JP2000067622A - 浴室のステップ用照明装置 - Google Patents

浴室のステップ用照明装置

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JP2000067622A
JP2000067622A JP10233300A JP23330098A JP2000067622A JP 2000067622 A JP2000067622 A JP 2000067622A JP 10233300 A JP10233300 A JP 10233300A JP 23330098 A JP23330098 A JP 23330098A JP 2000067622 A JP2000067622 A JP 2000067622A
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linear light
linear
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Tatsuhiko Yamada
建彦 山田
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面倒なランプ等の交換の手間がいらず、また
このランプの交換等のために厳重な防水性を施した開閉
部を設ける必要がなく、その結果、入浴者が開閉部に体
重を掛けて破損するといったトラブルを防止することが
できる。 【解決手段】 浴室の出入口側に形成されたステップ1
内に線状発光部3を設けるとともに、線状発光部3と浴
室外に設けた光源4との間を光伝送チュ−ブ5で光学的
に連結し、線状発光部3からの光によってステップ1近
傍を照明するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室の入口床側
に形成されたステップ内若しくはバスタブに形成された
ステップの照明を行うことができる浴室のステップ用照
明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、浴室内の出入口部分に、洗い場
よりも一段高いステップ部分を設けたものが提案され、
開発されている。また浴槽内にも、浴槽に入りやすくす
るために、出入り側に底部から一段高くしたステップを
設けたものが提案され、開発されている。
【0003】ところで、この浴室内には、ガラスや樹脂
性の防水ケース等に収められた電球が設けられており、
これによって浴室内の照明を行っている。ところが、こ
の浴室では十分な明かりを確保しておらず、そのため、
例えば薄暗い浴室内の出入口のステップや浴槽内のステ
ップに足を掛けて降りる場合に、入浴者がこれらのステ
ップ部分の先端(角部)を正しく確認できずに足を踏み
外す虞れがある。
【0004】そこで、例えば、実開平5−57072号
公報に記載のように、浴室内の出入口のステップ角部を
透明部材で形成するとともに、角部内に白熱電球を設置
した構成の照明装置が知られている。また、例えば実開
平4−24007号公報にも浴槽内のステップに接する
部分にランプハウスを設け、ここに蛍光灯を取り付けた
構成の照明装置も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のものでは、ランプのある浴室側のステップ内
部に設けた照明器具まで配線コードを引き込まなくては
ならないから、漏電の虞れがある。また、このような構
成のものでは、ランプが切れた場合等には、そのランプ
交換や点検等を行わなければならないが、そのランプ交
換や点検等を浴室内から容易に行おうとすると、水を被
ることが多いステップ部分やエプロン部分の一部にパッ
キンその他で防水された開閉部を設けなければならず、
またかりにこのような開閉部を設けた場合には防水性を
しっかり施していないと、長期間に亙り漏水を起こぬよ
うにするのは難しい。
【0006】また、このようなステップ部分は、入浴者
が足を掛け踏んで歩く場所なので、入浴者の全体重がか
かる場合も多く、強度的な問題もあり、これに耐える開
閉部を形成しなければならなかった。
【0007】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、面倒なランプ等の交換の手間がいらず、またこのラ
ンプの交換等のために厳重な防水性を施した開閉部を設
ける必要がなく、その結果、入浴者が開閉部に体重を掛
けて破損するといったトラブルを防止することができる
浴室のステップ用照明装置を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ちこの請求項1の発明
は、浴室外に光源を設けるとともに、浴室の出入口側に
形成されたステップ内若しくはバスタブに形成されたス
テップ内に線状発光部を設け、かつ、前記光源と線状発
光部との間を光伝送チュ−ブで光学的に連結し、前記線
状発光部からの光によって前記ステップ及びこの近傍を
照明するように構成したものである。
【0009】また、この請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、ステップの上面側及び/又
は側面側に透明部若しくは半透明部を設けるとともに、
この透明部若しくは半透明部を透過するステップ内の線
状発光部からの光によりステップ付近を照明するように
構成したものである。
【0010】また、この請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、ステップ部分に線状発光部
が収容されるランプ室を設けるとともに、このランプ室
の開口部分を透明部材若しくは半透明部材で閉鎖したも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明について添付図面を
参照しながら説明する。図1は、この発明に係る浴室の
ステップ用照明装置を示すものであり、このステップ用
照明装置は、浴室内の出入口部近傍のステップ1に設け
た線状発光部3と、浴室外部の適宜の箇所に設けた光源
4と、この光源4及び線状発光部3の間で光の伝送を行
う光伝送部5とから構成されている。
【0012】この実施例の線状発光部3は、例えば図1
に示すように、ステップ1の内側においてステップ1の
全長若しくはほぼ全長に亘って取り付けられており、図
2に示す適宜の取付部材30によって支持されている。
また、このステップ1の上面には線状発光部3に対応し
た位置及び長さで透明部材2(若しくは半透明部材でも
よい)が取り付けられている。またこの実施例の他に、
線状発光部3の照明態様としては、例えば図3に示すよ
うに、ステップ1の先端側縁部に沿って、長さ方向と直
行する方向に透明部材2を多数設け、これによってステ
ップ1の先端部を照明してもよい。
【0013】ここで、この実施例の線状発光部3は、図
4に示すように、透明な環状クラッド31と、このクラ
ッド31よりも高屈折率の透明コア32と、クラッド3
1の他側部側の内面とコア32との間に設けた光反射層
33とから構成された光伝送チューブ(線状発光体)を
使用している。また、さらに、この光反射層33を覆っ
てクラッド31の他側部外表面には反射性保護層34を
形成しており、さらに反射効率を高めている。なお、こ
の線状発光部3のコア径は特に制限されないが、例えば
光源4として1個のLEDを使用する場合には2〜30
mm程度であるが特に4〜15mm、また長さは0.1
〜5m程度、特に0.2〜2mが好ましい。なおまた光
反射層としては、コア表面から若干内部に侵入した状態
でクラッドの長さ方向に帯状に形成してもよい。
【0014】ここで、上記管状クラッド31を形成する
材料(クラッド材)としては、プラスチックやエラスト
マーなどのように可撓性を有し、チューブ状に成形可能
で、屈折率の低い材料を用いることが好ましい。その具
体例としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン−酢酸ビニル
共重合体、ポリビニルアルコール、ポリエチレン−ポリ
ビニルアルコール共重合体、フッ素樹脂、シリコーン樹
脂、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合体、ブチルゴム、ハロ
ゲン化ブチルゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、
EPDM、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、フ
ッ素ゴム、シリコーンゴムなどが挙げられる。
【0015】この中でも屈折率が低いシリコーン系ポリ
マーやフッ素系ポリマーが特に好ましく、具体的にはポ
リジメチルシロキサンポリマー、ポリメチルフェニルシ
ロキサンポリマー、フルオロシリコーンポリマー等のシ
リコーン系ポリマー、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重
合体(FEP)、四フッ化エチレン−パーフルオロアル
コキシエチレン共重合体(PFE)、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン(PCTFE)、四フッ化エチレン−エ
チレン共重合体(ETFE)、ポリビニリデンフルオラ
イド、ポリビニルフルオライド、フッ化ビニリデン−三
フッ化塩化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン−六フ
ッ化プロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−六フッ化
プロピレン−四フッ化エチレン三元共重合体、四フッ化
エチレンプロピレンゴム、フッ素系熱可塑性エラストマ
ーなどが挙げられ、とりわけフッ素系ポリマーが好まし
い。これらの材料は単独で又は2種以上をブレンドして
用いることができる。
【0016】一方、透明コア32を形成する材料(コア
材)としては、固体状のものが好ましく、(メタ)アク
リル系ポリマー、ポリカーボネート、ポリスチレン、シ
リコーンゴム、エチリデンノルボルネンポリマー、SB
S、SIS、SEBS(スチレン−エチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロックポリマー)などが挙げられ、中で
も(メタ)アクリル系ポリマーが好ましい。
【0017】(メタ)アクリル系ポリマーとしては、ア
クリル酸及びメタクリル酸並びにこれらの一価アルコー
ルとのエステルから選ばれる1種のモノマーを重合して
なるホモポリマー、或いは2種以上のモノマーを共重合
してなるコポリマーが挙げられる。この場合、一価アル
コールとしては、炭素数1〜22のものを挙げることが
できる。中でも、アクリル酸及びメタクリル酸並びにこ
れらと低級アルコール(炭素数1〜5、好ましくは1〜
3、最も好ましくは1)とのエステルから選ばれるモノ
マーと、下記一般式(1)で示されるモノマーとの共重
合体を用いることが、柔軟性乃至は可撓性に優れ、光透
過性にも優れたものであることから好ましい。
【0018】
【化1】
【0019】式中、R1は水素原子又はメチル基、R2
炭素数8〜20、好ましくは10〜16、より好ましく
は12〜14のアルキル基であり、これら高級アルキル
基は、単独アルキル基であっても混合アルキル基であっ
てもよいが、最も好ましくは炭素数12と13との混合
アルキル基である。この場合、炭素数12のアルキル基
のものと炭素数13のアルキル基のものとの割合は、重
量比として通常20:80〜80:20、特に40:6
0〜60:40であることが好ましい。上記アクリル
酸、メタクリル酸及びこれらの低級アルコールエステル
から選ばれるモノマーと、上記化学式のモノマーとの共
重合割合は適宜選定されるが、重量比として5:95〜
79:21、特に30:70〜65:35であることが
好ましい。
【0020】なお、上記コア32の直径は特に制限され
ないが、通常2〜30mm、特に5〜15mmである。
【0021】上記光反射層33は、光を散乱する散乱性
粒子より形成することが好ましい。この場合、散乱性粒
子としては、例えばシリコーン樹脂粒子、ポリスチレン
樹脂粒子等の有機ポリマー粒子、Al23、TiO2
SiO2等の金属酸化物粒子、BaSO4等の硫酸塩粒
子、CaCO3等の炭酸塩粒子などが挙げられ、これら
の1種を単独で又は2種以上併用して使用することがで
きる。
【0022】上記粒子の平均粒径は、0.1〜30μ
m、特に1〜15μmが好ましく、30μmより大きい
と後述する光伝送チューブの製造方法に従った場合、コ
ア液をクラッドチューブに注入する途中で沈殿し易く、
不利を伴う場合がある。
【0023】上記光反射層33の厚さは特に制限されな
いが、10〜200μm、特に50〜100μmとする
ことが好適である。薄すぎると反射される光が少なくな
るため輝度が低くなり、厚すぎると反射される光が多く
なり輝度が高くなるが、これは光源から近距離の場合
で、更に光源から離れた所では逆に輝度が低くなる不利
を伴う場合がある。
【0024】反射性保護層34は、上記光反射層33か
ら光が漏れた場合において、この光を外部に透過させな
いものであればよく、またこの場合、この漏れた光を吸
収せず、反射させるものが好ましく、具体的には、銀、
アルミニウム等の金属箔や金属シート、反射テープ、蒸
着テープ或いは光を散乱する上記したような散乱性粒子
を分散した塗膜などを用いることができる。
【0025】この場合、この反射性保護層34は、図5
に示したように、光反射層33を覆うだけでもよく、或
いは図6に示すように、光反射層33より大きく一側部
側に延出して光放射部35を残すようにクラッド31の
外面に形成してもよい。
【0026】上記光伝送チューブは、上記モノマーを含
むコア形成用溶液中に上記散乱性粒子を分散させ、これ
をクラッド31を形成すべきクラッドチューブに入れ、
両端を封止した状態でクラッドチューブをほぼ30分〜
48時間水平に置いて、上記コア32形成用溶液に分散
した粒子を沈降させる。また場合により、遠心分離等を
行ってもよい。その後、粒子が沈降した状態のまま上記
モノマーを重合、硬化することにより、この粒子からな
る光反射層33がクラッド31とコア32との間、場合
によっては更にコア表面からコア内部に若干侵入した状
態に形成された光伝送チューブが得られるものである。
【0027】この場合、モノマーの重合法は特に制限さ
れないが、一般的にはt−ブチルヒドロパーオキサイ
ド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ラウロイルパーオ
キサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジミリスチルパ
ーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシアセテ
ート、t−ブチルパーオキシ(2−エチルヘキサノエー
ト)、クミルパーオキシオクトエートなどの有機過酸化
物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキ
サンニトリルなどのアゾ化合物等の重合開始剤を添加
し、50〜120℃で1〜20時間重合させる方法を採
用すること光できる。この際、上記クラッドチューブの
一端又は両端から上記コア形成用溶液を加圧しながら重
合することが、コアに気泡等を生じさせないことから推
奨される。
【0028】この実施例の光源4は、浴室外の適宜の場
所(例えば脱衣場、天井部、洗面台下、その他の場所が
可能である)に設置されており、光伝送部5の長さ方向
の少なくとも一端部に配設されており(この実施例では
左端部のみ)、LED(発光ダイオード)が使用されて
いる。この発光ダイオードの発光色は、赤、青、緑、
黄、橙、白等であるが、目的に応じて適宜選択使用する
ことができる。また、このLEDの設置個数は、1個で
もよいし、複数個設置して光量を増大させてもよい。こ
の場合、一方側端部から入射させてもよいし、両端部か
ら入射させてもよい。両端部から入射させれば、より均
一に高輝度に発光させることができる。また、このLE
Dの発光色についても同様であり、単色でもよいし、複
数色で発光させてもよい。このLEDの発光方式は常時
点灯でも、点滅でもよい。
【0029】光伝送部5は、基本的には光伝送チューブ
と同様の構成のものが使用されており、基端部が適宜の
コネクタに接着若しくは加締めによって固定される。ま
た、LEDを用いた光源4もコネクタを介してこの光伝
送部5と一体に固定されている。
【0030】即ち、光伝送部5は、光源4から出射され
る光を線状発光部3まで伝送するように、即ちこの部分
では光源4からの光を外部に出射せぬように構成されて
おり、バスタブBを固定保持するエプロンE内側部分に
配設されている。なお、この光伝送部5としては、例え
ば光伝送チューブから構成される線状発光部3におい
て、光出射用の光反射層や反射性保護層を全周に設けた
構造のものであって、チューブ保護の目的で、透明な樹
脂パイプ等に挿入したり、光伝送チューブの保護と線状
発光部全体のシールのために、透明な熱収縮チューブを
被せることも可能である。
【0031】さらに、光伝送部5の外周面の全体に、例
えばステンレスや金、銀などの金属材料を蒸着したり、
スパッタリング、メッキした反射テープを取り付けた
り、反射塗料を塗布したり、金属箔を設けたり、酸化チ
タンなどの反射粒子をコーテイングしたり、顔料を含有
したビニルテープを使用して光反射層を設けてもよい。
また、光伝送チューブに固定用チャンネルを取り付ける
とともに、このチャンネルに反射機能(反射性保護層と
して機能する)を設けてもよい。このチャンネルには、
アルミニュウム、ステンレス等の金属材料で形成した
り、高反射性微粒子(粉体)を充填・混練したプラスチ
ック又はエラストマーを使用してもよい。
【0032】従って、この実施例によれば、浴室内にお
いて、ステップ1の先端上縁部の全長若しくはほぼ全長
に亘って明るく照らす補助的照明器具として線状発光部
3を設けたから、明るく照明されたステップ1の先端部
分を直接目で確認しながら足を掛けたり、踏み込んだり
することができ、安全性が高く、使い勝手の良いものが
提供できる。
【0033】次に、この発明に係る他の実施例について
説明する。図7及び図8は、この発明の係るステップ用
照明装置を示すものであり、このステップ用照明装置
は、バスタブB内の出入口部近傍のステップ6に設けた
線状発光部3と、浴室外部の適宜の箇所、例えば脱衣室
(この他に、例えば天井裏や洗面台下等でもよい)に設
置された光源4と、この光源4と線状発光部3との間を
光学的に連結するために専らバスタブB下等に配設した
光伝送部5とから構成されている。なお、線状発光部
3、光源4及び光伝送部5の構成は先の実施例の場合と
同様である。
【0034】従って、この実施例では、バスタブB内の
ステップ6の内部に線状発光部3を設けたので、入浴す
るためにバスタブB内のステップ6に足を掛ける際に、
譬え湯水がステップ6よりも上まで入っていても、ステ
ップ6及びその先端部が目で容易に確認できるから、ス
テップ6に足を掛け外して、浴槽内に転げ落ちるといっ
たことが防止できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、浴室外に光源を設けるとともに、浴室の出入口側
に形成されたステップ内若しくはバスタブに形成された
ステップ内に線状発光部を設け、かつ、光源と線状発光
部との間を光伝送チュ−ブで光学的に連結し、線状発光
部からの光によってステップ及びこの近傍を照明するよ
うに構成したので、面倒なランプ等の交換が不要であ
り、その結果このランプ交換等のために厳重な防水を施
した開閉部を設ける必要がないので、強度的に脆弱にな
りやすいステップの開閉部に入浴者の体重が掛かり破損
するといったトラブルも防止できる。
【0036】また、この発明によれば、電気配線を引き
込んで点灯させる蛍光灯や白熱灯のような照明手段を必
要とせず、そのため手や体が触れても火傷や感電の虞れ
がなく、安全性の高い照明装置が提供できる。
【0037】しかも、この発明によれば、照明用の光源
として、蛍光灯や白熱電球のような比較的大きなものを
使用せずに照明できるから、ステップ部分の厚みや大き
さを空間的に大きく確保する必要がなく、その結果狭い
浴室内やバスタブ内でも明るく照明を施した低めのステ
ップが形成可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の浴室のステップ用照明装置を示す概
略図。
【図2】ステップ内で線状発光部の設置状態を示す断面
図。
【図3】線状発光部による他の照明設置状態を示す斜視
図。
【図4】線状発光部の構成を示す側断面図。
【図5】線状発光部の他の構成を示す縦断面図。
【図6】線状発光部のさらに他の構成を示す縦断面図。
【図7】この発明に係る他の浴室のステップ用照明装置
を示す概略図。
【図8】バスタブのステップ用照明装置を示す断面図。
【符号の説明】
1,6 ステップ 2 透明部材 3 線状発光部 4 光源 5 光伝送部 6 透明部材(半透明部材) B バスタブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室外に光源を設けるとともに、 浴室の出入口側に形成されたステップ内若しくはバスタ
    ブに形成されたステップ内に線状発光部を設け、かつ、 前記光源と線状発光部との間を光伝送チュ−ブで光学的
    に連結し、 前記線状発光部からの光によって前記ステップ及びこの
    近傍を照明するように構成したことを特徴とする浴室の
    ステップ用照明装置。
  2. 【請求項2】 ステップの上面側及び/又は側面側に透
    明部若しくは半透明部を設けるとともに、この透明部若
    しくは半透明部を透過するステップ内の線状発光部から
    の光によりステップ付近を照明するように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の浴室のステップ用照明装
    置。
  3. 【請求項3】 ステップ部分に線状発光部が収容される
    ランプ室を設けるとともに、このランプ室の開口部分を
    透明部材若しくは半透明部材で閉鎖したことを特徴とす
    る請求項1に記載の浴室のステップ用照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508318B1 (ko) * 2001-05-09 2005-08-17 히데오 시미즈 조명 장치 내장형 욕조
KR100508319B1 (ko) * 2001-07-30 2005-08-17 히데오 시미즈 광 투과형 욕조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508318B1 (ko) * 2001-05-09 2005-08-17 히데오 시미즈 조명 장치 내장형 욕조
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