JP2000094971A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給装置

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JP2000094971A
JP2000094971A JP27115898A JP27115898A JP2000094971A JP 2000094971 A JP2000094971 A JP 2000094971A JP 27115898 A JP27115898 A JP 27115898A JP 27115898 A JP27115898 A JP 27115898A JP 2000094971 A JP2000094971 A JP 2000094971A
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JP
Japan
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fuel
engine
tank
supply
fuel supply
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JP27115898A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takizawa
勉 滝沢
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの燃料消費量をエンジンの定常状態
はもちろん、過渡状態においても検出する。 【解決手段】 タンク5,6からエンジン3への燃料供
給及びエンジン3からタンク5,6への戻り燃料の供給
を交互に行い、燃料供給しない方のタンクへメインタン
ク4から燃料補給を行うとともに、ロードセル10,1
1は燃料供給する方のタンクの燃料質量を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンの燃料
消費量測定機能を有するエンジンの燃料供給装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関(エンジン)の性能を評価する
上で燃料消費量の測定は、重要な要素となる。又、燃料
消費量は、エンジンの経済性や排ガスの評価についても
関連する。そこで、従来では、エンジンの定常状態での
燃料消費量の測定が多く行われ、測定装置(燃費計)と
してはビューレット方式のもの、あるいは回転カウント
方式のものが多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料が保有
するエネルギーは、通常、単位質量当たりで表現され
る。そのため、エンジンの燃料消費量の絶対評価も質量
で表すのが一般的である。しかしながら、従来の燃費計
として使用される流量計は容積式がほとんどであり、こ
のため燃料の温度を測定し、そのときの密度から質量へ
換算していた。
【0004】又、最近の多くの自動車用エンジンでは、
実際の消費量とは別にエンジンから燃料タンクへ戻る分
がある。従って、消費量=供給量−戻り量となるので、
図4に示すようなシステムが採られている。即ち、図4
において、1は燃料タンクから供給される燃料の流量を
測定する流量計であり、流量計1を通った燃料はリター
ン処理タンク2を介してエンジン3に供給され、エンジ
ン3からの戻り燃料はリターン処理タンク2へ戻され
る。戻り燃料は高温となっており、気泡を発生している
が、リターン処理タンク2ではこの気泡を除去する。こ
の場合、流量計1の測定量がそのまま燃料消費量の測定
値となる。
【0005】しかしながら、エンジン3の出力を変化さ
せた場合、リターン処理タンク2に燃料があるために、
リターン処理タンク2がダンピングとなり、流量計1は
瞬時的な流量変化を測定できなかった。即ち、図4のシ
ステムでは、エンジン3の定常状態での燃料消費量の測
定及びある一定時間内の平均燃料消費量の測定は可能で
あるが、過渡時の燃料消費量の測定は不可能であった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、定常状態はもちろん過渡状態
であってもエンジンの燃料消費量を正確に測定すること
ができるエンジンの燃料供給装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンジン
の燃料供給装置は、メインタンクから燃料を供給される
とともに、エンジンへ燃料を供給し、かつエンジンから
の戻り燃料を供給される第1及び第2のタンクと、第1
及び第2のタンク内の燃料の質量をそれぞれ検出する第
1及び第2の質量測定手段と、各燃料供給路を開閉する
開閉機構を備え、開閉機構は各タンクからエンジンへの
燃料供給及びエンジンから各タンクへの戻り燃料の供給
を交互に行わせるとともに、これらの供給が行われてい
ない方のタンクへメインタンクから燃料の供給を行わ
せ、かつ各質量測定手段はエンジンへの燃料供給を行っ
ている方のタンクの質量を出力するようにしたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面とともに説明する。図1はこの実施形態によるエンジ
ンの燃料供給装置の構成を示し、4は燃料保管用のメイ
ンタンク、5,6は第1及び第2のタンクであり、メイ
ンタンク4とタンク5,6とは供給路7,8を介して接
続され、供給路7,8にはそれぞれ電磁弁9A,9Bが
設けられている。各タンク5,6にはそれぞれタンク
5,6内の燃料質量を測定する第1及び第2のロードセ
ル10,11が設けられ、また各タンク5,6には内部
に収納した燃料量の上限と下限を検出するレベルスイッ
チFA,FB,EA,EBが設けられている。
【0009】タンク5,6の燃料は供給路12,13か
ら流出し、供給路14で合流してエンジン3へ供給され
る。供給路12,13にはそれぞれ電磁弁15A,15
Bが設けられている。エンジン3からの戻り燃料は供給
路16を通り、三方弁17により供給路18A,18B
に振り分けられ、タンク5,6に戻される。この振り分
け量はタンク5,6が適当な測定状態となるようにす
る。供給路16には熱交換器19を設け、熱交換器19
に外部から冷却水を通流し、供給路16を通る燃料を冷
却して高温化による気化を防ぐ。
【0010】図2はロードセル10,11の出力回路を
示し、20,21はロードセル10,11の出力を増幅
する増幅器、22,23はスイッチ、24はスイッチ2
2,23の出力を加算する加算器である。
【0011】次に、上記構成の動作を表1のフローチャ
ート及び図3(a)のステップチャートにより説明す
る。
【0012】
【表1】
【0013】まず、最初に、タンク5,6には任意の燃
料量が収納されているとする。ここで、ステップ1で電
磁弁9Aのみ開くとメインタンク4からタンク5へ燃料
が流入する。レベルスイッチFAがオンし、タンク5内
の燃料が上限に達したことを検出すると、ステップ2へ
移り、電磁弁9Aを閉じるとともに、電磁弁9Bを開い
てタンク6に燃料を流入させ、また電磁弁15Aを開い
てタンク5内の燃料をエンジン3に供給するとともに、
供給路18Aを開いてエンジン3からの戻り燃料をタン
ク5に戻し、エンジン3の運転を開始する。また、スイ
ッチ22を閉じ、ロードセル10の出力Aを加算器24
を介して出力し、タンク5内の燃料質量を測定する。
【0014】次に、レベルスイッチFBのオンによりタ
ンク6内の燃料が上限に達したことを検出するとステッ
プ3に移り、電磁弁9Bを閉じる。ここで、レベルスイ
ッチEAのオンによりタンク5内の燃料が下限に達した
ことを検出すると、ステップ4に移り、電磁弁15Bを
開いてタンク6内の燃料をエンジン3へ供給する。又、
スイッチ23をオンしてロードセル10,11の出力
A,Bを加算器24で加算してA+Bを出力する。次
に、所定時間t1秒経過後(t1は電磁弁の開閉によって
測定が不安定になるのを防止するために設けた適当なタ
イマ時間であり、t2〜t6についても同様である。)ス
テップ5に移り、電磁弁15A及び供給路18Aを閉
じ、供給路18Bを開いてエンジン1への燃料の供給と
戻りをタンク6のみとする。
【0015】所定時間t2秒経過後、ステップ6に移
り、スイッチ22を開き、ロードセル11の出力Bのみ
測定するようにした。所定時間t3秒後ステップ7に移
り、再び電磁弁9Aを開いてタンク5に燃料を供給し、
この結果レベルスイッチFAのオンによりタンク5内の
燃料が上限に達したことを検出すると、ステップ8に移
り、電磁弁9Aを閉じる。レベルスイッチEBのオンに
よりタンク6内の燃料が下限に達したことを検出すると
ステップ9に移り、電磁弁15Aを開いてタンク5内の
燃料をエンジン3に供給し、同時にスイッチ22を閉じ
てA+Bの測定出力を得る。
【0016】所定時間t4秒経過するとステップ10へ
移り、電磁弁15B及び供給18Bを閉じ、供給路18
Aを開いて再びエンジン3への燃料の供給と戻りをタン
ク5のみとした。所定時間t5秒後ステップ11へ移
り、スイッチ23を開いて測定出力をAとする。所定時
間t6秒後ステップ12へ移り、電磁弁9Bを開いて燃
料をタンク6に供給する。ここで、レベルスイッチFB
がオンしてタンク6内の燃料が上限に達したことを検出
するとステップ3へ移行し、電磁弁9Bを閉じる。以後
ステップ3〜ステップ12の動作を循環して繰り返す。
なお、図3(b)はステップ2とステップ12の間の燃
料減少量を示す。
【0017】上記実施形態においては、基本的には、各
電磁弁9A,9B,15A,15B,17の開閉により
各タンク5,6からエンジン3への燃料供給及びエンジ
ン3からタンク5,6への戻り燃料の供給を交互に行う
とともに、これらの供給が行われていない方のタンク
5,6へメインタンク4からの燃料の補給を行い、かつ
ロードセル10,11のうちエンジン3への燃料供給を
行ってる方のタンク5,6の質量を測定している方のロ
ードセル10,11の測定値を出力するようにしてお
り、切換当初を除いてはロードセル10,11による出
力は常に減少方向にあり、この減少量からエンジン3の
定常状態及び過渡状態に関係なくエンジン3の燃料消費
量を検出することができる。又、エンジン3からの戻り
燃料を熱交換器19により冷却するようにしたので、燃
料の気化などの影響を受けなくなる。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、二つの
タンクによりエンジンへの燃料供給及びそのリターンを
交互に行うとともに、燃料供給を行っていない方のタン
クへメインタンクからの燃料補給を行い、かつ各質量測
定手段も燃料供給を行っている方のタンクの燃料質量の
測定値を出力するようにしており、各質量測定手段の出
力はタンク切換当初を除いては常に減少し、この減少量
からエンジンの燃料消費量を定常状態、過渡状態に関係
なく検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるエンジンの燃料供給装置の構成
図である。
【図2】この発明によるロードセルの出力回路図であ
る。
【図3】この発明による各ロードセルの測定出力図、及
びその燃料減少量を示す図である。
【図4】従来のエンジンの燃料供給装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
3…エンジン 4…メインタンク 5,6…タンク 7,8,12〜14,16,18A,18B…供給路 9A,9B,15A,15B,17…電磁弁 10,11…ロードセル 22,23…スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインタンクから燃料を供給されるとと
    もに、エンジンへ燃料を供給し、かつエンジンからの戻
    り燃料を供給される第1及び第2のタンクと、第1及び
    第2のタンク内の燃料の質量をそれぞれ検出する第1及
    び第2の質量測定手段と、各燃料供給路を開閉する開閉
    機構を備え、開閉機構は各タンクからエンジンへの燃料
    供給及びエンジンから各タンクへの戻り燃料の供給を交
    互に行わせるとともに、これらの供給が行われていない
    方のタンクへメインタンクからの燃料の供給を行わせ、
    かつ各質量測定手段はエンジンへの燃料供給を行ってい
    る方のタンクの質量を出力するようにしたことを特徴と
    するエンジンの燃料供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517017A (ja) * 2003-01-28 2006-07-13 ルドルフ, ディートベルト 植物油または再生植物を含む燃料を用いて、ディーゼルエンジンを作動するための方法およびデバイス
CN100377408C (zh) * 2005-01-28 2008-03-26 新源动力股份有限公司 燃料电池反应气体压力的变压操作方法
CN100414759C (zh) * 2005-01-28 2008-08-27 新源动力股份有限公司 用于燃料电池发动机***的数字式变压操作执行器及应用
CN103234761A (zh) * 2013-04-12 2013-08-07 北京航空航天大学 小推力火箭发动机移动试验平台

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