JP2000084030A - 全身シャワー浴装置 - Google Patents

全身シャワー浴装置

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JP2000084030A
JP2000084030A JP10262156A JP26215698A JP2000084030A JP 2000084030 A JP2000084030 A JP 2000084030A JP 10262156 A JP10262156 A JP 10262156A JP 26215698 A JP26215698 A JP 26215698A JP 2000084030 A JP2000084030 A JP 2000084030A
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JP
Japan
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shower
heart rate
hot water
shower bath
age
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JP10262156A
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English (en)
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Kenji Fujii
謙治 藤井
Makoto Nakamura
誠 中村
Kazuyuki Omori
一行 大森
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CHOSHU SANGYO KK
Original Assignee
CHOSHU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】個人差に対応した快適なシャワー浴の実現と、
シャワー浴中における被介護者の心拍数の上昇に起因す
る事故の未然防止と、入浴介助作業時間の個人差を吸収
することが課題であり、それらを解決する装置を提供す
る。 【解決手段】被介護者用の全身シャワー浴装置におい
て、被介護者の心拍数の信号を入力し、その上昇値が適
性範囲を越えると、シャワー浴終了の自動停止信号を出
力してシャワーを自動停止・報知するシャワー制御装置
を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は介助作業を必要とす
る被介護者用のシャワー浴装置に係り、特にシャワー浴
時における被介護者の急激な体調変化の発生による危険
を回避し得るシャワー浴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入浴時の温熱による人体への生理的負担
は有酸素運動による負荷とほぼ同じであると考えられ、
適度な負荷は心筋の発達や強化を促し、健康増進に効果
があると同時に、心理的な快適感や満足感を得る。しか
し負荷が過剰になると体に危険をもたらすと同時に、心
理的にも不快感や苦痛を与えることになる。逆に負荷が
不足すると健康増進の効果がなくなると同時に、心理的
にも不快感や不満足を得ることになる。したがって、入
浴による身体への効果が最低限あるとされる有効限界
と、生理的負荷による危険性はないとされる安全限界と
の間が快適領域であり、入浴終了は安全限界を越えない
快適領域内で行うことが理想的である。しかしながら、
従来例えば、福祉施設での被介護者一人当たりの入浴時
間は、介助者側の時間的都合に合わされていることが現
状であるため、入浴による被介護者の生理的負荷や時間
的満足感等の個人差については、入浴時間や入浴方法に
反映されていない場合が多かった。このため、個人によ
っては、入浴時間が長すぎて過剰に生理的負荷を受けて
いる場合や、逆に入浴時間が短すぎて入浴効果が不足し
ている場合があった。また、現在普及してきているシャ
ワー浴装置において、入浴シャワーの湯温、湯流量等の
快適条件は、入浴前の温熱環境によって異なるため、季
節の気温差によるシャワー入浴条件の調節が必要となる
が、気温と好ましいシャワー浴条件の関係は明確にされ
ておらず、前記福祉施設の現状でも気温に合わせたシャ
ワー浴条件の調節等は十分に行われていない場合が多か
った。
【0003】また、従来方式の関連特許として、方式
1:浴室装置(特開昭63−54135)、方式2:入
浴効果報知装置(特開平2−213323)、方式3:
健康チェック装置(特開平6−225858)、方式
4:快適入浴判定装置(特開平6−237969)等が
開示されている。図15は、本発明と比較した従来方式
の作用を示す図である。図15に示したように、7つの
比較項目において、入浴中及びシャワー浴中の心拍数の
測定は、従来方式1〜4のそれぞれの方式において行わ
れているが、従来方式ではその他の可能とする最大項目
数は1項目にすぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図15に示したよ
うに、本発明の方式においては、比較項目の全7項目を
実施し、被介護者の生理的個人差を考慮した安全で快適
な全身シャワー浴を実現し、介助者の入浴介助作業の効
率化を図るシャワー浴条件をコントロールできる自動制
御装置を有する全身シャワー浴装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み本願発明者等
は、実験研究の結果、次の手段によりこれらの課題を解
決した。 (1)被介護者用の全身シャワー浴装置において、被介
護者の心拍数の測定用センサと、同心拍数の測定センサ
からの信号を入力し、同入力信号の心拍数の上昇値が設
定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了の自動停止
信号を出力してシャワーを自動停止するシャワー制御装
置を備えてなることを特徴とする全身シャワー浴装置。 (2)被介護者用の全身シャワー浴装置において、被介
護者の心拍数の測定用センサと、同心拍数の測定センサ
からの信号を入力し、同入力信号の心拍数の上昇値が設
定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了信号を出力
して報知するシャワー制御装置を備えてなることを特徴
とする全身シャワー浴装置。 (3)前記心拍数上昇割合の適性範囲値が、若年モー
ド、中高年モード、高齢者モードの3つの年齢モードに
区分されて設定される年齢モードの設定器を備え、各被
介護者の年齢に合わせて適性範囲が設定され、心拍数の
上昇割合が、前記各年齢モードの適性範囲を越えた時点
で、シャワー浴終了の報知及び自動停止されるシャワー
制御装置を備えてなることを特徴とする(1)項又は
(2)項に記載の全身シャワー浴装置。 (4)シャワー制御装置において、前記心拍数の上昇割
合の適性範囲値が、生理的機能や体力の低下した各被介
護者については、一段階上の前記年齢モードの設定を行
う変換設定器を備えてなることを特徴とする(1)項〜
(3)項のいずれか1項に記載の全身シャワー浴装置。
【0006】(5)脱衣室と浴室に気温センサ及びシャ
ワー浴ブース内温度のセンサを設け、その測定値と設定
した前記年齢モード並びに安静時の心拍数等から心拍数
の上昇割合を予測し、心拍数が急激に安全限界を越えな
いようシャワー開始時のシャワー条件の湯温、湯流量を
制御するシャワー制御装置を備えてなることを特徴とす
る(1)項〜(4)項のいずれか1項に記載の全身シャ
ワー浴装置。 (6)脱衣室と浴室に気温センサを設けその測定値によ
り、脱衣場と浴室の温度を調整し、脱衣場と浴室の温度
差により入浴時に心拍数が急激に変化しないよう気温の
制御装置を備えてなることを特徴とする(1)項〜
(4)項のいずれか1項に記載の全身シャワー浴装置。 (7)シャワー浴中の心拍数の測定により湯温、湯流量
のシャワー条件の補正するシャワー制御装置を備えてな
ることを特徴とする(1)項〜(5)項のいずれか1項
に記載の全身シャワー浴装置。 (8)入浴時間優先モードにより設定したシャワー浴時
間で、設定した年齢モードと、シャワー浴前に記録した
安静時心拍数をもとに、シャワー浴中の心拍数の測定値
が有効限界以上でかつ、安全限界を越えないよう、湯
温、湯流量のシャワー条件を制御するシャワー制御装置
を備えてなることを特徴とする(1)項〜(7)項のい
ずれか1項に記載の全身シャワー浴装置。
【0007】
【発明の実施の形態と実施例】本発明の実施の形態を実
施例の図面に基づいて以下に説明する。本発明に係るシ
ャワー浴装置は、環境条件とシャワー浴条件下での生理
的特性及び心理的特性を把握し、入浴制御の基本データ
を収集するため、大別して、環境部、給湯制御部、シャ
ワー浴槽部、物理量測定部、生理量測定部及びストレッ
チャーで構成される。図1は、本発明装置の環境を示す
平面図である。図において、10は環境部、11は給湯
制御部、12はシャワー浴槽部、13は物理量測定部、
14は生理量測定部、15はフース、16は前室、17
は浴槽室、18はボイラー、19はメインタンク、20
はミキシングタンク、21はヘッダ、22はパーテショ
ン、31はストレッチャー、32はエアコン、33は換
気扇、をそれぞれ示す。
【0008】環境部10では、シャワー浴前の温熱環境
条件を設定する前室16と、シャワー浴中の温熱環境条
件を設定するシャワー浴槽室12を設けそれぞれの気温
と温度を制御している。そして、前室16とシャワー浴
槽室12の密閉された空間をパーテションで作り気温の
設定用としてエアコン32を、湿度の調整用に換気扇3
3が設けられている。
【0009】給湯制御部11は、人体の部位によって温
熱感や流量感が異なるため生理的負荷が少なく、より快
適なシャワー浴を行うために、人体の部位別に以下の3
つの給湯系が設けられている。 (1)全身の主給湯系(生理的機能の保持と温熱感の確
保) (2)股間の洗浄用給湯系(衛生面の確保) (3)手・足を暖めるための給湯系(生理的機能の活性
化)
【0010】上記給湯制御部11における給湯制御装置
23の概要を説明する。図2は給湯制御装置の構成図で
ある。図において、1はポンプ、2はモータバルブ、3
は比例電磁弁、4は電磁弁、5は自動調節弁、6は水位
センサ、7は測温抵抗体、8はヒータ、9は流量計、2
3は給湯制御装置、24は噴射ノズルをそれぞれ示す。
ボイラ18によりメインタンク19に約60゜Cの湯温
の貯湯・保温を行う、さらに3つの部位別給湯系とする
ため、3台のミキシングタンク20に貯湯し、それぞれ
任意に設定した湯温に制御する。そして各ラインのヘッ
ダ21より噴射噴射ノズル24に連結されている。
【0011】また上記給湯制御部3の制御及び記録は、
制御・計測コンピュータよりなる物理測定部13(図
1)において行われる。そして、各ラインの湯温、湯流
量の調節はパソコン並びに、被験者の手元に設けられた
コントロールボックス25(図3)の双方で行えるよう
になっている。なお、噴射時間その他の詳細設定、測定
データや動作履歴の記録、ポンプ・バルブ・ヒータ等の
作動や、各タンク・ヘッダの湯温の監視等も1台のコン
ピュータにより行えるようなソフトウエアになってお
り、またミキシングタンク20内の湯温が設定温度の±
0.5゜C以内でその状態が10秒間継続しなければ、
シャワーが噴射できない機構や、湯温異常時の自動停止
機能等も設けられている。
【0012】次に、シャワー浴槽部について説明する。
図3はシャワー浴槽部とその周辺装置図である。図にお
いて、25はコントロールボックス、26は心拍セン
サ、、29はブース内温度センサと表示、30は被介護
者(被験者)、34は若年モード設定ボタン、35は中
高年モード設定ボタン、36は高齢者モード設定ボタ
ン、37は弱者モード設定ボタン、38は警報表示ラン
プ、39は警報報知スピーカ、をそれぞれ示す。図にお
いて、噴射ノズル24の取り付けアームの長さは任意に
調節可能とし、噴射ノズル24は、角度調整を可能とす
るため首振り機構となっている(図示せず)。また、噴
射ノズル24の数は全身にまんべんなくシャワーを行う
ための上下の噴射位置が設定され、本実施例では合計2
4ケ設けられている。このうち2ケの前記股間洗浄用噴
射ノズルには、とくに専用噴射ノズルが選定されてい
る。また、被介護者(被験者)30を乗せてブース15
に搬送する専用ストレッチャー31は、フラット状態か
ら座位姿勢まで任意に調節することが可能な油圧駆動の
姿勢制御式であり、特に座面・背面・足置等にはナイロ
ンネットが使用され、座り心地のよさと、背面側へのシ
ャワーの当たり具合いが配慮されている。
【0013】図示したようにコントロールボックス25
は、前記年齢モード設定用の若年モード設定ボタン3
4、中高年モード設定ボタン35、高齢者モード設定ボ
タン36を有する年齢モードの設定器を備え、介助者が
適性モードのボタンを選択して押すと、その信号は前記
物理量測定部13及び生理量測定部14に送られ、その
制御計測、生理量計測のコンピュータにより当該モード
が設定されて、前記給湯制御装置23が制御される。ま
た、弱者モード設定ボタン37を有する変換設定器を備
え、介助者がモードボタンを押すと、その信号は、前記
制御計測、生理量計測のコンピュータに送られ、上記に
おいて設定された年齢モードは、さらに一段階上の年齢
モードに変換されたモードが設定され、前記給湯制御装
置23が制御される。そして制御は、前記適性範囲を越
えた場合、シャワー浴の停止、あるいは報知(後述)が
行われる。なお、上記押しボタンは、押すことにより点
灯表示する形式のものが好ましい。さらに脱衣室気温セ
ンサと表示27、浴室気温センサと表示28及びブース
内温度センサと表示の各表示部がコントロールボックス
内にあって表示される。
【0014】次に前記適性範囲を越えた時点での、シャ
ワーが浴終了の報知は、コントロールボックス内の警報
表示ランプ38を点灯表示し、また警報報知スピーカ3
9によって音声あるいは警報音により報知する。
【0015】以上に記述したシャワー浴装置において、
被介護者(被験者)の心拍数を監視し、該心拍数の上昇
が設定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了の報知
及び自動停止を行う機構とそのプロセスについてさらに
以下に説明する。まず、心拍数に関連する周辺装置につ
いて述べる。前記、物理量測定部13及び生理量測定部
14では、シャワー浴による物理的刺激と、それに対す
る人体の生理的反応を測定し、それらのデータをリアル
タイムでコンピュータに記録する測定装置が導入されて
いる。また、測定因子と測定装置については、 、環境条件は、前記前室16及び浴槽室17の室温。
湿度は温湿度計、輻射熱は黒球温度計、並びに風速は風
速計(図示せず)によりより測定し、前記制御・計測コ
ンピュータにデータ記録される。 、シャワー浴条件は、前記3つの給湯系の各ラインの
湯温、湯流量、入浴時間のデータが、前記制御・計測コ
ンピュータにデータ記録される。 、生理量、皮膚温(額、腹部、全腕、手、大腿部、
脚、足)と直腸温はポリグラフにより測定し、血圧及び
心拍数は、ベットサイドモニタ(コントロールボックス
25:図3)により測定する(心拍センサ26以外は図
示せず)。
【0016】なお、心理的評価は、SD法による7段階
の心理評価尺度シートにより行い、被験者に対してのヒ
ヤリングにより、評価データを以下の項目について記録
している。 、入浴前:前室の環境条件下での温冷感 、入浴中:シャワー浴条件(湯温、湯流量)に対する
温熱感、流量感、時間的満足感 、入浴後:前室の環境条件下での温冷感、快適感 以上に述べた心拍数に関連する周辺装置のデータを前提
とし、被験者の心拍数に基づく自動制御装置を有するシ
ャワー浴装置について詳述する。まず、実施例の図によ
ってシャワー浴の際の被験者の心拍数の変化状況を説明
する。
【0017】図4〜図6は、シャワー浴の際の心拍数の
変化量を無次元化したもので、安静時の心拍数を1とし
て、比較した心拍数の上昇割合を算出した。図4は、被
験者(A)の心拍数無次元化(A)図である。図におい
て、縦軸は、安静時を1とした時の心拍数の変化量の割
合を示し、横軸は経過時間を示す。また、図の右側の欄
の40度1L(1ノズル当たりの湯流量:リットル)
は、湯温40度で1ケの噴射ノズルから1リットル/分
の流量のお湯が噴出されることを示す。42度1Lは、
湯温42度で1ケの噴射ノズルから1リットル/分の流
量のお湯が噴出されることを示し、40度2Lは、湯温
40度で1ケの噴射ノズルから2リットル/分の流量の
お湯が噴出されることを示す。なお、本実施例において
は、前述したように噴射ノズルは全体で24ケ備えられ
ているため、全体の湯流量は、上記お湯の流量を24倍
したものとなる。
【0018】図4において、時間0〜15分は、シャワ
ー浴開始までの安静時間で、15分の時点でシャワー浴
開始、以降の時間が被験者がシャワー浴をした時間であ
る。図示したように心拍数の変化量は、シャワー浴開始
と同時に急上昇し、略その状態を保つが、前記安全限界
を越えた時点でシャワー浴が停止されると同時に、心拍
数の変化量は急下降し、以降は徐々に安静時の心拍数に
戻ってゆく。なお、シャワー浴停止の時点は、同一被験
者でも前記湯温、湯流量によって異なるため、時間がず
れている。図4から、例えば、前記42度1L(太線)
の場合、シャワー浴開始約8分後の心拍数の最大変化量
は安静時の1.37倍であることが分かる。同様に、図
5は被験者(B)の心拍数無次元化(B)図で、図6は
被験者(C)の心拍数無次元化(C)図をそれぞれ示
す。上記、図4〜図6における被験者3人の、心拍数の
変化量は、湯温並びに湯流量に比例して増大する傾向は
ばらついてみられるが、被験者の数を増やしてA〜Gの
7名の平均データでは、前記増大傾向がはっきりみられ
る(後述図7〜図9)。
【0019】次図に、上記の他の被験者(D〜G)の4
例を加えて、計7例における湯温及び湯流量別の最大心
拍数までの増加率の図表を示した。図7は、心拍数40
度1Lの時の最大心拍数までの増加率図、図8は、心拍
数42度1Lの時の最大心拍数までの増加率図、図9
は、心拍数40度2Lの時の最大心拍数までの増加率
図、である。例えば、図7における被験者(D)の増加
率0.26増であり、図8における前記被験者(D)の
増加率は0.36増であり、図9における前記被験者
(D)の増加率は0.29増であることを示している。
【0020】また、図10は、最大心拍数(平均)を示
す図で、前記の諸図のデータを集約し、縦軸に増加率
(心拍数/安静時心拍数)の割合、横軸に湯温及び湯流
量の設定をとり、各被験者の値を平均した最大心拍数
(平均)を示している。本図から、心拍数の変化量は、
湯温並びに湯流量に比例して増大する傾向を読み取るこ
とができる。なお、図左上部の欄外の数値は、前記40
度1L、42度1L、40度2Lの時の最大心拍数の増
加の割合を示している。以上述べたことから、シャワー
浴による生理的負荷の予測方法として、心拍数の監視は
有効であり、さらに該心拍数の上昇が設定した適性範囲
を越えると、シャワー浴終了の報知及び自動停止を行う
自動制御装置を有するシャワー浴装置の効果は大であ
る。
【0021】次に、図11〜13は、前記図4〜6の心
拍数無次元化図を作成するためのデータ取得用図を示
す。例えば、図11は被験者(B)の心拍数の変化を示
す図で、縦軸に心拍数(beat/min)、横軸には
時間(min)をとり、プロット点は前記湯温40度1
L、42度lL、42度2Lによって、3回行った時
の、各の心拍数を示している。図12は被験者(D)の
心拍数の変化を示す図、図13は被験者(F)の心拍数
の変化を示す図、である。なお、上記図11〜13
(B、D、F)は、被験者(A)〜(G)の計7名の中
から偶数番を採用したものである。また、図4〜6の心
拍数無次元化図(A、B、C)はA、B、C、順に3例
を採用したものである。これらのデータは後述する心拍
センサ26(図3)より得られたデータによって作成さ
れたものである。上記の諸図から分かるように、被験者
の心拍数のデータの絶対値については個人差があるが、
安静時と比較した心拍数の上昇する割合は、類似してい
る。
【0022】次に、上記心拍数の監視と、心拍数の上昇
が設定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了の報知
及び自動停止を行う実施例を説明する。前記図3のシャ
ワー浴槽部とその周辺装置において、図は、被介護者
(被験者)がシャワー浴を行っている状況を示してい
る。そして、その身体の一部(当実施例では耳たぶ)に
心拍センサ26が装着されており、信号コードによって
コントロールボックス25に接続されている。なお、心
拍数以外の前記生理量の各センサについては省略してい
る。上記コントロールボックス25には、脱衣室気温セ
ンサ27、浴室気温センサ28、ブース内温度センサ2
9等が接続されており測定値が表示される。また、前記
コントロールボックス25からの諸信号は、前記物理量
測定部13及び生理量測定部14(図1)に送られ、そ
して、制御・計測及び生理量計測コンピュータにより処
理されて制御信号として送出される。この制御信号は、
直接給湯制御装置23を制御するが、前記コントロール
ボックス25にも送出され、該コントロールボックス2
5を介して前記給湯制御装置23を制御することもでき
る。前記のような設定条件にあるとき、心拍数の上昇が
設定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了の報知及
び自動停止が行われる。また、報知は警報、音声等によ
りコントロールボックス25内(図3)か、あるいは、
その近傍に設けてもよい(図示せず)。
【0023】上述した心拍数の上昇に係る適性範囲につ
いては、各被験者の年齢を問わず平均的な範囲を記載し
たが、さらにきめ細かく、特に体力の異なる年齢層に応
じて、若年モード、中高年モード、高齢者モードの3つ
の年齢モードに分けて、予め被験者の年齢に合わせて適
性範囲の設定を行い、安静時に対する心拍数の上昇割合
が、各その適性範囲を越えた時点でシャワー浴終了の報
知及び自動停止を行う事例を図に基づいて説明する。年
齢モードの区分は、若年モードは39歳以下、中高年モ
ードは40〜60歳、高齢者モードは65歳以上に区分
して設定し、また前記安静時に対する心拍数の上昇割合
は、若年は1.4倍、中高年は1.3倍、高齢者は1.
2倍とし、これを越えた時点でシャワー浴終了の報知及
び自動停止を行うこととした。図14は年齢区分による
心拍数の制御範囲を示す図である。縦軸を心拍数、横軸
を高年齢〜若年齢とし、前記心拍数の上昇割合を適用し
て、前述した有効限界と安全限界の間の快適領域でシャ
ワー浴が実施できるように設定している。そして、心拍
数が安全限界を越えるとシャワー浴終了の報知及び自動
停止を行うようにしている。
【0024】上記に年齢別の区分モードについて述べた
が、このほか、生理的機能や体力の低下した被介護者
(被験者)については、安全面を考慮してさらに一段階
上の年齢モードの設定を行って前記心拍数が安全限界を
越えるとシャワー浴終了の報知及び自動停止を行うよう
にしている。例えば、福祉施設の被介護者においては、
身体不自由者、病弱者は数多くみられ、これらの人達の
シャワー浴については、このような配慮が必要とされて
いる。
【0025】次に、脱衣室と浴室に気温センサ及び、シ
ャワー浴ブース内温度のセンサを設けその測定値と、設
定した前記年齢モード並びに安静時の心拍数等から心拍
数の上昇割合を予測し、心拍数が急激に安全限界を越え
てしまわないようシャワー開始時のシャワー条件の湯
温、湯流量の制御装置を備えた全身シャワー浴装置につ
いて説明する。図3に示した、脱衣室気温センサ27、
浴室気温センサ28、ブース内温度センサ29の各測定
値及び湯温(図1:測温抵抗体7)湯流量(図1流量計
9)並びに安静時の心拍数(図3:心拍センサ26)等
からの各データは、前記物理量測定部13及び生理量測
定部14(図1)に送られる。そして、制御・計測及び
生理量計測コンピュータにより処理されるが、この時点
で心拍数の上昇割合を予測し、設定した前記年齢モード
の安全限界までの入浴時間からシャワー浴の終了時間の
制御を行うことができる。
【0026】また、上記脱衣室気温センサ27及び浴室
気温センサ28の測定値により、脱衣場(前室16)と
浴室(浴槽室17)の温度をエアコン32(図1)で調
整し、脱衣場と浴室の温度差により入浴時に心拍数が急
激に変化しないよう気温の制御を行うことにより、特に
冬季等、外気温が低い場合事前の事故防止措置として有
効である。
【0027】さらに、前記の心拍数の上昇割合を予測し
たシャワー浴終了時間になるようにさらに補正をかけ
て、シャワー浴中の心拍数の測定により湯温、湯流量の
シャワー条件を細かく制御することができる。
【0028】そして、シャワー浴時間優先モード(4〜
10分)により設定したシャワー浴時間で設定した年齢
モードと、シャワー浴前に記録した安静時心拍数をもと
に、シャワー浴中の心拍数の測定値が有効限界以上でか
つ、安全限界を越えないようシャワー条件湯温、湯流量
のシャワー条件を制御することができる。
【0029】上記に述べた、心拍数の上昇割合を予測
し、設定した前記年齢モードの安全限界までの入浴時間
を予測し、シャワー浴の終了時間を制御することと、上
記シャワー時間の予測によるシャワー浴終了時間になる
ように補正をかけるための、シャワー浴中の心拍数の測
定により湯温、湯流量のシャワー条件の制御及び、シャ
ワー浴時間優先モードにより設定した、シャワー浴時間
で設定した年齢モードと、シャワー浴前に記録した安静
時心拍数をもとに、シャワー浴中の心拍数の測定値が有
効限界以上でかつ、安全限界を越えないよう湯温、湯流
量のシャワー条件を制御するソフトウエアは、次記諸項
目(X:初期心拍数、X:脱衣室温度、X:浴室
温度、X:シャワー浴ブース内温度、X:湯温、X
:湯流量、X:入浴時間)の関係から作成すること
ができる。
【0030】
【発明の効果】本願発明によれば下記に示す優れた効果
を発揮する。 1、本発明の請求項1の発明によれば、被介護者の全身
シャワー浴装置において、身体の一部に心拍数の測定用
センサを装着して、心拍数を監視し、その上昇が設定し
た適性範囲を越えると、シャワー浴終了させる自動停止
を行うため、安全性が高く、またシャワー浴による生理
的負荷や心理的負荷の個人差に対応したシャワー浴時間
やシャワー条件の制御を行うことにより、被介護者にと
って安全で快適なシャワー浴が可能になる。さらに、福
祉施設等では限られた時間内に一定数の患者の入浴介助
作業を行う場合も多いが、このようにシャワー浴時間を
優先したい場合には、心拍数の上昇を安全領域内で維持
するようシャワー条件をコントロールすることにより、
安全面に配慮することができる。 2、請求項2発明によれば、前記心拍数を監視し、その
上昇が設定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了さ
せ自動停止を行うことの報知が行われるため、被介護者
並びに介助者は了承でき安全で快適なシャワー浴が可能
になる。 3、請求項3の発明によれば、心拍数の上昇の割合の適
性範囲を、若年、中高年、高齢者の3つの年齢モードに
分け、各被介護者の年齢に合わせて適性範囲の設定を行
うことができるため、さらに個人差に対応したシャワー
浴が可能になる。 4、請求項4の発明によれば、生理的機能や体力の低下
した被介護者については、上記年齢モードの一段階上の
年齢モードの設定を行うことができるため、さらにきめ
細かく個人差に対応したシャワー浴が可能となる。
【0031】5、請求項5の発明によれば、脱衣室及び
浴室に、気温センサとシャワー浴ブース内に温度センサ
の測定値と、湯温、湯流量並びに安静時の心拍数等か
ら、心拍数の上昇割合を予測して、年齢モードの安全限
界のシャワー開始時のシャワー条件の湯温、湯流量を設
定して、入浴時間を制御定できるため、被介護者の生理
的負荷の個人差を考慮し、予め最適シャワー条件の設定
を行うことが可能となる。 6、請求項6の発明によれば、脱衣室気温センサ及び浴
室気温センサの測定値により脱衣場と浴室の温度を調整
し、脱衣場と浴室の大幅な温度差によって入浴時に心拍
数が急激に変化しないよう気温の制御を行うことによ
り、特に冬季等外気温が低い場合、事前の事故防止措置
として有効である。湯温、湯流量並びに安静時の心拍数
等から、心拍数の上昇割合を予測し、設定した年齢モー
ドの安全限界までの入浴時間を予測することができるた
め、被介護者の生理的負荷の個人差を考慮し、予めシャ
ワー条件の設定を行うことが可能となる。 7、請求項7の発明によれば、予測した入浴終了時間に
なるように補正をかけるため、シャワー浴中の心拍数の
測定により湯温、湯流量の最適シャワー条件を制御する
ことができる。 8、請求項8発明によれば、入浴時間優先モードにより
設定したシャワー浴時間で、設定した年齢モードと、シ
ャワー浴前に記録した安静時心拍数をもとに、シャワー
浴中の心拍数の測定値が有効限界以上でかつ、安全限界
を越えないよう、湯温、湯流量のシャワー条件を制御す
ることができる。以上述べたことから、本発明の装置
は、個人差に対応した快適なシャワーの実現と、入浴中
の事故を未然に防止する効果と、入浴介助作業時間の個
人差の差異の吸収を行うことができ、病院、老人ホー
ム、福祉施設、家庭における介護用等広範囲における利
用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の環境を示す平面図。
【図2】給湯制御装置の構成図。
【図3】シャワー浴槽部とその周辺装置図。
【図4】被験者(A)の心拍数無次元化(A)図。
【図5】被験者(B)の心拍数無次元化(B)図。
【図6】被験者(C)の心拍数無次元化(C)図。
【図7】心拍数40度1Lの時の最大心拍数までの増加
率図。
【図8】心拍数42度1Lの時の最大心拍数までの増加
率図、
【図9】心拍数40度2Lの時の最大心拍数までの増加
率図、
【図10】最大心拍数(平均)を示す図。
【図11】被験者(B)の心拍数の変化を示す図。
【図12】被験者(D)の心拍数の変化を示す図。
【図13】被験者(F)の心拍数の変化を示す図。
【図14】年齢区分による心拍数の制御範囲を示す図。
【図15】本発明と比較した従来方式の作用を示す図。
【符号の説明】
1:ポンプ 2:モータバ
ルブ 3:比例電磁弁 4:電磁弁 5:自動調節弁 6:水位セン
サ 7:測温抵抗体 8:ヒータ 9:流量計 10:環境
部 11:給湯制御部 12:シャワ
ー浴槽部 13:物理量測定部 14:生理量
測定部 15:ブース 16:前室 17:浴槽室 18:ボイラ
ー 19:メインタンク 20:ミキシ
ングタンク 21:ヘッダ 22:パーテ
ション 23:給湯制御装置 24:噴射ノ
ズル 25:コントロールボックス 26:心拍セ
ンサ 27:脱衣室気温センサと表示 28:浴室気
温センサと表示 29:ブース内温度センサと表示 30:被介護
者 31:ストレッチャー 32:エアコ
ン 33:換気扇 34:若年モ
ード設定ボタン 35:中高年モード設定ボタン 36:高齢者
モード設定ボタン 37:弱者モード設定ボタン 38:警報表
示ランプ 39:警報報知スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 一行 山口県小野田市南松浜町434番地の2 Fターム(参考) 4C094 AA01 BA08 BB16 DD14 EE20 FF01 FF02 FF09 FF16 FF17 FF20 GG11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被介護者用の全身シャワー浴装置におい
    て、被介護者の心拍数の測定用センサと、同心拍数の測
    定センサからの信号を入力し、同入力信号の心拍数の上
    昇値が設定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了の
    自動停止信号を出力してシャワーを自動停止するシャワ
    ー制御装置を備えてなることを特徴とする全身シャワー
    浴装置。
  2. 【請求項2】被介護者用の全身シャワー浴装置におい
    て、被介護者の心拍数の測定用センサと、同心拍数の測
    定センサからの信号を入力し、同入力信号の心拍数の上
    昇値が設定した適性範囲を越えると、シャワー浴終了の
    信号を出力して報知するシャワー制御装置を備えてなる
    ことを特徴とする全身シャワー浴装置。
  3. 【請求項3】前記心拍数上昇割合の適性範囲値が、若年
    モード、中高年モード、高齢者モードの3つの年齢モー
    ドに区分されて設定される年齢モードの設定器を備え、
    各被介護者の年齢に合わせて適性範囲が設定され、心拍
    数の上昇割合が、前記各年齢モードの適性範囲を越えた
    時点で、シャワー浴終了の報知及び自動停止されるシャ
    ワー制御装置を備えてなることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の全身シャワー浴装置。
  4. 【請求項4】シャワー制御装置において、前記心拍数の
    上昇割合の適性範囲値が、生理的機能や体力の低下した
    各被介護者については、一段階上の前記年齢モードの設
    定を行う変換設定器を備えてなることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の全身シャワー浴装置。
  5. 【請求項5】脱衣室と浴室に気温センサ及びシャワー浴
    ブース内温度のセンサを設け、その測定値と設定した前
    記年齢モード並びに安静時の心拍数等から心拍数の上昇
    割合を予測し、心拍数が急激に安全限界を越えないよう
    シャワー開始時のシャワー条件の湯温、湯流量を制御す
    るシャワー制御装置を備えてなることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の全身シャワー浴装置。
  6. 【請求項6】脱衣室と浴室に気温センサを設けその測定
    値により、脱衣場と浴室の温度を調整し、脱衣場と浴室
    の温度差により入浴時に心拍数が急激に変化しないよう
    気温の制御装置を備えてなることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の全身シャワー浴装置。
  7. 【請求項7】シャワー浴中の心拍数の測定により湯温、
    湯流量のシャワー条件の補正するシャワー制御装置を備
    えてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の全身シャワー浴装置。
  8. 【請求項8】入浴時間優先モードにより設定したシャワ
    ー浴時間で、設定した年齢モードと、シャワー浴前に記
    録した安静時心拍数をもとに、シャワー浴中の心拍数の
    測定値が有効限界以上でかつ、安全限界を越えないよ
    う、湯温、湯流量のシャワー条件を制御するシャワー制
    御装置を備えてなることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の全身シャワー浴装置。
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