JP2000073486A - 木造家屋の天井裏 - Google Patents
木造家屋の天井裏Info
- Publication number
- JP2000073486A JP2000073486A JP10242705A JP24270598A JP2000073486A JP 2000073486 A JP2000073486 A JP 2000073486A JP 10242705 A JP10242705 A JP 10242705A JP 24270598 A JP24270598 A JP 24270598A JP 2000073486 A JP2000073486 A JP 2000073486A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- roof
- heat
- partition panel
- habitable
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 断熱効果の優れた天井裏を提供する。
【解決手段】 少くとも軒桁２Ａを含む横架材上に仕切
りパネル７を敷設する。仕切りパネル７を隔壁として上
側空間部４Ａと下側空間部４Ｂに仕切る。
りパネル７を敷設する。仕切りパネル７を隔壁として上
側空間部４Ａと下側空間部４Ｂに仕切る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は木造家屋の天井裏に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】木造家屋の天井は小屋ばり等を隠すと同
時に、天井裏を形成して、屋根と居室との間の空間域に
おいて断熱効果をも意図するものであるが、従来の前記
天井裏は、尚一層の有効な断熱効果を期するために天井
の裏側にロックウール等の断熱材を敷設している。
時に、天井裏を形成して、屋根と居室との間の空間域に
おいて断熱効果をも意図するものであるが、従来の前記
天井裏は、尚一層の有効な断熱効果を期するために天井
の裏側にロックウール等の断熱材を敷設している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】天井の裏側に断熱材を
敷設する従来例は、それなり断熱効果を期待できるもの
ではあるが、断熱材の敷設作業が煩雑で、かつ、天井裏
で敷設作業が行われるということで、作業員の手抜き作
業による敷設残こしが起り勝ちであるのみならず、屋根
の直射熱による天井裏の室温の上昇に必ずしも万全に対
応できるものではない。
敷設する従来例は、それなり断熱効果を期待できるもの
ではあるが、断熱材の敷設作業が煩雑で、かつ、天井裏
で敷設作業が行われるということで、作業員の手抜き作
業による敷設残こしが起り勝ちであるのみならず、屋根
の直射熱による天井裏の室温の上昇に必ずしも万全に対
応できるものではない。
【０００４】本発明は、斯様な従来例の欠点に着目し
て、屋根の直射熱をいわば小屋面で遮るようにして断熱
効果の優れた天井裏を提供すべく創案したものである。
て、屋根の直射熱をいわば小屋面で遮るようにして断熱
効果の優れた天井裏を提供すべく創案したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】少なくとも軒桁を含む横
架材上に仕切りパネルを敷設し、該仕切りパネルを隔壁
とする上下の空間部を備えた構成とするのである。
架材上に仕切りパネルを敷設し、該仕切りパネルを隔壁
とする上下の空間部を備えた構成とするのである。
【０００６】
【実施例】図面は本発明に係る木造家屋の天井裏の一実
施例を示し、図１は略示断面図、図２は斜視図である。
施例を示し、図１は略示断面図、図２は斜視図である。
【０００７】図中、１は天井板で、天井板１は梁２に吊
設した吊木３によって支持されて天井裏４を構成する。
設した吊木３によって支持されて天井裏４を構成する。
【０００８】天井裏４は軒桁（梁の一種）２Ａ上に載置
した垂木５上に敷設される屋根６と前記天井板１間に形
成される空間域で、例えば換気ガラリを介して屋外と連
通させてある。
した垂木５上に敷設される屋根６と前記天井板１間に形
成される空間域で、例えば換気ガラリを介して屋外と連
通させてある。
【０００９】また、天井裏４は、仕切りパネル７を隔壁
として上側空間部４Ａと下側空間部４Ｂに仕切られ、上
下の空間部４Ａ，４Ｂは前記仕切りパネル７によって空
気の流通は互いに遮断されており、前記の換気ガラリは
上側空間部４Ａ側に配置してある。
として上側空間部４Ａと下側空間部４Ｂに仕切られ、上
下の空間部４Ａ，４Ｂは前記仕切りパネル７によって空
気の流通は互いに遮断されており、前記の換気ガラリは
上側空間部４Ａ側に配置してある。
【００１０】仕切りパネル７は、合板７Ａと該合板７Ａ
の上面に重合させて止着した断熱材であるポリスチレン
フォーム７Ｂとから成るシート体（このように二重構造
にしたのは、ポリスチレンフォーム７Ｂ層で尚一層の断
熱効果を期待する一方、合板７Ａ部で横架材に釘着し易
くするためである）で成り、適度の大きさのものを複数
枚、所謂小屋面を構成する前記梁２、軒桁２Ａ或いはそ
の他の梁等の横架材上に敷設して前記の通り隔壁を構成
し、少なくも、前記垂木５を受ける軒桁２Ａ上に配置し
てある。
の上面に重合させて止着した断熱材であるポリスチレン
フォーム７Ｂとから成るシート体（このように二重構造
にしたのは、ポリスチレンフォーム７Ｂ層で尚一層の断
熱効果を期待する一方、合板７Ａ部で横架材に釘着し易
くするためである）で成り、適度の大きさのものを複数
枚、所謂小屋面を構成する前記梁２、軒桁２Ａ或いはそ
の他の梁等の横架材上に敷設して前記の通り隔壁を構成
し、少なくも、前記垂木５を受ける軒桁２Ａ上に配置し
てある。
【００１１】仕切りパネル７を軒桁２Ａ上に載置すると
いうことは、前記屋根６は前記上側空間部４Ａを構成す
るが、下側空間部４Ｂの構成材にならず、このことは、
屋根６の直射熱は下側空間部４Ｂに直接影響せず、該直
射熱により下側空間部４Ｂは直接暖められることがない
ことを意味する。
いうことは、前記屋根６は前記上側空間部４Ａを構成す
るが、下側空間部４Ｂの構成材にならず、このことは、
屋根６の直射熱は下側空間部４Ｂに直接影響せず、該直
射熱により下側空間部４Ｂは直接暖められることがない
ことを意味する。
【００１２】仕切りパネル７は、通気性のない、熱伝導
率の低い素材、例えば、合板のみで構成しても良いが、
実施例のように断熱性の有るポリスチレンフォームを用
いれば、上下の空間部４Ａ，４Ｂ間の熱伝導を尚一層確
実に遮断できるから、ポリスチレンフォームその他の合
成樹脂（断熱効果の有る）を用いるべきである。
率の低い素材、例えば、合板のみで構成しても良いが、
実施例のように断熱性の有るポリスチレンフォームを用
いれば、上下の空間部４Ａ，４Ｂ間の熱伝導を尚一層確
実に遮断できるから、ポリスチレンフォームその他の合
成樹脂（断熱効果の有る）を用いるべきである。
【００１３】図中、８は柱、９は外壁下地を示す。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、前記の通り、屋根の直射熱は
上側空間部の存在により下側空間部に直接影響すること
がなく、屋根と居室との間にいわば二重の空気層が存す
ることになるから、屋根側からの熱或いは居室側からの
熱それぞれ能率的に断熱され、従って、夏季、冬期を通
じて快適な居住空間を得ることができる。
上側空間部の存在により下側空間部に直接影響すること
がなく、屋根と居室との間にいわば二重の空気層が存す
ることになるから、屋根側からの熱或いは居室側からの
熱それぞれ能率的に断熱され、従って、夏季、冬期を通
じて快適な居住空間を得ることができる。
【図１】略示断面図。
【図２】斜視図。
２ 梁 ２Ａ 軒桁 ４ 天井裏 ７ 仕切りパネル
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも軒桁を含む横架材上に仕切り
パネルを敷設し、該仕切りパネルを隔壁とする上下の空
間部を備えた、木造家屋の天井裏。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10242705A JP2000073486A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 木造家屋の天井裏 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10242705A JP2000073486A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 木造家屋の天井裏 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000073486A true JP2000073486A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17093031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10242705A Pending JP2000073486A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 木造家屋の天井裏 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000073486A (ja) |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10242705A patent/JP2000073486A/ja active Pending
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