JP2000106665A - 撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000106665A
JP2000106665A JP10275383A JP27538398A JP2000106665A JP 2000106665 A JP2000106665 A JP 2000106665A JP 10275383 A JP10275383 A JP 10275383A JP 27538398 A JP27538398 A JP 27538398A JP 2000106665 A JP2000106665 A JP 2000106665A
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data
signal
memory means
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Motohiro Ishikawa
基博 石川
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Canon Inc
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続撮影により得られる一連の映像信号を符
号化処理して記録媒体に記録する場合、CPU側のメイ
ンメモリを大容量にすることなく、処理を可能にする。 【解決手段】 連続撮影された信号は信号変換部104
で所定の映像信号に変換されプロセスメモリ105に格
納された後、符号化部106で順次符号化されてメイン
メモリ107に一旦格納され、ここからプロセスメモリ
に転送される。連続撮影終了後、プロセスメモリからデ
ータを読み出して記録部110により記録媒体に記録す
る。 【効果】 プロセスメモリは元々大容量なので、これを
利用することによりメインメモリを大きくすることな
く、連続撮影による一連の映像データを処理することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置及びこれ
に用いられるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は映像信号をデジタルデータとし
て記録する従来の撮像装置を示す。図10において、絞
り100、レンズ101を介してCCD等の撮像素子1
02上に結像された被写体像は電気信号に変換され、さ
らにA/D変換器103によりデジタル信号に変換され
る。このデジタル信号は次に信号変換部104に送ら
れ、所定形式の映像信号、ここでは輝度・色差信号に変
換される。この信号は記録時以外では表示部111へ送
られ、LCD等の表示装置によりファインダ情報として
表示される。これらの処理はCPU108により制御さ
れる。
【0003】記録時には、映像信号は圧縮処理のため符
号化部106へ送られ、所定の形式で圧縮された後、符
号化部106の内部バスを通ってCPU側のメインメモ
リ107に記録される。ここでは圧縮方法をJPEG形
式に準拠した圧縮方法、つまりDCT(離散コサイン変
換)及びハフマン符号化処理を行うものとする。この場
合、信号変換部104では映像信号はラスタスキャンで
出力されるが、符号化部106ではブロックスキャンで
入力する必要があるため、映像信号は信号変換部104
から出力された後、一時的にプロセスメモリ106に送
られ、ここでスキャン方法を変換した後、符号化部10
6に送られる。このプロセスメモリ105の制御は信号
変換部104が行う。
【0004】符号化部106では、入力される映像信号
を圧縮符号化処理し、符号化された信号を順次CPU側
のメインメモリ107に送り、格納する。CPU108
では符号化処理が終わった後、メインメモリ107に格
納された符号化映像信号を記録部110に送り、記録媒
体に記録する。
【0005】また、速写などの高速撮影(連続撮影)を
行う場合には、次のような動作が行われる。信号変換部
104よりプロセスメモリ105に格納された映像信号
は、符号化部106ヘブロックスキャン順に送られる。
符号化部106では、符号化されたデータを順次バス上
へ送り出し、CPU側のメインメモリ107に格納され
る。
【0006】上記符号化処理終了後、撮影間隔を短くす
るため、時間のかかる記録媒体への記録処理を省き、符
号化映像信号をメインメモリ107に保持したまま、次
の映像信号処理へ移る。つまり、信号変換部104にお
いて次の映像信号がプロセスメモリ105に格納され、
その後、再び符号化部106で符号化処理を行い、次の
符号化映像信号をメインメモリ107の別の空き領域に
格納する。
【0007】メインメモリ107に符号化映像信号の画
面1枚分に相当する空き領域が無くなった時点で、CP
U108はメインメモリ107の複数の符号化映像信号
を記録部110へ送り、まとめて記録を行う。メインメ
モリ107の全ての符号化映像信号を記録し終えた時点
で速写処理を再開し、再び映像信号の変換・プロセスメ
モリ105への記録及び映像信号の符号化処理を行い、
所定の時間等の終了判定が下されるまで速写を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した撮像装置で
は、速写を行う場合は、記録速度はCPU側のメインメ
モリの容量に大きく左右される。速写速度を上げるに
は、メインメモリの容量を1枚の符号化された映像信号
に対して十分大きくとる必要があるが、このメモリ容量
は普段は全部は使われず、速写のときのみ用いられるも
のであり、コスト的にも大きな負担となっていた。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、メインメモリの容量を抑えると共に、高速
撮影動作を行うことができるようにすることを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による撮像装置においては、被写体を撮影
し電気信号を出力する撮像手段と、上記電気信号を所定
形式の映像信号に変換する変換手段と、上記変換された
映像信号を格納する第1のメモリ手段と、上記第1のメ
モリ手段からの上記映像信号を符号化し符号化データを
出力する符号化手段と、上記符号化データを格納する第
2のメモリ手段と、上記第2のメモリ手段からの上記符
号化データを記録媒体に記録する記録手段とを有する撮
像装置において、上記撮像手段に連続撮影動作を行わ
せ、この連続撮影動作中は、上記第2のメモリ手段に順
次格納される上記符号化データを上記第1のメモリ手段
に順次転送しておき、上記連続撮影終了後に、上記第1
のメモリ手段から上記符号化データを読み出して上記第
2のメモリ手段に転送した後、この第2のメモリ手段か
ら上記符号化データを上記記録手段に与えるように制御
する制御手段とを設けている。
【0011】また、本発明による記憶媒体においては、
被写体を連続撮影し電気信号を順次出力する処理と、上
記電気信号を所定形式の映像信号に順次変換する処理
と、上記変換された映像信号を第1のメモリ手段に格納
する処理と、上記第1のメモリ手段からの上記映像信号
を符号化し符号化データを出力する処理と、上記符号化
データを第2のメモリ手段に格納する処理と、上記第2
のメモリ手段に順次格納される上記符号化データを上記
第1のメモリ手段に順次転送する処理と、上記連続撮影
終了後に、上記第1のメモリ手段から上記符号化データ
を読み出して上記第2のメモリ手段に転送する処理と、
上記第2のメモリ手段から上記符号化データを読み出し
て記録媒体に記録する処理とを実行するためのプログラ
ムを記憶している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。 〔第1の実施例〕図1は本発明の第1の実施の形態によ
る撮像装置を示す。本装置では、撮影画像サイズとして
large、smallの2種類を選択でき、解像度と
してはfine、normalを選択できる。また速写
(連続撮影)も選択可能なシステムとなっており、速写
のときは、smallサイズ、解像度normalと固
定になっている。
【0013】本装置には、メインメモリ107と画像処
理用のプロセスメモリ105とがあり、メインメモリ1
07はCPU108が制御を行い、プロセスメモリ10
5は信号変換部104が制御を行う。装置全体の制御は
CPU108が行い、撮影者は操作部109で指示を行
うことにより、単写・速写の撮影モードの選択、撮影す
るサイズ(large、sma11)の選択等を行う。
【0014】操作部109上の図示しないシャッタボタ
ンを押すことにより、映像の撮影・記録が開始される
が、まずシャッタボタンが押される前のフレーミング時
点での動作を述べる。フレーミング時には、撮影された
映像はプロセスメモリ105に記録されることなく、L
CD112上に表示される。
【0015】このときの動作は、まずレンズにより撮像
素子上に結像された映像が撮像素子102により電気信
号に変換され、さらにA/D変換器103によりデジタ
ル信号に変換される。撮像素子102は、駆動部113
により駆動され、フィールド/フレーム読み出しの切り
替えが可能であるが、フレーミング動作時はフィールド
読み出しとなっている。この時の信号は撮像素子102
に配置された色フィルタを縦に2ライン加算した信号と
なっている。これを信号変換部104に送り、輝度・色
差からなる映像信号に変換する。これは撮像素子102
からのラスタスキャンをそのまま処理しており、信号変
換部104から出力される輝度・色差信号もまたラスタ
スキャン順に出力される。
【0016】また、この信号変換部104では、撮像素
子102からの信号の変換と同時に、撮影した映像の露
出量及び映像信号中に含まれる高周波数成分値の検出を
行う。これらの値は信号変換部104の内部レジスタに
格納され、バス114を通じてCPU108に読み出さ
れる。これらの値は映像信号1フィールドに相当する時
間ごとに更新される。CPU108では、信号変換部1
04より読み出された露出量及び高周波数成分値より、
レンズ101の位置及び絞り100の制御を行い、AE
・AF動作を行う。
【0017】撮影者による記録開始の入力がかかる前、
つまりシャッタボタンが押し下げられていない状態で
は、信号変換部104から出力される輝度・色差信号は
表示部111へ送られる。表示部111では、送られて
きた輝度・色差信号を後段のLCD112に表示するた
めの所定の変換を行い、撮影した映像を表示する。この
変換では、撮影される映像のサイズによる違いもまた吸
収するようになっている。サイズとしては、small
はlargeの1/4の大きさとしており、このsma
llサイズの画素数がLCD112の画素数と一致して
いる。
【0018】従って、largeサイズの映像を表示す
る場合は、画角を変えずに縦横1/2の間引きを行い、
解像度を落としてLCD表示画素数と同じサイズに変換
した後、図示しないVRAMおよびD/A変換器を介し
て輝度・色差信号をアナログ化し、これと共に水平・垂
直同期信号をLCD112に送っている。
【0019】以上が撮影前のフレーミング動作であり、
撮影者は構図の決定を行った後、撮影動作開始のために
シャッタボタンを押し下げ、撮影を行う。シャッタボタ
ンは2段階の入力になっており、手押し状態の位置をS
1、全押し状態の位置をS2と表現する。まずS1が押
された状態では、フレーミング動作時と比較してステッ
プ単位を細かくした状態でAE・AF動作を行う。この
後、S1が解除された場合は、再びフレーミング動作に
戻る。
【0020】S1に引き続いてS2が押されると、本撮
影モードに移行し、映像記録動作が開始される、即ち、
S2が押されると、まず現在のレンズ位置でのAE動作
が行われ、適正な露出量の計算に基づいて絞り量の調整
が行われる。この後、適正な露光時間だけ撮像素子10
2を露光し、撮像素子前面に配置された図示しない光学
的なバリアを閉じ、露光を終了する。露光終了後、撮像
素子102からこの場合はフレーム読み出しによって被
写体信号を読み出す。このフレーム読み出しデータはA
/D変換後、信号変換部104を介して一時的にプロセ
スメモリ105に保存される。このフレームデータの保
存には2フィールドに相当する時間を要する。
【0021】露光終了に引き続き、プロセスメモリ10
5に記録されたフレーム信号データは信号変換部104
によりラスタ順に読み出され、輝度・色差からなる映像
信号に変換され、プロセスメモリ105に再び記録され
る。このプロセスメモリ195の容量は、largeサ
イズ2枚分の映像信号を格納するのに十分なものとなっ
ているため、格納されている撮像素子102からのフレ
ーム信号を消去するこなく、それに対応する輝度・色差
信号を格納することができる。
【0022】また、この輝度・色差信号変換処理時に
は、同時にサムネイル用画像の作成も行われる。これ
は、生成した輝度・色差信号を、予め決められた一定の
ブロック範囲で加算処理し、同じ画角で解像度を下げた
輝度・色差信号を生成し、やはりプロセスメモリ105
の空き領域に格納していく処理である。
【0023】プロセスメモリ105に格納された輝度・
色差信号は、ラスタスキャンからブロックスキャンにス
キャン方法を変更して符号化部106に送られる。符号
化部106には、予め解像度fine、normalの
指定によりそれぞれ決められた量子化テーブルの設定を
行っておく。符号化部106に送られた輝度・色差信号
は、入力プロックごとにDCT処理・量子化処理を行っ
た後、ハフマン変換を行い、この圧縮された符号化デー
タをバス114に出力する。CPU108はこの符号化
データをメインメモリ107に順次書き込む。このとき
のデータの流れは図2のようになる。
【0024】符号化部106からの出力データは、符号
化のため8ビットのバス幅で出力される。一方、CPU
108のビット幅は16ビットであるため、メインメモ
リ107に書き込まれるデータとしては、上位バイト又
は下位バイトのみが必要なデータとなる。この時点での
格納速度を落とすことを避けるため、ここではワード・
バイト変換は行わず、出力データを2バイトとして格納
していく。
【0025】全ての輝度・色差信号を符号化し終わった
後、CPU108はメインメモリ上の符号化データを記
録部110へ送り、映像データを記録媒体上に所定のフ
ォーマットで書き込む。上述したように、ここで書き込
むデータは上位又は下位バイトのみが有効であり、CP
U108は、ここでワード・バイト変換を行い、有効な
データのみを記録媒体に記録する。また、これと同時に
信号変換部104は、プロセスメモリに格納されている
輝度・色差信号データをラスタスキャン順に読み出して
表示部111に送り、撮影した映像をLCD112に表
示する。
【0026】この処理の終了後、プロセスメモリ105
に残っているサムネイル用輝度・色差信号をブロックス
キャン順に読み山し、符号化部106へ入力する。元画
像に比べて解像度が低いので、符号化部106での圧縮
率は異なるが、基本的に同様の符号化処理を行ったサム
ネイル画像を生成し、メインメモリ107に格納する。
【0027】サムネイルの符号化処理終了後、CPU1
08はこの符号化されたサムネイル画像を記録部110
を介して記録媒体上に記録し、任意のファイルシステム
に従って元画像との関連性も記録する。この処理中、L
CD112には撮影された映像が表示されたままになっ
ている。このサムネイル記録から任意の時間が経過する
と、CPU108は本撮影モードが終了したと判断し、
LCD112による記録画像の表示を終了した後、シス
テム全体を再びフレーミングモードに移行させて、次の
撮影準備を行う。
【0028】以上が通常撮影での処理であり、この処理
は撮影する映像のサイズ(large,Small)に
対して共通に行われる。smallモードは、larg
eモードと同一の画角で画素数を縦横半分にしたものと
なっており、これは輝度・色差信号を生成するときに間
引き処理を行うことで対応する。
【0029】次に、速写モードにおける動作について説
明する。速写モードは、撮影者によりシャッタボタンが
押しつづけられている間、連続して撮影を行うものであ
る。このモードでは、撮影される映像サイズはsmal
l、解像度はnormalに固定されている。
【0030】速写モードでは、シャッタボタンがS1ま
で押された場合までは、上述の通常撮影と同じ動作を行
う。シャッタボタンがS2まで押されると、速写モード
としての映像記録動作が開始される。まず、通常撮影の
場合と同様にCPUにおいて、現在撮影されている映像
のAE評価値より最適なAEの量を求め、絞り量の調整
を行う。
【0031】この後、まず最初の1フィールド分の映像
が撮像素子102に露光される。露光後、撮像素子から
の電気信号が読み出されるが、この読み出し方は通常撮
影とは異なり、フィールド読み出しにより行われる。従
って、通常撮影では露光終了時に閉じていた光学的なバ
リアは開放のままであり、撮像素子102は常に露光動
作を行い、その露光時間は電子シャッタのみにより決定
される。
【0032】撮像素子102より読み出された映像信号
はA/D変換されてデジタル信号とされた後、一時的に
プロセスメモリ105に保存される。通常撮影とは異な
り、ここまでに要する時間は1フィールドに相当する時
間となる、プロセスメモリ105に格納されたフィール
ドデータは、通常撮影時と同じくラスタ順に読み出され
て信号変換部104へ送られ、輝度・色差信号に変換さ
れる。変換された輝度・色差信号はプロセスメモリの空
き領域へ記録される。
【0033】速写モードでは、撮影される映像サイズは
smallに固定されているので、少なくともlarg
eサイズ2枚分の容量をもつプロセスメモリ105にお
いては1/8の領域のみが使用される。また、このとき
撮像素子102からのフィールドデータもプロセスメモ
リ上に存在しており、この時点でのプロセスメモリ10
5の空き容量は少なくともlargeサイズ1.5枚分
となっている。
【0034】撮像素子102からのフィールドデータ及
び輝度・色差信号が格納されるプロセスメモリ上の位置
は固定されており、新たな映像がくるごとに前の映像信
号は上書きされる。この輝度・色差信号生成時には、通
常撮影の時と同様に映像信号を大きく間引いたサムネイ
ル用の輝度・色差信号もまた生成され、プロセスメモリ
105に格納される。このサムネイル用輝度・色差信号
は、速写時の間隔を短くするためこの時点での符号化は
行わず、輝度・色差信号の形式のままプロセスメモリに
保存しておく。この記録位置は、その時の撮影枚数によ
ってそれぞれの輝度・色差信号が重ならないように位置
をずらして順次書き込まれる。
【0035】プロセスメモリに格納された輝度・色差信
号は、ラスタスキャンからブロックスキャンにスキャン
方法を変更して符号化部106に送られる。符号化部1
06に送られた輝度・色差信号は、入力ブロックごとに
DCT処理・量子化処理を行った後、ハフマン変換を行
い、このデータをバス114に出力する。CPU108
はこの符号化データをメインメモリ107に順次書き込
む。この時のデータの流れは通常撮影と同様に図2に示
すようになっている。
【0036】前述したように、ここでは符号化部106
より出力されるデータ幅とCPU108のバス幅とが一
致していないが、CPU側ではバイト・ワード変換を行
わずに、8ビットデータを16ビットデータとしてメイ
ンメモリ107に書き込んでいく。
【0037】全ての輝度・色差信号を符号化し終わった
後、CPU108はメインメモリ上の符号化データをプ
ロセスメモリ105の空き領域へ格納し、次の符号化デ
ータ記録のためのメモリ領域を確保する。この時、CP
U108からは16ビットのデータがバス上に送られる
が、プロセスメモリ105を制御する信号変換化部10
4では、この16ビットのうち不要な8ビットを格納せ
ず、必要な8ビットのみをメモリ上に詰めて整形・格納
していく。この処理のデータの流れは図3で示すように
なっている。
【0038】映像信号の符号化終了処理は、通常撮影と
異なり、サムネイル用輝度・色差信号の符号化は行わな
ず、この時点で1枚の映像信号のメモリへの格納シーケ
ンスの終了となる。この時点では、CPU側のメインメ
モリ107及び記録媒体上には、撮影された映像信号デ
ータは存在せず、プロセスメモリ上に、最初に格納され
た撮像素子102からのフィールドデータ、これを変換
した輝度・色差信号、これを大きく間引いたサムネイル
用輝度・色差信号データ及び本画像の輝度・色差信号を
圧縮符号化した符号化データ、の4種類のデータが存在
している。
【0039】このうち撮像素子102からのフィールド
データ及び本画像の輝度・色差信号は露光が行われるご
とに上書き・更新される。符号化データ及びサムネイル
用輝度・色差信号は、速写終了時までプロセスメモリ上
に撮影枚数分保存されている。
【0040】上述した1枚の映像信号処理が終了した
後、撮像素子102からの次の1フィールドの映像信号
の読み出しが行われる。速写モードでは、撮影間隔を短
くするため、図5に示すシーケンスのように、前述した
メインメモリ上の符号化データのプロセスメモリ105
ヘの移動中に次の撮影のための露光が行われる。この信
号は最初のフィールドのデータと同様にA/D変換後、
プロセスメモリ上の固定された所定の位置に上書きされ
る。これは信号変換部104で輝度・色差信号に変換し
た後、やはりプロセスメモリ上の固定された位置に書き
込まれる。
【0041】この時、同時にサムネイル用輝度・色差信
号が生成されるが、これは前回のシーケンスで生成され
たサムネイル用画像とは重ならない位置に書き込まれ
る。
【0042】ラスタスキャン順に輝度・色差信号をプロ
セスメモリ105に格納した後、輝度・色差信号をブロ
ックスキャンで読み出し、符号化部106に送る。CP
U108は、再度符号化部106からバス114に出力
される符号化データをメインメモリ107に格納する。
【0043】全ての符号化データをメインメモリ107
に格納し終えた後、CPU108は再び符号化データを
プロセスメモリ上の、前回の符号化データの書き込み終
了位置から始まる空き領域に書き込む。また、この時、
更にシャッタボタンが押されつづけていれば、撮像素子
102では次の映像の露光が行われる。
【0044】速写モードの終了は、撮影者がシャッタボ
タンを押すことを中止したことを検出するか、又はメイ
ンメモリ上の符号化データがプロセスメモリ105ヘ書
き切れなかった場合となる。この時、最後に符号化され
たデータはメインメモリ上に存在し、その前までの符号
化データは信号変換部104のプロセスメモリに格納さ
れている。
【0045】CPU108は、まずメインメモリ上の符
号化データを記録部110に送り、記録媒体上へ記録す
る。この後、CPU108はプロセスメモリ上の符号化
データを1枚ずつメインメモリ107ヘ移動し、順次記
録部110に送り、同様に記録媒体上に記録していく。
この時、一連の速写により撮影された符号化データには
同じ速写群であることを識別するための情報を符号化デ
ータと共に記録する。この時のデータの流れは図4で示
すようになっている。
【0046】また、移動した符号化データに対応するサ
ムネイル用輝度・色差信号を順次符号化部106に送
り、符号化されたサムネイル映像を作成し、通常撮影で
のデータと同様に本映像の符号化データとの関連付けデ
ータも作成し、同様に記録媒体に記録していく。
【0047】この記録中、記録媒体の空き領域が無くな
った場合、最初に記録した撮影時間的に最後の符号化デ
ータを削除し、記録するデータが撮影時間順になるよう
に調整する。記録媒体への全ての速写データの記録が終
了した後、CPU108は次の撮影準備に入る。
【0048】以上が撮影時の処理であり、次に再生時の
処理について説明する。再生は記録媒体上の符号化デー
タを符号化部106により伸長された輝度・色差データ
を表示部11に送り、操作者に対して表示する、という
処理が主な流れとなる。また、記録媒体上の画像データ
には、符号化された映像信号データの他に少なくとも単
写か速写かを示す撮影時の情報が付随している。
【0049】まず、単写撮影されたデータの再生処理は
以下のようになる。記録媒体上の符号化画像データは、
まず記録媒体からCPU108により読み出され、メイ
ンメモリ107に一時的に格納される。次に、CPU1
08は符号化部106及び信号変換部104に伸長用の
設定を行った後、メインメモリ上の符号化データを順次
符号化部106入力し、符号化データの伸長を行う。伸
長されたデータはフロックスキャン順の輝度・色差信号
となって信号変換部104に渡される。
【0050】信号変換部104はこれをラスタスキャン
順になるようにメモリアドレスを制御しながら輝度・色
差信号をプロセスメモリ105に書き込んでいく。画像
1枚分の符号化データを伸長した後には、プロセスメモ
リ上にラスタスキャン順の輝度・色差信号が書き込まれ
ている。
【0051】この後、CPU108は信号変換部104
に信号再生のコマンドを送る。信号変換部104では、
再生コマンドを受け取ると、プロセスメモリ上の輝度・
色差信号を表示部111に対応した大きさになるよう
に、目盛りアドレスの制御を行いながら輝度・色差信号
をラスタスキャン順に読み出し、順次表示部111に送
り出す。表示部111では送られた輝度・色差信号を図
示しないVRAMに記録し、任意のタイミングでVRA
M上のデータを読み出し、LCD112に表示する。
【0052】次に、速写撮影されたデータの再生処理は
以下のように行う。記録媒体上の一連の速写データは、
その速写順に一枚ずつCPU108により読み出され、
メインメモリ107に格納される。この格納されたデー
タは、次に順次に信号変換部104を通じてプロセスメ
モリ105の所定の位置に格納され、その後、速写枚数
だけ以上の処理を繰り返し、全ての速写データをプロセ
スメモリ105に格納する。
【0053】一連の速写データをプロセスメモリ105
に格納した後、CPU108は最初の画像データをプロ
セスメモリ105から読み出してメインメモリ107に
格納し、その後、符号化部106及び信号変換部104
に信号の伸長処理のためのコマンドを発行し、伸長処理
を開始する。
【0054】CPU108より符号化部106に送られ
たデータは伸長後、輝度・色差信号に変換され、フロッ
クスキャン順に信号変換部104に送られる。信号変換
部104では、フロックスキャン順の輝度・色差信号を
ラスタスキャン順に変換し、プロセスメモリ105の再
生用符号化データとは重ならない空き領域に書き込む。
【0055】画像1枚分のデータが伸長された後、CP
U108は画像再生のためのコマンドを信号変換部10
4に送る。再生コマンドを受けた信号変換部104は、
単写時の再生と同様に輝度・色差信号データを表示部1
11に送り、操作者に対して表示する。
【0056】1枚の画像を表示し終わると、次にCPU
はプロセスメモリ上の次の符号化データを読み出し、メ
インメモリ107に格納する。1枚目の伸長作業と同様
の処理を行い、プロセスメモリ上に2枚目の画像の輝度
・色差信号を伸長する。この後、一枚目の再生処理から
一定時間以上が経過した後、CPU108は信号変換部
104に対して伸長した2枚目の画像の再生処理のため
のコマンドを発行し、再生処理を行う。
【0057】以上の処理を繰り返し行うことにより、操
作者に対して速写画像を一定時間間隔で再生することが
できる。また、このときプロセスメモリ上の全ての符号
化データを再生した後は、再び先頭画像の伸長・再生処
理を行う。
【0058】以上述べてきたように、本実施の形態によ
れば、速写時の符号化データをプロセスメモリ105
の空き領域へ転送・保存することによって、CPU側の
メインメモリ107を大容量化することなく、元々大容
量を必要とする画像処理用ブロセスメモリを兼用して用
いることができる。このため、読み出し・書き込み速度
の遅い記録媒体を用いた場合においても、システムのパ
フォーマンスを下げることなく、速写画像を速く撮影・
再生することができる。
【0059】〔第2の実施例〕図6に本発明の第2の実
施の形態による撮像装置を示す。本実施の形態において
は、メインメモリ107、プロセスメモリ105それぞ
れに対して独立したデータバス116、117を持つ構
成になっている。本装置においても、撮影画像サイズは
large,smallの2種類から、また解像度はf
ine,normalの2種類のうちから選択できる。
撮影者は操作部へ指示を行うことにより、撮影するサイ
ズ、解像度の選択を行う、また、撮影モードとして単写
モードおよび速写モードを持ち、速写モードでは、画像
サイズ及び解像度はそれぞれsmall,normal
となる。
【0060】まず、図示しない撮像装置のパワースイッ
チが押されると、CPU108、メインメモリ107及
びシステムバス117に接続された各ブロックに電源が
供給される。この状態で、CPU108はシステムチェ
ック及び記録部110に装着された記録媒体の空き容量
チェック等を行う。システムに異常が検出されず、また
記録媒体に予め設定された容量以上の空き容量がある場
合は、CPU108は撮影モードに移行する。システム
に異常が認められた場合は、操作部109にある図示し
ない警告ランプを点滅させ、操作者に異常を告知する。
【0061】撮影モードヘ移行すると、CPU108は
プロセスバス116に接続された各ブロックに電源を供
給する。また、CPU108はプロセスメモリコントロ
ーラ115に対してプロセスメモリ105の電源投入シ
ーケンスを行うコマンドを発行し、プロセスメモリ10
5を正常に使用できる状態にする。次に、CPU108
は撮像素子102及びA/D変換器103、信号変換部
104に対して、映像信号が順次処理されるための制御
信号を生成するためのコマンドを同様に上記メモリコン
トローラ115に対して発行し、映像信号がプロセスバ
ス上に流れるようにする。
【0062】撮影モードヘ移行した後は、図示しないシ
ャッタボタンが押されるまでは、撮影した映像を記録せ
ずに表示部111に送りLCD112に表示する動作を
行う。この動作は撮影及び表示の2つの処理からなり、
時分割で行われる。
【0063】まず映像信号撮影時には、撮像素子上に結
像された映像信号は電気信号に変換され、A/D変換器
103でデジタル映像信号に変換される。このデジタル
信号は信号変換部104に送られ、撮像素子の色フィル
タ配置を元に輝度・色差信号を生成、順次プロセスバス
上にデータを流す。プロセスバス上の輝度・色差信号
は、メモリコントローラ115により任意のタイミング
でプロセスメモリ105に格納される。メモリコントロ
ーラは信号変換器に対して送っているタイミング制御信
号に基づいて、必要な部分の映像信号が書き込まれよう
にプロセスメモリ105を制御する。この時の信号の流
れは図7に示すようになっている。
【0064】メモリコントローラ115により1画面分
の映像信号がプロセスメモリ105に取り込まれると、
メモリコントローラ115はCPU108に対して割り
込み信号を送り、撮影制御信号の生成を中断する。CP
U108は割り込みを受け取ると、メモリコントローラ
115を介してプロセスメモリ上に取り込まれた映像信
号を順次読み出し、この信号を表示部111に送る。表
示部111では図示しないVRAMに映像信号を記録
し、所定のタイミングでVRAM上のデータを順次読み
出し、操作者に対してフレーミングのために取り込まれ
た映像を表示する。
【0065】プロセスメモリ上の映像信号を全て読み終
わった後、CPU108はメモリコントローラ115に
再び映像信号の取り込みを行うためのコマンドを発行す
る。上述した映像信号の取り込み及び表示を繰り返し行
うことにより、操作者に対してフレーミングのための動
画像が表示される。操作者はこの映像を見て被写体の確
認を行い、撮影のための構図を調整した後、撮影のため
にシャッタボタンを押し下げ、撮影を行う。
【0066】シャッタボタンが押し下げられたことをC
PU108が検知すると、CPU108は記録モードヘ
移行する。このとき、撮影モードが単写モードであれ
ば、以下の処理を1枚の映像に対して行った後に撮影モ
ードを終了し、速写モードであれば以下の処理を予め決
められた回数行った後に終了する。
【0067】記録モードでの動作は次のようになる。ま
ずCPU108は1画面分の映像信号取り込みのための
コマンドを発行し、これに応じてメモリコントローラ1
15は、1画面分取り込みのための制御信号を生成す
る。この動作により、撮像素子102よりA/D変換器
103、信号変換部104を通じて輝度・色差信号に変
換されたデジタル信号がプロセスメモリ上にラスタスキ
ャン順に格納される。このときのデータの流れは図7の
ようになっている。
【0068】この後、撮影した映像を撮影者に対して表
示するレックレビュープロセスが実行される。これはプ
ロセスメモリ上にある輝度・色差信号を、表示部112
が必要とする大きさ・画角に対応するようにアドレスを
制御して、必要な輝度・色差信号のみをプロセスバス上
に流し、メモリコントローラ115を介してデータをシ
ステムバスから表示部111へ送り、撮影者に対して表
示する。この後、プロセスメモリに記録された輝度・色
差信号は、メモリコントローラ115によりラスタスキ
ャンからブロックスキャンにスキャン方法を変更して符
号化部106に送られる。
【0069】符号化部106は、プロセスバス116か
らブロックスキャンに変更された輝度・色差信号を読み
込み、符号化されたデータをシステムバス上に流す。こ
のデータはメモリコントローラ115によりシステムバ
ス上から吸い上げられ、プロセスメモリ105に書き戻
される。
【0070】この時の処理は時分割で行われ、次のよう
になる。まずメモリコントローラ115は符号化部10
6からデータ入力Wait信号が出されるまで輝度・色
差信号をプロセスメモリ105から読み出し、符号化部
106ヘデータを入力し続ける(図8)。符号化部10
6よりwait信号が出力されると、輝度・色差信号の
読み出しを中断し、今度はシステムバス側より符号化デ
ータを読み出し、プロセスメモリ105の空き領域に書
き込んでいく(図9)。
【0071】符号化データ記録中に符号化部106から
のデータ入力Wait信号が消えると、メモリコントロ
ーラ115は符号化データの読み出し及び書き込みを中
断し、再び輝度・色差信号の入力を再開する。以上の処
理を繰り返し行い、輝度・色差信号の符号化圧縮処理を
行う。
【0072】符号化処理が終わった時点では、符号化処
理前の輝度・色差信号及び符号化処理後の符号化データ
の両方がプロセスメモリ105に入っている。ここで撮
影を終わる場合は、CPU108はプロセスメモリ上の
符号化データをメモリコントローラ115を介して読み
出し、記録部110を通じて記録媒体上に記録する。記
録後は記録モードより抜け出し、撮影モードに移行す
る。
【0073】また、引き続き撮影を行う場合は、CPU
108は符号化データの記録媒体への記録はこの時点で
は行わず、再び記録モードの動作を行う。この時、プロ
セスメモリ上には輝度・色差信号及び符号化データが記
録されており、このうち輝度・色差信号は次の撮影によ
り上書きされるが、符号化データは保持され、新しい符
号化データはこれ以外の空き領域に格納されていく。こ
のように映像信号の記録はプロセスメモリに空き領域が
ある限り繰り返し行うことができる。
【0074】また、符号化処理中にプロセスメモリに空
き領域がなくなった場合、CPU108は最後の撮影画
像の符号化処理を中断し、プロセスメモリ上のこれまで
撮影した全ての符号化データを読み出し、記録部110
を通じて記録媒体に記録していく。記録後、プロセスメ
モリ上には最後に撮影された輝度・色差信号のみとなる
ので、この輝度・色差信号データに対して再び符号化処
理を行い、符号化データをプロセスメモリ上に格納す
る。
【0075】この後は引き続き格納が可能な状態である
ので、CPU108は操作部109のシャッタボタンの
状態又は連続撮影枚数設定などに従い処理を行う。この
時の撮影シーケンスは、速写間隔を短くするため、記録
中は常に次の撮影画像の露光を行っており、符号化終了
後、映像信号の読み出し及び輝度・色差信号への変換、
記録が行う場合のみ輝度・色差信号がプロセスバス上に
現れるようなシーケンスとなっている。
【0076】また再生時の処理については、第1の実施
の形態と同様に、速写撮影された画像データの再生時に
は、一連の符号化データを最初にプロセスメモリ105
に記録した後に連続した再生動作を行うことにより速写
の再生を行う。
【0077】以上述べてきたように、本実施の形態にお
いては、輝度・色差信号及び符号化データをプロセスメ
モリ105ヘー時格納することで、CPU側のメインメ
モリ107を大容量化することなく、元々大容量を必要
とする画像処理用のメインメモリを兼用して用いること
ができる。
【0078】次に本発明による記憶媒体について説明す
る。図1、図6の各実施の形態によるシステムを、CP
U106やメモリ等からなるコンピュータシステムで構
成する場合、上記メモリは本発明による記憶媒体を構成
する。この記憶媒体には、前述した動作を実行するため
のプログラムが記憶される。
【0079】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気記憶媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、
FD、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード
等に構成して用いてよい。
【0080】従って、この記憶媒体を各実施の形態によ
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、各実施の形態と同等の機能を実現できると共
に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成
することができる。
【0081】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能を
実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発
明の目的を達成することができる。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、高
速で大容量のメモリ領域を必要とする連続撮影を行う場
合に、制御側のメインメモリ等の第2のメモリ手段の容
量を大きくすることなく、本来大容量を必要とする画像
処理用プロセスメモリ等の第1のメモリ手段の空き領域
を利用するようにしたことにより、メモリに対するコス
トを上げることなく、高速・大容量処理を行うことがで
きる。また、再生時においても、同様に画像処理用メモ
リの空き領域を利用することにより、連続撮影された映
像の高速再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による撮像装置を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態による処理データの流れを示
すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態による処理データの流れを示
すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態による処理データの流れを示
すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態による処理のタイミングチャ
ートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態による撮像装置を示
すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態による処理データの流れを示
すブロック図である。
【図8】第2の実施の形態による処理データの流れを示
すブロック図である。
【図9】第2の実施の形態による処理データの流れを示
すブロック図である。
【図10】従来の撮像装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 撮像素子 104 信号変換部 105 プロセスメモリ 106 符号化部 107 メインメモリ 108 CPU 109 操作部 110 記録部 111 表示部 112 LCD 113 駆動部 114 データバス 115 プロセスメモリコントローラ 116 プロセスデータバス 117 システムデータバス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影し電気信号を出力する撮像
    手段と、 上記電気信号を所定形式の映像信号に変換する変換手段
    と、 上記変換された映像信号を格納する第1のメモリ手段
    と、 上記第1のメモリ手段からの上記映像信号を符号化し符
    号化データを出力する符号化手段と、 上記符号化データを格納する第2のメモリ手段と、 上記第2のメモリ手段からの上記符号化データを記録媒
    体に記録する記録手段とを有する撮像装置において、 上記撮像手段に連続撮影動作を行わせ、この連続撮影動
    作中は、上記第2のメモリ手段に順次格納される上記符
    号化データを上記第1のメモリ手段に順次転送してお
    き、上記連続撮影終了後に、上記第1のメモリ手段から
    上記符号化データを読み出して上記第2のメモリ手段に
    転送した後、この第2のメモリ手段から上記符号化デー
    タを上記記録手段に与えるように制御する制御手段とを
    設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記第1のメモリ手段
    から上記符号化データを読み出して上記第2のメモリ手
    段に転送する処理を、上記撮像手段の露光中に行うこと
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段から出力される上記電気信
    号は、上記連続撮影時には1フィールド毎に出力され、
    通常撮影時には1フレーム毎に出力されることを特徴と
    する請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記連続撮影時に、上記変換手段は一連
    のサムネイル用映像信号を作成して上記第1のメモリ手
    段に格納しておき、上記連続撮影終了後、上記記録手段
    は、上記サムネイル用映像信号を上記符号化データと共
    に上記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体から上記連続撮影時による
    一連の映像の符号化データを再生する再生手段と、 上記再生された一連の映像の符号化データを上記第2の
    メモリ手段に転送した後、上記第1のメモリ手段に転送
    してこの第1のメモリ手段の符号化データを復号し、復
    号された映像データを上記第1のメモリ手段に格納する
    復号化手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記復号された映像データを上記第1の
    メモリ手段から読み出して表示する表示手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記連続撮影時には、複数の解像度から
    所定の一つの解像度が選択されることを特徴とする請求
    項1記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記連像撮影時には、複数の映像サイズ
    から所定の一つの映像サイズが選択されることを特徴と
    する請求項1記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 上記連像撮影時の映像サイズは、通常撮
    影時の映像サイズより小さいことを特徴とする請求項1
    又は8記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 被写体を連続撮影し電気信号を順次出
    力する処理と、 上記電気信号を所定形式の映像信号に順次変換する処理
    と、 上記変換された映像信号を第1のメモリ手段に記録する
    処理と、 上記第1のメモリ手段からの上記映像信号を符号化し符
    号化データを出力する処理と、 上記符号化データを第2のメモリ手段に格納する処理
    と、 上記第2のメモリ手段に順次記録される上記符号化デー
    タを上記第1のメモリ手段に順次転送する処理と、 上記連続撮影終了後に、上記第1のメモリ手段から上記
    符号化データを読み出して上記第2のメモリ手段に転送
    する処理と、 上記第2のメモリ手段から上記符号化データを読み出し
    て記録媒体に記録する処理とを実行するためのプログラ
    ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 上記第1のメモリ手段から上記符号化
    データを読み出して上記第2のメモリ手段に転送する処
    理を、上記被写体の撮像手段の露光中に行うことを特徴
    とする請求項10記載のコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012124938A (ja) * 2012-02-06 2012-06-28 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法、コンピュータプログラム

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