JP3302215B2 - 自動開袋装置 - Google Patents

自動開袋装置

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JP3302215B2
JP3302215B2 JP09147295A JP9147295A JP3302215B2 JP 3302215 B2 JP3302215 B2 JP 3302215B2 JP 09147295 A JP09147295 A JP 09147295A JP 9147295 A JP9147295 A JP 9147295A JP 3302215 B2 JP3302215 B2 JP 3302215B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食料品粉粒・化学品粉
粒・薬品粉粒等の各種粉粒体をめた輸送用の袋を、自
動的に開封して内容物を袋から放出させる自動開袋装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】食料品から工業用原料に至るまで粉粒体
状の原料として市場に供給されている物に、グラニュー
糖,ブドウ糖,脱脂粉乳,澱粉,米ヌカ,香辛料,セメ
ント,フライアッシュ,カーボンブラック,塩,洗剤,
小麦,米,メイズ,大豆,モルト,珪砂,酸化アルミ
ナ,酸化チタン,炭酸カルシュウム,微粉炭,石灰,ソ
ーダ灰,食品ミックス粉,小麦ミックス粉,スープ粉
末,石油化学粉末,薬品,顔料,配合肥料,フェノール
樹脂,ポリエチレン樹脂,ABC樹脂,PVCパウダ
ー,ポリプロピレン粉末,粉粒体塗料等の多種・多様な
粉粒体が有るこれらの各種粉粒体は、製造会社で製造
された後、袋やプラスチックコンテナに充填されて市場
に供給されている大規模なプラント工場以外の中小の
工場では、貨車やトラックで搬入された袋を作業員が開
封作業を行って、袋の粉粒体内容物をホッパー等に投入
するようにしている。しかしながら、このような人手に
頼る作業では、特に重量物の袋の場合などに作業者に重
労働を要求する事になったり、また、袋の内部に充填さ
れてくる内容物の粉粒体の種類が有害物質や劇物の場
合、袋から粉粒体を放出させた時に舞い上がる粉煙を作
業者が吸い込んだりすると、健康を害することになるた
め、安全上の見地から危険性の高い粉粒体を充填した袋
の開封や袋からの放出作業には防塵マスクの着用が必要
不可欠となっていた。このように、粉粒体を充填した袋
を人的作業に頼って開封したり、袋の内部に充填されて
いる粉粒体を外部に放出させる作業は、重労働を強要す
る厳しい労働環境となるばかりか防塵マスクの着用によ
る作業環境の悪化、更には、毒物や劇物を扱うことによ
る弊害や心理的な負担よる職場環境の低下等といった
極めて大きな問題が付きまとうことになる。そこで、こ
れらの、各種粉粒体の袋を開封したり、袋の内部に充填
された粉粒体を外部に排出させる作業を機械に行わせる
ようにした装置が開袋装置で、既に数種類の開袋装置が
市場に供給されている。
【0003】次に、この従来の開袋装置の代表的な物に
ついて、以下に簡単に説明する。まず、最も一般的な開
袋装置としては「自動開袋システム」,「自動開袋装
置」,「自動開袋設備」及び「自動開袋機」等の装置が
市場に供給されているが、これらの装置は基本的には
各種粉粒体をめた袋を装置に供給する機構,各種粉
粒体をめた袋を導入する機構,各種粉粒体をめた
袋を開封して各種粉粒体を外部に排出する機構,各種
粉粒体を外部に排出した空袋を処理する機構,と言った
4つの独立した機構を大型のフレームに取り付けている
ため、必然的に大型装置になり、その設置に広大なスペ
ースが必要になるため、スペース的に不利な小規模工場
では導入が難しいといった欠点がある。また、上記の従
来技術と構造的に異なる物として「開袋ホッパー機構」
なる装置があり、この装置によれば、各種粉粒体を処理
するホッパーの内部に固定刃を取り付け、このホッパー
の内部にバキュームパットに吸着させた各種粉粒体を充
填した袋を吊り降ろして固定刃に押さえつけ、底部を固
定刃で切断して内容物を投下させるとしているが、この
装置の場合、バキュームパットに吸着しうとする各種
粉粒体をめた袋の重量や内容物の充填状態による形状
によっては使用できないことがあるので、自ずと適用範
囲が限定される欠点がある。一方、これらの従来技術の
欠点を克服する目的で発明された「特開平6−4044
1号」の技術も既に提案されている。この「特開平6−
40441号」の技術によれば、「袋を移送する移送手
段と、袋を受ける可動テーブルと、袋を起立状態に立て
かける袋起立手段と、エアー噴出口を有する差込棒と、
切断手段とを備えたことで、袋を切り開いて内部の粉
体,粒体,ゼラチン状物質等を取り出す作業を自動的に
行えることとなり、現場の作業員は悪環境下での重労働
作業から解放される。また、差込棒からエアーを噴出さ
せるので、差込棒によって多層の袋でも一枚の袋の場合
と同様,各層間のズレやタワミを防止する事が可能とな
り、袋内を正圧に保持しながらしかもエアーの流れによ
って粉粒体,粒体,ゼラチン状物質等の取り出しを促進
でき,それら粉体,粒体,ゼラチン状物質等の排出時間
の短縮化が図れ、しかも袋内に粉体等残留も極めて少
なくできる等の優れた効果を奏する。」としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの上
記従来の技術を詳細に検討すると、いずれの場合も次の
様な問題点が依然として解決されていないことが判明し
た。それは、一番目の問題として、装置全体の機能を一
体的にコンパクトに構成して、装置の設置スペースを出
来るだけ少なくするといった、いわゆる「ダウンサイジ
ング」の技術思想から程遠い大型の装置であるというこ
と。二番目の問題としては、各種粉粒体を排出した袋の
処理の仕方が、に使用済みのゴミとして廃棄物処理す
ることしか考えられておらず、これも、最近の「リサイ
クル」の思想から外れた技術思想であることは明かで
ある。そこで、本発明はこれらの従来技術の問題点を解
決するために成されたもので、従来の装置以上の機能や
性能を備えているにもかかわらず、装置全体を極めてコ
ンパクトにして設置スペースを大に削減するのみなら
ず、装置の稼働における職場環境のクリーン化を達成す
ると共に、省エネルギー・省資源・リサイクルといっ
た、地球に優しい・社会に優しい・人に優しい自動開袋
装置の提供を目的としてる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された本発明は、食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉
粒等の各種粉粒体を充填した袋を自動的に開封して内容
物を袋から放出させる自動開袋装置であって、所定の形
状のハウジングと、当該ハウジングの所定の位置に開口
形成した袋投入口と、当該袋投入口外側近傍に備えた袋
輸送コンベア部と、上記ハウジング内部の袋投入口近傍
に、一端を回動可能に軸着すると共に他端を上方に突設
した板状の袋支持部材と、当該袋支持部材の下部近傍
に、一端を回動可能に軸着し、他端を下方に吊設した略
L字形状板材の袋受部材と、上記ハウジング内部の袋投
入口側と反対となる内壁面の上記袋支持部材の近傍に、
先端を鋭利に切断してその内径部にエアー噴出口を設け
た差込棒を、袋支持部材の板面に対して伸縮させる袋差
込保持部材と、上記ハウジングの最下部の上記袋受部材
の対向面に設け、袋受部材に載置された袋の下部を切断
する袋切断部材と、当該袋切断部材によって下部が切断
された袋を断続的な高圧パルスエアーを噴出して叩き、
袋の内部の粉粒体を落下させるエアーノズル部材とから
成る自動開袋装置において、上記ハウジングの内部の所
定の位置に設けた集塵機と、上記袋切断部材の上部近傍
のハウジング壁面に開口形成した横長長方形状の袋排出
口と、当該袋排出口の内壁部近傍に、袋排出口の開口面
と平行する所定の間隙を介して上下から並設し、外径部
にエアー噴出用スリットを形成した袋排出ーラー部材
と、当該袋排出ーラー部材と対向するハウジング内部
の袋投入口側の内壁面に設け、薄板状の押し板の先端面
を上下の袋排出ーラー部材の間隙面に対して伸縮自在
に突出する袋折込部材とを備えたことを特徴とする自動
開袋装置を要旨としている。板状の袋支持部材は、その
上端部をハウジング内部の袋投入口側内壁方向に傾斜し
た状態から直立した状態になるまで任意に回動するよう
にすると良い。略L字形状板材の袋受部材は、その下端
部受板部分が袋切断部材方向に傾斜した状態、水平な状
態、ハウジング内部の袋投入口側内壁方向に傾斜した状
態のいずれにも任意に回動するようにすると良い。
お、請求項1に記載の各部材と各実施例の対応関係を説
明する。「袋支持部 材」は、袋体アシストパネル3,1
1、駆動シャフト3a,11a及び袋体アシストパネル
駆動アクチュエーター3bに相当する。「袋受部材」
は、袋体アシストチェアー5,13、駆動シャフト5
a,13a及び袋体アシストチェアー駆動アクチュエー
ター5bに相当する。「袋差込保持部材」は、差込棒
7,14及び差込棒駆動アクチュエーター7a,14a
に相当する。「袋排出ローラー部材」は、空袋折込ロー
ラー8,15に相当する。「袋折込部材」は、袋押込板
4,12及び袋押込板駆動アクチュエーター4a,12
aに相当する。
【0006】
【作用】本発明の自動開袋装置によれば、まず、袋輸送
コンベア部を駆動させ、この袋輸送コンベア部の上面
に、食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体
を充填した袋を載置すると、袋輸送コンベア部は各種粉
粒体を充填した袋を輸送してハウジングの袋投入口から
ハウジングの内部に投下する。ハウジングの内部に投下
された各種粉粒体を充填した袋は袋受部材と袋支持部材
に載置される。すると、袋支持部材は、その上端部をハ
ウジング内部の袋投入口側内壁方向に傾斜した状態から
直立した状態になるまで回動すると同時に略L字形状板
材の袋受部材も、その下端部受板部分が袋切断部材方向
に傾斜した状態から水平な状態になるまで回動する。こ
れにより、各種粉粒体を充填した袋はハウジングの内部
で直立した状態となる。そこで、袋差込保持部材を作動
させて、エアー噴出口を設けた差込棒を、直立した各種
粉粒体を充填した袋の上部に伸ばして差し込み、この位
置で各種粉粒体を充填した袋を保持すると共に袋切断部
材を駆動して各種粉粒体を充填した袋の下部を切断し、
更に、各種粉粒体を充填した袋を底で支えている袋受部
材を袋投入口側内壁方向に傾斜した状態に回動させる。
これにより、袋の内部に充填されていた各種粉粒体は切
断された袋の底面から下方に落下放出されることにな
が、この際、袋に付着して外部から持ち込まれた粉塵
は、ハウジングの内部に設けられた集塵機に吸引されて
各種粉粒体のみ落下する。そこで、空になった袋を保持
している袋差込保持部材の差込棒を元の位置に引き込ん
で空になった袋を解放すると同時に袋折込部材を作動さ
せて薄板状の押し板の先端面を上下の袋排出ローラー部
材の間隙面に対して突出させる。これにより空になった
袋は、袋折込部材の押し板の先端面で袋の中央から上下
に折られながら袋排出ローラー部材の間隙で圧縮され袋
排出口からハウジングの外部に折られた状態で排出され
ることになるが、この際、袋排出ローラー部材の外径部
に設けたエアー噴出用スリットから袋に高圧エアーが噴
出されているので、袋排出ローラー部材でハウジングの
外部に送り出される袋は、袋排出ローラー部材を通過す
ることで、袋に付着した各種粉粒体や粉塵等がエアー洗
浄されてクリーンな状態となる。
【0007】
【実施例】本発明の自動開袋装置の実施例について図面
に基づき説明する。図1は本発明を適用した第1実施例
の自動開袋装置外見を表した正面図、図2から図4は
同第1実施例の自動開袋装置の内部構造を表した説明図
である。本第1実施例の自動開袋装置は、図に示す如
く、ハウジング1の側面に各種粒体を充填した袋
投下する袋投入口1aを開口形成し、この袋投入口1a
の外側近傍に各種粒体を充填した袋を移送する輸送
コンベア2の先端部が配置されている。このハウジング
1の内部には、袋投入口1aから投下された各種粒体
を充填した袋を側面から受けとめて支える袋体アシス
トパネル3が、駆動シャフト3aを介してベアリング1
dによりハウジング1に軸着され、更に、駆動シャフト
3aの下方には、各種粒体を放出して空になった袋
を上辺と下辺のほぼ中で二つ折りにするために空袋を
押し込む袋押込板4と袋押込板4を出し入れする袋押込
板駆動アクチュエーター4aが備えられている。更に、
袋押込板4の直下近傍に、袋投入口1aから投下された
各種粒体を充填した袋を底部で支える袋体アシスト
チェアー5が、駆動シャフト5aを介してベアリング1
dによりハウジング1に軸着され、また更に、袋体アシ
ストチェアー5の近傍には、各種粒体を充填した袋
の底部を切断する袋カッター6と袋カッター駆動アクチ
ュエーター6aが備えられている。一方、ハウジング1
の袋投入口1aと反対側の内壁部の袋体アシストパネル
3の対には、袋体アシストパネル3及び袋体アシ
ストチェアー5によって起立状態にされた各種粒体を
充填した袋の上部を差し込んで保持する差込棒7と差
込棒7を出し入れする差込棒駆動アクチュエーター7a
が備えられている。この差込棒7は先端が鋭利に切断さ
れた空洞管で外部から供給された高圧エアーが差込棒7
の先端から吹き出すようになっている。更に、差込棒7
の下方のハウジング1の内壁面には横長の袋排出口1b
が開口形成され、この袋排出口1bの内側近傍には、図
と図3に示した如く、ホールHを有するローラーRの
外径面に高圧パルスエアーAを噴出するスリットSを形
成した大・小の長尺ローラーを所定の間隙で上・下から
6本並設した空袋折込ローラー8がハウジング1に軸着
されている。この空袋折込ローラー8側の内壁面最下部
には、袋カッター6で下部が切断された袋に高圧パル
スエアーを噴出して叩き、袋の内部に残留した各種
粉粒体を落下させるエアーノズル9が備えられている。
尚、1cは袋から排出された各種粒体を投下するシ
ューターに接続するシューター接続口、1dはベアリン
グ、1eは点検窓である。他方、ハウジング1の背面に
、図4に示した如く、袋体アシストパネル3を駆動す
る袋体アシストパネル駆動アクチュエーター3b、袋体
アシストチェアー5を駆動する袋体アシストチェアー駆
動アクチュエータ5bが備えられている。更に、隔壁
1fと背面との空間のハウジング1の内部には、袋処理
室Xから分離独立した集塵処理室Yが形成され、この集
塵処理室Yの内部に集塵機DFが備えられている。
【0008】次に、上記構成からなる本第1実施例の自
動開袋装置の作用・効果について図面に基づき説明す
る。図5から図9は本第実施例の自動開袋装置の作用
説明図である。まず、第1実施例の自動開袋装置の制御
回路に電源を投入すると、制御回路は、袋体アシストパ
ネル3の駆動シャフト3aを駆動する袋体アシストパネ
ル駆動アクチュエーター3bと、袋体アシストチェアー
5の駆動シャフト5aを駆動する袋体アシストチェアー
駆動アクチュエータ5bに駆動信号を出力し、袋体ア
シストパネル3及び袋体アシストチェアー5は、図
示した如く、それぞれ傾斜した状態に回動して停止す
る。そこで、輸送コンベア2を駆動して各種粒体を充
填した袋Fを移送し、この袋Fを矢印に示した様に袋投
入口1aからハウジング1の内部に投下すると、ハウジ
ング1の内部に投下された袋Fは傾斜した状態の袋体ア
シストパネル3と袋体アシストチェアー5に滑り落ちて
受けとめられる。
【0009】次に、制御回路は、ハウジング1の内部に
投下された袋Fが袋体アシストパネル3と袋体アシスト
チェアー5に完全に受けとめられたことを感知すると、
袋体アシストパネル駆動アクチュエーター3bと袋体ア
シストチェアー駆動アクチュエータ5bに駆動信号を
出力し、袋体アシストパネル3及び袋体アシストチェア
ー5は、図に示した如く、それぞれ垂直な状態に戻る
ので、袋Fは起立状態となる。そこで、制御回路は、差
込棒駆動アクチュエーター7aに駆動信号を出力して差
込棒7の先端部を起立状態の袋Fの上部に差し込んで袋
Fを保持する。
【0010】次に、制御回路は、袋Fが差込棒7の差し
込み動作で完全に保持されていることを感知すると、袋
体アシストチェアー5の袋体アシストチェアー駆動アク
チュエータ5bに駆動信号を出力し、図に示した如
く、袋体アシストチェアー5が袋Fから後方(時計方
向)に回動して、袋Fは差込棒7から吊り下げられた状
態となる。そこで、制御回路は、袋カッター駆動アクチ
ュエーター6aに駆動信号を出力して袋カッター6を動
作させ、袋Fの底部を切り開いて、内部に充填されてい
た各種粒体を下方に全て落下させるが、この際に、底
部が切り開かれた袋Fには、矢印に示した如く、エアー
ノズル9から高圧パルスエアーが噴出されて外部から
叩かれるため、袋Fの内部に残留した各種粉粒体は叩き
落とされて、矢印に示した如く、シューター接続口1c
からシューター,ホッパー等の各粒体処理装置に供
給されると共に、袋Fの外側面に付着した各種粉粒体や
粉塵等も高圧パルスエアーで払い落とされることにな
る。尚、この袋Fに高圧パルスエアーを連続的に噴出
して袋F全体を叩き、袋Fの内部の各種粉粒体を叩き落
とすと共に袋Fの外側面に付着した各種粉粒体や粉塵等
を高圧パルスエアーで払い落とす処理を実行中は、図
5(a),(b)に示した如く、ハウジング1の隔壁1
fから背面に形成された集塵処理室Yの内部に備えられ
た集塵機DFが運転されているので、袋処理室Xにおい
袋Fから払い落とされた各種粉粒体混ざった粉塵類
は、矢印に示した如く、集塵機DFに吸引されて取り除
かれる。
【0011】このように、袋Fに充填されていた各種
粒体が外部に放出されると、制御回路は袋押込板駆動ア
クチュエーター4aに駆動信号を出力して、図(a)
に示した如く、袋押込板4が空になった袋Fを空袋折込
ローラー8の上・下のローラー面の間隙部分に二つ折り
にしながら押し込む動作を行うが、この時、空袋折込
ーラー8は、図(b)に示した如く、モーターローラ
で回転駆動されているローラーRの外径面のスリット
から高圧パルスエアーAを放出して回転するため、空袋
折込ローラー8の上・下のローラー面の間隙部分に二つ
折りにされながら送られる袋Fは高圧パルスエアーAで
空気洗浄された後に、図10に示した如く、ハウジング
1の袋排出口1bから外部に放出されることになる。こ
の作用により、本実施例の自動開袋装置は、 (1)各種粒体を充填した袋の導入工程・開封工程・
粒体排出工程・粒体外部供給工程・空袋の折り畳み
処理工程・使用済み袋外部排出工程といった一連の工程
を所定のシーケンシャルに応じて自動的に処理すること
ができるため、極めて有効な省力化が可能となる。 (2)大がかりなプラント装置が一般的であったこの種
の装置のサイズを、いわゆる「ダウンサイジング」の技
術思想を導入して世界最小サイズ化を実現させることに
成功した。これにより、装置の輸送・搬入が容易になる
と共に設置スペースを選ばず小規模の工場でも導入が可
能になった。 (3)自動開袋装置の内部に自動エアー洗浄装置を世界
に先駆けて内したことで、装置内の残留粉粒体に起因
する雑菌問題を解決して極めて衛生的な装置を実現し
た。 (4)内容物を排出して使用済みとなった袋は自動的に
折り畳まれ、更に折り畳む際に袋に付着した粉粒体を自
動でエアー洗浄して排出されるため、空袋の回収処理が
簡単にできるのみならず、空袋に付着した粉による周辺
への汚染も完全にシャッタアウトされることになる。 (5)同じハウジングの内部に集塵機を予め備えている
ので、別途集塵設備を設置する必要がなくなる。 (6)装置の稼働中は装置内を常時クリーンにする自動
自己洗浄機能が働くため、頻繁な内部洗浄作業が不要と
なった。 (7)集塵機を横付け型としたことで、負圧を掛けて粉
塵を吸引するサクション口を装置内の粉粒体の排出口に
極めて近い位置に設置することができた。これにより、
無駄のない効率的な粉体の回収が実現した。 (8)装置内に高圧エアーを吹き込む機能を備えている
ので、袋から排出する各種粒体の完全排出が可能にな
った。 (9)装置の各駆動機構、例えば、アクチュエータ,モ
ーター,配管,配線等が全て本体外部に取り付ける構造
としたことで、保守・点検等もメンテナンスが極めて容
易である。 (10)装置を稼働させても、振動・騒音或いは埃の発
生が殆ど無いため職場環境や作業環境の改善に極めて有
効である。 (11)本装置の各粉粒処理機構部は、すべて人間の人
為的作業工程をシュミレーションしたアルゴリズムに従
って作動を制御しているため、粉体に優しく、袋の糸切
れ・糸屑等の異物混入が皆無である。といった数々の効
果を発揮することに成功した。
【0012】次に、本発明の自動開袋装置の第2実施例
について図面に基づき説明する。図11は本第2実施例
の自動開袋装置の外見を表した正面図、図12は第2実
施例の自動開袋装置の内部構造を表した正面図である。
本第2実施例の自動開袋装置は、図に示した如く、10
はハウジング、10aは袋投入口、10bは袋排出口、
10cはシューター接続口、10dはベアリング、10
eは点検窓、11は袋体アシストパネル、11aは駆動
シャフト、12は袋押込板、12aは袋押込板駆動アク
チュエーター、13は袋体アシストチェアー、13aは
駆動シャフト、14は差込棒、14aは差込棒駆動アク
チュエーター、15は空袋折込ローラー、16は袋カッ
ター、16aは袋カッター駆動アクチュエーター、16
bはエアーノズル、DFは集塵機から構成されている。
【0013】次に、第2実施例の自動開袋装置の作用・
効果について、図面に基づき説明する。図13から図1
7は本第2実施例の自動開袋装置の作用説明図である。
まず、第2実施例の自動開袋装置の制御回路に電源を投
入すると、制御回路は袋体アシストパネル11及び袋体
アシストチェアー13に駆動信号を出力し、図13に示
した如く、それぞれ傾斜した状態に回動して停止する。
そこで、輸送コンベア2を駆動して各種粒体を充填し
た袋Fを移送し、この袋Fを矢印に示した様に袋投入口
10aからハウジング10の内部に投下すると、ハウジ
ング10の内部に投下された袋Fは傾斜した状態の袋体
アシストパネル11と袋体アシストチェアー13に滑り
落ちて受けとめられる。
【0014】次に、制御回路は、ハウジング10の内部
に投下された袋Fが袋体アシストパネル11と袋体アシ
ストチェアー13に完全に受けとめられたことを感知す
ると、袋体アシストパネル11及び袋体アシストチェア
ー13に駆動信号を出力し、図14に示した如く、それ
ぞれ垂直な状態に戻るので、袋Fは起立状態となる。そ
こで、制御回路は、差込棒駆動アクチュエーター14a
に駆動信号を出力して差込棒14の先端部を起立状態の
袋Fの上部に差し込んで袋Fを保持する。
【0015】次に、制御回路は、袋Fが差込棒14の差
し込み動作で完全に保持されていることを感知すると、
袋体アシストチェアー13に駆動信号を出力し、図15
に示した如く、袋体アシストチェアー13が袋Fから後
(時計方向)に回動して、袋Fは差込棒14から吊り
下げられた状態となる。そこで、制御回路は、袋カッタ
ー駆動アクチュエーター16aに駆動信号を出力して袋
カッター16を動作させ、袋Fの底部を切り開いて、内
部に充填されていた各種粒体を下方に全て落下させる
が、この際に、底部が切り開かれた袋Fには、矢印に示
した如く、エアーノズル16bから高圧パルスエアー
が噴出されて外部から叩かれるため、袋Fの内部に残留
した各種粉粒体は叩き落とされて、矢印に示した如く、
シューター接続口10cからシューター,ホッパー等の
粒体処理装置に供給されることになる。尚、この
袋Fに高圧パルスエアーを連続的に噴出して袋F全体
を叩き、袋Fの内部の各種粉粒体を叩き落とす処理を実
行中は、ハウジング10の天井部近傍に備えた集塵機
が運転されているので、袋Fから払い落とされた各種
粉粒体に混ざった粉塵類は、矢印に示した如く、ハウジ
ング10の天井部の集塵機DFに吸引されて取り除かれ
る。
【0016】このように、袋Fに充填されていた各種
粒体が外部に放出されると、制御回路は袋押込板駆動ア
クチュエーター12aに駆動信号を出力して、図16
(a)に示した如く、袋押込板12が空になった袋Fを
空袋折込ローラー15の上・下のローラー面の間隙部分
に二つ折りにしながら押し込む動作を行うが、この時、
空袋折込ローラー15は、図16(b)に示した如く、
モーターローラで回転駆動されているローラーRの外径
面のスリットから高圧パルスエアーAを放出して回転
するため、空袋折込ローラー15の上・下のローラー面
の間隙部分に二つ折りにされながら送られる袋Fは高圧
パルスエアーAで空気洗浄された後に、図17に示した
如く、ハウジング10の袋排出口10bから外部に放出
されることになり、この第2実施例においても、第1実
施例にほぼ近い効果が得られる。従って、本発明の自動
開袋装置のハウジングの高さを他の粉粒体処理装置の高
さと合わせる必要がある時は、第2実施例を採用して、
ハウジング10の高さを他の装置に合わせて構成し、空
間部分となるハウジング10内部の天井面に集塵機DF
を備えれば、この空間部分有効に利用することができ
る。尚、上記第1実施例及び第2実施例では、袋を保持
する差込棒と差込棒駆動アクチュエーターを採用した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
図18に示した如く、袋吊持爪18と袋吊持爪18を矢
印に示した上下及び左右に駆動するリニアアクチュエー
ター19を備えることも考えられる。
【0017】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の自動開
袋装置は、所定の形状のハウジングと、ハウジングの所
定の位置に開口形成した袋投入口と、袋投入口外側近傍
に備えた袋輸送コンベア部と、ハウジング内部の袋投入
口近傍に、一端を回動可能に軸着すると共に他端を上方
に突設した板状の袋支持部材と、袋支持部材の下部近傍
に、一端を回動可能に軸着し、他端を下方に吊設した略
L字形状板材の袋受部材と、ハウジング内部の袋投入口
側と反対となる内壁面の上記袋支持部材の近傍に、先端
を鋭利に切断してその内径部にエアー噴出口を設けた差
込棒を、袋支持部材の板面に対して伸縮させる袋差込保
持部材と、ハウジングの最下部の上記袋受部材の対
に設け、袋受部材に載置された袋の下部を切断する袋切
断部材と、袋切断部材によって下部が切断された袋を断
続的な高圧パルスエアーを噴出して叩き、袋の内部の粉
粒体を落下させるエアーノズル部材とから成る自動開袋
装置のハウジングの内部の所定の位置に設けた集塵機
と、袋切断部の上部近傍のハウジング壁面に開口形成し
た横長長方形状の袋排出口と、袋排出口の内壁部近傍
に、袋排出口の開口面と平行する所定の間隙を介して上
下から並設し、外径部にエアー噴出用スリットを形成し
た袋排出ローラー部材と、袋排出ローラー部材と対
るハウジング内部の袋投入口側の内壁面に設け、薄板状
の押し板の先端面を上下の袋排出ローラー部材の間隙面
に対して伸縮自在に突出する袋折込部材とを備え、更
に、板状の袋支持部材は、その上端部をハウジング内部
の袋投入口側内壁方向に傾斜した状態から直立した状態
になるまで任意に回動するようにし、また更に、略L字
形状板材の袋受部材は、その下端部受板部分が袋切断部
材方向に傾斜した状態、水平な状態、ハウジング内部の
袋投入口側内壁方向に傾斜した状態のいずれにも任意に
回動するようにしたことで、各種粒体を充填した袋の
開袋作業に関する一連の複雑な工程コンパクトなハウ
ジングに凝縮することができたため、省力化・ダウンサ
イジング化といった産業界にとって極めて重要な課題を
克服することに成功した。また、装置の内部に自動自己
洗浄機能を備えたため、内部洗浄作業が不要となって装
置の稼働率が飛躍的に向上した。更に、装置内に高圧エ
アーを吹き込む機能を備えているので、袋から排出する
各種粒体の完全排出が可能になった。また更に、振動
・騒音或いは埃の発生が殆ど無いため職場環境や作業環
境の改善に極めて有効である。また更に、装置の各駆動
機構は全て外部から取り付ける構造としたため、工場で
の製造工程を初め、他の工場への輸送・搬入・設置か
ら、点検・保守が極めて容易になると言った多くの効果
を発揮する画期的な発明であり、その社会に与える恩恵
は計り知れないものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の自動開袋装置を
表した正面図である。
【図2】本実施例の自動開袋装置の内部構造を表した
図である。
【図3】本実施例の自動開袋装置の空袋折込ローラーの
ローラーの部分拡大説明斜視図である。
【図4】本実施例の自動開袋装置の背面図である。
【図5】(a)は、本実施例の自動開袋装置の平面図、
(b)は同自動開袋装置の内部を示す右側面図である。
【図6】本実施例の自動開袋装置が袋を受け入れた状態
を示す作用説明図である。
【図7】本実施例の自動開袋装置が袋を直立させた状態
を示す作用説明図である。
【図8】本実施例の自動開袋装置が袋の底部を切断する
状態を示す作用説明図である。
【図9】(a)は、本実施例の自動開袋装置が袋を二つ
折りにする状態を示す作用説明図、(b)は空袋折込ロ
ーラーの部分拡大作用説明図である。
【図10】本実施例の自動開袋装置が袋を排出する状態
を示す作用説明図である。
【図11】本発明を適用した第2実施例の自動開袋装置
を表した正面図である。
【図12】本第2実施例の自動開袋装置の内部構造を表
した正面図である。
【図13】本第2実施例の自動開袋装置が袋を受け入れ
た状態を示す作用説明図である。
【図14】本第2実施例の自動開袋装置が袋を直立させ
た状態を示す作用説明図である。
【図15】本第2実施例の自動開袋装置が袋の底部を切
断する状態を示す作用説明図である。
【図16】(a)は、本第2実施例の自動開袋装置が袋
を二つ折りにする状態を示す作用説明図、(b)は空袋
折込ローラーの部分拡大作用説明図である。
【図17】本第2実施例の自動開袋装置が袋を排出する
状態を示す作用説明図である。
【図18】本発明を適用した第3実施例の自動開袋装置
の内部構造を表した説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 袋投入口 1b 袋排出口 1c シューター接続口 1d ベアリング 1e 点検窓 1f 隔壁 2 輸送コンベア 3 袋体アシストパネル 3a 駆動シャフト 3b 袋体アシストパネル駆動アクチュエーター 4 袋押込板 4a 袋押込板駆動アクチュエーター 5 袋体アシストチェアー 5a 駆動シャフト 5b 袋体アシストチェアー駆動アクチュエーター 6 袋カッター 6a 袋カッター駆動アクチュエーター 7 差込棒 7a 差込棒駆動アクチュエーター 8 空袋折込ローラー 9 エアーノズル 10 ハウジング 10a 袋投入口 10b 袋排出口 10c シューター接続口 10d ベアリング 10e 点検窓 11 袋体アシストパネル 11a 駆動シャフト 12 袋押込板 12a 袋押込板駆動アクチュエーター 13 袋体アシストチェアー 13a 駆動シャフト 14 差込棒 14a 差込棒駆動アクチュエーター 15 空袋折込ローラー 16 袋カッター 16a 袋カッター駆動アクチュエーター 16b エアーノズル 18 袋吊持爪 19 リニアアクチュエータ A 高圧パルスエアー F 袋 R ローラー S スリット X 処理室 Y 集塵処理室 DF 集塵機

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の
    各種粉粒体を充填した袋を自動的に開封して内容物を袋
    から放出させる自動開袋装置であって、 所定の形状のハウジングと、 当該ハウジングの所定の位置に開口形成した袋投入口
    と、 当該袋投入口外側近傍に備えた袋輸送コンベア部と、 上記ハウジング内部の袋投入口近傍に、一端を回動可能
    に軸着すると共に他端を上方に突設した板状の袋支持部
    材と、 当該袋支持部材の下部近傍に、一端を回動可能に軸着
    し、他端を下方に吊設した略L字形状板材の袋受部材
    と、 上記ハウジング内部の袋投入口側と反対となる内壁面の
    上記袋支持部材の近傍に、先端を鋭利に切断してその内
    径部にエアー噴出口を設けた差込棒を、袋支持部材の板
    面に対して伸縮させる袋差込保持部材と、 上記ハウジングの最下部の上記袋受部材の対向面に設
    け、袋受部材に載置された袋の下部を切断する袋切断部
    材と、 当該袋切断部材によって下部が切断された袋を断続的な
    高圧パルスエアーを噴出して叩き、袋の内部の粉粒体を
    落下させるエアーノズル部材とから成る自動開袋装置に
    おいて、 上記ハウジングの内部の所定の位置に設けた集塵機と、 上記袋切断部材の上部近傍のハウジング壁面に開口形成
    した横長長方形状の袋排出口と、 当該袋排出口の内壁部近傍に、袋排出口の開口面と平行
    する所定の間隙を介して上下から並設し、外径部にエア
    ー噴出用スリットを形成した袋排出ーラー部材と、 当該袋排出ーラー部材と対向するハウジング内部の袋
    投入口側の内壁面に設け、薄板状の押し板の先端面を上
    下の袋排出ーラー部材の間隙面に対して伸縮自在に突
    出する袋折込部材とを備えたことを特徴とする自動開袋
    装置。
  2. 【請求項2】 板状の袋支持部材は、その上端部をハウ
    ジング内部の袋投入口側内壁方向に傾斜した状態から直
    立した状態になるまで任意に回動することを特徴とした
    請求項第1項記載の自動開袋装置。
  3. 【請求項3】 略L字形状板材の袋受部材は、その下端
    部受板部分が袋切断部材方向に傾斜した状態、水平な状
    態、ハウジング内部の袋投入口側内壁方向に傾斜した状
    態のいずれにも任意に回動することを特徴とした請求項
    第1項記載の自動開袋装置。
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