JP2000094122A - 溶融金属排出装置 - Google Patents

溶融金属排出装置

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JP2000094122A
JP2000094122A JP10268378A JP26837898A JP2000094122A JP 2000094122 A JP2000094122 A JP 2000094122A JP 10268378 A JP10268378 A JP 10268378A JP 26837898 A JP26837898 A JP 26837898A JP 2000094122 A JP2000094122 A JP 2000094122A
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JP
Japan
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molten metal
joint
inert gas
refractory
slide gate
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JP10268378A
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English (en)
Inventor
Kazunori Sakurai
一典 桜井
Hisashi Terasaki
尚志 寺崎
Tomoyuki Sugiyama
智之 椙山
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶融金属の流れにより生じる溶融金属通過孔内
の負圧により耐火物の接合部から空気が巻き込まれるの
を防止し溶融金属の品質の低下がなく、不活性ガスの使
用量を削減した溶融金属排出装置を提供する。 【解決手段】溶融金属の流れを制御するスライドゲート
2とこのスライドゲート2に取り付けられたノズル4、
6、7とを形成する耐火物と、この耐火物の接合部13
に対向し同心円的に囲繞して配置されたリング形状の不
活性ガス吹込パイプ14とを有し、この不活性ガス吹込
パイプ14には不活性ガス吹込口15が設けられ、この
不活性ガス吹込口15は前記接合部の外周上の想定され
た任意の点からの仰角が20〜70°になるような範囲
に位置し、かつ任意の点に対向して設けられた溶融金属
排出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶融金属排出装置に
係わり、特に耐火物の接合部から空気を巻き込むのを防
止した溶融金属排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に連続鋳造設備では、溶融金属を収
納する容器の底部に溶融金属の流量を調整する溶融金属
排出装置が設けられている。
【0003】図5に示すように、従来一般に用いられて
いる溶融金属排出装置21は、溶融金属の流れを制御す
るスライドゲート22と、このスライドゲート22を容
器23に取り付ける上ノズル24、溶融金属をモールド
25に排出する浸漬ノズル26と、この浸漬ノズル26
をスライドゲート22に取り付ける中間ノズル27とを
それぞれ別個に形成する耐火物を接合して組立られてい
る。上記スライドゲート22は溶融金属通過孔28が設
けられた固定盤29と連通孔30が設けられた摺動盤3
1とより構成されている。
【0004】このような溶融金属排出装置21において
は、溶融金属通過孔28を開放して溶融金属を上ノズル
24、溶融金属通過孔28、連通孔30、中間ノズル2
7および浸漬ノズル26を通過させてモールド25に排
出する場合、この溶融金属の流により、このような溶融
金属排出装置21においては、上ノズル28、溶融金属
通過孔22、連通孔24、中間ノズル30および浸漬ノ
ズル29で形成される流通路32内は負圧になり、各耐
火物の接合部から空気を巻き込み、溶融金属を酸化させ
て品質を劣化させる場合がある。
【0005】そこで、従来は図6に示すように、中間ノ
ズル30と浸漬ノズル29との接合部33のような耐火
物の接合部に対向して同心円的にリング形状の不活性ガ
ス吹込パイプ34を配置し、この不活性ガス吹込パイプ
34に設けられた不活性ガス吹込口35から接合部33
に不活性ガスを吹き込み、接合部33から流通路32に
空気が巻き込まれるのを防止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の不活性
ガス吹込パイプ34の不活性ガス吹込口35は接合部3
3の外周部36(点P33)に垂直に対向する外周側に配
置されていたので、十分に空気の巻き込みを防止するこ
とができず、また十分に空気の巻き込みを防止しようと
すると大量の不活性ガスが必要となり、不経済であっ
た。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、溶融金属の流れにより生じる流通路内の負圧に
より耐火物の接合部から空気が巻き込まれるのを防止し
溶融金属の品質の低下がなく、不活性ガスの使用量を削
減した溶融金属排出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、溶融金属収納容器の
底部に取付けられ溶融金属の流れを制御するスライドゲ
ートとこのスライドゲートに取り付けられたノズルとを
形成する耐火物と、この耐火物の接合部に対向し同心円
的に囲繞して配置されたリング形状の不活性ガス吹込パ
イプとを有し、この不活性ガス吹込パイプには不活性ガ
ス吹込口が設けられ、この不活性ガス吹込口は前記接合
部の外周上の想定された任意の点からの仰角が20〜7
0°になるような範囲に位置し、かつ前記任意の点に対
向して設けられたことを特徴とする溶融金属排出装置で
あることを要旨としている。
【0009】本願請求項2の発明では上記耐火物の接合
部はスライドゲートと上ノズルとの接合部であることを
特徴とする請求項1に記載の溶融金属排出装置であるこ
とを要旨としている。
【0010】本願請求項3の発明では上記耐火物の接合
部はスライドゲートと中間ノズルとの接合部であること
を特徴とする請求項1に記載の溶融金属排出装置である
ことを要旨としている。
【0011】本願請求項4の発明では上記耐火物の接合
部は中間ノズルと浸漬ノズルとの接合部であることを特
徴とする請求項1に記載の溶融金属排出装置であること
を要旨としている。
【0012】本願請求項5の発明では上記耐火物の接合
部はスライドゲートと浸漬ノズルとの接合部であること
を特徴とする請求項1に記載の溶融金属排出装置である
ことを要旨としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる溶融金属排
出装置の実施の形態について添付図面を参照して説明す
る。
【0014】図1に示すような本発明に係わる溶融金属
排出装置1は、溶融金属の流れを制御するスライドゲー
ト2と、このスライドゲート2を容器3に取り付ける上
ノズル4と、溶融金属をモールド5に排出する浸漬ノズ
ル6と、この浸漬ノズル6をスライドゲート2に取り付
ける中間ノズル7とをそれぞれ別個に形成する耐火物を
接合して組立られている。上記スライドゲート2は溶融
金属通過孔8が設けられた固定盤9と連通孔10が設け
られた摺動盤11とより構成されている。
【0015】従って、溶融金属排出装置1には上ノズル
4、溶融金属通過孔8、連通孔10、中間ノズル7およ
び浸漬ノズル6により流通路12が形成される。
【0016】別個に形成された耐火物の接合部、例えば
浸漬ノズル6と中間ノズル7の接合部13の外周側に
は、この接合部13に対向し接合部13を同心円的に囲
繞するリング形状の不活性ガス吹込パイプ14が配置さ
れている。なお、不活性ガス吹込パイプ14は不活性ガ
スの流れを規制するためにパイプ肉厚が例えば3.2m
m以上であることが好ましいが、3.2mmより薄い場
合には不活性ガス吹込口15にガイド片を付けるとよ
い。また、不活性ガス吹込パイプ14の装脱は浸漬ノズ
ル6と中間ノズル7を脱着して行う。
【0017】図2に示すように、この不活性ガス吹込パ
イプ14には不活性ガス吹込口15が複数個例えば8個
45°の等間隔で設けられている。例えば、接合部13
の外周部16上の想定された任意の点P1 に対応する不
活性ガス吹込口15aは、直線L1およびL2で示す任
意の点P1 からの仰角が20〜70°になるような範囲
例えば22.5°になる位置に設けられ、任意の点P1
に対向している。他の不活性ガス吹込口15も任意の点
P1 から45°の等間隔で想定される点P2ないし点P
8 に対してそれぞれ同様の22.5°の仰角を有して設
けられている。
【0018】上記仰角が20°より小さいと不活性ガス
の旋回流が任意の点P1 の近傍で効果的に生ぜず、70
°より大きいと不活性ガスが接合部13の外周部16に
衝突して不活性ガスの乱流を生じ、空気の巻き込み防止
効果が減殺される。
【0019】なお、不活性ガス吹込口15は8個に限ら
ず9〜18個を等間隔で設けてもよい。不活性ガス吹込
口15を不活性ガス吹込パイプ14の内周方向に延びる
スリット状に形成した場合には、8個以下であってもよ
い。
【0020】本発明に係わる溶融金属排出装置は以上の
ような構造になっているから、図1に示すような状態
で、摺動盤11を摺動させて連通孔10と溶融金属通過
孔8を一致させ、溶融金属通過孔8を開放し、流通路1
2に溶融金属を流す。また、不活性ガス吹込パイプ14
に不活性ガスを流し、不活性ガス吹込口15から接合部
13に不活性ガスを吹き付ける。溶融金属の流れにより
流通路12内は負圧になり、接合部13を介して外部か
ら空気を巻き込み易くなるが、不活性ガス吹込口15か
ら接合部13に不活性ガスが吹き付けられているので、
流通路12内への空気の巻き込みが減少される。
【0021】特に、不活性ガス吹込口15aは、接合部
13の外周部16上想定された点P1 に対し任意の点P
1 からの仰角が20〜70°例えば22.5°の位置に
設けられているので、任意の点P1 の近傍に空気遮蔽効
果に優れた旋回流を発生させることができ、従来と同様
の不活性ガス量で効果的に流通路12内への空気の巻き
込みを防止することができる。
【0022】上述した実施の形態では不活性ガス吹込パ
イプを浸漬ノズル6と中間ノズル7の接合部13に対向
して設けたが、スライドゲート2と上ノズル7との接合
部、スライドゲート2と中間ノズル7との接合部など耐
火物の接合部であればいずれに設けてもよく、また全て
の接合部に設けても本発明の効果が得られる。
【0023】
【実施例】[1]巻き込みガス量測定試験 (1)試験目的:不活性ガス吹込口の位置を変え、巻き
込みガス量を測定する。
【0024】(2)試験装置:図3に示すように、2個
の深皿形状容器を接合部に模した通気シートを介して接
合して溶融金属排出装置を模した円筒容器を形成し、円
筒容器に溶融金属に模した不活性ガスを導入可能とす
る。円筒容器には酸素濃度測定センサを設ける。
【0025】(3)試料の作成:表1に示すような仰角
値を有し、図4に示すように、O1(実施例1)、O2
(実施例2)、O3 (実施例3)、O4 (比較例)およ
びO5 (従来例)に相当する位置に不活性ガス吹込口を
8個設けた5種類のガス吹出パイプを作製する。
【0026】(4)測定方法:試料を(2)装置に取付
け、ガス吹出パイプの不活性ガス吹込口から吹き出され
る酸素ガスを通気シート近傍に当て、酸素濃度測定セン
サにより、円筒容器内に巻き込まれた酸素の濃度を測定
する。
【0027】(5)測定結果:測定結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 ・実施例1〜実施例3は、酸素濃度値が4〜8%で、8
〜9%の比較例、9〜10%の従来例に比べ低く、外部
から円筒容器内に巻き込まれる酸素ガスが少ないことが
分かった。
【0029】・実施例1は4〜5%を最も小さく、従来
例の50%であることが分かった。
【0030】
【発明の効果】本発明に係わる溶融金属排出装置は、接
合部の外周部を囲繞する不活性ガス吹込パイプの所定の
部位に不活性ガス吹込口を設けることにより、接合部の
外周部近傍に空気遮蔽効果に優れた旋回流を発生させる
ことができ、従来と同様の不活性ガス量で効果的に流通
路への空気の巻き込みを防止することができる。
【0031】特に、スライドゲートと上ノズルとの接合
部、スライドゲートと中間ノズルとの接合部および中間
ノズルと浸漬ノズルとの接合部等の耐火物の接合部を囲
繞して不活性ガス吹込パイプ設けた場合には、流通路へ
の空気の巻き込みを防止する著しい効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる溶融金属排出装置の断面図。
【図2】本発明に係わる溶融金属排出装置で、図1A−
A線に沿う断面図。
【図3】巻き込みガス量測定試験に用いられる試験装置
の説明図。
【図4】巻き込みガス量測定試験に用いられるガス吹込
パイプの説明図。
【図5】一般に用いられている溶融金属排出装置の説明
図。
【図6】従来の溶融金属排出装置の断面図。
【符号の説明】
1 溶融金属排出装置 2 スライドゲート 3 容器 4 上ノズル 5 溶融金属をモールド 6 浸漬ノズル 7 中間ノズル 8 溶融金属通過孔 9 固定盤 10 連通孔 11 摺動盤 12 流通路 13 接合部 14 不活性ガス吹込パイプ 15 不活性ガス吹込口 16 外周部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椙山 智之 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 Fターム(参考) 4E004 FB10 HA10 4E014 DB03 LA03 LA18 MA01 MA08 MA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属収納容器の底部に取付けられ溶
    融金属の流れを制御するスライドゲートとこのスライド
    ゲートに取り付けられたノズルとを形成する耐火物と、
    この耐火物の接合部に対向し同心円的に囲繞して配置さ
    れたリング形状の不活性ガス吹込パイプとを有し、この
    不活性ガス吹込パイプには不活性ガス吹込口が設けら
    れ、この不活性ガス吹込口は前記接合部の外周上の想定
    された任意の点からの仰角が20〜70°になるような
    範囲に位置し、かつ前記任意の点に対向して設けられた
    ことを特徴とする溶融金属排出装置。
  2. 【請求項2】 上記耐火物の接合部はスライドゲートと
    上ノズルとの接合部であることを特徴とする請求項1に
    記載の溶融金属排出装置。
  3. 【請求項3】 上記耐火物の接合部はスライドゲートと
    中間ノズルとの接合部であることを特徴とする請求項1
    に記載の溶融金属排出装置。
  4. 【請求項4】 上記耐火物の接合部は中間ノズルと浸漬
    ノズルとの接合部であることを特徴とする請求項1に記
    載の溶融金属排出装置。
  5. 【請求項5】 上記耐火物の接合部はスライドゲートと
    浸漬ノズルとの接合部であることを特徴とする請求項1
    に記載の溶融金属排出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100338786C (zh) * 2002-06-19 2007-09-19 三垦电气株式会社 半导体发光装置及其制法和半导体发光装置用反射器
CN104107906A (zh) * 2014-07-16 2014-10-22 内蒙古包钢钢联股份有限公司 稀土钢防氧化保护浇铸装置及其使用方法

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