JP2000090359A - 代金回収方法および装置 - Google Patents

代金回収方法および装置

Info

Publication number
JP2000090359A
JP2000090359A JP31812198A JP31812198A JP2000090359A JP 2000090359 A JP2000090359 A JP 2000090359A JP 31812198 A JP31812198 A JP 31812198A JP 31812198 A JP31812198 A JP 31812198A JP 2000090359 A JP2000090359 A JP 2000090359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
payment
store
account
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31812198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kusano
雄治 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP31812198A priority Critical patent/JP2000090359A/ja
Publication of JP2000090359A publication Critical patent/JP2000090359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗当たりの取引き口座数が少ない場合でも
代金収納代行会社への手数料の支払を軽減でき、かつ各
店舗でのデータ作成の作業を軽減することができ、しか
も投資コストの増大を招かない代金回収方法および装置
を提供する。 【解決手段】 顧客20に対して商品の販売若しくはサ
ービスを提供する各店舗10−1〜10−Nに設置され
た専用端末(POS/専用端末)をネットワークを介し
て上記各店舗の顧客別売上データを管理する代金収納セ
ンター50に接続し、該代金収納センター50では顧客
別売上データを顧客別引落し金額に編集し直して代金収
納代行会社30へ送信するとともに、代金収納代行会社
30から一括回収した代金を金融機関40の各店舗の口
座42−1〜42−Nに振り分けて入金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、代金回収方法お
よび装置に関し、詳しくは商品の販売若しくはサービス
を提供する各店舗に設置された専用端末若しくは販売員
が携帯する携帯専用端末をネットワークを介して上記各
店舗若しくは販売員の顧客別売上データを管理する代金
収納センターに接続し、該代金収納センターで顧客別売
上データを顧客別引落し金額に編集し直して代金収納代
行会社へ送信するとともに、代金収納代行会社で一括回
収した代金を各店舗若しくは販売員の口座に振り分けて
入金することで、代金収納代行会社に支払う手数料を軽
減するとともに、各店舗若しくは販売員による代金収納
代行会社への顧客別引落データの作成作業を軽減するこ
とを可能にした代金回収方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小売店舗等における商品の販売、
サービス提供の対価の支払方法の一つとして顧客の金融
機関の口座(以下、顧客口座という)から該対価を引き
落とす方法が知られている。
【0003】この顧客口座から商品の販売、サービス提
供の対価を引落す代金回収方法としては、 1)クレジットカードを利用するクレジットカード方式 2)キャッシュカードを利用するBank POS方式 3)割賦販売方式 4)代金収納代行会社による方式 等が知られている。
【0004】ここで、この顧客口座から商品の販売、サ
ービス提供の対価を引落す代金回収方法について、バッ
クシステムが採用されているクリーニング業界の例をあ
げて説明する。
【0005】クリーニング業界では、クリーニングサー
ビス代金の代金回収方法として、以下のような処理が行
われている。
【0006】1)クリーニング店は、顧客にクリーニン
グ対象物を入れるバックとその明細を記入する預かり伝
票を予め渡しておく。
【0007】2)顧客は店舗に出すクリーニング対象物
がある場合には、預かり伝票にクリーニング対象物を自
ら記入し、対象物をバックに入れる。
【0008】3)顧客が店舗に来店してクリーニング対
象物を渡す場合や、クリーニング店の人が直接受け取り
にくる場合には、クリーニング対象物を入れたバックと
クリーニング対象物を記入した預かり伝票とを渡す。
【0009】4)クリーニング店では、手の空いたとき
に、バッグの中身と顧客の書いた預かり伝票の確認を行
い、以降の工程に処理を移す。
【0010】5)クリーニング店では、クリーニングが
出来上がった場合には、仕上がった対象物を預かり時の
バックに入れ、来店した顧客にバックを渡すか、または
クリーニング店の人がバックを顧客に配達する。
【0011】このように、クリーニング業界では、上述
したようなバックシステムを採用することにより、顧客
が来店した場合には店舗においてバックを渡すだけでよ
いため、店舗での受付け時間を無くすことができ、ま
た、クリーニング店の人が直接上受取りに上がる場合に
は、玄関のドアのノブ等にバックをかけておくだけでク
リーニング対象物を集配できるため、顧客の在宅の確認
が不要になり、受付け時間の短縮を図ることができる。
【0012】その後、6)クリーニング店は、クリーニ
ングサービス代金の代金回収を、現在、バックを引き渡
すときに、現金で決済するか、後日まとめて請求して現
金で回収するか、振り込んでもらうか、または口座引き
落としで行っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1)のクレジ
ットカードを利用するクレジットカード方式や,2)の
キャッシュカードを利用するBank POS方式や,
3)の割賦販売方式による代金回収方法は、例えばクリ
ーニング業界などのように一回の取引金額が小口の店舗
等には適さず、結局4)の代金収納代行会社による代金
回収方式を採用せざるを得ない。
【0014】図8は、従来の代金収納代行会社による代
金回収方式を示す図である。
【0015】図8において、店舗10で顧客20に対し
て商品の販売(物販)、サービス提供を行うと、店舗1
0は顧客別の口座引落しデータを作成することでその利
用金額通知を代金収納代行会社30に対して行う。
【0016】また、店舗から商品の販売(物販)、サー
ビス提供を受けた顧客20は、その利用金額を金融機関
40の該顧客の口座41に入金する。
【0017】一方、店舗10からこの利用金額通知を受
けた代金収納代行会社30は、金融機関40の該顧客の
口座41からその利用金額の口座引落しを行い、その利
用金額から手数料を差引いた金額を該店舗の口座42に
入金する。これにより店舗10は、顧客20からその商
品の販売(物販)、サービス提供の対価である代金を回
収する。
【0018】また、複数の店舗をチェーン展開している
場合は、各チェーン店舗がチェーン店本部を介して代金
収納代行会社に販売データを通知して代金の回収を行う
システムも考えられている。
【0019】図9は、チェーン店舗がチェーン店本部を
介して代金収納代行会社に販売データを通知して代金の
回収を行う方式を採用した従来の代金回収システムを示
すブロック図である。
【0020】図9において、チェーン店舗10−M(チ
ェーン店舗M)は、顧客の携帯する磁気カード21を挿
入して利用金額入力キー11aから利用金額を入力する
ことで利用金額をプリンター12から出力するととも
に、該利用データをチェーン店本部60へ送信可能なカ
ードリーダ付レジスタ(カードリーダ付レジ)11が設
置されており、また、チェーン店舗10−N(チェーン
店舗N)は、顧客の携帯するバーコード付カード22を
バーコードスキャナ13bに挿入して利用金額入力キー
13aから利用金額を入力することで利用金額をプリン
ター12から出力するとともに、該利用データをチェー
ン店本部60へ送信可能なバーコードリーダ付レジスタ
(バーコードリーダ付レジ)13が設置されている。
【0021】また、店舗10−A(店舗A)は、電話番
号入力キーを有し、この電話番号キーで顧客の電話番号
を入力し、利用金額入力キー14aから利用金額を入力
することで利用金額をプリンター12から出力するとと
もに、該利用データを代金収納代行会社30へ送信可能
なレジスタ14が設置されている。
【0022】また、店舗10−B(店舗B)には、店舗
コンピュータ15に接続されたハンディターミナル16
が設けられており、このハンディターミナル16により
入力された販売データを店舗コンピュータ15で集計し
てプリンター12から出力するとともに、代金収納代行
会社30へ送信することができるように構成されてい
る。
【0023】また、チェーン店本部60は、本部コンピ
ュータ61に接続された店舗別顧客利用金額記憶部62
を有しており、店舗別顧客利用金額記憶部62に記憶さ
れた店舗別顧客利用金額を本部コンピュータ61により
集計して代金収納代行会社30へ送信する。
【0024】また、代金収納代行会社30は、金融機関
別口座別引落し金額処理部31、顧客別代金引落し口座
記憶部32、顧客別引落し金額記憶部33を有してお
り、顧客別代金引落し口座記憶部32および顧客別引落
し金額記憶部33の記憶に基づき金融機関別口座別引落
し金額処理部31により金融機関別口座別引落し金額を
求め、金融機関40のコンピュータ41と交信すること
で、各店舗の代金の回収を代行する。
【0025】しかし、上記図5に示した従来の代金収納
代行会社による代金回収方式は、 1)店舗当たりの取引き口座数が少ないと代金収納代行
会社への手数料が高くなる 2)各店舗で代金収納代行会社への顧客別の口座引落し
データを作成しなければならないので非常に手間がかか
るという問題があり、また、図6に示したシステムにお
いては、本部コンピュータの投資や運用に多大のコスト
がかかるという問題があった。
【0026】特に、上述したクリーニング業界で採用さ
れているバックシステムにおいて用いられている代金回
収方法には、次のような問題点があった。
【0027】1)現金回収を行うに際して、顧客がクリ
ーニング店に来店したときに現金回収を行う場合には、
受付時間がかなり短縮されるが、現金決済に時間がかか
り、仕上がった対象物の引渡時間が短縮することができ
ないという課題を残し、また、クリーニング店の人(外
交員)が直接伺って現金回収を行う場合には、在宅の有
無により回収率が変動するという課題が残る。
【0028】2)振込みの場合には、顧客に面倒をかけ
ることや、いつ振り込んでもらえるかは、顧客の意思に
かかっており、結果的には回収までに時間がかかるとい
う課題が残る。
【0029】3)口座引落としの場合には、店舗側で口
座引落とし代行会社へのデータ作成に工数がかかること
や、単独企業と収納代行企業との個別契約のため口座引
落し手数料が高くなるという問題点があった。
【0030】そこで、この発明は、店舗当たりの取引き
口座数が少ない場合でも代金収納代行会社への手数料の
支払を軽減でき、かつ各店舗でのデータ作成の作業を軽
減することができ、しかも投資コストの増大を招かない
代金回収方法および装置を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は上記のごとく構成されている。
【0032】すなわち、請求項1記載の代金回収方法で
は、商品の販売若しくはサービスを提供する業者の本社
や各工場あるいは各店舗等に設置された専用端末と上記
各店舗の顧客別売上データを管理する代金収納センター
とをネットワークを介して接続する。
【0033】そして、上記専用端末は、各店舗の顧客別
売上データを上記ネットワークを介して上記代金収納セ
ンターに送信し、上記代金収納センターは、上記顧客別
売上データを顧客別引落し金額に編集し直して代金収納
代行会社へ送信するとともに、該代金収納代行会社から
回収した上記店舗の商品の販売若しくはサービスの提供
に対応する代金を各店舗の口座に振り分けて入金する。
【0034】また、請求項2記載の代金回収方法では、
請求項1記載の代金回収方法において、上記ネットワー
クに、商品の販売若しくはサービスを提供する販売員が
携帯する携帯専用端末を接続する。
【0035】そして、上記携帯専用端末は、各販売員の
顧客別売上データを上記ネットワークを介して上記代金
収納センターに送信し、上記代金収納センターは、上記
顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直して代
金収納代行会社へ送信するとともに、該代金収納代行会
社から回収した上記販売員の商品の販売若しくはサービ
スの提供に対応する代金を各販売員の口座に振り分けて
入金する。
【0036】また、請求項3記載の代金回収方法では、
請求項1または2記載の代金回収方法において、上記代
金収納代行会社は、各顧客の口座から商品の販売若しく
はサービスの提供の対価に対応する利用金額を引落すと
ともに、上記引落し金額の合計から手数料を差引いた金
額を上記代金収納センターの口座へ一括して入金し、上
記代金収納センターは、各店舗若しくは販売員の引落し
金額からそれぞれの手数料を差引いて各店舗若しくは販
売員の口座に入金する。
【0037】また、請求項4記載の代金回収方法では、
請求項1または2記載の代金回収方法において、上記代
金収納センターは、上記代金の未収結果を上記ネットワ
ークを介して各店舗の専用端末若しくは各販売員の携帯
専用端末に配信する。
【0038】また、請求項5記載の代金回収装置では、
商品の販売若しくはサービスを提供する業者の本社や各
工場あるいは店舗等に設置された専用端末と、上記専用
端末にネットワークを介して接続され、上記各店舗の顧
客別売上データを管理する代金収納センターとを有す
る。
【0039】そして、上記専用端末は、送信手段で各店
舗の顧客別売上データを、上記ネットワークを介して上
記代金収納センターに送信し、上記代金収納センター
は、編集手段で上記顧客別売上データを顧客別引落し金
額に編集し直して代金収納代行会社へ送信し、入金手段
で上記代金収納代行会社から回収した代金を各店舗の口
座に振り分けて入金する。
【0040】また、請求項6記載の代金回収装置では、
請求項5記載の代金回収装置において、上記ネットワー
クに接続され、商品の販売若しくはサービスを提供する
販売員が携帯する携帯専用端末、を更に有し、この携帯
専用端末は、各販売員の顧客別売上データを上記ネット
ワークを介して上記代金収納センターに送信する送信手
段、を具備する。
【0041】そして、上記編集手段は、上記顧客別売上
データを顧客別引落し金額に編集し直して代金収納代行
会社へ送信し、上記入金手段は、上記代金収納代行会社
から回収した代金を各販売員の口座に振り分けて入金す
る。
【0042】また、請求項7記載の代金回収装置では、
請求項5または6記載の代金回収装置において、上記代
金収納代行会社は、引落手段で商品の販売若しくはサー
ビスの提供の対価に対応する利用金額を各顧客の口座か
ら引落し、一括入金手段で上記引落し金額の合計から手
数料を差引いた金額を上記代金収納センターの口座へ一
括して入金する。
【0043】そして、上記入金手段は、各店舗若しくは
販売員の引落し金額からそれぞれの手数料を差引いて各
店舗若しくは販売員の口座に入金する。
【0044】また、請求項8記載の代金回収装置では、
請求項5または6記載の代金回収装置において、上記代
金収納センターは、配信手段で上記代金の未収結果を、
上記ネットワークを介して各店舗の専用端末若しくは各
販売員の携帯専用端末に配信する。
【0045】請求項9記載の代金回収方法では、クリー
ニング対象物を集配するに際し、該クリーニング対象物
とクリーニング対象物を記載した預かり伝票とを入れた
バックを集配するバックシステムを採用するクリーニン
グ業者の本社や各工場あるいは店舗等に設置された専用
端末と上記各クリーニング業者の顧客別売上データを管
理する代金収納センターとをネットワークを介して接続
する。
【0046】そして、上記専用端末は、上記クリーニン
グ業者の顧客別売上データを、上記ネットワークを介し
て上記代金収納センターに送信し、上記代金収納センタ
ーは、上記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集
し直して代金収納代行会社へ送信するとともに、該代金
収納代行会社から回収した上記クリーニング業者の商品
の販売若しくはサービスの提供に対応する代金をクリー
ニング業者の本社や各工場あるいは各店舗等の口座に振
り分けて入金する。
【0047】請求項10記載の代金回収装置では、クリ
ーニング対象物を集配するに際し、該クリーニング対象
物とクリーニング対象物を記載した預かり伝票とを入れ
たバックを集配するバックシステムを採用するクリーニ
ング業者の本社や各工場あるいは各店舗等に設置された
専用端末と、上記専用端末にネットワークを介して接続
され、上記クリーニング業者の顧客別売上データを管理
する代金収納センターとを有する。
【0048】そして、上記専用端末は、クリーニング業
者の顧客別売上データを、上記ネットワークを介して上
記代金収納センターに送信する送信手段を具備し、上記
代金収納センターは、上記顧客別売上データを顧客別引
落し金額に編集し直して代金収納代行会社へ送信する編
集手段と、上記代金収納代行会社から回収した代金をク
リーニング業者の本社や各工場あるいは店舗等の指定し
た口座に振り分けて入金する入金手段とを具備する。
【0049】請求項11記載の代金回収方法では、請求
項9記載の代金回収方法において、上記ネットワーク
に、商品の販売若しくはサービスを提供するクリーニン
グ業界の外交員が携帯する携帯専用端末を接続末する。
【0050】そして、上記携帯専用端末は、各外交員の
顧客別売上データを、上記ネットワークを介して上記代
金収納センターに送信し、上記代金収納センターは、上
記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直して
代金収納代行会社へ送信するとともに、該代金収納代行
会社から回収した上記外交員の商品の販売若しくはサー
ビスの提供に対応する代金を各外交員の口座に振り分け
て入金する。
【0051】請求項12記載の代金回収装置では、請求
項10記載の代金回収装置において、上記ネットワーク
に接続され、商品の販売若しくはサービスを提供するク
リーニング業界の外交員が携帯する携帯専用端末を更に
有する。
【0052】そして、上記携帯専用端末は、送信手段で
各外交員の顧客別売上データを、上記ネットワークを介
して上記代金収納センターに送信する。
【0053】上記代金収納センターは、上記編集手段で
上記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直し
て代金収納代行会社へ送信し、上記入金手段で上記代金
収納代行会社から回収した代金を各外交員の口座に振り
分けて入金する。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る代金回収方
法および装置の一実施の形態を添付図面を参照して詳細
に説明する。
【0055】図1は、この発明に係る代金回収方法およ
び装置を適用して構成した代金回収方式を示す図であ
る。なお、図1において、図8に示した従来の代金収納
代行会社による代金回収方式と同一の機能を果たす部分
については説明の便宜上図8で用いた符号と同一の符号
を付する。
【0056】図1において、この代金回収方式において
は、顧客20に対して商品の販売若しくはサービスを提
供する各店舗10−1〜10−Nに設置された専用端末
(POS/専用端末)をネットワークを介して上記各店
舗の顧客別売上データを管理する代金収納センター50
に接続し、該代金収納センター50では顧客別売上デー
タを顧客別引落し金額に編集し直して代金収納代行会社
30へ送信するとともに、代金収納代行会社30から一
括回収した代金を金融機関40の各店舗の口座42−1
〜42−Nに振り分けて入金することで、代金収納代行
会社に支払う手数料を軽減するとともに、各店舗若しく
は販売員による代金収納代行会社への顧客別引落データ
の作成作業を軽減することを可能にしている。
【0057】すなわち、図1において、各店舗(店舗1
〜N)10−1〜10−Nには、代金収納センター50
とネットワークを介して接続されたPOS/専用端末が
設置されている。
【0058】各店舗10−1〜10−Nで顧客20に対
して商品の販売若しくはサービスの提供を行うと、各店
舗10−1〜10−Nでは、各店舗10−1〜10−N
に設置されたPOS/専用端末を用いてその商品の販売
若しくはサービスの提供の対価である利用金額を入力
し、これにより各店舗10−1〜10−Nに設置された
POS/専用端末から代金収納センター50に対して利
用金額1通知(顧客別売上データ)が送信される。
【0059】一方、顧客20は、各店舗10−1〜10
−Nで受けた商品の販売若しくはサービスの提供の利用
代金を金融機関40の顧客20の口座41に入金する。
【0060】代金収納センター50は、上記複数の店舗
10−1〜10−Nの取りまとめ組織、組合、法人等に
より管理され、各店舗10−1〜10−Nから受信した
顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直して金
融機関別顧客口座別通知として代金収納代行会社30へ
送信する。
【0061】代金収納代行会社30では、代金収納セン
ター50から金融機関別顧客口座別通知を受けると、こ
の金融機関別顧客口座別通知の内容に基づき金融機関4
0の顧客の口座41から各店舗10−1〜10−Nの利
用代金を引落し、該引落し金額の合計から所定の手数料
を差引いてその金額を代金収納センター50を管理する
取りまとめ組織の口座43へ入金するとともに、その収
納結果通知を代金収納センター50に対して行う。
【0062】代金収納センター50は、代金収納代行会
社30から上記収納結果通知を受けると、この収納結果
通知の内容に基づき、金融機関40の各店舗10−1〜
10−Nの口座42−1〜42−Nに対して、各店舗1
0−1〜10−Nの引落し金額からそれぞれ所定の手数
料を差引いた金額を入金する。また、代金収納センター
50は、上記収納結果通知の内容に基づき、代金の未回
収結果を各店舗10−1〜10−Nに設置されたPOS
/専用端末に対して配信する。
【0063】次に、図2および図3に示す機能ブロック
図を参照して図1に示した代金回収方式の詳細を更に説
明する。
【0064】図2は、図1に示した代金回収方法を実現
するための各店舗における口座引落し顧客の確認から顧
客金融機関からの顧客の口座の引落しまでを実現するた
めの各部の機能を説明する機能ブロック図である。
【0065】図2において、各店舗における口座引落し
顧客の確認は、顧客の携帯する会員カード若しくは顧客
の電話番号等により行われる。この口座引落し顧客の確
認は、各店舗10に設置されたレジスタ若しくは専用レ
ジスタ(レジOR専用端末)により行われる。
【0066】すなわち、各店舗10に設置されたレジス
タ若しくは専用レジスタは、口座引落し顧客データ読み
取り&確認手段110、顧客の利用金額入力手段12
0、店舗別顧客別利用金額伝送手段130を具備してい
る。
【0067】口座引落し顧客の確認媒体200である会
員カード若しくは電話番号等を各店舗に設置されたレジ
スタ若しくは専用レジスタ10に入力すると、口座引落
し顧客データ読み取り&確認手段110により口座引落
し顧客の確認が行われる。そして、顧客の利用金額入力
手段120により当該店舗の顧客に対する商品の販売若
しくはサービスの提供の対価である顧客の利用金額が入
力されると、この顧客の利用金額は顧客別販売データと
して店舗別顧客別利用金額伝送手段130により代金収
納センター50に伝送される。
【0068】代金収納センター50は、店舗別顧客別利
用金額受信手段510、顧客別口座引落し金額編集手段
520、代金収納代行会社への顧客別口座引落し金額伝
送手段530を具備している。
【0069】各店舗10に設置されたレジスタ若しくは
専用レジスタの店舗別顧客別利用金額伝送手段130に
より伝送された顧客別販売データは、代金収納センター
50の店舗別顧客別利用金額受信手段510で受信さ
れ、この受信した顧客別販売データは、顧客別口座引落
し金額編集手段520により顧客別の口座引落し金額に
編集され、代金収納代行会社への顧客別口座引落し金額
伝送手段530により所定のタイミングで代金代行収納
会社30へ送信される。
【0070】代金代行収納会社30は、顧客別口座引落
し金額受信手段および口座確認手段310、金融機関別
顧客別口座引落し金額編集手段320、金融機関へのデ
ータ伝送手段330を具備している。
【0071】代金収納センター50の代金収納代行会社
への顧客別口座引落し金額伝送手段530により伝送さ
れた顧客別の口座引落し金額は、顧客別口座引落し金額
受信手段および口座確認手段310で受信され、確認さ
れる。そしてこの受信、確認された各顧客別の口座引落
し金額は、金融機関別顧客別口座引落し金額編集手段3
20により金融機関別顧客別の口座引落し金額に編集さ
れ、金融機関へのデータ伝送手段330により、所望の
金融機関40へ伝送される。
【0072】金融機関40では、代金収納センター50
の金融機関へのデータ伝送手段330により伝送された
金融機関別顧客別の口座引落し金額を受信すると、この
金融機関別顧客別の口座引落し金額に基づき顧客の口座
引落しを行う。
【0073】図3は、図1に示した代金回収方法を実現
するための金融機関からの顧客の口座の引落しから各店
舗における顧客別口座引落し結果の確認までを実現する
ための各部の機能を説明する機能ブロック図である。
【0074】図3において、図2に示した処理により、
金融機関40が顧客の口座引落しを行うと、金融機関4
0は、その顧客の口座引落し結果を代金代行収納会社3
0へ伝送する。
【0075】代金代行収納会社30は、金融機関からの
口座引落し結果受信手段340、顧客別口座引落し結果
編集手段350、顧客別口座引落し結果伝送手段360
を具備している。
【0076】金融機関40から伝送された顧客の口座引
落し結果は、代金代行収納会社30の金融期間からの口
座引落し結果受信手段340で受信され、この受信した
顧客の口座引落し結果は、顧客別口座引落し結果編集手
段350で顧客の口座引落し結果を顧客別口座引落し結
果に編集され、その編集結果は顧客別口座引落し結果伝
送手段360により代金収納センター50へ伝送され
る。
【0077】代金収納センター50は、代金収納代行会
社からのデータ受信手段540、店舗別顧客別口座引落
し結果編集手段550、店舗別顧客別口座引落し結果伝
送手段560を具備している。
【0078】代金代行収納会社30の顧客別口座引落し
結果伝送手段360により伝送された顧客別口座引落し
結果は、代金収納センター50の代金収納代行会社から
のデータ受信手段540で受信され、この顧客別口座引
落し結果は、店舗別顧客別口座引落し結果編集手段55
0により店舗別顧客別口座引落し結果に編集され、店舗
別顧客別口座引落し結果伝送手段560により各店舗1
0に設置されたレジスタ若しくは専用レジスタ(レジO
R専用端末)に伝送される。
【0079】各店舗10に設置されたレジスタ若しくは
専用レジスタは、顧客別口座引落し結果受信手段14
0、顧客別口座引落し結果印字手段150を具備してい
る。
【0080】代金収納センター50の店舗別顧客別口座
引落し結果伝送手段560により伝送された店舗別顧客
別口座引落し結果は、各店舗10に設置されたレジスタ
若しくは専用レジスタの顧客別口座引落し結果受信手段
140で受信され、この受信した顧客別口座引落し結果
は、顧客別口座引落し結果印字手段150により印字出
力される。
【0081】図4は、図1乃至図3で説明したこの発明
の代金回収方式を適用して構成した代金回収システムの
一実施の形態を示すブロック図である。
【0082】図4において、この代金回収システムは、
複数の店舗100−1、100−2、100−3若しく
は店舗600若しくは外交セールスマン700が行った
顧客に対する商品販売若しくはサービスの提供の代金を
代金収納センター500、代金収納代行会社300を介
して顧客の口座を有する金融機関400から回収するも
のである。
【0083】ここで、複数の店舗100−1、100−
2、100−3は、それぞれ所定のネットワークを介し
て代金収納センター500に接続される専用端末が設置
されている。
【0084】すなわち、店舗100−1には、顧客の携
帯する磁気カード201を挿入して利用金額入力キー1
01aから利用金額を入力することで利用金額等をプリ
ンター102から出力するとともに、該利用データを代
金収納センター500へ伝送可能なカードリーダ付レジ
スタ(カードリーダ付レジ)101が代金収納センター
500にネットワークを介して接続される専用端末とし
て設置されている。
【0085】また、店舗100−2には、顧客の携帯す
るバーコード付カード202をバーコードスキャナ10
3bに挿入して利用金額入力キー103aから利用金額
を入力することで利用金額等をプリンター104から出
力するとともに、該利用データを代金収納センター50
0へ伝送可能なバーコードリーダ付レジスタ(バーコー
ドリーダ付レジ)103が代金収納センター500にネ
ットワークを介して接続される専用端末として設置され
ている。
【0086】また、店舗100−3は、電話番号入力キ
ーを有し、この電話番号キーで顧客の電話番号を入力
し、利用金額入力キー105aから利用金額を入力する
ことで利用金額等をプリンター106から出力するとと
もに、該利用データを代金収納センター500へ送信可
能なレジスタ105が代金収納センター500にネット
ワークを介して接続される専用端末として設置されてい
る。
【0087】なお、図4においては、カードリーダ付レ
ジスタ(カードリーダ付レジ)101、バーコードリー
ダ付レジスタ(バーコードリーダ付レジ)103、電話
番号入力可能なレジスタ105を専用端末として設置し
た店舗について示したが、代金収納センター500にネ
ットワークを介して接続された専用端末を有していれ
ば、他の機能を有する専用端末が設置された店舗でもよ
く、また、店舗を持たない外交セールスマンでもよい。
【0088】また、店舗600は、店員が売上データ入
力可能なハンディターミナル601を携帯する店舗で、
この店舗600には、このハンディターミナル601と
接続され、売上データ等をプリントアウトするプリンタ
603が接続された店舗コンピュータ602が代金収納
センター500にネットワークを介して接続される専用
端末として設置されている。
【0089】また、外交セールスマン700は、売上デ
ータ等をプリントアウトするプリンタ702が接続され
ハンディターミナル701を代金収納センター500に
ネットワークを介して接続される専用端末として携帯し
ている。
【0090】ここで、店舗100−1に設置されたカー
ドリーダ付レジスタ(カードリーダ付レジ)101、店
舗100−2に設置されたバーコードリーダ付レジスタ
(バーコードリーダ付レジ)103、店舗100−3に
設置されたレジスタ105、店舗600に設置された店
舗コンピュータ602、外交セールスマン700が携帯
するハンディターミナル601は、店舗別顧客別利用金
額を代金収納センター500に伝送するとともに、代金
収納センター500から伝送された未回収データを受信
する等の機能を有するもので、図2に示した口座引落し
顧客データ読み取り&確認手段110、顧客の利用金額
入力手段120、店舗別顧客別利用金額伝送手段130
および図3に示した顧客別口座引落し結果受信手段14
0、顧客別口座引落し結果印字手段150を具備して構
成される。
【0091】代金収納センター500は、店舗100−
1に設置されたカードリーダ付レジスタ(カードリーダ
付レジ)101、店舗100−2に設置されたバーコー
ドリーダ付レジスタ(バーコードリーダ付レジ)10
3、店舗100−3に設置されたレジスタ105、店舗
600に設置された店舗コンピュータ602、外交セー
ルスマン700が携帯するハンディターミナル601と
ネットワークを介して接続されたセンターコンピュータ
501、各店舗100−1、100−2、100−3、
…、店舗600および外交セールスマン700による顧
客に対する商品の販売若しくはサービスの提供の代金を
店舗別顧客別利用金額として記憶する店舗別顧客別利用
金額記憶部502を具備して構成される。
【0092】ここで、センターコンピュータ501は、
店舗100−1に設置されたカードリーダ付レジスタ
(カードリーダ付レジ)101、店舗100−2に設置
されたバーコードリーダ付レジスタ(バーコードリーダ
付レジ)103、店舗100−3に設置されたレジスタ
105、店舗600に設置された店舗コンピュータ60
2、外交セールスマン700が携帯するハンディターミ
ナル601等の専用端末からの店舗別顧客別利用金額を
受信するとともに、未回収データを上記専用端末に伝送
し、更に、上記専用端末から受信した店舗別顧客別利用
金額を顧客別口座引落し金額に編集して代金収納代行会
社300へ伝送するとともに、代金収納代行会社からの
未回収データを受信する等の機能を有するもので、図2
に示した店舗別顧客別利用金額受信手段510、顧客別
口座引落し金額編集手段520、代金収納代行会社への
顧客別口座引落し金額伝送手段530および図3に示し
た代金収納代行会社からのデータ受信手段540、店舗
別顧客別口座引落し結果編集手段550、店舗別顧客別
口座引落し結果伝送手段560を具備して構成される。
【0093】代金収納代行会社300は、金融機関別口
座別引落し金額処理部301、顧客別引落し口座記憶部
302、顧客別口座引落し金額記憶部303を具備して
構成される。
【0094】ここで、金融機関別口座別引落し金額処理
部301は、代金収納センター500からの顧客別口座
引落し金額を利用金額として受信するとともに、代金収
納センター500に対して未回収データを送信し、更
に、金融機関400に対して口座別引落し金額を伝送す
るとともに、金融機関からの未回収データを受信する等
の機能を有するもので、図2に示した顧客別口座引落し
金額受信手段および口座確認手段310、金融機関別顧
客別口座引落し金額編集手段320、金融機関へのデー
タ伝送手段330および図3に示した金融機関からの口
座引落し結果受信手段340、顧客別口座引落し結果編
集手段350、顧客別口座引落し結果伝送手段360を
具備して構成される。
【0095】また、金融機関400は、コンピュータ4
01を具備して構成され、代金収納代行会社300から
の指令により顧客の口座からの利用代金の引落し、代金
収納センター500の口座への代金の入金、代金収納セ
ンター500からの指令により、各店舗100−1、1
00−2、100−3若しくは店舗600若しくはセー
ルスマン700の口座への代金の入金処理を行う。
【0096】上記構成において、この実施の形態の代金
回収システムにおいては、以下に示すような効果を奏す
る。
【0097】1)代金収納センターを設けることで、個
々の店舗が代金収納代行会社と個別に契約する場合に比
較して、代金口座引落しを利用する顧客数が増加しても
代金収納代行会社の手数料は増加せず、その結果代金収
納代行会社に支払う手数料を軽減することができる。
【0098】2)各店舗に設置された若しくは外交セー
ルスマンが携帯する専用端末から自動的に店舗別若しく
は外交セールスマン別顧客別の利用売上データが代金収
納センターに収集されるので、個々の店舗若しくは外交
セールスマンが代金収納代行会社の締め日に合わせた代
金収納代行会社用のデータを作成する必要がなくなり、
各店舗若しくは外交セールスマンによる処理が軽減され
る。
【0099】3)顧客の購買データが代金収納センター
に集まるので、同一業界のマクロ的な顧客の購買動向デ
ータを分析することで、業界の販売促進や改善活動に利
用することが可能になる。
【0100】4)外交セールスマンの利用代金の回収も
自動的に行われるので、外交セールスマンが従来行って
いた顧客に対する現金による集金業務が不要になり、現
金取扱上の事故や不在宅に対する再訪問も不要となる。
【0101】5)従来、掛け売りの顧客に対して、個々
の店舗若しくは個々の外交セールスマンでそれぞれの締
め日後一定期間内に行っていた請求書作成、郵送事務等
を代金収納センターで代行することが可能になり、個々
の店舗若しくは個々の外交セールスマンにおける事務の
合理化が可能になる。
【0102】6)代金口座引落し顧客に対して、利用通
知を送付する場合に、当該店舗以外の店舗の販売促進物
等を同封することが可能になり、これにより郵送料の軽
減を図ることができる。
【0103】7)各店舗では時間がかかったり処理が難
しい口座引落し会員の分析データ等を代金収納センター
のコンピュータを利用して提供することができる。
【0104】8)チェーン展開しているチェーン店と本
部との間での各種の情報処理を代金収納センターで代行
することが可能になり、これによりコンピュータ投資や
運用コストを低減することができる。
【0105】9)チェーン展開しているチェーン店と本
部との間での請求振り込みを代金収納センターによる口
座引落し、入金で行うことで代金収納センターによる代
行が可能になる。
【0106】10)店舗等からの請求書に基づく顧客の
代金振り込み作業が、代金収納センターの口座引落しに
代わることで不要になる。
【0107】上述した実施形態の代金回収方法および装
置は、店舗が顧客から代金を回収する方法およびその装
置についての一般的な場合について述べたが、クリーニ
ング業界を例に取り更に具体的に説明する。
【0108】図5はクリーニング店(業界)が行う代金回
収方法について説明する図である。
【0109】なお、図1に示した代金回収方法に記載し
たものと同一の機能を果たす部分については説明の便宜
上、同一の符号を付する。
【0110】因みに、この実施形態の代金回収方法およ
び装置を実施するクリーニング店では、上述したバック
システムが採用されている。
【0111】バックシステムにおいては、各クリーニン
グ店10−1〜10−Nは顧客20−1〜20−Nに対
して衣服等のクリーニング対象物を収納するバック27
と、このクリーニング対象物をバック27に収納してク
リーニング店10−1〜10−Nに渡す際に必要となる
クリーニング対象物を書き込む預かり書(図示せず)
と、顧客を識別するIDカード(図示せず)とを渡し、
一方、顧客20−1〜20−Nはクリーニング店に対し
て口座引落し申込書と口座番号とを連絡するようになっ
ている。
【0112】図5において、各クリーニング店(1〜
N)10−1〜10−Nには、代金収納センター50と
ネットワークを介して接続された専用端末17が設置さ
れている。
【0113】各クリーニング店10−1〜10−Nにお
いて預かり書で記入した分のクリーニングが出来上が
り、これをバックに収納した時点で、クリーニング店の
店員または外交員がバックに付属して有する顧客20−
1〜20−NのIDカードを読み込ませて請求データを
入力する。
【0114】各クリーニング店10−1〜10−Nに設
置された専用端末17は、入力された顧客20−1〜2
0−Nのクリーニングサービスの対価金額を有する請求
データを、毎日決められた一定時刻に代金収納センター
50に送信する。
【0115】一方、各顧客20−1〜20−Nは、各ク
リーニング店10−1〜10−Nで受けたクリーニング
サービスに対する代金を金融機関40の顧客20−1〜
20−Nの口座41−1〜41−Nに入金する。
【0116】代金収納センター50は、上記複数のクリ
ーニング店10−1〜10−Nの取りまとめ組織、組
合、法人等により管理され、各クリーニング店10−1
〜10−Nから受信した顧客別請求データを顧客別引落
し金額に編集し直し、金融機関別顧客口座別通知とし
て、毎月1回指定された日時までに代金収納代行会社3
0に送信する。
【0117】代金収納代行会社30では、代金収納セン
ター50から金融機関別顧客口座別通知を受けると、こ
の金融機関別顧客口座別通知の内容に基づき金融機関4
0の各顧客20−1〜20−Nの口座41−1〜41−
Nから各店舗10−1〜10−Nの利用代金を引落し、
該引落し金額の合計から所定の手数料を差引いてその金
額を、代金収納センター50を管理する取りまとめ組織
の口座43に入金するとともに、その収納結果通知を代
金収納センター50に対して行う。
【0118】代金収納センター50は、代金収納代行会
社30から上記収納結果通知を受けると、この収納結果
通知の内容に基づき、金融機関40の各クリーニング店
10−1〜10−Nの口座42−1〜42−Nに対し
て、各店舗10−1〜10−Nの引落し金額からそれぞ
れ所定の手数料を差引いた金額を入金する。
【0119】また、代金収納センター50は、上記収納
結果通知の内容に基づき、代金の未回収結果を各クリー
ニング店10−1〜10−Nに設置された専用端末17
に対して配信する。
【0120】この実施形態のクリーニング業界の代金回
収装置は、上述した一般的な場合における代金回収方式
の場合と同様な処理を行うため、その構成についても同
様であり、その詳細説明を省略する。
【0121】また、この実施形態のクリーニング業界の
代金回収方法および装置は、あえて詳細説明しないが、
上述した一般的な代金回収方式において、外交セールス
マンがネットワークに接続する携帯専用端末を有してお
り、この携帯専用端末を使用して、代金回収する方法お
よび装置と同様な方法および装置を有している。
【0122】この実施形態のクリーニング業界における
代金回収方式においては、以下に示すような効果を奏す
る。
【0123】1)口座引落とし決済を行うようにしたの
で、受取り時のみならず引落とし時においての顧客に対
する手続処理を短縮することができる。
【0124】2)バックシステムで現在口座引落しを導
入している所でも、代金収納会社へのデータは、締め日
に合わせてクリーニング店側で作成しなければならない
が、その手間を省くことができ、利便性を高めることが
できる。
【0125】3)外交セールを行う場合には、現金集金
が不要となり、純粋に顧客開拓営業マン(外交員)と集配
・宅配を行う人を分けることができ、後者はアルバイト
やパートで行うことが可能となり人の確保が容易にな
る。
【0126】4)口座引き落とし決済付バックシステム
の場合、外交顧客の在宅の確認が不要となり、集配・宅
配がスケジュール化することができ、効率アップにつな
げることができる。
【0127】5)代金収納センター50では顧客別売上
データを顧客別引落し金額に編集し直して代金収納代行
会社30へ送信するとともに、代金収納代行会社30か
ら一括回収した代金を金融機関40の各クリーニング店
の口座42−1〜42−Nに振り分けて入金することに
より、代金収納代行会社30に支払う手数料を軽減する
とともに、各クリーニング店による代金収納代行会社へ
の顧客別引落データの作成作業を軽減することを可能に
している。
【0128】図6はクリーニング店が行うクリーニング
サービス代の他の代金回収方式について説明する図であ
る。
【0129】この実施形態の代金回収方式においても、
バックシステムが採用されており、各クリーニング店1
0−1〜10−Nは、顧客20−1〜20−Nに対して
衣服等のクリーニング対象物を収納するバック27と、
このクリーニング対象物をバック27に収納してクリー
ニング店10−1〜10−Nに渡す際に必要となるクリ
ーニング対象物を書き込む預かり書(図示せず)と、顧
客を識別するIDカード(図示せず)とを渡し、一方、
顧客20−1〜20−Nはクリーニング店に対して口座
引落し申込書と口座番号とを連絡するようになってい
る。
【0130】この実施形態のものでは、各クリーニング
店(1〜N)10−1〜10−Nには、代金収納センタ
ー50とネットワークを介して接続された顧客管理用レ
ジ/コンピュータ18が設置されている。
【0131】各クリーニング店10−1〜10−Nにお
いて預かり書で記入された分のクリーニングが出来上が
り、これをバックに収納した時点で、クリーニング店の
店員または外交員がバックに付属して有する顧客20−
1〜20−NのIDカードを顧客管理用レジ/コンピュ
ータ18に読み込ませてクリーニング代金の売掛金とし
て管理する。
【0132】各クリーニング店10−1〜10−Nは、
設置されている顧客管理用レジ/コンピュータ18か
ら、月一回の締め日に、顧客会員番号とこの顧客会員番
号の請求データを代金収納センター50に送信する。
【0133】なお、クリーニング店の顧客管理用レジ/
コンピュータ18は、代金収納センター50に請求デー
タを送信するためのソフトを有しており、このソフト
は、代金収納センター50に請求データをセンター50
が指定するデータフォーマットに変換する。
【0134】代金収納センター50は、各クリーニング
店10−1〜10−Nから受信した顧客の請求データか
ら売掛けデータを抽出し、金融機関別顧客口座別の口座
引落し金額に編集し直し、金融機関別顧客口座別通知と
して、毎月1回指定された日時までに代金収納代行会社
30に送信する。
【0135】代金収納代行会社30では、代金収納セン
ター50から金融機関別顧客口座別通知を受けると、こ
の金融機関別顧客口座別通知の内容に基づき金融機関4
0の各顧客20−1〜20−Nの口座41−1〜41−
Nから各店舗10−1〜10−Nの利用代金を引落し、
該引落し金額の合計から所定の手数料を差引いてその金
額を、代金収納センター50を管理する取りまとめ組織
の口座43に入金するとともに、その収納結果通知を代
金収納センター50に対して行う。
【0136】代金収納センター50は、代金収納代行会
社30から上記収納結果通知を受けると、この収納結果
通知の内容に基づき、金融機関40の各クリーニング店
10−1〜10−Nの口座42−1〜42−Nに対し
て、各店舗10−1〜10−Nの引落し金額からそれぞ
れ所定の手数料を差引いた金額を入金する。
【0137】また、代金収納センター50は、上記収納
結果通知の内容に基づき、代金の未回収結果を各クリー
ニング店10−1〜10−Nに設置された顧客管理用レ
ジ/コンピュータ18に対して配信する。
【0138】上述した実施形態のクリーニング店の代金
回収方式では、クリーニング店20−1〜20−Nに設
置されている顧客管理用レジ/コンピュータ18が、請
求データを代金収納センター50が指定するデータフォ
ーマットに変換して代金収納センター50に送信するよ
うになっているが、これに代えて、図7に示すように、
クリーニング店20−1〜20−Nに設置されている顧
客管理用レジ/コンピュータ18は、単に請求データを
作成する機能を有しているのみで、上述した代金収納セ
ンター50が指定したデータフォーマットに基づきた請
求データを代金収納センター50に送信するものとし
て、さらに変換コンピュータ19が設置された構成であ
ってもよい。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下の効果を奏する。
【0140】まず、請求項1記載の代金回収方法では、
商品の販売若しくはサービスを提供する業者の本社や各
工場あるいは各店舗等に設置された専用端末と上記各店
舗等の顧客別売上データを管理する代金収納センターと
をネットワークを介して接続し、上記専用端末は、各店
舗等の顧客別売上データを上記ネットワークを介して上
記代金収納センターに送信し、上記代金収納センター
は、上記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し
直して代金収納代行会社へ送信するとともに、該代金収
納代行会社から回収した上記店舗の商品の販売若しくは
サービスの提供に対応する代金を各店舗の口座に振り分
けて入金するように構成したので、店舗当たりの取引き
口座数が少ない場合でも代金収納代行会社への手数料の
支払を軽減でき、かつ各店舗等でのデータ作成の作業を
軽減することができ、しかも投資コストの増大を招かな
い代金回収方法を提供することができる。
【0141】また、請求項2記載の代金回収方法では、
上記ネットワークに、商品の販売若しくはサービスを提
供する販売員が携帯する携帯専用端末を接続し、上記携
帯専用端末は、各販売員の顧客別売上データを上記ネッ
トワークを介して上記代金収納センターに送信し、上記
代金収納センターは、上記顧客別売上データを顧客別引
落し金額に編集し直して代金収納代行会社へ送信すると
ともに、該代金収納代行会社から回収した上記販売員の
商品の販売若しくはサービスの提供に対応する代金を各
販売員の口座に振り分けて入金するように構成したの
で、上記請求項1と同様、店舗当たりの取引き口座数が
少ない場合でも代金収納代行会社への手数料の支払を軽
減でき、かつ各店舗でのデータ作成の作業を軽減するこ
とができ、しかも投資コストの増大を招かない代金回収
方法を提供することができる。
【0142】また、請求項3記載の代金回収方法では、
上記代金収納代行会社は、各顧客の口座から商品の販売
若しくはサービスの提供の対価に対応する利用金額を引
落すとともに、上記引落し金額の合計から手数料を差引
いた金額を上記代金収納センターの口座へ一括して入金
し、上記代金収納センターは、各店舗若しくは販売員の
引落し金額からそれぞれの手数料を差引いて各店舗若し
くは販売員の口座に入金するするように構成したので、
同じく店舗当たりの取引き口座数が少ない場合でも代金
収納代行会社への手数料の支払を軽減でき、かつ各店舗
でのデータ作成の作業を軽減することができる代金回収
方法を提供することができる。
【0143】また、請求項4記載の代金回収方法では、
上記代金収納センターは、上記代金の未収結果を上記ネ
ットワークを介して各店舗の専用端末若しくは各販売員
の携帯専用端末に配信するように構成したので、各店舗
で時間がかかったり難しかった未収処理を簡易にできた
り、口座引落し会員の分析データを得ることができる代
金回収方法を提供することができる。
【0144】また、請求項5記載の代金回収装置では、
商品の販売若しくはサービスを提供する業者の本社や各
工場あるいは店舗等に設置された専用端末と、上記専用
端末にネットワークを介して接続され、上記各店舗の顧
客別売上データを管理する代金収納センターとを有し、
上記専用端末は、送信手段で各店舗の顧客別売上データ
を上記ネットワークを介して上記代金収納センターに送
信し、上記代金収納センターは、編集手段で上記顧客別
売上データを顧客別引落し金額に編集し直して代金収納
代行会社へ送信し、入金手段で上記代金収納代行会社か
ら回収した代金を各店舗の口座に振り分けて入金するよ
うに構成したので、店舗当たりの取引き口座数が少ない
場合でも代金収納代行会社への手数料の支払を軽減で
き、かつ各店舗でのデータ作成の作業を軽減することが
でき、しかも投資コストの増大を招かない代金回収装置
を提供することができる。
【0145】また、請求項6記載の代金回収装置では、
上記ネットワークに接続され、商品の販売若しくはサー
ビスを提供する販売員が携帯する携帯専用端末、を更に
有し、この携帯専用端末は、各販売員の顧客別売上デー
タを上記ネットワークを介して上記代金収納センターに
送信する送信手段、を具備し、上記編集手段は、上記顧
客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直して代金
収納代行会社へ送信し、上記入金手段は、上記代金収納
代行会社から回収した代金を各販売員の口座に振り分け
て入金するように構成したので、上記請求項5と同様、
店舗当たりの取引き口座数が少ない場合でも代金収納代
行会社への手数料の支払を軽減でき、かつ各店舗でのデ
ータ作成の作業を軽減することができ、しかも投資コス
トの増大を招かない代金回収方法を提供することができ
る。
【0146】また、請求項7記載の代金回収装置では、
上記代金収納代行会社は、引落手段で商品の販売若しく
はサービスの提供の対価に対応する利用金額を各顧客の
口座から引落し、一括入金手段で上記引落し金額の合計
から手数料を差引いた金額を上記代金収納センターの口
座へ一括して入金し、上記入金手段は、各店舗若しくは
販売員の引落し金額からそれぞれの手数料を差引いて各
店舗若しくは販売員の口座に入金するするように構成し
たので、同じく店舗当たりの取引き口座数が少ない場合
でも代金収納代行会社への手数料の支払を軽減でき、か
つ各店舗でのデータ作成の作業を軽減することができ
る。
【0147】また、請求項8記載の代金回収装置では、
上記代金収納センターは、配信手段で上記代金の未収結
果を上記ネットワークを介して各店舗の専用端末若しく
は各販売員の携帯専用端末に配信するように構成したの
で、各店舗で時間がかかったり難しかった未収処理を簡
易にできたり、口座引落し会員の分析データを得ること
ができる。
【0148】請求項9記載の代金回収方法では、請求項
1記載の代金回収方法を行う上に、クリーニング店がバ
ックシステムを採用しているため、上述した請求項1記
載の代金回収方法が有する効果を有する上に、さらに、
受取り時のみならず引落とし時においての顧客に対する
手続処理を短縮することができるとともに、外交セール
を行う場合には、現金集金が不要となり、純粋に顧客開
拓営業マン(外交員)と集配・宅配を行う人を分けること
ができ、後者はアルバイトやパートで行うことが可能と
なり人の確保が容易になるという効果を有する。
【0149】また、口座引き落とし決済付バックシステ
ムの場合、外交顧客の在宅の確認が不要となり、集配・
宅配がスケジュール化することができ、効率アップにつ
なげることができるという効果を有する。
【0150】請求項請求10の代金回収装置では、店舗
としてのクリーニング店がバックシステムを採用してい
るため、上述した請求項5記載の代金回収装置が有する
効果を有する上に、さらに、受取り時のみならず引落と
し時においての顧客に対する手続処理を短縮することが
できるとともに、外交セールを行う場合には、現金集金
が不要となり、純粋に顧客開拓営業マン(外交員)と集配
・宅配を行う人を分けることができ、後者はアルバイト
やパートで行うことが可能となり人の確保が容易になる
という効果を有する装置を提供することができる。
【0151】さらに、口座引き落とし決済付バックシス
テムの場合、外交顧客の在宅の確認が不要となり、集配
・宅配がスケジュール化することができ、効率アップに
つなげることができるという効果を有する装置を提供す
ることができる。
【0152】請求項11記載の代金回収方法では、ネッ
トワークに、商品の販売若しくはサービスを提供するク
リーニング業界の外交員が携帯する携帯専用端末を接続
し、携帯専用端末が、各外交員の顧客別売上データを、
ネットワークを介して代金収納センターに送信し、代金
収納センターが、顧客別売上データを顧客別引落し金額
に編集し直して代金収納代行会社へ送信するとともに、
該代金収納代行会社から回収した上記外交員の商品の販
売若しくはサービスの提供に対応する代金を各外交員の
口座に振り分けて入金するので、請求項9と同様、クリ
ーニング店あたりの取引き口座数が少ない場合でも代金
収納代行会社への手数料の支払を軽減でき、かつ各店舗
でのデータ作成の作業を軽減することができ、しかも投
資コストの増大を招かない代金回収方法を提供すること
ができる。
【0153】請求項12記載の代金回収装置では、ネッ
トワークに接続され、商品の販売若しくはサービスを提
供するクリーニング業界の外交員が携帯する携帯専用端
末を更に有し、携帯専用端末が、各外交員の顧客別売上
データを、ネットワークを介して上記代金収納センター
に送信する送信手段を具備し、編集手段が、顧客別売上
データを顧客別引落し金額に編集し直して代金収納代行
会社へ送信し、入金手段が、代金収納代行会社から回収
した代金を各外交員の口座に振り分けて入金するので、
請求項10と同様、クリーニング店当たりの取引き口座
数が少ない場合でも代金収納代行会社への手数料の支払
を軽減でき、かつ各店舗でのデータ作成の作業を軽減す
ることができ、しかも投資コストの増大を招かない代金
回収方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る代金回収方法および装置を適用
して構成した代金回収方式を示す図。
【図2】図1に示した代金回収方法を実現するための各
店舗における口座引落し顧客の確認から、顧客金融機関
からの顧客の口座の引落しまでを実現するための各部の
機能を説明する機能ブロック図。
【図3】図1に示した代金回収方法を実現するための金
融機関から顧客の口座の引落しから各店舗における顧客
別口座引落し結果の確認までを実現するための各部の機
能を説明する機能ブロック図。
【図4】図1乃至図3で説明したこの発明の代金回収方
式を適用して構成した代金回収システムの一実施の形態
を示すブロック図。
【図5】クリーニング店の代金回収方法および装置を適
用して構成した代金回収方式を示す図。
【図6】クリーニング店の代金回収方法および装置を適
用して構成した代金回収方式を示す図。
【図7】クリーニング店に設定されている装置を説明す
る図。
【図8】従来の代金収納代行会社による代金回収方式を
示す図。
【図9】チェーン店舗がチェーン店本部を介して代金収
納代行会社に販売データを通知して代金の回収を行う方
式を採用した従来の代金回収システムを示すブロック
図。
【符号の説明】
10 店舗 10−M チェーン店舗(チェーン店舗M) 10−N チェーン店舗(チェーン店舗N) 10−A 店舗(店舗A) 10−B 店舗(店舗B) 10−1〜10−N 店舗 11 カードリーダ付レジスタ(カードリーダ付レ
ジ) 11a 利用金額入力キー 12 プリンタ 13 バーコードリーダ付レジスタ(バーコードリー
ダ付レジ) 13a 利用金額入力キー 13b バーコードスキャナ 14 レジスタ 14a 利用金額入力キー 15 店舗コンピュータ 16 ハンディターミナル 17 専用端末 18 顧客管理用レジ/コンピュータ 19 変換コンピュータ 20 顧客 21 磁気カード義気 22 バーコード付カード 25 外交員 27 バッグ 30 代金収納代行会社 31 金融機関別口座別引落し金額処理部 32 顧客別代金引落し口座記憶部 33 顧客別引落し金額記憶部 40 金融機関 41 顧客の口座 42 店舗の口座 42−1〜42−N 店舗の口座 50 代金収納センター 60 チェーン店本部 61 本部コンピュータ 62 店舗別顧客利用金額記憶部 100−1、100−2、100−3 店舗 101 カードリーダ付レジスタ(カードリーダ付レ
ジ) 101a 利用金額入力キー 102 プリンター 103 バーコードリーダ付レジスタ(バーコードリ
ーダ付レジ) 103a 利用金額入力キー 103b バーコードスキャナ 104 プリンター 105 レジスタ 105a 利用金額入力キー 106 プリンター 110 口座引落し顧客データ読み取り&確認手段 120 顧客の利用金額入力手段 130 店舗別顧客別利用金額伝送手段 140 顧客別口座引落し結果受信手段 150 顧客別口座引落し結果印字手段 201 磁気カード 202 バーコード付カード 300 代金収納代行会社 301 金融機関別口座別引落し金額処理部 302 顧客別引落し口座記憶部 303 顧客別口座引落し金額記憶部 310 顧客別口座引落し金額受信手段および口座確
認手段 320 金融機関別顧客別口座引落し金額編集手段 330 金融機関へのデータ伝送手段 340 金融機関からの口座引落し結果受信手段 350 顧客別口座引落し結果編集手段 360 顧客別口座引落し結果伝送手段 400 金融機関 401 コンピュータ 500 代金収納センター 501 センターコンピュータ 502 店舗別顧客別利用金額記憶部 510 店舗別顧客別利用金額受信手段 520 顧客別口座引落し金額編集手段 530 代金収納代行会社への顧客別口座引落し金額
伝送手段 540 代金収納代行会社からのデータ受信手段 550 店舗別顧客別口座引落し結果編集手段 560 店舗別顧客別口座引落し結果伝送手段 600 店舗 601 ハンディターミナル 602 店舗コンピュータ 603 プリンタ 700 外交セールスマン 701 ハンディターミナル 702 プリンタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の販売若しくはサービスを提供する
    業者の本社や各工場あるいは各店舗等に設置された専用
    端末と上記各店舗の顧客別売上データを管理する代金収
    納センターとをネットワークを介して接続し、 上記専用端末は、各店舗の顧客別売上データを上記ネッ
    トワークを介して上記代金収納センターに送信し、 上記代金収納センターは、上記顧客別売上データを顧客
    別引落し金額に編集し直して代金収納代行会社へ送信す
    るとともに、該代金収納代行会社から回収した上記店舗
    の商品の販売若しくはサービスの提供に対応する代金を
    各店舗の口座に振り分けて入金することを特徴とする代
    金回収方法。
  2. 【請求項2】 上記ネットワークに、商品の販売若しく
    はサービスを提供する販売員が携帯する携帯専用端末を
    接続し、 上記携帯専用端末は、各販売員の顧客別売上データを上
    記ネットワークを介して上記代金収納センターに送信
    し、 上記代金収納センターは、上記顧客別売上データを顧客
    別引落し金額に編集し直して代金収納代行会社へ送信す
    るとともに、該代金収納代行会社から回収した上記販売
    員の商品の販売若しくはサービスの提供に対応する代金
    を各販売員の口座に振り分けて入金することを特徴とす
    る請求項1記載の代金回収方法。
  3. 【請求項3】 上記代金収納代行会社は、各顧客の口座
    から商品の販売若しくはサービスの提供の対価に対応す
    る利用金額を引落すとともに、上記引落し金額の合計か
    ら手数料を差引いた金額を上記代金収納センターの口座
    へ一括して入金し、 上記代金収納センターは、各店舗若しくは販売員の引落
    し金額からそれぞれの手数料を差引いて各店舗若しくは
    販売員の口座に入金することを特徴とする請求項1また
    は2記載の代金回収方法。
  4. 【請求項4】 上記代金収納センターは、上記代金の未
    収結果を上記ネットワークを介して各店舗の専用端末若
    しくは各販売員の携帯専用端末に配信することを特徴と
    する請求項1または2記載の代金回収方法。
  5. 【請求項5】 商品の販売若しくはサービスを提供する
    業者の本社や各工場あるいは店舗等に設置された専用端
    末と、 上記専用端末にネットワークを介して接続され、上記各
    店舗の顧客別売上データを管理する代金収納センター
    と、 を有し、 上記専用端末は、 各店舗の顧客別売上データを上記ネットワークを介して
    上記代金収納センターに送信する送信手段、 を具備し、 上記代金収納センターは、 上記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直し
    て代金収納代行会社へ送信する編集手段と、 上記代金収納代行会社から回収した代金を各店舗の口座
    に振り分けて入金する入金手段と、 を具備することを特徴とする代金回収装置。
  6. 【請求項6】 上記ネットワークに接続され、商品の販
    売若しくはサービスを提供する販売員が携帯する携帯専
    用端末、 を更に有し、 上記携帯専用端末は、 各販売員の顧客別売上データを上記ネットワークを介し
    て上記代金収納センターに送信する送信手段、 を具備し、 上記編集手段は、 上記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直し
    て代金収納代行会社へ送信し、 上記入金手段は、 上記代金収納代行会社から回収した代金を各販売員の口
    座に振り分けて入金することを特徴とする請求項5記載
    の代金回収装置。
  7. 【請求項7】 上記代金収納代行会社は、 商品の販売若しくはサービスの提供の対価に対応する利
    用金額を各顧客の口座から引落す引落手段と、 上記引落し金額の合計から手数料を差引いた金額を上記
    代金収納センターの口座へ一括して入金する一括入金手
    段と、 を具備し、 上記入金手段は、 各店舗若しくは販売員の引落し金額からそれぞれの手数
    料を差引いて各店舗若しくは販売員の口座に入金するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の代金回収装置。
  8. 【請求項8】 上記代金収納センターは、 上記代金の未収結果を上記ネットワークを介して各店舗
    の専用端末若しくは各販売員の携帯専用端末に配信する
    配信手段、 を具備することを特徴とする請求項5または6記載の代
    金回収装置。
  9. 【請求項9】 クリーニング対象物を集配するに際し、
    該クリーニング対象物とクリーニング対象物を記載した
    預かり伝票とを入れたバックを集配するバックシステム
    を採用するクリーニング業者の本社や各工場あるいは店
    舗等に設置された専用端末と上記各クリーニング業者の
    顧客別売上データを管理する代金収納センターとをネッ
    トワークを介して接続し、 上記専用端末は、上記クリーニング業者の顧客別売上デ
    ータを、上記ネットワークを介して上記代金収納センタ
    ーに送信し、 上記代金収納センターは、上記顧客別売上データを顧客
    別引落し金額に編集し直して代金収納代行会社へ送信す
    るとともに、該代金収納代行会社から回収した上記クリ
    ーニング業者の商品の販売若しくはサービスの提供に対
    応する代金をクリーニング業者の本社や各工場あるいは
    各店舗等の口座に振り分けて入金することを特徴とする
    代金回収方法。
  10. 【請求項10】 クリーニング対象物を集配するに際
    し、該クリーニング対象物とクリーニング対象物を記載
    した預かり伝票とを入れたバックを集配するバックシス
    テムを採用するクリーニング業者の本社や各工場あるい
    は各店舗等に設置された専用端末と、 上記専用端末にネットワークを介して接続され、上記ク
    リーニング業者の顧客別売上データを管理する代金収納
    センターと、 を有し、 上記専用端末は、 クリーニング業者の顧客別売上データを、上記ネットワ
    ークを介して上記代金収納センターに送信する送信手
    段、 を具備し、 上記代金収納センターは、 上記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直し
    て代金収納代行会社へ送信する編集手段と、 上記代金収納代行会社から回収した代金をクリーニング
    業者の本社や各工場あるいは店舗等の指定した口座に振
    り分けて入金する入金手段と、 を具備することを特徴とする代金回収装置。
  11. 【請求項11】 上記ネットワークに、商品の販売若し
    くはサービスを提供するクリーニング業界の外交員が携
    帯する携帯専用端末を接続し、 上記携帯専用端末は、各外交員の顧客別売上データを、
    上記ネットワークを介して上記代金収納センターに送信
    し、 上記代金収納センターは、上記顧客別売上データを顧客
    別引落し金額に編集し直して代金収納代行会社へ送信す
    るとともに、該代金収納代行会社から回収した上記外交
    員の商品の販売若しくはサービスの提供に対応する代金
    を各外交員の口座に振り分けて入金することを特徴とす
    る請求項9記載の代金回収方法。
  12. 【請求項12】 上記ネットワークに接続され、商品の
    販売若しくはサービスを提供するクリーニング業界の外
    交員が携帯する携帯専用端末、 を更に有し、 上記携帯専用端末は、 各外交員の顧客別売上データを、上記ネットワークを介
    して上記代金収納センターに送信する送信手段、 を具備し、 上記編集手段は、 上記顧客別売上データを顧客別引落し金額に編集し直し
    て代金収納代行会社へ送信し、 上記入金手段は、 上記代金収納代行会社から回収した代金を各外交員の口
    座に振り分けて入金することを特徴とする請求項10記
    載の代金回収装置。
JP31812198A 1998-07-13 1998-11-09 代金回収方法および装置 Pending JP2000090359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31812198A JP2000090359A (ja) 1998-07-13 1998-11-09 代金回収方法および装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-197385 1998-07-13
JP19738598 1998-07-13
JP31812198A JP2000090359A (ja) 1998-07-13 1998-11-09 代金回収方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000090359A true JP2000090359A (ja) 2000-03-31

Family

ID=26510336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31812198A Pending JP2000090359A (ja) 1998-07-13 1998-11-09 代金回収方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000090359A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000054273A (ko) * 2000-05-30 2000-09-05 김인영 인터넷을 이용한 지불의뢰 통지와 대금회수를 대행하는시스템 및 그 방법
JP2001306972A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Toshiba Tec Corp デビットカード決済精査装置
JP2002183460A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Sumitomo Mitsui Banking Corp 代金収納システム及び方法
JP2002197397A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Sakura Bank Ltd 決済代行システム、決済代行方法、決済代行プログラムを記録した記録媒体及び決済代行プログラム
JP2002335349A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Bis:Kk サービス運営システム
JP2002342689A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Billing System Corp 口座振替取次システム
JP2002354178A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Ricoh Co Ltd 請求書印刷代行システム、請求書配信サーバ、コピー機、請求書印刷代行方法、文書印刷代行システム、及び文書印刷代行方法
WO2003107232A1 (ja) * 2002-06-13 2003-12-24 富士通株式会社 集配警備現金管理システムおよび同システムにおける送金処理方法
KR100487493B1 (ko) * 2002-10-01 2005-05-06 윤종오 네트워크 기반의 부실채권 사후 관리시스템 및 방법, 그 프로그램소스를 기록한 기록매체

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306972A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Toshiba Tec Corp デビットカード決済精査装置
KR20000054273A (ko) * 2000-05-30 2000-09-05 김인영 인터넷을 이용한 지불의뢰 통지와 대금회수를 대행하는시스템 및 그 방법
JP2002183460A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Sumitomo Mitsui Banking Corp 代金収納システム及び方法
JP4722285B2 (ja) * 2000-12-19 2011-07-13 株式会社三井住友銀行 代金収納システム及び方法
JP2002197397A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Sakura Bank Ltd 決済代行システム、決済代行方法、決済代行プログラムを記録した記録媒体及び決済代行プログラム
JP2002335349A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Bis:Kk サービス運営システム
JP2002342689A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Billing System Corp 口座振替取次システム
JP2002354178A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Ricoh Co Ltd 請求書印刷代行システム、請求書配信サーバ、コピー機、請求書印刷代行方法、文書印刷代行システム、及び文書印刷代行方法
WO2003107232A1 (ja) * 2002-06-13 2003-12-24 富士通株式会社 集配警備現金管理システムおよび同システムにおける送金処理方法
JPWO2003107232A1 (ja) * 2002-06-13 2005-10-20 富士通株式会社 集配警備現金管理システムおよび同システムにおける送金処理方法
KR100487493B1 (ko) * 2002-10-01 2005-05-06 윤종오 네트워크 기반의 부실채권 사후 관리시스템 및 방법, 그 프로그램소스를 기록한 기록매체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100414050B1 (ko) 신용카드 가맹점에 대한 즉시결제 시스템 및 그의 처리방법
CN100380358C (zh) 网络***、广告信息接收刊登处理方法及其记录媒体
JP2001283120A (ja) 取引支援システム
JP7349703B2 (ja) 無担保ファンディングシステム
JP2003108897A (ja) クーポン管理方法及びクーポン管理プログラム
JP2008077481A (ja) キャッシュアウト処理システム及びキャッシュアウト処理方法
WO2000021009A9 (en) Method and system for receiving and processing donations out of the change due from a purchase
JP2000090359A (ja) 代金回収方法および装置
JP3806308B2 (ja) クレジット請求データ処理装置
JP7341948B2 (ja) 店舗管理システム及び店舗管理方法
JP4771477B2 (ja) 生鮮商品の委託販売方法
JP2003317153A (ja) Posシステム及びその制御方法
JP2005135322A (ja) 決済システム,コントロールタワー,および決済方法
CN107301535A (zh) 一种通过票据打印实现传统收银***支持移动支付的***
JPH0311492A (ja) プリペイドカード決済システム及び装置及びプリペイドカード
JP3331057B2 (ja) ポイント購入処理方法及びポイントサービスシステム
JP2004145877A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体
JP2002312595A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、商品提供装置及び商品提供方法、金融処理装置及び金融処理方法、情報管理装置及び情報管理方法、並びに記憶媒体
JP2001344499A (ja) ポイントサービス方法及びシステム
JP2001184445A (ja) 集中口座決済サービス方法
JP3574750B2 (ja) Icカードposシステム
JP2001283334A (ja) 料金収納代行システム
JP2001266015A (ja) クライアントサーバーシステムを利用した集金代行システムおよび集金の代行方法
JP4091714B2 (ja) 料金回収方法
JP2001306972A (ja) デビットカード決済精査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050617

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051226