JP2000081339A - 経路案内装置、画像情報提供装置及び画像情報提供システム - Google Patents

経路案内装置、画像情報提供装置及び画像情報提供システム

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JP2000081339A
JP2000081339A JP33423998A JP33423998A JP2000081339A JP 2000081339 A JP2000081339 A JP 2000081339A JP 33423998 A JP33423998 A JP 33423998A JP 33423998 A JP33423998 A JP 33423998A JP 2000081339 A JP2000081339 A JP 2000081339A
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誠一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者に撮像画像とその位置関係を容易に認
識させる。 【解決手段】 所定の目的地までの経路案内を行う通信
型の画像情報提供システムの経路案内装置であって、画
像情報提供装置に対して、所定位置の画像を要求するた
めのリクエスト情報を送信する送信手段と、前記画像情
報提供装置から送信される前記リクエスト情報に対応す
る道路画像情報を受信する受信手段と、前記道路画像情
報に基づく道路画像を、受信した道路画像の撮像位置を
特定する撮像位置情報に基づいて、地図画像上の当該道
路画像の撮像位置に対応づけて表示する表示手段と、を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報提供装置
と、車両に設けられた経路案内装置との間で画像情報等
のデータを送受信することにより、経路案内装置に対し
画像情報を提供する通信型画像情報提供システムに関す
るものであり、特に道路画像を地図上の撮像位置に対応
づけて表示させる経路案内装置、道路画像情報を提供す
る画像情報提供装置、及びこれら全体の通信型の画像情
報提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ナビゲーションシステムの新しい
方式として、車両等の移動体に搭載した経路案内装置と
しての車載用処理装置は、画像情報を別の画像情報提供
装置としての情報センタから受信することにより補充し
て表示する方式がある。
【0003】例えば、情報センタでは、車載用処理装置
からのリクエストに応じて、目的地までの経路中或いは
経路周辺の道路状況を撮像した道路状況の撮像画像デー
タを車載用処理装置に送信し、車載用処理装置で表示す
ることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の通信型の画像情報提供システムでは、次のよ
うな問題がある。従来の車載用処理装置では、受信した
撮像画像と地図画像上での撮像位置が対応して表示され
ておらず、経路案内を受ける利用者にとって、現在表示
されている撮像画像が地図上のどの位置に対応するのか
不明確であった。特に、情報センタから複数の地点で撮
像された撮像画像を受信して一画面に表示する場合に
は、利用者にとって、更に複雑となり地図上の撮像位置
との対応関係が不明確となるという問題があった。
【0005】また、複数の地点で撮像された撮像画像を
表示する場合には、地図上での車両の現在位置と表示さ
れている撮像画像との距離関係も容易に認識できず、現
在表示されている撮像画像が現在地から近距離の地点で
撮影されたものか、遠距離の地点で撮影されたものかを
判断することが困難であった。
【0006】このように、画面上に表示されている撮像
位置と地図上での撮像位置との対応を一目で認識できな
いという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、撮像画像を地図上での撮像位置との対
応づけて表示することにより、利用者が容易に撮像画像
とその位置関係を認識することができる通信型画像情報
提供システムを提供することを主な目的とする。本発明
の別の目的は、車両の現在地と撮像位置との距離関係を
明確にして、迂回等の判断を容易にすることができる通
信型画像情報提供システムを提供することである。本発
明の別の目的は、利用者が一目で撮像画像と地図上の撮
像位置との位置関係を認識できる通信型画像情報提供シ
ステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、所定の目的地までの経路案
内を行う通信型の画像情報提供システムの経路案内装置
であって、画像情報提供装置に対して、所定位置の画像
を要求するためのリクエスト情報を送信する送信手段
と、前記画像情報提供装置から送信される前記リクエス
ト情報に対応する道路画像情報を受信する受信手段と、
前記道路画像情報に基づく道路画像を、受信した道路画
像の撮像位置を特定する撮像位置情報に基づいて、地図
画像上の当該道路画像の撮像位置に対応づけて表示する
表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明では、送信手段によって、所定位置
の画像を要求するためリクエスト情報を送信し、表示手
段によって、受信したリクエスト情報に対応する道路画
像を、撮像位置情報に基づいて、地図画像上の当該道路
画像の撮像位置に対応づけて表示する。このため、利用
者が再生された道路画像と地図上での撮像位置を一目で
認識することができ、走行中に道路状況等をその位置と
共に容易に把握することができる。また、利用者は認識
が容易なため、走行中に表示手段の画面を注視する必要
がない。
【0010】ここで、「撮像位置に対応づけて表示」と
は、表示された道路画像の撮像位置が地図画像上に明示
され、かつ道路画像と撮像位置とが関係づけられている
ことをいう。例えば、道路画像と地図画像とを左右又は
上下並べて表示し、かつ両画像を結線したり、地図画像
上の交差点名称を道路画像上に表示する等により達成さ
れるが、請求項1に係る発明では、特に限定しない。
【0011】本発明の所定位置の道路画像とは、現在地
から目的地までの経路中に存在する道路画像の他、経路
周辺の迂回経路中に存在する位置の道路画像が含まれ
る。迂回経路中の道路画像の要求を行った場合には、そ
の道路状況と位置とを容易に把握できるため、目的地ま
での進行先の経路中の任意も地点が渋滞等していた場合
に、迂回経路の早期決定が可能となる。また、所定の位
置の道路画像を、目的地までの経路中及び迂回経路中の
他、これら以外の任意の位置の道路画像としてもよい。
この場合には、経路を途中で変更する場合にも、希望す
る道路画像と撮像位置から道路状況が解るので、経路変
更を容易に決定することが可能となる。
【0012】道路画像は、道路状況の実画像の他、交差
点の実画像としても良い。この場合には、地図画像上に
交差点表示の代わりに、撮像位置と対応づけて交差点の
実画像を表示して、交差点通過時の利用者の現在位置の
確認をより容易にすることができる。
【0013】尚、道路画像の撮像位置情報は、経路案内
装置側で求めたもの、画像情報提供装置側から受信した
もののいずれでも良い。
【0014】道路画像の撮像時期は、請求項1に係る発
明では特に限定しない。また、道路画像には、静止画の
画像の他、動画の画像も含まれる。道路画像が動画であ
る場合には、撮像位置とその地点における道路状況が明
確に理解できるという利点がある。
【0015】本発明の送信手段は、所定位置の画像を要
求するためのリクエスト情報を送信するものであれば、
その構成は特に限定されるものではない。例えば、必要
時に利用者が手動で送信する他、利用者の送信の手間を
軽減すべく、所定条件下で自動で送信するようにしても
良い。また、手動送信、自動送信のいずれの場合も、所
定条件下で複数回送信するように構成してもよい。道路
画像の更新のためである。
【0016】また、リクエスト情報は、画像取得を希望
するカメラを具体的に指定するカメラ番号であっても良
いし、又、経路案内装置で探索された経路を特定する走
行経路特定情報であってもよい。走行経路特定情報が送
信された場合、経路案内装置に送信される画像は、画像
情報提供装置で特定される。
【0017】本願の他の態様の発明は、請求項1に記載
の経路案内装置において、前記送信手段が送信するリク
エスト情報は、最新の撮影画像を要求するものであるこ
とを特徴とする。
【0018】本発明では、送信手段によって、最新の撮
影画像を要求するリクエスト情報を送信するので、表示
手段で最新道路画像を地図上の撮像位置とともに表示で
きる。このため、利用者は、最新の道路状況と、その撮
像位置とを容易に把握することができ、最新の道路状況
から迂回経路等を容易に判断することができる。
【0019】ここで、最新の撮影画像とは、リクエスト
情報を画像情報提供装置が受信した時点から一定時間内
に撮影された画像であり、静止画の画像、動画の画像の
いずれも含まれる。また、最新の撮影画像を、受信手段
で画像情報提供装置との通信経路を確立しながら受信す
るリアルタイムの動画映像としてもよい。この場合に
は、現時点での道路映像をその撮像位置とともに把握で
きるので、道路状況とその位置の把握を時差なく容易に
把握することができる。
【0020】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
経路案内装置において、前記送信手段が送信するリクエ
スト情報は、複数の位置の画像を要求するものであるこ
とを特徴とする。
【0021】本発明では、送信手段によって複数の位置
の画像を要求するリクエスト情報を送信するので、表示
手段で複数の道路画像を地図上の各撮像位置とともに表
示できる。このため、利用者は、進行先の道路状況とそ
の撮像位置とを前もって把握することができ、道路状況
による迂回等の判断を事前に判断することができる。
【0022】ここで、複数の位置は、目的地までの経路
中の全て位置の他、画面上の地図表示領域との関連で所
定距離の範囲内の位置に定めてもよい。この場合には、
現在表示されている地図の領域の範囲内で複数の道路画
像を取得し、次画面に移行したとき、その画面の複数の
位置の道路画像を要求すればよい。
【0023】また、複数の位置を、メモリの記憶容量や
通信時間との関連で定めても良い。この場合には、メモ
リの記憶容量を低減したり、通信時間の有効利用を図る
ことができる。
【0024】送信手段の他の態様としては、次のものが
挙げられる。
【0025】本願の他の態様の発明は、前記送信手段が
送信するリクエスト情報は、現在地から目的地を含む所
定の範囲内の位置の複数の画像を要求するものであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の経路案内装置である。
【0026】ここで、所定範囲は、地図画像上で、現在
地と目的地とを焦点とした所定の楕円に含まれる範囲等
のように目的地までの経路外とすることができる。この
場合には、発明では、迂回の際、目的地までの経路外の
道路画像をその撮像位置とともに表示できるので、経路
外の道路状況から迂回経路の選択を容易になる。
【0027】本願の他の態様の発明は、前記送信手段が
送信するリクエスト情報は、現在地から目的地までの経
路に沿った所定の範囲内の位置の画像を要求するもので
あることを特徴とする請求項1に記載の経路案内装置で
ある。
【0028】本発明の所定範囲は、地図画像上で、経路
に沿って進行する場合の経路を中心とした円に含まれる
範囲等とすることができる。この場合には、車両が経路
を進行するに従って、車両の現在位置の周辺位置の道路
画像をその撮像位置とともに表示できるので、道路画像
の表示を車両の進行のタイミングに合致して行うことが
でき、利用者の把握が容易となる。
【0029】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の経路案内装置において、前記送信手段は、予め定
めた条件に基づいて、前記リクエスト情報を自動的に送
信するものであることを特徴とする。
【0030】本発明は、予め定められた条件によって、
次の態様が挙げられる。
【0031】即ち、第一の態様の発明は、請求項3に記
載の発明において、前記送信手段は、前記リクエスト情
報を一定時間ごとに再送信するものであることを特徴と
する。
【0032】本発明では、一定時間ごとに道路画像を受
信して表示できるので、道路画像の更新によって最新情
報を入手することができる。
【0033】第二の態様の発明は、請求項3に係る発明
において、前記送信手段は、前記リクエスト情報を、前
記所定位置に一定距離前に接近した場合に再送信するも
のであることを特徴とする。
【0034】本発明では、所定位置に一定距離前に接近
した場合に所定位置の道路画像をその撮像位置とともに
受信して表示できるので、利用者の再送信の負担を軽減
できる。
【0035】第三の態様の発明は、請求項3に記載の発
明において、前記送信手段は、前記所定の位置の予想到
達時間を算出し、当該予想到達時間より一定時間前の時
刻を経過したときに、前記リクエスト情報を送信するも
のであることを特徴とする。
【0036】本発明では、所定位置の予想到達時間より
一定時間前の時刻を経過したときに所定位置の道路画像
をその撮像位置とともに受信して表示できるので、利用
者の再送信の負担を軽減できるとともに、タイミングの
良く道路画像を表示できる。
【0037】ここで、予想到達時間の算出は、例えば、
車両の走行速度等から判断するように構成できる。この
場合には、走行速度の相違による道路画像の表示タイミ
ングのズレを防止することができる。
【0038】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の経路案内装置において、前記表示手
段は、道路画像の撮影位置を地図画像上に表示する際
に、道路画像とその撮像位置に、指示情報を表示するこ
とにより対応させるものであることを特徴とする。
【0039】本発明では、表示手段は、道路画像とその
撮像位置に、指示情報を表示するので、道路画像と地図
画像上の撮像位置との対応付けを視覚で容易に認識する
ことができる。
【0040】ここで、指示情報は、道路画像と地図上の
撮像位置との対応のための画像であり、例えば、同一マ
ーク、結線等が該当する。また、道路画像のフレーム色
とその撮像位置のマーク等を同一色で表したり、点滅さ
せてもよい。
【0041】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の経路案内装置において、前記表示手
段は、道路画像の撮影位置を地図画像上に表示する際
に、撮影方向を表示するものであることを特徴とする。
【0042】道路画像の撮影方向は、地図上での撮像位
置のみからでは理解できない場合が多い。このため、本
発明では、道路画像の撮影方向を地図画像上の撮像位置
に表示することにより、利用者の理解補助をし、利用者
の道路状況の把握を容易にすることができる。
【0043】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の経路案内装置において、前記表示手
段は、道路画像を表示する際に、道路画像上に車両の進
行方向を表示するものであることを特徴とする。
【0044】表示手段の画面上での地図の方位が変更可
能であることから、道路画像の表示方向が、地図画像上
での車両の進行方向と異なる場合が生じる。このため、
本発明では、表示手段によって、道路画像上に車両の進
行方向を表示することにより、利用者の理解補助をし、
利用者の道路状況の把握を容易にすることができる。
【0045】請求項7に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれか1項に記載の経路案内装置において、前記表示手
段は、前記道路画像が動画である場合に、車両が走行停
止中にのみ道路画像の再生を行うものであることを特徴
とする。
【0046】本発明では、表示手段は、道路画像が動画
である場合に、車両が走行停止中にのみ道路画像の再生
を行うので車両の走行中は道路画像の表示を中断又は中
止される。このため、利用者は、車両の走行中、道路画
像を注視する必要がなくなる。
【0047】このような表示手段としては、次のものが
考えられる。例えば、道路画像の表示を中断する旨のメ
ッセージボックスやメッセージウィンドウを道路画像の
画面上に表示して道路画像を隠したり、道路画像の再生
の一時停止したり、道路画像のウィンドウを閉じて地図
画像のみを表示することが考えられる。
【0048】尚、本発明において、走行停止中には、車
両が完全に停止している間の他、所定速度以下で徐行し
ている場合も含まれる。
【0049】道路画像が動画である場合の表示手段の他
の態様としては、次のものが挙げられる。
【0050】即ち、表示手段を、道路画像の動画を繰り
返し再生する際に、動画に含まれるフレームの先頭フレ
ーム表示を変更するように構成することができる。
【0051】この場合には、動画の道路画像をエンドレ
スに繰り返し表示する際に、動画の先頭画像を容易に理
解することが可能となる。このような表示の変更として
は、例えば、先頭フレームの画面枠の色を他のフレーム
表示と異ならせたり、先頭フレームを表示する際に、画
面をリフレッシュしたり、最終フレームと先頭フレーム
との表示間隔を他のフレームの表示間隔より長くしたり
することができる。また、これらのいずれかを組み合わ
せてもよい。
【0052】また、表示手段の別の態様としては、表示
手段を、道路画像の動画を再生する際、動画情報に含ま
れる各フレームの表示間隔を撮影時のフレーム間隔より
短縮するように構成してもよい。
【0053】この場合には、道路画像の動画を撮影時間
より短時間で表示することができるので、時間の有効利
用を図るとともに、画面への注視時間も減少させること
ができる。また、渋滞時は、車両が徐行したり停止して
いる状態が長いため、画面表示からでは動画か静止画の
識別が困難である。本発明の表示手段によれば、フレー
ムの表示間隔を短縮するので、渋滞時でも車両の移動を
画面上で容易に確認でき、動画と静止画の判別が容易に
なるという利点がある。
【0054】また、本発明による表示手段では、利用者
に撮像時のフレーム間隔と異なることを知らせるため、
更にフレーム表示間隔の変更の旨を通知するように構成
してもよい。このような通知としては、例えば、倍速等
の文字、記号表示、枠色の変更、画面の点滅、音声のテ
ンポの変更等により行うことができる。表示手段の更に
別の態様としては、表示手段を、道路画像の動画を再生
する際、動画像に含まれる複数フレームを一括して表示
するように構成することができる。
【0055】この場合には、動画に含まれるフレームの
流れを一目で確認することができる。複数のフレームと
しては、動画に含まれる全てのフレームの他、所定数ご
と抽出したフレームも含まれる。
【0056】このような一括した表示としては、複数フ
レームを重ねて表示したり、複数フレームをサイズの小
さなアイコンで簡易表示することが挙げられる。また、
異なる撮像位置における複数の道路画像の動画を表示す
る場合には、撮像位置ごとに画面の表示サイズを変更し
て一括表示してもよい。この場合には、現在地と撮像位
置との距離を容易に理解できるという利点がある。
【0057】本発明の表示手段では、道路画像が複数あ
る場合に、各道路画像を順次表示するように構成するこ
とができる。この場合には、表示手段によって、複数の
道路画像を一度に全部表示する場合に比べて、占有メモ
リの低減を図ることができる。
【0058】このような表示手段としては、車両が撮像
位置に所定距離だけ接近したときに撮像位置に対応した
道路画像を表示するようなものが挙げられる。
【0059】また、本発明の表示手段では、道路画像が
複数ある場合に、複数の道路画像を同時に表示するよう
に構成することができる。この場合には、表示手段によ
って、車両の進行先の道路状況を事前に把握することが
できる。
【0060】請求項8に係る発明は、請求項1〜7のい
ずれか1項に記載の経路案内装置において、前記表示手
段は、複数の道路画像を同時に表示させる際に、現在地
から撮像位置までの到達距離に応じて道路画像の表示サ
イズを変更させて表示するものであることを特徴とす
る。
【0061】本発明は、表示手段によって、現在地から
撮像位置までの到達距離に応じて道路画像の表示サイズ
を変更させて表示するため、道路画像の撮像位置の現在
位置からの距離間隔を容易に把握することができる。
【0062】このような表示手段としては、撮像位置が
現在地から遠距離にある場合、画面の表示サイズを小さ
くし、近距離にある場合に大きく表示するようなものが
挙げられる。
【0063】この場合に、更に、現在地から遠距離の撮
像位置の道路画像を低解像度で表示し、近距離の撮像位
置の道路画像を高解像度で表示して、現在地から近い撮
像位置の道路画像程、画質を高めるようにしてもよい。
この場合には、大画面の道路画像を詳細に表示できるの
で、道路状況の把握がより一層容易になるという利点が
ある。
【0064】また、表示手段を更に、現在地から遠距離
の撮像位置の道路画像については更新頻度を低くし、近
距離の撮像位置の道路画像については更新頻度を高くす
るように構成してもいよい。この場合には、現在地から
近距離の撮像位置の道路画像ほど新しいの道路画像とな
るため、撮像時刻と表示時刻の時差を少なくしてリアル
タイムに近い状態で道路状況を把握することが容易とな
る。
【0065】また、更に、道路画像の現在地からの距離
間隔をより容易に把握すべく、車両が撮像位置に近づく
ごとに、その近づいた画像を手前にシフトさせて表示し
ても良い。
【0066】本願の別の態様の発明は、上述の経路案内
装置において、前記表示手段は、前記道路画像情報と共
に送られる道路情報を、道路画像又は地図画像に合わせ
て同時に表示するものであることを特徴とする。
【0067】撮像位置で撮像した映像である道路画像に
は、車両の大体の数、移動の速さ、程度しか把握できな
いため、渋滞状況等を完全に把握することは困難であ
る。また、表示画面のサイズによっては、撮像位置にお
ける天候状況や、周辺状況等を把握できない。本発明で
は、表示手段によって、道路情報を道路画像又は地図画
像に合わせて同時に表示するので、道路画像だけでは解
りにくい道路状況を完全に把握することができる。ま
た、道路情報を合わせて表示するため、利用者が運転中
に道路画像の画面を注視する必要がなくなる。ここで、
道路情報には、渋滞情報、周辺情報、天気、気温等の環
境状況が含まれる。
【0068】道路情報が、渋滞情報の場合、例えば、渋
滞指数、渋滞アイコン、平均移動速度等を表示するよう
にしてもよい。
【0069】ここで、渋滞しているか否かの判断は、画
像情報提供装置から受信しても、画像情報提供装置から
受信した動画の道路画像に基づき、経路案内装置側で判
断してもよい。経路案内装置側で動画の道路画像に基づ
いて状態状況を判断する場合には、動画を構成する各フ
レーム間の画像の変化量(相関係数)や、制限速度と平
均移動速度との差、あるいは交通騒音量等により判断す
ることができる。
【0070】また、本発明では、撮像位置での渋滞情報
を音の大小、又は異なる音声によって出力する音声出力
手段を更に設けても良い。この場合には、音声出力によ
り渋滞状況の判別が可能となるため、運転中の利用者が
画面を注視する必要はなくなるという利点がある。
【0071】上述の経路案内装置に対応した画像情報提
供装置としては、経路案内装置から画像を要求するため
のリクエスト情報を受けて、画像情報を経路案内装置に
提供する通信型の画像情報提供システムの画像情報提供
装置において、予め定められた地点の道路上の映像を撮
影して道路画像を取得する撮像手段と、経路案内装置か
ら道路画像を要求するリクエスト情報を受信する受信手
段と、前記リクエスト情報に対応する道路画像情報を経
路案内装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴
とするものが挙げられる。
【0072】本発明は、上述の経路案内装置に対応した
画像情報提供装置であり、道路画像、リクエスト情報に
ついては請求項1に係る発明と同様である。
【0073】本発明では、受信手段によって要求された
リクエスト情報に対応する道路画像情報を、送信手段に
よって経路案内装置に送信する。このため、経路案内装
置で道路画像情報を表示する際に、撮像位置情報に基づ
いて地図上の対応付け等を行わせることができる。
【0074】尚、撮像手段としては、所定位置に設置さ
れた撮像カメラ等が該当する。
【0075】本願の他の態様の画像情報提供装置は、リ
クエスト情報の受信時点で、所定時間内に撮影された道
路画像がない場合に、前記撮像手段に対して撮影要求を
行い、最新道路画像を取得する撮像要求手段を更に備え
たことを特徴とするものである。
【0076】本発明では、経路案内装置からリクエスト
情報を受信したときに、最新道路画像がない場合、撮像
要求手段によって、撮像手段から最新道路画像を取得す
るので、経路案内装置に対して、常に最新の道路状況の
情報を提供することができる。
【0077】所定時間については、特に限定されるもの
ではなく、任意に定めて良い。
【0078】本願の他の態様の画像情報提供装置は、上
述の画像情報提供装置において、前記送信手段は、道路
画像情報とともにその道路に関連する道路情報を送信す
るものであることを特徴とするものである。
【0079】本発明は、送信手段によって、経路案内装
置に道路画像だけではなく、その道路に関連する道路情
報をも送信するので、経路案内装置によって経路案内を
受ける利用者に道路状況をより正確に把握させることが
できる。ここで、道路情報には、渋滞情報、周辺情報、
天気、気温等の環境状況が含まれる。
【0080】本願の他の態様の画像情報提供装置は、上
述の画像情報提供装置において、道路画像に基づいて撮
像位置における渋滞状況を判別し、道路情報に渋滞情報
を作成する渋滞判別手段を更に備えたことを特徴とする
ものである。
【0081】本発明は、渋滞状況判別手段によって、道
路画像に基づいて撮像位置における渋滞状況を判別して
渋滞情報をするので、経路案内装置に道路画像の他、渋
滞情報も提供することができ、渋滞状況に基づいた迂回
経路の判断を容易に行うことができる。また、本発明で
は、渋滞状況の判別を画像情報提供装置側で行うため、
経路案内装置に渋滞判別を行う場合と比較して、経路案
内装置の処理負荷の低減を図ることができる。
【0082】このような渋滞状況判別手段は、装置の簡
易化のため、撮像手段に設け、撮影時にスピードガン等
により車両の移動速度を測定するもとにより判断するよ
うに構成することができる。
【0083】また、道路画像の動画を構成する複数のフ
レーム間の画像の変化量に基づいて判断したり、道路画
像から車両の平均移動速度と道路の制限速度とを判断
し、両速度を比較することにより判断することができ
る。また、撮影した道路映像に含まれる交通騒音量の大
小で渋滞か否かを判断することもできる。これらの場合
には、道路画像に基づいて判断するので、渋滞状況の判
断を正確に行うことができる。
【0084】請求項9に係る発明は、経路案内装置から
画像を要求するためのリクエスト情報を受けて、画像情
報を経路案内装置に提供する通信型の画像情報提供シス
テムの画像情報提供装置において、予め定められた地点
の道路上の映像を撮影して道路画像情報を取得する撮像
手段と、前記撮像手段に対して、撮影条件を変更する設
定情報を送信する撮影条件変更手段と、経路案内装置か
ら道路画像を要求するリクエスト情報を受信する受信手
段と、前記リクエスト情報に対応する道路画像情報を経
路案内装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0085】本発明でも、道路画像、リクエスト情報
は、請求項1に係る発明と同様である。本発明では、撮
影条件変更手段によって、撮像手段に対し撮影条件を変
更する設定情報を送信するので、撮影日時、撮影間隔等
を自在に操作し、無駄な撮影を行うことを防止できる。
【0086】本発明の撮影条件変更手段としては、例え
ば、撮像装置の起動データファイルを変更したり、撮像
手段にタイマー設定をしたりする設定情報を送信するも
のが挙げられる。
【0087】例えば、予め定められた時刻に撮影開始す
るように起動情報を送信するように構成した場合には、
撮影時間帯(昼、夜等)により撮影タイミングを事前に
設定でき、撮影画像の無駄を防止できる。
【0088】また、撮影条件変更手段を、撮像手段から
受信した道路画像が動画像である場合に、同一の撮像手
段から受信した複数の道路画像のファイルサイズを比較
して、ファイルサイズが一定となるように、次回の撮影
条件を変更するように構成することができる。この場合
には、道路画像である動画の動きを一定にして、車両上
の利用者に道路画像を見やすくすることができるという
利点がある。
【0089】ここで、ファイルサイズが一定となる撮影
条件としては、画像の解像度を変更したり、フレームの
撮影間隔を変更することが挙げられる。
【0090】また、撮影条件変更手段を、撮像手段から
受信した道路画像が動画像である場合に、撮像装置から
受信した道路画像の各フレームのサイズを比較して、フ
レームサイズが一定となるように、各フレームの撮影間
隔を変更するように構成することができる。この場合
も、動画の動きを一定にして、車両上の利用者に道路画
像を見やすくすることができる。
【0091】請求項10に係る発明は、画像情報提供装
置と経路案内装置との間で、データを通信により送受信
し、経路案内装置に対して画像情報を提供する通信型の
画像情報提供システムにおいて、予め定められた地点の
道路上の映像を撮影して道路画像を取得する撮像手段
と、所定位置の画像を要求するリクエスト手段と、前記
リクエスト情報に対応した道路画像を送受信する送受信
手段と、道路画像を、道路地図画像上の当該画像情報の
撮像位置に対応づけて表示する表示手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0092】本発明は、上述した画像情報提供装置及び
経路案内装置に対応した通信型画像情報提供システムで
あり、道路画像、所定位置の画像、リクエスト情報につ
いては請求項1に係る発明と同様である。
【0093】本発明では、リクエスト手段によって、所
定位置の画像を要求し、表示手段によって、受信したリ
クエスト情報に対応する道路画像を、受信したその撮像
位置情報に基づいて、地図画像上の当該道路画像の撮像
位置に対応づけて表示する。このため、利用者が再生さ
れた道路画像と地図上での撮像位置を一目で認識するこ
とができ、走行中に道路状況等をその位置と共に容易に
把握することができる。また、利用者は認識が容易なた
め、走行中に表示手段の画面を注視する必要がない。
【0094】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態につい
て、以下、図示例とともに説明する。本実施形態の画像
情報提供システムは、移動体としての車両に搭載された
経路案内装置としての車載用処理装置と、画像情報提供
装置としての情報センタ及び所定の地点に設置されたカ
メラ(撮像手段)からなり、車載用処理装置と情報セン
タとの間で各種データを送受信することにより、車両を
目的地まで案内するものである。図1に車載用処理装置
情報の概略構成図を、図2に情報センタの概略構成図を
示す。
【0095】車載用処理装置100は、図2に示すとお
り、操作者が目的地やリクエスト情報等を入力する入力
部105と、送信プログラム、受信プログラム、再生プ
ログラム等が格納されたプログラム格納部102と、演
算処理部101と、出力結果を表示するディスプレイ装
置等の表示部106と、各種メッセージ等を音声で出力
するスピーカ等の音声出力部107と、地図情報を記録
したCD−ROMから情報を読み出すためのCD−RO
Mドライブ装置111と、車両の現在位置を計測する位
置計測部104と、現在の時刻を計測する計時部110
と、受信した道路画像情報を記憶するメモリ等のデータ
記憶部103と、情報センタ150との間で現在位置デ
ータ、目的地データ、道路画像情報等の各種データを送
受信する送受信部108とから概略構成される。ここ
で、送受信部108と送信プログラムは本発明の送信手
段及びリクエスト手段を構成し、送受信部108と受信
プログラムは本発明の受信手段を構成する。また、表示
部106と再生プログラムは本発明の表示手段を構成す
る。
【0096】送受信部108は、車両の現在位置デー
タ、目的地データ、及び希望する地点の道路画像を要求
するリクエスト情報等のデータを情報センタ150に送
信し、情報センタ150で作成された道路画像情報等の
データを受信する。
【0097】本実施形態に係る車載用処理装置におい
て、撮像手段としてのカメラから道路画像を取得する方
法について説明する。図3は、映像取得及び表示の全体
フローチャート図である。
【0098】尚、本実施形態の車載用処理装置100で
は、動画の録画映像を道路画像として取得することとな
っている。但し、録画映像に限られるものではなく送受
信部108で情報センタ150と通信しながら、リアル
タイムな映像を取得するようにしても良い。また、動画
に限られず、静止画を道路画像として取得するようにし
ても良い。
【0099】まず、目的地を設定し、車両の現在位置
(自車位置)を位置計測部で取得し、経路演算を行い、
撮像位置としてのカメラ位置を地図上で選択する。カメ
ラ位置が所定範囲内にある場合には、カメラ映像取得の
リクエスト情報を送受信部108により情報センタ15
0に送信する(図3(a))。
【0100】リクエスト情報の送信後、情報センタ15
0から道路画像とその道路画像のカメラ位置情報が送信
されてくる(図3(b))。道路画像とその道路画像の
カメラ位置情報とを受信したら、車両の現在位置(自車
位置)を再度取得し、受信したカメラ位置情報との距離
を演算する。そして、表示部106に受信した道路画像
と、地図は像上にカメラ位置とを表示し、道路画像とカ
メラ位置とを対応づける(図3(c))。この対応付け
については後述する。
【0101】ここで、映像を取得するカメラ位置の選択
方法について説明する。このカメラ位置選択処理手段は
本発明の送信手段及びリクエスト手段の一部を構成す
る。図4は表示部106の地図画面上に表示された経
路、及びカメラ位置から道路映像を取得するカメラ位置
の選択方法を示した図である。ここで、地点Aは、目的
地を設定した時点での車両の現在位置を示し、地点Bは
目的地を示している(図4(a))。第一の選択処理方
法は、地図画面上で、現在地Aと目的地Bとを焦点とし
た楕円に含まれる範囲内のカメラ位置を映像取得の要求
としてリクエスト情報に含めるものである(図4
(b))。この方法では、リクエスト情報において、楕
円の範囲外であるカメラCに対する映像取得の要求はさ
れない。
【0102】第二の選択処理方法は、車両が経路に沿っ
て進行する場合の経路を中心とした真円に含まれる範囲
内のカメラ位置を映像取得の要求としてリクエスト情報
に含めるものである。この選択方法では、カメラDに対
する映像取得の要求はされない(図4(c))。
【0103】第三の選択処理方法は、表示部106の画
面に表示される選択項目を選択することにより地点を特
定し、該特定された地点の画像を情報センタから受信す
るものである。
【0104】車載用処理装置100において選択された
地点は、リクエスト情報として情報センタ150に通知
される。情報センタ150は、該地点に設置されている
カメラから画像を取得し、その画像データを車載用処理
装置100に転送する。車載用処理装置側での地点の特
定は、例えば、図18(a)〜(c)に示す画面により
行う。図18(a)の選択画面は、図示しない初期画面
においてユーザが「新規リクエスト」を選択することに
より表示される。同画面の「リアルタイム画像」をユー
ザが選択すると、図18(b)に示すように、その下位
に属する地域選択画面が表示される。同画面中、ユーザ
が地域「関東」を選択すると、図18(c)に示すよう
に、さらに下位に属する地点選択画面が表示される。
【0105】同画面で地点「首都高渋谷出入り口」を選
択すると、該選択された地点「首都高渋谷出入り口」が
リクエスト情報として情報センタ150に通知される。
情報センタ150は、地点「首都高渋谷出入り口」に設
置されているカメラから画像を取得し、該取得した画像
データを、地点「首都高渋谷出入り口」を通知してきた
車載用処理装置100に転送する。
【0106】第四の選択処理方法は、表示部106の画
面に、地図と該地図上のカメラ設置位置に対応させたカ
メラアイコンとを図19に示すように表示し、ユーザが
カメラアイコンを選択することにより、該選択されたカ
メラアイコンに対応する位置の画像を情報センタ150
から受信するものである。
【0107】図18(c)の地点選択画面で、例えば地
点「首都高渋谷出入り口」を選択すると、図19に示す
ように、地点「首都高渋谷出入り口」を含む地図と、該
地図上のカメラの設置位置に対応させたカメラアイコン
とが併せて表示される。同画面中、「渋谷出口」のカメ
ラアイコンが選択されると、該地点「渋谷出口」が情報
センタ150にリクエスト情報として通知される。情報
センタ150は、地点「渋谷出口」に設置されているカ
メラから画像を取得し、該取得した画像データを地点
「渋谷出口」を通知してきた車載用処理装置100に転
送する。
【0108】次に、送信手段がリクエスト情報を送信す
るタイミングについて説明する。図5は、リクエスト情
報を送信するフローチャート図を示している。
【0109】本実施形態の車載用処理装置100では、
車両の現在地からカメラ位置までの距離が、5km以内
になった時点を映像取得のタイミングとして、リクエス
ト情報を送信するようになっている。このため、車両の
走行中に、映像取得のタイミングと否かを判断し、映像
取得タイミングとなった場合、即ち、要求するカメラ位
置までの距離が5km以内になった時点で、リクエスト
情報を送信し、動画の道路画像を取得する。尚、映像取
得のタイミングとするカメラ位置までの距離は、5km
に限られず、任意に設定できる。また、映像取得のタイ
ミング(リクエスト情報送信のタイミング)として、要
求するカメラ位置までの到着時間を車両の平均速度から
演算して、所定時間前になったら、リクエスト情報を送
信するようにしてもよい。
【0110】道路画像を情報センタ150から受信した
後は、次のカメラ位置をリクエスト情報に指定し、当該
位置の静止画像を要求する。次のカメラ位置の静止画を
表示部106に表示することにより、車両上の利用者に
次のカメラ位置での道路状況の概略を知らせることがで
きる。次のカメラ位置の動画の道路画像の取得は、上述
のように、車両が走行して。現在位置が5km以内にな
ったらリクエスト情報を送信して行う。
【0111】次に、表示部106における道路画像とカ
メラ位置の表示及びそれらの対応付けについて説明す
る。図6は、表示部106の画面上における道路画像と
そのカメラ位置との対応付けの表示をしめした図であ
る。本実施形態の車載用処理装置100の表示部106
では、画面を左右に2分し、右側に道路地図を、左側に
道路画像を表示するようになっている。道路地図上の経
路中の矢印は、車両の現在位置を示し、黒丸部分は、カ
メラ位置を示している。そして、各カメラ位置と左側の
道路画像とを直線で結び、カメラ位置と道路画像との対
応を図っている。このため、利用者は、道路画像とその
カメラ位置を一目で容易に把握できるようになってい
る。
【0112】また、道路画像の画面では、車両の現在位
置から近距離にあるカメラ位置の道路画像については、
画面サイズを大きくかつ高解像度で表示し、現在位置か
ら遠距離にあるカメラ位置の道路画像については、画面
サイズを小さくかつ低高解像度で表示している。このた
め、利用者は、表示されている道路画像の撮像位置と現
在位置との距離を容易に把握できるようになっている。
【0113】尚、現在地から近距離のカメラ位置の道路
画像については、動画のフレーム表示間隔を短く、遠距
離ののカメラ位置の道路画像については、長くするよう
にしても良い。更に、道路画像が静止画の場合には、近
距離にあるカメラ位置の道路画像の更新頻度を高くし、
遠距離にあるカメラ位置の道路画像の更新頻度を低くす
るようにリクエスト情報を送信しても良い。
【0114】図7には、表示部106の画面上における
道路画像とそのカメラ位置との別の対応付けの表示をし
めした図である。この表示方法では、道路地図画面のカ
メラ位置にカメラを示すマークを付し、かつ、地図上の
カメラ位置間、及び現在地とカメラ位置間の距離にほぼ
等しい間隔で、夫々の道路画像を表示している。尚、こ
の場合、右側の道路地図画面で設定された縮尺に応じ
て、左側の道路画像を表示する画面の縮尺を変更される
ようになっている。また、この表示方法では、道路画像
上に車両の進行方向が矢印で表示されている。これによ
り、道路地図上の進行方向と道路画像上の進行方向が対
応して解るようになっている。
【0115】ここで、進行方向の算出方法について説明
する。本実施形態の車載用処理装置100では、情報セ
ンタ150から受信した経路情報から進行方向を演算
し、道路画像に矢印を表示する。交差点における分岐路
データをベクトルデータとして持っている。例えば、図
8(a)に示すように方向付けを行った場合、図8
(b)及び図8(c)に表示されている交差点の分岐路
のデータは、以下のようになる。尚、図8(b)及び図
8(c)の画面は横300dot、縦200dotのサイズと
する。
【0116】 北方向 :120度 分岐路ポイント数 :4 分岐路のベクトルデータ:[1] 30度、80dot [2] 110度、130dot [3] 210度、80dot [4] 290度、160dot 中心点の方向 :(160,95)
【0117】このため、図8(b)及び図8(c)に示
すように、各道路の方向は矢印のようになり、車両の進
行方向に応じた矢印が表示される。このように、本実施
形態では、分岐路データをベクトルデータとしてもつの
で、リルート等による進行方向の変化に容易に対応でき
るようになっている。
【0118】また、本実施形態の車載用処理装置100
の送受信部108は、情報センタ150から、道路画像
とカメラ位置情報の他、渋滞情報としての渋滞指数を受
信し、その渋滞指数を表示部106の道路画像上に表示
するようになっている。図9(a)に渋滞指数を表示し
た道路画像の例を示す。尚、渋滞指数は、パーセント表
示で表される。
【0119】渋滞状況は、この他、図9(b),図9
(c)及び図9(d)に示すように、渋滞アイコン、渋
滞指数の棒グラフ、又は平均速度表示で示すこともでき
る。
【0120】また、上述のように、渋滞状況を表示部1
06で表示する他、出力手段の音声出力部107からの
音声出力により渋滞しているか否かを通知する。具体的
には、渋滞指数等の渋滞情報から判断して渋滞している
場合には、音量を小さくし、空いている場合には、音量
を大きくする。または、渋滞している場合と空いている
場合とで、音の種類を変更することにより、渋滞状況を
利用者に通知する。ここで、音声出力部107で出力す
る音は、エンジン音、風きり音等の一般的に交通騒音と
呼ばれるものである。渋滞している場合には、アイドリ
ングの音を再生し、そうでない場合には、走行中のエン
ジン音を出力しても良い。また、渋滞している場合に
は、風きり音の音量をなくし、そうでない場合には、風
きり音の音量を上げても良い。更に、渋滞している場合
に、クラクションの音を出し、そうでない場合にはクラ
クション音をなくす、若しくは小さくしても良い。この
ように音を出力することにより、画面を見ることなく、
感覚的に渋滞を判断することができる。従って、渋滞状
況を利用者に認識させやすくなっている。
【0121】渋滞判別手段としての渋滞判別方法は、次
のようにして行う。第一の方法は、撮像手段としてのカ
メラ160の画像取込部にスピードガンを取付け、スピ
ードガンで計測した車両の移動速度を情報センタ150
から道路情報として受信し、こおの移動速度から渋滞か
否かを判断する。
【0122】第二の方法としては、道路画像に表示され
る車両の移動量から渋滞か否かを判断する。
【0123】第三の方法としては、道路画像から、図1
0に示すように、車両が通過する部分の道路を切り取っ
た判定用ウィンドウを予め設定する。ここで、WLが左
車線用移動量判定ウィンドウであり、WRが右車線用判
定ウィンドウである。そして、各ウィンドウ内での前画
面とのデータ量の増減を相関係数として求めて判断す
る。即ち、データ量の差が少ない場合には、前画面との
相関係数が高く、車両の動きが少ないことを意味する。
従って、この場合には、渋滞していると判断できる。逆
に、相関係数が低い場合には、車両の動きが多く、空い
ていると判断できる。
【0124】本実施形態に係る車載用処理装置100の
表示部106では、動画の道路画像を繰り返しエンドレ
ス表示している。このため、動画の最初が解るように、
繰り返し表示の各周の表示が終了するごとに、音を出力
し、1周分の表示が終了したことを通知するようにして
いる。この他にも、1周分の表示が終了するごとに、画
面枠の色を変えたり、白画面表示による画面のリフレッ
シュを行ったり、フレーム表示間隔以上の間隔、例えば
3秒間の空白をおくようにすることができる。尚、上述
の方法を組み合わせて行っても良い。
【0125】本実施形態の車載用処理装置100の表示
部106では、運転者の安全性の確保のため、車両が停
止中か否かを判断し、走行中の場合には、道路画像の表
示を中止し、停止中の場合には、道路画像を再生するよ
うにしている。具体的には、図11に示すように、車両
の運転中には、メッセージウィンドウを表示して道路画
像を隠したり(図11(a))、動画の道路画像の再生
を一時停止したり(図11(b))、道路画像の画面自
体を閉じ、道路地図画面のみの表示としている(図11
(c))。尚、道路画像は、車両が完全に停止中の場合
の他、例えば時速20km以下のような徐行中の場合に
も再生するように設定しても良い。
【0126】本実施形態の車載用処理装置100の表示
部106では、動画の道路画像を表示する際、各フレー
ムの表示間隔を撮影時の間隔より短縮して、全体の表示
時間を短くして、時間の有効利用を図るとともに、利用
者の注視時間の短縮により安全性を確保している。そし
て、図12に示すように、表示速度と撮影時の速度との
相違を画面上に表示している。即ち、表示レートを倍
速、3倍速等のように文字で表示したり(図12
(a))、矢印等の記号で表示する(図12(b))。
また、画面枠の色を表示レートに応じて変更したり、音
のテンポを変えたりしてもよい。更に、画面に点滅部分
を設け、表示レートに応じて、点滅の速さを変えるよう
にしても良い。
【0127】本実施形態の車載用処理装置100の表示
部106では、動画の道路画像を表示する際、まず初め
に、動画に含まれる複数のフレームを一括して画面に表
示し、利用者が一目で流れを把握できるようにしたり、
動画の枚数を把握できるようにしている。具体的には、
図13に示すように、動画の複数フレームを重ねて表示
したり(図13(a))、カメラ位置の現在地からの距
離に応じて表示サイズを変更した状態で、かつ複数フレ
ームを重ねて表示したり(図13(b))、複数フレー
ムを重ねずに一連表示している(図13(c))。
【0128】次に、画像情報提供装置としての情報セン
タ150について説明する。図2に情報センタ150の
概略構成図を示す。情報センタ150は、図2に示すと
おり、車載用処理装置100との間のデータ送受信、及
び撮像手段としてのカメラ160との間の映像の受信を
制御する通信制御部151と、道路情報等を蓄積するデ
ータベース154と、データベースの検索処理、更新処
理等を管理するデータベース管理部153と、目的地ま
での経路を探索する経路探索部156と、カメラ160
に対し、撮像要求を行う撮像要求手段としての撮影要求
部155と、カメラ160の撮影条件の変更を行う撮影
条件変更手段としての撮影条件変更部157とから概略
構成される。
【0129】通信制御部151は、車載用処理装置10
0から目的地データ、現在地データ、リクエスト情報の
各種データの受信と、車載用処理装置100に対して、
要求のあった映像の道路画像データの送信とを制御す
る。
【0130】ここで、リクエスト情報は、目的地までの
経路中若しくは迂回経路、又は経路外における所定の地
点で道路画像の映像情報の要求するための情報であり、
映像取得を希望する地点コードが含まれている。
【0131】経路探索部156は、車載用処理装置10
0から受信した車両の現在地情報と目的地情報と、デー
タベース154に蓄積されている案内用データから目的
地までの経路を探索するものである。
【0132】撮影条件変更部157は、図14のフロー
チャート図に示すように、録画条件設定タイミングにな
ったか否かを判断し、録画条件設定タイミングになった
場合には、録画条件を設定して、その設定情報をカメラ
160に送信する。録画条件設定タイミングでない場合
には、撮影要求部155からカメラ160に対して、撮
像要求を行う。
【0133】録画条件設定タイミングとしては、朝、
昼、夜等の任意の時間とすることができ、また、カメラ
160に対して任意の時間に撮影を開始するようにタイ
マ設定をするようにしてもよい。
【0134】また、本実施形態の撮影条件変更部157
では、カメラ160から取得した動画の道路画像のファ
イルサイズから撮影条件を設定することができる。この
場合のフローチャート図を図15に示す。カメラ160
からの動画の道路画像を取得したら、前回の要求で取得
した道路画像とのファイルサイズを比較し、相関係数を
演算する。ここで、相関係数とは、ファイルサイズの差
に基づいて算出したものであり、相関係数が一定の場合
には、画像の動きが一定となる。従って、相関係数が低
い場合には、相関を高くするように録画条件を設定し、
相関係数が高い場合には、相関を低くするように録画条
件を設定する。具体的には、相関係数を高くするには、
画面の解像度を低くしたり、フレームの表示間隔を長く
するように設定し、相関係数を低くするには、その逆を
行う。そして、設定した録画条件をカメラ160に送信
し、次回の撮影に反映させる。これにより、利用者に変
化の少なく見やすい画像を提供することが可能となる。
【0135】また、本実施形態の撮影条件変更部157
では、カメラ160から取得した動画の道路画像の各フ
レームサイズから撮影条件を設定することができる。こ
の場合のフローチャート図を図16に示す。カメラ16
0からの動画の道路画像を取得したら、各フレームのサ
イズを比較し、相関係数を演算する。そして、相関係数
が低い場合には、相関を高くするように録画条件を設定
し、相関係数が高い場合には、相関を低くするように録
画条件を設定する。具体的には、相関係数を高くするに
は、画面の解像度を低くしたり、フレームの表示間隔を
長くするように設定し、相関係数を低くするには、その
逆を行う。そして、設定した録画条件をカメラ160に
送信し、次回の撮影に反映させる。これにより、利用者
に変化の少なく見やすい画像を提供することが可能とな
る。
【0136】情報センタ150から車載用処理装置10
0に送信される画像データを、図17に示すように(メ
イン画像+サブ画像)×n枚としてもよい。この場合、
(メイン画像+サブ画像)を1枚の静止画として扱う。
サブ画像は、同図に示すように、日時、ぺ一ジ数の画像
である。情報センタ150は、各メイン画像にサブ画像
を付加すると共に、該サブ画像を付加したn枚の静止画
を車載用処理装置100に送信する。このように各メイ
ン画像に日時を付加しておくことで、車載用処理装置1
00で画像再生時に日時を表示することができる。この
場合、車載用処理装置100側で日時を計時し表示する
プログラムや処理は不要となる。また、各メイン画像に
ページ数を付加しておくことで、車載用処理装置100
で画像再生時に再生されている画像が全体の何ぺージ目
であるかを表示できる。この場合、車載用処理装置10
0側でぺ一ジ数をカウントし表示するプログラムや処理
は不要となる。
【0137】また、情報センタ150から車載用処理装
置100に送信される図17の画像データ((メイン画
像+サブ画像)×n枚)を、公知の圧縮方法により圧縮
してもよい。公知の圧縮方法としては、例えばFSTが
ある(特開平5−227547号)。FSTによれば、
第1枚目の(メイン画像+サブ画像)はフレーム内の冗
長性を除去するためにフレーム内圧縮され、第2枚目か
ら最柊n枚目間での画像は、i牧目の画像と(i−1)
枚目の画像との間でフレーム間の冗長性を除去するため
にフレーム間圧縮される(i=2〜n)。
【0138】尚、本実施形態の画像情報提供システムで
は、画像情報提供装置として情報センタ150を、経路
案内装置として車両に搭載された車載用処理装置100
を例に挙げて説明しているが、これに限られるものでは
ない。例えば、経路案内装置として人間が持ち運びでき
るような携帯型の処理装置にも適用することが可能であ
る。
【0139】次に、画像伝送機161により作成され、
情報センタ150へ送信される動画ファイルの概要につ
いて説明する。
【0140】動画ファイルは、n枚の静止画をFSTに
よりフレーム内及びフレーム間圧縮することにより作成
される。2枚目以降の静止画のサイズは、1枚目のサイ
ズよりも小さく設定されている。例えば、2枚目以降は
n2×m2であり、1枚目はn1×m1である(但し、
n1×m1>n2×m2)。このように、第2枚目以降
のサイズを第1枚目よりも小さくしたので、n枚全てを
第1枚目のサイズにする場合に比ベて、動画ファイルの
ファイルサイズを小さくすることができる。
【0141】上記動画ファイルを再生する場合、第1枚
目の画像データと、第i枚目(i=2〜n)の画像デー
タとが合成される。
【0142】図20は、動画ファイル作成手段としての
画像伝送機161が適用されたシステムの構成を説明す
るための図である。情報センタ150、撮像装置160
は、図2と同様であるので、説明を省略する。
【0143】画像伝送機161は、撮像装置160が撮
像した画像に対し公知の圧縮方法であるFST(特開平
5−227547号)による圧縮処理を行い、動画ファ
イルを作成する。
【0144】なお、FSTとは、次のような圧縮方法で
ある。A/D変換されたビデオ信号を、2種類の参照値
の一方を表す複数のピクセルとビットマップとからなる
マトリックスのブロックにコード化し、コード化された
ブロック内の非冗長性情報を発見して特定しコード化す
る。そして、各ブロックを直前のフレ一ムの対応するブ
ロックと比較することにより、ブロック間の冗長性およ
びフレーム間の冗長性を除去し、更に、現在のカラー値
を直前のカラー値に対する差の形でコード化する。これ
により、動画ファイルの情報量が圧縮される。
【0145】ここで、通信制御部162は、モデムある
いはターミナルアダプタ等である。通信制御部162を
介して画像伝送機161は動画ファイルを情報センタ1
50に送信したり、その他各種データの送受信を情報セ
ンタ150との間で行う。
【0146】次に、上記システムにおける画像伝送機1
61の動画ファイル作成処理を、図21のフローチャー
トを参照して説明する。同処理は、画像伝送機161が
情報センタ150から動画のリクエストの送信を受けた
ことにより実行される。
【0147】n及びカウンタiは予め設定された値であ
る(S1)。nは、撮像装置が撮像する総枚数であり、
カウンタiは、FSTによるフレーム間圧縮の対象とさ
れる画像を示すものである。カウンタiが示す画像(第
i枚目の画像)について、その前画像(第i−1枚目の
画像)に対する冗長性を除去するためにフレーム間圧縮
が行われる。第1枚目に対する前画像は存在しないた
め、カウンタiは2に設定される。
【0148】撮像装置160により第1枚目を撮像し
(S2)、該撮像された画像から、n1×m1サイズの
画像を抜き出す(S3)。n1×m1は予め設定された
値である。尚、該設定されたサイズで撮像装置160か
ら画像を直接取得するようにしてもよい。図22は、取
得されたn1×m1の画像を表している。該取得された
n1×m1の画像は、FSTによりフレーム内圧縮され
る(S4)。
【0149】次に、撮像装置160により第i枚目を撮
像し(S5)、該撮像された画像から、n2×m2サイ
ズの画像を抜き出す(S6)。n2×m2は予め設定さ
れた値であり、n2×m2<n1×m1となっている。
即ち、第2枚目以降の画像サイズは、第1枚目の画像サ
イズより小さい。尚、該設定されたサイズで撮像装置1
60から画像を直接取得するようにしてもよい。
【0150】図23は、取得されたn2×m2の画像の
例を表している。なお、n2×m2<n1×m1であれ
ば、i枚目以降は、図24に示すように、n1=n2で
あってもよい。
【0151】図23に示す第2枚目の画像について、図
22に示す前画像(第1枚目の画像)との間の冗長性を
除去するためにFSTによるフレーム間圧縮が行われる
(S7)。このフレーム間圧縮は、第2枚目の画像と、
第1枚目の画像の中のn2×m2の領域の画像との間で
行われる。第1枚目の画像の中のn2×m2の領域は、
対角の2点(x1,y1)、(x2,y2)により予め
設定されている。
【0152】第i枚目(i=3〜n)の各画像について
も、前画像(i−1枚目の画像)との間の冗長性を除去
するためにFSTによるフレーム間圧縮が行われる(S
7)。また、第i枚目(i=2〜n)の各画像につい
て、フレーム内の冗長性を除去するためにFSTによる
フレーム内圧縮も行われる(S7)。
【0153】設定された枚数nの撮像が終了すると(S
8でYesの場含)、上記処理で作成された動画ファイ
ル(第1枚目のn1×m1の画像データと、第2枚目以
降のn2×m2の画像データ)を情報センタ150に送
信する(S9)。
【0154】以上のように、第2枚目以降のサイズを第
1枚目よりも小さくしたので、n枚全てを第1枚目のサ
イズにする場合に比ベて、動画ファイルのファイルサイ
ズを小さくすることができる。尚、本実施形態では、第
i枚目の画像からn2×m2の画像を抜き出して、第1
枚目の画像の中のn2×m2の領域との間でフレーム間
圧縮を行っているが、第i枚目の画像から互いに重複し
ない複数の領域の画像を抜き出して、または該設定され
たサイズの複数の画像を撮像装置160から直接取得し
て、第1枚目の画像の中の夫々対応するの複数の領域と
の間でフレーム間圧縮を行うようにしても良い。このよ
うにすると、画像の中で複数の箇所に動きがある場合で
も、現況より近い状態の画像を提供できると共に、動画
ファイルのファイルサイズを小さくすることが可能とな
る。例えば、第i枚目の画像からn2×m2の画像と当
該領域と重複しないn3×m3の画像とを抜き出して
(あるいは直接撮像装置160から画像を取得して)、
各画像と、図25に示すような第1枚目の画像の中で第
i枚目の画像から抜き出した夫々の領域に対応するn2
×m2の領域及びn3×m3の領域との間でフレーム間
圧縮を行う。そして、第1枚目のn1×m1の画像デー
タと、第2枚目以降のn2×m2の画像データ及びn3
×m3の画像データを情報センタ150に送信する。
【0155】次に上記動画ファイルを受信した情報セン
タ150の処理を説明する。情報センタ150は、画像
伝送機160から送信された上記動画ファイルを受信
し、該受信された動画ファイルを再生(デコード)す
る。再生された第1枚目を静止画とし、また、第1枚目
から第n枚目をn1×m1のサイズに統一した連続静止
画とし、これらの静止画及び連続静止画をデータベース
154に記憶する。記憶された静止画及び連続静止画
は、車載用処理装置100からのリクエストに応じて読
み出され、車載用処理装置100へ送信される。
【0156】なお、再生された各画像をnl×m1のサ
イズに統一する処理は、n2×m2の各画像と第1枚目
の画像とを合成することにより行う。具体的には、n2
×m2の各画像を、対角の2点(x1,y1)、(x
2,y2)により決定される第1枚目のn2×m2の領
域に当てはめることにより行う。このようにサイズを統
一しても、第1枚目のn2×m2の領域以外の範囲がビ
ル等の固定物であれば、車両側で再生、表示しても違和
感が生ずることはない。
【0157】このように情報センタ150においてサイ
ズを統一した画像データを車両に送信することとしたの
で、該画像データを受信した車両は、特別な表示処理を
行うことなく画像を再生、表示することができる。
【0158】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、画像情
報提供装置に対して要求したリクエスト情報に基づいた
道路画像を、道路地図画像上の当該画像情報の撮像位置
に対応づけて表示する表示手段を経路案内装置が備えて
いるので、再生された道路画像と地図上での撮像位置を
一目で認識することができ、走行中に道路状況等をその
位置と共に容易に把握することができるという効果があ
る。
【0159】また、本発明は、道路画像と道路地図画像
上での撮像位置との対応の認識が容易なため、走行中に
表示手段の画面を注視する必要がなく、安全な走行を行
うことができる。
【0160】尚、本発明は、画像情報提供装置が画像を
経路案内装置に送信するように説明したが、本発明は、
画像情報に代えて経路情報を用いることもできる。この
場合には、経路情報提供装置が経路を経路案内装置に送
信することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る経路案内装置としての車載用
処理装置の構成図である。
【図2】本実施形態に係る画像情報提供装置としての情
報センタの構成図である。
【図3】本実施形態に係るカメラ映像取得のフローチャ
ート図である。
【図4】本実施形態に係るカメラ位置選択方法を示す表
示部の画面の状態図である。
【図5】本実施形態に係るカメラ映像取得タイミングを
示すフローチャート図である。
【図6】本実施形態に係る表示部での表示例を示す画面
状態図である。
【図7】本実施形態に係る表示部での表示例を示す画面
状態図である。
【図8】本実施形態に係る表示部での車両の進行方向の
表示例を示す画面状態図である。
【図9】本実施形態に係る表示部での渋滞状況の表示例
を示す画面状態図である。
【図10】本実施形態に係る表示部での移動量判定ウィ
ンドウを示す画面状態図である。
【図11】本実施形態に係る表示部での車両走行中にお
ける道路画像の表示中止例を示す画面状態図である。
【図12】本実施形態に係る表示部での動画の道路画像
のフレーム表示間隔を示す画面状態図である。
【図13】本実施形態に係る表示部での動画の道路画像
の一括表示例を示す画面状態図である。
【図14】本実施形態に係る情報センタの撮影条件設定
部における処理のフローチャート図である。
【図15】本実施形態に係る情報センタの撮影条件設定
部における録画条件設定処理のフローチャート図であ
る。
【図16】本実施形態に係る情報センタの撮影条件設定
部における録画条件設定処理のフローチャート図であ
る。
【図17】本実施形態に係る表示部での付加情報のある
静止画の道路画像を表示例を示す画面状態図である。
【図18】本実施形態におけるカメラ位置選択(第3の
方法)を示す表示部の画面状態図である。
【図19】本実施形態におけるカメラ位置選択(第4の
方法)を示す表示部の画面状態図である。
【図20】動画ファイル作成手段として画像伝送機が適
用されたシステムの構成図である。
【図21】画像伝送機の動画ファイル作成処理を示すフ
ローチャート図である。
【図22】撮像装置から取得したn1×m1の画像の例
を示す説明図である。
【図23】撮像装置から取得したn2×m2の画像の例
を示す説明図である。
【図24】撮像装置から取得したn2×m2の画像の別
の例を示す説明図である。
【図25】撮像装置から取得したn1×m1の画像の別
の例を示す説明図である。
【符号の説明】
100:車載用処理装置 101:演算処理部 102:プログラム格納部 103:データ記憶部 104:位置計測部 105:入力部 106:表示部 107:音声出力部 108:送受信部 110:計時部 150:情報センタ 151:通信制御部 152:システム制御部 153:データベース管理部 154:データベース 155:撮影要求部 156:経路探索部 157:撮影条件変更部 160:撮像装置 161:画像伝送機 162:通信制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の目的地までの経路案内を行う通信
    型の画像情報提供システムの経路案内装置であって、 画像情報提供装置に対して、所定位置の画像を要求する
    ためのリクエスト情報を送信する送信手段と、 前記画像情報提供装置から送信される前記リクエスト情
    報に対応する道路画像情報を受信する受信手段と、 前記道路画像情報に基づく道路画像を、受信した道路画
    像の撮像位置を特定する撮像位置情報に基づいて、地図
    画像上の当該道路画像の撮像位置に対応づけて表示する
    表示手段と、 を備えたことを特徴とする経路案内装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段が送信するリクエスト情報
    は、複数の位置の画像を要求するものであることを特徴
    とする請求項1に記載の経路案内装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、予め定めた条件に基づ
    いて、前記リクエスト情報を自動的に送信するものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の経路案内装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、道路画像の撮影位置を
    地図画像上に表示する際に、道路画像とその撮像位置
    に、指示情報を表示することにより対応させるものであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の経路案内装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、道路画像の撮影位置を
    地図画像上に表示する際に、撮影方向を表示するもので
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の経路案内装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、道路画像を表示する際
    に、道路画像上に車両の進行方向を表示するものである
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    経路案内装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記道路画像が動画で
    ある場合に、車両が走行停止中にのみ道路画像の再生を
    行うものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の経路案内装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、複数の道路画像を同時
    に表示させる際に、現在地から撮像位置までの到達距離
    に応じて道路画像の表示サイズを変更させて表示するも
    のであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項
    に記載の経路案内装置。
  9. 【請求項9】 経路案内装置から画像を要求するための
    リクエスト情報を受けて、画像情報を経路案内装置に提
    供する通信型の画像情報提供システムの画像情報提供装
    置において、 予め定められた地点の道路上の映像を撮影して道路画像
    情報を取得する撮像手段と、 前記撮像手段に対して、撮影条件を変更する設定情報を
    送信する撮影条件変更手段と、 経路案内装置から道路画像を要求するリクエスト情報を
    受信する受信手段と、 前記リクエスト情報に対応する道路画像情報を経路案内
    装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする
    画像情報提供装置。
  10. 【請求項10】 画像情報提供装置と経路案内装置との
    間で、データを通信により送受信し、経路案内装置に対
    して画像情報を提供する通信型の画像情報提供システム
    において、 予め定められた地点の道路上の映像を撮影して道路画像
    を取得する撮像手段と、 所定位置の画像を要求するリクエスト手段と、 前記リクエスト情報に対応した道路画像を送受信する送
    受信手段と、 道路画像を、道路地図画像上の当該画像情報の撮像位置
    に対応づけて表示する表示手段と、を備えたことを特徴
    とする画像情報提供システム。
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