JP2000075854A - 画像処理装置、およびこれを用いたディスプレイ装置 - Google Patents

画像処理装置、およびこれを用いたディスプレイ装置

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JP2000075854A
JP2000075854A JP11061510A JP6151099A JP2000075854A JP 2000075854 A JP2000075854 A JP 2000075854A JP 11061510 A JP11061510 A JP 11061510A JP 6151099 A JP6151099 A JP 6151099A JP 2000075854 A JP2000075854 A JP 2000075854A
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Satoshi Hirotsune
聡 廣常
Tsutomu Muraji
努 連
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データを加工して意図する表示用のデー
タを新たに生成する場合に、従来は、高精度な演算処理
を高速で行うための処理回路を低価格で実現する。 【解決手段】 画像データを記憶するフレームメモリ1
02と、画像データを加工する場合の参照画素座標とフ
ィルタ係数とを予め記憶する加工用メモリ316を有
し、この加工用メモリ316の参照画素座標のデータが
フレームメモリ102に対して画像データの読み出しア
ドレスとして、また、フィルタ係数がフィルタ304に
それぞれ与えられて加工された画像データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを加工
して意図する表示用の画像データを新たに生成する画像
処理装置、およびこれを用いて画像を表示するディスプ
レイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プロジェクションTVのような
投写型のディスプレイ装置Mにおいては、図7に示すよ
うに、これを基台B上に所定の仰角θでもって載置し
て、そのディスプレイ装置Mからの光を所定距離Lだけ
離れたスクリーンS上に投写する。
【0003】従来、このような投写型のディスプレイ装
置Mとしては、CRTの光をスクリーンに直接投写する
ものが一般的であったが、近年では、液晶パネルやプラ
ズマ表示パネルといった画素構造をもつものをライトバ
ルブとして使用するものが提供されている。
【0004】ここで、投写型のディスプレイ装置Mを仰
向きに設置すると、図8(a)に示すように、ディスプレ
イ装置Mの表示パネル上での正規の画像A0が元々長方
形であっても、これをスクリーンS上に投写したときに
は、上辺が長い台形の歪んだ画像A1となり、画像A1
見ずらくなる。
【0005】したがって、このような画像A1の歪みを
補正してスクリーンS上で正規の画像A0が表示される
ようにする必要がある。
【0006】これには、図8(b)に示すように、正規の
画像A0を予め変形させて下辺の長い台形の画像A2を得
て、これをスクリーンS上に投写すると正規の長方形の
画像A0が表示される。
【0007】このように、歪み補正のために、予め正規
の画像A0を変形させた画像A2を作成(以下、この処理
を逆補正と称する)する技術に関して、従来のCRTな
どのディスプレイでは、画素構造を持たないので、偏向
コイルの磁界を変化することで画像が変形するため、逆
補正が容易であり、画像の歪み補正を比較的簡単に実施
することができる。
【0008】しかし、液晶やプラズマなどの画素構造を
持つ表示パネルを備えた投写型のディスプレイ装置Mで
は、画像信号をデジタル的に画像処理しないと、逆補正
した画像A2を得ることが難しい。
【0009】ここで、図8(b)に示したように、正規の
画像A0を逆補正した画像A2を作成するには、たとえ
ば、ある座標位置Qにあるデータを他の座標位置Pに再
度書き直す必要がある。その場合の両座標位置Q,Pの
関係は、投写型ディスプレイMの仰角θや投写距離Lな
どの設置条件に基づく幾何学的関係を用いれば理論的に
求めることができる。
【0010】ここで、画像データを格納するフレームメ
モリは、画素単位でしかデータを記憶することができ
ず、また、このフレームメモリから読み出される画像デ
ータを表示する表示パネルも画素構造をもつものでは、
画素単位でしかデータを表示できない。
【0011】したがって、画像を逆補正するために、フ
レームメモリに格納されているある画素位置Qのデータ
を単純な理論計算でもって表示パネル上の画素位置Pと
対応付けた場合には、その求めた座標位置Pの値が小数
点以下の端数をもつことがあり、そのときには、その求
めた座標位置Pには表示パネル上の実際の画素が存在し
ないため、データを書き込めないことになる。
【0012】そこで、図9に示すように、予めP点を表
示パネル上において実際に表示画素が存在する座標位置
として設定し、これを基準として、逆にフレームメモリ
上のQ点の座標位置を求める。この場合、その座標位置
Qは、単に計算上求めた値であるから、フレームメモリ
の画素上の座標位置に常に一致するとは限らず、実際に
各画素がある座標位置Q1,Q2,…からずれることがあ
る。すると、この座標位置Q上には実データが存在しな
いことになる。
【0013】そこで、このような場合には、この座標位
置Qから周辺画素(ここでは4画素)の座標位置Q1〜Q4
を求め(以下、このような座標位置Q1〜Q4を参照画素
座標と称する)、これらの各参照画素座標Q1〜Q4に格
納されている実データに基づいてQ点の座標位置のデー
タを補間処理により作成する(以下、このデータ補間処
理をフィルタリングと称する)。
【0014】たとえば、各参照画素座標Q1〜Q4のデー
タをそれぞれD1〜D4とすると、逆補正に必要な座標位
置QのデータDは、次のようにして算出される。
【0015】 D=a1・D1+a2・D2+a3・D3+a4・D4 (1) ただし、a1〜a4はフィルタ係数(重み付け係数)で、a1
a2+a3+a4=1である。
【0016】そして、このフィルタリングにより座標位
置Q上のデータDが作成されると、このデータDを座標
位置Pに再度書き直せば、画像を逆補正して表示するこ
とができる。
【0017】このようなフィルタリングを全画素に対し
て行えば、表示パネル上には逆補正された画像A2が得
られるため、これをスクリーンS上に投影すると歪みの
ない正規の画像A0が投写される。
【0018】図10は、このような歪画像を補正する機
能を有する従来の投写型ディスプレイM、特にライトバ
ルブとして液晶パネルを備えた画像処理回路の構成を示
すブロック図である。
【0019】図中、81は入力される映像信号を画像デ
ータとしてデジタル化するADコンバータ、82は画像
データをアナログ化して出力するDAコンバータ、8
3,84は画像データを格納するめたのRAM、85は
画像データを画像処理するとともに、各部を制御するC
PUである。
【0020】RAM83,84を一対設けているのは、
一方のRAMたとえば83にADコンバータ81からデ
ータを転送している間は、そのRAM83にはCPU8
5がアクセスできないので、他方のRAM84を設けて
これにアクセスすることで、見掛け上、ADコンバータ
81とCPU85とが同時アクセスできるからである。
【0021】この構成において、入力される映像信号
は、ADコンバータ81でデジタル化され、その画像デ
ータがRAM83または84に書き込まれる。
【0022】CPU85は、RAM83または84の画
像データを読み出し、その画像データの逆補正を行い、
この逆補正した画像データを再度RAM83または84
に書き込む。そして、RAM83または84から逆補正
された画像データをDAコンバータ82に転送し、DA
コンバータ82から逆補正された映像信号を出力する。
【0023】図11は、CPU85の画像処理手順を示
すフローチャートである。
【0024】図7で示した仰角θや投写距離Lなどの設
置条件を予め入力する(ステップ1)。これは、ディス
プレイ装置Dの設置時に一回だけ行えばよい。
【0025】次に、画素を示すポインタを初期化する
(以下、出力画素ポインタ初期化という)(ステップ
2)。
【0026】ここでは、出力画素ポインタは、たとえば
図8に示す画像A0については、そのトップライン左端
の画素からボトムライン右端の画素まで、TVのラスタ
走査と同じように、1画素ずつ指定していくので、最初
は、トップライン左端の画素を指し示すように初期化さ
れる。
【0027】続いて、出力画素ポインタの値から1フレ
ーム分の画素処理が終了したか否かを判断し、1フレー
ム分の画像処理が終了していなければ、ステップ4,5
の画像処理のルーチンに進む。なお、1フレーム分の画
像処理が終了していれば、次のフレームの表示のため
に、再度、ステップ2に戻る。
【0028】ステップ3で、未だ1フレーム分の画像処
理が終了していないと判断された場合には、CPU85
は、ステップ1で入力された設置条件から、参照画素座
標とフィルタ係数とを算出する(ステップ4)。たとえ
ば、図9の例で、出力画素ポインタがP点の座標位置に
ある画素を指定したとすると、このときには、参照画素
座標Q1〜Q4とフィルタ係数a1〜a4とを算出する。
【0029】続いて、逆補正に必要な座標位置のデータ
を、参照画素座標にあるデータに基づいて作成する。つ
まりフィルタリングを行う(ステップ5)。たとえば、図
9の例では、逆補正に必要な座標位置QのデータDを、
その周辺の参照画素座標Q1〜Q4の各データD1〜D4
基づいて、フィルタ係数a1〜a4を用いて前述の(1)式に
示すようにして演算する。
【0030】そして、このデータDをRAM83または
84上の逆補正に必要な所定の座標位置に書き直す。た
とえば、図9の例では、座標位置Qで得たデータDをP
点の座標位置に書き込んだ後、ステップ3に戻る。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上記の例では、CPU
85が図11のフローチャートに示した全ての演算処理
を行うので、乗算器などを別途使用しなくても高精度な
フィルタ係数などの演算が可能で、コスト的にも有利で
ある。
【0032】しかし、CPU85に演算処理の全てを負
担させると、その処理能力に限界があるので、高精細な
動画処理を行うような場合には、フレームレートが低下
して動きがスムースでなくなる。逆に、フレームレート
を確保する上では、処理対象となる画素数を少なくすれ
ばよいが、そうすると解像度が低下して画質が損なわれ
るという問題点がある。
【0033】また、すべての演算をハードウェアで実現
すると画質の問題はなくなるものの、非常に大規模なハ
ードウェアとなってコストアップや装置の大型化を招く
ため得策でない。
【0034】従来の投写型ディスプレイ装置の画像処理
装置は上記のような理由で画質とコストとを両立させる
ことが難しかった。
【0035】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、画質とコストを両立させるようにすることを課題
とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像処理装置は、フィルタリングに必要な
参照画素座標とフィルタ係数とを予めメモリに記憶して
おき、補正した画像を表示するときには、前記参照画素
座標に基づいて決まる画素データと前記フィルタ係数と
を用いて補正が必要なデータを演算して求めることによ
り、画質とコストの両立を図るものである。
【0037】具体的な構成として、請求項1記載の画像
処理装置は、画像データを記憶するフレームメモリと、
前記画像データを加工する場合の参照画素座標を予め記
憶する加工用メモリを有し、この加工用メモリの前記参
照画素座標のデータが前記フレームメモリに対して画像
データの読み出しアドレスとして与えられることを特徴
としている。
【0038】請求項2記載の画像処理装置は、請求項1
記載の構成において、前記フレームメモリから読み出さ
れる画像データをフィルタリングするフィルタを備え、
このフィルタのフィルタ係数が前記参照画素座標ととも
に前記加工用メモリに格納されていることを特徴として
いる。
【0039】請求項3記載の画像処理装置は、請求項1
または請求項2記載の構成において、前記加工用メモリ
に格納されている前記参照画素座標と前記フィルタ係数
のいずれか一方または双方は、少なくとも1フレーム分
の画素データ生成分に必要な分だけ格納されていること
を特徴としている。
【0040】請求項4記載の画像処理装置は、請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載の構成において、前記
加工用メモリは、1画素の画像データ生成に対して複数
の前記参照画素座標と複数の前記フィルタ係数のどちら
か一方または双方を同時に出力することを特徴としてい
る。
【0041】請求項5記載のディスプレイ装置は、請求
項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理装置
と、この画像処理装置で画像処理された画像データを表
示するディスプレイとを具備することを特徴としてい
る。
【0042】請求項6記載のディスプレイ装置は、請求
項5記載の構成において、前記ディスプレイは、投射型
のものであることを特徴としている。
【0043】請求項7記載のディスプレイ装置は、請求
項5または請求項6記載の構成において、前記ディスプ
レイはドットマトリクス構造を持つことを特徴としてい
る。
【0044】
【発明の実施の形態】<実施形態1>図1は本発明の実
施形態1に係り、液晶やプラズマなどの画素構造を持つ
表示パネルを備えた投写型のディスプレイ装置の画像処
理回路の部分を示すブロック図である。
【0045】図1において、301はADコンバータ、
102はフレームメモリ、304はフィルタ、305は
DAコンバータ、316は加工用メモリとしてのRA
M、310はCPUである。
【0046】フレームメモリ102は、画像データを高
速処理できるように、すなわち、画像データの並列的な
書き込み、および読み出しが行えるように、4つのブロ
ック111〜114に分かれており、各々のブロック1
11〜114は、それぞれ1フレーム分の画像データが
記憶できるようになっている。
【0047】RAM316には、投写型ディスプレイ装
置をある一定の仰角θと投写距離Lに設定した場合の設
置条件に基づいて求まる参照画素座標とフィルタ係数の
全画素分の値が予め記憶されている。
【0048】すなわち、CPU310は、逆補正に必要
な座標位置を全画素について予め計算する。そして、そ
の座標位置の整数部から周辺画素である参照画素座標を
決定し、また、小数部からフィルタ係数を算出する。そ
して、これらの参照画素座標とフィルタ係数とをRAM
316に格納している。
【0049】たとえば、図9に示した例において、直線
補間法を用いる場合、補間すべき点Pについて必要なデ
ータは、その周辺の4つの参照画素座標Q1〜Q4の各
データD1〜D4であり、また、フィルタ係数a1〜a4は参
照画素座標Q1〜Q4の小数部そのものとなる。したがっ
て、RAM316からは、こうして予め求められた参照
画素座標がフレームメモリ102の各ブロック111〜
114に対する読み出しアドレスとして同時に供給され
ることで、それに対応するデータが読み出される。
【0050】なお、逆補正に必要な4つのデータD1〜
D4は、補間すべき点Pに関して図9に示したように最
近傍の参照画素座標Q1〜Q4のデータに限るものでは
なく、補正の程度によっては、補間すべき点Pから数画
素分離れた位置にあるデータであってもかまわない。
【0051】また、この実施形態1のフィルタ304
は、デジタルフィルタで構成されている。すなわち、こ
のフィルタ304は、本例の場合、前述の(1)式で示し
たような演算を行うもので、4つの乗算器411〜41
4、および1つの加算器420からなり、各乗算器41
1〜414のフィルタ係数a1〜a4がRAM316から与
えられるようになっている。
【0052】次に、図1の構成の投写型のディスプレイ
装置において、画像を投写する場合の映像信号の処理動
作について説明する。
【0053】入力される映像信号は、ADコンバータ1
01でディジタル化された後、フレームメモリ102に
書き込まれる。その際、各ブロック111〜114には
同じデータが同時に書き込まれる。
【0054】フレームメモリ102に対する読み出しア
ドレスは、RAM105から供給される。すなわち、逆
補正のための座標位置にあるデータを作成するために
は、その座標位置の周辺にある参照画素座標(4画素分)
にあるデータの読み出しが必要なため、RAM316か
らは4画素分の参照画素座標のデータが読み出しアドレ
スとして各ブロック111〜114に与えられる。
【0055】これに応じてフレームメモリ102の各ブ
ロック111〜114からは、この4画素分のデータが
並列的に同時に読み出されてフィルタ304に供給され
る。
【0056】この場合、逆補正に必要な4つのデータD
1〜D4は、前述のように、補間すべき点Pに関して図
9に示したように最近傍の参照画素座標Q1〜Q4のデ
ータに限るものではなく、補正の程度によっては、補間
すべき点Pから数画素分離れた位置にあるデータである
場合もある。
【0057】また、RAM316からは参照画素座標に
対応するフィルタ係数も同時に読み出されてフィルタ3
04の各乗算器411〜414に供給される。
【0058】これにより、フィルタ304からは、フィ
ルタリングされたデータがDAコンバータ305に供給
されて映像信号が生成される。
【0059】このように、この実施形態1では、演算時
間のかかる参照画素座標の計算を予め行ってRAM31
6に格納しているので、フレームメモリ102かRAM
316の内のいずれか長い方のサイクルタイムでフィル
タリング処理される。そのため、高精細な動画の処理が
高画質に行うことができる。
【0060】<実施形態2>図2は本発明の実施形態2
に係り、液晶やプラズマなどの画素構造を持つ表示パネ
ルを備えた投写型ディスプレイ装置の画像処理回路の部
分を示すブロック図であり、図1に示した実施形態1に
対応する部分には同一の符号を付す。
【0061】この実施形態2のディスプレイ装置におけ
る画像処理回路は、フレームメモリ202を備えるが、
このフレームメモリ202は、実施形態1のように1フ
レーム分の画像データを格納する4つのブロック111
〜114が設けられておらず、全体で1フレーム分の画
像データを格納するようになっている。
【0062】したがって、このフレームメモリ202に
記憶されている画像データの読み出しアドレスとなる4
つの参照画素座標のデータは、RAM316から時分割
で4サイクル分出力される。なお、この実施形態2の場
合も、逆補正に必要な4つのデータD1〜D4は、補間
すべき点Pに関して図9に示したように最近傍の参照画
素座標Q1〜Q4のデータに限るものではなく、補正の
程度によっては、補間すべき点Pから数画素分離れた位
置にあるデータであってもかまわない。
【0063】さらに、この実施形態2では、フレームメ
モリ202から時分割で読み出される各データを一時的
に格納するレジスタ部203が設けられている。このレ
ジスタ部203は、1画素分に相当するデータを個別に
格納する4つのレジスタ211〜214で構成されてお
り、各レジスタ211〜214の出力がフィルタ304
を構成する乗算器411〜414に個別に接続されてい
る。
【0064】RAM316には、投写型ディスプレイ装
置をある一定の仰角θと投写距離Lに設定した場合の設
置条件に基づいて求まる参照画素座標とフィルタ係数の
全画素分の値が予め登録されているなど、その他の構成
部分は、図1に示した実施形態1の場合と同様であるか
ら、詳しい説明は省略する。
【0065】次に、図2の構成の投写型のディスプレイ
装置において、画像を投写する場合の映像信号の処理動
作について説明する。
【0066】入力される映像信号は、ADコンバータ3
01でディジタル化された後、フレームメモリ202に
書き込まれる。
【0067】フレームメモリ202に対する読み出しア
ドレスは、RAM316から供給される。すなわち、逆
補正のための座標位置にあるデータを作成するために
は、その座標位置の周辺にある参照画素座標(4画素分)
にあるデータの読み出しが必要なため、RAM316か
らは4クロックで4画素分のアドレスが順次で出力され
る。これに応じてフレームメモリ202からはこの4画
素分のデータが順次シリアルで読み出され、各レジスタ
211〜214に個別的に格納された後、フィルタ30
4に供給される。
【0068】この場合、逆補正に必要な4つのデータD
1〜D4は、前述のように、補間すべき点Pに関して図
9に示したように最近傍の参照画素座標Q1〜Q4のデ
ータに限るものではなく、補正の程度によっては、補間
すべき点Pから数画素分離れた位置にあるデータである
場合もある。
【0069】さらに、上記と並行して、RAM316か
らは、フィルタ係数も読み出されてフィルタ304の各
乗算器411〜414に与えられるため、このフィルタ
304からは、フィルタリングされたデータがDAコン
バータ305に供給されて映像信号が生成される。
【0070】このように、この実施形態2では、実施形
態1の場合と同様、演算時間のかかる参照画素座標の計
算を予め行ってRAM316に格納しているので、フレ
ームメモリ202の4倍のサイクルタイムかRAM31
6のサイクルタイムのいずれか長い方でフィルタリング
できる。フレームメモリ202にバーストアクセスが可
能なタイプを用いれば、より一層高速な画像処理が可能
であり、高精細な動画の処理が高画質に行うことができ
る。
【0071】<実施形態3>図3は本発明の実施形態3
に係り、液晶やプラズマなどの画素構造を持つ表示パネ
ルを備えた投写型ディスプレイ装置の画像処理回路の部
分を示すブロック図であり、図1に示した実施形態1に
対応する部分には同一の符号を付す。
【0072】この実施形態3のディスプレイ装置におけ
る画像処理回路は、1フレーム分の画像データを格納す
る2つのフレームメモリ302,303を備え、各フレ
ームメモリ302,303の前後には、書き込みバス切
り換え用のスイッチ307と読み出しバス切り換え用の
スイッチ308とがそれぞれ配置されている。さらに、
加工用メモリとしてのROM306を備えている。
【0073】フレームメモリ302,303を2個設け
ているのは、読み出しと書き込みが同時にできないタイ
プのRAMを使用しているためで、一方が書き込み状態
の時には、他方は読み出し状態となっている。このた
め、スイッチ307,308は相補的に動作し、たとえ
ばスイッチ307が一方のRAM302(303)を選択
してデータ書き込みを許容するときには、スイッチ11
0は他方のRAM303(302)を選択してデータ読み
出しを許容するようになっている。
【0074】なお、メモリがデータの書き込み読み出し
を並行して行えるバイポートメモリのようなものでは、
メモリは一つでよく、このときにはスイッチ307,3
08は省略可能である。
【0075】ROM306には、実施形態1,2でのR
AM316の場合と同様、投写型ディスプレイ装置をあ
る一定の仰角θと投写距離Lに設定した場合の設置条件
に基づいて求まる参照画素座標とフィルタ係数の全画素
分の値が予め登録されている。
【0076】また、この実施形態3のフィルタ304も
前述の実施形態1,2の場合と同様な構成であって、図
4に示すように、4つの乗算器411〜414、および
1つの加算器420からなり、各乗算器411〜414
の各フィルタ係数a1〜a4はROM306から与えられる
ようになっている。
【0077】その他の構成部分は、図1に示した実施形
態1の場合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
【0078】次に、図3の構成の投写型のディスプレイ
装置において、画像を投写する場合の映像信号の処理動
作について説明する。
【0079】入力される映像信号は、ADコンバータ3
01でディジタル化された後、フレームメモリ302ま
たは303に書き込まれる。
【0080】フレームメモリ302,303は、切り換
えスイッチ307,308により、1フレームごとに書
き込み状態と読み出し状態とが切り換えられる。
【0081】各フレームメモリ303,303に対する
読み出しアドレスは、ROM306から出力される。す
なわち、逆補正のための座標位置にあるデータを作成す
るためには、その座標位置の周辺にある参照画素座標
(4画素分)にあるデータの読み出しが必要なため、RO
M306からは4サイクルで4画素分のアドレスが出力
され、これに応じてフレームメモリ302または303
からはこの4画素分のデータが順次読み出され、切り換
えスイッチ308を通ってフィルタ304に供給され
る。
【0082】これと同時に、ROM306からは、フィ
ルタ係数も同時に読み出されてフィルタ304に与えら
れるため、このフィルタ304からは、フィルタリング
されたデータがDAコンバータ305に供給されて表示
パネルへの映像信号が生成される。
【0083】この実施形態3では、演算時間のかかる参
照画素座標の計算を予め行って、参照画素座標とこれに
対応するフィルタ係数とをROM306に格納している
ので、ROM306のアクセスタイムでフィルタリング
できる。そのため、高精細な動画の処理が画質劣化を伴
うことなく行うことができ、参照画素座標を変えるだけ
で、拡大縮小などの多様な画像変換が可能である。
【0084】さらに、参照画素座標の計算を行う大規模
なハードウェアが必要ないため、大幅なコストダウンが
可能である。
【0085】<実施形態4>図5は本発明の実施形態4
における投写型ディスプレイ装置の画像処理回路を示す
ブロック図であり、図3に示した実施形態3に対応する
部分には同一の符号を付す。
【0086】この実施形態4の特徴は、図3の構成のR
OM306に代えて、加工用メモリとしてRAM316
を設けるとともに、このRAM316を制御するCPU
310がスイッチ312を介して接続されていることで
ある。
【0087】RAM316の構成は、実施形態1,2の
場合と同様、投写型ディスプレイ装置をある一定の仰角
θと投写距離Lに設定した場合の設置条件に基づいて求
まる参照画素座標とフィルタ係数の全画素分の値が予め
登録されている。
【0088】その他の構成は、図3に示した実施形態3
の場合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
【0089】CPU310は、図7で示したような投写
型ディスプレイ装置Mの仰角θや投写距離Lなどの設置
条件が設定されると、図11に示したステップ1〜ステ
ップ4までの処理を事前に行って全画素について参照画
素座標とフィルタ係数とを算出し、これをスイッチ31
2を介してRAM116に書き込む。
【0090】そして、スクリーンなどに透写する場合に
は、スイッチ312が切り換わってRAM316はCP
U310から切り離され、RAM316がフレームメモ
リ302とフィルタ304に接続され、RAM316か
らの参照画素座標のデータが各フレームメモリ302,
303に与えられるとともに、同じくRAM316から
読み出されたフィルタ係数のデータがフィルタ304に
与えられる。
【0091】この実施形態4の場合も、実施形態3の場
合と同様に、演算時間のかかる参照画素座標の計算をデ
ィスプレイ装置の設置時に予め行ってRAM316に格
納しているので、RAM316のアクセスタイムでフィ
ルタリングできる。そのため、高精細な動画の処理が画
質劣化なく行える。
【0092】しかも、この実施形態4では、実施形態
1,2の場合と同様に、RAM316を使用しているの
で、設置条件θ,Lを変えたような場合でも、その場で
容易に参照画素座標やフィルタ係数の内容を変更するこ
とができる。また、拡大、縮小などの多様な画像変換が
可能で柔軟に対応することができる。
【0093】さらに、参照画素座標の計算を行う大規模
なハードウェアが必要ないため大幅なコストダウンが可
能である。
【0094】<実施形態5>図6は本発明の実施形態5
における液晶投写型ディスプレイ装置の画像処理回路を
示すブロック図であり、図3に示した実施形態3に対応
する部分には同一の符号を付す。
【0095】この実施形態5の特徴は、実施形態3の構
成と比較するとフィルタが省略されており、また、加工
用メモリとしてのROM306には、逆補正に必要な座
標位置に対応する参照画素座標として実施形態3,4の
ような周辺の4画素分でなく1画素分の座標のみをそれ
ぞれ格納している。たとえば、図9において、逆補正に
必要なある一つの座標位置Qに対応して一つの参照画素
座標Q1のデータのみを格納している。
【0096】その他の構成は、図3に示した実施形態3
の場合と同様であるから詳しい説明は省略する。
【0097】この実施形態5では、演算時間のかかる参
照画素座標の計算を予め行ってROM306に格納して
いるので、ROM306のアクセスタイムで画像処理で
きる。
【0098】ただし、実施形態1〜4のようなフィルタ
リングを行わないため、画質は幾分劣化するが、回路構
成が簡単になる分、低コストで実現することができる。
【0099】なお、上記の各実施形態1〜5は、投写型
のディスプレイ装置の画像処理回路において逆補正をす
る場合の動作について説明したが、本発明はこのような
投写型のディスプレイ装置の画像処理回路に限定される
ものでなく、映像信号に基づく画像データを加工して意
図する表示用の画像データを新たに生成する画像処理回
路にも広く適用可能である。
【0100】さらに、本発明は任意の画素間の演算処理
が可能なため、画像の歪みを無くすための逆補正処理だ
けでなく、拡大処理や縮小処理にも適用可能であり、さ
らに、画像の回転、画像歪みの補正についても、高精細
な動画に対して高画質に行うことができる。
【0101】また、これらの各実施形態1〜5では、A
Dコンバータ301およびDAコンバータ305を設け
ているが、ディジタル映像信号を取り扱う場合には、こ
れらのADコンバータ301やDAコンバータ305は
省略可能である。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号に基づく画像
データを加工して意図する表示用の画像データを新たに
生成する画像処理装置において、画質とコストを両立で
き、かつ、画像生成のための多様な条件に対応できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る投写型ディスプレイ
装置の画像処理回路の部分を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態2に係る投写型ディスプレイ
装置の画像処理回路の部分を示すブロック図
【図3】本発明の実施形態3に係る投写型ディスプレイ
装置の画像処理回路の部分を示すブロック図
【図4】図3の回路のフィルタの具体的構成を示すブロ
ック図
【図5】本発明の実施形態4に係る投写型ディスプレイ
装置の画像処理回路の部分を示すブロック図
【図6】本発明の実施形態5に係る投写型ディスプレイ
装置の画像処理回路の部分を示すブロック図
【図7】投写型ディスプレイ装置を設置した状態を示す
【図8】 正規の画像と、スクリーンに投写した場合の
歪み画像と、歪みを補正するための画像との関係を示す
説明図
【図9】逆補正した画像を得るための参照画素座標の関
係を示す説明図
【図10】従来の投写型のディスプレイ装置の画像処理
回路部分を示すのブロック図
【図11】従来の投写型のディスプレイ装置において、
参照画素座標とフィルタ係数の演算方法のフローチャー
【符号の説明】
301…ADコンバータ、102,202,302,3
03…フレームメモリ、203…レジスタ部、211〜
214…レジスタ、304…フィルタ、411〜414
…乗算器、420…加算器、305…DAコンバータ、
316…RAM(加工用メモリ)、310…CPU。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶するフレームメモリを
    有し、このフレームメモリの画像データを加工して意図
    する表示用の画像データを新たに生成する画像処理装置
    において、 前記画像データを加工する場合の参照画素座標を予め記
    憶する加工用メモリを有し、この加工用メモリの前記参
    照画素座標のデータが前記フレームメモリに対して画像
    データの読み出しアドレスとして与えられることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記フレームメモリから読み出される画像データをフィ
    ルタリングするフィルタを備え、このフィルタのフィル
    タ係数が前記参照画素座標とともに前記加工用メモリに
    格納されていることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像処理
    装置において、 前記加工用メモリに格納されている前記参照画素座標と
    前記フィルタ係数のいずれか一方または双方は、少なく
    とも1フレーム分の画素データ生成分に必要な分だけ格
    納されていることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の画像処理装置において、 前記加工用メモリは、1画素の画像データ生成に対して
    複数の前記参照画素座標と複数の前記フィルタ係数のど
    ちらか一方または双方を同時に出力することを特徴とす
    る画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の画像処理装置と、この画像処理装置で画像処理され
    た画像データを表示するディスプレイとを具備すること
    を特徴とするディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のディスプレイ装置におい
    て、 前記ディスプレイは、投射型のものであることを特徴と
    するディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6記載のディスプ
    レイ装置において、 前記ディスプレイはドットマトリクス構造を持つことを
    特徴とするディスプレイ装置。
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