JP2000074233A - 流体圧切換弁 - Google Patents

流体圧切換弁

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JP2000074233A
JP2000074233A JP10241207A JP24120798A JP2000074233A JP 2000074233 A JP2000074233 A JP 2000074233A JP 10241207 A JP10241207 A JP 10241207A JP 24120798 A JP24120798 A JP 24120798A JP 2000074233 A JP2000074233 A JP 2000074233A
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pressure
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Atsushi Wada
篤志 和田
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二つの圧力流体から高圧流体又は低圧流体を
選択して出力するには、低圧選択弁、高圧選択弁、そし
て高低圧切換弁の三個の弁が必要で、これらの弁をまと
めた流体圧切換弁がなかった。 【解決手段】 弁ハウジングに、摺動自在に設けた主ス
プールと、主スプールに摺動自在に設けた副スプールを
一体的に備え、副スプールによって二つの圧力流体から
低圧を選択する低圧選択弁を形成し、この低圧流体と二
つの圧力流体のうちの高圧流体を主スプールによって任
意に選択して出力するように流体圧切換弁を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧切換弁、さ
らに詳しくは、複数の圧力流体から高圧流体又は低圧流
体を任意に選択して取り出すことができる流体圧切換弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して説明すると、複数の圧力
流体A、Bから高圧流体又は低圧流体を選択して取り出
すには、三つの弁、すなわち高圧を選択する高圧選択弁
50と、低圧を選択する低圧選択弁52と、高圧選択弁
50からの出力と低圧選択弁52からの出力を選択して
出力する高低圧切換弁54が用いられている。この高圧
流体又は低圧流体を選択する手段は、例えば建設機械の
油圧ショベルにおいて、油圧ポンプ等の油圧機器を制御
するために圧力の異なる制御油圧信号を取り出すときに
用いらる。
【0003】高圧選択弁50、低圧選択弁52、及び高
低圧切換弁54の組合せによる作用を流体Aの圧力が流
体Bの圧力よりも高い場合で説明する。なお、流体Bの
圧力が流体Aの圧力よりも高い場合を( )を付して併
記する。
【0004】流体Aが流路56aにより流体Bが流路5
6bにより高圧選択弁50に導かれると、圧力の高い流
体A(流体B)が選択されて流路56cに出力される。
流路56a及び流路56bはまた低圧選択弁52に接続
され、その一部はスプール52aの端部にそれぞれ導か
れ、スプール52aは高圧の流体A(流体B)によって
流体B(流体A)が導かれる端側に摺動され、流路56
b(流路56a)の低圧の流体B(流体A)を選択して
流路56dに出力する。流路56cの高圧選択された流
体A(流体B)と流路56dの低圧選択された流体B
(流体A)とは高低圧切換弁54に入力され、操作手段
54bによりスプール54aを操作することにより、低
圧選択された流体B(流体A)又は高圧選択された流体
A(流体B)が流路56eに出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおりの従来
の高圧、低圧の選択及び切換には次のとおりの解決すべ
き課題があった。すなわち、複数の圧力流体から高圧流
体又は低圧流体を選択して出力するには、低圧選択弁
と、高圧選択弁と、高低圧切換弁の三個の弁が必要であ
り、これらの弁をまとめた流体圧切換弁がなかった。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、複数の圧力流体から高圧流体あ
るいは低圧流体を任意に選択して出力することができる
コンパクトに一体的に構成された流体圧切換弁を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
技術的課題を解決する高低圧選択切換弁として、弁ハウ
ジングに形成された摺動孔に摺動自在に挿入された主ス
プールと、該主スプールに形成された摺動孔に摺動自在
に挿入された副スプールとを有し、該副スプールは該弁
ハウジングに流入する第一の圧力流体及び第二の圧力流
体から低圧流体を選択する低圧選択弁を形成し、該主ス
プールは該弁ハウジングに流入する第三の圧力流体と該
低圧流体のいずれかを外部信号によって選択的に出力す
る、ことを特徴とする流体圧切換弁が提供される。
【0008】そして、第一の圧力流体及び第二の圧力流
体のうちの低圧の流体と第三の圧力流体のいずれかを外
部信号によって任意に選択して出力する。
【0009】好適実施形態においては、該第三の圧力流
体は、該第一の圧力流体及び第二の圧力流体のうちの高
圧流体である。
【0010】そして、第一の圧力流体及び第二の圧力流
体のうちの低圧流体あるいは高圧流体を選択して出力す
る。
【0011】他の実施の形態においては、該第三の圧力
流体を選択する高圧選択弁を該弁ハウジングに内蔵して
いる。
【0012】そして、弁ハウジングに内蔵された高圧選
択弁によって、第一の圧力流体及び第二の圧力流体のう
ちの高圧流体を選択する。
【0013】さらに、該主スプールは、該低圧流体を選
択する低圧選択位置又は該第三の圧力流体を選択する高
圧選択位置にスプリングによって付勢され、該外部信号
によって該スプリングの力に抗して摺動されると該低圧
選択位置又は該高圧選択位置の他方に位置付けられる。
【0014】そして、外部信号の有無と出力される低圧
流体あるいは高圧流体との関係が変えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
流体圧切換弁の好適実施形態を図示している添付図面を
参照して、さらに詳細に説明する。
【0016】図1を参照して説明すると、全体を番号2
で示す流体圧切換弁は、弁ハウジング4と、弁ハウジン
グ4に形成された摺動孔4aに摺動自在に挿入された主
スプール6と、主スプール6に形成された摺動孔6aに
摺動自在に挿入された副スプール8とを有し、副スプー
ル8は弁ハウジング4に流入する第一の圧力流体A及び
第二の圧力流体Bから低圧流体を選択する低圧選択弁を
形成し、主スプール6は弁ハウジング4に流入する第三
の圧力流体Cと上記低圧流体のいずれかを主スプール6
の端部に導入される外部信号Sによって選択的に出力す
る。主スプール6は外部信号Sが導かれる端側に向かっ
てスプリング10によって付勢されている。
【0017】弁ハウジング4は、ブロック状に形成され
ている。弁ハウジング4には、軸線方向に延びる摺動孔
4a並びに摺動孔4aに弁ハウジング4の外から連通す
る第一の圧力流体Aが流入する第一の流入路4b、第二
の圧力流体Bが流入する第二の流入路4c、第三の圧力
流体Cが流入する第三の流入路4d、及び流出路4eが
形成されている。第一の流入路4bは環状空間4gを介
して、第二の流入路4cは環状空間4hを介して、第三
の流入路4dは環状空間4kを介して、流出路4eは環
状空間4jを介してそれぞれ摺動孔4aに連通してい
る。摺動孔4aの軸線方向で環状空間4gと環状空間4
jの間には閉鎖された環状空間4mが形成されている。
摺動孔4aの一端側(図1において右側)には、摺動孔
4aを小径にして形成した段部4n及び弁ハウジング4
の外に開口する信号入力孔4fが形成されている。
【0018】摺動孔4aの他端側(図1において左側)
は、弁ハウジング4の外に開放されている。この開放さ
れた端には、摺動孔4aを閉じるカバー12が弁ハウジ
ング4にボルト12aによりシール12bを介して取り
付けられている。
【0019】主スプール6には、軸線方向に延びる摺動
孔6a並びに摺動孔6aから第一の流入路4bに連通す
る第一の副流入孔6b、第二の流入路4cに連通する第
二の副流入孔6c及び主スプール6の外周面に連通して
環状空間4mに連通する副流出孔6dが形成されてい
る。摺動孔6aの一端側(図1において左端側)は閉じ
られている。摺動孔6aの他端側(図1において右端
側)の開放された端には雌ねじが形成され、この雌ねじ
にプラグ14がシール14aを介して取り付けられてい
る。
【0020】スプリング10は圧縮スプリングで形成さ
れ、摺動孔4aの中で、摺動孔4aを閉じているカバー
12と主スプール6の端との間に所定の力に圧縮されて
取り付けられている。このスプリング10の力によって
主スプール6の他端は摺動孔4aの段部4nに押し付け
られ、主スプール6の位置が決められている。カバー1
2とスプリング10との間にはスプリング受け16が備
えられている。スプリング受け16の主スプール6側の
端と主スプール6の端との間には、摺動孔4aの軸線方
向に隙間Lが設けられ、隙間Lによって主スプール6の
軸線方向の動きが規定されている。
【0021】主スプール6をスプリング10によって付
勢して段部4nに当接させた位置(図1に示す位置)で
高圧選択位置が規定される。そして、信号入力孔4fか
ら外部信号の信号流体Sを入力して主スプール6をスプ
リング10の力に抗して隙間L摺動させた位置で低圧選
択位置が規定される。
【0022】主スプール6が高圧選択位置のときには、
第一の流入路4bと流出路4eとは連通が遮断され、第
二の流入路4cと流出路4eとは連通が遮断され、第三
の流入路4dと流出路4eとは主スプール6の外周面に
形成された環状溝6e及び環状空間4jを介して連通す
るように、それぞれ配設されている。
【0023】主スプール6が低圧選択位置のときには、
第三の流入路4dと流出路4eとは連通が遮断され、副
流出孔6dと流出路4eとは主スプール6の外周面に形
成された環状溝6eを介して連通するように、それぞれ
配設されている。
【0024】主スプール6が高圧選択位置及び低圧選択
位置のいずれの位置にあっても、主スプール6の第一の
副流入孔6bは第一の流入路4bに連通し、第二の副流
入孔6cは第二の流入路4cに連通し、また副流出孔6
dは環状空間4mに連通するように、それぞれ配設され
ている。
【0025】副スプール8には、副スプール8の軸線方
向に延びて両端が閉じられた連通孔8aと、連通孔8a
と副スプール8の外周面とを連通する放射状孔8b、8
c及び8dが形成されている。副スプール8は、両端が
閉じられた摺動孔6aの中で、軸線方向の位置をその両
端の各々に設けられた圧縮スプリング19によって付勢
され挟まれて決められている。スプリング19は摺動孔
6aにスプリング受け18を介して設けられており、ス
プリング受け18の端と副スプール8の端との間には、
摺動孔6aにおける副スプール8の摺動量を規定する軸
線方向の隙間lが設けられている。
【0026】副スプール8が第一の副流入孔6bの方向
(図1において左方)に隙間l摺動してスプリング受け
18の端と副スプール8の端が当接したときには、第一
の副流入孔6bと放射状孔8bとは連通状態になるよう
に配設されている。また、副スプール8が第二の副流入
孔6cの方向(図1において右方)に隙間l摺動したと
きには、第二の副流入孔6cと放射状孔8cとは連通状
態になるように配設されている。放射状孔8dは副スプ
ール8の摺動の有無にかかわらず常に副流出孔6dに連
通するように配設されている。
【0027】図1を参照して上述したとおりの流体圧切
換弁2の作用を説明する。流体圧切換弁2によって第一
の圧力流体A(以下流体Aと呼ぶ)及び第二の圧力流体
B(以下流体Bと呼ぶ)のうちから高圧流体又は低圧流
体が任意に選択され出力される。流体Aの圧力が流体B
の圧力よりも高い場合を説明し、流体Bの圧力が流体A
の圧力より高い場合を( )を付して併記する。
【0028】(1)流体Aが第一の流入路4bに、流体
Bが第二の流入路4cに、そして適宜の高圧選択弁20
によって選択された流体A及び流体Bのうちの高圧流体
A(流体B)が第三の流入路4dに接続されている。
【0029】(2)主スプール6が高圧選択位置のと
き:信号入力孔4fに外部信号の信号流体Sの入力がな
く主スプール6が高圧選択位置(図1に示す位置)のと
きには、主スプール6によって、第一の流入路4bと流
出路4eとの連通並びに第二の流入路4cと流出路4e
との連通は遮断され、第三の流入路4dと流出路4eと
は連通されている。したがって、第三の流入路4dに入
力された高圧の流体A(流体B)は流出路4eに出力さ
れる。このとき副スプール8には、その一端に第一の副
流入孔6bから流体Aが導かれ、他端には第二の副流入
孔6cから流体Bが導かれている。そして、流体A(流
体B)の圧力は流体B(流体A)の圧力よりも大きいか
ら、副スプール8は流体B(流体A)が導かれた端側に
隙間l摺動して放射状孔8c(8b)を摺動孔6aの流
体B(流体A)の部分に連通させ流体B(流体A)を連
通孔8a、放射状孔8d、副流出孔6dを介して環状空
間4mに導く。しかしながら、環状空間4mと流出路4
eの環状空間4jとの間の連通は主スプール6によって
遮断されているから、環状空間4mに導かれた流体B
(流体A)は流出路4eに流れない。したがって、高圧
選択位置においては二つの圧力流体のうちの高圧の流体
A(流体B)が流出路4eに出力される。
【0030】(3)主スプール6が低圧選択位置のと
き:信号入力孔4fに信号流体Sが与えられ主スプール
6がスプリング10を圧縮して隙間L摺動した低圧選択
位置(図1において左方に隙間L摺動した位置)のとき
には、主スプール6によって第三の流入路4dと流出路
4eとの連通は遮断される。このとき副スプール8に
は、その一端に第1の副流入孔6bの流体Aが導かれ他
端には第二の副流入孔6cの流体Bが導かれている。そ
して、流体A(流体B)の圧力は流体B(流体A)の圧
力よりも大きいから、副スプール8は流体B(流体A)
が導かれた端側に隙間l摺動して放射状孔8c(8b)
を摺動孔6aの流体B(流体A)の部分に連通させ流体
B(流体A)を連通孔8a、放射状孔8d、副流出孔6
dを介して環状空間4mに導く。環状空間4mと流出路
4eの環状空間4jとは主スプール6に形成された環状
溝6eによって連通されているから、環状空間4mに導
かれた流体B(流体A)は流出路4eに導かれる。した
がって、低圧選択位置においては二つの圧力流体のうち
の低圧の流体B(流体A)が流出路4eに出力される。
【0031】図2を参照して流体圧切換弁2の他の実施
の形態を説明する。本実施の形態は、弁ハウジング4
に、第一の圧力流体A及び第二の圧力流体Bのうちの高
圧流体を選択する高圧選択弁22を内蔵している以外、
前述の図1に示す実施の形態と同一である。
【0032】高圧選択弁22は、第一の流入路4bと第
二の流入路4cとを結んで形成された流路21に設けら
れている。高圧選択弁22は、空間22aと、空間22
aに移動自在に挿入されたチェックボール22bと、空
間22aの第一の流入路4b側に形成されたチェックシ
ート22cと、空間22aの第二の流入路4c側に形成
されたチェックシート22dとを備えている。空間22
aには第三の流入路4dが接続されている。高圧選択弁
22に導かれた流入路4bの流体Aと流入路4cの流体
Bのうちの高圧流体は、チェックボール22bを押し退
けて第三の流入路4dに流れる。高圧流体はまた、チェ
ックボール22bをチェックシート22c又はチェック
シート22dに当接させ、流体A及び流体Bのうちの低
圧流体が第三の流入路4dへ連通するのを遮断するとと
もに、高圧流体が低圧流体の側に流れるのを遮断する。
したがって、第一の圧力流体A及び第二の圧力流体Bの
うちの高圧流体が選択され、第三の流入路4dに流され
る。
【0033】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内においてさまざまな変形
あるいは修正ができるものである。
【0034】(1)「高圧選択位置」と「低圧選択位
置」を逆にする:図1に示す本発明の実施の形態におい
ては、流体圧切換弁2は、信号流体Sのないときには
「高圧選択位置」に、信号流体Sが与えられると「低圧
選択位置」に位置付けらる。この「高圧選択位置」と
「低圧選択位置」とを、信号流体Sのないときに「低圧
選択位置」に、信号流体Sが与えられると「高圧選択位
置」になるように、逆にするには、流体圧切換弁2を大
幅に変更することなく、主スプール6の外周面に形成さ
れた環状溝を変更することにより容易に行うことができ
る。図3を参照して説明すると、主スプール6の外周面
の環状溝6f及び6gにより、主スプール6に信号流体
Sが与えられないとき(図3に示す状態)には、第3の
流入路4dと流出路4eとの連通を環状溝6fによって
遮断し、副スプール8の孔8dに連通する環状空間4m
を環状溝6gによって流出路4eに連通させ、「低圧選
択位置」を形成するようにする。そして、信号流体Sが
与えられ主スプール6が切換られたときには、第3の流
入路4dと流出路4eとを環状溝6fによって連通さ
せ、環状溝6gによる環状空間4mと流出路4eとの連
通を遮断して、「高圧選択位置」を形成するようにす
る。
【0035】(2)信号流体S:本実施の形態において
は、主スプール6は、スプリング10及び外部信号であ
る信号流体Sによってその位置が規定されまた切換られ
ているが、主スプール6の切換手段として、例えば主ス
プール6の両端にそれぞれ異なる信号流体を与えて主ス
プール6を摺動させる、あるいは主スプール6をリンク
等の機械的手段によって摺動させる等、他の適宜の手段
を用いることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明に従って構成された流体圧切換弁
によれば、複数の圧力流体から高圧流体あるいは低圧流
体を任意に選択して出力することができるコンパクトに
一体的に構成された流体圧切換弁が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された流体圧切換弁の断面
図。
【図2】高圧選択弁を内蔵した流体圧切換弁の断面図。
【図3】主スプールの外周面の溝の配置を変えて高圧選
択位置と低圧選択位置とを逆にした流体圧切換弁の断面
図。
【図4】従来の、高圧選択弁、低圧選択弁及び高低圧切
換弁を備えた油圧回路図。
【符号の説明】
2:流体圧切換弁 4:弁ハウジング 4a:摺動孔 4b:第一の流入路 4c:第二の流入路 4d:第三の流入路 4e:流出路 6:主スプール 6a:摺動孔: 6b:第一の副流入孔 6c:第二の副流入孔 6d:副流出孔 8:副スプール(低圧選択弁) 10:スプリング 20:高圧選択弁 22:高圧選択弁 50:高圧選択弁 52:低圧選択弁 54:高低圧切換弁 A:第一の圧力流体 B:第二の圧力流体 C:第三の圧力流体 S:信号流体(外部信号)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁ハウジングに形成された摺動孔に摺動
    自在に挿入された主スプールと、該主スプールに形成さ
    れた摺動孔に摺動自在に挿入された副スプールとを有
    し、該副スプールは該弁ハウジングに流入する第一の圧
    力流体及び第二の圧力流体から低圧流体を選択する低圧
    選択弁を形成し、該主スプールは該弁ハウジングに流入
    する第三の圧力流体と該低圧流体のいずれかを外部信号
    によって選択的に出力する、ことを特徴とする流体圧切
    換弁。
  2. 【請求項2】 該第三の圧力流体は、該第一の圧力流体
    及び第二の圧力流体のうちの高圧流体である、請求項1
    記載の流体圧切換弁。
  3. 【請求項3】 該第三の圧力流体を選択する高圧選択弁
    を該弁ハウジングに内蔵している、請求項2記載の流体
    圧切換弁。
  4. 【請求項4】 該主スプールは、該低圧流体を選択する
    低圧選択位置又は該第三の圧力流体を選択する高圧選択
    位置にスプリングによって付勢され、該外部信号によっ
    て該スプリングの力に抗して摺動されると該低圧選択位
    置又は該高圧選択位置の他方に位置付けられる、請求項
    1から3までのいずれかに記載の流体圧切換弁。
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