JP2000107790A - 曝気装置 - Google Patents

曝気装置

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JP2000107790A
JP2000107790A JP10276965A JP27696598A JP2000107790A JP 2000107790 A JP2000107790 A JP 2000107790A JP 10276965 A JP10276965 A JP 10276965A JP 27696598 A JP27696598 A JP 27696598A JP 2000107790 A JP2000107790 A JP 2000107790A
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JP
Japan
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aeration tank
air
aeration
water flow
stirrer
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JP10276965A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tanabe
誠一 田辺
Kosuke Oide
浩輔 大出
Manabu Takeuchi
学 武内
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曝気槽の上部に配設した攪拌機により発生し
た下降水流を有効に利用して、曝気槽の底部の隅部にお
ける水流を確保し、曝気槽全体の曝気攪拌を確実に行え
るようにした曝気装置を提供すること。 【解決手段】 曝気装置を、曝気槽1の上部に配設した
攪拌機2と、この攪拌機2の下方に対向するように、頂
面中央部に開口31を有し、攪拌機2による下降水流C
の一部を導入して下面33から導出するとともに、周縁
部に空気放出口32を有し、空気供給手段4から空気の
供給を受けて空気放出口32から空気を放出するように
し、外形を傘形に形成した、曝気槽1の底部に配設した
散気装置3とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曝気槽の上部に配
設した攪拌機により発生した下降水流を有効に利用し
て、曝気槽の底部の隅部における水流を確保し、曝気槽
全体の曝気攪拌を確実に行えるようにした曝気装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の曝気槽には、各種の曝気装置が設
けられているが、このうち、図3に示すように、曝気槽
1の上部に攪拌機2を配設し、この攪拌機2の下方に対
向するように曝気槽1の底部に、周縁部に空気放出口3
2を有し、空気供給手段としてのブロアー4から配管5
を介して空気の供給を受けて空気放出口32から空気を
放出するようにした散気装置30を配設するようにした
曝気装置が実用化されている。
【0003】この曝気装置は、攪拌機2により下降水流
Cを発生させ、これを曝気槽1の底部まで導くととも
に、ブロアー4から配管5を介して空気の供給を受ける
ようにした散気装置30の空気放出口32から空気を放
出することにより気泡による上昇水流Rを発生させ、こ
の下降水流Cと気泡による上昇水流Rにより、曝気槽1
内の汚水を攪拌するとともに、気泡を拡散させて曝気を
行うようにするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この曝
気装置は、攪拌機2により発生した下降水流Cが散気装
置30に達して、散気装置30の傘形に形成した外形に
沿って流れるようになった水平水流C1と、散気装置3
0の空気放出口32から空気を放出することにより発生
した気泡による上昇水流Rとが衝突することとなって、
曝気槽1内の汚水の攪拌が阻害され、特に、曝気槽1の
底部の隅部11における水流を確保することができず、
このため、曝気槽1全体の曝気攪拌を均一に行うことが
できないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の曝気装置の有する問
題点に鑑み、曝気槽の上部に配設した攪拌機により発生
した下降水流を有効に利用して、曝気槽の底部の隅部に
おける水流を確保し、曝気槽全体の曝気攪拌を確実に行
えるようにした曝気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の曝気装置は、曝気槽の上部に配設した攪拌
機と、該攪拌機の下方に対向するように、頂面中央部に
開口を有し、攪拌機による下降水流の一部を導入して下
面から導出するとともに、周縁部に空気放出口を有し、
空気供給手段から空気の供給を受けて前記空気放出口か
ら空気を放出するようにし、外形を傘形に形成した、曝
気槽の底部に配設した散気装置とからなることを特徴と
する。
【0007】この曝気装置は、曝気槽の底部に配設した
散気装置の頂面中央部に開口を形成し、曝気槽の上部に
対向するように配設した攪拌機による下降水流の一部を
導入して下面から導出するようにするとともに、周縁部
に空気放出口を形成し、空気供給手段から空気の供給を
受けて空気放出口から空気を放出するようにし、さら
に、外形を傘形に形成するようにしているので、曝気槽
の上部に対向するように配設した攪拌機による下降水流
のうち散気装置の頂面中央部に形成した開口に導入され
なかった下降水流が散気装置に達して、散気装置の傘形
に形成した外形に沿って流れるようになった水平水流
と、散気装置の空気放出口から空気を放出することによ
り発生した気泡による上昇水流とが衝突することによっ
て曝気槽内に気泡を拡散させることができるとともに、
散気装置の頂面中央部に形成した開口から導入した攪拌
機による下降水流によって、曝気槽の底部に沿って流
れ、曝気槽の底部の隅部に達する水平水流を形成するこ
とができ、これによって、曝気槽内の汚水の攪拌及び気
泡の拡散をさらに促進することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の曝気装置の実施の
形態を図面に基づいて説明する。
【0009】図1〜図2に本発明の曝気装置の一実施例
を示す。この曝気装置は、所要の大きさと深さを有する
平面形状が円形又は矩形の曝気槽1に配設することによ
り、曝気槽1内の汚水の曝気攪拌を行うためのもので、
曝気槽1の上部に配設した攪拌機2と、この攪拌機2の
下方に対向するように、頂面中央部に開口31を有し、
攪拌機2による下降水流Cの一部を導入して下面33か
ら導出するとともに、周縁部に空気放出口32を有し、
空気供給手段としてのブロアー4から配管5を介して空
気の供給を受けて空気放出口32から空気を放出するよ
うにし、外形を傘形に形成した、曝気槽1の底部に配設
した散気装置3とから構成する。
【0010】攪拌機2には、モータ20を駆動すること
により、その回転軸21の下端に取り付けたスクリュー
22により曝気槽1内の汚水を攪拌しながら、下降水流
Cを発生させるスクリュー式攪拌機を用いるようにす
る。
【0011】また、攪拌機2の下方に対向するように、
曝気槽1の底部に配設する散気装置3は、平面形状を、
図2(A)に示すように円形又は図2(B)に示すよう
に矩形に形成し、外形を、図1及び図2(C)に示すよ
うに略円錐状又は略角錐状の傘形に形成するようにす
る。
【0012】この場合、頂面中央部に形成した開口31
から導入した攪拌機2による下降水流Cを導出する下面
33は、下降水流Cが、曝気槽1の底部全域に亘って均
一に沿って流れ、曝気槽の底部の隅部に達する水平水流
C2を形成することができるように、略水平に形成する
ようにする。
【0013】また、ブロアー4から配管5を介して空気
の供給を受けて空気を放出する空気放出口32は、散気
装置3の全周縁に亘って均一に空気を放出することがで
きるように、散気装置3内に空気室34を形成するとと
もに、空気放出口32を略水平に形成するようにする。
なお、空気放出口32は、細いスリットのほか、多数の
小孔により構成することができる。
【0014】次に、この曝気装置の作用について説明す
る。この曝気装置は、頂面中央部に開口31を形成し、
攪拌機2による下降水流Cの一部を導入して下面33か
ら導出するようにするとともに、周縁部に空気放出口3
2を形成し、ブロアー4から配管5を介して空気の供給
を受けて空気放出口32から空気を放出するようにし、
さらに、外形を傘形に形成するようにした散気装置3を
曝気槽1の底部に、攪拌機2の下方に対向するように配
設するようにし、これにより、曝気槽1の上部に対向す
るように配設した攪拌機2による下降水流Cのうち散気
装置3の頂面中央部に形成した開口31に導入されなか
った下降水流が散気装置3に達して、散気装置3の傘形
に形成した外形に沿って流れるようになった水平水流C
1と、散気装置3の空気放出口32から空気を放出する
ことにより発生した気泡による上昇水流Rとが衝突する
ことによって曝気槽1内に気泡を拡散させる。
【0015】また、一方、散気装置3の頂面中央部に形
成した開口31から導入した攪拌機2による下降水流C
によって、曝気槽1の底部に沿って流れ、曝気槽1の底
部の隅部11に達する水平水流C2を形成することがで
き、これによって、曝気槽1内の汚水の攪拌を行い、水
平水流C1と上昇水流Rとが衝突することによって曝気
槽1内に拡散された気泡をさらに拡散させる。
【0016】この場合、曝気槽1の底部に沿って流れる
水平水流C2は、散気装置3の空気放出口32から空気
を放出することにより発生した気泡による上昇水流Rと
衝突することがないため、曝気槽1の底部の隅部11に
確実に到達させることができ、隅部11に到達した後、
曝気槽1の壁面に沿って上昇するようになる。これによ
り、従来、水流が届きにくく、ほとんど攪拌されなかっ
た曝気槽1の隅部11における水流を確保して、攪拌を
十分に行うことができ、曝気槽1全体の曝気攪拌を均一
に行うことができるものとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明の曝気装置によれば、曝気槽の底
部に配設した散気装置の頂面中央部に開口を形成し、曝
気槽の上部に対向するように配設した攪拌機による下降
水流の一部を導入して下面から導出するようにするとと
もに、周縁部に空気放出口を形成し、空気供給手段から
空気の供給を受けて空気放出口から空気を放出するよう
にし、さらに、外形を傘形に形成するようにしているの
で、曝気槽の上部に対向するように配設した攪拌機によ
る下降水流のうち散気装置の頂面中央部に形成した開口
に導入されなかった下降水流が散気装置に達して、散気
装置の傘形に形成した外形に沿って流れるようになった
水平水流と、散気装置の空気放出口から空気を放出する
ことにより発生した気泡による上昇水流とが衝突するこ
とによって曝気槽内に気泡を拡散させることができると
ともに、散気装置の頂面中央部に形成した開口から導入
した攪拌機による下降水流によって、曝気槽の底部に沿
って流れ、曝気槽の底部の隅部に達する水平水流を形成
することができ、これによって、曝気槽内の汚水の攪拌
及び気泡の拡散をさらに促進することができ、特に、曝
気槽の底部の隅部における水流を確保して、曝気槽全体
の曝気攪拌を均一に行って、汚水の曝気処理を効率よく
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の曝気装置の一実施例を示す正面断面図
である。
【図2】本発明の曝気装置の散気装置を示し、(A)は
平面形状が円形のもの、(B)は平面形状が矩形のもの
の平面図で、(C)はそれら正面断面図である。
【図3】従来の曝気装置を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 曝気槽 2 攪拌機 22 スクリュー 3 散気装置 31 開口 32 散気ノズル 33 下面 34 空気室 4 ブロアー(空気供給手段) 5 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武内 学 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 Fターム(参考) 4D029 AA01 AB06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曝気槽の上部に配設した攪拌機と、該攪
    拌機の下方に対向するように、頂面中央部に開口を有
    し、攪拌機による下降水流の一部を導入して下面から導
    出するとともに、周縁部に空気放出口を有し、空気供給
    手段から空気の供給を受けて前記空気放出口から空気を
    放出するようにし、外形を傘形に形成した、曝気槽の底
    部に配設した散気装置とからなることを特徴とする曝気
    装置。
JP10276965A 1998-09-30 1998-09-30 曝気装置 Pending JP2000107790A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284421A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Jfe Engineering Kk 矩形の攪拌反応槽

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284421A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Jfe Engineering Kk 矩形の攪拌反応槽
JP4716039B2 (ja) * 2007-05-15 2011-07-06 Jfeエンジニアリング株式会社 矩形の攪拌反応槽

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