JP2000077890A - 磁気シールドルーム - Google Patents
磁気シールドルームInfo
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Abstract
ドルームを提供する。 【解決手段】 磁気シールド空間を画定する非磁性体の
壁材料2、3の表面の片側又は両面に、磁気シールド材
として、厚さ100μm以下の軟磁性アモルファス合金
の膜と、厚さ1mm以下のポリマーフィルムとを貼り合
わせた積層構造の磁気シールドシート9の1枚又は複数
枚を配置し、軟磁性アモルファス合金として、Fe−B
−Si−Cu系、Co−Fe−Si−B系、Co−Fe
−Ni−Si−B系、Fe−Cu−Nb−Si−B系の
何れかの系を用い、軟磁性アモルファス合金の結晶粒界
の大きさは100nm以下の超微結晶組織である。 【効果】 短時間で低コストで製作可能である。
Description
理化学機器、磁場計測装置、特に、生体から発生する微
弱磁場を計測する生体磁場計測装置に使用される磁気シ
ールドルームに関する。
せ外来磁場を遮蔽する磁気シールドルームは、電子線を
用いた電子顕微鏡、電子描画装置等の他に、生体から発
生する微弱磁場を計測する生体磁場計測装置等に使用さ
れている。また、磁気共鳴イメージング装置(MRI)
では、逆に装置からでる磁場を外部に漏れないよう遮蔽
するのに磁気シールドルームを用いている。これら磁気
シールドルームの構造は、例えば、D.Cohen、
J.APPl.Phys.、1295−1296、38
(1967)、V.O.Kelha、et.al.、I
EEE Trans.Magn.、260−270、1
8(1982)等に報告されている。
アルミニウム製、ステンレス製等の箱型の構造フレーム
に、Niを35〜80%含むFe−Ni合金の高透磁率
のパーマロイの板を隙間なくボルト等で締め付けて磁気
遮蔽空間を画定している。壁面に敷き詰めたパーマロイ
を第1層とするとして、更に、磁気遮蔽率を高めるた
め、何層も重ね合わせていた。通常、厚さ1mmのパー
マロイを2枚重ねて厚さ2mmとしたものを第1層とし
て、更に、間隔10mm以上離してパーマロイの第2層
目を設けている。同様に第3層目、第4層目と層を増や
すことにより遮蔽率を高めていた。また、一般には磁気
遮蔽のみならず電波遮蔽も行なうように、厚さ1mm〜
10mm程度のアルミニウム板からなる壁をパーマロイ
の層間に設けていた。
構造では、磁気遮蔽材料として高透磁率のパーマロイを
用い、磁気遮蔽する空間を囲む構造をとっている。従来
技術では、パーマロイ板は約1mm程度の厚さが必要と
され、磁気シールドルームの組み立て構造に合せて、切
断、折り曲げ加工する部品加工が必要である。多数の部
品化されたパーマロイ部品は、始め磁気シールドの構造
体に仮組み立てして、寸法等調整や確認を行なう。仮組
み立てが終了すると、部品加工の時に発生したパーマロ
イの透磁率の劣化を回復させる必要があり、加工後のパ
ーマロイ部品を電気炉に入れて、熱処理を施し、透磁率
を再び初期の透磁率に近い値まで回復させていた。部品
形状加工の工程、仮組み立て寸法調整の工程、熱処理の
工程を経た後、最終的に設置場所で組み立て作業が行な
われた。
であり、熱処理の工程でパーマロイ部品の寸法が変り、
再組み立ての際組み合わせが悪くなり締め付けのボルト
穴位置等がずれて修正加工等の必要が多いという問題が
あった。また、任意の大きさ、及び形状を持つ磁気シー
ルドルームを自由に作るには時間とコストが大幅に増大
するという問題があった。
ルドルームは、各層で使用するパーマロイの板厚が約1
mm以上必要であり、2m×2m×2m程度の大きさの
磁気シールドルームでも1トン程度の重量に達してま
う。更に、1/1000程度の磁気遮蔽率を得るために
は、1層構造では十分でなく多層構造が必要であり、一
般的な磁気シールドルームは数トンもの重量があり、設
置場所が規制されることが多いという問題があった場
合。
点を解決し、任意の大きさ、及び形状を持つ軽量な磁気
シールドルームを、短時間で低コストで製作可能な磁気
シールドルームを提供することにある。
ーム及び磁気シールドルームの製造方法では、従来技術
で使用されてきたパーマロイの代わりに、ポリマーフィ
ルム、導電性の銅、アルミニウム等の金属箔と、厚さ1
00μm以下の高透磁率の軟磁性アモルファス合金をと
貼り合わせた積層構造の磁気シールドシートを用いた。
この積層構造の磁気シールドシートは、厚さ数100μ
m程度であり、折り曲げ切り取り加工が容易であり、通
常の壁紙の如く取り扱うことができる。軟磁性アモルフ
ァス合金では、パーマロイと異なり多少の変形でもパー
マロイのように透磁率が劣化しない。
してパーマロイ板を用いて、磁気シールド空間を画定し
ていたが、本発明では、磁気シールドルームの主要構造
体をアルミニュウム等の非磁性体で構成し、主要構造体
の壁に上記の磁気シールドシートをただ貼り付ける構造
にした。この構造により、磁気シールドルームの形状の
自由度が増し、任意の形状の磁気遮蔽空間を非磁性の材
料で画定さえすれば、磁気遮蔽空間に合せて磁気シール
ドシートを貼り合わせるだけで、磁気シールドルームを
製作できる。磁気シールドシートを多層化することによ
り、厚さ1mm程度のパーマロイと同等な磁気遮蔽率を
実現ができる。単に、複数枚の磁気シールドシートを貼
り合わせるだけでは磁気遮蔽率が飽和するため、1層目
として密着して重ねる枚数は10枚以内を制限とし、更
に、厚さ10mm以上のギャプ用壁材料を設け、このギ
ャプ用壁材料を隔てて、更に、第2層目の磁気シールド
シートを積層する構造とした。
o−Fe−Si−B系、Co−Fe−Ni−Si−B
系、Fe−Cu−Nb−Si−B系の何れかの系からな
り、結晶粒界の大きさが100nm以下の超微結晶組織
を持つ軟磁性アモルファス合金の薄膜と、ポリマーシー
トとを接着し耐久性を持つフレキシブルな高透磁率の磁
気シールドシートを使用する。
した電子機器のケーブルを通す貫通穴を形成する必要が
ある。この貫通穴を設けると磁気シールド率が悪くなる
ので、非磁性体材料の管状の貫通口を設ける。磁気シー
ルドシートを丸めて形成した筒状の磁気シールドパイプ
の開放端が、磁気シールドルームの内部、外部に向くよ
うにして、貫通口の内部に挿入した。磁気シールドパイ
プの遮蔽効果があるように、パイプの長軸方向の長さ
を、直径より2倍以上とした。また、大きな貫通口を設
けるため、長さと直径を規定した磁気シールドパイプを
多数本挿入できるように、磁気シールドパイプを固定し
区画する間仕切り板を設けた。
ルド特性も悪くなるので、磁気シールド空間を画定する
壁材料、及び貫通口の材料として、アルミニウム又は銅
等の非磁性でかつ導電性の金属を用いた。また、貫通口
の内部に設けた磁気シールドパイプとして金属膜付磁気
シールドシートを用た。特に、金属膜付磁気シールドシ
ートの金属膜側が磁気シールドパイプの外側面になるよ
うに丸めた構造として、貫通口、及び磁気シールドルー
ムの電磁シールド部分と電気的に接触できるので、シー
ルドルーム全体で電磁シールドを高めることができる。
の製作工法から自由にできないため、高い汎用性を持つ
ように設計されていたため、内部に設置する機器の形状
に合った磁気シールドルームとして設計されていなかっ
た。しかし、本発明では、磁気シールドルームの床壁材
が、磁気シールドルーム内に設置する計測機器とボルト
等により接続、脱着可能でかつ計測機器の支持台を兼ね
ている構造とするので、特に、重量が大であり場所をと
る機器の支持床面と、磁気シールドルームの床全面とを
兼用でき、省スペース化を実現する。
実施例の磁気シールドルームの斜視図であり、図2は第
1の実施例の磁気シールドルームの壁構造を示す断面図
である。図1、図2に示すように、磁気シールドルーム
1は、10cm以上の厚さの壁のを持つ壁構造体から構
成され、図1で点線で示す内壁2と、図1で実線で示す
外壁3とに、図2に示すように、それぞれ磁気シールド
層9を設けて、磁気シールドルーム内に磁気遮蔽空間を
作っている。磁気シールドルーム内には、外部の磁気を
遮蔽して動作させる電子顕微鏡又は生体磁気計測装置等
の計測又は検査装置を設置する。磁気シールドルームの
一側面に、装置の使用者が出入りする扉4を設けてあ
る。磁気シールドルームの壁及び扉を保持するフレーム
5、図2に示すその他の構成に関しては以下に詳細に説
明する。
ムの壁及び扉を保持するフレームの構造を示す斜視図で
ある。フレーム5は非磁性体からなる中空のアルミニウ
ムを用いた。フレーム5の材料としては、アルミニウム
の他に、ステンレス等の非磁性金属、木材、プラスチッ
ク等も使える。フレーム5を中空構造化することにより
磁気シールドルームを軽量化できた。また、内壁2と外
壁3の間のギャップ(間隔)をフレーム5により規定で
き、内壁2、外壁3に取り付ける磁気シールド材を保持
する。
ムの長方形フレームの最小フレームユニット構造を示す
斜視図であり、図5は、第1の実施例の磁気シールドル
ームの多格子型フレームの最小フレームユニット構造を
示す斜視図である。図3に示す、磁気シールドルームの
基本構造を作るフレーム5は、図4、図5に例を示す最
小フレームユニットに分解できる。最小フレームユニッ
トをつなぎ合せて、図2に示す磁気シールドルーム全体
の骨組み構造を製作できる。
フレーム6の構造である。フレーム6がつくる最小面の
大きさに合うように、磁気シールド保持用パネル7を両
面から取り付ける。図5に示す最小フレームユニットは
多格子型フレーム8の構造であり、各格子が作る各最小
面毎、又は最大面毎に磁気シールド保持用パネル7を取
り付ける。以上説明した、最小フレームユニットからな
る壁材を組み合わせて、磁気シールドルームとしての空
間を画定する。磁気シールドルームとしての基本構造が
出来上がった後に、磁気シールド材を内壁、外壁の両壁
に貼り合わせていく。
ムの壁の詳細構造を示す断面図である。磁気シールド保
持用パネル7を内壁用、及び外壁用として、フレーム5
に取り付けた。大きさ60cm×60cmの磁気シール
ドシート10を用いて、磁気シールド保持用パネル7の
面に、磁気シールドシート10を隙間なく貼り合わせて
いった。内壁、及び外壁の磁気シールド保持用パネル7
に、各3枚づつ貼り合わせたが、更に、多数枚貼り合わ
せ、より磁気遮蔽率を高くできる。磁気シールドシート
10の貼り合わせ方としては、約1cmの糊代をとり、
隣り合う磁気シートが周辺部で重なるように貼り合わせ
る。磁気シールドシート10は薄いため、直接ネジで締
め付けるより、図6に示したように、非磁性の金属やプ
ラスチック材料による磁気シールドシート押え用フレー
ム11をあてて、パネル締め付けネジ12でフレーム5
に締め付けた。最後に、磁気シールドルームの内面、外
面を保護し、清潔感を持たせるため化粧パネル13を取
り付けた。
トの構造を示す断面図である。1枚の磁気シールドシー
ト10は、多層構造からなり、軟磁性アモルファス合金
層20は厚さ20μmであり、比最大透磁率が5000
0以上の、Fe−Cu−Nb−Si−B系(Fe73.
5%、Cu1%、Nb3%、Si13.5%、B9%)
からなり、結晶粒界の大きさが100nm以下の超微結
晶組織を持っている。軟磁性アモルファス合金層20の
両面には、接着層21により厚さ70μmのポリマフィ
ルム22を貼り付けている。
ールド材料を用い、厚さ20μm〜200μm程度のフ
ィルムを用いると、磁気シールド材の貼り付けや折り曲
げ作業が容易となる。従来技術のパーマロイ板を重ねた
磁気シールドルームの場合では、パーマロイ板は熱処理
や組み合わせ時の変形により、パーマロイ板間のギャッ
プは各部分で違っており、また完全に密着させることは
困難であった。しかし、本発明では、折り曲げ自由な薄
いシート状の磁気シールド材を使用するので、接着によ
り均一な密着性を確保できる。
ドシートの構造を示す断面図である。図7に示す磁気シ
ールドシートの他に、図8に示すように、図7に示すポ
リマフィルム22の一方の側を、銅箔23に替えても良
い。この銅箔付磁気シールドシート24を用いることに
より、フレーム5、最小フレームユニット(長方形フレ
ーム6、多格子型フレーム8)、磁気シールド保持用パ
ネル7を、用いずに全て木材を使っても、銅箔付磁気シ
ールドシートの銅箔23を用いることにより、電磁シー
ルド機能も得ることができる。即ち、フレーム5、最小
フレームユニットを木材を用いて製作できる。
ムの壁に設ける貫通口又は通気口の構造を示す正面図で
あり、図10は、第1の実施例の磁気シールドルームの
壁に設ける貫通口又は通気口のの構造を示す断面図であ
る。磁気シールドルームの内壁、及び外壁を貫き、銅に
よる貫通パイプ枠30により、貫通口が形成される。
画する銅製の間仕切り板31を設けている。間仕切り板
31により形成される小区画のそれぞれに、上記で説明
した磁気シールドシートを丸めて形成した磁気シールド
パイプ32を挿入した。この構造により、磁気遮蔽率を
劣化させずに、外部からの空気取り入れたり、電子機器
用のケーブルを通すことができる。更に、図8で説明し
た銅箔付磁気シールドシート24を用いて、銅箔側がパ
イプの外面となるように形成した磁気シールドパイプ3
2の銅箔と、間仕切り板31とを電気的に接触させ、電
波シールドの機能を持たせることができる。
の磁気シールドルームの壁構造を示す断面図であり、磁
気シールドルームの主要構造の内壁に磁気シールド層9
を重ねる構造を持つ。
壁の磁気シールド層9を磁気シールドルームの主要構造
の内側に配置する構成である。
ームの積層構造の壁構造の詳細を示す断面図である。複
数枚の磁気シールドシート10の各周辺が重なるように
して、磁気シールドルームの主要構造の内壁全面に貼り
付ける。更に、第1枚目の磁気シールドシートに重ねる
ように2枚目、3枚目と多層化して、より磁気シールド
率を高くできる。この枚数は何枚でもかまわない。第2
の実施例では、3枚重ねた後、磁気シールドギャップボ
ード40で押さえて、3層からなる第1磁気シールド層
を配置する。
第1磁気シールド層と同様にして、3層からなる第2磁
気シールド層を形成する。単に、磁気シールドシートを
重ねていくと遮蔽率が飽和してくるため、磁気シールド
ギャップボード40を用いることにより、遮蔽率の飽和
を防止して高い遮蔽率を得ることができる。最後に、磁
気シールドシートを保護するために、内壁及び外壁の表
面には化粧パネル13を取り付けた。第1の実施例と同
様に、磁気シールドシートとして銅箔付磁気シールドシ
ート24を使用できる。
立てでは、床全面の内側と外側に磁気シールド材を貼り
付ける必要があるため、磁気シールドルームの床材をつ
くるには、複雑な工程を必要とした。即ち、磁気シール
ドルームの床面積が大きい場合、床材の内側と外側に予
め磁気シールド材を取り付けたものを準備しても、部屋
の入り口の大きさの制限から、部屋の内部に搬入ができ
ない。このため、従来技術では、予め、磁気シールドル
ームの設置場所に、磁気シールド材を敷き詰めた後に、
磁気シールドルームの床用のフレームを作り、最後に、
磁気シールドルームの内側の磁気シールド材を重ね合わ
せしていた。即ち、床部分を組み立てた後に、側面の部
分、天井の部分と組み立てていた。このように、従来技
術では、磁気シールドルームのの組み立て工程が複雑で
あり、材料費だけでなく、組み立て工賃が高くつき、更
に、長時間を要するため、磁気シールドルームの設置場
所、磁気シールドルームの設置数も制限されていた。
うに、磁気シールドの基本構造の壁パネルに、柔軟であ
り、ハサミで切断加工が可能な、磁気シールドシート
を、単に、貼り付けていくだけで製作できるため、組み
立て工程を大幅に短縮ができ、容易に、安価に製作でき
た。
ルームの製造工程を示す図であり、図14は、第2の実
施例の磁気シールドルームの製造工程を示す図である。
図13に示すように、従来技術の磁気シールドルームの
製造工程では、パーマロイを用いた磁気シールドルーム
の基本構造となるフレーム、ベースパネルを作製する。
また、磁気シールドルーム形状に合せたパーマロイの圧
延シートを、裁断して各部品形状に合せて切断し、折り
曲げ、取り付けボルト用穴あけ等の部品加工を行なう。
パーマロイの各部品の寸法等の確認のために、仮組み立
てを行ない調整する。調整後、パーマロイの各部品は加
工によって劣化した透磁率を熱処理により回復させる。
シールドルームの製造工程では、磁気シールドルームの
基本構造となるフレーム5、最小フレームユニット(長
方形フレーム6、多格子型フレーム8)、ベースパネル
(磁気シールド保持用パネルフレーム7)等を作製す
る。磁気シールドシートは磁気シールドシートの基本構
造と関係なく、任意の形状の基本構造にも使用できるの
で、予め部品加工を必要としない。磁気シールドシート
を、基本構造に貼り合わせていき不要部分を裁断するだ
けで製作は終了する。
ドルームでは、従来技術で必要であった、磁気シールド
の部品加工、仮組み立て、熱処理が不要となるため、大
幅に製作の工期を短縮でき、部品点数が減少するのでコ
ストを大幅に削減ができた。
ルドルームを用いた生体磁気計測装置の概略構成を示す
斜視図である。心磁(成人、小児、胎児の心臓から発す
る磁場の)計測を行なう生体磁気計測装置は、量子干渉
素子(SQUID)からなる複数の磁気センサを用い
る。環境磁気雑音の影響を除去するために、心磁計測は
磁気シールドルーム1の内部で実行される。被検者41
はベッド42に横たわり検査を受ける。被検者41の胸
部、又母体の腹部の上方に、SQUIDとそのSQUI
Dに接続した検出コイルとが一体化された磁気センサの
複数個を収納し、液体Heを満たしたデュワ43が配置
される。デュワ43は支持スタンド44により保持され
ている。支持スタンド44は、磁気シールドルーム1の
床パネル45のフレームに取り付けられ安定の固定され
ている。
の自動補給装置46から、トランスチューブ47と通し
て連続的にデュワ43の内部に補充されている。磁気セ
ンサからの出力は、検出コイルが検出した磁場強度に比
例する電圧を出力するFLL(Flux Locked
Loop)回路48に入力される。FFL回路はSQ
UIDの出力を一定に保つようSQUIDに入力された
生体磁気の変化を、帰還コイルを介してキャンセルして
いる。帰還コイルに流した電流を電圧に変換することに
より、生体磁気信号の変化に比例した電圧出力が得られ
る。電圧出力は、アンプフィルタ回路49により増幅さ
れ、フイルターにより周波数帯域が選択された後、AD
変換され、計算機50に取り込まれる。計算機では、各
種の演算処理が実行され、演算処理結果がデイスプレイ
に表示され、結果がプリンタにより出力される。
支持スタンドの構成を示す斜視図を示し、図17は、支
持スタンドの下部取り付けの構造を示す断面図である。
支持スタンド44は、デュワ43が落下しないように支
持スタンド44に固定されている。更に、支持スタンド
44は、デュワ43が振動したり、ズレないように、磁
気シールドルームの床パネル45に一体化するように、
床パネル45に強固に、脱着可能に固定されている。図
17に示すように、支持スタンド44の台座部60と、
磁気シールドルームのフレーム5とは、支持ボルト61
で強固に脱着可能に接続固定されている。支持ボルト6
1を通すため、磁気シールドルームの床の壁材、及び磁
気シールドシートには、支持ボルト60が通る穴を形成
してある。図16に示すように、磁気シールドルームの
床の面積が十分大きいので、支持スタンド44を床に固
定する台座部60が小さくて済む。従って、磁気シール
ドルーム内の空間が広く利用できる。
磁率10000以上の高透磁率の磁気シールド材によ
り、空間が囲まれた磁気シールドルームであり、磁気シ
ールド空間を画定する、木材、プラスチック、アルミニ
ウム、銅等の非磁性体の壁材料の表面の片側又は両面
に、磁気シールド材として高透磁率で厚さ100μm以
下の軟磁性アモルファス合金の膜と、厚さ1mm以下の
ポリマーフィルムとを貼り合わせた積層構造の磁気シー
ルドシートの1枚又は複数枚を、例えば、貼り付けて、
配置する。
最大透磁率10000以上の高透磁率の磁気シールド材
により、空間が囲まれた磁気シールドルームであり、磁
気シールド空間を画定する、木材、プラスチック、アル
ミニウム、銅等の非磁性体の壁材料と、磁気シールド空
間の内部に向けて、非磁性体の壁材料の面に、複数枚重
ねて、例えば、貼り付けて、配置した磁気シールドシー
トからなる第1磁気シールド層と、厚さ10mm以上の
非磁性材料によりギャプ(間隔)を形成するギャプ用壁
材料と、ギャプ用壁材料に複数枚重ねて、例えば、貼り
付けて、配置した磁気シールドシートとからなる第2磁
気シールド層とが、配置されており、磁気シールドシー
トは、高透磁率で厚さ100μm以下の軟磁性アモルフ
ァス合金の膜と、厚さ1mm以下のポリマーフィルムと
を貼り合わせた積層構造を有する。更に、本発明の磁気
シールドルームは、以下の特徴を有する。
e−B−Si−Cu系、Co−Fe−Si−B系、Co
−Fe−Ni−Si−B系、Fe−Cu−Nb−Si−
B系の何れかを用い、軟磁性アモルファス合金の結晶粒
界の大きさが100nm以下の超微結晶組織を持つ磁気
シールドシートを用いる。
トは、軟磁性アモルファス合金の膜の片側に厚さ1mm
以下のポリマーフィルムを貼り合わせ、軟磁性アモルフ
ァス合金の他方には、導電性を有する銅、アルミニウム
等の厚さ100μm以下の金属箔を貼り合わせた多層構
造を持つ金属膜付磁気シールドシートである。
ク、アルミニウム、銅等の非磁性体材料による管状の貫
通口を設け、貫通口の内部に磁気シールドシートを丸め
て筒状にした磁気シールドパイプを、磁気シールドパイ
プの両開放端が磁気シールドルームの内部、外部に向く
ようにして、磁気シールドパイプの長軸方向の長さが直
径より2倍以上となるようにして、磁気シールドパイプ
を1つ又は複数個を、貫通穴に挿入した構造とする。
れ、間仕切り板により区画された空間に磁気シールドパ
イプが配置される。
料、及び貫通口の材料として、アルミニウム、銅等の非
磁性でありかつ導電性の金属を用い、貫通口の内部に設
けた磁気シールドパイプとして金属膜付磁気シールドシ
ートを用い、かつ金属膜付磁気シールドシートの金属膜
側が磁気シールドパイプの外側面になるように丸めた構
造とし貫通口と電気的に接触している。即ち、磁気シー
ルド空間を画定する壁材料、及び非磁性体の壁材料を貫
通する貫通口の材料として、非磁性でありかつ導電性の
金属を用い、磁気シールドシートの軟磁性アモルファス
合金の膜の片側のポリマーフィルムに替えて、導電性の
金属膜を貼り合わせて形成される金属膜付磁気シールド
シートを用いて、外側面が、金属膜付磁気シールドシー
トの金属膜となるように形成された磁気シールドパイプ
を、貫通口の内部に配置して、貫通口と金属膜とが電気
的に接触している。
気シールドルーム内に設置する計測機器とボルト等によ
り接続、脱着可能であり、床壁材は計測機器の支持台を
兼ねる。即ち、磁気シールドルームの磁気シールドの性
能を持つ床壁材に、磁気シールドルーム内に設置される
装置の一部が脱着可能に固定される。例えば、磁気シー
ルドルームの磁気シールドの性能を持つ床壁材に、生体
磁場計測装置の、複数個の磁気センサを収納するデュワ
を固定する支持スタンドは、磁気シールドルームの床パ
ネルに一体化するように、強固に脱着可能に固定され
る。
から発する磁場を検出する検出コイルとSQUIDとを
具備する磁束計と、検出された磁場の強度を表示する表
示手段と、磁束計を内蔵するデュワを保持する保持手段
と、検査対象、及び保持手段が磁気シールドルームの内
部に配置され、保持手段の一部が磁気シールドルームの
床面に脱着可能に固定され、磁気シールドルームの床面
を含む壁面が、軟磁性アモルファス合金の膜の両面にポ
リマーフィルムを重ねた磁気シールドシートの1枚又は
複数枚を用いた磁気シールド材により構成されたことに
特徴があり、また、少なくとも1枚の磁気シールドシー
トは、軟磁性アモルファス合金の膜の片側のポリマーフ
ィルムに替えて、導電性の金属箔を貼り合わせたことに
特徴がある。軟磁性アモルファス合金の膜、ポリマーフ
ィルムの構成として、上記(1)、(2)の構成を用い
る。この磁場計測装置では、磁気シールドルームが、短
期間に、安価に、簡単な構成で製作できるので、しか
も、磁束計を内蔵するデュワを保持する保持手段を、磁
気シールドルームの床面に脱着可能に安定して固定でき
るので、特に、生体から発生する微弱磁場を計測する生
体磁場計測装置で使用する磁気シールドルームに好適な
構成である。
ルドルームの構造により、部品点数を少なくでき、更
に、製作工程を簡単化でき、組み立て時間が早く、安価
なシールドルームを提供できる。また、従来、設計上一
番手間を要した磁気シールドに必要とする部品の設計が
簡略化でき、磁気シールド材を貼る付けるだけで済むの
で、自由な形状の磁気シールドルームの設計ができる。
斜視図。
壁構造を示す断面図。
フレームの構造を示す斜視図。
長方形フレームの最小フレームユニット構造を示す斜視
図。
多格子型フレームの最小フレームユニット構造を示す斜
視図。
壁の詳細構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
ートの構造を示す断面図。
壁に設ける貫通口の構造を示す正面図。
の壁に設ける貫通口の構造を示す断面図。
の壁構造を示す断面図。
の壁構造の詳細を示す断面図。
工程を示す図。
の製造工程を示す図。
を用いた生体磁気計測装置の概略構成を示す斜視図。
スタンドの構成を示す斜視図。
の下部取り付けの構造を示す断面図。
扉、5…フレーム、6…長方形フレーム、7…磁気シー
ルド保持用パネル、8…多格子型フレーム、9…磁気シ
ールド層、10…磁気シールドシート、11…磁気シー
ルドシート押え用フレーム、12…パネル締め付けネ
ジ、13…化粧パネル、20…軟磁性アモルファス合金
層、21…接着層、22…ポリマフィルム、23…銅
箔、24…銅箔付磁気シールドシート、30…貫通パイ
プ枠、31…仕切り板、32…磁気シールドパイプ、4
0…磁気シールドギャップボード、41…被験者、42
…ベッド、43…デュワ、44…支持スタンド、45…
床パネル、46…自動補給装置、47…トランスファチ
ューブ、48…FLL回路、49…アンプフィルタ回
路、50…計算機、60…支持スタンドの台座部、61
…支持ボルト。
Claims (10)
- 【請求項1】磁気シールド空間を画定する非磁性体の壁
材料の表面の片側又は両面に、磁気シールド材として、
厚さ100μm以下の軟磁性アモルファス合金の膜と、
厚さ1mm以下のポリマーフィルムとを貼り合わせた積
層構造の磁気シールドシートの1枚又は複数枚を、配置
したことを特徴とする磁気シールドルーム。 - 【請求項2】磁気シールド空間を画定する非磁性体の壁
材料と、前記磁気シールド空間の内部に向けて、前記非
磁性体の壁材料の面に、複数枚重ねて配置した磁気シー
ルドシートからなる第1磁気シールド層と、厚さ10m
m以上の非磁性材料によりギャプを形成するギャプ用壁
材料と、該ギャプ用壁材料に複数枚重ねて配置した前記
磁気シールドシートとからなる第2磁気シールド層と
が、配置されており、前記磁気シールドシートは、厚さ
100μm以下の軟磁性アモルファス合金の膜と、厚さ
1mm以下のポリマーフィルムとを貼り合わせた積層構
造を有することを特徴とする磁気シールドルーム。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の磁気シール
ドルームに於いて、前記軟磁性アモルファス合金とし
て、Fe−B−Si−Cu系、Co−Fe−Si−B
系、Co−Fe−Ni−Si−B系、Fe−Cu−Nb
−Si−B系の何れかの系を用い、前記軟磁性アモルフ
ァス合金の結晶粒界の大きさが100nm以下の超微結
晶組織を持つことを特徴とする磁気シールドルーム。 - 【請求項4】請求項1又は請求項2に記載の磁気シール
ドルームに於いて、少なくとも1枚の磁気シールドシー
トは、前記軟磁性アモルファス合金の膜の片側の前記ポ
リマーフィルムに替えて、導電性の厚さ100μm以下
の金属箔を貼り合わせたことを特徴とする磁気シールド
ルーム。 - 【請求項5】請求項1又は請求項2に記載の磁気シール
ドルームに於いて、前記非磁性体の壁材料を貫通する、
非磁性体材料による管状の貫通口を設け、該貫通口の内
部に筒状の前記磁気シールドシートから形成された磁気
シールドパイプを、該磁気シールドパイプの開放端が、
前記磁気シールド空間の内部と外部に向くようにして、
前記磁気シールドパイプの長軸方向の長さが前記磁気シ
ールドパイプの直径より2倍以上となるようにして、前
記磁気シールドパイプを1つ又は複数個を、前記貫通穴
に挿入したことを特徴とする磁気シールドルーム。 - 【請求項6】請求項5に記載の磁気シールドルームに於
いて、前記貫通口内部に間仕切り板が配置され、該間仕
切り板により区画された空間に前記磁気シールドパイプ
が配置されることを特徴とする磁気シールドルーム。 - 【請求項7】請求項1又は請求項2に記載の磁気シール
ドルームに於いて、前記磁気シールド空間を画定する壁
材料、及び前記非磁性体の壁材料を貫通する貫通口の材
料として、非磁性でありかつ導電性の金属を用い、前記
磁気シールドシートの前記軟磁性アモルファス合金の膜
の片側の前記ポリマーフィルムに替えて、導電性の金属
膜を貼り合わせて形成される金属膜付磁気シールドシー
トを用いて、外側面が、前記金属膜付磁気シールドシー
トの前記金属膜となるように形成された磁気シールドパ
イプを、前記貫通口の内部に配置して、前記貫通口と前
記金属膜とが電気的に接触していることを特徴とする磁
気シールドルーム。 - 【請求項8】請求項1又は請求項2に記載の磁気シール
ドルームに於いて、前記磁気シールドルームの床壁材
に、前記磁気シールドルーム内に設置される装置の一部
が脱着可能に固定されることを特徴とする磁気シールド
ルーム。 - 【請求項9】検査対象から発する磁場を検出する検出コ
イルとSQUIDとを具備する磁束計と、検出された前
記磁場の強度を表示する表示手段と、前記磁束計を内蔵
するデュワを保持する保持手段と、前記検査対象、及び
前記保持手段が磁気シールドルームの内部に配置され、
前記保持手段の一部が前記磁気シールドルームの床面に
脱着可能に固定され、前記磁気シールドルームの前記床
面を含む壁面が、軟磁性アモルファス合金の膜の両面に
ポリマーフィルムを重ねた磁気シールドシートの1枚又
は複数枚を用いた磁気シールド材により構成されたこと
を特徴とする磁場計測装置。 - 【請求項10】請求項9に記載の磁場計測装置に於い
て、少なくとも1枚の前記磁気シールドシートは、前記
軟磁性アモルファス合金の膜の片側の前記ポリマーフィ
ルムに替えて、導電性の金属箔を貼り合わせたことを特
徴とする磁場計測装置。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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- 1998-08-27 JP JP10241329A patent/JP2000077890A/ja active Pending
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