JP2000072120A - 遠心式自動開袋装置 - Google Patents

遠心式自動開袋装置

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JP2000072120A
JP2000072120A JP10239341A JP23934198A JP2000072120A JP 2000072120 A JP2000072120 A JP 2000072120A JP 10239341 A JP10239341 A JP 10239341A JP 23934198 A JP23934198 A JP 23934198A JP 2000072120 A JP2000072120 A JP 2000072120A
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Japan
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bag
powder
rotating
housing
gate
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Fumio Kato
文雄 加藤
Shinsaku Kamimura
信作 上村
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Tsukasa Industry Co Ltd
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Tsukasa Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋を直接処理する機構や駆動部分を出来るだ
けシンプルにして装置全体をコンパクトにすると共に粉
粒体の充填された袋を処理するハウジング部分を気密的
に遮断して、粉粒体の外部への漏洩を防止する。 【解決手段】 上部袋処理室と粉体投下ホッパー27を
設けた粉体供給室とから構成されたハウジング2に、袋
導入口4と、袋導入口ゲート25と、空袋排出口ゲート
25と、エアシリンダ24、16と、袋カッタ13と、
ターンテーブル14と、差込棒17と、回転盤18とか
ら構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食料品粉粒・化学品粉
粒・薬品粉粒等の各種粉粒体を充填した輸送用袋を、自
動的に開封して内容物を袋から放出させる自動開袋装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は特開平8−258820号の
自動開袋装置を既に提案した。この自動開袋装置は、従
来の装置以上の機能や性能を備えているにもかかわら
ず、装置全体を極めてコンパクトにして設置スペースを
大幅に削減するのみならず、装置の稼働における職場環
境のクリーン化を達成すると共に、省エネルギー、省資
源、リサイクルといった、地球に優しい、社会に優し
い、人に優しい自動開袋装置の提供を目的として提案さ
れた。
【0003】この自動開袋装置は、食料品粉粒・化学品
粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体を充填した袋を自動的に
開封して内容物を袋から放出させる装置であって、袋投
入口と粉粒体排出口を備えたハウジングの内部に、袋投
入口から供給された各種粉粒体の充填袋を保持する袋支
持部と袋受部、袋支持部と袋受部に保持された袋に、差
込棒を差し込んで吊り下げる袋差込保持部、袋差込保持
部に吊り下げられた袋最下部を切断して内容物の粉粒体
を外部に落下放出させる袋切断部、袋切断部によって切
断されて内容物の粉粒体を放出した空袋を袋排出ローラ
を介してハウジングの側面に開口形成した袋排出口から
ハウジングの外部に排出する袋折込部と、集塵装置とか
ら構成されたものである。
【0004】しかしながら、前記従来の自動開袋装置
は、製粉工場等の食料品粉粒体処理プラントで実際に稼
動させた結果として次のような問題点が明らかになっ
た。 ハウジングの内部で袋を直接処理する機構系や駆動系
が複雑で大掛かりなため装置全体をコンパクトな形状に
することが難しい。 袋の投入口が開放されているため、開袋工程で発生し
た粉粒体が粉煙となってハウジングの外部に噴出するこ
とがある。 内部の構造が複雑なため、開袋工程で発生した粉粒体
がハウジングの内部や機構系、駆動系に残留することが
あり、これが腐食して雑菌となるため衛生的に問題が発
生するおそれがある。 ハウジングの内部構造が複雑なため、洗浄をはじめと
して保守、点検が面倒である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項記載の
発明は、袋を直接処理する機構や駆動部分を出来るだけ
シンプルにして、装置全体をコンパクトにすると共に、
粉粒体の充填された袋を処理するハウジング部分を気密
にして、粉粒体の外部への漏洩を防止することのできる
自動開袋装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1に記載したとおり、入口ゲート
を開けて、ハウジングの中で粉粒体充填袋に刃で切れ目
を入れながら前記ハウジング内部に設けた搬送路に沿っ
て搬送する搬送切開手段と、前記入口ゲート及び出口ゲ
ートを閉めて前記ハウジングを密閉状態とし、前記粉粒
体充填袋を回転させて遠心力で放出させ、前記出口ゲー
トを開けて、空袋を排出する袋処理手段と、を備えたこ
とを特徴とする遠心式自動開袋装置である。このように
構成することで、集塵装置をハウジングの内部から取り
除くことができ、ハウジングのサイズをコンパクトにで
きると共に、粉粒体充填袋の処理中はハウジングの内部
を完全に気密的に保持できるようになる。
【0007】ここでいう粉粒体には、粉体、粒体、或い
は粉と粒が混ざった粉粒体が含まれる。食料品粉粒・化
学品粉粒・薬品粉粒等の各種のものが挙げられる。具体
例として、グラニュー糖、ブドウ糖、脱脂粉乳、澱粉、
米ヌカ、香辛料、セメント、フライアッシュ、カーボン
ブラック、塩、洗剤、小麦、米、メイズ、大豆、モル
ト、珪砂、酸化アルミナ、酸化チタン、炭酸カルシュウ
ム、微粉炭、石灰、ソーダ灰、食品ミックス粉、小麦ミ
ックス粉、スープ粉末、石油化学粉末、薬品、顔料、配
合肥料、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ABC樹
脂、PVCパウダ、ポリプロピレン粉末、粉体塗料等が
挙げられる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記ハウジング
の内部が少なくとも袋処理室と、機械室に分離され、前
記袋処理室で発生する粉粒体が機械室に進入しないよう
にシールがなされていることを特徴とする請求項1に記
載の遠心式自動開袋装置である。これにより、ハウジン
グの内部において、粉粒体充填袋を処理する機構部分
と、駆動源等とが機械的に分離される。したがって、製
粉工場等への設置スペースを有効に利用することができ
るようになると共にハウジングの内部の洗浄が容易にな
る。その上、洗浄が不可能な機構部分や駆動部分など
に、袋処理中に粉粒体が侵入して残留し、腐食したりし
て、機械の故障の原因になることを防止することができ
る。例えば、機械室にある機械、例えば、粉粒体充填袋
の回転装置の可動部が、シールがなされた孔を介して袋
処理室に進退自在となっていて、いずれにおいても、粉
粒体が袋処理室から機械室に侵入しないようにする態様
が挙げられる。この回転装置としては、請求項3が挙げ
られる。なお、機械室の機械の一部が袋処理室へ出没可
能或いは進退自在となっており、そこがシールされてい
ることが好適である。例えば、粉粒体充填袋を回転させ
る回転装置の一部が出没自在で当該袋を回転させるよう
な構成である。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1及び2
記載の発明をより具体的に規定したものであり、粉粒体
充填袋を処理する袋処理室と、機械室とが仕切り部材で
仕切られ、前記袋処理室と外部とを連通する供給口と排
出口とを有するハウジングと、前記機械室に設けられた
回転力発生部により回転駆動させられる回転部材と、該
回転部材の下側に設けられた回転テーブルとを備え、前
記回転部材が前記機械室から前記仕切り部材を介して前
記袋処理室に延び出し、また、上下に移動可能とされ、
前記回転部材と前記回転テーブルで前記粉粒体充填袋を
押さえて回転させることができる回転部と、前記供給口
から前記粉粒体充填袋を前記袋処理室に導入する袋移送
部材と、前記供給口から排出口に横架された袋搬送部材
とを備え、前記回転部材により粉粒体が放出されたこと
に起因して、前記排出口を通じて前記袋処理室から空袋
を排出させる誘導排出部と、前記供給口近くに設けた刃
と、前記供給口と前記排出口をそれぞれ開閉するゲート
を備えたゲート部と、前記粉粒体充填袋から放出される
粉粒体を排出できる粉粒体排出部と、少なくとも前記回
転部、前記誘導排出部、及び前記ゲート部の制御を司る
制御装置と、を備えたことを特徴とする遠心式自動開袋
装置である。これにより、請求項1及び2記載の発明と
同様の課題を達成できる。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記回転部材
は、立設された回転シャフトと、該回転シャフトの下端
部に設けられた回転盤と、該回転盤の下面に設けられた
複数の差込棒とを備えたことを特徴とする請求項3に記
載の遠心式自動開袋装置である。これにより粉体充填袋
を確実に押さえて粉粒体の放出を効率的なものとでき
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記仕切り部材
に貫通穴が設けられ、該貫通穴に前記回転シャフトが挿
通され、前記貫通穴をシール装置で気密にしたことを特
徴とする請求項4に記載の遠心式自動開袋装置である。
これにより、袋処理室で発生した粉粒体が機械室に進入
しないので、請求項2と同様の課題が達成できる。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記粉粒体排出
部が、前記ハウジングの袋処理室の下部に設けた粉粒体
投下シュータ部であり、その排出口に、前記制御装置か
らの制御信号に応答して開閉する開閉バルブ機構を設け
たことを特徴とする請求項3ないし5いずれかに記載の
遠心式自動開袋装置である。これにより、放出された粉
粒体を粉粒体投下シュータ部に留めておいたり、或は、
所望のときに、他の工程に自在に搬送や供給ができるこ
ととなり、粉粒体輸送の自由度が高まるのである。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明の遠心式自動開袋装置
1の実施形態の一例について、図面を参照して説明す
る。 (実施形態の構成)本実施形態の遠心式自動開袋装置1
は、図1ないし図5に示した通り、粉塵の漏出を防止で
きるハウジング2を備えている。このハウジング2は、
上部にトップパネル3を備えた上部カバー4を備え、側
面に粉粒体が充填された粉体充填袋F(図9ないし図1
1参照)を導入する袋導入口5と、粉粒体を排出した空
袋G(図14ないし図15参照)を外部に排出する空袋
排出口6とを備え、袋導入口5と空袋排出口6の下部に
は下部カバー7とを備えている。袋導入口5と空袋排出
口6は対向するように配置されている。上部カバー4
は、上部に突出するモータ8と、電磁弁やエアシリンダ
等からなるエア・アクチュエータ9の外部への露出を避
けると共に点検や修理の時に着脱が可能な構造となって
いる。上部カバー4の左側のトップパネル3上には、制
御ボックス10が固定され、その外側面に操作パネル1
1が設けられており、また、制御ボックス10の内部に
電子制御回路12が設けられ、それぞれ配線がなされて
いる。
【0014】上部カバー4の下側に仕切りパネル13が
設けられ、その間に機械室14が形成されている。この
機械室14の内部には、図3及び図5に示した通り、仕
切りパネル13の上面に左右一対設けられたエア・アク
チュエータであるリニア・アクチュエータ15がある。
リニア・アクチュエータ15の内部にリミットスイッチ
75が備えられ、リニア・アクチュエータ15の駆動限
界を検出するようになっている。トップパネル3の右端
部に連通孔16が設けられ、この連通孔16を通って、
左右のリニア・アクチュエータ15からロッド状の袋移
送アーム17が左右に水平に延び出し、下方にコ字状に
屈曲された先端部に袋押込ロッド18と袋押込板19が
接続されている。これにより、リニア・アクチュエータ
15を作動させることで袋移送アーム17が2点鎖線矢
印で示す通りX方向(図5参照)に往復動することがで
き、袋供給ボード20に搭載された粉体充填袋Fを袋搬
送レール21上に取り込むことができるようになってい
る。
【0015】また、機械室14の内部中央に、回転軸が
垂直になるように配置されたモータ8と、その左側に、
このモータ8を上下方向に移動させるエア・アクチュエ
ータ9とが設けられている。リミットスイッチ90はエ
ア・アクチュエータ9に取り付けられ、その駆動限界を
検出するようになっている。仕切りパネル13の中央部
には貫通穴25が設けられ、これを介してモータ8の回
転シャフト23が突出され、その下端部に回転盤24が
固定されている。このモータ8と回転シャフト23は、
エア・アクチュエータ9を作動させることで、貫通穴2
5を通って、仕切りパネル13の下部に広がる袋処理室
26に向かって、2点鎖線矢印で示す通り、Z方向(図
5参照)に示す通りに上下動できるようになっている。
また、ローラベアリング27が貫通穴25の直上部の仕
切りパネル13の部分に周設され、回転シャフト23を
支持している。これにより、回転シャフト23が上下に
摺動できるようにされ、回転盤24が、下部カバー7の
上部中央に配置された後述のターンテーブル28の上面
近傍にまで昇降できるようになっている。回転シャフト
23の一部が袋処理室26に出没自在となっており、回
転盤24、差込棒29は袋処理室26に存在する。回転
盤24の裏面から先の尖った4本の差込棒29が垂直下
方に突出され、また、差込棒29は回転盤24の裏面に
周設されている。エアシール30は、仕切りパネル13
の貫通穴25の外周表面にドーナツ状に貼り付けられて
いるものであり、回転シャフト23が上下動する際に、
仕切りパネル13の貫通穴25の気密性を保って、ハウ
ジング2の内部で処理された粉粒体がモータ8やエア・
アクチュエータ9に侵入すること、或いは、連通孔16
から排出されることを防いでいる。モータ8が回転する
ことで、粉体充填袋Fが回転し、その切れ目から粉体が
遠心力で短時間に放出されるようになっているし、従来
難しかった小袋の開袋にも対応することができるように
なったものである。これについては動作のところで詳述
する。
【0016】粉体充填袋Fを処理するハウジング2の内
部は、図4に示した通り、粉体投下ホッパー31の上面
近傍に平行に4本の板状の袋搬送レール21が下部カバ
ー7の上部において、袋導入口5から空袋排出口6まで
直線路を形成するように立設されて取り付けられ、袋搬
送レール21の間には空隙が設定されている。これらの
袋搬送レール21には、ターンテーブル28が配置で
き、かつ、袋搬送レール21とターンテーブル28との
上表面が面一となるような、切欠が設けられている。こ
れらの袋搬送レール21には、袋導入口5近傍の端辺
に、固定刃32が左右方向に取り付けられ、固定刃32
は斜面を前側に備えている。固定刃32としたのは、固
定刃32が不動で、粉体充填袋Fが移動して、開封する
という考えである。また、内側2本の袋搬送レール21
の中央部に橋渡し状に取り付けられたパネル33に回転
軸35が回転自在に設けられている。この回転軸35に
ターンテーブル28が軸着されている。このターンテー
ブル28の上面に載置されることとなる粉体充填袋F
に、上方から差込棒29が刺さるようになっている。
【0017】図3に示す通り、袋導入口5の下縁辺から
外部右側面に水平方向に袋供給ボード20が延び出さ
れ、その手前側に左右方向に板状のストッパ36が設け
られている。このストッパ36は、移送コンベア37か
らY方向に搬送されて、袋供給ボード20に供給された
粉体充填袋Fを係止するものである。袋検出スイッチ4
0は、袋供給ボード20の内側に設けられたものであ
り、粉体充填袋Fがこれに当たることで、粉体充填袋F
が供給されてきたか否かを検知するものである。移送コ
ンベア37は、遠心式自動開袋装置1の長手方向と直交
して配置されているベルトコンベアからなるものであ
る。また、移送コンベア38(図14及び図15参照)は
遠心式自動開袋装置1の長手方向と平行に、空袋排出口
6近辺に配置されているものである。移送コンベア38
には、ベルトコンベアからなり、空袋Gがハウジング2
の外部に完全に排出されたことを検出するセンサ80
(図14(b)参照)を備えている。
【0018】図1に示す通り、ハウジング2の袋導入口
5と空袋排出口6を開閉可能な入口ゲート41と出口ゲ
ート42は、それぞれ、電磁弁やエアシリンダ等からな
るエア・アクチュエータ43と、電磁弁やエアシリンダ
等からなるエア・アクチュエータ44とにそれぞれ接続
され、これらを作動させることで、2点鎖線矢印C方向
(図5参照)に下部カバー7内部を上下方向に摺動でき
るようになっている。すなわち、入口ゲート41、出口
ゲート42は、それぞれ、下部カバー7の内部に形成さ
れた縦長の収容室45、46(図1参照)に退避されて
いて、エア・アクチュエータ43、44は、それぞれ収
容室45、46に固定されて収納されている。また、収
容室45、46の上部出口には、気密を保持するため、
粉体用シールであるグランドパッキン47、48(図1
参照)が周設され、収容室45、46に粉体が侵入しな
いようになっている。入口ゲート41、出口ゲート42
は、粉体充填袋Fを開封する場合に、入口ゲート41と
出口ゲート42とが上昇して、袋導入口5と空袋排出口
6をそれぞれ閉じることができるようになっている。こ
れにより、ハウジング2の内部を外気と遮断させること
ができる。また、下部カバー7の内部には、袋搬送レー
ル21の下側に粉体投下ホッパー31が設けられ、下部
カバー7、上部カバー4とともに、袋処理室26を区画
して形成している。粉体投下ホッパー31の下部には、
制御ボックス10等からの駆動信号でバルブをフラップ
式に開閉する粉体ゲートフラップ50が設けられてい
る。すなわち、図6に示す通り、粉体ゲートフラップ5
0は、ハウジング51と、電磁弁や水平方向に駆動可能
なエアシリンダ等からなるエア・アクチュエータ52
と、このエアシリンダのピストンロッドと接続するリン
ク機構53と、このリンク機構53と接続されてフラッ
プ動作を行なうフラップ54とから構成され、実線矢印
で示す通りの動きをするものである。この粉体ゲートフ
ラップ50に代えて、スライド式開閉構造を備えた粉体
ゲートスライド等、様々な構造の粉体排出装置の採用が
可能である。
【0019】図7に示す電子制御回路12は、自動開袋
制御を司るCPU121と、データの一時的な記憶が行
なわれるRAM122、自動開袋制御プログラムが格納
された読み出し専用のROM123、計数を行なうカウ
ンタ124と、時間を計測するタイマ125と、音声制
御を行なう音声制御部126と、表示制御を行なう表示
制御部127と、信号の入出力を行なう入出力ポート1
28と、上述のものを相互に接続するバス129とから
構成されている。入出力ポート128は、袋検出スイッ
チ40、リミットスイッチ75、センサ80、リミット
スイッチ90等から入力信号を受信すると共に、モータ
8、エア・アクチュエータ9、リニア・アクチュエータ
15、エア・アクチュエータ43,44,52等へ出力
信号を送信するものである。入出力ポート128は、デ
ィスプレイ130やスピーカ131にも接続され、運転
状況等の画像を表示したり、音声出力を行なうようにな
っている。また、入出力ポート128は、操作パネル1
1、或いは集中制御装置60と相互に接続され、信号の
送受信を行なうようになっている。通常は、制御ボック
ス10と製粉工場等の内部にある集中制御装置60(図
7参照)とを電気的に配線して、集中的に駆動制御がさ
れるようになっている。操作パネル11は、基本的には
マニュアルで作動させるときに使用するものである。な
お、エア・アクチュエータ9、43、44、52、リニ
アアクチュエータ15には、遠心式自動開袋装置1の外
にあるエコンプレッサ、レギュレータ等から空気圧が供
給されるようになっている。
【0020】(本実施形態の動作)次に、前記構成から
なる本実施形態の遠心式自動開袋装置1の動作について
図7ないし図15を参照して説明する。遠心式自動開袋
装置1の操作パネル11の電源スイッチをONにする
と、初期設定が行なわれた後、電子制御回路12では、
図7に示した通り、CPU121が、あらかじめROM
123に記憶されている自動開袋処理のプログラムのア
ルゴリズムに従って、各部に制御信号を出力する。初期
状態では、入口ゲート41及び出口ゲート42は閉じら
れている。まず、リニア・アクチュエータ15に駆動信
号を出力し動作させる。これにより、袋移送アーム17
は、図9(a)に示した通り、リニア・アクチュエータ
15に駆動信号を出力し動作させ、袋移送アーム17は
実線矢印に示す通り右方向に摺動した後に、袋供給ボー
ド20の右端部で停止し、一旦待機状態となる。CPU
121はエア・アクチュエータ43に駆動信号を出力し
て動作させ、袋導入口5を遮蔽している入口ゲート41
を実線矢印に示す通り下方向に摺動させて、この袋導入
口5を開放する。
【0021】遠心式自動開袋装置1がこうして待機状態
となったところで、図9(b)に示したように、移送コ
ンベア37を動かして粉体充填袋Fを袋供給ボード20
の上面に供給する。袋供給ボード20の上面に粉体充填
袋Fが供給されると、粉体充填袋Fが袋供給ボード20
の上面をスライドしてその先端面がストッパ36に当た
り、袋検出スイッチ40をONにする。これにより、電
子制御回路12では、図8に示した通り、CPU121
が以下に述べる通りの自動開袋処理を実行する。
【0022】ステップ100にて袋検出スイッチ40か
らの検出信号を読み込む。CPU121は袋が袋供給ボ
ード20に供給されたと判定すると、ステップ110に
移行し、リニア・アクチュエータ15に駆動信号を出力
し動作させる。これにより、袋移送アーム17は、図1
0(a)に示した通り、袋供給ボード20に搭載されて
いた粉体充填袋Fは、実線矢印に示す通り左方向に移送
され、袋処理室26内部を袋搬送レール21上に沿って
直線的に移動させられる。移動の途中で、粉体充填袋F
は、4本の袋搬送レール21上の右側端辺にそれぞれ設
けられた固定刃32でその底部を点線に示す通り4箇
所、直線状に切り裂かれる。そして、粉体充填袋Fは、
図10(b)に示した通り、ターンテーブル28の上面
に搭載されて、回転盤24の下側で止められる。このと
き、概ね、粉体充填袋Fの中心とターンテーブル28の
中心とが合致するようにしている。
【0023】袋移送アーム17が粉体充填袋Fを最後ま
で押し込むと、リニア・アクチュエータ15の内部に備
えられているリミットスイッチ75が作動し、リニア・
アクチュエータ15は、図11(a)に示した通り、袋
移送アーム17を実線矢印に示す通り右方向に元の位置
まで摺動させ、再度、袋供給ボード20の右端部で停止
させる。この時、CPU121はリニア・アクチュエー
タ15のリミットスイッチ75からの信号を読み込んで
いるので、引き続きステップ120に移行して、エア・
アクチュエータ43に駆動信号を出力し、動作させる。
これにより、図11(b)に示した通り、入口ゲート4
1は実線矢印に示す通り上方向に摺動し、開放状態にあ
る袋導入口5は閉じられ外部と遮断され、袋処理室26
は気密状態となる。更に、ステップ130に移行し、C
PU121はエア・アクチュエータ9に駆動信号を出力
し動作させ、モータ8を点線矢印に示す通り下方向に降
下させる。これにより、回転シャフト23が貫通穴25
の下方に移動し、差込棒29が粉体充填袋Fの上面から
その内部に設定された量だけ差し込まれ、また、回転盤
24の底面が粉体充填袋Fの上表面或いはその近くで止
められる。
【0024】図12(a)に示した通り、CPU121
は、エア・アクチュエータ9に取り付けられているリミ
ットスイッチ90からの信号を読み込み、ターンテーブ
ル28の上面で粉体充填袋Fが回転盤24に完全に押さ
え込まれていることを確認すると、ステップ140に移
行し、CPU121は、モータ8に駆動信号を出力し動
作させる。これにより、モータ8の回転トルクが回転シ
ャフト23に伝達され、図12(b)の実線矢印で示す
通り、平面から見ると、回転盤24と差込棒29とで粉
体充填袋Fを時計方向に回転させる。そのとき、ターン
テーブル28は従動してともに回転させられる。
【0025】こうしてモータ8が回転を始めると、CP
U121は、ステップ150に移行して粉体ゲートフラ
ップ50に開信号を出力するとともに、RAM122に
あらかじめ記憶されている時間だけ、モータ8を回転駆
動させ、ステップ160に移行して、モータ8の回転を
停止させる。この一連の動作により、図13(a)に示
す通り、ターンテーブル28の上面で回転された粉体充
填袋Fには、強力な遠心力が加わり、粉体充填袋Fの内
部の粉体は、2点鎖線矢印に示したように、粉体充填袋
Fの底部の切開口から遠心力で斜め下方に飛び出し、粉
体投下ホッパー31に投入され、開状態になっている粉
体ゲートフラップ50の排出口から、適宜の手段、例え
ば、輸送管等を介して、次の工程に搬送される。
【0026】そして、CPU121はRAM122から
読み込んだ時間をタイマ125が経時すると、今度はス
テップ170に移行して、エア・アクチュエータ9に駆
動信号を出力し動作させる。これにより、モータ8、回
転シャフト23、回転盤24、差込棒29は、図13
(b)に示した通り、点線矢印方向に上昇する。回転盤
24、差込棒29は、袋処理室26の上部で停止する。
粉体充填袋Fの上面の穴は、広口穴に拡張されているの
で、差込棒29は空袋Gから容易に引き抜かれる。広口
穴となったのは、回転盤24の差込棒29が刺さったま
ま重量物である粉体充填袋Fを回転させていたからであ
る。
【0027】さらに、処理はステップ180に移行し
て、図13(b)に示す通り、CPU121はエア・ア
クチュエータ43に駆動信号を出力し動作させ、袋導入
口5を遮蔽している入口ゲート41を実線矢印で示す通
り、下方向に摺動させて、袋導入口5を開放する。そし
て、ステップ190に移行して、エア・アクチュエータ
44に駆動信号を出力して動作させ、空袋排出口6を遮
蔽している出口ゲート42も実線矢印で示す通り、下方
向に摺動させて、空袋排出口6を開放する。このように
して、最初の自動開袋処理の一連の処理を終える。
【0028】そうして、袋導入口5と空袋排出口6が開
状態となり、袋移送アーム17によってハウジング2の
内部に新しく粉体充填袋Fが送りこまれてくると、ター
ンテーブル28の上面に放置されている空袋Gは、図1
4(a)に示した通り、この粉体充填袋Fに左方向に直
線的に押し出されて、その一端が空袋排出口6からハウ
ジング2の外部に露出する。空袋Gは、図14(b)に
示した通り、新しく送りこまれた粉体充填袋Fにさらに
押されて、空袋排出口6から、ハウジング2の左部外側
近傍に設けられていた移送コンベア38に送り出されて
実線矢印で示す通り左方向に搬送される。
【0029】新しく送りこまれた粉体充填袋Fがターン
テーブル28に搭載され、空袋Gがハウジング2の外部
に完全に排出されたことをセンサ80で確認すると、図
15(a)に示した通り、エア・アクチュエータ44が
作動して出口ゲート42が実線矢印で示す通り、上方向
に摺動し、空袋排出口6が遮断される。さらに、図15
(b)に示した通り、リニア・アクチュエータ15が作
動して袋移送アーム17を実線矢印で示す通り、右方向
に摺動させ、再度、袋供給ボード20の右端部で停止さ
せる。さらに、エア・アクチュエータ43が駆動して入
口ゲート41を実線矢印で示す通り、上方向に摺動さ
せ、開放状態にある袋導入口5を遮断する。このように
して次の開袋工程を開始する。こうして、引き続きこの
処理を繰り返し、次々に粉体充填袋Fを開袋させてゆく
こととなる。
【0030】(実施形態の効果)このように動作するこ
とで、本実施形態の遠心式自動開袋装置1は、次の効果
を生じさせることができる。 袋を処理する機構や駆動部分をできるだけシンプル
で、小さく、薄くしたことで、袋を処理するハウジング
2の内部の容積を出来るだけ小さくすることが可能とな
る。これにより、遠心式自動開袋装置1全体を極めてコ
ンパクトなものとし、製粉工場等への設置スペースを有
効に利用することができるようになるばかりか、遠心式
自動開袋装置1の輸送から工場等への設置工事などが容
易になった。 粉体充填袋Fを切断する方法に、駆動部分が不要な固
定刃32を用い、また、切断された袋から粉体を放出さ
せるのに遠心分離式構造を採用し、さらに、ハウジング
2の内部に粉体充填袋Fを供給したり排出するのに、リ
ニア・アクチュエータ15と袋移送アーム17を採用し
たことで、粉体処理工程の仕事率を低下させることな
く、省電力でシンプルな機構系や駆動系を実現した。こ
れにより、ダウンサイジングと省エネルギーを同時に可
能にした。 ハウジング2の袋導入口5と空袋排出口6に入口ゲー
ト41と出口ゲート42を設けて、必要に応じ開閉でき
るようにした。これにより、粉体の遠心処理中は、ハウ
ジング2の内部が外気と遮断されるようになり、ハウジ
ング2の内部で発生した粉体の粉煙が、遠心式自動開袋
装置1の外部に漏洩して、工場内や作業員に悪影響を与
えることがなくなった。 回転盤24の回転シャフト23が突出する貫通穴25
の外周表面にドーナツ状のエアシール30を貼り付け、
ハウジング2の内部と機構部分と仕切って、袋処理室2
6と機械室14とを遮断するようにした。これにより、
粉体充填袋Fから粉体を放出する作業を行った際に袋処
理室26で発生する浮遊粉体が、機械室14に侵入する
ことがなくなるし、また、袋処理室26の洗浄が容易に
なると共に、衛生面でも飛躍的に向上することとなる。 ハウジング2の袋処理室26を密閉化し、さらに粉体
投下ホッパー31の放出口に粉体ゲートフラップ50を
備えたことで、粉体投下ホッパー31から粉体ゲートフ
ラップ50までの空間が気密状態になるため、粉体ゲー
トフラップ50に粉粒体高密度空気輸送装置(図示略)
を接続するだけで、袋処理室26の内部で開袋処理され
た粉粒体は、ハウジング2の内部壁に付着することな
く、効果的に吸引されるようになる。これにより、従前
の集塵機(図示略)をハウジング2の内部から取り除く
ことが可能になった。 遠心式自動開袋装置1の各駆動機構、例えば、モータ
8、リニア・アクチュエータ15、エア・アクチュエー
タ9、43、44、配管、配線等を全て袋処理室26の
外部に取り付けて分離した構造としたことで、保守点検
等、メンテナンスが極めて容易である。 遠心式自動開袋装置1を稼働させても、振動、騒音或
いは埃の発生が殆ど無いため、職場環境や作業環境の改
善に極めて有効である。
【0031】
【発明の効果】請求項1ないし6記載の発明の遠心式自
動開袋装置によれば、集塵装置を無くして、機構部分や
駆動部分を出来るだけ小型かつ薄型にして、従来の装置
に比較して極めてコンパクトなサイズを実現した。これ
により、製粉工場等への設置スペースを有効に利用する
ことができるようになるばかりか、開袋装置の輸送から
工場等への設置工事などが容易になった。また、ハウジ
ングに開閉自在なゲートを設けて、ハウジングの内部と
外気とを気密的に遮断できるようにしたため、遠心処理
された粉粒体が外部に漏れることが無くなり、遠心式自
動開袋装置の周辺をクリーンにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の遠心式自動開袋装置1の内
部構造を表した部分断面正面図である。
【図2】同遠心式自動開袋装置1の平面図である。
【図3】同遠心式自動開袋装置1の機械室の内部構造を
表示した平面図である。
【図4】同遠心式自動開袋装置1の袋処理室の内部構造
を表示した平面図である。
【図5】同遠心式自動開袋装置1の作動部分の作動状態
を表した作動説明図である。
【図6】同遠心式自動開袋装置1の粉体ゲートフラップ
50を表した正面図である。
【図7】同遠心式自動開袋装置1の電子制御回路12の
システムブロック図である。
【図8】同遠心式自動開袋装置1の電子制御回路12で
実行される自動開袋処理のフローチャートである。
【図9】(a)は同遠心式自動開袋装置1において、粉
体充填袋Fの導入動作を示す部分断面正面図、(b)は
同平面図である。
【図10】(a)は同遠心式自動開袋装置1において、
粉体充填袋Fの開封動作を示す部分断面正面図、(b)
は開封された粉体充填袋Fがターンテーブル28上に置
かれた状態を示す部分断面正面図である。
【図11】(a)は同遠心式自動開袋装置1において、
袋移送アーム17の戻り動作を示す部分断面正面図、
(b)は入口ゲート42の閉じる動作を示す部分断面正
面図である。
【図12】(a)は同遠心式自動開袋装置1において、
粉体充填袋Fがターンテーブル28上に置かれた状態を
示す部分断面平面図、(b)は同ターンテーブル28が
回転する動作を示す部分断面平面図である。
【図13】(a)は同遠心式自動開袋装置1において、
粉体充填袋Fから粉体が放出される動作を示す部分断面
正面図、(b)は同粉体充填袋Fからの粉体が終わった
動作を示す部分断面正面図である。
【図14】(a)、(b)は同遠心式自動開袋装置1に
おいて粉体充填袋Fが空袋Gを押し出して排出する動作
を示す部分断面正面図である。
【図15】(a)、(b)は同遠心式自動開袋装置1に
おいて粉体充填袋Fが空袋Gを完全に押し出して、新し
い粉体充填袋Fがターンテーブル28に置かれるまでの
動作を示す部分断面正面図である。
【符号の説明】
1 遠心式自動開袋装置 2 ハウジング 3 トップパネル 4 トップカバー 5 袋導入口 6 空袋排出口 7 下部カバー 8 モータ 9 エア・アクチュエータ 10 制御ボックス 11 操作パネル 12 電子制御回路 13 仕切りパネル 14 機械室 15 リニア・アクチュエータ 16 連通孔 17 袋移送アーム 18 袋押込ロッド 19 袋押込板 20 袋供給ボード 21 袋搬送レール 23 回転シャフト 24 回転盤 25 貫通穴 26 袋処理室 27 ローラベアリング 28 ターンテーブル 29 差込棒 30 エアシール 31 粉体投下ホッパー 32 固定刃 33 パネル 35 回転軸 36 ストッパ 37 移送コンベア 38 移送コンベア 40 袋検出スイッチ 41 入口ゲート 42 出口ゲート 43 エア・アクチュエータ 44 エア・アクチュエータ 50 粉体ゲートフラップ 51 ハウジング 52 エア・アクチュエータ 53 リンク機構 54 フラップ 60 集中制御装置 75 リミットスイッチ 80 センサ 90 リミットスイッチ 121 CPU 122 RAM 123 ROM 124 カウンタ 125 タイマ 126 音声制御部 127 表示制御部 128 入出力ポート 129 バス 130 ディスプレイ 131 スピーカ F 粉体充填袋 G 空袋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口ゲートを開けて、ハウジングの中で
    粉粒体充填袋に刃で切れ目を入れながら前記ハウジング
    内部に設けた搬送路に沿って搬送する搬送切開手段と、 前記入口ゲート及び出口ゲートを閉めて前記ハウジング
    を密閉状態とし、前記粉粒体充填袋を回転させて遠心力
    で放出させ、前記出口ゲートを開けて、空袋を排出する
    袋処理手段と、 を備えたことを特徴とする遠心式自動開袋装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの内部が少なくとも袋処
    理室と、機械室に分離され、前記袋処理室で発生する粉
    粒体が機械室に進入しないようにシールがなされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠心式自動開袋装
    置。
  3. 【請求項3】 粉粒体充填袋を処理する袋処理室と、機
    械室とが仕切り部材で仕切られ、前記袋処理室と外部と
    を連通する供給口と排出口とを有するハウジングと、 前記機械室に設けられた回転力発生部により回転駆動さ
    せられる回転部材と、該回転部材の下側に設けられた回
    転テーブルとを備え、前記回転部材が前記機械室から前
    記仕切り部材を介して前記袋処理室に延び出し、また、
    上下に移動可能とされ、前記回転部材と前記回転テーブ
    ルで前記粉粒体充填袋を押さえて回転させることができ
    る回転部と、 前記供給口から前記粉粒体充填袋を前記袋処理室に導入
    する袋移送部材と、前記供給口から排出口に横架された
    袋搬送部材とを備え、前記回転部材により粉粒体が放出
    されたことに起因して、前記排出口を通じて前記袋処理
    室から空袋を排出させる誘導排出部と、 前記供給口近くに設けた刃と、 前記供給口と前記排出口をそれぞれ開閉するゲートを備
    えたゲート部と、 前記粉粒体充填袋から放出される粉粒体を排出できる粉
    粒体排出部と、 少なくとも前記回転部、前記誘導排出部、及び前記ゲー
    ト部の制御を司る制御装置と、 を備えたことを特徴とする遠心式自動開袋装置。
  4. 【請求項4】 前記回転部材は、立設された回転シャフ
    トと、該回転シャフトの下端部に設けられた回転盤と、
    該回転盤の下面に設けられた複数の差込棒とを備えたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の遠心式自動開袋装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切り部材に貫通穴が設けられ、該
    貫通穴に前記回転シャフトが挿通され、前記貫通穴をシ
    ール装置で気密にしたことを特徴とする請求項4に記載
    の遠心式自動開袋装置。
  6. 【請求項6】 前記粉粒体排出部が、前記ハウジングの
    袋処理室の下部に設けた粉粒体投下シュータ部であり、
    その排出口に、前記制御装置からの制御信号に応答して
    開閉する開閉バルブ機構を設けたことを特徴とする請求
    項3ないし5いずれかに記載の遠心式自動開袋装置。
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