JP2000090893A - 電池及び電池の製造方法 - Google Patents

電池及び電池の製造方法

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JP2000090893A
JP2000090893A JP10263293A JP26329398A JP2000090893A JP 2000090893 A JP2000090893 A JP 2000090893A JP 10263293 A JP10263293 A JP 10263293A JP 26329398 A JP26329398 A JP 26329398A JP 2000090893 A JP2000090893 A JP 2000090893A
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battery
battery case
aluminum
aluminum alloy
joint
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Takefumi Inoue
剛文 井上
Kazumasa Matsuo
和政 松尾
Hiroaki Yoshida
吉田  浩明
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Japan Storage Battery Co Ltd
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    • H01M50/10Primary casings, jackets or wrappings of a single cell or a single battery
    • H01M50/147Lids or covers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弱いレーザパワーであっても容易に電池ケー
スのレーザ溶接を行うことができる電池を提供する。 【解決手段】 電池ケース本体1と電池蓋2の接合部1
a,2aの肉厚を他の部分よりも薄く構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池ケース本体に
電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ溶接により溶着させ
ることによりアルミニウム合金等からなる電池ケースを
構成した電池又はこの電池の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車等の大容量の用途で使用され
る大型の非水電解質二次電池は、ステンレス製の電池ケ
ースを用いていた。しかし、最近では、軽量化のため
に、アルミニウム合金製の電池ケースを用いることが多
くなって来ている。このようなアルミニウム合金製の電
池ケースを用いた非水電解質二次電池は、図10に示す
ようなアルミニウム合金製の長円筒形容器状の電池ケー
ス本体1の内部に図示しない発電要素やこの発電要素の
電極に接続される正負の端子3,4等を収納した後に、
この電池ケース本体1の上端開口部に、同じくアルミニ
ウム合金製の長円形板状の電池蓋2を嵌合させて、図1
1に示すように、周囲を溶接により密閉固定する。この
際、電池蓋2は、図12に示すように、長円形板状の周
囲の縁部を上方に立ち上げて接合部2aとし、電池ケー
ス本体1の上端開口部の接合部1aに沿うように嵌合さ
せる。そして、図13に示すように、これら電池ケース
本体1と電池蓋2の接合部1a,2aを溶接により溶着
させることによって電池ケースを形成する。この溶接
は、ステンレス製の電池ケースの場合には、TIG溶接
を用いたが、アルミニウム合金製の場合には、レーザ溶
接を用いる。
【0003】なお、電池蓋2には、図10に示したよう
に、予め正負の端子3,4を突出させるための端子孔2
b,2cと電池ケースの内部に電解液を注入するための
注液口2dが開口されている。そして、図11に示した
ように、端子孔2b,2cは、電池蓋2の溶接後に、こ
れらから突出した正負の端子3,4に封止材を介してナ
ットを螺着させることにより封口し、注液口2dは、電
解液の注入後に止めねじ等によって封口する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レーザ溶接
は、レーザ光を照射することにより母材がこのレーザ光
のエネルギーを吸収して加熱溶融されて溶接を行うもの
であるが、電池ケース本体1や電池蓋2に用いられるア
ルミニウム合金材は、溶融前にはレーザ光をほとんど反
射してしまい吸収率が低くなるのに対して、溶融後は急
激にこのレーザ光の吸収率が上昇する。このため、弱い
レーザパワーではアルミニウム合金材を容易に溶融させ
ることができないが、このレーザパワーを強くすると、
溶融後に急激に過熱されて溶融したアルミニウム合金材
が飛散することにより接合部1a,2aにピンホールや
クラック等が発生するおそれが生じる。
【0005】従って、従来は、アルミニウム合金製等の
電池ケースをレーザ溶接する際のレーザパワーの調整が
難しく、このパワーが強すぎると電池ケース本体1と電
池蓋2の接合部1a,2aにピンホールやクラック等が
発生するおそれがあるという問題が生じていた。
【0006】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、弱いレーザパワーであっても容易に
電池ケースのレーザ溶接を行うことができる電池を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、アル
ミニウム又はアルミニウム合金製の電池ケース本体にア
ルミニウム又はアルミニウム合金製の電池蓋を嵌合させ
て接合部をレーザ溶接により溶着させることにより電池
ケースを構成した電池において、電池ケース本体と電池
蓋との接合部を沿わせると共に、この接合部の肉厚を電
池ケース本体と電池蓋の他の部分の肉厚よりも薄く構成
したことを特徴とする。
【0008】アルミニウムやアルミニウム合金材は熱伝
導率が極めて高いので、電池ケース本体と電池蓋の接合
部の肉厚が厚いと、照射されたレーザ光のエネルギーを
吸収しても、すぐに熱が周囲に拡散してしまい、照射部
にこの熱を集中させることが困難になる。しかし、請求
項1の発明によれば、これらの接合部の肉厚が薄いの
で、レーザ光の照射によって発生した熱が周囲に伝導し
難くなり、照射部に集中させることができるようにな
る。従って、接合部のアルミニウムやアルミニウム合金
材が溶融前にレーザ光のエネルギーを十分に吸収しなく
ても、このレーザ光によって発生した熱を有効に利用し
て確実に溶融させることができるようになる。また、こ
れにより弱いパワーでレーザ溶接を行うことができるの
で、溶融後の過熱によって接合部にピンホールやクラッ
クが発生するおそれもなくなる。好ましくは、接合部の
肉厚はケ−スの強度確保のために0.5mm以上、レ−
ザ−溶接時の溶融を良好にするために1.2mm以下、
とするのが良く、特に、このような限定は10Ah以上
の容量を有する電池でより効果的である。
【0009】請求項2の発明は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金製の電池ケース本体にアルミニウム又はア
ルミニウム合金製の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ
溶接により溶着させることにより電池ケースを構成した
電池において、電池ケース本体と電池蓋における接合部
のアルミニウムの酸素含有量が1000ppm以下であ
ることを特徴とする。
【0010】アルミニウムやアルミニウム合金材は、空
気中に放置すると、表面が酸化して酸化被膜が形成され
る。そして、このような酸化被膜は、融点が高いため
に、レーザ光を照射した際に発生する温度が低すぎる
と、接合部のアルミニウムやアルミニウム合金材の溶融
の妨げとなる。しかし、請求項2の発明によれば、接合
部のアルミニウムの酸素含有量が1000ppm以下と
なるので、融点の高い酸化物がほとんどなくなり、この
接合部のアルミニウムやアルミニウム合金材の溶融が容
易となる。従って、接合部のアルミニウムやアルミニウ
ム合金材が溶融前にレーザ光のエネルギーを十分に吸収
しなくても、このレーザ光によって発生した少ない熱に
よって確実に溶融させることができるようになる。ま
た、これにより弱いパワーでレーザ溶接を行うことがで
きるので、溶融後の過熱によって接合部にピンホールや
クラックが発生するおそれもなくなる。
【0011】請求項3の発明は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金製の電池ケース本体にアルミニウム又はア
ルミニウム合金製の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ
溶接により溶着させることにより電池ケースを構成した
電池において、少なくとも電池ケース本体と電池蓋のい
ずれか一方における少なくとも接合面に、本体のアルミ
ニウム又はアルミニウム合金よりも融点の低いアルミニ
ウム又はアルミニウム合金を張り合わせたクラッド材を
用いたことを特徴とする。
【0012】アルミニウムやアルミニウム合金製の電池
ケースは、一般に十分な強度を確保するために、融点の
高い素材が用いられる。しかし、請求項3の発明によれ
ば、電池ケース本体と電池蓋の接合部の間に、これら強
度を確保するためのアルミニウムやアルミニウム合金材
よりも融点の低いアルミニウムやアルミニウム合金材が
介在されるので、この融点の低いアルミニウムやアルミ
ニウム合金材がレーザ光の照射によって容易に溶融する
ことになる。従って、接合部のアルミニウムやアルミニ
ウム合金材が溶融前にレーザ光のエネルギーを十分に吸
収しなくても、まず融点の低い方のアルミニウムやアル
ミニウム合金材が先に溶融することによってレーザ光の
吸収率を高め、これによって融点の高いアルミニウムや
アルミニウム合金材を溶融させることができるようにな
る。また、これにより弱いパワーでレーザ溶接を行うこ
とができるので、溶融後の過熱によって接合部にピンホ
ールやクラックが発生するおそれもなくなる。
【0013】請求項4の発明は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金製の電池ケース本体にアルミニウム又はア
ルミニウム合金製の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ
溶接により溶着させることにより電池ケースを構成する
電池の製造方法において、少なくとも電池ケース本体と
電池蓋のいずれか一方の接合面の外縁部に切り欠きを設
け、これらの電池ケース本体に電池蓋を嵌め込んで接合
部の外縁部に形成される切り欠きによる溝にレーザ光を
照射することによりレーザ溶接を行うことを特徴とす
る。
【0014】請求項4の発明によれば、電池ケース本体
と電池蓋の接合部に形成された溝にレーザ光を照射する
ので、このレーザ光の吸収率が高くなり確実に溶融させ
ることができるようになる。また、これにより弱いパワ
ーでレーザ溶接を行うことができるので、溶融後の過熱
によって接合部にピンホールやクラックが発生するおそ
れもなくなる。
【0015】請求項5の発明は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金製の電池ケース本体にアルミニウム又はア
ルミニウム合金製の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ
溶接により溶着させることにより電池ケースを構成する
電池の製造方法において、電池ケース本体と電池蓋の接
合部におけるレーザ光照射面に表面処理を施して表面粗
さを1μm以上から100μm以下にの範囲内にし、こ
れらの電池ケース本体に電池蓋を嵌め込んで接合部にレ
ーザ光を照射することによりレーザ溶接を行うことを特
徴とする。
【0016】請求項5の発明によれば、電池ケース本体
と電池蓋のレーザ光照射面に表面処理が施されるので、
ここにレーザ光を照射した際の吸収率が高くなり確実に
溶融させることができるようになる。また、これにより
弱いパワーでレーザ溶接を行うことができるので、溶融
後の過熱によって接合部にピンホールやクラックが発生
するおそれもなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0018】図1〜図2は本発明の第1実施形態を示す
ものであって、図1は電池ケースの電池ケース本体と電
池蓋の接合部を示す部分拡大縦断面図、図2は電池ケー
スの電池ケース本体と電池蓋の接合部の他の例を示す部
分拡大縦断面図である。なお、図10〜図13に示した
従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付
記する。
【0019】本実施形態は、図10〜図11に示したも
のと同様の大型の非水電解質二次電池について説明す
る。この非水電解質二次電池は、アルミニウム合金製の
長円筒形容器状の電池ケース本体1の上端開口部に、同
じくアルミニウム合金製の長円形板状の電池蓋2を嵌合
させて、周囲をレーザ溶接により密閉固定することによ
り電池ケースを形成する。長円筒形容器状の電池ケース
本体1は、図1に示すように、上端開口部の接合部1a
の内面が外周側に段状に窪み、この接合部1aの板厚d
11が電池ケース本体1の他の部分の板厚d12の約半分と
なるように形成されている。また、長円形板状の電池蓋
2は、周囲の縁部を上方に立ち上げて接合部2aとし、
この接合部2aの板厚d21が電池蓋2の他の部分の板厚
d22の約半分となるように形成されている。
【0020】上記電池蓋2は、電池ケース本体1の上端
開口部に嵌合させて、上方に立ち上げた接合部2aを電
池ケース本体1の接合部1aの段状の内側に嵌め込み沿
わせる。そして、これら電池ケース本体1と電池蓋2の
接合部1a,2aの上端面にレーザ光を照射することに
より照射部のアルミニウム合金を溶融させてレーザ溶接
を行う。この際、接合部1a,2aの板厚d11,d21が
従来と同様に他の部分の板厚d12,d22と同じである場
合には、アルミニウム合金の熱伝導率が高いために、レ
ーザ光のパワーが弱いと、このレーザ光の照射によって
発生した熱が直ちに接合部1a,2a以外の部分にまで
伝導して拡散するので、照射部の温度が十分に上昇しな
い。しかし、本実施形態の場合には、接合部1a,2a
の板厚d11,d21が薄いので、レーザ光の照射によって
発生した熱が接合部1a,2a以外の部分に伝導し難く
なり、照射部に熱が集中して温度を十分に上昇させるこ
とができる。
【0021】この結果、レーザ光のパワーを弱くして
も、このレーザ光によって発生した熱を有効に利用して
確実に接合部1a,2aのアルミニウム合金材を溶融さ
せることができるようになるので、溶融後にアルミニウ
ム合金材のレーザ光の吸収率が急激に上昇しても、過熱
によって接合部にピンホールやクラックが発生するおそ
れを防止することができる。
【0022】なお、上記実施形態では、電池ケース本体
1の接合部1aの内面が外周側に段状に窪む場合につい
て説明したが、図2に示すように、この接合部1aの外
面が内周側に段状に窪むようにすることもできる。ま
た、電池蓋2は、接合部2aを下方に立ち下げて、これ
を電池ケース本体1の上端開口部の接合部1aを覆うよ
うに嵌合させることもできる。
【0023】図3〜図4は本発明の第2実施形態を示す
ものであって、図3は電池ケースの電池ケース本体と電
池蓋の接合部の嵌合前の状態を示す部分拡大縦断面図、
図4は電池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部の
他の例を示す部分拡大縦断面図である。なお、図1〜図
2に示した第1実施形態と同様の機能を有する構成部材
には同じ番号を付記して説明を省略する。
【0024】本実施形態も、図10〜図11に示した従
来例と同様の大型の非水電解質二次電池について説明す
る。この非水電解質二次電池の長円筒形容器状の電池ケ
ース本体1と長円形板状の電池蓋2は、図3に示すよう
に、従来例と同様の構造である。ただし、電池ケース本
体1の上端開口部に形成された接合部1aは、少なくと
も斜線Aを付した内周面と上端面の酸化被膜を切削又は
研削によって除去する。また、電池蓋2の周囲の縁部に
上方に立ち上げて形成された接合部2aも、少なくとも
斜線Bを付した外周面と上端面の酸化被膜を切削又は研
削によって除去する。そして、電池ケース本体1の上端
開口部に電池蓋2を嵌合させて、この電池蓋2の接合部
2aを電池ケース本体1の接合部1aの内側に嵌め込み
沿わせ、これら電池ケース本体1と電池蓋2の接合部1
a,2aの上端面にレーザ光を照射することにより、図
13に示したように、照射部のアルミニウム合金材を溶
融させてレーザ溶接を行う。このレーザ溶接の際には、
周囲の雰囲気を窒素ガス等の不活性ガスで覆うようにす
るのが好ましい。
【0025】電池ケース本体1や電池蓋2のアルミニウ
ム合金材は、製造ラインの加工中に空気中の酸素に触れ
て表面が酸化し酸化被膜が形成される。そして、このよ
うな酸化被膜は、融点が高いために、レーザ光を照射し
た際に発生する温度が低すぎると、接合部のアルミニウ
ムやアルミニウム合金材の溶融の妨げとなる。しかし、
上記電池ケース本体1と電池蓋2の接合部1a,2a
は、酸化被膜が除去されているため、アルミニウムの酸
素含有量が1000ppm以下とすることができ、融点
の高い酸化物がほとんどなくなるので、この接合部1
a,2aのアルミニウム合金材の溶融が容易となる。従
って、レーザ光のパワーを弱くしても、このレーザ光に
よって発生した熱により確実に接合部1a,2aのアル
ミニウム合金材を溶融させることができるようになるの
で、溶融後にアルミニウム合金材のレーザ光の吸収率が
急激に上昇しても、過熱によって接合部にピンホールや
クラックが発生するおそれを防止することができる。
【0026】なお、上記実施形態では、接合部1a,2
aの酸化被膜を除去するために切削や研削を行ったが、
化学処理により除去することもできる。また、電池ケー
ス本体1や電池蓋2のアルミニウム合金材に酸化被膜の
ないものを用い、製造工程中も酸素に触れないようにし
て製造することにより酸化被膜を形成させないようにし
てもよい。さらに、上記実施形態では、電池蓋2の接合
部2aを上方に立ち上げて電池ケース本体1の接合部1
aに沿わせる場合について説明したが、これらの接合部
1a,2aの形状は任意であり、例えば図4に示すよう
に、長円形板状の周囲の側端をそのまま接合部2aと
し、電池ケース本体1の上端開口部の接合部1aの内側
に嵌め込むようにすることもできる。
【0027】図5〜図7は本発明の第3実施形態を示す
ものであって、図5は電池ケースの電池ケース本体と電
池蓋の接合部を示す部分拡大縦断面図、図6は電池ケー
スの電池ケース本体と電池蓋の接合部の他の例を示す部
分拡大縦断面図、図7は電池ケースの電池ケース本体と
電池蓋の接合部のさらに他の例を示す部分拡大縦断面図
である。なお、図1〜図2に示した第1実施形態と同様
の機能を有する構成部材には同じ番号を付記して説明を
省略する。
【0028】本実施形態も、図10〜図11に示した従
来例と同様の大型の非水電解質二次電池について説明す
る。この非水電解質二次電池の長円筒形容器状の電池ケ
ース本体1は、図5に示すように、従来例と同様の形状
であるが、強度が高く加工性・耐食性に優れたJIS規
格3003のアルミニウム合金板材1bの内面にほぼ純
粋な純アルミニウム板材1cを張り合わせたクラッド材
を用いる。長円形板状の電池蓋2は、従来例と同様の構
造であり、JIS規格3003のアルミニウム合金板材
のみを用いる。
【0029】上記電池蓋2は、電池ケース本体1の上端
開口部に嵌合させて、接合部2aを電池ケース本体1の
接合部1aの内側の純アルミニウム板材1cに沿わせ
る。そして、これら電池ケース本体1と電池蓋2の接合
部1a,2aの上端面にレーザ光を照射することによ
り、照射部のアルミニウム合金材を溶融させてレーザ溶
接を行う。すると、アルミニウム合金板材1bに比べて
融点の低い純アルミニウム板材1cがまず溶融し、これ
によって溶融部分のレーザ光の吸収率が高くなると、さ
らに外側のアルミニウム合金板材1bや電池蓋2のアル
ミニウム合金材が溶融する。従って、レーザ光のパワー
を弱くしても、融点の低い純アルミニウム板材1cを先
に溶融させることにより、接合部1a,2aのアルミニ
ウム合金材を確実に溶融させることができるので、レー
ザ光の吸収率の上昇が段階的になりパワーも小さいこと
から、過熱によって接合部にピンホールやクラックが発
生するおそれを防止することができる。
【0030】なお、上記実施形態では、電池ケース本体
1をクラッド材とする場合について説明したが、図6に
示すように、電池蓋2をアルミニウム合金板材2eの裏
面側に純アルミニウム板材2fを張り合わせたクラッド
材とすることもできる。また、電池ケース本体1と電池
蓋2の双方をクラッド材としてもよい。さらに、上記実
施形態では、電池蓋2の接合部2aを上方に立ち上げて
電池ケース本体1の接合部1aに沿わせる場合について
説明したが、これらの接合部1a,2aの形状は任意で
あり、例えば図7に示すように、長円形板状の周囲の側
端をそのまま接合部2aとし、電池ケース本体1の上端
開口部の接合部1aの内側に嵌め込むようにすることも
できる。ただし、図7の場合には、電池ケース本体1を
クラッド材とする。
【0031】また、上記実施形態では、クラッド材を融
点の高いアルミニウム合金板材と融点の低い純アルミニ
ウム板材との組み合わせとしたが、融点の異なるアルミ
ニウム合金板材同士のクラッド材であってもよく、純ア
ルミニウム板材とこれよりも融点の低いアルミニウム合
金板材とのクラッド材を用いることも可能である。
【0032】図8は本発明の第4実施形態を示すもので
あって、電池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部
を示す部分拡大縦断面図である。なお、図1〜図2に示
した第1実施形態と同様の機能を有する構成部材には同
じ番号を付記して説明を省略する。
【0033】本実施形態も、図10〜図11に示した従
来例と同様の大型の非水電解質二次電池について説明す
る。この非水電解質二次電池の長円筒形容器状の電池ケ
ース本体1は、図8に示すように、従来例と同様の形状
であるが、まず接合部1aにおける内周面の上端縁部
(外縁部)に切り欠き部1dを設ける。また、長円形板
状の電池蓋2も、従来例と同様の形状であるが、接合部
2aにおける外周面の上端縁部に切り欠き部2gを設け
る。次に、電池ケース本体1の上端開口部に電池蓋2を
嵌合させて、接合部1aの内側に接合部2aを沿わせて
嵌め込む。そして、これら電池ケース本体1と電池蓋2
の切り欠き部1d,2gによって形成されるV溝にレー
ザ光を照射することによりレーザ溶接を行う。すると、
レーザ光がV溝内に入り込んで効率よく吸収されるの
で、このV溝付近のアルミニウム合金材から順に溶融す
る。なお、レーザ溶接後は、V溝はアルミニウム合金材
の溶融によって凹状となる。
【0034】従って、レーザ光のパワーを弱くしても、
V溝内のアルミニウム合金材から溶融させることによ
り、接合部1a,2aのアルミニウム合金材を確実に溶
融させることができるので、レーザ光の吸収率の上昇が
漸進的になりパワーも小さいことから、過熱によって接
合部にピンホールやクラックが発生するおそれを防止す
ることができる。
【0035】なお、上記実施形態では、電池ケース本体
1と電池蓋2の接合部1a,2aの双方に切り欠き部1
d,2gを形成する場合について説明したが、これらの
いずれか一方にのみ形成することもできる。また、切り
欠き部1d,2gの形状も直線状に限らず、これらによ
って形成される溝形状もV溝に限らずU溝やその他の形
状であってもよい。
【0036】さらに、上記実施形態では、電池蓋2の接
合部2aを上方に立ち上げて電池ケース本体1の接合部
1aに沿わせる場合について説明したが、これらの接合
部1a,2aの形状は任意である。
【0037】図9は本発明の第5実施形態を示すもので
あって、電池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部
を示す部分拡大縦断面図である。なお、図1〜図2に示
した第1実施形態と同様の機能を有する構成部材には同
じ番号を付記して説明を省略する。
【0038】本実施形態も、図10〜図11に示した従
来例と同様の大型の非水電解質二次電池について説明す
る。この非水電解質二次電池の長円筒形容器状の電池ケ
ース本体1と長円形板状の電池蓋2は、図9に示すよう
に、従来例と同様の形状であるが、まず接合部1a,2
aの上端面(レーザ光照射面)を切削後、サンドブラス
ト、ワイヤブラシ又は研磨材付きタワシ等によって表面
処理を施し、表面粗さを1μm以上から100μm以下
にの範囲内にする。次に、電池ケース本体1の上端開口
部に電池蓋2を嵌合させて、接合部1aの内側に接合部
2aを沿わせて嵌め込む。そして、これら電池ケース本
体1と電池蓋2の接合部1a,2aの上端面にレーザ光
を照射することによりレーザ溶接を行う。すると、レー
ザ光が上端面の粗面に効率よく吸収されるので、接合部
1a,2aのアルミニウム合金材が容易に溶融する。
【0039】従って、レーザ光のパワーを弱くしても、
接合部1a,2aのアルミニウム合金材を確実に溶融さ
せることができるので、溶融後にアルミニウム合金材の
レーザ光の吸収率が急激に上昇することによって過熱し
接合部にピンホールやクラックが発生するのを防止する
ことができる。
【0040】なお、上記実施形態では、サンドブラスト
やワイヤブラシ等の機械加工によって表面処理を行う場
合について説明したが、化学処理によって粗面を形成し
てもよい。また、上記実施形態では、電池蓋2の接合部
2aを上方に立ち上げて電池ケース本体1の接合部1a
に沿わせる場合について説明したが、これらの接合部1
a,2aの形状は任意である。
【0041】さらに、上記第1,3,4,5の実施形態
では、電池ケース本体1や電池蓋2にアルミニウム合金
材を用いたが、純アルミニウムを用いることも可能であ
る。
【0042】さらに、上記実施形態では、長円筒形の大
型の非水電解質二次電池について説明したが、電池の種
類や形状については限定しない。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池及び電池の製造方法によれば、低いレーザパワー
であっても容易に電池ケースのレーザ溶接を行うことが
できるようになるので、溶融後の過熱によって接合部に
ピンホールやクラックが発生するおそれもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すものであって、電
池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部を示す部分
拡大縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示すものであって、電
池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部の他の例を
示す部分拡大縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示すものであって、電
池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部の嵌合前の
状態を示す部分拡大縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示すものであって、電
池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部の他の例を
示す部分拡大縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示すものであって、電
池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部を示す部分
拡大縦断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示すものであって、電
池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部の他の例を
示す部分拡大縦断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示すものであって、電
池ケースの電池ケース本体と電池蓋の接合部のさらに他
の例を示す部分拡大縦断面図である。
【図8】第4実施形態を示すものであって、電池ケース
の電池ケース本体と電池蓋の接合部を示す部分拡大縦断
面図である。
【図9】第5実施形態を示すものであって、電池ケース
の電池ケース本体と電池蓋の接合部を示す部分拡大縦断
面図である。
【図10】非水電解質二次電池の電池ケース本体に電池
蓋を嵌合する際の斜視図である。
【図11】非水電解質二次電池の電池ケースの構成を示
す斜視図である。
【図12】従来例を示すものであって、電池ケースの電
池ケース本体と電池蓋の接合部を示す部分拡大縦断面図
である。
【図13】従来例を示すものであって、電池ケースの電
池ケース本体と電池蓋の接合部をレーザ溶接した後の部
分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 電池ケース本体 1a 接合部 1b アルミニウム合金板材 1c 純アルミニウム板材 1d 切り欠き部 2 電池蓋 2a 接合部 2e アルミニウム合金板材 2f 純アルミニウム板材 2g 切り欠き部 以上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 浩明 京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地 日本電池株式会社内 Fターム(参考) 4E068 BE00 DA06 DB02 5H011 AA17 CC06 CC10 DD07 DD10 DD13 FF03 KK01 KK02 KK04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム又はアルミニウム合金製の
    電池ケース本体にアルミニウム又はアルミニウム合金製
    の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ溶接により溶着さ
    せることにより電池ケースを構成した電池において、 電池ケース本体と電池蓋との接合部を沿わせると共に、
    この接合部の肉厚を電池ケース本体と電池蓋の他の部分
    の肉厚よりも薄く構成したことを特徴とする電池。
  2. 【請求項2】 アルミニウム又はアルミニウム合金製の
    電池ケース本体にアルミニウム又はアルミニウム合金製
    の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ溶接により溶着さ
    せることにより電池ケースを構成した電池において、 電池ケース本体と電池蓋における接合部のアルミニウム
    の酸素含有量が1000ppm以下であることを特徴と
    する電池。
  3. 【請求項3】 アルミニウム又はアルミニウム合金製の
    電池ケース本体にアルミニウム又はアルミニウム合金製
    の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ溶接により溶着さ
    せることにより電池ケースを構成した電池において、 少なくとも電池ケース本体と電池蓋のいずれか一方にお
    ける少なくとも接合面に、本体のアルミニウム又はアル
    ミニウム合金よりも融点の低いアルミニウム又はアルミ
    ニウム合金を張り合わせたクラッド材を用いたことを特
    徴とする電池。
  4. 【請求項4】 アルミニウム又はアルミニウム合金製の
    電池ケース本体にアルミニウム又はアルミニウム合金製
    の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ溶接により溶着さ
    せることにより電池ケースを構成する電池の製造方法に
    おいて、 少なくとも電池ケース本体と電池蓋のいずれか一方の接
    合面の外縁部に切り欠きを設け、これらの電池ケース本
    体に電池蓋を嵌め込んで接合面の外縁部に形成される切
    り欠きによる溝にレーザ光を照射することによりレーザ
    溶接を行うことを特徴とする電池の製造方法。
  5. 【請求項5】 アルミニウム又はアルミニウム合金製の
    電池ケース本体にアルミニウム又はアルミニウム合金製
    の電池蓋を嵌合させて接合部をレーザ溶接により溶着さ
    せることにより電池ケースを構成する電池の製造方法に
    おいて、 電池ケース本体と電池蓋の接合部におけるレーザ光照射
    面に表面処理を施して表面粗さを1μm以上から100
    μm以下にの範囲内にし、これらの電池ケース本体に電
    池蓋を嵌め込んで接合部にレーザ光を照射することによ
    りレーザ溶接を行うことを特徴とする電池の製造方法。
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