JP2000100172A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000100172A
JP2000100172A JP10350351A JP35035198A JP2000100172A JP 2000100172 A JP2000100172 A JP 2000100172A JP 10350351 A JP10350351 A JP 10350351A JP 35035198 A JP35035198 A JP 35035198A JP 2000100172 A JP2000100172 A JP 2000100172A
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memory cell
column
signal
potential
input
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Hiroshi Kato
宏 加藤
Tsukasa Oishi
司 大石
Hideto Hidaka
秀人 日高
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
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    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/06Arrangements for interconnecting storage elements electrically, e.g. by wiring
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    • GPHYSICS
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    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速なデータ読出動作が可能な半導体記憶装
置を提供する。 【解決手段】 サブアンプ462は、サブI/O線対S
−I/Oの電位をゲートに受けるトランジスタM11お
よびM12と、メモリセル列方向に伝達される信号RE
iにより制御され、トランジスタM11、M12のソー
スと接地電位とを結合するトランジスタM5と、メモリ
セル行方向に伝達される信号BSjにより制御され、ト
ランジスタM11およびM12のドレインとメインI/
O線対とを結合するトランジスタM13およびM14を
含む。列方向に伝達される信号によりサブアンプ462
が制御されるので、列選択信号とのスキューの影響を低
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に、半導体記憶装置のデータ読出系の回路の
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路装置の記憶容量の
増大に伴ない、それを構成するメモリセルを構成するト
ランジスタ等の最小加工寸法の微細化が進んでいる。こ
の場合、単にメモリセル部分の加工寸法の微細化にとど
まらず、周辺回路を構成するトランジスタや配線等の微
細化も必要になる。
【0003】ところで、メモリセルからのデータ読出時
にビット線対に生じる微小電位差を検知するためのセン
スアンプ回路等を構成するトランジスタの微細化は、ト
ランジスタ1個あたりの電流駆動能力の低下を意味す
る。このため、このセンスアンプ回路により間接周辺回
路、たとえば、I/O線対のメインアンプ回路に至るま
でのアレイ内のI/O線対をセンスアンプ回路が駆動す
る時間が増大することになってしまう。
【0004】上記のような問題点を解決するための方式
として、いわゆるダイレクトセンス方式がある。このよ
うなダイレクトセンス方式の一例を図30に示す。
【0005】選択されたメモリセル中の記憶情報に応じ
てセンスアンプ900により電位差が増幅されたデータ
線対DL1、/DL1の電位レベルを、トランジスタ9
02および904のゲートはそれぞれ受ける構成となっ
ている。
【0006】トランジスタ902および904のソース
は、ゲート電位が読出制御信号ioreにより制御され
るトランジスタ906を介して接地電位が供給される。
【0007】トランジスタ902のドレインは、ゲート
電位が読出制御信号ioreにより制御されるトランジ
スタ908を介してデータ線DL2と接続される。一
方、トランジスタ904のドレインは、ゲート電位が読
出制御信号ioreにより制御されるトランジスタ91
0を介してデータ線/DL2と接続される。
【0008】データ線対DL2、/DL2によりメモリ
セルからの読出データが間接周辺回路920に伝達され
る。
【0009】以下では、トランジスタ902〜910に
より構成される回路をサブアンプと呼ぶことにする。
【0010】このようなダイレクトセンス方式では、デ
ータ線対DL1,/DL1とデータ線対DL2,/DL
2とが、トランジスタ902および904により分離さ
れている。このため、センスアンプ回路900が駆動す
る容量は、トランジスタ902および904までのデー
タ線対DL1,/DL1のみでよく、一方、データ線対
DL2,/DL2はサブアンプ回路により駆動される。
【0011】つまり、センスアンプ回路900が駆動す
る容量が小さく抑えられることにより、アクセス速度の
高速化を図ることが可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アクセ
ス速度のより一層の向上を図ろうとする場合、以下に説
明するような問題点がある。
【0013】図30に示した構成において、従来、上記
サブアンプ回路の位置に設けられるのはセンスアンプ回
路そのものであることが多かった。
【0014】あるいは、センスアンプ帯とサブワードド
ライバ帯の交点(以下、クロスポイントとよぶ)にサブ
アンプが配置される場合が多い。
【0015】図31は、このような構成の一例を示す概
略ブロック図である。図31を参照して、メモリマット
930に対応して、メインロウデコーダ940およびコ
ラムデコーダ950とが設けられている。
【0016】メモリマット930は、センスアンプ帯9
32とワードドライバの設けられる領域934によっ
て、さらに細かくサブブロック936に分割されてい
る。
【0017】このような構成において、行方向に配置さ
れるローカルI/O線対と列方向に設けられるグローバ
ルI/O線対の交点(クロスポイント)にサブアンプS
UAが配置される。
【0018】このサブアンプSUAを制御するための信
号ioreは、メインロウデコーダ940で生成され、
行方向に沿ってサブアンプSUAに伝達される。
【0019】しかしながら、データの読出動作そのもの
は、コラム(列)系の回路動作であるため、たとえば、
行方向に配置された信号線により伝達される信号ior
eと列選択信号を伝達するためのコラム選択線YSと
は、直行して配置されることになる。このような、列選
択を制御するコラム選択線YSと信号ioreとの伝達
経路が直交配置されていると、信号間のスキューを考慮
して両信号間にタイミングマージンを確保することが必
要となり、アクセス速度の向上が阻害されることになっ
てしまう。
【0020】また、サブアンプSUAを構成するトラン
ジスタのサイズが微細化されることは、このトランジス
タのサブスレッショルドリーク電流の増大をもたらし、
回路がスタンバイ中であっても、すなわち、トランジス
タ906等が遮断状態であっても、一定量のリーク電流
の発生により消費電力の増大を招いてしまうという問題
点があった。。
【0021】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、大規模に集積
化された半導体記憶装置においても、アクセス時間の向
上を図ることが可能な半導体記憶装置を提供することで
ある。
【0022】この発明の他の目的は、スタンバイ時にお
ける消費電力増加の抑制が可能な同期型半導体記憶装置
を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、行列状に配置される複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、前記メモリセルアレイは、
複数のメモリセルブロックを含み、アドレス信号に応じ
て、対応するメモリセル行を選択する行選択回路と、ア
ドレス信号に応じて、対応するメモリセル列を選択する
列選択回路と、各メモリセルブロックのメモリセル列に
対応して設けられ、選択されたメモリセルからのデータ
を増幅する複数のセンスアンプと、複数のメモリセルブ
ロックにそれぞれ対応して設けられる複数の副入出力線
対と、列選択回路からメモリセル列方向に伝達される列
選択信号に応じて、選択されたメモリセル列に対応する
センスアンプからの読出データを副入出力線対に伝達す
る選択ゲート回路と、複数のメモリセルブロックに共通
に設けられる主入出力線対と、副入出力線により伝達さ
れた読出データを主入出力線対に伝達する複数のサブア
ンプ回路とを備え、各サブアンプ回路は、それぞれのゲ
ートに対応する副入出力線の電位を受け、対応する主入
出力線対を第2の電位から第1の電位に放電するように
設けられる第1および第2のMOSトランジスタと、メ
モリセル行の方向に伝達される行系制御信号およびメモ
リセル列の方向に伝達される列系制御信号に応じて、第
1および第2のMOSトランジスタの放電動作を活性化
する活性化手段とを含む。
【0024】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、活性化手段
は、第1のMOSトランジスタのドレインと主入出力線
対の一方との間に設けられ、行系制御信号により制御さ
れて導通状態または遮断状態となる第3のMOSトラン
ジスタと、第2のMOSトランジスタのドレインと主入
出力線対の他方との間に設けられ、行系制御信号により
制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMOS
トランジスタと、第1および第2のMOSトランジスタ
のソースが共通に接続するノードと第1の電位との間に
設けられ、列系制御信号により制御されて導通状態また
は遮断状態となる第5のMOSトランジスタとを含む。
【0025】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、活性化手段
は、第1のMOSトランジスタのドレインと主入出力線
対の一方との間に設けられ、列系制御信号により制御さ
れて導通状態または遮断状態となる第3のMOSトラン
ジスタと、第2のMOSトランジスタのドレインと主入
出力線対の他方との間に設けられ、列系制御信号により
制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMOS
トランジスタと、第1および第2のMOSトランジスタ
のソースが共通に接続するノードと第1の電位との間に
設けられ、行系制御信号により制御されて導通状態また
は遮断状態となる第5のMOSトランジスタとを含む。
【0026】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
2または3記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第5
のMOSトランジスタのしきい値電圧が、第1ないし第
4のMOSトランジスタのしきい値電圧よりも高い。
【0027】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
2または3記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第3
および第4のMOSトランジスタのしきい値電圧が、第
1、第2および第5のMOSトランジスタのしきい値電
圧よりも高い。
【0028】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、活性化手段
は、第1のMOSトランジスタのドレインと主入出力線
対の一方との間に設けられ、列系制御信号により制御さ
れて導通状態または遮断状態となる第3のMOSトラン
ジスタと、第2のMOSトランジスタのドレインと主入
出力線対の他方との間に設けられ、列系制御信号により
制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMOS
トランジスタと、第1および第2のMOSトランジスタ
のソースが共通に接続するノードと第1の電位との間に
設けられ、サイズが第1ないし第4のMOSトランジス
タのサイズよりも小さい第5のMOSトランジスタと、
第5のMOSトランジスタのゲート電位を所定電位に固
定する手段とを含む。
【0029】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、活性化手段
は、第1のMOSトランジスタのドレインと主入出力線
対の一方との間に設けられ、列系制御信号により制御さ
れて導通状態または遮断状態となる第3のMOSトラン
ジスタと、第2のMOSトランジスタのドレインと主入
出力線対の他方との間に設けられ、列系制御信号により
制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMOS
トランジスタと、第1および第2のMOSトランジスタ
のソースが共通に接続するノードと第1の電位との間に
設けられ、サイズが第1ないし第4のMOSトランジス
タのサイズよりも小さい第5のMOSトランジスタと、
第5のMOSトランジスタのゲート電位をダイナミック
に制御する手段とを含む。
【0030】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、活性化手段
は、第1のMOSトランジスタのドレインと主入出力線
対の一方との間に設けられ、行系制御信号により制御さ
れて導通状態または遮断状態となる第3のMOSトラン
ジスタと、第2のMOSトランジスタのドレインと主入
出力線対の他方との間に設けられ、行系制御信号により
制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMOS
トランジスタとを含み、第1および第2のMOSトラン
ジスタのソースは、共通に第1の電位を受ける。
【0031】請求項9記載の半導体記憶装置は、請求項
8記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第3および第
4のMOSトランジスタのしきい値電圧が、第1および
第2のMOSトランジスタのしきい値電圧よりも高い。
【0032】請求項10記載の半導体記憶装置は、行列
状に配置される複数のメモリセルを有するメモリセルア
レイを備え、メモリセルアレイは、複数のメモリセルブ
ロックに行列状に分割され、各メモリセルブロックのメ
モリセル列に対応して設けられ、選択されたメモリセル
からのデータを相補信号として増幅する複数のセンスア
ンプと、複数のメモリセルブロックに共通に設けられる
入出力線対と、第1の入出力線を第2の電位にプリチャ
ージするプリチャージ回路と、センスアンプに対応して
設けられ、読出データを入出力線対に伝達する複数のサ
ブアンプ回路とを備え、各サブアンプ回路は、それぞれ
のゲートに対応するセンスアンプからの相補信号を受
け、対応する入出力線対を第2の電位から第1の電位に
放電するように設けられる第1および第2のMOSトラ
ンジスタを含み、第1および第2のMOSトランジスタ
に第1の電位を供給するためのセグメント信号線をさら
に備える。
【0033】請求項11記載の半導体記憶装置は、請求
項10記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリセ
ルブロックは、独立に読出および書込動作が可能なバン
クである。
【0034】請求項12記載の半導体記憶装置は、請求
項10記載の半導体記憶装置の構成に加えて、入出力線
は、第1複数個のセンスアンプごとに設けられ、セグメ
ント信号線は、第1複数個のセンスアンプからの読出デ
ータのうち、いずれを選択するかを指示するための第1
複数本のソース選択線を含み、各サブアンプ回路は、第
1複数本のソース選択線のうち、対応するソース選択線
が第1の電位となることに応じて、第1および第2のM
OSトランジスタに第1の電位の供給を受ける。
【0035】請求項13記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置の構成に加えて、入出力線
は、メモリセルの列の方向に沿って配置される複数個の
メモリセルブロックに共通に設けられ、センスアンプお
よびサブアンプは、メモリセルブロックのメモリセルの
行方向の辺に沿って配置され、セグメント信号線は、メ
モリセルの行方向に沿って配置される複数個のメモリセ
ルブロックに共通に設けられる。
【0036】請求項14記載の半導体記憶装置は、列方
向に沿って配置される第1複数個のバンクを備え、各バ
ンクは、行方向に沿って配置される第2複数個のメモリ
セルブロックを含み、各メモリセルブロックは、行列状
に配列される複数のメモリセルと、メモリセル列に対応
して設けられるビット線対とを有し、アドレス信号に応
じて、対応するバンクおよびメモリセル行を選択する行
選択回路と、アドレス信号に応じて、対応するメモリセ
ル列を選択するための列選択信号を生成する列選択回路
と、第1複数個のバンクに共通に列方向に沿って設けら
れ、列選択信号を伝達するための複数の第1のコラム選
択線と、第1複数個のバンクにそれぞれ対応して行方向
に沿って設けられる複数の第1の入出力線対と、列選択
信号に応じて選択されたメモリセル列からの読出データ
を第1の入出力線対に伝達する第1の選択回路とを備
え、各第1の選択回路は、メモリセルブロック内のメモ
リセル列にそれぞれ対応して設けられ、第1のコラム選
択線のうち、対応する第1のコラム選択線により制御さ
れる複数の第1のゲート回路を含み、各第1のゲート回
路は、対応するメモリセル列のビット線対と、第1の入
出力線対のうちのひとつとの伝達経路上に設けられ、対
応する第1のコラム選択線に制御されて、導通状態およ
び遮断状態のいずれかとなる第1のトランスファーゲー
ト回路と、伝達経路上において第1のトランスファーゲ
ート回路と直列に設けられるダイレクトセンス型ゲート
回路とを有する。
【0037】請求項15記載の半導体記憶装置は、請求
項14記載の半導体記憶装置の構成に加えて、行選択回
路は、アドレス信号に応じて、対応するバンクを選択す
るためのバンク選択信号を生成し、バンクごとに行方向
に沿って設けられ、バンク選択信号を伝達するための複
数のバンク選択線と、第1複数個のバンクに共通に列方
向に沿って設けられ、列選択信号を伝達するための複数
の第2のコラム選択線と、第1複数個のバンクにそれぞ
れ対応して行方向に沿って設けられる複数の第2の入出
力線対と、列選択信号に応じて選択されたメモリセル列
への書込データを第2の入出力線対から伝達する第2の
選択回路とをさらに備え、各第2の選択回路は、メモリ
セルブロック内のメモリセル列にそれぞれ対応して設け
られ、第2のコラム選択線のうち、対応する第2のコラ
ム選択線により制御される複数の第2のゲート回路を含
み、各第2のゲート回路は、対応するメモリセル列のビ
ット線対と、第2の入出力線対のうちのひとつとの伝達
経路上に設けられ、対応する第2のコラム選択線に制御
されて、導通状態および遮断状態のいずれかとなる第2
のトランスファーゲート回路と、伝達経路上において第
2のトランスファーゲート回路と直列に設けられ、バン
ク選択線に制御されて、導通状態および遮断状態のいず
れかとなる第3のトランスファーゲート回路とを有す
る。
【0038】請求項16記載の半導体記憶装置は、列方
向に沿って配置される第1複数個のバンクを備え、各バ
ンクは、行方向に沿って配置される第2複数個のメモリ
セルブロックを含み、各メモリセルブロックは、行列状
に配列される複数のメモリセルと、メモリセル列に対応
して設けられるビット線対とを有し、アドレス信号に応
じて、対応するバンクを選択するためのバンク選択信号
を生成し、かつ対応するメモリセル行を選択する行選択
回路と、バンクごとに行方向に沿って設けられ、バンク
選択信号を伝達するための複数のバンク選択線と、アド
レス信号に応じて、対応するメモリセル列を選択するた
めの列選択信号を生成する列選択回路と、第1複数個の
バンクに共通に列方向に沿って設けられ、列選択信号を
伝達するための複数のコラム選択線と、第1複数個のバ
ンクにそれぞれ対応して行方向に沿って設けられる複数
の入出力線対と、列選択信号に応じて選択されたメモリ
セル列からの読出データを入出力線対に伝達する選択回
路とを備え、各選択回路は、メモリセルブロックにそれ
ぞれ対応して設けられ、コラム選択線のうち、対応する
コラム選択線により制御される複数のゲート回路を含
み、各ゲート回路は、対応するコラム選択線の活性化お
よび対応するバンク選択線の活性化に応じて、活性な駆
動信号を生成する積信号生成回路と、対応するメモリセ
ル列のビット線対と、入出力線対のうちのひとつとの伝
達経路上に設けられ、駆動信号に制御されて、導通状態
および遮断状態のいずれかとなるトランスファーゲート
回路を有する。
【0039】請求項17記載の半導体記憶装置は、請求
項16記載の半導体記憶装置の構成に加えて、積信号生
成回路は、駆動信号を供給するための内部ノードと、内
部ノードと対応するコラム選択線との間に設けられ、ゲ
ート電位がバンク選択線により制御される第1のPチャ
ネルMOSトランジスタと、接地電位と内部ノードとの
間に設けられ、ゲート電位がバンク選択線により制御さ
れる第1のNチャネルMOSトランジスタとを含む。
【0040】請求項18記載の半導体記憶装置は、請求
項16記載の半導体記憶装置の構成に加えて、積信号生
成回路は、駆動信号を供給するための内部ノードと、内
部ノードと対応するバンク選択線との間に設けられ、ゲ
ート電位がコラム選択線により制御される第2のPチャ
ネルMOSトランジスタと、接地電位と内部ノードとの
間に設けられ、ゲート電位がコラム選択線により制御さ
れる第2のNチャネルMOSトランジスタとを含む。
【0041】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の実施の形態1の同期型半導体記憶装置1000の構成
の概念を示す概略ブロック図である。
【0042】図1を参照して、同期型半導体記憶装置1
000は、外部制御信号入力端子群10を介して与えら
れる外部制御信号/RAS、/CAS、/W、/CS等
を受けて、これをデコードし、内部制御信号を発生する
モードデコーダ20と、モードデコーダ20から出力さ
れる内部制御信号を伝達するコマンドデータバス53a
および53bと、メモリセルが行列状に配列されるメモ
リセルアレイ100とを備える。
【0043】メモリセルアレイ100は、図1に示すと
おり、全部で16個のメモリセルブロック100a〜1
00bに分割配置されている。たとえば、同期型半導体
記憶装置1000の記憶容量が1Gビットである場合、
各メモリセルブロックは64Mビットの容量を有する。
各ブロックは、独立にバンクとして動作し得る構成とな
っている。
【0044】同期型半導体記憶装置1000は、さら
に、クロック信号入力端子16aおよび16b(図中で
は、クロック信吾入力信号を総括して符号16で示す)
に与えられる互いに相補な外部クロック信号ext.C
LK、外部クロック信号/ext.CLKを受け、モー
ドデコーダ20により制御されて同期動作を開始し、内
部クロック信号int.CLKを出力する内部制御クロ
ック生成回路18とを含む。
【0045】アドレス信号入力端子群12を介して与え
られる外部アドレス信号A0〜Ai(i:自然数)は、
モードデコーダ20の制御の下に、内部クロック信号i
nt.CLKに同期して、同期型半導体記憶装置100
0内に取込まれる。
【0046】外部アドレス信号A0〜Aiのうち、所定
数のビット数のデータは、アドレスバス51aを介し
て、バンクデコーダ22に与えられる。バンクデコーダ
22からは、アドレスバス51bおよび51cを介し
て、デコードされたバンクアドレスB0〜B7が、各バ
ンクに伝達される。
【0047】一方、アドレス信号入力端子群12に与え
られるその他の外部アドレス信号は、アドレスバス50
aおよび50bを介して、アドレスドライバ52に伝達
される。アドレスドライバ52からさらに、アドレスバ
ス50cを介して、アドレス信号は各バンク(メモリセ
ルブロック)に伝達される。
【0048】同期型半導体記憶装置1000は、さら
に、メモリセルブロックの対ごとに設けられ、モードデ
コーダ20の制御の下に、アドレスバス50cにより伝
達されたロウアドレスをラッチし、プリデコードするロ
ウプリデコーダ36と、ロウプリデコーダ36からの出
力をもとに選択されたメモリセルブロックの対応する行
(ワード線)を選択するロウデコーダ44と、メモリセ
ルブロックごとに設けられ、モードデコーダ20の制御
の下に、アドレスバス50cにより伝達された列アドレ
スをラッチし、プリデコードするコラムプリデコーダ3
4と、プリデコーダ34からの出力を伝達するコラムプ
リデコーダ線40と、コラムプリデコーダ線40からの
出力をもとに選択されたメモリセルブロックの対応する
列(ビット線対)を選択するコラムデコーダ42とを含
む。
【0049】同期型半導体記憶装置1000は、さら
に、チップ中央部の長辺方向に沿う領域であって、外部
制御信号入力端子群10およびアドレス信号入力端子群
12が設けられる領域の外側に、それぞれ配置されるデ
ータ入力端子DQ0〜DQ15およびDQ16〜DQ3
1と、データ入出力端子DQ0〜DQ31にそれぞれ対
応して設けられる入出力バッファ回路14a〜14f
と、入出力バッファと対応するメモリセルブロックとの
間でデータの伝達を行なうデータバス54と、メモリセ
ルブロック100a〜100bにそれぞれ対応して設け
られ、データバス54と選択されたメモリセル列との間
でデータの授受を行なうリード/ライトアンプ38とを
含む。
【0050】入出力バッファ回路14a〜14fは、図
1には図示していないが、外部から与えられる書込みデ
ータのシリアル・パラレル変換および内部からの読出デ
ータのパラレル・シリアル変換を行うデータ入出力回路
1086を介して、メモリセル100との間でデータの
授受を行う。
【0051】信号/CS、信号/RAS、信号/CAS
および信号/Wの取込動作は、内部クロック信号in
t.CLKに同期して行われる。
【0052】また、アドレス信号入力端子群12に与え
られるアドレス信号の取込動作も内部クロック信号に同
期して行われる。
【0053】なお、以下では、便宜上、本願発明を同期
型半導体記憶装置に適用した場合を例として説明する
が、以下の説明で明らかとなるように、本願発明は同期
型半導体記憶装置の構成に限定されることなく、より一
般的に、半導体記憶装置のデータ読出系回路に適用する
ことが可能である。
【0054】[データ読出のためのI/O線対の構成]
図2は、図1に示したメモリアレイバンクから読出され
たデータをグローバルI/OデータバスG−I/Oまで
伝達するサブI/O線対S−I/OおよびメインI/O
線対M−I/Oの配置の一例を示すブロック図である。
【0055】図2においては、バンク0(図1のメモリ
セルアレイブロック100aに対応)は、4つの領域1
00a0〜100a3に分割されている。
【0056】バンク0(Bank−0)は、図1に示し
たメモリセルアレイ100を16個に分割した1個分
(64Mbit分の領域)に相当している。ここで、図
1に示した構成のうち、左半平面に属するバンク100
a、100b、100c、100d、100i、100
j、100kおよび100lのうちの1つが活性状態と
されて、読出動作においては、対応するデータ入出力端
子DQ0〜DQ15からデータが出力される。一方、図
1の右半平面に属するバンク100e、100f、10
0g、100h、100m、100n、100oおよび
100pのうちの1つのバンクが活性状態とされ、対応
するデータ入出力端子DQ16〜DQ31からデータの
出力が行われる。
【0057】図2に示すように、領域100a0〜10
0a3の各々は、列方向に8つのメモリセルアレイマッ
トMAB0〜MAB7に分割されている。この各メモリ
セルアレイマットのそれぞれの領域に対応してセンスア
ンプ帯(図示せず)が存在し、選択されたメモリセルか
らのデータを増幅する。
【0058】以下、たとえば、領域100a0の構成を
例にとって説明する。各マットに対して、ワード線方向
(図中G−I/Oに沿う方向)には、サブI/O線対S
−I/Oが走っている。外部アドレス信号に応じて選択
されたコラム選択線YSが活性化されることにより、対
応するメモリセル列のセンスアンプと接続されること
で、センスアンプにより増幅された読出データが、サブ
I/O線対S−I/Oに伝達される。このサブI/O線
対S−I/Oは、2本で1つのデータを伝達する相補構
成となっている。各メモリセルアレイマットに対して縦
方向(図中G−I/Oに垂直な方向、メモリセルアレイ
の列方向)には、メインI/O線対M−I/Oが走って
いる。サブI/O線対により伝達されたデータは、この
サブI/O線対S−I/OとメインI/O線対M−I/
Oとの交点に位置するサブアンプSUAにより増幅され
た後、対応するメインI/O線対M−I/Oに伝達され
る。メインI/O線対M−I/Oにより伝達された読出
データは、リード/ライトアンプ902、904、90
6および908により増幅されて、対応するグローバル
I/OバスG−I/Oに伝達される。
【0059】メインI/O線対も、2本で1つのデータ
を伝達する相補構成である。図2において、サブI/O
線対とメインI/O線対の交点において黒四角で表わさ
れた領域が、サブI/O線対S−I/OとメインI/O
線対M−I/Oとを接続するトランスファゲートおよび
サブアンプの位置を示している。
【0060】ライト動作においては、上述したのと逆の
経路を介して外部からのデータが選択されたメモリセル
に書込まれる。
【0061】1本の列選択線が活性化されることで選択
されるメモリセルの数は、たとえば、4個である。
【0062】この場合、図2に示した例においては、領
域100a0において列選択線YS0が、領域100a
1において列選択線YS1が、領域100a2において
列選択線YS2が、領域100a3において列選択線Y
S3がそれぞれ活性化されると、同時に16個のデータ
の読出が行われることになる。
【0063】図3は、たとえば、メモリセル列領域10
0a0において、選択されたビット線対からサブI/O
線対RS−I/Oにデータを伝達するためのトランスフ
ァゲート部の構成を示す回路図である。
【0064】図3においては、1つの列選択線YS0に
よって、2つのメモリセル列が対応する2つのサブI/
O線対S−I/Oに接続される部分の構成を抜き出して
示している。
【0065】図3を参照して、列選択線YS0が活性化
すると、ビット線対BL0,ZBL0は、それぞれトラ
ンスファゲートトランジスタTN01およびTN02を
介して、サブI/O線対S−I/O0に接続される。こ
れによりセンスアンプ200.0により増幅された読出
データがサブI/O線対S−I/O0に伝達される。
【0066】一方、ビット線対BL1,ZBL1は、列
選択線RYS0が活性化すると、トランスファゲートト
ランジスタTN11およびTN12を介して、サブI/
O線対S−I/O1と接続される。これによりセンスア
ンプ200.1により増幅された読出データがサブI/
O線対S−I/O1に伝達される。
【0067】図4は、サブI/O線対S−I/O0およ
びS−I/O1と、対応するメインI/O線対M−I/
O0およびM−I/O1との交点に設けられるイコライ
ズ回路742、744およびサブアンプ462および4
64の構成を示す回路図である。
【0068】サブI/O線対S−I/O0に対応して、
イコライズ回路742およびサブアンプ462が設けら
れ、サブI/O線対S−I/O1に対応して、イコライ
ズ回路744およびサブアンプ464が設けられてい
る。イコライズ回路742は、サブI/O線対RS−I
/O0間に直列に接続され、信号ioeqにより導通状
態とされるNチャネルMOSトランジスタNE01およ
びNE02を含む。NE01およびNE02の接続点に
は、プリチャージ電位Varrayが供給されている。
【0069】ここで、プリチャージ電位Varray
は、メモリセルアレイに供給するために、外部電源電位
から降圧された電位である。
【0070】サブアンプ462は、ゲートにリードイネ
ーブル信号REi(i:自然数)を受け、ソースに接地
電位を受けるNチャネルMOSトランジスタM5と、そ
れぞれソースがトランジスタM5のドレインと接続し、
ゲートにはそれぞれ対応するサブI/O線対のI/O線
がそれぞれ接続するNチャネルMOSトランジスタM1
1およびM12と、トランジスタM11とM12のドレ
インと、対応するメインI/O線対M−I/O0のI/
O線との間にそれぞれ接続され、ゲート電位がブロック
選択信号BSj(j:自然数)により制御されるNチャ
ネルMOSトランジスタM13およびM14とを含む。
【0071】後に説明するように、リードイネーブル信
号はコラムデコーダ側から列方向に延在する信号線によ
り伝達され、ブロック選択信号BSjは、メインロウデ
コーダ側から行方向に延在する信号線により伝達され
る。
【0072】ブロック選択信号BSjは、図2に示した
メモリセルアレイマットMAB0〜MAB7のいずれを
選択するかを指示する信号である。
【0073】すなわち、信号BSjの活性化によりトラ
ンジスタM13およびM14が導通状態となっている場
合、信号REiの活性化によりトランジスタM5が導通
状態となり、トランジスタM11およびM12のソース
電位レベルが接地電位レベルにプルダウンされると、サ
ブI/O線対S−I/O0の電位レベルに応じて、メイ
ンI/O線対M−I/O0のいずれかの電位レベルが接
地電位までプルダウンされることになる。
【0074】以上のようにして、読出動作においてはサ
ブI/O線対により伝達されたデータが、メインI/O
線対に伝達されることなる。
【0075】さらに、サブアンプ462は、サブI/O
線対S−I/O0とメインI/O線対M−I/O0との
間にそれぞれ接続され、ゲート電位が信号ioweによ
り制御されるトランジスタM15およびM16とを含
む。
【0076】すなわち、書込動作においては、信号io
weが活性状態となることで、トランジスタM15およ
びM16がともに導通状態となり、サブI/O線対S−
I/O0とメインI/O線対M−I/O0とが直接接続
されることになる。
【0077】同様の構成が、サブI/O線対S−I/O
1およびメインI/O線対M−I/O1に対応して設け
られている。
【0078】このような構成とすることで、行方向に伝
達される信号BSjおよび列方向に伝達される信号RE
iの2つにより、サブアンプ462が活性状態となる。
【0079】つまり、行方向に伝達される信号BSj
は、たとえば、ワード線の活性化の時点で同時に活性化
される。一方、サブアンプ462,464は、その後の
コラムアクセス時にコラム選択線と平行に走るリードイ
ネーブル信号REiにより活性化される。図31に示し
た従来の構成では、メインロウデコーダ940を通って
伝達される信号ioreによりサブアンプSUAが活性
化されるのに対し、図4に示した構成では、コラム選択
線と平行に走る信号REiによりサブアンプ462,4
64を制御できるため、コラム選択線との信号間スキュ
ーが小さく信号間のタイミング制御が容易となり、より
一層の高速アクセスを実現することが可能となる。
【0080】図5は、このようなリードイネーブル信号
REiおよびブロック選択信号BSjのサブアンプSU
Aへの伝達の構成をしめす概念図である。
【0081】以下では、図1に示した構成のうち、バン
ク0、すなわち、領域100aを例にとって説明する。
【0082】領域100aに含まれるメモリセルアレイ
は、列方向にはセンスアンプ帯110により上述の通り
メモリセルアレイマットMAB0〜MAB7に分割され
ており、各メモリセルアレイマットは、行方向にサブワ
ードデコーダ120により2つの領域に分割されてい
る。
【0083】一つのメモリセルアレイマットを選択する
ために、メインロウデコーダ44から伝達される信号B
Sjと信号BSj+1の2つの信号が用いられる。
【0084】図5に示した構成では、領域100a0〜
100a3までの全ての領域から同時にデータの読出が
行なわれる。すなわち、信号RE0〜信号RE4は全て
同時に活性化する。
【0085】このため、信号BSj、信号BSj+1お
よび信号RE0〜RE4の活性化により、領域100a
0に対応して設けられたサブアンプSUA0と、領域1
00a1に対応して設けられたサブアンプSUA1と、
領域100a2に対応して設けられたサブアンプSUA
2と、領域100a3に対応して設けられたサブアンプ
SUA3とが同時に活性化し、一回のコラムアクセスで
バンク0中のすべての領域100a0〜100a3に対
応するメインI/O線対M−I/Oからデータの読出が
行なわれる。
【0086】図6は、図5に示したリードイネーブル信
号RE0〜RE4を生成するリードイネーブル信号生成
回路300の構成を示す概略ブロック図である。
【0087】図6では,例として、リードイネーブル信
号RE0を生成する場合の構成を示す。
【0088】リードイネーブル信号生成回路300は、
バンク選択信号BA0〜BA2のうち、第1の入力ノー
ドに信号BA0を受け、第2および第3の入力ノードに
それぞれ信号BA1の反転信号の信号/BA1、信号B
A2の反転信号の/BA2を受ける3入力NAND回路
302と、NAND回路302の出力を受けるインバー
タ304と、インバータ304の出力およびサブアンプ
活性化信号SAAを受ける2入力NAND回路306
と、NAND回路306の出力を受けて、リードイネー
ブル信号RE0を出力するインバータ308とを含む。
【0089】他のリードイネーブル信号RE1〜RE4
を生成するリードイネーブル信号生成回路の構成も同様
である。
【0090】さらに、他のバンクにおけるリードイネー
ブル信号生成回路も、NAND回路302が受けるバン
ク選択信号の組み合わせが異なるのみで、その基本的な
構成は同様である。
【0091】図7は、図2〜6において、説明した読出
系回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【0092】図中特に電位レベルを明示していない部分
は、”L”レベルは接地電位であり、”H”レベルは電
源電位Vccである。
【0093】時刻t1において、スタンバイ状態におい
て、Varray/2の電位にイコライズされていたサ
ブI/O線対S−I/Oの電位が、電位Varrayに
プリチャージされる。
【0094】続いて、時刻t2において、選択されたメ
モリマットに対応するブロック選択信号BSjおよび選
択されたワード線の電位レベルが活性化する。これに応
じて、時刻t3において、選択されたワード線に接続さ
れているメモリセルの記憶データに応じてビット線対の
電位レベルが変化する。
【0095】時刻t4において、センスアンプ活性化信
号SAEが活性状態となり、センスアンプにより、ビッ
ト線対に時刻t3において生じていた電位差が増幅され
る。
【0096】時刻t5において、選択されたメモリセル
列に対応する列選択信号CSLが活性化し、ビット線対
の電位がサブI/O線対S−I/Oに伝達される。
【0097】時刻t6において、メインI/O線対M−
I/Oに対するイコライズ信号IOEQが不活性化(そ
の反転信号/IOEQは活性化)し、サブアンプ活性化
信号SAAの活性化に応じてリードイネーブル信号RE
が活性化する。信号BSjおよび信号REの活性化に応
じて、サブアンプSUAが活性化して、サブI/O線対
S−I/O線対の電位差がメインI/O線対M−I/O
に伝達される。
【0098】時刻t7において、プリアンプ活性化信号
PAEが活性し、メインI/O線対M−I/Oの電位が
グローバルI/OバスG−I/Oに伝達される。
【0099】時刻t8において、列選択信号CSLが不
活性化して、ビット線対とサブI/O線対とが分離され
る。
【0100】時刻t9において、サブアンプ活性化信号
SAAの不活性化に応じて、リードイネーブル信号RE
が不活性化し不活性化しI/O線対イコライズ信号IO
EQは活性化してメインI/O線対M−I/Oの電位レ
ベルは電位Varrayに復帰する。
【0101】なお、以上の説明では、サブI/O線対S
−I/Oのプリチャージ電位もメインI/O線対M−I
/Oのプリチャージ電位もいずれも電位Varrayと
したが、両者のプリチャージ電位は、必ずしもこの電位
レベルに限定されるわけではなく、たとえば、メインI
/O線対M−I/Oのプリチャージ電位は、周辺回路に
供給される電位Varrayよりも高い電位としてもよ
い。
【0102】以上のような動作により、サブアンプの活
性化が行方向に伝達される信号BSjおよび列方向に伝
達される信号REの双方の活性化に応じて行なわれる。
このため、サブアンプの活性化を制御する信号とコラム
選択線の信号との間のスキューが小さく信号間のタイミ
ング制御が容易となり、より一層の高速アクセスを実現
することが可能となる。
【0103】[実施の形態1の変形例1]図4に示した
サブアンプ462および464の構成においては、トラ
ンジスタM5が信号REiにより制御され、トランジス
タM13,M14,M23およびM24は、信号BSj
により制御される構成となっていた。
【0104】しかしながら、本願発明はこのような構成
に限定されるものではない。図8は、実施の形態1の変
形例の構成を示す回路図である。図8に示した構成にお
いては、トランジスタM5が行方向に伝達される信号B
Sjにより制御され、トランジスタM13,M14,M
23およびM24は、列方向に伝達される信号REiに
より制御される構成となっている。
【0105】このような、構成によっても、図4に示し
たサブアンプと同様の効果を奏することが可能である。
【0106】より一般的には、トランジスタM5が列方
向に伝達される信号により制御され、トランジスタM1
3,M14,M23およびM24は、行方向に伝達され
る信号により制御される構成であっても、トランジスタ
M5が行方向に伝達される信号により制御され、トラン
ジスタM13,M14,M23およびM24は、列方向
に伝達される信号により制御される構成であっても、同
様の効果が奏される。
【0107】[実施の形態1の変形例2]図5に示した
例では、一回のコラムアクセスでバンク0中のすべての
領域100a0〜100a3に対応するメインI/O線
対M−I/Oからデータの読出が行なわれる。
【0108】しかしながら、一回のコラムアクセスで、
バンク中のすべてのメインI/O線対M−I/Oからデ
ータの読出が行なわれる必要はなく、一部のメインI/
O線対M−I/Oから選択的にデータの読出が行なわれ
る構成とすることも可能である。
【0109】図9は、このように、一回のコラムアクセ
スで、メインI/O線対M−I/Oから選択的にデータ
の読出が行なわれる構成を示す概略ブロック図である。
【0110】図5の構成と異なる点は、領域100a0
および領域100a2に対しては、内部列アドレスのC
A8が対応し、領域100a1および領域100a3に
対しては、内部列アドレスの/CA8が対応する構成と
なっていることである。各領域100a0〜100a3
内のメモリセル列は、列アドレスCA0〜CA7により
指定される。このため、領域100a0と領域100a
1の境界を伝達されるリードイネーブル信号は、サブア
ンプSUA0とサブアンプSUA1とを独立に制御する
ために、信号RE1と信号RE2との2系統となってい
る。
【0111】同様に、領域100a1と領域100a2
の境界を伝達されるリードイネーブル信号は、サブアン
プSUA1とサブアンプSUA2とを独立に制御するた
めに、信号RE3と信号RE4との2系統となってお
り、領域100a2と領域100a3の境界を伝達され
るリードイネーブル信号は、サブアンプSUA2とサブ
アンプSUA3とを独立に制御するために、信号RE5
と信号RE6との2系統となっている。
【0112】図10は、図9に示したSUAiおよびS
UAi+1(i=0〜2)の構成を示す回路図である。
【0113】基本的には、それぞれ独立な信号REiお
よび信号REi+1で制御される、図4で示した構成を
2つ並べたものとなっている。したがって、図4と同一
部分には同一符号を付して、説明は繰り返さない。
【0114】なお、図8で示した構成を同様にして2つ
並べた構成とすることも可能である。
【0115】図11は、図9に示したリードイネーブル
信号RE0〜RE7を生成するリードイネーブル信号生
成回路320の構成を示す概略ブロック図である。
【0116】図11では,例として、リードイネーブル
信号RE1を生成する場合の構成を示す。
【0117】リードイネーブル信号生成回路320は、
バンク選択信号BA0〜BA2のうち、第1の入力ノー
ドに信号BA0を受け、第2および第3の入力ノードに
それぞれ信号BA1の反転信号の信号/BA1、信号B
A2の反転信号の/BA2を受け、第4の入力ノードに
信号CA8を受ける4入力NAND回路310と、NA
ND回路310の出力を受けるインバータ304と、イ
ンバータ304の出力およびサブアンプ活性化信号SA
Aを受ける2入力NAND回路306と、NAND回路
306の出力を受けて、リードイネーブル信号RE1を
出力するインバータ308とを含む。
【0118】他のリードイネーブル信号RE0、RE2
〜RE7を生成するリードイネーブル信号生成回路の構
成も同様である。
【0119】さらに、他のバンクにおけるリードイネー
ブル信号生成回路も、NAND回路310が受けるバン
ク選択信号およびアドレス信号CA8の組み合わせが異
なるのみで、その基本的な構成は同様である。
【0120】以上のような構成で、1コラムアクセスで
メインI/O線対M−I/Oから選択的にデータの読出
を行いつつ、かつ、サブアンプの活性化を制御する信号
とコラム選択線の信号との間のスキューが小さく信号間
のタイミング制御が容易となり、より一層の高速アクセ
スを実現することが可能となる。
【0121】[実施の形態2]図12は、本発明の実施
の形態2のサブアンプ500の構成を示す回路図であ
る。図4に示した実施の形態1のサブアンプ462の構
成と異なる点は、列方向に伝達される信号(以下、コラ
ム系制御信号とよぶ)により制御されるトランジスタM
5、M11、M12のしきい値電圧よりも、行方向に伝
達される信号(以下、ロウ系制御信号とよぶ)トランジ
スタM13およびM14のしきい値電圧が高くなってい
る点である。
【0122】半導体記憶装置の高集積化に伴ない、その
信頼性を確保するために動作電源電圧は、低下してい
る。この場合でも、高速動作を確保するために回路を構
成するトランジスタのしきい値電圧は低く設定される傾
向にある。
【0123】しかしながら、トランジスタのしきい値電
圧の低下はサブスレッショルドリーク電流の増加をもた
らし、たとえば、待機動作中の消費電力の増加をもたら
すことになる。たとえば、図4に示したサブアンプ46
2では、サブI/O線対S−I/OおよびメインI/O
線対M−I/Oは、待機時において内部電源電圧Vcc
(電圧Varray)にプリチャージされるので、たと
えば、トランジスタM14→M12→M5を経由するリ
ークパスが存在する。
【0124】ところが、図12に示した構成ではトラン
ジスタM14のしきい値電圧がトランジスタM12やト
ランジスタM5のしきい値電圧よりも高く設定されてい
るために、トランジスタM14により、このサブスレッ
ショルドリーク電流が抑制される。
【0125】この場合,たとえば、図7で説明したとお
り、ロウ系の制御信号は、コラム系の制御信号よりも先
に活性化される。したがって、トランジスタM14およ
びM13にしきい値の高いトランジスタを用いた場合で
も、サブアンプ500の動作速度の劣化は抑制される。
【0126】図7のスタンバイ期間(期間A(〜時刻t
1))においても、期間B(時刻t2〜t5)の期間に
おいて、上記のようなリーク電流の低減効果が得られ
る。
【0127】[実施の形態2の変形例]図13は本発明
の実施の形態2の変形例のサブアンプ520の構成を示
す回路図である。
【0128】図12においては、ロウ系の制御信号によ
り制御されるトランジスタM13およびM14のしきい
値を高い値に設定したが、リーク電流の低減という観点
からは、コラム系の制御信号により制御されるトランジ
スタM5のしきい値を高く設定してもよい。図13にお
いては、トランジスタM5のしきい値を他のトランジス
タM11、M12、M13およびM14のしきい値より
も高く設定している。
【0129】なお、図12および図13の説明ではトラ
ンジスタM13およびM14がロウ系の制御信号により
制御され、トランジスタM5がコラム系の制御信号によ
り制御されるとしたが、トランジスタM13およびM1
4がコラム系の制御信号により制御され、トランジスタ
M5がロウ系の制御信号により制御される構成としても
よい。
【0130】[実施の形態3]図14は、本発明の実施
の形態3のサブアンプ600の構成を示す回路図であ
る。実施の形態1のサブアンプ462の構成と異なる点
は以下のとおりである。
【0131】トランジスタM5のトランジスタサイズ
(ゲート幅)を他のトランジスタM11〜M14のサイ
ズよりも小さくした上で、このトランジスタM5のゲー
ト電位を、たとえば内部電源電位Vccに固定する構成
となっている。
【0132】ここで、トランジスタM13およびM14
は、たとえば、コラム系の制御信号であるリードイネー
ブル信号REで制御する。
【0133】このような構成とすることで、トランジス
タM5は、メインI/O線対の放電電流の電流リミッタ
として動作する。この場合、サブI/O線対S−I/O
の電位差の開きが遅く、メインI/O線対のM−I/O
および/M−I/Oの両者の電位とも接地電位側いった
んプルダウンされ、結果としてメインI/O線対のM−
I/Oおよび/M−I/O間の電位差の開きが遅れるこ
とを防止することが可能である。
【0134】[実施の形態3の変形例]図14に示した
サブアンプ600では、トランにジスタM5は、ゲート
幅を他のトランジスタよりも小さくした上で、そのゲー
ト電位を一定値に固定する構成となっていた。このトラ
ンジスタM5の電位としては、必ずしもこのような固定
電位である必要はなく、ダイナミックに変化する電位で
もよい。
【0135】図15は実施の形態3の変形例のサブアン
プ620の構成を示す回路図である。図14構成と異な
る点は、トランジスタM5のゲート電位が差動増幅器6
30の出力により制御される構成となっている点であ
る。
【0136】差動増幅器630は、サブアンプを活性化
する信号REの活性化に応じて活性化され、+入力ノー
ドはトランジスタM11およびM12のソースが共通に
接続するノードNと接続し、−入力ノードは、基準電位
Vrefを受ける。
【0137】ノードNの電位レベルに設計上の最適値が
存在する場合、その値を参照電位Vrefとして、トラ
ンジスタM5のゲート電位をこの差動増幅器630の出
力のダイナミックに変化する電位により制御する。
【0138】このような構成でも、図14に示したサブ
アンプ600と同様の効果を奏する。
【0139】図16は、図15に示した差動増幅回路6
30の構成の一例を示す回路図である。NチャネルMO
SトランジスタN12、N13およびトランジスタP1
1およびP12により構成される周知のカレントミラー
型差動増幅器の活性/不活性を信号REにより導通状態
となるNチャンルMOSトランジスタN11により制御
している。
【0140】[実施の形態4]図17は、本発明の実施
の形態4のサブアンプ640の構成を示す回路図であ
る。図14に示した実施の形態1のサブアンプ462と
異なる点は、トランジスタM11およびM12のソース
が直接接地電位を受ける構成となっている点である。そ
の他の点は、実施の形態1のサブアンプ462の構成と
同様であるので同一部分には同一符号を付して、その説
明は繰り返さない。
【0141】このような構成とすることで、素子数を削
減した上で、サブアンプの活性化を制御する信号とコラ
ム選択線の信号との間のスキューが小さく信号間のタイ
ミング制御が容易となり、かつ、トランジスタM5が省
略されている分、より一層の高速アクセスを実現するこ
とが可能となる。
【0142】なお、図17の構成においても、サブスレ
ッショルドリーク電流を低減するために、図12のサブ
アンプ500の構成と同様に、トランジスタM13およ
びM14のしきい値をトランジスタM11およびM12
のしきい値よりも高く設定する構成とすることも可能で
ある。
【0143】[実施の形態5]以上の説明では、おも
に、メインI/O線対が複数のメモリセルブロックに共
通に設けられる構成について説明した。
【0144】しかし、上記のようなメモリセルブロック
の各々が独立に読出および書込みが可能なバンクであっ
て、このバンクに共通にデータを読出あるいは書込むた
めのデータ線対が設けられる構成とすることも可能であ
る。
【0145】このようにマルチバンク構成とすることに
より、選択されたメモリセルの属するバンクのみを選択
的に動作させることが可能となり、消費電力の低減やセ
ンスアンプやサブアンプ等で発生する雑音の低減を図る
ことが可能となる。
【0146】図18は、上述したようなメモリセルアレ
イ2000の構成を説明するための概略ブロック図であ
る。
【0147】図18を参照して、メモリセルアレイ20
00は、センスアンプ帯とサブワードドライバ帯に囲ま
れたメモリセルアレイ単位(バンク)に細分化されてい
る。メモリセルアレイ2000は、このようなメモリセ
ルアレイ単位ごとに活性化される。
【0148】メインワード線MWLは、各メモリセルア
レイ単位を跨いで設けられ、活性化させる必要のあるサ
ブワードドライバSWDを活性化させる。サブワードド
ライバSWDの活性化に応じて、対応するサブワード線
SWLが活性化される。センスアンプは、メモリセルア
レイ単位を挟んで交互に配置される構成となっている。
【0149】一方、活性化させる領域(バンク)の選択
線とセンス選択線が交差する領域に属するセンスアンプ
が活性化される。
【0150】メモリセルアレイ単位のワード線方向に沿
って、センスアンプ帯を横切るようにセグメントYS線
が配置される。
【0151】メモリセルアレイ単位からのデータの読出
においては、セグメントYS線SGYSが活性化される
ことにより、セグメントYS線SGYSと活性化される
領域のバンク選択線が交差する領域(バンク)が活性化
される。活性化された領域(バンク)からは、たとえ
ば、4センスアンプごとに1データが読出される構成と
なっている。
【0152】この読出データは、メモリセルアレイ上を
ワード線とは直交する方向に走るデータ線ペアを通じ
て、読出/書込アンプ(以下、R/Wアンプ)2154
に伝達される。
【0153】その後、周辺回路上やデータバス領域を介
して、データ出力部に読出データが伝達される。あるい
は、メモリ/ロジック混載チップである場合は、データ
バス領域を介して、ロジック部にデータが伝達される。
【0154】より詳しく説明すると、メモリセルアレイ
2000は、4行4列に配列されたメモリマット(バン
ク)を有し、各行に対応してメインロウデコーダ214
2に含まれるメインワードドライバ群が設けられ、各列
に対応してI/Oセレクタ2152が設けられている。
各メモリマット(バンク)にはセンスアンプ帯2148
とサブワードドライバ帯2150とが設けられている。
【0155】まず、ロウ系の選択動作を説明する。行ア
ドレス信号に応じてメインワードドライバ2156によ
りメインワード線MWLが選択的に活性化される。ま
た、SDドライバ2144によってセグメントデコード
線SGDL(バンク選択線BSLおよび選択線SLなら
びにリセット線RSLを含む)が活性化される。メイン
ワード線MWLとセグメントデコード線SGDLとによ
り対応するサブワードドライバ2168が活性化され、
それに応じてサブワード線2170が活性化され、選択
されたメモリセルに接続されているアクセストランジス
タが導通状態となる。ここで、選択線SLは、4本の選
択線SL0〜SL3を総称する。
【0156】また、リセット線RSLは、4本のリセッ
ト線RSL0〜RSL3を総称するものとする。
【0157】これに応じて、選択されたメモリセル列に
対応して設けられるビット線対2158にデータが出力
される。
【0158】次に、カラム方向の選択動作を説明する
と、セグメントYSドライバ2160によってセグメン
トYS線SGYSが活性化される。ここで、セグメント
YS線SGYSは、4本のリードソース線RGL0〜R
GL3と、4本のライト活性化線WRL0〜WRL3と
を含む。このSGYS線が活性化することにより、選択
的に対応するI/Oゲート(サブアンプ)2162が活
性状態となって、4つのセンスアンプの出力信号のうち
のひとつが、I/O線2164を介して外部に読出され
る。
【0159】I/O線2164には、それぞれプリチャ
ージ回路2166が設けられ、読出動作の開始前におい
ては、I/O線2164を構成するデータ線対は、たと
えば、電源電位Vccにプリチャージされている。
【0160】なお、リードソース線RGL0〜RGL3
を総称して、リードソース線RGLと総称し、ライト活
性化線WRL0〜WRL3を総称して、ライト活性化線
WRLと総称することとする。
【0161】図19は、図18に示したサブワードドラ
イバ帯BSDRnの詳細な構成を示すための回路図であ
る。
【0162】ドライバ回路8000は、ゲートがバンク
選択線BSLにより制御され、メインワード線と内部ノ
ードn1との間に設けられる選択トランジスタ8100
と、ノードn1にゲートが接続し、選択線SLのうちの
1つのSL0とサブワード線SWLとの間に接続される
トランジスタ8102と、ゲート電位がトランジスタ8
102と同じ選択線SL0により制御され、サブワード
線SWLとノードn1との間に接続されるトランジスタ
8104とを含む。また、リセット線RSL0によりゲ
ート電位が制御され、サブワード線と接地電位との間に
設けられるトランジスタ8106をさらに含む。
【0163】他のメインワード線およびサブワード線に
ついても同様の構成が存在する。このような構成とする
ことで、メインワード線MWLが活性化し、バンク選択
線BSLが活性化して、かつ選択線SLのいずれかが活
性化することで、対応するワード線SWLが活性状態
(高電位)とされ、リセット線RSLが選択的に活性化
することで、対応するサブワード線SWLが接地電位に
放電される。
【0164】図19に示した例においては、1つのメイ
ンワード線MWLが各バンクにおいて4本のサブワード
線SWLを制御し、いずれのサブワード線SWLが選択
されるかは、選択線SLのうちのひとつの活性化により
指定される。
【0165】バンク選択線BSLは、活性化時には昇圧
電圧Vppのレベルとなり、サブワード線SWLが活性
化した後は、接地電位レベルVssレベルに変化する。
この場合、トランジスタ8102および8104により
構成されるラッチ回路により、このバンク選択線BSL
の活性化の状態が保持されることになる。選択線SLと
リセット線RSLとの電位レベルは互いに相補となるよ
うに制御される。
【0166】待機動作時においては、バンク選択線BS
Lが接地電位(GND)レベルであり、選択線SLが接
地電位(GND)レベルであり、リセット線RSLは電
源電位(Vcc)レベルとなっている。
【0167】活性化動作時においては、まず、対応する
リセット線を接地電位(GND)とし、活性化すべきサ
ブワード線SWLに対応するバンク選択線BSLが活性
化されて、その電位レベルは昇圧電位Vppレベルとな
る。
【0168】続いて、メインワード線MWLが活性化さ
れ電源電位(Vcc)レベルとなる。このメインワード
線MWLの活性化とほぼ同時に、選択線SLのうちの1
つが電源電位(Vcc)レベルとなり、サブワード線S
WLは(Vcc−Vth)レベルとなる。その後、バン
ク選択線BSLは、接地電位(GND)レベルに変化
し、ドライバ回路発生中のラッチ回路に電荷が閉込めら
れることになる。
【0169】この電荷がトランジスタ8102および8
104により閉込められている状態で、選択線SLのう
ちの選択されている1つの電位レベルを昇圧電位(Vp
p)レベルまで上昇させれば、サブワード線SWLのレ
ベルは、昇圧電位(Vpp)レベルまで変化することに
なる。
【0170】リセット動作時には、バンク選択線を電源
電位(Vcc)レベルまで上昇させ、かつ選択線SLを
接地電位(GND)レベルとする。さらに、リセット線
を電源電位(Vcc)レベルとすることで、サブワード
線SWLに蓄えられた電荷を放電する。
【0171】このような構成とすることで、サブワード
線ドライバ8000を構成する素子数は、NチャネルM
OSトランジスタの4素子のみとすることが可能で、素
子数を削減することができる。
【0172】さらに、後に説明するように、メインワー
ド線の活性化はワンショットパルス信号として行なわれ
る。すなわち、選択されたサブワード線に対応するサブ
ワードドライバ8000中の、トランジスタ8102お
よび8104によりメインワード線の活性状態が一度保
持されると、メインワード線の電位レベルはリセットさ
れることになる。このような構成では、図18に示した
ように、複数のバンクがメインワード線方向に並んでい
る場合においても、バンク選択線BSLが活性化されな
い限り、メインワード線の電位レベルは、サブワードド
ライバ8000に影響を与えることがない。したがっ
て、図18に示したように行方向に互いに隣接する2つ
のバンクを独立に動作させることが可能となる。
【0173】図20は、センスアンプ部とデータ線部と
の接続を行なう構成を示す回路図である。
【0174】センスアンプの入出力ノードはゲート受け
トランジスタ8400および8402を介してデータ線
ペアDL,/DLを介してデータ信号が伝達される構成
となっている。
【0175】すなわち、トランジスタ8400および8
402のソースはリードソース線RGLにより選択的に
接地電位とされ、トランジスタ8400および8402
のゲートは、それぞれ対応するセンスアンプS/Aの入
出力ノードと接続し、トランジスタ8400および84
02のドレインは、それぞれ対応するデータ線ペアD
L,/DLに接続する構成となっている。
【0176】図20に示した構成においては、4つのセ
ンスアンプが1つのデータ線ペアDL,/DLを共有す
る構成となっている。
【0177】一方、データ線ペアDL,/DLは、書込
動作時には、対応するビット線BLとデータ線DLとの
間およびビット線/BLと対応するデータ線/DLとの
間にそれぞれ接続されるトランジスタ8500および8
502により、選択的に接続される構成となっている。
【0178】すなわち、ビット線対BL0,/BL0〜
BL3,/BL3にそれぞれ対応するセンスアンプS/
A0〜S/A3の入出力ノードは、それぞれ対応するラ
イト活性化線WRL0〜WRL3によりゲート電位が制
御されるトランジスタ8500および8502により、
選択的にデータ線ペアDL,/DLに接続される構成と
なっている。
【0179】図18に示したセグメントYSには、上述
したとおり、リードソース線RGL(リードソース線R
GL0〜RGL3を総称)、ライト活性化線WRL(ラ
イト活性化線WRL0〜WRL3を総称)等が含まれ
る。
【0180】以上のような構成とすることで、データの
読出動作においては、データ線ペアDL,/DLと対応
するセンスアンプの入出力ノードとは直接接続されず、
トランジスタ8400および8402のゲートが、セン
スアンプの入出力ノードの電位レベルにより駆動される
ことで、データ線ペアDL,/DLのレベルが変化する
構成となっているので、列アドレス信号によるメモリセ
ル列の選択、すなわち、リードソース線RGL0〜RG
L3のうちのいずれかの選択動作がセンスアンプによる
増幅動作とオーバーラップし、あるいはそれに先行する
場合でも、データが破壊されることなく読出動作が可能
である。
【0181】このことは、上述したとおり読出動作の高
速化が可能となることを意味する。さらに、センスアン
プも限定された領域ごとに活性化すればよいため、動作
電流ピーク値を抑制でき、消費電力の低下、雑音の低下
等の効果を得ることができる。
【0182】図21は、以上説明した実施の形態5のS
DRAM1000の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【0183】図21を参照して、時刻t1における外部
クロック信号Ext.CLKの活性化のエッジにおい
て、図18に示した4×4に配置されたバンクのうちの
縦方向のアドレスを示す信号VBAと水平方向のアドレ
ス示す信号HBAが与えられる。
【0184】これに応じて、時刻t2において、水平方
向のバンクアドレス信号HBAに応じて、バンク選択線
BSLがワンショット信号として活性化され、垂直方向
のバンクアドレスVBAに応じて、セグメントYS線S
GYSが活性化され、書くバンク後とに設けられたロー
カル制御回路中において選択されたバンクの活性化を示
すFLAG信号が活性化する。バンク選択線BSLが活
性化するのに応じてトランジスタ8100が導通状態と
なる。
【0185】一方、時刻t2において、ビット線対やI
/O線対のイコライズ動作を指示するイコライズ信号E
Qと、サブワード線レベルをリセットするためのリセッ
ト信号RSLのレベルが不活性化(”L”レベル)す
る。
【0186】時刻t3において、行アドレス信号に応じ
て、メインワード線MWLが選択的に電源電位Vccに
活性化され、ほぼ同時に選択線SLのうちのひとつが選
択的にVccレベルに活性化される。
【0187】時刻t4において、バンク選択線BSLは
不活性レベル(GNDレベル)となり、一方で選択線S
Lは、昇圧電位レベル(Vppレベル)にまで駆動され
る。これに応じて、選択されたサブワード線SWLも昇
圧電位レベルまで駆動される。
【0188】さらに、時刻t4においてセンスアンプ活
性化信号SEも活性状態となり、選択されたサブワード
線SWLに接続するメモリセルからの読出データが増幅
される。
【0189】時刻t5においてメインワード線MWLが
不活性状態となり、時刻t6において選択線SLが不活
性状態となるが、選択されたサブワード線SWLのレベ
ルは、活性レベル(Vppレベル)に維持される。
【0190】メモリセルアレイ2000外部からのセン
スアンプ活性化信号SEは、時刻t6において不活性状
態となるものの、選択されたバンクにおけるセンスアン
プ活性化信号lSEはは活性状態を維持する。
【0191】時刻t7における外部クロック信号Ex
t.CLKの活性化のエッジにおいて、4×4に配置さ
れたバンクのうち、上述した時刻t1に与えられたのと
は別の縦方向のアドレスを示す信号VBAと水平方向の
アドレス示す信号HBAが与えられる。以後は、この選
択されたバンクについて、時刻t1〜t6と同様の動作
により、読出動作が行なわれる。
【0192】さらに、時刻t8における外部クロック信
号Ext.CLKの活性化のエッジにおいて、4×4に
配置されたバンクのうち、上述した時刻t1およびt7
に与えられたのとは別の縦方向のアドレスを示す信号V
BAと水平方向のアドレス示す信号HBAが与えられ
る。以後は、この選択されたバンクについて、時刻t1
〜t6と同様の動作により、読出動作が行なわれる。
【0193】時刻t10において、リセット動作を行う
バンクを指定するために縦方向のアドレスを示す信号V
BAと水平方向のアドレス示す信号HBAが与えられ
る。これに応じて、時刻t11において選択されたバン
ク選択線BSLが活性状態になるとともに、バンクの活
性化を指示していたフラグ信号FLAGが不活性化す
る。
【0194】その後、時刻t12においてリセット線R
SLのレベルが活性状態となるのに応じて、サブワード
線SWLのレベルが不活性状態となる。一方で、センス
アンプ活性化信号が不活性化し、その後、イコライズ信
号EQが活性化してリセット動作が完了する。
【0195】その後は、再び外部からのバンクアドレス
信号に応じて、バンクの選択および活性化が行なわれ
る。
【0196】以上のような構成とすることで、メモリセ
ルアレイが行方向および列方向に分割された各メモリセ
ルアレイ単位がバンクとして動作し、ワード線が階層化
されて動作する場合において、サブワードドライバを構
成するトランジスタ数を削減することが可能である。し
かも、上述したとおり、選択されたメモリセルの属する
バンクのみを選択的に動作させることが可能となり、消
費電力の低減やセンスアンプやサブアンプ等で発生する
雑音の低減を図ることが可能となる。
【0197】[実施の形態6]実施の形態5では、おも
に、メモリセルブロックの各々が独立に読出および書込
みが可能なバンクであって、このバンクに共通にデータ
を読出あるいは書込むためのデータ線対が設けられる構
成を説明した。すなわち、図18に示すように、行方向
および列方向に配置されたメモリセルブロックの各々が
バンクとして動作するマルチバンク構成について説明し
た。
【0198】実施の形態6のマルチバンク構成では、行
方向および列方向に配置されたメモリセルブロックのう
ち、行方向に配置された複数個(以下、m個とする:m
は自然数)が1つのバンクとして動作するマルチバンク
構成について説明する。
【0199】以下では、このようなマルチバンクの構成
のうち、特に、メモリセル列からデータ線(I/O線
対)へのデータ伝達の構成について説明する。
【0200】[マルチバンクのデータ伝達部の構成と問
題点]図22は、上述したようなマルチバンク構成のメ
モリセルアレイ3000の構成を説明するための概略ブ
ロック図である。
【0201】図22を参照して、第1行目に行方向に配
列されたメモリセルブロックMB11〜MB1mが、一
つのバンクに相当する。同様に、第2行目に配置された
メモリセルブロックMB21〜MB2mが1つのバンク
を形成する。以下同様にして、第N行(N:自然数)に
配置されたMBN1〜MBNmが1つのバンクを形成す
る。第1番〜第N番のバンクBK1〜BKNは、それぞ
れセンスアンプブロックSAB#1〜SAB#Nに対応
し、1つ1つのバンクに対応して設けられるセンスアン
プ帯は、このバンクの活性化に応じて活性化される。
【0202】以下では、このようなマルチバンク構成を
「横割バンク構成」と呼ぶことにする。ただし、このよ
うにバンク間の境界においてセンスアンプを共有する場
合は、あるバンクが活状態にあるとき、その隣接するバ
ンクは非活性状態になければならない。隣接バンクの同
時活性化を実現するためには、バンク間の境界でセンス
アンプを共有せず、両バンクそれぞれに別のセンスアン
プを設ける必要がある。
【0203】メモリセルブロックMB1〜MBNmの各
々には、特に限定されないが、4つのメモリセル列、つ
まり、4つのビット線対BL1,/BL1〜BL4,/
BL4が含まれる。
【0204】それぞれのバンクの行方向に沿って、バン
クの活性化を指示するためのバンク選択信号線BH1〜
BHNが設けられ、かつ、選択されたメモリセブロック
からの4ビットの読出データを伝達するためのI/O線
対I/O1〜I/ONが設けられる。
【0205】一方、それぞれのメモリセルブロックの列
方向に沿っては、いずれのメモリセルブロックを活性化
するかを指示するためのコラム選択線CSL1〜CSL
mが設けられる。
【0206】すなわち、図22に示した構成では、コラ
ム選択線の長さ方向に複数のバンクが配置され、1本の
コラム選択線を複数個(N個)のバンクが共有する構成
となっている。
【0207】行デコーダ3010は、外部から与えられ
たアドレス信号に応じて、対応する行(ワード線)の選
択およびバンクの選択を行う。列デコーダ3020は、
外部から与えられたアドレス信号に応じて、対応する列
の選択動作、言いかえると、コラム選択線を選択的に活
性化する。
【0208】図23は、図22に示すようなマルチバン
クの構成において、ひとつのメモリセルブロックMBi
j(i:1〜N,j:1〜m)に含まれる4つのビット
線対BL1,/BL1〜BL4,/BL4からデータを
I/O線対I/O1,/I/O1〜I/O4,/I/O
4に伝達する構成を示す図である。
【0209】ビット線対BL1,/BL1〜BL4,/
BL4にそれぞれ対応して、選択されたメモリセルのデ
ータを増幅するためのセンスアンプ3030が設けられ
る。
【0210】ビット線対BL1,/BL1〜BL4,/
BL4と、それらにそれぞれ対応するI/O線対I/O
1,/I/O1〜I/O4,/I/O4との間には、第
1のトランスファーゲートTG1〜TG4がそれぞれ設
けられる。第1のトランスファーゲートTG1〜TG4
の各々は、対応するビット線対と対応するI/O線対と
の間にそれぞれ設けられ、ゲート電位がコラム選択線C
SLjにより制御されるNチャネルMOSトランジスタ
TR1およびTR2を含む。
【0211】また、トランスファーゲートTG1〜TG
4と、対応するビット線対BL1,/BL1〜BL4,
/BL4との間には、それぞれ第2のトランスファーゲ
ートTB1〜TB4が設けられている。第2のトランス
ファーゲートTB1〜TB4の各々は、対応するビット
線対と対応する第1のトランスファーゲートとの間にそ
れぞれ設けられ、ゲート電位がバンク選択線BHiによ
り制御されるNチャネルMOSトランジスタTR3およ
びTR4を含む。
【0212】すなわち、図23に示した構成では、ビッ
ト線対をデータI/O線対との接続を、非選択バンクの
コラムでは遮断状態に、選択バンクのコラムでは導通状
態にする必要があるため、コラム選択線CSLjにより
制御される第1のトランスファーゲートと、バンク選択
線BHiにより制御される第2のトランスファーゲート
とが直列に接続される構成となっている。
【0213】しかし、単純にこのような構成とすると、
以下のような問題点が生じる。まず、第1の問題点とし
ては、第1のトランスファーゲートと第2のトランスフ
ァーゲートとが直列に接続される構成となっているの
で、この部分の抵抗値が高く、データの読出、書込み動
作が遅くなり、アクセスタイムの遅延を招く。
【0214】また、第2の問題点としては、このように
直列接続されたトランスファーゲート部分のレイアウト
面積が大きくなり、チップサイズの増大を招いてしま
う。
【0215】[横割バンク構成でのアクセスタイムの抑
制の構成(1)]図24は、横割バンク構成において、
おもに上記第1の問題点を解決するためのメモリセルア
レイ3200の構成を説明するための概略ブロック図で
ある。
【0216】図22に示したメモリセルアレイ3000
の構成と異なる点は、コラム選択線が読出コラム選択線
RCSL1〜RCSLmと、書込コラム選択線WSCL
1〜WCSLmの2系統設けられる構成となっている点
と、I/O線対が読出用データバスRDBと書込用デー
タバスWDBの2系統設けられている点である。その他
の点は、基本的に図22の構成と同様であるので、同一
部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0217】図25は、図24に示したメモリルアレイ
3200の構成のうち、ひとつのメモリセルブロックM
Bij(i:1〜N,j:1〜m)に含まれる4つのビ
ット線対BL1,/BL1〜BL4,/BL4からデー
タをI/O線対I/O1,/I/O1〜I/O4,/I
/O4に伝達する構成を示す回路図である。
【0218】ビット線対BL1,/BL1〜BL4,/
BL4と、それらにそれぞれ対応する書込用I/Oバス
WDB1,/WDB1〜WDB4,/WDB4との間に
は、第1のトランスファーゲートTG1〜TG4がそれ
ぞれ設けられる。第1のトランスファーゲートTG1〜
TG4の各々は、対応するビット線対と対応するI/O
バスとの間にそれぞれ設けられ、ゲート電位が書込コラ
ム選択線WCSLj(j:自然数)により制御されるN
チャネルMOSトランジスタTR1およびTR2を含
む。
【0219】また、トランスファーゲートTG1〜TG
4と、対応するビット線対BL1,/BL1〜BL4,
/BL4との間には、それぞれ第2のトランスファーゲ
ートTB1〜TB4が設けられている。第2のトランス
ファーゲートTB1〜TB4の各々は、対応するビット
線対と対応する第1のトランスファーゲートとの間にそ
れぞれ設けられ、ゲート電位がバンク選択線BHiによ
り制御されるNチャネルMOSトランジスタTR3およ
びTR4を含む。
【0220】ビット線対BL1,/BL1〜BL4,/
BL4と、それらにそれぞれ対応する読出用I/Oバス
RDB1,/RDB1〜RDB4,/RDB4との間に
は、それぞれ第3のトランスファーゲートTGCR1〜
TGCR4が設けられている。第3のトランスファーゲ
ートTGCR1〜TGCR4の各々は、対応するビット
線対と対応する第1のトランスファーゲートとの間にそ
れぞれ設けられ、ゲート電位が読出コラム選択線RCS
Ljにより制御されるNチャネルMOSトランジスタT
R5およびTR6を含む。
【0221】また、第3のトランスファーゲートTGC
R1〜TGCR4と、対応するビット線対BL1,/B
L1〜BL4,/BL4との間には、ダイレクトセンス
型ゲートTGDR1〜TGDR4がそれぞれ設けられ
る。ダイレクトセンス型ゲートTGDR1〜TGDR4
の各々は、対応するビット線対と対応するI/Oバスと
の間にそれぞれ図25のように設けられるNチャネルM
OSトランジスタTRR1およびTRR2を含む。トラ
ンジスタTRR1のゲート電位は、ビット線BL1によ
り制御され、トランジスタTRR2のゲート電位は、ビ
ット線/BL1により制御される。
【0222】すなわち、図25に示した構成では、読出
コラム選択線RCSLjは、複数のバンクで共有される
構成となっている。ダイレクトセンス型ゲートでは、ト
ランジスタTRR1およびTRR2と、読出コラム選択
線RCSLjで制御されるトランジスタTR5およびT
R6とを直列に接続する構成としても、アクセス損失無
く、あるいは小さなアクセス損失で読出データバスに読
出データを伝達することが可能である。
【0223】すなわち,ダイレクトセンス型ゲートで
は、データの読出時にビット線対にセンスアンプにより
生じた電位差をトランジスタTRR1とTRR2により
電流差として読出データバスに伝達する。読出データバ
スにより伝達されたこの電流差は、直接高速に電流変化
として検出されるか、あるいは、電圧差に再変換して検
出される。このとき、ビット線対と読出データバスと
は、トランジスタTRR1およびTRR2のゲートを介
して分離されているので、読出コラム選択線RCSLj
の活性化のタイミングは、ワード線の活性化のタイミン
グと同時か、あるいはそれより早くても構わない。この
ため、読出動作時のアクセス時間の短縮を図ることが可
能である。
【0224】一方、データの書込み時には、書込コラム
選択線WCSLjと、バンク選択線BHiの双方が活性
化したメモリセルブロックへデータの書込みが行なわれ
る。
【0225】このような構成によって、コラム選択線の
長さ方向にバンク分割する構成を実現することができ
る。
【0226】[横割バンクの構成(2)]つぎに、図2
4および図25よりも、より簡単な構成で、バンク選択
信号とコラム選択信号との積信号を生成し、これによ
り、容易にコラム選択線の長さ方向にバンク分割する構
成を実現することができる構成について説明する。
【0227】図26は、このような構成のメモリセルア
レイ3400の構成を説明するための概略ブロック図で
ある。なお、メモリセルアレイとしての構成は、図22
に示したメモリセルアレイ3000の構成において、バ
ンク選択信号が信号BHiの反転信号の信号/BH
i(”L”レベル活性)となっている以外は同様である
ので、その説明は繰り返さない。
【0228】図27は、このような構成において、ひと
つのメモリセルブロックMBij(i:1〜N,j:1
〜m)に含まれる4つのビット線対BL1,/BL1〜
BL4,/BL4からデータをI/O線対I/O1,/
I/O1〜I/O4,/I/O4に伝達する構成を示す
回路図である。
【0229】トランジスタTBH1は、ソースが接地電
位と結合し、ゲートにバンク選択信号/BHiを受ける
NチャネルMOSトランジスタである。トランジスタT
CS1は、トランジスタTBH1のドレインとコラム選
択線CSLjとの間に結合され、ゲートにバンク選択信
号/BHiを受けるPチャネルMOSトランジスタであ
る。以下では、トランジスタTBH1のドレインととト
ランジスタTCS1との接続ノードをノードnpと呼
ぶ。
【0230】ビット線対BL1,/BL1〜BL4,/
BL4と、それらにそれぞれ対応するI/O線対I/O
1,/I/O1〜I/O4,/I/O4との間には、ト
ランスファーゲートTG1〜TG4がそれぞれ設けられ
る。トランスファーゲートTG1〜TG4の各々は、対
応するビット線対と対応するI/O線対との間にそれぞ
れ設けられ、ゲート電位がノードnpの電位により制御
されるNチャネルMOSトランジスタTR1およびTR
2を含む。
【0231】すなわち、バンク選択信号/BHiが活性
状態(”L”レベル)では、トランジスタTBH1は遮
断状態であり、トランジスタTCS1は導通状態となっ
て、トランスファーゲートTG1〜TG4中のトランジ
スタTR1およびTR2のゲートに、コラム選択線CS
Ljの電位レベルが伝達される。
【0232】これに対して、バンク選択信号/BHiが
非活性状態(”H”レベル)では、トランジスタTBH
1は導通状態であり、トランジスタTCS1は遮断状態
となって、トランスファーゲートTG1〜TG4中のト
ランジスタTR1およびTR2のゲートに接地電位が伝
達される。これにより、トランスファーゲートTG1〜
TG4は遮断状態となる。
【0233】以上のような構成により、簡単な構成で横
割バンクを実現し、チップ面積の削減と、動作の高速化
を達成することができる。
【0234】[横割バンクの構成(3)]図28は、図
26に示した構成の変形例の構成のメモリセルアレイ3
600の構成を説明するための概略ブロック図である。
なお、メモリセルアレイとしての構成は、図22に示し
たメモリセルアレイ3000の構成において、コラム選
択信号が信号CSLjの反転信号の信号/CSLj(”
L”レベル活性)となっている以外は同様であるので、
その説明は繰り返さない。
【0235】図29は、このような構成において、ひと
つのメモリセルブロックMBij(i:1〜N,j:1
〜m)に含まれる4つのビット線対BL1,/BL1〜
BL4,/BL4からデータをI/O線対I/O1,/
I/O1〜I/O4,/I/O4に伝達する構成を示す
回路図である。
【0236】トランジスタTCS2は、ソースが接地電
位と結合し、ゲートにコラム選択信号/CSLjを受け
るNチャネルMOSトランジスタである。トランジスタ
TBH2は、トランジスタTCS2のドレインとバンク
選択線BHiとの間に結合され、ゲートにコラム選択信
号/CSLjを受けるPチャネルMOSトランジスタで
ある。以下では、トランジスタTCS2のドレインとト
ランジスタTBH2との接続ノードをノードnp2と呼
ぶ。
【0237】ビット線対BL1,/BL1〜BL4,/
BL4と、それらにそれぞれ対応するI/O線対I/O
1,/I/O1〜I/O4,/I/O4との間には、ト
ランスファーゲートTG1〜TG4がそれぞれ設けられ
る。トランスファーゲートTG1〜TG4の各々は、対
応するビット線対と対応するI/O線対との間にそれぞ
れ設けられ、ゲート電位がノードnp2の電位により制
御されるNチャネルMOSトランジスタTR1およびT
R2を含む。
【0238】すなわち、コラム選択信号/CSLjが活
性状態(”L”レベル)では、トランジスタTCS2は
遮断状態であり、トランジスタTBH2は導通状態とな
って、トランスファーゲートTG1〜TG4中のトラン
ジスタTR1およびTR2のゲートに、バンク選択線B
Hiの電位レベルが伝達される。
【0239】これに対して、コラム選択信号/CSLj
が非活性状態(”H”レベル)では、トランジスタTC
S2は導通状態であり、トランジスタTBH2は遮断状
態となって、トランスファーゲートTG1〜TG4中の
トランジスタTR1およびTR2のゲートに接地電位が
伝達される。これにより、トランスファーゲートTG1
〜TG4は遮断状態となる。
【0240】以上のような構成により、簡単な構成で横
割バンクを実現し、チップ面積の削減と、動作の高速化
を達成することができる。
【0241】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0242】
【発明の効果】請求項1、2、3および8記載の半導体
記憶装置は、サブアンプ回路の制御と列選択の制御との
信号間スキューが小さく信号間のタイミング制御が容易
となり、高速アクセスを実現することが可能である。
【0243】請求項4,5および9記載の半導体記憶装
置は、請求項1,2,3および8記載の半導体記憶装置
の奏する効果に加えて、サブスレッショルドリーク電流
を低減し、消費電力の増加を抑制することが可能であ
る。
【0244】請求項6および7記載の半導体記憶装置
は、主入出力線対間の電位差の開きが遅れることを防止
することが可能である。
【0245】請求項10ないし13記載の半導体記憶装
置は、選択されたメモリセルの属するメモリセルブロッ
クのみを選択的に動作させることが可能となり、消費電
力の低減や雑音の低減を図ることが可能である。
【0246】請求項14および15半導体記憶装置は、
横割バンク構成において、高速動作を実現することが可
能である。
【0247】請求項16ないし18記載の半導体記憶装
置は、横割バンク構成において、レイアウト面積増加を
抑制しつつ、高速動作を実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の同期型半導体記憶装
置1000の構成の概念を示す概略ブロック図である。
【図2】 グローバルI/OデータバスG−I/O、サ
ブI/O線対S−I/OおよびメインI/O線対M−I
/Oの配置を示すブロック図である。
【図3】 選択されたビット線対からサブI/O線対R
S−I/Oにデータを伝達するためのトランスファゲー
ト部の構成を示す回路図である。
【図4】 イコライズ回路742、744およびサブア
ンプ462および464の構成を示す回路図である。
【図5】 リードイネーブル信号REiおよびブロック
選択信号BSjのサブアンプSUAへの伝達の構成をし
めす概念図である。
【図6】 リードイネーブル信号RE0〜RE4を生成
するリードイネーブル信号生成回路300の構成を示す
概略ブロック図である。
【図7】 読出系回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図8】 実施の形態1の変形例の構成を示す回路図で
ある。
【図9】 一回のコラムアクセスで、メインI/O線対
M−I/Oから選択的にデータの読出が行なわれる構成
を示す概略ブロック図である。
【図10】 図9に示したSUAiおよびSUAi+1
の構成を示す回路図である。
【図11】 図9に示したリードイネーブル信号RE0
〜RE7を生成するリードイネーブル信号生成回路32
0の構成を示す概略ブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態2のサブアンプ500
の構成を示す回路図である。
【図13】 本発明の実施の形態2の変形例のサブアン
プ520の構成を示す回路図である。
【図14】 本発明の実施の形態3のサブアンプ600
の構成を示す回路図である。
【図15】 実施の形態3の変形例のサブアンプ620
の構成を示す回路図である。
【図16】 図15に示した差動増幅回路630の構成
の一例を示す回路図である。
【図17】 本発明の実施の形態4のサブアンプ640
の構成を示す回路図である。
【図18】 メモリセルアレイ2000の構成を示す概
略ブロック図である。
【図19】 サブワードドライバ帯BSDRnの詳細な
構成を示すための回路図である。
【図20】 センスアンプ部とデータ線部との接続を行
なう構成を示す回路図である。
【図21】 実施の形態5の半導体記憶装置の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図22】 メモリセルアレイ3000の構成を示す概
略ブロック図である。
【図23】 図22に示した構成において、ひとつのメ
モリセルブロックのビット線対からデータをI/O線対
に伝達する構成を示す図である。
【図24】 メモリセルアレイ3200の構成を示す概
略ブロック図である。
【図25】 図24に示した構成において、ひとつのメ
モリセルブロックのビット線対からデータをI/O線対
に伝達する構成を示す図である。
【図26】 メモリセルアレイ3400の構成を示す概
略ブロック図である。
【図27】 図26に示した構成において、ひとつのメ
モリセルブロックのビット線対からデータをI/O線対
に伝達する構成を示す図である。
【図28】 メモリセルアレイ3600の構成を示す概
略ブロック図である。
【図29】 図28に示した構成において、ひとつのメ
モリセルブロックのビット線対からデータをI/O線対
に伝達する構成を示す図である。
【図30】 ダイレクトセンス方式の構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図31】 従来のサブアンプの配置をしめす概略ブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 外部制御信号入力端子群、12 アドレス信号入
力端子群、14 入出力バッファ回路、16 クロック
信号入力端子、18 内部クロック生成回路、20 モ
ードデコーダ、34 コラムプリデコーダ、36 行プ
リデコーダ、38 リード/ライトアンプ、40 コラ
ムプリデコーダ、42 コラムデコーダ、44 ロウデ
コーダ、50a〜50c アドレスバス、52 アドレ
スドライバ、54 データバス、462,464,50
0,520,600,620,640 サブアンプ、1
000 同期型半導体記憶装置、3000,3200,
3400,3600 メモリセルアレイ。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体記憶装置であって、 行列状に配置される複数のメモリセルを有するメモリセ
    ルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは、 複数のメモリセルブロックを含み、 アドレス信号に応じて、対応するメモリセル行を選択す
    る行選択回路と、 前記アドレス信号に応じて、対応するメモリセル列を選
    択する列選択回路と、 各前記メモリセルブロックのメモリセル列に対応して設
    けられ、選択されたメモリセルからのデータを増幅する
    複数のセンスアンプと、 前記複数のメモリセルブロックにそれぞれ対応して設け
    られる複数の副入出力線対と、 前記列選択回路から前記メモリセル列方向に伝達される
    列選択信号に応じて、前記選択されたメモリセル列に対
    応するセンスアンプからの読出データを前記副入出力線
    対に伝達する選択ゲート回路と、 前記複数のメモリセルブロックに共通に設けられる主入
    出力線対と、 前記副入出力線により伝達された読出データを前記主入
    出力線対に伝達する複数のサブアンプ回路とを備え、 各前記サブアンプ回路は、 それぞれのゲートに対応する副入出力線の電位を受け、
    対応する前記主入出力線対を第2の電位から第1の電位
    に放電するように設けられる第1および第2のMOSト
    ランジスタと、 前記メモリセル行の方向に伝達される行系制御信号およ
    び前記メモリセル列の方向に伝達される列系制御信号に
    応じて、前記第1および第2のMOSトランジスタの放
    電動作を活性化する活性化手段とを含む、半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記活性化手段は、 前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の一方との間に設けられ、前記行系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第3のMO
    Sトランジスタと、 前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の他方との間に設けられ、前記行系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMO
    Sトランジスタと、 前記第1および第2のMOSトランジスタのソースが共
    通に接続するノードと前記第1の電位との間に設けら
    れ、前記列系制御信号により制御されて導通状態または
    遮断状態となる第5のMOSトランジスタとを含む、請
    求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記活性化手段は、 前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の一方との間に設けられ、前記列系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第3のMO
    Sトランジスタと、 前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の他方との間に設けられ、前記列系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMO
    Sトランジスタと、 前記第1および第2のMOSトランジスタのソースが共
    通に接続するノードと前記第1の電位との間に設けら
    れ、前記行系制御信号により制御されて導通状態または
    遮断状態となる第5のMOSトランジスタとを含む、請
    求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第5のMOSトランジスタのしきい
    値電圧が、前記第1ないし第4のMOSトランジスタの
    しきい値電圧よりも高い、請求項2または3記載の半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第3および第4のMOSトランジス
    タのしきい値電圧が、前記第1、第2および第5のMO
    Sトランジスタのしきい値電圧よりも高い、請求項2ま
    たは3記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記活性化手段は、 前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の一方との間に設けられ、前記列系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第3のMO
    Sトランジスタと、 前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の他方との間に設けられ、前記列系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMO
    Sトランジスタと、 前記第1および第2のMOSトランジスタのソースが共
    通に接続するノードと前記第1の電位との間に設けら
    れ、サイズが前記第1ないし第4のMOSトランジスタ
    のサイズよりも小さい第5のMOSトランジスタと、 前記第5のMOSトランジスタのゲート電位を所定電位
    に固定する手段とを含む、請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記活性化手段は、 前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の一方との間に設けられ、前記列系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第3のMO
    Sトランジスタと、 前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の他方との間に設けられ、前記列系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMO
    Sトランジスタと、 前記第1および第2のMOSトランジスタのソースが共
    通に接続するノードと前記第1の電位との間に設けら
    れ、サイズが前記第1ないし第4のMOSトランジスタ
    のサイズよりも小さい第5のMOSトランジスタと、 前記第5のMOSトランジスタのゲート電位をダイナミ
    ックに制御する手段とを含む、請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  8. 【請求項8】 前記活性化手段は、 前記第1のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の一方との間に設けられ、前記行系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第3のMO
    Sトランジスタと、 前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記主入出
    力線対の他方との間に設けられ、前記行系制御信号によ
    り制御されて導通状態または遮断状態となる第4のMO
    Sトランジスタとを含み、 前記第1および第2のMOSトランジスタのソースは、
    共通に前記第1の電位を受ける、請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第3および第4のMOSトランジス
    タのしきい値電圧が、前記第1および第2のMOSトラ
    ンジスタのしきい値電圧よりも高い、請求項8記載の半
    導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 半導体記憶装置であって、 行列状に配置される複数のメモリセルを有するメモリセ
    ルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは、複数のメモリセルブロックに
    行列状に分割され、 各前記メモリセルブロックのメモリセル列に対応して設
    けられ、選択されたメモリセルからのデータを相補信号
    として増幅する複数のセンスアンプと、 前記複数のメモリセルブロックに共通に設けられる入出
    力線対と、 前記第1の入出力線を第2の電位にプリチャージするプ
    リチャージ回路と、 前記センスアンプに対応して設けられ、前記読出データ
    を前記入出力線対に伝達する複数のサブアンプ回路とを
    備え、 各前記サブアンプ回路は、 それぞれのゲートに対応するセンスアンプからの相補信
    号を受け、対応する前記入出力線対を前記第2の電位か
    ら第1の電位に放電するように設けられる第1および第
    2のMOSトランジスタを含み、 前記第1および第2のMOSトランジスタに前記第1の
    電位を供給するためのセグメント信号線をさらに備え
    る、半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記メモリセルブロックは、独立に読
    出および書込動作が可能なバンクである、請求項10記
    載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記入出力線は、第1複数個の前記セ
    ンスアンプごとに設けられ、 前記セグメント信号線は、 前記第1複数個のセンスアンプからの読出データのう
    ち、いずれを選択するかを指示するための第1複数本の
    ソース選択線を含み、 各前記サブアンプ回路は、前記第1複数本のソース選択
    線のうち、対応するソース選択線が前記第1の電位とな
    ることに応じて、前記第1および第2のMOSトランジ
    スタに前記第1の電位の供給を受ける、請求項10記載
    の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記入出力線は、前記メモリセルの列
    の方向に沿って配置される複数個の前記メモリセルブロ
    ックに共通に設けられ、 前記センスアンプおよび前記サブアンプは、前記メモリ
    セルブロックの前記メモリセルの行方向の辺に沿って配
    置され、 前記セグメント信号線は、前記メモリセルの行方向に沿
    って配置される複数個の前記メモリセルブロックに共通
    に設けられる、請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 半導体記憶装置であって、 列方向に沿って配置される第1複数個のバンクを備え、 各前記バンクは、 行方向に沿って配置される第2複数個のメモリセルブロ
    ックを含み、 各前記メモリセルブロックは、 行列状に配列される複数のメモリセルと、 メモリセル列に対応して設けられるビット線対とを有
    し、 アドレス信号に応じて、対応するバンクおよびメモリセ
    ル行を選択する行選択回路と、 前記アドレス信号に応じて、対応するメモリセル列を選
    択するための列選択信号を生成する列選択回路と、 前記第1複数個のバンクに共通に列方向に沿って設けら
    れ、前記列選択信号を伝達するための複数の第1のコラ
    ム選択線と、 前記第1複数個のバンクにそれぞれ対応して行方向に沿
    って設けられる複数の第1の入出力線対と、 前記列選択信号に応じて選択されたメモリセル列からの
    読出データを前記第1の入出力線対に伝達する第1の選
    択回路とを備え、 各前記第1の選択回路は、 前記メモリセルブロック内のメモリセル列にそれぞれ対
    応して設けられ、前記第1のコラム選択線のうち、対応
    する第1のコラム選択線により制御される複数の第1の
    ゲート回路を含み、 各前記第1のゲート回路は、 対応するメモリセル列のビット線対と、前記第1の入出
    力線対のうちのひとつとの伝達経路上に設けられ、前記
    対応する第1のコラム選択線に制御されて、導通状態お
    よび遮断状態のいずれかとなる第1のトランスファーゲ
    ート回路と、 前記伝達経路上において第1のトランスファーゲート回
    路と直列に設けられるダイレクトセンス型ゲート回路と
    を有する、半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記行選択回路は、アドレス信号に応
    じて、対応するバンクを選択するためのバンク選択信号
    を生成し、 前記バンクごとに行方向に沿って設けられ、前記バンク
    選択信号を伝達するための複数のバンク選択線と、 前記第1複数個のバンクに共通に列方向に沿って設けら
    れ、前記列選択信号を伝達するための複数の第2のコラ
    ム選択線と、 前記第1複数個のバンクにそれぞれ対応して行方向に沿
    って設けられる複数の第2の入出力線対と、 前記列選択信号に応じて選択されたメモリセル列への書
    込データを前記第2の入出力線対から伝達する第2の選
    択回路とをさらに備え、 各前記第2の選択回路は、 前記メモリセルブロック内のメモリセル列にそれぞれ対
    応して設けられ、前記第2のコラム選択線のうち、対応
    する第2のコラム選択線により制御される複数の第2の
    ゲート回路を含み、 各前記第2のゲート回路は、 対応するメモリセル列のビット線対と、前記第2の入出
    力線対のうちのひとつとの伝達経路上に設けられ、前記
    対応する第2のコラム選択線に制御されて、導通状態お
    よび遮断状態のいずれかとなる第2のトランスファーゲ
    ート回路と、 前記伝達経路上において第2のトランスファーゲート回
    路と直列に設けられ、前記バンク選択線に制御されて、
    導通状態および遮断状態のいずれかとなる第3のトラン
    スファーゲート回路とを有する、請求項14記載の半導
    体記憶装置。
  16. 【請求項16】 半導体記憶装置であって、 列方向に沿って配置される第1複数個のバンクを備え、 各前記バンクは、 行方向に沿って配置される第2複数個のメモリセルブロ
    ックを含み、 各前記メモリセルブロックは、 行列状に配列される複数のメモリセルと、 メモリセル列に対応して設けられるビット線対とを有
    し、 アドレス信号に応じて、対応するバンクを選択するため
    のバンク選択信号を生成し、かつ対応するメモリセル行
    を選択する行選択回路と、 前記バンクごとに行方向に沿って設けられ、前記バンク
    選択信号を伝達するための複数のバンク選択線と、 前記アドレス信号に応じて、対応するメモリセル列を選
    択するための列選択信号を生成する列選択回路と、 前記第1複数個のバンクに共通に列方向に沿って設けら
    れ、前記列選択信号を伝達するための複数のコラム選択
    線と、 前記第1複数個のバンクにそれぞれ対応して行方向に沿
    って設けられる複数の入出力線対と、 前記列選択信号に応じて選択されたメモリセル列からの
    読出データを前記入出力線対に伝達する選択回路とを備
    え、 各前記選択回路は、 前記メモリセルブロックにそれぞれ対応して設けられ、
    前記コラム選択線のうち、対応するコラム選択線により
    制御される複数のゲート回路を含み、 各前記ゲート回路は、 前記対応するコラム選択線の活性化および対応するバン
    ク選択線の活性化に応じて、活性な駆動信号を生成する
    積信号生成回路と、 対応するメモリセル列のビット線対と、前記入出力線対
    のうちのひとつとの伝達経路上に設けられ、前記駆動信
    号に制御されて、導通状態および遮断状態のいずれかと
    なるトランスファーゲート回路を有する、半導体記憶装
    置。
  17. 【請求項17】 前記積信号生成回路は、 前記駆動信号を供給するための内部ノードと、 前記内部ノードと前記対応するコラム選択線との間に設
    けられ、ゲート電位が前記バンク選択線により制御され
    る第1のPチャネルMOSトランジスタと、 接地電位と前記内部ノードとの間に設けられ、ゲート電
    位が前記バンク選択線により制御される第1のNチャネ
    ルMOSトランジスタとを含む、請求項16記載の半導
    体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記積信号生成回路は、 前記駆動信号を供給するための内部ノードと、 前記内部ノードと前記対応するバンク選択線との間に設
    けられ、ゲート電位が前記コラム選択線により制御され
    る第2のPチャネルMOSトランジスタと、 接地電位と前記内部ノードとの間に設けられ、ゲート電
    位が前記コラム選択線により制御される第2のNチャネ
    ルMOSトランジスタとを含む、請求項16記載の半導
    体記憶装置。
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