JP2000094969A - ラジエータの取付構造 - Google Patents

ラジエータの取付構造

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JP2000094969A
JP2000094969A JP10269178A JP26917898A JP2000094969A JP 2000094969 A JP2000094969 A JP 2000094969A JP 10269178 A JP10269178 A JP 10269178A JP 26917898 A JP26917898 A JP 26917898A JP 2000094969 A JP2000094969 A JP 2000094969A
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JP
Japan
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radiator
mounting
mounting frame
tank
lower tank
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JP10269178A
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English (en)
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Yoshiyuki Satake
善行 佐竹
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/14Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove
    • F28F2275/143Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove with pin and hole connections

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はラジエータの取付構造に関し、車体
フレームからラジエータへのネジレ入力をなくして、ク
ロスバーの取付けやラジエータチューブ等の肉厚化によ
る補強を不要とした取付構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 請求項1は、キャブオーバー型トラック
のサイドレール間に、鋼材を四角形状に連結したラジエ
ータ取付枠をブラケットを介して取り付けると共に、当
該ラジエータ取付枠内に、マウントラバーを介してラジ
エータのアッパタンクとロアタンクを弾性的に支持した
ことを特徴とし、請求項2は、ラジエータのアッパタン
クとロアタンクにマウントラバー取付用の突片を突設す
ると共に、ラジエータ取付枠に、各突片に対応してマウ
ントラバー位置決め用の取付孔を形成し、当該各取付孔
に、突片に取り付けたマウントラバーを挿着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャブオーバー型
トラックに於けるラジエータの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャブオーバー型トラックに於け
るラジエータの取付構造は、特開平8−261680号
公報又は図5に示すように、ラジエータ1の左右にサイ
ドサポート3を装着し、これらを夫々断面L字状の取付
ブラケット5を介してサイドレール7に固着することに
より、ラジエータ1をサイドレール7間に取り付けてい
た。
【0003】而して、ラジエータ1は、サイドサポート
3の上部にアッパタンク9がボルト締めされ、そして、
サイドサポート3の下部に溶接したL字状のマウンティ
ングブラケット11に、マウントラバー13を介してロ
アタンク15が支持されており、ロアタンク15の底部
には、マウンティングブラケット11に設けた取付孔1
7を挿通する取付ピン19が一体に突設されている。そ
して、当該取付ピン19にマウントラバー13が取り付
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述の如き
従来の取付構造にあっては、走行時に於けるサイドレー
ル7からのネジレ入力がラジエータチューブ21の付け
根部分にかかって、ラジエータチューブ21に亀裂が生
じてしまう虞があった。このため、斯かる対策として、
二点鎖線で示すように左右のサイドサポート3間に2本
のクロスバー23を架け渡してこれをボルト締めし、更
にラジエータチューブ21や、ラジエータコア25の左
右に取り付くレインフォース27の肉厚を厚くしてこれ
らを補強する等の方法が採られていた。
【0005】又、ラジエータコア25の熱膨張と収縮
は、ラジエータ1の下方に介在させたマウントラバー1
3によって吸収しているが、昨今のラジエータの大容量
化,大型化に伴い、ラジエータ1の下方に介在させたマ
ウントラバー13のみでラジエータコア25の熱膨張と
収縮を吸収するだけでは不十分であるとの指摘がなされ
ている。
【0006】更に又、昨今、ラジエータのアッパタンク
やロアタンクは樹脂で成形されているが、上述の如き従
来の取付構造にあっては、ロアタンク15の底部が車両
の床下に露出しているため、飛び石によってロアタンク
15が破損してしまう虞もあった。本発明は斯かる実情
に鑑み案出されたもので、車体フレームからラジエータ
へのネジレ入力をなくして、クロスバーの取付けやラジ
エータチューブ等の肉厚化による補強を不要としたラジ
エータの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係るラジエータの取付構造は、キャブオ
ーバー型トラックのサイドレール間に、鋼材を四角形状
に連結したラジエータ取付枠をブラケットを介して取り
付けると共に、当該ラジエータ取付枠内に、マウントラ
バーを介してラジエータのアッパタンクとロアタンクを
弾性的に支持したことを特徴とする。
【0008】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載のラジエータの取付構造に於て、ラジエータのアッ
パタンクとロアタンクにマウントラバー取付用の突片を
突設すると共に、ラジエータ取付枠に、各突片に対応し
てマウントラバー位置決め用の取付孔を形成し、当該各
取付孔に、突片に取り付けたマウントラバーを挿着した
ものである。
【0009】(作用)各請求項に係る発明によれば、走
行時に於ける車体フレームからのネジレ入力をラジエー
タ取付枠が受けるが、ラジエータはマウントラバーを介
してラジエータ取付枠内に上下方向から弾性的に支持さ
れているため、ラジエータにネジレ入力がかからず、そ
して、ラジエータコアの熱膨張と収縮は、ラジエータの
上下に介在させたマウントラバーによって吸収されるこ
ととなる。
【0010】又、ラジエータ取付枠がロアタンクを覆っ
ているため、ラジエータ取付枠が飛び石によるロアタン
クの破損を防止する。そして、請求項2に係る発明によ
れば、取付孔がマウントラバーの位置決めを図ると共
に、突片とマウントラバーの脱落を防止することとな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0012】図1は請求項1及び請求項2の一実施形態
に係るラジエータの取付構造を示し、図中、31はラジ
エータで、従来と同様、当該ラジエータ31は、アルミ
ニウム製のラジエータチューブ33とフィン35,レイ
ンフォース36とで形成されたラジエータコア37と、
ラジエータコア37の上下に取り付く樹脂製のアッパタ
ンク39とロアタンク41とで構成されており、アッパ
タンク39に冷却水のインレットパイプ43が、そし
て、ロアタンク41にアウトレットパイプ45が夫々設
けられている。
【0013】又、図1中、47はマウントラバー48を
介して上記ラジエータ31が取り付くラジエータ取付枠
で、ラジエータ取付枠47は、図2及び図4に示すよう
に断面コ字状の4本の鋼材49,51を四角形状に連結
して形成されており、ロアタンク41側に位置する鋼材
49は、ラジエータ31の両側部に位置する2本の鋼材
51に両端部が溶接され、そして、アッパタンク39側
に位置する鋼材49は、両端部が2本の鋼材51の端部
に着脱自在にボルト締めされた構造となっている。
【0014】そして、図3及び図4に示すようにアッパ
タンク39側に位置する鋼材49の左右には、マウント
ラバー48を位置決めするレーシングトラック形状の取
付孔53がバーリング加工によって形成され、又、ロア
タンク41側に位置する鋼材49の左右にも、同じくレ
ーシングトラック形状の取付孔53がバーリング加工に
よって形成されており、取付孔53の開口周縁部53a
はいずれも外方へ向かって折曲されている。
【0015】一方、図1及び図4に示すようにアッパタ
ンク39とロアタンク41には、上記取付孔53に対応
して、断面台形形状のマウントラバー取付用の突片55
が一体的に突設されており、当該突片55にマウントラ
バー48が挿着されている。マウントラバー48は、鋼
材49の内周に沿って形成された上面部に、上記取付孔
53に挿着可能な凸部48aが形成され、又、マウント
ラバー48の底面部は、アッパタンク39,ロアタンク
41を前後方向から保持できるように、アッパタンク3
9とロアタンク41の断面形状に沿って形成されてお
り、底面部の中央部に、上記突片55が挿着可能な挿着
孔48bが形成されている。
【0016】そして、ロアタンク41側の突片55にマ
ウントラバー48を挿着し、マウントラバー48の凸部
48aを突片55と共にロアタンク41側の鋼材49の
取付孔53に挿着して、ロアタンク41をマウントラバ
ー53を介してラジエータ取付枠47に取り付けた後、
アッパタンク39側の突片55にマウントラバー48を
挿着し、そして、アッパタンク39側の鋼材49の両端
部を鋼材51にボルト締めし乍ら、図4に示すようにマ
ウントラバー48の凸部48aを鋼材49の取付孔53
に挿着して、アッパタンク39をマウントラバー53を
介してラジエータ取付枠47に連結することで、ラジエ
ータ取付枠47内にラジエータ31が弾性的に保持され
ている。
【0017】そして、図1に示すように上記ラジエータ
取付枠47の左右に断面L字状の取付ブラケット5を取
り付け、そして、当該取付ブラケット5を介してラジエ
ータ取付枠47をサイドレール7に固着して、ラジエー
タ31がサイドレール7間に取り付けられている。本実
施形態に係るラジエータ31の取付構造はこのように構
成されているから、取付孔53がマウントラバー48の
位置決めを図ると共に、突片55とマウントラバー48
のフレーム枠体47からの脱落を防止することとなる。
【0018】そして、走行時に於ける車体フレーム(サ
イドレール7)からのネジレ入力をラジエータ取付枠4
7が受けるが、ラジエータ31はマウントラバー48を
介してラジエータ取付枠47内に上下方向から弾性的に
支持されているため、ラジエータ31にネジレ入力がか
からず、そして、ラジエータコア37の熱膨張と収縮
は、ラジエータ31の上下に介在させたマウントラバー
48によって吸収されることとなる。
【0019】又、鋼材49がロアタンク41を覆ってい
るため、鋼材49が飛び石によるロアタンク41の破損
を防止する。このように、本実施形態によれば、車体フ
レームからラジエータ31へのネジレ入力がなくなるた
め、図5で既述したクロスバー23の取付けやラジエー
タチューブ33,レインフォース36等の肉厚化による
補強が不要となり、この結果、従来に比しラジエータ3
1全体の強度低下を図ることができると共に、ラジエー
タ31全体の軽量化が可能となった。
【0020】又、本実施形態によれば、ラジエータ取付
枠47によって、飛び石によるロアタンク41の破損を
防止することができる副次的な効果を有する。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係るラジ
エータの取付構造によれば、車体フレームからラジエー
タへのネジレ入力をなくすことができるので、従来の如
きクロスバーの取付けやラジエータチューブ,レインフ
ォース等の肉厚化による補強が不要となり、この結果、
ラジエータ全体の強度低下を図ることができると共に、
ラジエータ全体の軽量化が可能となった。
【0022】又、本発明に係るラジエータの取付構造に
よれば、ラジエータ取付枠によって、飛び石によるロア
タンクの破損を防止することができる副次的な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の一実施形態に係るラジ
エータの取付構造の正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1に示すラジエータの取付構造の要部平面図
である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】従来のラジエータの取付構造の正面図である。
【符号の説明】
31 ラジエータ 39 アッパタンク 41 ロアタンク 47 ラジエータ取付枠 48 マウントラバー 49,51 鋼材 53 取付孔 55 突片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブオーバー型トラックのサイドレー
    ル間に、鋼材を四角形状に連結したラジエータ取付枠を
    ブラケットを介して取り付けると共に、当該ラジエータ
    取付枠内に、マウントラバーを介してラジエータのアッ
    パタンクとロアタンクを弾性的に支持したことを特徴と
    するラジエータの取付構造。
  2. 【請求項2】 ラジエータのアッパタンクとロアタンク
    にマウントラバー取付用の突片を突設すると共に、ラジ
    エータ取付枠に、各突片に対応してマウントラバー位置
    決め用の取付孔を形成し、当該各取付孔に、突片に取り
    付けたマウントラバーを挿着したことを特徴とする請求
    項1記載のラジエータの取付構造。
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