生成する一連のシーケンスにより、スタン
バイモード制御信号STBY−Pを生成することができ
る。
【0157】図17は制御電圧発生回路ADJの回路構
成図である。なお、図17において、図3と同じものに
は同じ符号を付してある。制御電圧発生回路ADJは、
演算増幅器110と、PMOSトランジスタ61,11
1と、抵抗Rrefとを備えている。また、制御電圧発
生回路ADJは、電圧Vcontを出力する端子Vと、
制御回路CTRLからの正論理のスタンバイモード制御
信号STBY−Pが入力される端子STBYと、基準電
圧発生回路52(図12参照)からの基準電圧VREF
が入力される端子VREFとを備えている。
【0158】制御電圧発生回路ADJの端子STBY
は、演算増幅器110の制御入力端子およびPMOSト
ランジスタ111のゲート端子に接続されている。ま
た、端子VREFは、演算増幅器110の非反転入力端
子(+入力端子)に接続されている。つまり、制御電圧
発生回路ADJは、図3の制御電圧発生回路101にお
いて、インバータ109を設けないようにしたものであ
る。
【0159】この制御電圧発生回路ADJは、LED駆
動回路LDRV1〜192がLEDアレイ50のLED
LD1〜LD192に供給する駆動電流を、一定に保
持するとともに、一律に調整するための制御電圧Vco
ntを生成し、この電圧VcontをLED駆動回路L
DRV1〜LDRV192に供給する。さらに、制御電
圧発生回路ADJは、スタンバイモード制御信号STB
Y−Pに従い、PMOSトランジスタ61と抵抗Rre
fによる静止時電源電流経路、および演算増幅器110
内部の静止時電源電流経路を遮断する。
【0160】PMOSトランジスタ111がオンしてお
り、LED駆動回路LDRViのPMOSトランジスタ
350〜354(図15参照)が駆動されているときに
は、制御電圧発生回路ADJのPMOSトランジスタ6
1と、LED駆動回路LDRViのPMOSトランジス
タ350〜354とは、カレントミラー回路を構成して
いる。従って、PMOSトランジスタ350〜354の
ドレイン電流値は、PMOSトランジスタ61のドレイ
ン電流Iref(制御電圧Vcont)に応じて変化す
る。従って、電流Irefを変化させ、これにより制御
電圧Vcontを変化させることにより、LED駆動回
路LDRV1〜192の駆動電流値を一律に調整するこ
とができる(LEDアレイごとに発光強度を調整でき
る)。
【0161】次に、第3の実施形態の電子写真プリンタ
の動作について説明する。図18はドライバIC300
が1個のみの場合の補正データ転送タイミング図であ
る。また、図19は第3の電子写真プリンタにおける補
正データ転送タイミング図であり、26個のドライバI
C300(DRV1〜26)をカスケード接続した場合
の補正データ転送タイミング図である。また、図20は
第2の実施形態の電子写真プリンタにおいて補正データ
転送モードおよびスタンバイモードを実行するときのタ
イミング図である。図18において、DOTi−b3
(iは1から192までの任意の整数)は、メモリセル
回路MEMiに記憶される補正データのビットb3であ
る。
【0162】補正データ転送モードでは、印刷制御部3
0は、ラッチ信号HD−LOADをHighレベルとし
たあと、クロック信号HD−CLKの立ち下がりエッジ
に同期して、データ信号HD−DATA0〜HD−DA
TA3により補正データのビットb3をドライバICに
転送する。
【0163】次に、印刷制御部30は、図18〜図20
のA部において、ストローブ信号HD−STB−Nを3
パルス出力する。このとき、ストローブ信号HD−ST
B−Nの2パルス目で、図16の制御回路CTRLのA
ND回路391の出力がHighレベルとなり、端子W
3の書き込み制御信号b3−WRがHighレベルにな
る。これにより、補正データのビットb3が図14のメ
モリセル回路MEMiのインバータ338および339
からなるメモリセルに書き込まれる。書き込み制御信号
b3−WRは、ストローブ信号HD−STB−Nの3パ
ルス目で、Lowレベルに戻る。
【0164】次に、印刷制御部30は、データ信号HD
−DATA0〜HD−DATA3により補正データのビ
ットb2をドライバICに転送し、B部において、スト
ローブ信号HD−STB−Nを3パルス出力する。この
とき、ストローブ信号HD−STB−Nの2パルス目
で、制御回路CTRLのAND回路390の出力がHi
ghレベルとなり、端子W2の書き込み制御信号b2−
WRがHighレベルになる。これにより、補正データ
のビットb2が図14のメモリセル回路MEMiの対応
するメモリセルに書き込まれる。
【0165】同様に、C部のストローブ信号HD−ST
B−Nの2パルス目で、制御回路CTRLのAND回路
389の出力がHighレベルとなり、端子W1の書き
込み制御信号b1−WRがHighレベルになり、補正
データのビットb1がメモリセル回路MEMiの対応す
るメモリセルに書き込まれる。また、D部のストローブ
信号HD−STB−Nの2パルス目で、制御回路CTR
LのAND回路388の出力がHighレベルとなり、
端子W0の書き込み制御信号b0−WRがHighレベ
ルになり、補正データのビットb0がメモリセル回路M
EMiの対応するメモリセルに書き込まれる。
【0166】以上により一連の補正データ書き込みシー
ケンスは終了する。ここで、印刷制御部30がラッチ信
号LOADをLowレベルにすれば、プリンタは印刷モ
ードとなる。しかし、図20のようにラッチ信号LOA
DをHighレベルとしたまま、さらにストローブ信号
HD−STB−Nを出力し、制御回路CTRLのカウン
タ回路を動作させれば、ドライバIC DRV1〜DR
V26をスタンバイモードにすることができる。
【0167】つまり、図20のE部において、印刷制御
部30がストローブ信号HD−STB−Nを2パルス出
力すると、2パルス目で、制御回路CTRLのAND回
路387の出力がHighレベルとなり、端子STBY
のスタンバイモード制御信号STBY−PがHighレ
ベルになる。これにより、図17の制御電圧発生回路A
DJにおいて、上記第1の実施形態と同様に、PMOS
トランジスタ61の静止時電流パスおよび演算増幅器1
10内の静止時電流パスが遮断され、ドライバIC D
RV1〜DRV26の静止時電流はほとんどゼロにな
る。
【0168】上記のスタンバイモードは、印刷制御部3
0がラッチ信号LOADをLowレベルにするか、ある
いはストローブ信号HD−STB−Nによりさらにパル
スを出力するまで保持される。ラッチ信号LOADがL
owレベルになると、制御回路CTRLのカウンタ回路
はリセットされる。また、ストローブ信号HD−STB
−Nによるパルスが入力されると、制御回路CTRLの
カウンタ回路はカウント動作をする。いずれの場合に
も、制御回路CTRLのAND回路387の出力はLo
wレベルになり、スタンバイモード制御信号STBY−
PがLowレベルとなり、スタンバイモードは解除され
る。
【0169】このように第3の実施形態におけるドライ
バIC200によれば、駆動電流値を個別に補正する機
能を備えたドライバICに、スタンバイモードのときに
静止時電流パスを遮断する切替回路を設け、印刷制御部
30から入力されるストローブ信号HD−STB−N信
号によりカウント動作する、補正データの書き込み制御
信号を生成するためのカウンタ回路のカウント値に基づ
いて、上記の切替回路を制御するスタンバイモード制御
信号を制御回路CTRLで生成するようにしたことによ
り、ドライバICの静止時電流をほとんどゼロにするこ
とができ、これによりIDDqテストによる効率的なテ
ストが可能となる。さらに、書き込み制御信号を制御す
るためのカウンタ回路をカウント動作させることにより
スタンバイモード実施命令が通知され、一連の補正デー
タ書き込みシーケンスの自然な拡張によりスタンバイモ
ード制御信号を生成できるので、印刷制御部からスタン
バイモード実施命令を通知するための信号経路を新設す
る必要がない。
【0170】また、第3の実施形態のプリンタによれ
ば、複数個のドライバIC300によりLEDヘッド3
1を構成することにより、待機時のLEDヘッドの消費
電流をたかだか数[μA]程度にすることができ、これ
によりプリンタの待機時消費電力を低減することができ
る。
【0171】なお、上記第1ないし第3の実施形態で
は、本発明の駆動回路およびプリンタを、LEDアレイ
を駆動するドライバICおよび光源にLEDを用いた電
子写真プリンタに適用した場合について説明したが、サ
ーマルプリンタにおける発熱抵抗体群、表示装置におけ
る表示素子群などの被駆動素子群を駆動する場合にも適
用することができる。
【0172】
【発明の効果】以上説明したように本発明の駆動回路に
よれば、静止時電流パスを遮断する切替回路と、この切
替回路を制御する制御回路とを設けたことにより、駆動
回路の静止時電流をCMOS回路と同等に、ほとんどゼ
ロにすることができる。これにより、IDDqテストに
よる効率的なテストが可能となるという効果がある。
【0173】またチップ化された本発明の駆動回路を複
数個備えた本発明のプリンタによれば、駆動回路におけ
る静止時電流を低減できるので、待機時の消費電力を低
減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電子写真プリンタに
おけるLEDヘッドのブロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の電子写真プリンタの
ブロック構成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるLEDヘッド
を構成するドライバICの制御電圧発生回路およびプリ
バッファ回路ならびにLED駆動回路の回路構成図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態における制御電圧発生
回路を構成する演算増幅器の回路構成図である。
【図5】本発明の第1の実施形態においてスタンバイモ
ードを実行するときのタイミング図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の電子写真プリンタの
ブロック構成図である。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるLEDヘッド
のブロック構成図である。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるLEDヘッド
を構成するドライバICの制御電圧発生回路およびプリ
バッファ回路ならびにLED駆動回路の回路構成図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施形態における制御電圧発生
回路を構成する演算増幅器の回路構成図である。
【図10】本発明の第2の実施形態においてスタンバイ
モードを実行するときのタイミング図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の電子写真プリンタ
のブロック構成図である。
【図12】本発明の第3の実施形態におけるLEDヘッ
ドのブロック構成図である。
【図13】本発明の第3の実施形態におけるLEDヘッ
ドを構成するドライバICの回路構成図である。
【図14】本発明の第3の実施形態におけるドライバI
Cを構成するメモリセル回路の回路構成図である。
【図15】本発明の第3の実施形態におけるドライバI
Cを構成するLED駆動回路の回路構成図である。
【図16】本発明の第3の実施形態におけるドライバI
Cを構成する制御回路の回路構成図である。
【図17】本発明の第3の実施形態におけるドライバI
Cを構成する制御電圧発生回路の回路構成図である。
【図18】本発明の第3の実施形態における補正データ
転送タイミング図である(ドライバICを1個にした場
合)。
【図19】本発明の第3の実施形態における補正データ
転送タイミング図である。
【図20】本発明の第3の実施形態において補正データ
転送モードおよびスタンバイモードを実行するときのタ
イミング図である。
【図21】従来の電子写真プリンタのブロック構成図で
ある。
【図22】従来の電子写真プリンタの駆動タイミング図
である。
【図23】従来の電子写真プリンタにおけるLEDヘッ
ドの回路構成図である
【図24】従来の電子写真プリンタにおけるLEDヘッ
ドのブロック構成図である。
【図25】従来の電子写真プリンタにおけるLEDヘッ
ドを構成するドライバICの制御電圧発生回路およびプ
リバッファ回路ならびにLED駆動回路の回路構成図で
ある。
【図26】従来の電子写真プリンタにおける制御電圧発
生回路を構成する演算増幅器の回路構成図である。
【符号の説明】
20,21,31 LEDヘッド、 53 シフトレジ
スタ回路、 54 ラッチ回路群、 57, LED駆
動回路群、 100,200,300 ドライバIC、
101,201,ADJ 制御電圧発生回路、 10
9 インバータ、 110 演算増幅器、 111,1
12 PMOSトランジスタ、 113NMOSトラン
ジスタ、 209 スタンバイモード制御回路、 CT
RL制御回路、 LDV,LDRV LED駆動回路、
MEM メモリセル回路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動データに従って被駆動素子群を個別
    に駆動する駆動出力回路群と、 外部から入力された駆動データを前記駆動出力回路群に
    転送する転送回路と、 前記被駆動素子群に対する駆動電流を制御するための制
    御電圧を生成し、この制御電圧を前記駆動出力回路群に
    入力する制御電圧発生回路と、 前記制御電圧発生回路を含む構成回路の静止時電流パス
    を遮断または短絡する切替回路と、 外部からスタンバイモード実施命令が入力されていると
    きに、前記静止時電流パスを遮断するように、前記切替
    回路を制御する制御回路とを備えたことを特徴とする駆
    動回路。
  2. 【請求項2】 前記切替回路は、スタンバイモード制御
    信号の論理レベルに従って前記静止時電流パスを遮断ま
    たは短絡するものであり、 前記制御回路は、スタンバイモード制御信号を前記切替
    回路に入力することにより前記切替回路を制御すること
    を特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記スタンバイモード制御信号が、外部
    から入力されることを特徴とする請求項2記載の駆動回
    路。
  4. 【請求項4】 前記スタンバイモード実施命令は、駆動
    データの転送タイミングを制御するために外部から入力
    される信号または駆動出力回路群の駆動タイミングを制
    御するために外部から入力される信号を含む複数の信号
    により通知されるものであり、 前記制御回路は、前記複数の信号の論理レベルに基づい
    て前記スタンバイモード制御信号を生成することを特徴
    とする請求項2記載の駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、外部から入力される信
    号によりカウント動作するカウンタ回路を有し、このカ
    ウンタ回路のカウント値に基づいて前記スタンバイモー
    ド制御信号を生成するものであり、 前記スタンバイモード実施命令は、前記外部から入力さ
    れる信号により通知されるものであることを特徴とする
    請求項2記載の駆動回路。
  6. 【請求項6】 書き込み制御信号に従って補正データを
    記憶する記憶回路群をさらに備え、 前記転送回路は、外部から入力された駆動データを前記
    駆動出力回路群に転送するとともに、外部から入力され
    た補正データを前記記憶回路群に転送するものであり、 前記駆動出力回路群は、前記記憶回路群に記憶された補
    正データに従って前記被駆動素子群に対する駆動電流を
    個別に調整するものであり、 前記制御回路は、前記カウント値に基づいて、前記書き
    込み制御信号を生成するとともに、前記スタンバイモー
    ド制御信号を生成するものであることを特徴とする請求
    項5記載の駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記切替回路が、 カレントミラー回路の制御電流源トランジスタの静止時
    電流パスの途中に設けられた第1のスイッチトランジス
    タと、前記カレントミラー回路の制御電流源トランジス
    タおよび被制御電流源トランジスタに並列に設けられた
    第2のトランジスタとを有し、 第1のトランジスタをオフさせ、第2のトランジスタを
    オンさせることにより、前記カレントミラー回路の静止
    時電流パスを遮断することを特徴とする請求項1記載の
    駆動回路。
  8. 【請求項8】 複数のLEDを個別に駆動することを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の駆動回
    路。
  9. 【請求項9】 ICチップ化されていることを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の駆動回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の駆動回路を複数個備
    え、 前記スタンバイモード実施命令を生成し、このスタンバ
    イモード実施命令を前記駆動回路に入力する印刷制御部
    を備えたことを特徴とするプリンタ。
  11. 【請求項11】 LEDアレイおよびこのLEDアレイ
    を駆動する前記複数個の駆動回路とにより構成されたL
    EDヘッドを備えたことを特徴とする請求項10記載の
    プリンタ。
JP28643798A 1998-10-08 1998-10-08 駆動回路ならびにこれを用いたプリンタおよびledヘッド Expired - Fee Related JP4183310B2 (ja)

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