JP2000102414A - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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JP2000102414A
JP2000102414A JP10292833A JP29283398A JP2000102414A JP 2000102414 A JP2000102414 A JP 2000102414A JP 10292833 A JP10292833 A JP 10292833A JP 29283398 A JP29283398 A JP 29283398A JP 2000102414 A JP2000102414 A JP 2000102414A
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plate
container body
container
inner plate
diameter portion
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JP10292833A
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Tomoshige Ota
智茂 大田
Masaharu Matsumoto
正春 松本
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体内へ中枠を嵌着させ、かつ該中枠内
へ着脱自在に化粧品充填の中皿を着脱自在に嵌合させた
コンパクト容器において、その中皿の着脱が容易かつ確
実とした。 【解決手段】 中枠周壁12の下部を、上向き段部を介し
て小内径部12c とすると共に、該小内径部の複数箇所に
上向き段部上面へ開口する縦割溝14を穿設し、それ等縦
割溝の各正周方向下部側方に縦割溝と連通する第1凹部
15を、該第1凹部の正周方向上部に下面開口の第2凹部
16を、それぞれ設け、又小内径部下端から斜上方向へ突
出する複数の板バネを突設し、中皿周壁23の下部外面か
ら突設した複数の係合ピン25を、上記縦割溝14内へ入
れ、中皿を押下げ、正周方向へ回し離すことで各係合ピ
ンが第2凹部16内へ嵌合可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧品等を収納させ
るコンパクト容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平8-140727号が示すように、
容器本体と該容器本体上面を閉塞する蓋体との各後部
を、蓋体の開閉が自在に枢着させ、かつ化粧品を充填す
る中皿を、中枠を介して容器本体内へ着脱自在に嵌合さ
せたコンパクト容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容器本体内
へ嵌着された中枠に対して中皿を押下げかつ僅かに正方
向へ回動させることで、中皿を確実に装着できると共
に、中皿取外し時には中皿を押下げかつ僅かに反方向へ
回動させた後に中皿を離すと、中皿上部が中枠上方へ突
出して、該中皿を容易に取外しできるよう設けたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器本
体1と該容器本体上面を閉塞する蓋体2との各後部を、
蓋体の開閉が自在に枢着させ、かつ化粧品を充填する中
皿21を、中枠11を介して容器本体内へ着脱自在に嵌合さ
せたコンパクト容器において、中枠11は、容器本体内へ
嵌着させた中枠周壁12の下部を、上向き段部を介して小
内径部12c に形成すると共に、該小内径部の複数箇所に
上向き段部12e 上面へ開口する縦割溝14を等間隔に穿設
し、又容器本体周方向の一方を正周方向と定めて、上記
縦割溝の正周方向側の側部へ縦割溝下半へ開口する第1
凹部15を、かつ該第1凹部の正周方向側上部に下面開口
の第2凹部16を、それぞれ穿設し、更に小内径部12c 下
端から斜上内方へ複数の板バネをほぼ等間隔に突設して
おき、中皿21は、底板22で上記板バネ先端を弾性に抗し
押下げして、中皿周壁23を小内径部12c 内へ嵌合させる
と共に、中皿周壁23の下部外面から突設した複数の係合
ピン25先端を、上記第2凹部16内へ嵌合させて設け、該
状態から各係合ピン25を縦割溝下部内へ戻したとき、板
バネが中皿21を、該中皿上部が中枠上方へ露出する位置
まで押上げ可能に形成した。
【0005】第2の手段として、容器本体1と該容器本
体上面を閉塞する蓋体2との各後部を、蓋体の開閉が自
在に枢着させ、かつ化粧品を充填する中皿21を、中枠11
を介して容器本体内へ着脱自在に嵌合させたコンパクト
容器において、中枠11は、容器本体内へ嵌着させた中枠
周壁12の下部を、上向き段部を介して小内径部12c に形
成すると共に、該小内径部12c の複数箇所に上向き段部
12e 上面へ開口する縦割溝14を等間隔に穿設し、又容器
本体周方向の一方を正周方向と定めて、上記縦割溝の正
周方向側の側部へ縦割溝下半へ開口する第1凹部15を、
かつ該第1凹部の正周方向側上部に下面開口の第2凹部
16を、それぞれ穿設し、更に小内径部12c 下端に付設し
た内向きフランジ17内周面の複数箇所からほぼ等間隔に
連結板18を内方突出し、かつこれ等連結板の正周方向側
面から螺条板バネ19を、上方からみて内向きフランジ17
に沿い、正周方向斜上方へ起立し、中皿21は、底板22で
上記板バネ先端を弾性に抗し押下げして、中皿周壁23を
小内径部12c 内へ嵌合させると共に、中皿周壁23の下部
外面から突設した複数の係合ピン25先端を、上記第2凹
部16内へ嵌合させて設け、該状態から各係合ピン25を縦
割溝下部内へ戻したとき、螺条板バネ19が中皿21を、該
中皿上部が中枠上方へ露出する位置まで押上げ可能に形
成した。
【0006】第3の手段として、容器本体1と該容器本
体上面を閉塞する蓋体2との各後部を、蓋体の開閉が自
在に枢着させ、かつ化粧品を充填する中皿21を、中枠11
を介して容器本体内へ着脱自在に嵌合させたコンパクト
容器において、上記中枠下部内にあって、中皿21を上方
付勢する支持板41を設け、中枠11は、容器本体内へ嵌着
させた中枠周壁12の下部を、上向き段部12e を介して小
内径部12c に形成すると共に、該小内径部の複数箇所に
上向き段部12e 上面へ開口する縦割溝14を等間隔に穿設
し、又容器本体周方向の一方を正周方向と定めて、上記
縦割溝の正周方向側の側部へ縦割溝下半へ開口する第1
凹部15を、かつ該第1凹部の正周方向側上部に下面開口
の第2凹部16を、それぞれ穿設すると共に、それ等縦割
溝14間の小内径部の下半部に下面開口の切欠き31をほぼ
等間隔に穿設し、支持板41は、円板42外周から突設した
複数の係合片43を上記切欠き31内へ上下動可能に嵌合さ
せて設け、又容器本体底壁と支持板41との間に支持板41
を上方付勢させたバネ部材51を設けておき、中皿21は、
底板22で上記バネ部材51の付勢に抗して支持板41を押下
げして中皿周壁23を小内径部12c 内へ嵌合させると共
に、中皿周壁23の下部外面から突設した複数の係合ピン
25先端を上記第2凹部16内へ嵌合させて設け、該状態か
ら各係合ピン25を縦割溝14下部内へ戻したとき、支持板
41を介してバネ部材51が中皿21を、該中皿上部が中枠上
方へ露出する位置まで、押上げ可能に形成した。
【0007】第4の手段として、上記第1,第2又は第
3の手段を有すると共に縦割溝14の正周方向側の側面14
a を、反周方向側の側面14b よりも高く設けた。
【0008】
【発明の実施の形態】まず図1から図5が示す第1実施
形態について説明すると、1は容器本体、2は容器本体
上面を閉塞する蓋体で、それ等容器本体および蓋体の後
部を、蓋体の開閉が自在にピン3で枢着させている。尚
4は容器本体周壁の前部に設けた押釦で、該押釦後方押
込みで、蓋体前部が容器本体前部から離れ、又該状態か
ら蓋体前部を押下げすると、押釦が前進して容器本体前
部と蓋体前部とが図示のように係合して蓋体閉塞状態を
保持するよう設けられている。
【0009】上記容器本体内へは、中枠11を緊密に嵌着
させている。該中枠は図3および図4が最も明確に示す
ように、周壁12上端に容器本体上面へ載置させる外向き
フランジ13を付設し、周壁は上部を大内径部12a に、中
間部を中内径部12b に、下部を小内径部12c に、大内径
部下端と中内径部上端との間に第1の上向き段部12d
を、かつ中内径部の下端と小内径部の上端との間に第2
の上向き段部12e をそれぞれ介して形成している。小内
径部12c には、第2の上向き段部12e に開口させて四個
の縦割溝14を等間隔に穿設し、又容器本体周方向の一方
を正周方向に定めて、上記縦割溝の正周方向側の側部
へ、縦割溝下半へ開口する第1凹部15を、かつ該第1凹
部の正周方向側上部に下面開口の第2凹部16を、それぞ
れ穿設している。又上記縦割溝上端開口間の第2の上向
き段部12e 部分は、正周方向側の約半分をなだらかな斜
面を介して反周方向側の約半分よりも高く形成してい
る。従って図3,図5が示すように縦割溝14の正周方向
側の側面14a は、反周方向側の側面14b よりも高く形成
している。これ等両側面の高低については後述する。
【0010】又小内径部12c 下端には内向きフランジ17
を付設し、かつ該内向きフランジ内周面の複数箇所から
ほぼ等間隔に連結板18を内方突出し、これ等連結板の正
周方向側面から螺条板バネ19を、上方からみて内向きフ
ランジ17に沿って、正周方向の斜上方へ起立させてい
る。
【0011】中皿21は、図4が最も明確に示すように底
板22外周から起立する周壁23上端に、既述第1の上向き
段部12d 上面へ載置可能な外向きフランジ24を有し、又
周壁23の下部外面から、縦割溝14内を上下動させ、かつ
上方抜出しさせる複数の係合ピン25を突出する。該中皿
は、中枠11内へ着脱可能であり、底板22下面へ螺条板バ
ネ19先端が接する状態で中皿21上部は中枠11上方へ露出
し、該状態から各係合ピン25を各縦割溝14上方へ位置さ
せ、螺条板バネの弾性に抗して中皿を押下げ、かつ該中
皿を正周方向へ回すことで各係合ピンが第1凹部15の正
周方向側の側面に接し、該状態から中皿を離すと、螺条
板バネ19が中皿を押上げて係合ピンを第2凹部16内へ嵌
合させるよう設けている。従って中皿21を中枠11内から
外す際は、中皿を押下げして第2凹部16内から係合ピン
25を外した後、中皿を反周方向へ回して係合ピンを縦割
溝14内へ戻した後、中皿を離せば、螺条板バネ19が中皿
底板22を押上げることで、中皿21上部が中枠11上方へ露
出し、該露出した中皿上部を持ち上方へ引上げることで
中枠11内から中皿を外すことが出来る。尚図示例におい
て第2の上向き段部12e 上面は、係合ピンガイド用のカ
ムを形成するものであり、小内径部12c 上方へ中皿21を
位置させた状態から中皿を押下げると係合ピン25が第2
の上向き段部12e に接し、該状態から中皿を正周方向へ
回すと係合ピンが第2の上向き段部12e 上面を摺動し、
縦割溝14の正周方向側の側面14a に接して停止し、該状
態から中皿を押下げると各係合ピン25が各縦割溝14内へ
入るよう設けている。但し既述のように縦割溝の正周方
向側の側面14a を反周方向側の側面よりも高く設けるこ
とは必しも必要ではなく、それ等両側面を同一高さとし
た場合は、各係合ピンが第2の上向き段部12e へ圧接す
るよう中皿21を強く押下げ、そのまま中皿を回せばよ
く、すると係合ピンが上端開口内へ入ったとき、そのま
ま縦割溝14内へ押込まれ、よって正周方向へ中皿を回
し、かつ離すことで係合ピンを第2凹部16内へ嵌合させ
ることが出来る。
【0012】又既述内向きフランジ17および螺条板バネ
19も必しも必要ではなく、小内径部12c 下端から複数の
板バネを突出させてもよい。図6と図7と図8とが示す
第2実施形態について説明する。尚既述第1実施形態と
同一構造部分には同一符号を付することで説明を省略
し、相違する点についてのみ説明する。
【0013】該実施形態において中枠11は、第1実施形
態における内向きフランジ17および螺条板バネ19を有し
ない。小内径部12c は下端開口に形成しており、縦割溝
14間の小内径部の下半部に、下面開口の切欠き31をほぼ
等間隔に複数穿設している。図示例では縦割溝14と同数
設けている。
【0014】上記中枠11の小内径部12c 内へは支持板41
を嵌合させる。該支持板は円板42外周から突設した複数
の係合片43を上記切欠き31内へ上下動可能に嵌合させ
る。又その支持板41は容器本体の底壁と支持板41との間
に介在させたバネ部材51で上方付勢させる。該バネ部材
はコイルスプリング51a でもよく、又図8が示すように
リングから複数の弾性脚片をほぼ等間隔に斜上外方へ突
出した合成樹脂製又は金属製のバネ51b でもよい。図6
が示すように容器本体底壁の中央部上面には、バネ部材
の滑り止め突条1aを周設し、又支持板下面からバネ部材
嵌合用短筒41a を垂下させるとよい。
【0015】該第2実施形態の場合も、係合ピン25を縦
割溝14内へ入れて中皿21を押下げ、かつ正周方向へ回し
た後に中皿を離すと、バネ部材51により上方付勢されて
いる支持板41が中皿底板22を押上げることで、各係合ピ
ン25は第2凹部16内へ嵌合し、又該状態から中皿を押下
げ、かつ反周方向へ回した後、中皿を離すと、上記支持
板の押上げにより中皿上部が中枠11上方へ突出するよう
設ける。
【0016】
【発明の効果】本発明は既述構成としたから、中枠11内
への中皿21の装着および取外しを容易に行うことが出
来、その中皿装着状態にあっては板バネ等が中皿底板を
押上げ、かつ中皿周壁の下部外面から突設した係合ピン
25先端が、下面開口の第2凹部16内へ嵌合するから、該
装着時において中皿が中枠および容器本体に対してガタ
付くことがなく、又取外し時には中皿を押下げ、反周方
向へ回した後に中皿を離すだけで上板バネ等が中皿底板
を押上げて中皿上部を中枠上方へ露出させるから、その
取外しも容易である。
【0017】請求項2記載の場合は、上記効果のほか、
小内径部下端に内向きフランジを付設し、該フランジ内
周面の複数箇所から連結板18を内方突出し、更にこれ等
連結板の正周方向側面から螺条板バネ19を、上方からみ
て内向きフランジに沿い、正周方向斜上方へ起立したか
ら、板バネ付きの中枠11を合成樹脂材で一体成形するこ
とが容易である。
【0018】請求項3の場合のようにバネ部材51を別体
として設けることで中枠の成形が容易であり、又中枠小
内径部の下半に下面開口の切欠き31を複数設け、その切
欠き内へ円板42外面から突設した複数係合片43を、上下
動可能に嵌合させて支持板41を形成したから、又該支持
板を上記バネ部材51で上方付勢したから、該支持板全体
を定位置で確実に上下動させることが出来る。
【0019】請求項4のように、縦割溝14の正周方向側
の側面14a を、反周方向側の側面14b よりも高くすれ
ば、係合ピン25を上向き段部上面へ押付け、かつ中皿を
正周方向へ回せば、各係合ピンは上記高くした縦割溝正
周方向側面14a へ接して停止することとなり、その位置
で中皿を押下げすると各係合ピンは必ず各縦割溝内へ押
込みできることとなり、中枠内への中皿装着を容易かつ
迅速に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の縦断面図である。
【図2】 図1容器の中枠の平面図である。
【図3】 図2の中枠の縦断面図である。
【図4】 図1の中枠と中皿との分解斜視図である。
【図5】 図1中枠の小内径部の展開図である。
【図6】 別実施形態で示す、容器の縦断面図である。
【図7】 図6主要複数部材の分解斜視図である。
【図8】 図6容器に使用するバネ部材を異った実施形
態で示す斜視図である。
【符号の説明】
11…中枠 14…縦割溝 15…第1凹部 16…第2凹部 21…中皿 25…係合ピン 31…切欠き 41…支持板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体1と該容器本体上面を閉塞する
    蓋体2との各後部を、蓋体の開閉が自在に枢着させ、か
    つ化粧品を充填する中皿21を、中枠11を介して容器本体
    内へ着脱自在に嵌合させたコンパクト容器において、 中枠11は、容器本体内へ嵌着させた中枠周壁12の下部
    を、上向き段部を介して小内径部12c に形成すると共
    に、該小内径部の複数箇所に上向き段部12e 上面へ開口
    する縦割溝14を等間隔に穿設し、又容器本体周方向の一
    方を正周方向と定めて、上記縦割溝の正周方向側の側部
    へ縦割溝下半へ開口する第1凹部15を、かつ該第1凹部
    の正周方向側上部に下面開口の第2凹部16を、それぞれ
    穿設し、更に小内径部12c 下端から斜上内方へ複数の板
    バネをほぼ等間隔に突設しておき、 中皿21は、底板22で上記板バネ先端を弾性に抗し押下げ
    して、中皿周壁23を小内径部12c 内へ嵌合させると共
    に、中皿周壁23の下部外面から突設した複数の係合ピン
    25先端を、上記第2凹部16内へ嵌合させて設け、該状態
    から各係合ピン25を縦割溝下部内へ戻したとき、板バネ
    が中皿21を、該中皿上部が中枠上方へ露出する位置まで
    押上げ可能に形成したことを特徴とする化粧用コンパク
    ト。
  2. 【請求項2】 容器本体1と該容器本体上面を閉塞する
    蓋体2との各後部を、蓋体の開閉が自在に枢着させ、か
    つ化粧品を充填する中皿21を、中枠11を介して容器本体
    内へ着脱自在に嵌合させたコンパクト容器において、 中枠11は、容器本体内へ嵌着させた中枠周壁12の下部
    を、上向き段部を介して小内径部12c に形成すると共
    に、該小内径部12c の複数箇所に上向き段部12e 上面へ
    開口する縦割溝14を等間隔に穿設し、又容器本体周方向
    の一方を正周方向と定めて、上記縦割溝の正周方向側の
    側部へ縦割溝下半へ開口する第1凹部15を、かつ該第1
    凹部の正周方向側上部に下面開口の第2凹部16を、それ
    ぞれ穿設し、更に小内径部12c 下端に付設した内向きフ
    ランジ17内周面の複数箇所からほぼ等間隔に連結板18を
    内方突出し、かつこれ等連結板の正周方向側面から螺条
    板バネ19を、上方からみて内向きフランジ17に沿い、正
    周方向斜上方へ起立し、 中皿21は、底板22で上記板バネ先端を弾性に抗し押下げ
    して、中皿周壁23を小内径部12c 内へ嵌合させると共
    に、中皿周壁23の下部外面から突設した複数の係合ピン
    25先端を、上記第2凹部16内へ嵌合させて設け、該状態
    から各係合ピン25を縦割溝下部内へ戻したとき、螺条板
    バネ19が中皿21を、該中皿上部が中枠上方へ露出する位
    置まで押上げ可能に形成したことを特徴とする化粧用コ
    ンパクト。
  3. 【請求項3】 容器本体1と該容器本体上面を閉塞する
    蓋体2との各後部を、蓋体の開閉が自在に枢着させ、か
    つ化粧品を充填する中皿21を、中枠11を介して容器本体
    内へ着脱自在に嵌合させたコンパクト容器において、 上記中枠下部内にあって、中皿21を上方付勢する支持板
    41を設け、 中枠11は、容器本体内へ嵌着させた中枠周壁12の下部
    を、上向き段部12e を介して小内径部12c に形成すると
    共に、該小内径部の複数箇所に上向き段部12e 上面へ開
    口する縦割溝14を等間隔に穿設し、又容器本体周方向の
    一方を正周方向と定めて、上記縦割溝の正周方向側の側
    部へ縦割溝下半へ開口する第1凹部15を、かつ該第1凹
    部の正周方向側上部に下面開口の第2凹部16を、それぞ
    れ穿設すると共に、それ等縦割溝14間の小内径部の下半
    部に下面開口の切欠き31をほぼ等間隔に穿設し、 支持板41は、円板42外周から突設した複数の係合片43を
    上記切欠き31内へ上下動可能に嵌合させて設け、 又容器本体底壁と支持板41との間に支持板41を上方付勢
    させたバネ部材51を設けておき、中皿21は、底板22で上
    記バネ部材51の付勢に抗して支持板41を押下げして中皿
    周壁23を小内径部12c 内へ嵌合させると共に、中皿周壁
    23の下部外面から突設した複数の係合ピン25先端を上記
    第2凹部16内へ嵌合させて設け、 該状態から各係合ピン25を縦割溝14下部内へ戻したと
    き、支持板41を介してバネ部材51が中皿21を、該中皿上
    部が中枠上方へ露出する位置まで、押上げ可能に形成し
    たことを特徴とするコンパクト容器。
  4. 【請求項4】 縦割溝14の正周方向側の側面14a を、反
    周方向側の側面14bよりも高く設けたことを特徴とす
    る、請求項1,2又は3記載のコンパクト容器。
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