JP2000071852A - 荷役車両の荷受台昇降装置 - Google Patents

荷役車両の荷受台昇降装置

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JP2000071852A
JP2000071852A JP10247130A JP24713098A JP2000071852A JP 2000071852 A JP2000071852 A JP 2000071852A JP 10247130 A JP10247130 A JP 10247130A JP 24713098 A JP24713098 A JP 24713098A JP 2000071852 A JP2000071852 A JP 2000071852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷受台及び車体間に配設されて該荷受台を上
昇駆動し得る油圧シリンダと、この油圧シリンダに作動
油を供給する油圧供給源とを備えた荷受台昇降装置にお
いて、上昇中の荷受台を上限位置に緩衝的に停止させら
れるようにして停止の際の衝撃を緩和し、その衝撃に因
る振動や騒音の発生を防止する。 【解決手段】 油圧供給源19と油圧シリンダ5との間
には、荷受台3の上昇過程で該油圧供給源から油圧シリ
ンダに向かう作動油の流れを荷受台5が上限位置3Uの
近傍3U′に達した以降徐々に絞ることで荷受台3の上
昇動作を緩衝的に停止させるブレーキ弁装置Vが介装さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷役車両の荷受台
昇降装置、特に車体に昇降可能に支持される荷受台と、
この荷受台及び車体間に配設されて該荷受台を上昇駆動
し得る油圧シリンダと、この油圧シリンダに作動油を供
給する油圧供給源とを備えた荷受台昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記荷役車両の荷受台昇降装置は、例え
ば実公昭50−43856号公報、同51−44487
号公報等に記載されるように従来公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の荷受台昇降
装置においては、上昇中の荷受台が上限位置に到達した
時に急激に減速して停止するため、その停止の際の衝撃
で振動や騒音を生じ易く、また荷受台上の積載荷物がず
れ動く虞れがある等の問題があった。
【0004】また斯かる問題を解決するために、例えば
荷受台の上昇過程で油圧供給源から油圧シリンダへ向か
う作動油の流れを、荷受台が上限位置近くに達した以降
に、荷受台に連動するブレーキ弁装置によって徐々に絞
ることで荷受台を緩衝的に停止させることが考えられる
が、この場合にブレーキ弁装置の作動ストローク(即ち
荷受台の上昇変位)に対する作動油の絞り流量の変化割
合を一定に設定すると、次のような不都合がある。例え
ばその一定の変化割合を比較的大きく(即ち上記作動油
の流れを急速に絞るように)設定した場合には、ブレー
キ弁装置が十分な緩衝効果を発揮することができないた
め、荷受台が上限位置に達した時の衝撃が比較的大きく
なり、一方、その変化割合を比較的小さく(即ち上記作
動油の流れを緩徐に絞るように)設定した場合には、十
分な緩衝効果を得るのに作動ストロークの長いブレーキ
弁装置を用いる必要があってブレーキ弁装置が大型化
し、その上、荷受台の上昇過程でその上昇速度を早めに
減速する必要があって、それだけ上昇所要時間が長くな
ってしまう。
【0005】本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたも
のであって、上記問題を解決することができる、荷役車
両の荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、車体に昇降可能に支持される荷受
台と、この荷受台及び車体間に配設されて該荷受台を上
昇駆動し得る油圧シリンダと、この油圧シリンダに作動
油を供給する油圧供給源とを備えた荷役車両の荷受台昇
降装置において、前記油圧供給源と油圧シリンダとの間
には、荷受台の上昇過程で該油圧供給源から油圧シリン
ダへ向かう作動油の流れを荷受台が上限位置の近傍に達
した以降徐々に絞ることで荷受台の上昇動作を緩衝的に
停止させるブレーキ弁装置が介装されることを特徴とす
る。
【0007】また請求項2の発明は、請求項1の発明の
前記特徴に加えて、前記ブレーキ弁装置が、油圧供給源
および油圧シリンダにそれぞれ連なる入,出力ポート、
並びにその両ポートが開口するシリンダ孔を有する弁函
と、その両ポート間の連通路をシリンダ孔との間に形成
するように該シリンダ孔に嵌合されて所定の前進位置と
後退位置との間を摺動し得る摺動弁と、この摺動弁を前
進位置側に常時付勢する弁バネとを備え、前記摺動弁の
外周部には、該弁の後方に向かうにつれて漸次小径とな
るように形成されて該弁の前進位置から後退位置への後
退過程で前記連通路を徐々に絞るテーパ部が、前記後退
過程の途中で該テーパ部後端が一方のポートの開口部後
端を通過するように設けられ、摺動弁と荷受台との間に
は、荷受台が上限位置の近傍から上限位置にかけて上昇
するのに連動して摺動弁を前進位置から後退位置まで後
退させる連動機構が設けられること特徴とする。
【0008】また請求項3の発明は、請求項1の発明の
前記特徴に加えて、前記ブレーキ弁装置が、油圧供給源
および油圧シリンダにそれぞれ連なる入,出力ポート、
並びにその両ポートが開口するシリンダ孔を有する弁函
と、その両ポート間の連通路をシリンダ孔との間に形成
するように該シリンダ孔に嵌合されて所定の前進位置と
後退位置との間を摺動し得る摺動弁と、この摺動弁を前
進位置側に常時付勢する弁バネとを備え、前記摺動弁の
外周部には、該弁が前進位置から所定の中間後退位置に
後退する過程で一方のポートの開口部を通過して前記連
通路を急速に絞る環状段部と、この環状段部の前側に連
なって形成され該弁が前記中間後退位置より更に後退す
る過程で前記連通路を緩徐に絞るテーパ部とが設けら
れ、摺動弁と荷受台との間には、荷受台が上限位置の近
傍から上限位置にかけて上昇するのに連動して摺動弁を
前進位置から後退位置まで後退させる連動機構が設けら
れること特徴とし、更に請求項4の発明は、請求項3の
発明の上記特徴に加えて、前記摺動弁の外周部には、前
記連通路をシリンダ孔との間に形成する環状凹部が前記
環状段部の後側に連続して形成されることを特徴として
いる。
【0009】尚、本発明においては、荷受台の上昇に連
動して摺動弁が移動する側を摺動弁の後側とし、またそ
の反対側を同弁の前側とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0011】添付図面において、図1は、本発明の一実
施例を示す車両後部の縦断側面図、図2は前記実施例の
油圧制御回路図、図3は図1の3矢視部拡大図、図4は
図3の4矢視より見た側面図、図5は、摺動弁が前進位
置にある状態のブレーキ弁装置の全体縦断面図、図6は
図5の6矢視部拡大図、図7は、ブレーキ弁装置の作動
ストロークと絞り流量との関係を示すグラフ、図8は、
ブレーキ弁装置の変形例を示す図6対応図、図9は図8
の9−9線断面図である。
【0012】先ず、図1において、荷役車両Tにおける
車体1後部の左右両端部には左右一対のブラケット2が
それぞれ固設されており、それらブラケット2と荷受台
3とは左右一対の平行リンク機構4を介して連動連結さ
れ、それら平行リンク機構4には、車体1の適所(例え
ば前記ブラケット2又は他のブラケット)に基部を回動
可能に支持した左右一対の油圧シリンダ5のピストンロ
ッド6の先部が回動可能に連結支持される。これによ
り、各油圧シリンダ5の伸縮作動に応じて各平行リンク
機構4が作動して荷受台3を昇降回動させることができ
る。
【0013】各平行リンク機構4は、相互に平行な上下
一対の揺動リンク7,8と、その各揺動リンク7,8の
基端をブラケット2に回動自在に支持するための水平な
支軸9,10と、鉛直方向に延びる直立支柱11と、両
揺動リンク7,8の先端を直立支柱11に回動可能に連
結するための水平なピン12,13とから構成される。
各揺動リンク7,8の基端は支軸9,10に固着されて
おり、その各支軸9,10がブラケット2により回動自
在に貫通支持される。しかも一方の支軸9には、その半
径方向外方に向けてアーム14が一体に突設されてお
り、このアーム14の先端には、前記油圧シリンダ5の
ピストンロッド6の先端が回動自在に連結される。
【0014】前記直立支柱11の下端には、荷受台3の
基端が前記ピン12,13と平行な軸15を介して回動
自在に支持される。しかも直立支柱11の上部と、荷受
台3の先端とは、屈折可能な支持リンク16を介して連
結されており、この支持リンク16が伸長状態にあると
きに荷受台3が水平姿勢となる。尚、直立支柱11と荷
受台3間には、図示はしないが荷受台を水平姿勢と鉛直
姿勢との間で強制回動させる駆動手段や、荷受台を鉛直
姿勢に保持する保持手段が必要に応じて設置される。
【0015】かくして、支持リンク16を伸長させて荷
受台3を水平姿勢に保持した状態で油圧シリンダ5を収
縮させると、平行リンク機構4の作用により、荷受台3
は図1の鎖線で示すように降下して接地し、またそれと
は逆に油圧シリンダ5を伸長させると平行リンク機構4
の作用により、荷受台3は図1の実線で示すように車体
1の荷台17と同一平面上で該荷台17の後端縁に接触
する上限位置3Uまで上昇する。
【0016】図2において、油タンク18から作動油を
汲み上げる油圧供給源としての油圧ポンプ19は吐出油
路21に接続されており、この吐出油路21の下流側に
は一対の接続油路211 ,212 が並列に接続され、そ
の両接続油路211 ,212には、単動形シリンダより
各々構成された左右一対の油圧シリンダ5の油圧室5a
がそれぞれ接続される。吐出油路21の途中には、油圧
ポンプ19から油圧シリンダ5側への作動油の流れを許
容する逆止弁20と、本発明のブレーキ弁装置Vとがこ
の順序で上流側より直列に介装される。
【0017】またその逆止弁20とブレーキ弁装置Vと
の間の吐出油路21からは、各油圧室5aの作動油を油
タンク18に還流させるための解放油路23が分岐され
ており、この解放油路23の途中には、該路23を開閉
可能な解放弁26が介装される。この解放弁26は、解
放油路23を通常は逆止弁22により遮断する一方、操
作部材25への入力操作に応じて随時に開通可能であ
り、しかもその開通位置では作動油の還流量を任意に調
整可能である。
【0018】更に前記逆止弁20と油圧ポンプ19との
間の吐出油路21からは、該ポンプ19の吐出油を油タ
ンク18に還流させるためのリリーフ油路28が分岐さ
れており、このリリーフ油路28の途中には、油圧ポン
プ19の吐出圧に応動する従来周知のリリーフ弁24が
接続され、そのリリーフ作用により油圧ポンプ19の吐
出圧を所定圧以下に制限できるようになっている。
【0019】図3,4を併せて参照して、ブレーキ弁装
置Vは、ブラケット2に固着した支持板27に固定され
ており、平行リンク機構4の作動状態に応じて作動する
ように構成される。
【0020】次に図5,6に基づいてブレーキ弁装置V
の具体的構成を説明する。ブレーキ弁装置Vは、油圧ポ
ンプ19及び左右の油圧シリンダ5の油圧室5aにそれ
ぞれ連なる入,出力ポート30,31、並びにその入,
出力ポート30,31が軸方向に間隔をおいて開口する
シリンダ孔32を有する弁函33と、そのシリンダ孔3
2に嵌合されて所定の前進位置A(図5実線位置)と後
退位置C(図5鎖線位置)との間を摺動し得る摺動弁と
してのスプール弁34と、該弁34を前進位置A側に常
時付勢する弁バネ35とを備えている。その弁バネ35
は、スプール弁34の後端面に凹設した盲孔34bの内
端と、その盲孔34bの開口端を空間を存して覆うよう
に弁函33の外面にネジ36により固着されたカバー板
42との間に弾性圧縮状態で保持されており、またスプ
ール弁34の前進位置は、該弁34と弁函33間に設け
られる適宜のストッパ手段St(図示例では該弁34の
後端部外周に係止されて弁函33の後端に係合し得るサ
ークリップ等の係止具)により規制される。
【0021】前記スプール弁34とシリンダ孔32との
間には、入,出力ポート30,31相互を常に連通させ
る連通路40が形成される。尚、図示例では、ブレーキ
弁装置Vから左右一対の油圧シリンダ5に作動油を分配
供給すべく出力ポート31が弁函33の上部と側部にそ
れぞれ形成されており、その両出力ポート31に前記両
接続油路211 ,212 がそれぞれ接続される。
【0022】前記スプール弁34は、シリンダ孔32に
それぞれシールリングSを介して摺動可能に嵌合される
前後一対のランド部34Lf,34Lrを外周に有して
おり、その両ランド部34Lf,34Lr間には、前記
連通路40をシリンダ孔32との間に形成する環状凹部
34gが設けられる。また前側のランド部34Lfの後
部外周には、後方に向かうにつれて漸次小径となる円錐
テーパ状のテーパ部34tが形成されており、そのテー
パ部34tの後端部に環状段部34sが形成され、該段
部34sの後側に前記環状凹部34gが連続する。
【0023】特にテーパ部34tは、図6にも示す如く
スプール弁34の後退過程の途中、即ち所定の中間後退
位置Bで該テーパ部34t後端が前側のポート(図示例
では出力ポート31)の開口部31a後端を通過するよ
うに(換言すれば、該テーパ部34tの後端がスプール
弁34の前進位置Aでは該開口部31a後端よりも前側
に位置し、また同弁34の後退位置Cでは該開口部31
a後端よりも後側に位置するように)設けられる。この
ため、スプール弁34の後退過程でテーパ部34t後端
が前側のポート31の開口部31a後端を通過するまで
の間(即ち該弁34が前進位置Aから中間後退位置Bに
至る間)は、テーパ部34tが前記連通路40の、該開
口部31aに直接臨む部分を弁34の摺動方向に漸次絞
り、またその通過後(即ち該弁34が中間後退位置Bか
ら後退位置Cに至る間)は、テーパ部34tが前記連通
路40の、該開口部31aよりも後方部分を弁34の径
方向に漸次絞ることができるから、該テーパ部34tに
よって前記連通路40を2通りの絞り態様で徐々に絞る
ことが可能である。
【0024】而して図6,7からも明らかなようにスプ
ール弁34が前進位置Aから所定の中間後退位置Bに後
退する過程では、前記環状段部34sが前側のポート3
1の開口部31aを通過することにより前記連通路40
(特に該開口部31aに直接臨む部分)を急速に絞るこ
とができ、次いでスプール弁34が前記中間後退位置B
より更に後退する過程では、前記テーパ部34tが前記
連通路40を緩徐に絞ることができる。更に前記連通路
40をシリンダ孔32と協働して形成する環状凹部34
gを環状段部34sの後側に連続して形成したことによ
り、油圧ポンプ19からの作動油圧がスプール弁34自
体に及ぼす前方及び後方へのスラストをバランス(相
殺)させることができるから、それだけスプール弁34
の摺動がスムーズにすることができる。
【0025】また弁函33内の、スプール弁34一側方
には、前記連通路40をバイパスして入,出力ポート3
0,31間を短絡させるバイパス路41が形成される。
このバイパス路36には、出力ポート31から入力ポー
ト30側への作動油(即ち油圧シリンダ5から油タンク
18への戻り油)の流れのみを許容するボール弁式の逆
止弁37が介装され、この逆止弁37の開弁設定圧は、
該弁37の戻しばね38を支持するバネ受け手段に兼用
される調節ビス39を適宜回動操作して弁バネ38のセ
ット荷重を調整することにより任意に調節可能である。
而してこの逆止弁37は、解放弁26を任意に開弁操作
することにより実行される荷受台3の下降過程で、荷受
台3上に重い荷物があるような場合に、油圧シリンダ5
から油タンク18側への戻り油の流れがスプール弁34
(テーパ部34t)により絞られて遅くなるのを回避す
るために、入,出力ポート30,31間の差圧上昇に応
じて開弁動作するものであり、これにより、荷受台3の
下降動作をスムーズに行わせることができる。
【0026】またスプール弁34と荷受台3との間に
は、荷受台3が上限位置Uの近傍3U′から上限位置3
Uにかけて上昇するのに連動してスプール弁34を前進
位置Aから後退位置Cまで後退させる連動機構Iが設け
られる。この連動機構Iは、平行リンク機構4における
支軸9の外端部に固設されてその外側方に延びる支持ア
ーム52と、このアーム52の先端に螺合されて頭部が
スプール弁34の、弁函33外に延出する外端部34a
に当接し得る押圧部材としての押圧ボルト54とから構
成され、このボルト54には、該ボルト54の支持アー
ム52に対する螺合位置を固定し得るロックナット53
が螺合される。而して押圧ボルト54は、荷受台3が図
1で実線に示す上限位置3Uないしはその近傍3U′に
あるときだけ、スプール弁34の外端34aに当接して
該弁34を後退動作させる。
【0027】次に前記実施例の作用を説明する。油圧シ
リンダ5が収縮して荷受台3が図1鎖線で示すように下
限位置にあるときには、前記押圧ボルト54はスプール
弁34に当接していないので、スプール弁34は弁バネ
35により前進位置Aに弾発保持され(図5実線参
照)、この状態で出力ポート31の開口部31a(従っ
て両ポート30,31間の連通路40)の通路断面積は
最大である。
【0028】ここで荷受台3を上昇させるべく油圧ポン
プ19を作動させると、その吐出油は吐出油路21を経
て油圧シリンダ5側に多量に供給され、これにより油圧
シリンダ5は速やかに伸長し、その伸長動作に平行リン
ク機構4を介して連動する荷受台3が速やかに上昇動作
する。
【0029】荷受台3が上限位置3Uの近傍3U′に達
すると、連動機構Iの押圧ボルト54がスプール弁34
の外端に当接するようになり、これにより該弁34が後
退動作を開始する。荷受台3の更なる上昇に連動してス
プール弁34が後退動作するが、その後退動作に伴い、
前記連通路40(従って油圧ポンプ19から油圧シリン
ダ5側への作動油の流れ)が徐々に絞られるため、上昇
中の荷受台3を上限位置3Uに緩衝的に停止させること
ができる。従ってその停止の際の衝撃発生が抑えられる
から、その衝撃に起因した振動や騒音の発生を効果的に
防止できると共に、荷受台3上の積載荷物のずれ動きが
効果的に抑えられる。
【0030】その場合、前記連通路40(従って油圧シ
リンダ5に向かう上記作動油の流れ)は、スプール弁3
が前進位置Aから所定の中間後退位置Bに後退する過程
(図7のA→Bの区間)では該弁34の主として環状段
部34sにより急速に絞られ、次いで同弁34が中間後
退位置Bより更に後退する過程(図7のB→Cの区間)
では該弁34のテーパ部34tにより緩徐に絞られるか
ら、ブレーキ弁装置Vに必要な緩衝効果を発揮させて荷
受台3の上限位置3U到着の際の衝撃緩和を図りなが
ら、同弁34の作動ストロークを極力短くすることがで
き、それだけブレーキ弁装置Vの小型化が図られる。し
かも荷受台3の上昇過程で荷受台3が上限位置3Uの近
傍3U′に達するまでは上昇速度を特別に減速する必要
がないことから、上昇所要時間を極力短縮して作業能率
向上が図られる。
【0031】また図8,9には、摺動弁としてのスプー
ル弁34の変形例が示されている。即ち、先の実施例で
は、スプール弁34にテーパ部34tを設けるに当た
り、該弁34の前側のランド部34Lfの後半部外周を
円錐テーパ面より形成するようにしたが、この変形例で
は、前記ランド部34Lfの後半部外周を円柱状とし、
且つその外周面に後方に向かうにつれて通路断面積(溝
幅・溝底)が漸増するテーパ溝34tを前側のポート3
1の開口部31aに対応して少なくとも1条(図示例で
は複数条)形成し、これをテーパ部としている。而して
この変形例によっても、前記実施例と同様の作用効果が
期待できる。
【0032】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば前記実施
例では、車体1に平行リンク機構4を介して荷受台3を
昇降回動可能に支持した形式の荷役車両に適用した一例
を示したが、本発明では、車体に垂直昇降案内機構を介
して荷受台を垂直昇降可能に支持した形式の荷役車両に
適用してもよい。
【0033】また前記実施例では、出力ポート31を入
力ポート30よりも前側に配設して出力ポート31の開
口部31aをスプール弁34の環状段部34s及びテー
パ部34tが順次通過するようにしたものを示したが、
本発明では、入力ポート30を出力ポート31よりも前
側に配設して入力ポート30の開口部をスプール弁34
の環状段部34s及びテーパ部34tが順次通過するよ
うにしてもよい。
【0034】更に前記実施例では、スプール弁34の外
周に設けられるテーパ部34tの後端に環状段部34s
を形成したものを示したが、本発明(請求項1・2)で
は、テーパ部34tの後端に段差部を介さずに環状凹部
34gの底面を連続させるようにして、環状段部を省略
してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
荷受台を上昇駆動し得る油圧シリンダと、この油圧シリ
ンダに作動油を供給する油圧供給源との間に、荷受台の
上昇過程で該油圧供給源から油圧シリンダへ向かう作動
油の流れを荷受台が上限位置近傍に達した以降徐々に絞
ることで荷受台の上昇動作を緩衝的に停止させるブレー
キ弁装置を設けたので、このブレーキ弁装置の絞り作用
により、上昇中の荷受台を上限位置に緩衝的に停止させ
ることができ、従ってその停止の際の衝撃が緩和され、
その衝撃に因る振動や騒音の発生を効果的に防止できる
と共に、荷受台上の積載荷物のずれ動きを抑えることが
できる。
【0036】また特に請求項2の発明によれば、ブレー
キ弁装置が、油圧供給源及び油圧シリンダにそれぞれ連
なる入,出力ポート、並びにその両ポートが開口するシ
リンダ孔を有する弁函と、その両ポート間の連通路をシ
リンダ孔との間に形成するように該シリンダ孔に嵌合さ
れて所定の前進位置と後退位置との間を摺動し得る摺動
弁と、この摺動弁を前進位置側に常時付勢する弁バネと
を備え、摺動弁の外周部には、該弁の後方に向かうにつ
れて漸次小径となるように形成されて該弁の前進位置か
ら後退位置への後退過程で前記連通路を徐々に絞るテー
パ部が、前記後退過程の途中で該テーパ部後端が一方の
ポートの開口部後端を通過するように設けられ、摺動弁
と荷受台との間には、荷受台が上限位置の近傍から上限
位置にかけて上昇するのに連動して摺動弁を前進位置か
ら後退位置まで後退させる連動機構が設けられるので、
摺動弁の後退過程でテーパ部後端が一方のポートの開口
部後端を通過するまでの間(即ちテーパ部後端が開口部
後端より前側にある間)は、テーパ部が連通路の、該開
口部に直接臨む部分を弁の摺動方向に漸次絞り、またそ
の通過後(即ちテーパ部後端が開口部後端よりも後方に
移動した後)は、テーパ部が連通路の、該開口部よりも
後方部分を弁の径方向に漸次絞ることができ、その結
果、該テーパ部によって連通路(従って荷受台の上昇過
程で油圧供給源より油圧シリンダに向かう作動油の流
れ)を2通りの絞り態様で効果的に絞ることができるか
ら、ブレーキ弁装置に十分な緩衝効果を発揮させて荷受
台の上限位置到着の際の衝撃発生を効果的に抑えること
ができ、しかもその緩衝特性の多様化を図ることができ
る。
【0037】また特に請求項3の発明によれば、ブレー
キ弁装置が、油圧供給源及び油圧シリンダにそれぞれ連
なる入,出力ポート、並びにその両ポートが開口するシ
リンダ孔を有する弁函と、その両ポート間の連通路をシ
リンダ孔との間に形成するように該シリンダ孔に嵌合さ
れて所定の前進位置と後退位置との間を摺動し得る摺動
弁と、この摺動弁を前進位置側に常時付勢する弁バネと
を備え、摺動弁の外周部には、該弁が前進位置から所定
の中間後退位置に後退する過程で一方のポートの開口部
を通過して連通路を急速に絞る環状段部と、この環状段
部の前側に連なって形成され該弁が前記中間後退位置よ
り更に後退する過程で連通路を緩徐に絞るテーパ部とが
設けられ、摺動弁と荷受台との間には、荷受台が上限位
置近傍から上限位置にかけて上昇するのに連動して摺動
弁を前進位置から後退位置まで後退させる連動機構が設
けられるので、上記連通路(従って荷受台の上昇過程で
油圧供給源より油圧シリンダに向かう作動油の流れ)
を、摺動弁が前進位置から所定の中間後退位置に後退す
る過程では該弁の環状段部により急速に絞ることがで
き、次いで摺動弁が中間後退位置より更に後退する過程
では該弁のテーパ部により緩徐に絞ることができる。そ
の結果、ブレーキ弁装置に十分な緩衝効果を発揮させて
荷受台の上限位置到着の際の衝撃緩和を図りながら、同
弁の作動ストロークを極力短くすることができ、それだ
けブレーキ弁装置の小型化が図られ、しかも荷受台の上
昇過程で荷受台が上限位置近傍に達するまでは上昇速度
を特別に減速する必要がないことから、上昇所要時間を
極力短縮して作業能率の向上が図られる。
【0038】また特に請求項4の発明によれば、摺動弁
の外周部に、前記連通路をシリンダ孔との間に形成する
環状凹部が環状段部の後側に連続して形成されるので、
作動油圧が摺動弁自体に及ぼす軸方向スラストを前後に
バランスさせることができ、それだけ摺動弁をスムーズ
に摺動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車両後部の縦断側面図
【図2】前記実施例の油圧制御回路図
【図3】図1の3矢視部拡大図
【図4】図3の4矢視より見た側面図
【図5】摺動弁が前進位置にある状態のブレーキ弁装置
の全体縦断面図
【図6】図5の6矢視部拡大図
【図7】ブレーキ弁装置の作動ストロークと絞り流量と
の関係を示すグラフ
【図8】ブレーキ弁装置の変形例を示す図6対応図
【図9】図8の9−9線断面図
【符号の説明】
1・・・・車体 3・・・・荷受台 3U・・・上限位置 3U′・・上限位置の近傍 5・・・・油圧シリンダ 19・・・油圧供給源としての油圧ポンプ 30・・・入力ポート 31・・・出力ポート(一方のポート) 31a・・開口部 32・・・シリンダ孔 33・・・弁函 34・・・摺動弁としてのスプール弁 34g・・環状凹部 34s・・環状段部 34t・・テーパ部 35・・・弁バネ 40・・・連通路 A・・・・前進位置 B・・・・中間後退位置 C・・・・後退位置 I・・・・連動機構 T・・・・荷役車両 V・・・・ブレーキ弁装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(1)に昇降可能に支持される荷受
    台(3)と、この荷受台(3)及び車体(1)間に配設
    されて該荷受台(3)を上昇駆動し得る油圧シリンダ
    (5)と、この油圧シリンダ(5)に作動油を供給する
    油圧供給源(19)とを備えた荷役車両の荷受台昇降装
    置において、 前記油圧供給源(19)と油圧シリンダ(5)との間に
    は、荷受台(3)の上昇過程で該油圧供給源(19)か
    ら油圧シリンダ(5)に向かう作動油の流れを荷受台
    (3)が上限位置(3U)の近傍(3U′)に達した以
    降徐々に絞ることで荷受台(3)の上昇動作を緩衝的に
    停止させるブレーキ弁装置(V)が介装されることを特
    徴とする、荷役車両の荷受台昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ弁装置(V)は、油圧供給
    源(19)および油圧シリンダ(5)にそれぞれ連なる
    入,出力ポート(30,31)、並びにその両ポート
    (30,31)が開口するシリンダ孔(32)を有する
    弁函(33)と、その両ポート(30,31)間の連通
    路(40)をシリンダ孔(32)との間に形成するよう
    に該シリンダ孔(32)に嵌合されて所定の前進位置
    (A)と後退位置(C)との間を摺動し得る摺動弁(3
    4)と、この摺動弁(34)を前進位置(A)側に常時
    付勢する弁バネ(35)とを備え、 前記摺動弁(34)の外周部には、該弁(34)の後方
    に向かうにつれて漸次小径となるように形成されて該弁
    (34)の前進位置(A)から後退位置(C)への後退
    過程で前記連通路(40)を徐々に絞るテーパ部(34
    t)が、前記後退過程の途中で該テーパ部(34t)後
    端が一方のポート(31)の開口部(31a)後端を通
    過するように設けられ、 摺動弁(34)と荷受台(3)との間には、荷受台
    (3)が上限位置(3U)の近傍(3U′)から上限位
    置(3U)にかけて上昇するのに連動して摺動弁(3
    4)を前進位置(A)から後退位置(C)まで後退させ
    る連動機構(I)が設けられることを特徴とする、請求
    項1に記載の荷役車両の荷受台昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ弁装置(V)は、油圧供給
    源(19)および油圧シリンダ(5)にそれぞれ連なる
    入,出力ポート(30,31)、並びにその両ポート
    (30,31)が開口するシリンダ孔(32)を有する
    弁函(33)と、その両ポート(30,31)間の連通
    路(40)をシリンダ孔(32)との間に形成するよう
    に該シリンダ孔(32)に嵌合されて所定の前進位置
    (A)と後退位置(C)との間を摺動し得る摺動弁(3
    4)と、この摺動弁(34)を前進位置(A)側に常時
    付勢する弁バネ(35)とを備え、 前記摺動弁(34)の外周部には、該弁(34)が前進
    位置(A)から所定の中間後退位置(B)に後退する過
    程で一方のポート(31)の開口部(31a)を通過し
    て前記連通路(40)を急速に絞る環状段部(34s)
    と、この環状段部(34s)の前側に連なって形成され
    該弁(34)が前記中間後退位置(B)より更に後退す
    る過程で前記連通路(40)を緩徐に絞るテーパ部(3
    4t)とが設けられ、 摺動弁(34)と荷受台(3)との間には、荷受台
    (3)が上限位置(3U)の近傍(3U′)から上限位
    置(3U)にかけて上昇するのに連動して摺動弁(3
    4)を前進位置(A)から後退位置(C)まで後退させ
    る連動機構(I)が設けられることを特徴とする、請求
    項1に記載の荷役車両の荷受台昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記摺動弁(34)の外周部には、前記
    連通路(40)をシリンダ孔(32)との間に形成する
    環状凹部(34g)が前記環状段部(34s)の後側に
    連続して形成されることを特徴とする、請求項3に記載
    の荷役車両の荷受台昇降装置。
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