JP2000075533A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

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JP2000075533A
JP2000075533A JP10244028A JP24402898A JP2000075533A JP 2000075533 A JP2000075533 A JP 2000075533A JP 10244028 A JP10244028 A JP 10244028A JP 24402898 A JP24402898 A JP 24402898A JP 2000075533 A JP2000075533 A JP 2000075533A
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浩敏 上杉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 表面層の耐摩耗性及び潤滑性が向上し、長寿
命で高画質な電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 表面層が式(1)のシロキサンユニット
を2つ有し、シロキサンユニット同士が−O−PA −C
O−O−鎖(式中、PA はポリアリレート鎖を示す。)
により側鎖で結合しているシロキサン化合物を含有する
電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装
置。 {式中、R1、R2、R5及びR6は水素原子、ハロゲン原
子などを示し、R3及びR4は水素原子、ハロゲン原子及
び式(2)(式中、R7乃至R11は単結合、水素原子、
ハロゲン原子などを示す。)で示される2価以上の基で
あり、m及びnは正の整数を示す。}

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体、及
び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び
電子写真装置に関し、詳しくは特定の化合物を含有する
表面層を有する電子写真感光体、及び該電子写真感光体
を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な有機光導電性化合物を有す
る電子写真感光体の開発が盛んに行われている。例え
ば、米国特許3837851号明細書にはトリアリルピ
ラゾリンを含有する電荷輸送層を有する感光体、米国特
許3871880号明細書にはペリレン顔料の誘導体を
含有する電荷発生層と、電荷輸送層とを有する感光体等
が記載されている。
【0003】有機光導電性化合物は、化合物によって感
度を有する波長域が異なり、例えば、特開昭61−27
2754号公報及び特開昭56−167759号公報に
は可視領域に高い感度を有する化合物が開示されてお
り、また特開昭57−19576号公報及び特開昭61
−228453号公報には赤外領域にまで感度を有する
化合物が開示されている。これらの材料のうち、赤外領
域に感度を示すものは、レーザービームプリンターやL
EDプリンターに使用されその需要頻度は高くなってき
ている。一方、当然のことながら、電子写真感光体には
適用される電子写真プロセスに応じた感度、電気的特
性、機械的特性、更には光学的特性を備えていることが
要求される。特に繰り返し使用される電子写真感光体の
表面には帯電、露光、現像、転写及びクリーニング等の
電気的、機械的外力が直接加えられるため、それらに対
する耐久性が要求される。
【0004】具体的には帯電時に発生するオゾンや窒素
酸化物による劣化や、放電やクリーニングによる表面の
摩耗や傷といった電気的及び機械的劣化に対する耐久性
が求められている。中でも、比較的低い硬度を有するも
のが多い有機系の感光体の耐久性を向上させるための重
要な要因として、感光体表面の潤滑性と用いる樹脂の強
度が挙げられる。
【0005】潤滑性の向上については、特開平5−72
753号公報及び特開平6−136108号公報にポリ
カーボネートの主鎖にシロキサン鎖を共重合させる方法
が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シロキサン構
造を主鎖として共重合して潤滑性等を改善しようとする
と、その量比により差は生じるものの、ポリカーボネー
ト樹脂本来の機械的強度が低下してしまうことがあっ
た。摩耗性は表面層の強度と潤滑性との関係で決まるの
で、感光体の耐久性向上のためには、潤滑性の向上と樹
脂の強度低下の低減を両立させる必要がある。
【0007】また、使用前の感光体は、表面が非常に均
一であるためクリーニングブレードとの密着性が高い
(使用を開始した後は、表面が削れて粗面化されるこ
と、あるいはトナーや摩耗粉が存在すること等により、
感光体表面とクリーニングブレードの潤滑性がやや改善
される)ので、使用初期の潤滑性を高くしておかない
と、ブレード反転やブレード鳴き等のトラブルが発生し
易い。特に、高湿環境では摩擦係数が高くなるのでこの
問題は顕著である。
【0008】更に、表面層の潤滑性を向上させること
は、トナーや紙粉等の付着抑制の効果もあり、表面層の
摩耗による短寿命化のみならず、付着物等によって引き
起こされる画像不良による短寿命をも防ぐことができ
る。
【0009】本発明の目的は、優れた潤滑性及び強度を
有し、長寿命で高画質な電子写真感光体、及び該電子写
真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、支持体
上に感光層を有する電子写真感光体において、該電子写
真感光体の表面層が、下記式(1)で示されるシロキサ
ンユニットを少なくとも2つ有し、該シロキサンユニッ
ト同士が−O−PA −CO−O−鎖(式中、P A はポリ
アリレート鎖を示す。)により側鎖で結合しているシロ
キサン化合物を含有することを特徴とする電子写真感光
体である。
【0011】
【化7】 {式中、R1 、R2 、R5 及びR6 は同一または異なっ
て、水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無置換のア
ルキル基及び置換もしくは無置換のアリール基を示し、
3 及びR4 は同一または異なって、水素原子、ハロゲ
ン原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしく
は無置換のアリール基及び下記式(2)
【0012】
【化8】 (式中、R7 乃至R11は同一または異なって、単結合、
水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキ
ル基及び置換もしくは無置換のアリール基を示し、R7
乃至R11の少なくともひとつは単結合を示す。)で示さ
れる2価以上の基であり、(SiO)n に結合するR3
及びR4 のうちの少なくともひとつは該2価以上の基で
あり、m及びnは正の整数を示す。}
【0013】また、本発明は、上記電子写真感光体を有
するプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】式(1)及び(2)中、ハロゲン
原子としてはフッ素原子、塩素原子及び臭素原子等が挙
げられ、アルキル基としてはメチル基、エチル基、プロ
ピル基及びブチル基等が挙げられ、アリール基としては
フェニル基及びナフチル基等が挙げられる。
【0015】上記アルキル基及びアリール基が有しても
よい置換基としては、メチル基、エチル基、プロピル基
及びブチル基等のアルキル基、フェニル基及びナフチル
基等のアリール基、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子
等のハロゲン原子等が挙げられる。
【0016】式(1)中、R1 及びR2 はそれぞれ1分
子中に2種以上存在してもよい。つまり、2種以上の
【0017】
【化9】 が1分子中に存在してもよい。
【0018】また、m及びnは正の整数を示し、m+n
が2〜200であることが好ましく、特には10〜10
0であることが好ましい。2に満たない場合は、十分な
潤滑性が得られにくく、200を超えると十分な機械的
強度が得られにくくなる。
【0019】また、式(1)中、ポリアリレート鎖とは
全芳香族系のポリエステルからなるポリマー鎖であり、
好ましくは下記式(3)
【0020】
【化10】 (式中、X1 は単結合、−O−、−S−及び置換もしく
は無置換のアルキリデン基を示し、R12乃至R23は同一
または異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換もしく
は無置換のアルキル基及び置換もしくは無置換のアリー
ル基を示す。)で示される構成単位を有する。
【0021】式(3)中、単結合とは式中の2つのベン
ゼン環を直接結合することを示し、アルキリデン基とし
ては、エチリデン基、イソプロピリデン基、シクロペン
チリデン基及びシクロヘキシリデン基等を示す。また、
ハロゲン原子、アルキル基及びアリール基は、式(1)
及び(2)のものと同様である。
【0022】上記アルキリデン基、アルキル基及びアリ
ール基が有してもよい置換基としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基及びブチル基等のアルキル基、フェニ
ル基及びナフチル基等のアリール基、フッ素原子、塩素
原子及び臭素原子等のハロゲン原子等が挙げられる。
【0023】本発明においては、n個のR3 及びR4
うちの少なくともひとつが式(2)で示される2価以上
の基であるが、潤滑性の点からは該2価以上の基は10
個以下であること、即ち、2つのシロキサンユニットを
結合するポリアリレート鎖が10個以下であることが好
ましい。
【0024】本発明に用いられるシロキサン化合物(以
下、本発明のシロキサン化合物ともいう)は、下記式
(4)
【0025】
【化11】 (式中、R24乃至R31は同一または異なって、水素原
子、ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基及
び置換もしくは無置換のアリール基を示し、q個のR27
及びR28のうちの少なくともひとつは置換もしくは無置
換の水酸基を有するフェニル基を示し、p及びqは正の
整数を示す。)で示されるシロキサン化合物、下記式
(5)
【0026】
【化12】 (式中、X2 は単結合、−O−、−S−及び置換もしく
は無置換のアルキリデン基を示し、R32乃至R39は同一
または異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換もしく
は無置換のアルキル基及び置換もしくは無置換のアリー
ル基を示す。)で示されるビスフェノール及びフタル酸
を用いて合成される。
【0027】式(4)及び(5)中、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アリール基、単結合、アルキリデン基及びこ
れらの基が有してもよい置換基は、式(1)、(2)及
び(3)のものと同様である。また、式(1)のR1
びR2 と同様、R25及びR26はそれぞれ1分子中に2種
以上存在してもよい。
【0028】以下に、式(4)で示されるシロキサン化
合物及び式(5)で示されるビスフェノールの好ましい
具体例を示すが、これらに限られるものではない。
【0029】
【化13】
【0030】
【化14】
【0031】
【化15】
【0032】
【化16】
【0033】
【化17】
【0034】
【化18】
【0035】
【化19】
【0036】
【化20】
【0037】
【化21】
【0038】
【化22】
【0039】これらの中では、(4−1)、(4−
2)、(4−11)、(5−1)、(5−2)及び(5
−10)が好ましい。
【0040】本発明のシロキサン化合物の合成例を以下
に示す。
【0041】(合成例1)10%水酸化ナトリウム水溶
液500mlに、(5−10)で示されるビスフェノー
ル17.5g(0.076mol)と(4−1)で示さ
れるシロキサン化合物2.5g(0.0015mol)
を加えて溶解した。更に、重合触媒としてトリメチルベ
ンジルアンモニウムクロライド0.05gを添加し、攪
拌した。別に、テレフタル酸クロライドとイソフタル酸
クロライドの等量混合物4.1gを300mlのジクロ
ロメタン溶液に溶解した。このジクロロメタン溶液を上
記水酸化ナトリウム水溶液に攪拌しながら添加し、重合
を開始した。反応温度を25℃以下に保ちながら、3時
間攪拌した。その後、酢酸の添加により反応を終了さ
せ、水相が中性になるまで水で洗浄を繰り返した。続い
て攪拌下、メタノールに滴下し、ポリマーを沈殿させ
た。このポリマーを真空乾燥し、本発明のシロキサン化
合物を得た。
【0042】重量平均分子量(Mw)は約25,000
であった。この重合体は以下の構造を有する。
【0043】
【化23】 r=50〜70
【0044】(合成例2)(4−1)で示されるシロキ
サン化合物の代わりに、(4−11)で示されるシロキ
サン化合物を39.2g(0.015mol)用いた以
外は、合成例1と同様にして合成し、本発明のシロキサ
ン化合物を得た。
【0045】構造を以下に示す。重量平均分子量(M
w)は約30,000であった。
【0046】
【化24】 r1+r2+・・・rx=50〜70
【0047】本発明のシロキサン化合物の重量平均分子
量(Mw)は、10,000〜200,000であるこ
とが好ましく、特には15,000〜100,000で
あることが好ましい。
【0048】本発明のシロキサン化合物は、優れた潤滑
性及び優れた強度を有するが、より優れた強度を有する
樹脂と混合して用いられることが好ましい。混合比は、
本発明のシロキサン化合物1重量部に対して他の樹脂が
1〜99重量部であることが好ましく、特には2〜30
重量部であることが好ましい。
【0049】本発明のシロキサン化合物は、ひとつのシ
ロキサン鎖がひとつのポリアリレート鎖と結合している
場合(例えば、合成例1)、極めて優れた潤滑性を示す
ので、他の樹脂を混合する際に用いる量が少なくて済
み、樹脂の強度を損なうことがない。また、ひとつのシ
ロキサン鎖が2つ以上のポリアリレート鎖と結合してい
る場合(例えば、合成例2)、潤滑性の向上に加え、表
面移行性が小さいため、混合系で用いても潤滑性が非常
に長く持続するという特徴を有する。
【0050】混合する樹脂としては、ポリアリレート樹
脂が好ましく、下記式(6)で示される構成単位を有す
ることが好ましい。
【0051】
【化25】 (式中、X3 は単結合、−O−、−S−及び置換もしく
は無置換のアルキリデン基を示し、R40乃至R51は同一
または異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換もしく
は無置換のアルキル基及び置換もしくは無置換のアリー
ル基を示す。) 式(6)中、単結合、アルキリデン基、ハロゲン原子、
アルキル基及びアリール基は、式(3)のものと同様で
ある。
【0052】以下に、式(6)で示される構成単位の好
ましい具体例を示すが、これらに限られるものではな
い。
【0053】
【化26】
【0054】
【化27】
【0055】
【化28】
【0056】
【化29】
【0057】これらの中では、(6−1)、(6−2)
及び(6−10)が好ましい。
【0058】以下、本発明の電子写真感光体の構成につ
いて説明する。
【0059】本発明の電子写真感光体の表面層は、感光
層が電荷輸送材料と電荷発生材料とを同一の層に含有す
る単層型の場合はその層であり、電荷輸送材料を含有す
る電荷輸送層と電荷発生材料を含有する電荷発生層とを
有する積層型の場合は電荷輸送層である。本発明におい
ては、電子写真特性の点から積層型であることが好まし
い。また、本発明においては、表面層が感光層上の保護
層であってもよい。保護層は導電性金属酸化物等の導電
性粒子を含有してもよい。
【0060】電荷輸送層は、バインダー樹脂としての本
発明のシロキサン化合物及び電荷輸送材料、更に必要に
応じて他のバインダー樹脂とを適当な溶剤を用いて溶解
した溶液を塗布し、乾燥することによって形成すること
ができる。用いられる電荷輸送材料としては、トリアリ
ールアミン系化合物、ヒドラゾン化合物、スチルベン化
合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾール系化合物、ト
リアリルメタン系化合物及びチアゾール系化合物等が挙
げられる。電荷輸送材料とバインダー樹脂の割合は、重
量比で1:0.5〜1:2であることが好ましい。ま
た、膜厚は5〜40μmであることが好ましく、特には
15〜30μmであることが好ましい。
【0061】電荷発生層は電荷発生材料を0.3〜4倍
の重量のバインダー樹脂及び溶剤と共にホモジナイザ
ー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンド
ミル、アトライター、ロールミル及び液衝突型高速分散
機等を使用してよく分散した分散液を塗布し、乾燥する
ことによって形成することができる。本発明に用いられ
る電荷発生材料としては、セレン−テルル、ピリリウ
ム、チアピリリウム系染料、フタロシアニン、アントア
ントロン、ジベンズピレンキノン、トリスアゾ、シアニ
ン、ジスアゾ、モノアゾ、インジゴ、キナクリドン及び
非対称キノシアニン系の各顔料等が挙げられる。また、
膜厚は5μm以下であることが好ましく、特には0.1
〜2μmであることが好ましい。
【0062】感光層が単層型の場合は、上述のような電
荷発生材料や電荷輸送材料を上述のようなバインダー樹
脂に分散し及び溶解した溶液を塗布し、乾燥することに
よって形成することができる。膜厚は5〜40μmであ
ることが好ましく、特には15〜30μmであることが
好ましい。
【0063】本発明においては、表面層に酸化防止剤や
潤滑剤を添加することもできる。
【0064】本発明に用いられる支持体は、導電性を有
するものであればよく、アルミニウム及びステンレス等
の金属、あるいは導電層を設けた金属、紙及びプラスチ
ック等が挙げられ、形状はシート状及び円筒状等が挙げ
られる。
【0065】本発明においては、支持体と感光層の間
に、干渉縞の防止や支持体の傷の被覆を目的とした導電
層を設けても良い。かかる導電層は、カーボンブラッ
ク、金属粒子及び金属酸化物粒子等の導電性粉体をバイ
ンダー樹脂に分散した溶液を塗布し、乾燥することによ
って形成することができる。導電層の膜厚は5〜40μ
mであることが好ましく、特には10〜30μmである
ことが好ましい。
【0066】また、本発明においては、支持体と感光
層、あるいは導電層と感光層の間に、必要に応じて接着
機能及びバリアー機能を有する中間層を設けることがで
きる。中間層の材料としては、ポリアミド、ポリビニル
アルコール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロー
ス、カゼイン、ポリウレタン及びポリエーテルウレタン
等が挙げられる。これらは適当な溶剤に溶解して塗布さ
れる。中間層の膜厚は0.05〜5μmであることが好
ましく、特には0.3〜1μmであることが好ましい。
【0067】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
【0068】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光
光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順
次形成されていく。
【0069】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転
写手段6により順次転写されていく。
【0070】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
【0071】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用され
る。なお、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接
触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
【0072】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱可能に構成してもよい。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
【0073】また、画像露光光4は、電子写真装置が複
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等
により照射される光である。
【0074】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター及
びレーザー製版等電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0075】以下実施例に従って本発明をより詳細に説
明する。実施例中「部」は重量部を表す。 〔実施例1〕30φ×254mmのアルミニウムシリン
ダー上に、以下の材料より構成される塗料を浸漬コーテ
ィング法で塗布し、140℃で30分熱硬化することに
よって、膜厚が15μmの導電層を形成した。
【0076】 導電性顔料:SnO2 コート処理硫酸バリウム 10部 抵抗調節用顔料:酸化チタン 2部 バインダー樹脂:フェノール樹脂 6部 レベリング材:シリコーンオイル 0.001部 溶剤:メタノール、メトキシプロパノール0.2/0.8 20部
【0077】次に、この導電層上に、N−メトキシメチ
ル化ナイロン3部及び共重合ナイロン3部をメタノール
65部及びn−ブタノール30部の混合溶剤に溶解した
溶液を浸漬コーティング法で塗布し、乾燥することによ
って、膜厚が0.5μmの中間層を形成した。
【0078】次に、CuKα特性X線回折におけるブラ
ッグ角2θ±0.2°の9.0°、14.2°、23.
9°及び27.1°に強いピークを有するオキシチタニ
ウムフタロシアニン4部、ポリビニルブチラール(商品
名:エスレックBM2、積水化学製)2部及びシクロヘ
キサノン60部をφ1mmガラスビーズを用いたサンド
ミル装置で4時間分散した後、エチルアセテート100
部を加えて電荷発生層用分散液を調製した。この分散液
を中間層上に浸漬コーティング法で塗布し、乾燥するこ
とによって、膜厚が0.3μmの電荷発生層を形成し
た。
【0079】次に、電荷輸送層を形成するために、電荷
輸送層用の塗料を調製した。
【0080】ポリアリレート樹脂(商品名:Uポリマー
100、ユニチカ(株)製)7部、 合成例1で得られたシロキサン化合物3部、下記式で示
されるトリアリールアミン化合物9部
【0081】
【化30】 及び下記式で示されるスチリル化合物1部
【0082】
【化31】 をモノクロロベンゼン50部及びジクロロメタン50部
の混合溶剤に溶解した。この溶液を電荷発生層上に浸漬
コーティング法で塗布し、120℃で1時間乾燥するこ
とによって、膜厚が23μmの電荷輸送層を形成した。
【0083】得られた電子写真感光体を、ヒューレット
パッカード社製レーザービームプリンター「レーザージ
ェット4プラス」用のカートリッジに装着した。このカ
ートリッジを本体に設置する前に現像器と一次帯電ロー
ラーを取りはずし、感光体駆動部に駆動モーターとトル
クメーターを取りつけ、通常のプロセススピード(約9
4mm/sec)におけるトルク値を測定した。この値
が小さい程、感光体のクリーニングブレードに対する潤
滑性が高いことを示す。
【0084】その後、カートリッジを元の状態に戻し、
本体に装着して32℃、85%RH環境でA4のハーフ
トーン画像で3,000枚の画像出し耐久試験を行い、
削れ量を測定し、また、目視により3,000枚後の画
像を評価した。削れ量測定にはフィッシャー社製渦電流
式膜厚測定機(パーマスコープ タイプE111)を用
いた。
【0085】更に、耐久後の感光体についても、初期と
同様にしてトルク値を測定した。
【0086】結果を表1に示す。
【0087】〔実施例2〕ブレンドするポリアリレート
樹脂の量を9.5部とし、本発明のシロキサン化合物の
量を0.5部とした以外は、実施例1と同様にして感光
体を作製し、評価した。
【0088】結果を表1に示す。
【0089】〔実施例3〜7〕本発明のシロキサン化合
物及びブレンドするバインダー樹脂を表1に示すものと
した以外は、実施例1と同様にして感光体を作製し、評
価した。
【0090】なお、本発明のシロキサン化合物の合成は
合成例1と同様にして行った。
【0091】結果を表1に示す。
【0092】〔実施例8〕ブレンドするポリアリレート
樹脂を用いず、本発明のシロキサン化合物のみを10部
用いた以外は、実施例3と同様にして感光体を作製し、
評価した。
【0093】結果を表1に示す。
【0094】〔実施例9〕本発明のシロキサン化合物と
して合成例2で得られたシロキサン化合物を用いた以外
は、実施例1と同様にして感光体を作製し、評価した。
【0095】結果を表1に示す。
【0096】〔実施例10〜14〕本発明のシロキサン
化合物及びブレンドするバインダー樹脂を表1に示すも
のとした以外は、実施例9と同様にして感光体を作製
し、評価した。
【0097】なお、本発明のシロキサン化合物の合成は
合成例2と同様にして行った。
【0098】結果を表1に示す。
【0099】〔実施例15〕ブレンドするポリアリレー
ト樹脂の量を9部とし、本発明のシロキサン化合物の量
を1部とした以外は、実施例14と同様にして感光体を
作製し、評価した。
【0100】結果を表1に示す。
【0101】〔実施例16〕ブレンドするポリアリレー
ト樹脂を用いず、本発明のシロキサン化合物のみを10
部用いた以外は、実施例12と同様にして感光体を作製
し、評価した。
【0102】結果を表1に示す。
【0103】〔実施例17〕本発明のシロキサン化合物
を(4−19)で示されるシロキサン化合物及び(5−
16)で示されるビスフェノールを用いて合成したもの
とした以外は、実施例16と同様にして感光体を作製
し、評価した。
【0104】結果を表1に示す。
【0105】〔実施例18及び19〕本発明のシロキサ
ン化合物及びブレンドするバインダー樹脂を表1に示す
ものとした以外は、実施例9と同様にして感光体を作製
し、評価した。
【0106】なお、本発明のシロキサン化合物の合成は
合成例2と同様にして行った。
【0107】結果を表1に示す。
【0108】
【表1】
【0109】〔比較例1〕本発明のシロキサン化合物を
用いず、ポリアリレート樹脂のみを10部用いた以外
は、実施例1と同様にして感光体を作製し、評価した。
【0110】結果を表2に示す。
【0111】〔比較例2〕本発明のシロキサン化合物の
代わりに下記式(A)に示される構造を有する直鎖状の
シロキサン系ポリアリレート共重合体を用いた以外は、
実施例1と同様にして感光体を作製し、評価した。
【0112】結果を表2に示す。
【0113】
【化32】 s/t=0.8/0.2、Mw≒30,000
【0114】〔比較例3〕直鎖状のシロキサン系ポリア
リレート共重合体の量を5部とし、ブレンドするポリア
リレート樹脂の量を5部とした以外は、比較例2と同様
にして感光体を作製し、評価した。
【0115】結果を表2に示す。
【0116】〔比較例4〕ブレンドするポリアリレート
樹脂を用いず、直鎖状のシロキサン系ポリアリレート共
重合体のみを10部用いた以外は、比較例2と同様にし
て感光体を作製し、評価した。
【0117】結果を表2に示す。
【0118】
【表2】
【0119】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によれば、
潤滑性を向上させることができた。更に、従来は、表面
層の潤滑性を向上させるために多くの潤滑成分(例えば
シロキサン鎖)を含有させなければならなかったため、
樹脂本来の強度を低下させていたが、本発明では少量の
使用でも高い潤滑性が得られるため、樹脂強度の低下を
抑制できる。これにより、高い潤滑性と優れた耐摩耗性
を持った表面層が可能となった。また、繰り返し使用に
おいて感光体の表面層が摩耗した場合でも、潤滑性が低
下しにくいため、クリーニングブレードの反転や、摩擦
係数の増加を長期に渡り抑制することができる。これら
のことから、良好な画像が得られ長寿命な電子写真感光
体、及び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッ
ジ及び電子写真装置が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 孝和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平野 秀敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 上杉 浩敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H068 AA03 AA06 AA21 BB20 BB27 BB33 BB57 FA27 FC01 FC05 FC08 FC11 FC15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に感光層を有する電子写真感光
    体において、該電子写真感光体の表面層が、下記式
    (1)で示されるシロキサンユニットを少なくとも2つ
    有し、該シロキサンユニット同士が−O−PA −CO−
    O−鎖(式中、P A はポリアリレート鎖を示す。)によ
    り側鎖で結合しているシロキサン化合物を含有すること
    を特徴とする電子写真感光体。 【化1】 {式中、R1 、R2 、R5 及びR6 は同一または異なっ
    て、水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無置換のア
    ルキル基及び置換もしくは無置換のアリール基を示し、
    3 及びR4 は同一または異なって、水素原子、ハロゲ
    ン原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしく
    は無置換のアリール基及び下記式(2) 【化2】 (式中、R7 乃至R11は同一または異なって、単結合、
    水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキ
    ル基及び置換もしくは無置換のアリール基を示し、R7
    乃至R11の少なくともひとつは単結合を示す。)で示さ
    れる2価以上の基であり、(SiO)n に結合するR3
    及びR4 のうちの少なくともひとつは該2価以上の基で
    あり、m及びnは正の整数を示す。}
  2. 【請求項2】 ポリアリレート鎖が下記式(3) 【化3】 (式中、X1 は単結合、−O−、−S−及び置換もしく
    は無置換のアルキリデン基を示し、R12乃至R23は同一
    または異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換もしく
    は無置換のアルキル基及び置換もしくは無置換のアリー
    ル基を示す。)で示される構成単位を有する請求項1記
    載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 シロキサン化合物が下記式(4) 【化4】 (式中、R24乃至R31は同一または異なって、水素原
    子、ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基及
    び置換もしくは無置換のアリール基を示し、q個のR27
    及びR28のうちの少なくともひとつは置換もしくは無置
    換の水酸基を有するフェニル基を示し、p及びqは正の
    整数を示す。)で示されるシロキサン化合物、下記式
    (5) 【化5】 (式中、X2 は単結合、−O−、−S−及び置換もしく
    は無置換のアルキリデン基を示し、R32乃至R39は同一
    または異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換もしく
    は無置換のアルキル基及び置換もしくは無置換のアリー
    ル基を示す。)で示されるビスフェノール及びフタル酸
    を用いて合成される請求項1または2記載の電子写真感
    光体。
  4. 【請求項4】 表面層が更にポリアリレート樹脂を含有
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光
    体。
  5. 【請求項5】 ポリアリレート樹脂が下記式(6) 【化6】 (式中、X3 は単結合、−O−、−S−及び置換もしく
    は無置換のアルキリデン基を示し、R40乃至R51は同一
    または異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換もしく
    は無置換のアルキル基及び置換もしくは無置換のアリー
    ル基を示す。)で示される構成単位を有する請求項4記
    載の電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子
    写真感光体、及び帯電手段、現像手段及びクリーニング
    手段からなる群より選ばれた少なくともひとつの手段を
    一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子
    写真感光体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写
    手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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