JP2000077574A - 半導体装置及びこれを用いた積層型半導体装置 - Google Patents

半導体装置及びこれを用いた積層型半導体装置

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JP2000077574A
JP2000077574A JP10371381A JP37138198A JP2000077574A JP 2000077574 A JP2000077574 A JP 2000077574A JP 10371381 A JP10371381 A JP 10371381A JP 37138198 A JP37138198 A JP 37138198A JP 2000077574 A JP2000077574 A JP 2000077574A
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sealing resin
semiconductor
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Koji Yamaguchi
浩司 山口
Yasuo Amano
泰雄 天野
Isamu Yoshida
勇 吉田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観が良好で所要のマークを明瞭に表示可能
な薄形の半導体装置及び各半導体装置の積層構造等を容
易に確認可能な積層型半導体装置を提供する。 【解決手段】 4個の半導体装置1a〜1dを4層に積
層して積層型半導体装置1を構成する。各半導体装置の
一辺に、リードフレームを加工することによって形成さ
れた各半導体装置の階層を表示するコードデータの表示
部4a〜4dを露出させる。当該表示部は、各半導体装
置ごとに異なっており、当該表示部を目視することによ
って、積層型半導体装置の積層構造が正しいか否かを確
認できる。各半導体装置のアウタリード3a〜3dは、
対応するアウタリードごとにはんだによって接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子と当該
半導体素子の各端子が電気的に接続された複数本のリー
ドとこれら半導体素子及びリードを一体に封止する封止
樹脂とからなる樹脂封止型の半導体装置、及びこの種の
半導体装置を2以上積層してなる積層型半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂封止型の半導体装置にお
いては、1ピン端子の位置を示すためのインデックスマ
ークが、封止樹脂の上下面の特定エリアに設けられてい
る。このインデックスマークの形成方法としては、例え
ば特開平6−61373号公報に記載されているよう
に、樹脂封止用の成形金型に備えられた離型イジェクタ
ピンを樹脂充填時に金型キャビティ内に突出させてお
き、成形された封止樹脂の上下面に突出された離型イジ
ェクタピンの形状に対応するくぼみを形成するという方
法が一般に用いられている。なお、樹脂封止用の成形金
型には、一般に複数個の金型キャビティが形成されてお
り、1ショットの成形サイクルで金型キャビティの数に
応じた数の樹脂封止型半導体装置を多数個取りできるよ
うに構成されている。
【0003】ところで、電子機器は、近年に至ってます
ます小型化・軽量化が強く要請されており、かかる要請
に対処するため、半導体素子の高集積化や半導体装置の
小型化・軽量化が進められている。また、半導体装置の
実装技術についても高密度化が進められており、特開平
7−94674号公報に記載されているように、複数の
半導体装置を積層して実装する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−61373
号公報に記載の技術、即ち、封止樹脂の上下面にくぼみ
状のインデックスマークを形成する方法は、封止樹脂の
厚みが十分に大きい場合には何ら問題を有しないが、封
止樹脂の薄形化が進むと、これに伴って樹脂封止の際の
離型イジェクタピンの先端部から樹脂封止される半導体
素子までの間隙が必然的に小さくなるため、金型キャビ
ティ内に充填される封止樹脂の流れが悪くなり、外観が
良好な半導体装置を得ることが難しくなるという問題が
ある。
【0005】また、仮に薄形で外観が良好な半導体装置
が得られたとしても、この種の半導体装置は、複数の半
導体装置を積層して用いる積層型半導体装置には適用し
がたいという問題がある。即ち、複数の半導体装置を積
層した後は、最上段の半導体装置を除く他の半導体装置
については外部からインデックスマークが見えなくな
り、積層型半導体装置組立て後の例えば検査工程におい
て1ピン端子の位置や各半導体装置の向きを確認するこ
とができなくなるからである。
【0006】なお、前記においては、封止樹脂の上下面
に1ピン端子の位置を示すためのインデックスマークが
形成された半導体装置を例にとって説明したが、その
他、例えばチップセレクト端子の位置を示すためのマー
クなど、当該半導体装置の種類を表示するための他のマ
ークが封止樹脂の上下面に形成された半導体装置につい
ても同様の不都合がある。
【0007】さらに、複数個の金型キャビティが備えら
れた成形金型を用いて樹脂封止型半導体装置を多数個取
りする場合においては、各金型キャビティの位置によっ
て溶融樹脂の流れが微妙に異なるため、特定の金型キャ
ビティによって成形された樹脂封止型半導体装置に不良
品が発生しやすいということが起こり得る。このような
不都合を改善するためには、各樹脂封止型半導体装置に
ついて樹脂封止がどの金型キャビティを用いて行われた
かを正確に把握することが不可欠であり、その一方法と
して、使用した金型キャビティを特定するためのマーク
を封止樹脂に表示することが行われている。この場合に
も、封止樹脂の上下面に前記のマークを表示すると、上
記の如き種々の不都合が生じる。
【0008】本発明の課題は、このような従来技術の不
備を解消し、封止樹脂を薄形化した場合にも良好な外観
を得ることができ、かつ所要のマークを明瞭に表示する
ことが可能な半導体装置を提供すること、及び複数の半
導体装置の積層構造や各層の半導体装置の1ピン端子の
位置等を容易に確認可能な積層型半導体装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、半導体装置に関しては、半導体素子と、
当該半導体素子の各端子が電気的に接続された複数本の
リードと、これら半導体素子及びリードを一体に封止す
る封止樹脂とからなる半導体装置において、前記封止樹
脂の側面に、前記リードと同一材料をもって構成された
コードデータの表示部を設けるか、前記封止樹脂の側面
に、当該封止樹脂の表面に表された凹凸をもって構成さ
れたコードデータ又は文字の表示部を設けるという構成
にした。
【0010】コードデータ又は文字の表示内容について
は、何ら制限があるものではなく、必要に応じて任意の
事項を表示することができる。例えば、積層型半導体装
置を構成するための各半導体装置については、当該半導
体装置の種類又は1ピン端子の位置若しくはこれらの組
み合わせを表示することができる。また、1ショットの
成形サイクルで多数個取りされる半導体装置について
は、封止樹脂をモールドするに使用した金型のキャビテ
ィ位置を表示することもできる。
【0011】これらの表示部は、封止樹脂の側面上に配
置することもできるし、封止樹脂の側面より外向きに突
出させることもできる。
【0012】前記のリードと同一材料をもって構成され
るコードデータは、半導体素子の接続前及び樹脂封止前
に、リードフレームの所要部分に当該コードデータに対
応する透孔などを予め加工しておくことによって形成す
ることができ、封止樹脂については何らの加工も要しな
い。したがって、リードフレームの一部を利用してコー
ドデータの表示部を形成すると、封止樹脂の薄形化ひい
ては半導体装置の小型化薄形化に対処することができ
る。また、リードフレームは、樹脂封止型の半導体装置
を製造する際の必須の構成要素であるので、リードフレ
ームの一部を利用して表示部を形成すると、半導体装置
の製造コストを上昇することなく、半導体装置に所要の
コードデータを付与することができる。
【0013】また、封止樹脂の表面に表された凹凸をも
って構成されたコードデータ又は文字は、封止樹脂をモ
ールドする金型キャビティのキャビティ面に、封止樹脂
の側面に表示しようとするコードデータ又は文字と凹凸
の向きが逆のコードデータ又は文字を刻設しておくこと
によって形成できる。この場合にも、封止樹脂の側面に
所要のコードデータ又は文字を表示するので、半導体装
置の薄形化に対処することができる。
【0014】一方、積層型半導体装置に関しては、半導
体素子と、当該半導体素子の各端子が電気的に接続され
た複数本のリードと、これら半導体素子及びリードを一
体に封止する封止樹脂とからなり、前記封止樹脂の側面
にコードデータ又は文字の表示部が設けられた2以上の
半導体装置を、前記表示部を同一方向に向けて積層し、
これら各半導体装置のアウタリードを互いに電気的に接
続するという構成にした。
【0015】互いに積層される2以上の半導体装置とし
ては、前記表示部に表わされたコードデータ又は文字が
互いに同じものを用いることもできるし、異なるものを
用いることもできる。
【0016】このように、封止樹脂の側面に表示部が設
けられた半導体装置を用いて積層型半導体装置を構成す
ると、積層型半導体装置の組立後に各層の半導体装置の
表示部を確認することができるため、各層の半導体装置
の積層構造の適否、各層の半導体装置の1ピン端子の位
置等の確認を容易に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づいて、第
1実施形態例に係る半導体装置及びこれを用いた積層型
半導体装置を説明する。図1は本実施形態例に係る積層
型半導体装置の斜視図、図2は本実施形態例に係る積層
型半導体装置の第1の側面図、図3は積層型半導体装置
を構成する各半導体装置に形成された表示部の説明図、
図4は本実施形態例に係る積層型半導体装置の第2の側
面図である。
【0018】これらの図から明らかなように、本例の積
層型半導体装置1は、4個の半導体装置1a〜1dを4
層に積層してなる。各半導体装置1a〜1dは、いずれ
も、封止樹脂2a〜2dと、各封止樹脂2a〜2dの相
対向する2辺から突出されたアウタリード3a〜3d
と、封止樹脂2a〜2dの相対向する他の2辺より露出
された表示部4a〜4d及び5a〜5dとを有してい
る。なお、封止樹脂2a〜2dの内部には、半導体素子
が封止されており(図示省略)、当該半導体素子の各端
子と前記アウタリード3a〜3dとが電気的に接続され
ている。また、アウタリード3a〜3dと表示部4a〜
4d及び5a〜5dとは、同一の材料をもって構成され
ている。
【0019】これら4個の半導体装置1a〜1dのう
ち、最下段の半導体装置1aのアウタリード3aは、所
要の配線基板への接続を容易にするため、面付きのガル
ウイング形状に形成されている。これに対して、その他
の半導体装置1b〜1dのアウタリード3b〜3dは、
それぞれの下方に配置される半導体装置のアウタリード
の外面に面接触するようにL字形に形成されている。
【0020】各半導体装置1a〜1dは、図1、図2、
図4に示すように、表示部4a〜4dの露出面及び5a
〜5dの露出面を互いに合致させ、かつ対応する位置に
形成された各アウタリード3a〜3dどうしが互いに面
接触するように重ね合わされる。面接触された各アウタ
リード3a〜3dは、はんだ(図示省略)によって接続
される。
【0021】表示部4a〜4dは、積層型半導体装置1
を構成する各半導体装置1a〜1dの種類を符号化され
たコードデータをもって表示したものであって、図1及
び図2に示すように、封止樹脂2a〜2dの側面に露出
する幅の広いリードフレームの切断面と幅の狭いリード
フレームの切断面との組合せをもって構成されている。
図3に示すように、幅の広いリードフレームの切断面を
2進数の「0」に対応させ、幅の狭いリードフレームの
切断面を2進数の「1」に対応させると、最下段の半導
体装置1aの表示部4aが示すコードデータは「000
1」となって10進数の「1」となり、当該半導体装置
1aが最下段に配置されるべきものであることを示して
いる。同様に第2層の半導体装置1bの表示部4bが示
すコードデータは「0010」、第3層の半導体装置1
cの表示部4cが示すコードデータは「0011」、第
4層の半導体装置1dの表示部4dが示すコードデータ
は「0100」となって、それぞれ半導体装置1b,1
c,1dが積層型半導体装置1の第2層、第3層、第4
層に配置されるべきものであることを示している。した
がって、図1及び図3に示した積層型半導体装置1は、
正しい積層構造を有していることがこれらの表示部4a
〜4dから容易に判る。
【0022】表示部5a〜5dは、積層型半導体装置1
を構成する各半導体装置1a〜1dの1ピン端子6の位
置を示すものであって、図4に示すように、封止樹脂2
a〜2dの側面に露出する幅の広いリードフレームの切
断面と幅の狭いリードフレームの切断面との組合せをも
って構成されており、幅の狭いリードフレームの切断面
の位置で1ピン端子6の位置を表示している。即ち、本
例の場合には、封止樹脂2a〜2dの相対向する2辺か
ら突出されたアウタリード3a〜3dのうち、幅の狭い
リードフレームの切断面に近い辺から突出されたアウタ
リードであって、当該表示部5a〜5dが露出された辺
に最も近いアウタリードが1ピン端子6であることを示
している。図4から明らかなように、本例の積層型半導
体装置1においては、全ての半導体装置1a〜1dの表
示部5a〜5dが同一パターンになっているので、1ピ
ン端子6の位置に誤りがないことが判ると共に、幅の狭
いリードフレームの切断面の位置からこの積層型半導体
装置1の1ピン端子6の位置を知ることができる。
【0023】次に、図5〜図10に基づいて、本実施形
態例に係る半導体装置1a〜1dの製造方法を説明す
る。
【0024】図5は、第4層(最上段)の半導体装置1
dの製造に適用されるリードフレームの一部平面図であ
って、長い帯状のリードフレーム10dには、略矩形を
なす多数の透孔11が一定ピッチで形成されている(図
5には、1つのみ表示)。各透孔11の相対向する2辺
には、所要数のインナリード12d及び当該インナリー
ド12dと一体をなすアウタリード3dとが形成されて
おり、アウタリード3dには、封止樹脂の流出を防止す
るためのダムバー13が設置されている。また、他の相
対向する2辺には、パッケージ吊りリード14d,15
dが形成されており、一方のパッケージ吊りリード14
dには、切断後に表示部4dとなる幅広部14d1 、幅
狭部14d2 、幅広部14d3 、幅広部14d4 がこの
順に形成されている。他方のパッケージ吊りリード15
dには、切断後に表示部5dとなる幅狭部15d1 、幅
広部15d2 、幅広部15d3 、幅広部15d4 がこの
順に形成されている。
【0025】このリードフレーム10dは、側辺部に沿
って一定ピッチで開設された丸形の移送用孔16を利用
して図面の左右方向に一定ピッチで移送され、半導体素
子の実装、半導体素子及びリードフレーム10dの封
止、リードフレーム10dの切断並びに成形が順次行わ
れる。即ち、まずパッケージ吊りリード14d,15d
に半導体素子を固定して各インナリード12dと半導体
素子に形成された端子部とをボンディングした後、当該
ボンディング部を含む半導体素子とインナリード12d
とを樹脂で一体に封止して所定形状の封止樹脂2dを形
成する。しかる後に、図6の太線で示す部分から切断し
て、半導体装置1dの半製品を取り出す。最後に、アウ
タリード3dを所要の形状に成形して、図7に示す半導
体装置1dの製品を得る。
【0026】図8は、第1層(最下段)の半導体装置1
aの製造に適用されるリードフレーム10aの一部平面
図であって、一方のパッケージ吊りリード14aには、
切断後に表示部4aとなる幅広部14a1 、幅広部14
2 、幅広部14a3 、幅狭部14a4 がこの順に形成
されている。他方のパッケージ吊りリード15aには、
切断後に表示部5aとなる幅狭部15a1 、幅広部15
2 、幅広部15a3、幅広部15a4 がこの順に形成
されている。その他については、図5に示した第4層の
半導体装置1dの製造に適用されるリードフレームと同
じであるので、重複を避けるために説明を省略する。ま
た、半導体装置の製造方法についても、第4層の半導体
装置1dの場合と同じであるので、説明を省略する。
【0027】図9は、第2層の半導体装置1bの製造に
適用されるリードフレーム10bの一部平面図であっ
て、一方のパッケージ吊りリード14bには、切断後に
表示部4bとなる幅広部14b1 、幅広部14b2 、幅
狭部14b3 、幅広部14b4がこの順に形成されてい
る。他方のパッケージ吊りリード15bには、切断後に
表示部5bとなる幅狭部15b1 、幅広部15b2 、幅
広部15b3 、幅広部15b4 がこの順に形成されてい
る。その他については、図5に示した第4層の半導体装
置1dの製造に適用されるリードフレームと同じである
ので、重複を避けるために説明を省略する。また、半導
体装置の製造方法についても、第4層の半導体装置1d
の場合と同じであるので、説明を省略する。
【0028】図10は、第3層の半導体装置1cの製造
に適用されるリードフレーム10cの一部平面図であっ
て、一方のパッケージ吊りリード14cには、切断後に
表示部4cとなる幅広部14c1 、幅広部14c2、幅
狭部14c3、幅狭部14cがこの順に形成されてい
る。他方のパッケージ吊りリード15cには、切断後に
表示部5cとなる幅狭部15c 、幅広部15c2
幅広部15c3 、幅広部15c4 がこの順に形成されて
いる。その他については、図5に示した第4層の半導体
装置1dの製造に適用されるリードフレームと同じであ
るので、重複を避けるために説明を省略する。また、半
導体装置の製造方法についても、第4層の半導体装置1
dの場合と同じであるので、説明を省略する。
【0029】本例の半導体装置1a〜1dは、リードフ
レーム10a〜10dの一部を利用して表示部4a〜4
d及び5a〜5dを形成したので、封止樹脂2a〜2d
の薄形化、ひいては半導体装置の小型化薄形化に対処す
ることができる。また、リードフレーム10a〜10d
は、樹脂封止型の半導体装置に必須の構成要素であるの
で、かかる構成にしても半導体装置の製造コストを上昇
することがない。
【0030】図1に示した積層型半導体装置1は、この
ようにして作製された各半導体装置1a〜1dを、表示
部4a〜4dの形成面及び表示部5a〜5dの形成面を
互いに合致させ、かつ所定の順番に積層することにより
組み立てられる。そして、互いに面接触された各半導体
装置1a〜1dのアウタリード3a〜3dをはんだ付け
して組立を完了する。
【0031】本例の積層型半導体装置1は、各表示部4
a〜4d及び5a〜5dを封止樹脂2a〜2dの側面に
表わしたので、当該積層型半導体装置1の組立後に各層
の半導体装置の表示部を確認することができ、各層の半
導体装置の積層構造の適否、各層の半導体装置の1ピン
端子6の位置等の確認を容易に行うことができる。
【0032】次に、図11〜図13に基づいて、第2実
施形態例に係る半導体装置及びこれを用いた積層型半導
体装置を説明する。図11は第2実施形態例に係る積層
型半導体装置の斜視図、図12は第2実施形態例に係る
積層型半導体装置を構成する各半導体装置の平面図、図
13は本例に係る半導体装置の製造に使用されるリード
フレームの一部平面図である。これらの図において、符
号20a〜20dは表示部を示し、その他前出の図1、
図2、図4、図5と対応する部分にはそれと同一の符号
が表示されている。
【0033】図11及び図12から明らかなように、本
例の積層型半導体装置1は、表示部20a〜20dが封
止樹脂2a〜2dのアウタリード配列面より突出された
4個の半導体装置1a〜1dを4層に積層したことを特
徴とする。
【0034】表示部20a〜20dには、当該半導体装
置が何段目に積層されるべきものであるのかを示す階層
マーク4a〜4dと、各半導体装置1a〜1dの1ピン
端子の位置を表示する1ピン端子表示マーク5a〜5d
とが形成されている。階層マーク4は、表示部20a〜
20dに形成された突起によって表示されており、1ピ
ン端子表示マーク5は、表示部20a〜20dに形成さ
れた切欠によって表示されている。図12(a)〜
(d)に示すように、階層マーク4については、各半導
体装置1a〜1dに備えられる各表示部20a〜20d
について異なる位置に形成され、1ピン端子表示マーク
5については、各半導体装置1a〜1dに備えられる各
表示部20a〜20dについて同一の位置に形成され
る。
【0035】各半導体装置1a〜1dの1ピン端子6の
位置は、表示部20a〜20dが形成された封止樹脂2
a〜2dの辺と1ピン端子表示マーク5の形成位置とか
ら、図12に表示された各半導体装置1a〜1dの右辺
に配置された各アウタリードのうちの最も下方部分に配
置されたアウタリードと特定することができる。
【0036】前記表示部20a〜20dも、リードフレ
ームから形成される。図13は、最下段の半導体装置1
aの製造に適用されるリードフレーム10aの一部平面
図であって、所要の部分に表示部20aの元になる埋設
片21が形成されている。この埋設片21は、階層マー
ク4である突起と1ピン端子表示マーク5である切欠と
が形成された露出部21aと、封止樹脂2aによって封
止される埋設部21bとから構成されており、埋設部2
1bを樹脂封止した後、露出部21aが封止樹脂2aか
ら露出するように所定部分から切断して形成される。
【0037】本例の積層型半導体装置1は、前記第1実
施形態例に係る積層型半導体装置と同様の効果を有する
ほか、表示部20a〜20dを封止樹脂2a〜2dの側
面から突出させたので、当該積層型半導体装置1の上方
から各半導体装置1a〜1dの積層構造と1ピン端子の
確認を行うことができ、より一層これらの確認作業を容
易化できるという効果がある。
【0038】次いで、図14〜図16に基づいて、第3
実施形態例に係る半導体装置及びこれを用いた積層型半
導体装置を説明する。図14は第3実施形態例に係る積
層型半導体装置の斜視図、図15は第3実施形態例に係
る積層型半導体装置を構成する各半導体装置の平面図、
図16は本例に係る半導体装置の製造に使用されるリー
ドフレームの一部平面図である。これらの図において、
符号30a〜30dは第1の表示部、符号31a〜31
dは第2の表示部を示し、その他前出の図1、図2、図
4、図5と対応する部分にはそれと同一の符号が表示さ
れている。
【0039】図14及び図15から明らかなように、本
例の積層型半導体装置1は、第1の表示部30a〜30
d及び第2の表示部31a〜31dが封止樹脂2a〜2
dの2つのアウタリード配列面よりそれぞれ突出された
4個の半導体装置1a〜1dを4層に積層したことを特
徴とする。
【0040】1ピン端子6の位置を表示する1ピン端子
表示マーク5は、各層の半導体装置1a〜1dについ
て、第1の表示部30a〜30d上の同一位置に同一形
状の切欠をもって形成される。一方、当該半導体装置が
何段目に積層されるべきものであるのかを示す階層マー
ク4は、各半導体装置1a〜1dによって、第1の表示
部30a〜30d又は第2の表示部31a〜31dにく
ぼみの有無及び個数をもって形成される。
【0041】即ち、第1層の半導体装置1aについて
は、図15(a)に示すように、第1の表示部30aに
1つのくぼみ状の階層マーク4が形成され、第2の表示
部31aには何らのマークも形成されない。第2層の半
導体装置1bについては、図15(b)に示すように、
第1の表示部30bに2つのくぼみ状の階層マーク4が
形成され、第2の表示部31bには何らのマークも形成
されない。第3層の半導体装置1cについては、図15
(c)に示すように、第1の表示部30cには1ピン端
子表示マーク5のみが形成され、第2の表示部31cに
1つのくぼみ状の階層マーク4が形成される。第4層の
半導体装置1dについては、図15(d)に示すよう
に、第1の表示部30dには1ピン端子表示マーク5の
みが形成され、第2の表示部31dに2つのくぼみ状の
階層マーク4が形成される。
【0042】各半導体装置1a〜1dの1ピン端子6の
位置は、第1の表示部30a〜30dが突設された封止
樹脂2a〜2dの辺と1ピン端子表示マーク5の形成位
置とから、図15に表示された各半導体装置1a〜1d
の右辺に配置された各アウタリードのうちの最も下方に
配置されたアウタリードと特定することができる。
【0043】前記第1の表示部30a〜30d及び第2
の表示部31a〜31dも、リードフレームから形成さ
れる。図16は、最下段の半導体装置1aの製造に適用
されるリードフレーム10aの一部平面図であって、所
要の部分に第1の表示部30aの元になる第1の埋設片
32と第2の表示部31aの元になる第2の埋設片33
とが対向に形成されている。第1の埋設片32は、階層
マーク4であるくぼみと1ピン端子表示マーク5である
切欠とが形成された露出部32aと、封止樹脂2aによ
って封止される埋設部32bとから構成されており、埋
設部32bを樹脂封止した後、露出部32aが封止樹脂
2aから露出するように所定部分から切断して形成され
る。一方、第2の埋設片33は、封止樹脂2aから露出
する露出部33aと、封止樹脂2aによって封止される
埋設部33bとから構成されており、埋設部33bを樹
脂封止した後、露出部33aが封止樹脂2aから露出す
るように所定部分から切断して形成される。
【0044】本例の積層型半導体装置1は、前記第2実
施形態例に係る積層型半導体装置と同様の効果を有する
ほか、封止樹脂2a〜2dの相対向する2つの側面から
第1の表示部30a〜30dと第2の表示部31a〜3
1dとを突出させたので、これらの各表示部が放熱板と
して機能し、放熱性がより一層改善されるという効果が
ある。
【0045】なお、前記各実施形態例においては、4層
構造の積層型半導体装置を例にとって説明したが、半導
体装置の積層数については何ら制限されるものではな
く、必要に応じて任意の数の半導体装置を積層して積層
型半導体装置を構成することが可能である。
【0046】また、前記各実施形態例においては、最下
段の半導体装置のアウタリードの形状を面部を有するガ
ルウイング構造とし、この上に積層される半導体装置の
アウタリードの形状をこれに面接触可能なL字形とした
が、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、積
層型半導体装置を所要の配線基板に接続することがで
き、かつ所要のアウタリードを互いに面接触可能な形状
であれば、任意の形状に成形することができる。
【0047】次に、図17〜図20に基づいて、第4実
施形態例に係る半導体装置を説明する。本例の半導体装
置は、リードフレームの切断面をもって、封止樹脂の側
面部に、当該封止樹脂をモールドするに使用した金型の
キャビティ位置を表示したことを特徴とする。図17は
本例に係る半導体装置の製造に用いられるリードフレー
ムの平面図、図18は本例に係る半導体装置の第1の方
向から見た斜視図、図19は本例に係る半導体装置の第
2の方向から見た斜視図、図20は本例に係る半導体装
置を搭載したICカードの平面図である。
【0048】図18〜図20から明らかなように、本例
の半導体装置100は、封止樹脂101と、当該封止樹
脂101の相対向する2辺から突出されたアウタリード
102及び103と、当該封止樹脂101のアウタリー
ド突出辺に設けられた表示部104及び105とを有し
ている。なお、封止樹脂101の内部には、半導体素子
が封止されており、当該半導体素子の各端子と前記アウ
タリード102及び103とが電気的に接続されている
(図示省略)。また、アウタリード102及び103と
表示部104及び105とは、同一の材料をもって構成
されている。そして、図18及び図19に示した本例の
半導体装置100においては、封止樹脂101の一辺に
設けられた表示部104に、幅の広い1つのリードフレ
ームの切断面が露出され、これと対向する他の辺に設け
られた表示部105には、幅の狭い5つのリードフレー
ムの切断面が露出されている。
【0049】以下、本例の半導体装置100を作製する
に使用したリードフレームの構成を、図17に基づいて
説明する。図17から明らかなように、本例のリードフ
レーム110には、3行5列の半導体素子接続部111
AI〜111C5が形成されており、合計15個の半導体素
子を1ショットの成形サイクルで同時に樹脂封止できる
ように構成されている。
【0050】図17から明らかなように、第1行(上
段)第1列(左端)の半導体素子接続部111A1には、
半導体素子を設定するための透孔112を介して、その
左辺部の下側と右辺部の上側にそれぞれアウタリード1
02及び103が形成されると共に、左辺部のアウタリ
ード102と隣接する部分には切断後に表示部104と
なる1つのフレーム1131が形成され、右辺部のアウ
タリード103と隣接する部分には切断後に表示部10
5となる1つのフレーム1141が形成されている。第
1行第2列の半導体素子接続部111A2、第1行第3列
の半導体素子接続部111A3、第1行第4列の半導体素
子接続部111A4、第1行第5列の半導体素子接続部1
11A5は、右辺部のアウタリード103と隣接する部分
に形成されるフレームの数がそれぞれ2個、3個、4
個、5個となる点を除いて、第1行第1列の半導体素子
接続部111A1と同様に形成される。
【0051】第2行(中段)の各半導体素子接続部11
B1〜111B5は、それぞれ左辺部に2つのフレーム1
132が形成される点を除いて、第1行の各半導体素子
接続部111A1〜111A5と同様に形成される。また、
第3行(下段)の各半導体素子接続部111C1〜111
C5は、それぞれ左辺部に3つのフレーム1133が形成
される点を除いて、第1行の各半導体素子接続部111
A1〜111A5及び第2行の各半導体素子接続部111B1
〜111B5と同様に形成される。
【0052】このリードフレーム110は、周辺部に開
設された位置決め孔115を利用して図示しない樹脂封
止用の金型に取り付けられ、各半導体素子接続部ごとに
対応付けて形成された金型キャビティ内に溶融樹脂を射
出することによって、各半導体素子接続部に接続された
半導体素子が樹脂封止される。樹脂封止後のリードフレ
ーム110は、不要部分が切断され、所要のアウタリー
ド102,103及び表示部104,105を有する完
成品としての半導体装置100が取り出される。各半導
体装置100の各表示部104,105には、フレーム
113,114の分割数に応じたマークが表示される。
【0053】前記したように、フレーム113,114
の分割数は、リードフレーム110における各半導体素
子接続部の位置、ひいては樹脂封止に使用した金型キャ
ビティの位置を表しているから、各表示部104,10
5に表示されたマークを見ることによって、当該半導体
装置100がどの金型キャビティにて樹脂封止されたも
のかを容易に知ることができる。例えば、図18及び図
19に示した半導体装置には、表示部104に幅の広い
1つのリードフレームの切断面が露出され、表示部10
5に幅の狭い5つのリードフレームの切断面が露出され
ているので、これを見ることによって、第1行第5列の
金型キャビティにて樹脂封止された半導体装置であると
知ることができる。
【0054】これを利用すれば、ある半導体装置の封止
樹脂に欠陥が発生した場合に、どの金型キャビティにて
樹脂封止されたものであるかを容易に知ることができる
ので、金型キャビティを改修する等の対策を迅速にとる
ことができ、多数個取りの半導体装置の製造効率及び良
品の歩留まりを高めることができる。
【0055】図20は、本例の半導体装置をICカード
に実装した場合の平面図であって、アウタリード10
2,103にアンテナコイル120の両端部を接続して
なるICモジュール121が、プラスチックシートから
なるカード基体122によってケーシングされている。
【0056】なお、前記各実施形態例においては、リー
ドフレームの切断面をもって各表示部を形成したが、封
止樹脂の表面の凹凸や印刷によって表示部を形成するこ
とも勿論可能である。なお、封止樹脂の表面に凹凸を付
ける方法としては、金型キャビティのキャビティ面に、
封止樹脂の側面に表示しようとするコードデータ又は文
字と凹凸の向きが逆のコードデータ又は文字を刻設して
おくほか、刻印などの機械的方法や、レーザビームを照
射して書き込む等の光学的方法をとることもできる。ま
た、前記各実施形態例においては、各表示部にコードデ
ータを表示したが、文字(記号を含む)を表記すること
も勿論可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、リードフレーム
の一部を利用してコードデータの表示部を形成したの
で、封止樹脂を薄形化した場合にも封止樹脂の形成に悪
影響が生じにくく、半導体装置の薄形化に対処すること
ができる。また、樹脂封止型の半導体装置にとって必須
の構成要素であるリードフレームを利用して表示部を形
成するので、半導体装置の製造コストを上昇することな
く、コードデータ付きの半導体装置を得ることができ
る。
【0058】また、本発明の積層型半導体装置は、封止
樹脂の側面に表示部が露出された半導体装置を用いて積
層型半導体装置を構成したので、積層型半導体装置の組
立後に各層の半導体装置の表示部を確認することがで
き、各層の半導体装置の積層構造の適否、各層の半導体
装置の1ピン端子の位置等の確認を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る積層型半導体装置の斜視
図である。
【図2】第1実施形態例に係る積層型半導体装置の第1
の側面図である。
【図3】第1実施形態例に係る積層型半導体装置を構成
する各半導体装置に形成された表示部の説明図である。
【図4】第1実施形態例に係る積層型半導体装置の第2
の側面図である。
【図5】第4層の半導体装置の製造に適用されるリード
フレームの一部平面図である。
【図6】リードフレームの切断位置を示す要部平面図で
ある。
【図7】本発明に係る半導体装置の平面図である。
【図8】第1層の半導体装置の製造に適用されるリード
フレームの一部平面図である。
【図9】第2層の半導体装置の製造に適用されるリード
フレームの一部平面図である。
【図10】第3層の半導体装置の製造に適用されるリー
ドフレームの一部平面図である。
【図11】第2実施形態例に係る積層型半導体装置の斜
視図である。
【図12】第2実施形態例に係る積層型半導体装置を構
成する各半導体装置の平面図である。
【図13】第2実施形態例に係る半導体装置の製造に使
用されるリードフレームの一部平面図である。
【図14】第3実施形態例に係る積層型半導体装置の斜
視図である。
【図15】第3実施形態例に係る積層型半導体装置を構
成する各半導体装置の平面図である。
【図16】第3実施形態例に係る半導体装置の製造に使
用されるリードフレームの一部平面図である。
【図17】第4実施形態例に係る半導体装置の製造に用
いられるリードフレームの平面図である。
【図18】第4実施形態例に係る半導体装置の第1の方
向から見た斜視図である。
【図19】第4実施形態例に係る半導体装置の第2の方
向から見た斜視図である。
【図20】第4実施形態例に係る半導体装置を搭載した
ICカードの平面図である。
【符号の説明】
1 積層型半導体装置 1a〜1d 半導体装置 2a〜2d 封止樹脂 3a〜3d アウタリード 4a〜4d 表示部 5a〜5d 表示部 6 1ピン端子 10a〜10d リードフレーム 11 透孔 12a〜12d インナリード 13 ダムバー 14a〜14d パッケージ吊りリード 15a〜15d パッケージ吊りリード 20a〜20d 表示部 21 埋設片 21a 露出部 21b 埋設部 30a〜30d 第1の表示部 31a〜31d 第2の表示部 100 半導体装置 101 封止樹脂 102,103 アウタリード 104,105 表示部 110 リードフレーム 111 半導体素子接続部 112 113,114 フレーム 115 位置決め孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 泰雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 吉田 勇 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子と、当該半導体素子の各端子
    が電気的に接続された複数本のリードと、これら半導体
    素子及びリードを一体に封止する封止樹脂とからなる半
    導体装置において、前記封止樹脂の側面に、前記リード
    と同一材料をもって構成されたコードデータの表示部を
    設けたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体素子と、当該半導体素子の各端子
    が電気的に接続された複数本のリードと、これら半導体
    素子及びリードを一体に封止する封止樹脂とからなる半
    導体装置において、前記封止樹脂の側面に、当該封止樹
    脂の表面に表された凹凸をもって構成されたコードデー
    タ又は文字の表示部を設けたことを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体装置にお
    いて、前記表示部に表されたコードデータ又は文字が、
    当該半導体装置の1ピン端子の位置を表示したもの、又
    は当該半導体装置の種類を表示したもの、若しくはこれ
    らの両者からなるものであることを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の半導体装置にお
    いて、前記表示部に表されたコードデータ又は文字が、
    当該半導体装置の封止樹脂をモールドするに使用した金
    型のキャビティ位置を表示したものであることを特徴と
    する半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記表示部の端面を、前記封止樹脂の側面上に露出して
    配置したことを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記表示部を、前記封止樹脂の側面より外向きに突出さ
    せたことを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2に記載の半導体装置にお
    いて、前記表示部を、前記封止樹脂の一側面又は2以上
    の側面に設けたことを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体素子と、当該半導体素子の各端子
    が電気的に接続された複数本のリードと、これら半導体
    素子及びリードを一体に封止する封止樹脂とからなり、
    前記封止樹脂の側面にコードデータ又は文字の表示部が
    設けられた2以上の半導体装置を、前記表示部を同一方
    向に向けて積層し、これら各半導体装置のアウタリード
    を互いに電気的に接続したことを特徴とする積層型半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の積層型半導体装置にお
    いて、前記2以上の半導体装置として、前記表示部に表
    わされたコードデータ又は文字が互いに異なる半導体装
    置を積層したことを特徴とする積層型半導体装置。
JP10371381A 1998-06-18 1998-12-25 半導体装置及びこれを用いた積層型半導体装置 Withdrawn JP2000077574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015149341A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 日本電気株式会社 接続部材、電子部品及び情報表示方法

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