JPH02148892A - 磁気シールド材及びその固定法 - Google Patents

磁気シールド材及びその固定法

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JPH02148892A
JPH02148892A JP30261988A JP30261988A JPH02148892A JP H02148892 A JPH02148892 A JP H02148892A JP 30261988 A JP30261988 A JP 30261988A JP 30261988 A JP30261988 A JP 30261988A JP H02148892 A JPH02148892 A JP H02148892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amorphous alloy
adhesive
laminated body
shielding material
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP30261988A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Ishii
石井 博義
Misao Kaneko
金子 美佐夫
Yoshiyuki Masuko
益子 善行
Yukio Toda
戸田 幸生
Kazuhiro Nishimura
西村 和弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建屋の躯体に張設される磁気シールド材及び
その固定法に関する。
(従来技術) 特公昭62−58631号公報に開示される如く、電車
や自動車によって生ずる磁界の乱れ、地磁気の変動、商
用電源から生じる低周波の磁界等を遮断し、精密計測器
やOAi器の誤動作や測定ミスを防止することは年々重
要となっている。
電磁界遮断は、一般的に周波数によって使用材料が異な
る。高周波領域においては、銅、アルミニウム等の導電
材料が主体に用いられるが、低周波領域においては、磁
気遮断が中心となるため、鉄、パーマロイ等の磁性材料
が主体として使用される。
しかし、低周波領域で、且つ、低磁界までシールドする
場合は、高透磁率材を使用する必要があり、般的にはパ
ーマロイが用いられる。
(本発明が解決しようとする課題) しかじ、パーマロイは歪によるシールド特性劣化が著し
く、施工性、歪が加わらないような施工が必要であり、
簡単に固定することができず、コスト高となっていた。
また、鉄板等のパーマロイと比べ透磁率の低い磁性材の
場合は、低磁界までシールドできないか、もしくは肉厚
を多く取ることで対応するため、施工上は溶接による固
定等を用いる必要があり、更には場合によってはかなり
の重量となるため、施工不可となる等の欠点を有してい
る。
それ故、本発明は前述した従来技術の不具合を解消する
ことを解決すべき課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前述した課題を解決するために、厚さ5〜1
00μIll 、アスペクト比(但し、アスペクト比は
最小長さに対する最大長さの比である)10〜1500
0のフレーク状軟磁性非晶質合金片の積層体、該積層体
の少なくとも一面に設けた粘着又は接着剤、建屋の躯体
に積層体を固定するための釘、又はホチキスよりなる磁
気シールド材を提供する。 好ましくは積層体を非磁性
体のうすいフィルムに非晶質合金片をサンドイッチした
構成とする。
さらに、本発明は、フレーク状軟磁性非晶質合金片の積
層体を粘着又は接着剤を介して建屋の躯体に張ること、
釘又はホチキスを積層体を介して躯体に打込むことより
なる磁気シールド材の固定法を提供する。
(作用) 軟磁性非晶質合金片(以下、単に非晶質合金片と呼ぶ。
)の厚さを5μm未満にすると非晶質合金片の製造が困
難であり、これが100μmを越えて厚くなると非晶質
化が難しくなるので、この厚さは5〜100μmとする
。特に好ましい厚さは20〜60μmである。
非晶質合金片のアスペクト比が10未満では、非晶質合
金片のi31率が低下し、非晶質合金片の磁気特性が変
化するためと、積層が難しくなり、磁気シールド性が劣
化するようになる。他方、上記アスペクト比ガ1500
0を越えると、非晶質合金片の取扱いが面倒になり、生
産性が低下するようになる。アスペクト比の特に好まし
い範囲は50〜10000である。
本発明シートは、高透磁率であり、かつ、歪による特性
劣化が少なく、仮にあったとしても、局部的なフレーク
のみに起こるため、全体のシールド特性は劣化しない特
性を有し、且つ、高透磁率であるため、使用量が少なく
てすむために施工が非常に簡単となる。
本発明による磁気シールド材は、建屋の躯体に張設させ
れば良いので、施工は容易である。
(実施例) 本出願人が先きに特開昭58−6907号公輯に開示し
ているキャビテーション法(熔融金属に対して漏れ性の
小さな表面層を有し、高速で回転しているロール表面に
熔融金属を供給し、この熔融金属を微細な熔融金属滴に
分断した後、引続いてこの熔融金属滴を高速で回転する
金属回転体に衝突させて急冷凝固させる方法)によって
、Co6s、aFea、z Si+b B++(元素記
号に付した数字は当該元素成分の原子%を表す。以下同
じ。)の非晶質金属フレークを作製した。この非晶質合
金の磁歪は零、飽和磁束密度は7000G、透磁率はt
oooo、結晶化温度は512℃である。またこの非晶
質合金フレークの平均厚さは40μm1アスペクト比は
200〜500である。
この非晶質合金フレークを幅600 +n、厚さ30μ
mのポリエステルフィルム gの量で均一に載置、積層させ、その上に厚さ30μm
のポリエステルフィルムを被せた。このサンドイッチ状
の複合シートを100℃に加熱された2つのシリコンゴ
ムロールの間を通過させて圧着し、厚さ150μmの長
尺非晶質合金積層シートとした。
このシートの少くとも一面に、アクリル系又はゴム系の
粘着剤、或いは、アクリル系、エポキシ系、シリコン系
、フェノール系等の接着剤を塗付しておく。
厚さ10鶴の合板にて作製されたトンネル状のCRT用
シールドボックス(450X400X420mm)の外
周面にアクリル系油性粘着剤(BPS−1109:東洋
インキ)を介して、前述したシートを4層重ね合せた。
変圧器の50tlz30mGの磁界が1mGにシールド
され、パソコン用CRTの画像ゆれがなくなった。
4 m x 5 m x 2.4 mの木製のシールド
ルームを作り、プラスタボードで平坦度を出した後、そ
の上に前述したシートを10層、アクリル系油性粘着剤
を介して、重ね合せた。左右に3001mの巾、上下に
400鶴の巾でガンタッカ−でホチキスを打込んだ。シ
ートの剃刀は全く無く、送電線の影響50Hz50mG
を5mGにシールドし、コンピュータ用CRTの画像の
ゆれを防止できた。
尚、釘やホチキスは、真ちゅう、ステンレス等の非磁性
体より製作する。又、ポリエステルフィルムに代えて、
アルミ、銅或いはステンレスのハクを用いてもよい。
第1図に本発明の代表的構成を示すが、建屋の躯体lに
粘着剤2を介して、ポリエステルフィルムでサンドイッ
チされた非晶質合金フレークのシールド体3を積層し、
この積層体を釘4にて躯体に止着させる。釘4又はホチ
キスは、シールド体の熱変形によるタレを防止する働き
をする。
(効果) シールド体を粘着又は接着剤を介して躯体に固定させる
ので、シールド体の躯体に対する位置出しや仮止めが容
易である。さらに、既存の室の磁気シールド施工も、既
存の躯体に手を入れる必要がないので簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の部分断面図である。 図中:1−・躯体、2−粘着剤、3−シールド体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚さ5〜100μm、アスペクト比(但し、アス
    ペクト比は最小長さに対する最大長さの比である)10
    〜15000のフレーク状軟磁性非晶質合金片の積層体
    、該積層体の少くとも一面に設けた粘着又は接着剤、建
    屋の躯体に積層体を固定するための釘又はホチキスより
    なる磁気シールド材。
  2. (2)積層体が非磁性体のうすいフィルムに非晶質合金
    片をサンドイッチしている請求項(1)の磁気シールド
    材。
  3. (3)フレーク状軟磁性非晶質合金片の積層体を粘着又
    は接着剤を介して建屋の躯体に張ること、釘又はホチキ
    スを積層体を介して躯体に打込むことよりなる磁気シー
    ルド材の固定法。
JP30261988A 1988-11-30 1988-11-30 磁気シールド材及びその固定法 Pending JPH02148892A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294901A (ja) * 2001-04-03 2002-10-09 Daido Steel Co Ltd 磁気シールドルーム用遮蔽構造
JP2003056095A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Daido Steel Co Ltd 磁気シールドルーム用遮蔽構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612926B2 (ja) * 1981-05-25 1986-01-29 Konishiroku Photo Ind
JPS62221199A (ja) * 1986-03-24 1987-09-29 株式会社 リケン 磁気シ−ルド材

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