JP2000066798A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法、並びにその制御用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法、並びにその制御用プログラムを記録した記録媒体

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JP2000066798A
JP2000066798A JP23131598A JP23131598A JP2000066798A JP 2000066798 A JP2000066798 A JP 2000066798A JP 23131598 A JP23131598 A JP 23131598A JP 23131598 A JP23131598 A JP 23131598A JP 2000066798 A JP2000066798 A JP 2000066798A
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Shigemutsu Matsuda
栄睦 松田
Koichi Harada
晃一 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、初期画面に戻ったり、あるい
は一つ前の状態に戻るといった二つの異なった機能を使
い分けて実現することができる情報処理装置及びその制
御方法、並びにその制御用の記録媒体を提供する 【解決手段】 初期画面を有し、画面状態を遷移した
後、一つ前の画面状態に戻る状態復帰機能といずれの画
面状態からでも初期画面に移行する初期画面移行機能を
実行する手段を有する情報処理装置において、特定のキ
ー操作の回数をカウントする特定キー操作回数計測手段
81Aと、特定キーの操作基準回数を格納する操作基準
回数格納手段74Aと、前記操作基準回数とカウントし
た回数とを比較する特定キー操作回数比較手段91A
と、前記比較結果にしたがって、一致した場合には初期
画面移行処理を起動させ、一致しなかった場合には状態
復帰処理を起動させるように制御する制御手段5と、を
設けてなることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、初期画面を有する
情報処理装置及びその制御方法、並びにその制御処理が
記録されている記録媒体に関するものであり、特に、一
つ前の状態に戻る機能及び初期画面に戻る機能の両方を
有する情報処理装置及びその制御方法、並びにその制御
用プログラムが記録されている記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯情報端末等を含めた情報処理
装置では、電源をONすると表示される画面が決まって
いる初期画面を有しているものがあり、またインターネ
ット等のブラウザソフトにおいては、そのソフトを起動
させた時に最初に表示する画面が決まっているものがあ
る。これらは、常に同じ状態から始まることで、ユーザ
に対して安心感や操作性の容易性を与え、ユーザの利便
性を向上させようとしたものである。
【0003】これを実現するための技術としては、下記
のものがある。
【0004】1)ユーザに安心感を与えるために、ブラ
ウザソフト等では、[HOME]キーを操作することに
より、現在の状態に係わらず、常に初期画面に移行する
といった機能を有している。一方、ある操作を間違って
行ってしまったために「元に戻りたい。」、あるいはあ
る操作を行ったが「一つ前の状態を確認したい。」、と
いった要望を満たすために、[戻る]キー等を設け、こ
のキー操作にて一つ前の状態に戻るといったことも既に
実現されている。
【0005】2)上記1)のように2つの異なるキーを
使用するのではなく、例えば[SHIFT]キー等と任
意の一つのキーとを併用させ、それぞれの機能を動作さ
せる方式も存在している。
【0006】また、上記以外にも初期画面に移行する機
能と一つ前の状態に戻る機能とを切り換えるための技術
が、例えば3)特開平4−139511号公報や4)特
開平8−137846号公報においてそれぞれ開示され
ている。
【0007】3)特開平4−139511号公報におい
ては、情報処理機器にタイマー手段と時間設定手段とを
設け、操作中の放置した状態の経過時間を測定し、タイ
マー手段にてカウントした結果が時間設定手段の設定時
間に一致したときに、操作中の内容を自動的にバックア
ップをとり、初期画面に戻すといった技術が開示されて
いる。
【0008】4)特開平8−137846号公報におい
ては、情報処理機器(文章バックアップ機能付き文章処
理装置)に経過時間測定手段を設け、操作中の放置した
状態の経過時間を測定し、あらかじめ設定された所定時
間を経過したか否かを判断し、経過している場合には現
在作成中の文章データを強制的にバックアップエリアに
登録し、その作成中の画面を消去して初期画面に戻すと
いった技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記記
載の各技術においては、なお以下のような課題を有して
いる。
【0010】前記1)においては、[HOME]キーや
[戻る]キーを設け、常に初期画面に移行する機能、あ
るいは一つ前の状態に戻る機能を実現することはできる
が、これを実現するためには異なる二つのキーを設ける
必要がある。つまり、それなりの場所が必要となり、小
型の情報処理装置においては、スペースの関係上、キー
が小さくなって操作がしづらくなってしまう問題を有し
ている。
【0011】前記2)においては、基本的にはセカンド
ファンクションにて二つのキーを使い分ける必要があ
り、これもキーの大きさや使い勝手を考えると、操作し
づらくなってしまう問題を有している。
【0012】前記3)においては、時間設定はできる
が、この設定された一定の時間内にキー入力がないと操
作(処理)中の内容を自動的にバックアップをとり初期
画面に戻すといっただけのものであり、一つ前の状態に
戻る手段及び方法は何も示唆されていない。
【0013】前記4)においては、前記3)と同様に、
ある一定の時間、キー入力がないと操作中(作成中)の
内容(文章データ)を自動的にバックアップをとり初期
画面に戻すといっただけのものであり、一つ前の状態に
戻る手段及び方法は何も示唆されていない。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、操作面、表示
面等が小さい小型あるいは携帯型を含む情報処理装置に
おいて、ユーザに簡単な操作で、初期画面に戻ったり、
あるいは一つ前の状態に戻るといった二つの異なった機
能を使い分けて実現することができる、具体的には特定
のキー(ボタン)を操作した回数、あるいはその特定の
キー(ボタン)を操作した時間にしたがって初期画面に
戻ったり、または一つ前の状態に戻るといった二つの異
なった機能を使い分ける、ことができる情報処理装置及
び情報処理装置の制御方法、並びにその制御用プログラ
ムが記録されている記録媒体を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
情報処理装置は、電源ON時後を含めて表示される初期
画面を有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した
後、一つ前の画面状態に戻る状態復帰処理及びいずれの
画面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面移行
処理を実行する手段を有する情報処理装置において、特
定のキー操作がなされた回数をカウントする特定キー操
作回数計測手段と、前記初期画面移行機能を起動させる
までに必要な前記特定キーの操作基準回数を格納する操
作基準回数格納手段と、前記特定キー操作基準回数格納
手段に格納されている特定キー操作基準回数と前記特定
キー操作回数計測手段にてカウントした回数とを比較す
る特定キー操作回数比較手段と、前記特定キー操作回数
比較手段の比較結果にしたがって、一致した場合には前
記特定キー操作にて初期画面移行処理を実行する手段を
起動させ、一致しなかった場合には前記特定キー操作に
て状態復帰処理を実行する手段を起動させるように制御
する制御手段と、を設けてなることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項2に係る情報処理装置は、
電源ON時後を含めて表示される初期画面を有し、ある
画面状態から別の画面状態に移行した後、一つ前の画面
状態に戻る状態復帰処理及びいずれの画面状態からでも
前記初期画面に移行する初期画面移行処理を実行する手
段を有する情報処理装置において、特定のキー操作がな
されている時間を計測する特定キー操作時間計測手段
と、前記初期画面移行機能を起動させるまでに必要な前
記特定キーの操作基準時間を格納する操作基準時間格納
手段と、前記操作基準時間格納手段に格納されている操
作基準時間と前記特定キー操作時間計測手段にて計測し
た時間とを比較する特定キー操作時間比較手段と、前記
特定キー操作時間比較手段の比較結果にしたがって、前
記操作基準時間格納手段に格納されている時間以上のキ
ー操作である場合には、前記特定キーの操作で初期画面
移行処理を実行する手段を起動させ、前記操作基準時間
格納手段に格納されている時間以内のキー操作の場合に
は、前記特定キーの操作で状態復帰処理を実行する手段
を起動させるように制御する制御手段と、を設けてなる
ことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項3に係る情報処理装置の制
御方法は、電源ON時後を含めて表示される初期画面を
有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した後、一
つ前の画面状態に戻る状態復帰ステップ及びいずれの画
面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面移行ス
テップを含めてなる情報処理装置の制御方法において、
特定のキー操作がなされた回数をカウントするステップ
と、前記初期画面移行ステップを起動させるまでに必要
な前記特定キーの操作基準回数を格納するステップと、
前記格納されている特定キー操作基準回数と前記カウン
トされている特定キーの操作回数とを比較するステップ
と、前記比較結果にしたがって、一致した場合には前記
初期画面移行ステップを起動し、一致しなかった場合に
は前記状態復帰ステップを起動する制御ステップと、を
順に処理実行することを特徴とする。
【0018】本発明の請求項4に係る情報処理装置の制
御方法は、電源ON時後を含めて表示される初期画面を
有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した後、一
つ前の画面状態に戻る状態復帰ステップ及びいずれの画
面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面移行ス
テップを含めてなる情報処理装置の制御方法において、
特定のキー操作がなされている時間を計測するステップ
と、前記初期画面移行ステップを起動させるまでに必要
な前記特定キーの操作基準時間を格納するステップと、
前記格納されている特定キー操作基準時間と前記計測し
た特定キーの操作時間とを比較するステップと、前記比
較結果にしたがって、一致した場合には前記初期画面移
行ステップを起動し、一致しなかった場合には前記状態
復帰ステップを起動する制御ステップと、を順に処理実
行することを特徴とする。
【0019】本発明の請求項5に係る記録媒体は、電源
ON時後を含めて表示される初期画面を有し、ある画面
状態から別の画面状態に移行した後、一つ前の画面状態
に戻る状態復帰機能及びいずれの画面状態からでも前記
初期画面に移行する初期画面移行機能を実行するコンピ
ュータに、特定のキー操作がなされた回数をカウントす
る機能と、前記初期画面移行ステップを起動させるまで
に必要な前記特定キーの操作基準回数を格納する機能
と、前記格納されている特定キー操作基準回数と前記カ
ウントされている特定キーの操作回数とを比較する機能
と、前記比較結果にしたがって、一致した場合には前記
初期画面移行機能を起動させ、一致しなかった場合には
前記状態復帰機能を起動させる制御機能と、を実行させ
るプログラムを格納したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における情報処理
装置及び情報処理装置の制御方法並びにその制御用プロ
グラムを記録した記録媒体の実施形態に関して図面及び
表を用いて説明する。
【0021】(第1の実施例)本実施例の特徴は、特定
のキー(ボタン)の操作回数にしたがって状態復帰機能
が働いたり、初期画面移行機能が働いたりというように
制御することが可能になり、一つのキー(ボタン)にて
状態復帰機能及び初期画面移行機能の両方を実現するこ
とである。
【0022】図1は、本実施例に係る情報処理装置の機
能ブロック図である。
【0023】図示しているように、情報処理装置1は、
表示手段2、前記表示手段2で表示する内容を格納する
画像メモリ3、データを入力したり操作するための入力
手段4、システム全体を制御する制御手段5、後述する
システム制御プログラム等が格納されているROM6、
各種ワークエリア等が配置されているRAM7、特定キ
ーを操作したときにその操作回数を計測する特定キー操
作回数カウント部81Aを含む計測手段8、前記特定キ
ー操作回数カウント部81Aで計測されたカウント値と
基準となるべき操作回数とを比較する特定キー操作回数
比較部91Aを含む比較手段9とから構成されている。
【0024】表示手段2は、LCDやCRT等の文字や
イメージ等の情報が画面表示できる表示機能を有するも
ので構成されている。
【0025】画像メモリ3は、表示手段にて画像データ
を描画するための機能を有するビデオRAM等で構成さ
れている。
【0026】入力手段4は、キーボード、タブレット、
マウス等で情報が入力できたり、装置自体を操作できる
機能をつかさどるものから構成されている。そこには、
後述する状態復帰キー41が含まれている。
【0027】制御手段5は、CPUあるいはMPU等か
らなり本情報処理装置1全体を制御するための機能を有
しているものとする。
【0028】ROM6は、本情報処理装置1全体を制御
するための後述するシステム制御プログラム等が格納さ
れているとともに、初期画面を含めた画面表示用の描画
データが格納されている。つまり、このROM6は上記
制御用プログラムやデータを格納しておく記録媒体であ
る。
【0029】RAM7は、画像情報を格納しておくため
の各種格納部を有しており、現在表示手段2で表示され
ている画像情報を格納している現在画面情報格納部7
1、一つ前の時点、つまり表示手段2で前回表示されて
いた画像情報を格納している前回画面情報格納部72、
その前の時点、つまり表示手段2で前々回表示されてい
た画像情報を格納している前々回画面情報格納部73
と、さらに、特定キーの操作に関する操作回数の基準値
を格納しておく操作基準回数格納部74Aと、特定キー
が操作(押)される度にカウントされる操作回数を格納
しておく特定キー操作回数カウント値格納部75Aと、
その他の本情報処理装置1を動作させるために必要な各
種ワークエリアを備えている。
【0030】測定手段8は、特定キー操作回数カウント
部81Aを含めた各種測定処理部を有しており、この特
定キー操作回数カウント部81Aは、特定のキーが連続
して操作(押)される度にその操作回数をカウントす
る。例えば、[戻る]キーが押される度にその押された
回数をカウントアップしてゆく。ただし、途中で別のキ
ーが押された場合には回数はリセットされる。そのカウ
ントアップされた操作回数の値はその都度上記RAM7
の特定キー操作回数カウント値格納部75Aに記憶され
る。
【0031】比較手段9は、特定キー操作回数比較部9
1Aを含めた各種比較処理部を有しており、この特定キ
ー操作回数比較部91Aは、上記RAM7に格納されて
いる操作基準回数格納部74Aの値(基準となるべき操
作回数値)と特定キー操作回数カウント値格納部75A
の値(計測されたカウント値)とを比較する。この比較
の結果、特定キーが操作基準回数以上操作された場合に
は、特定キーを初期画面への移行キーとして動作させ、
特定キーが操作基準回数未満の場合には、特定キーを状
態復帰キーとして動作させる制御を行う。
【0032】次に、本実施例の目的とするところの初期
画面へ戻る機能と一つ前の画面に戻る機能との切り換え
方法を情報処理装置1の各部の動作を踏まえて説明す
る。
【0033】図2は、上記初期画面へ戻る機能と一つ前
の画面に戻る機能との切り換え処理を表したフローチャ
ートである。
【0034】まず図2を用いて処理のシーケンスについ
て説明する。
【0035】ステップS0)電源スイッチあるいは電源
キーにて情報処理装置1の電源がONされる。
【0036】ステップS1)情報処理装置1のシステム
が初期化されて、RAM7中の操作基準回数格納部74
Aにデフォルト値がセットされる。この操作基準回数格
納部74Aに格納される値は、デフォルト値として、固
定値をセットするようにしてもよいし、ユーザが設定で
きるようにしてもよい。この数字は、例えば[状態復
帰]キー41を、この回数だけ操作すると、初期画面に
戻ることを意味している。
【0037】ステップS2)システムの初期化が終了し
た後、初期画面を表示する。この初期画面の表示は、R
OM6中に初期画面表示用データ61が格納されてお
り、これを画像メモリ3、例えばビデオRAM3に転送
することで表示される。
【0038】ステップS3)初期画面表示後、あるいは
表示時に初期画面表示用データをRAM7中の現在画面
情報格納部71、前回画面情報格納部72、及び前々回
画面情報格納部73に格納する。つまり、各種画面情報
用ワークエリアに初期設定値をセットする。
【0039】ステップS4)キー操作の受付の前に、こ
のキー操作に関連するRAM7中の特定キー操作回数カ
ウント値格納部75Aを0にリセットするとともに、測
定手段8の特定キー操作回数カウント部81Aもリセッ
トしておく。
【0040】ステップS5)この状態で、情報処理装置
1は、ユーザからのキー操作を受け付け、その操作に応
じた処理を行っていく(以降この状態を基本状態と呼ぶ
ことにする)。この基本状態において、ユーザが操作す
るキーは以下の3通りに分類することができる。すなわ
ち、1)状態復帰キー、2)状態遷移キー、3)その他
のキーの3種類である。例えば、1)の[状態復帰]キ
ーは、本実施例(本発明)のポイントとなるものであ
り、このキー操作に応じて状態を一つ前の状態に戻した
り、初期画面に戻したりするものである。
【0041】2)の[状態遷移]キーは、例えば、<見
る>、<書く>等のように、現在の状態から目的に応じ
て別の状態に移行させ、データを表示させたり、入力さ
せたり、データの表示形態を変えたりといったことを実
現させるものである。
【0042】3)のその他のキーとは、例えば[OF
F]キーや、[中断]キーのように、データ入力、編集
等の現状行っている作業を中止させるなどシステムを制
御するコントロールキーや、例えばANK文字や、数字
キーのように、データ入力等に用いるものである。
【0043】上記3種類のキーを基本状態において操作
すると、各キーに応じて以下のように制御される。
【0044】ステップS6)受け付けたキーが[状態復
帰]キーか否かをチェックする。もし、[状態復帰]キ
ーであるならばステップS7に進み、そうでないならば
ステップS10に進む。
【0045】ステップS7)[状態復帰]キーが押され
ていることから、特定キー操作回数カウント部81Aに
て操作回数のカウントアップが行われ、その値はRAM
7中の特定キー操作回数カウント値格納部75Aに格納
される。
【0046】ステップS8)RAM7中の操作基準回数
格納部74Aに格納されている値と特定キー操作回数カ
ウント値格納部75Aに格納されている値とを比較す
る。その結果、一致した場合には、ステップ2に移行
し、初期画面の表示を行う。つまり、このことで状態に
関係なく、初期画面に移行することができる。一方、不
一致の場合には、ステップS9に進む。
【0047】ステップS9)RAM7内の前回画面情報
格納部72のデータを現在画面情報格納部71及び画像
メモリ(ビデオRAM)3に、前々回画面情報格納部7
3のデータを前回画面情報格納部72にそれぞれ転送す
る。その後、ステップ5に移行し、基本状態にて次のキ
ー操作入力を待つ。つまり、このことで一つ前の状態と
して前回画面情報格納部72に保存されていた状態に戻
ることができる。
【0048】ステップS10)受け付けたキーが[状態
遷移]キーか否かをチェックする。もし、[状態遷移]
キーであるならばステップS11に進み、そうでないな
らば図示していないが、該当キーの処理をおこなってス
テップS14に進む。
【0049】ステップS11)[状態遷移]キーが押さ
れたことから、状態の遷移がなされ、その操作に応じて
表示すべき画面データが作成される。
【0050】ステップS12)上記ステップS11で作
成された画面データが画像メモリ(ビデオRAM)3に
転送され、キー操作に応じた画面が表示される。
【0051】ステップS13)[状態復帰]キー41の
操作による状態復帰に備えて、RAM7内の前回画面情
報格納部72のデータを前々回画面情報格納部73に、
現在画面情報格納部71の情報を前回画面情報格納部7
2に、画像メモリ(ビデオRAM)3のデータ(現在表
示されている表示データ)を現在画面情報格納部71に
それぞれ格納する。
【0052】ステップS14)この状態は、上記2)の
[状態遷移]キーを操作することで状態が変化したが、
[状態復帰]キーが連続して操作されていないことを、
または上記3)のその他のキーを操作することで状態そ
のものは変化せず、[状態復帰]キーが連続して操作さ
れていないことを、示すために移行された状態である。
そのため、キー操作に関連するRAM7中の特定キー操
作回数カウント値格納部75Aを0にリセットするとと
もに、測定手段8の特定キー操作回数カウント部81A
もリセットする。その後、ステップS5で次のキー操作
入力を待つ。
【0053】以上が、本実施例のおける処理のシーケン
スである。
【0054】次に、実際の画面遷移について説明する。
【0055】図3ないし図7は、図2の処理シーケンス
にしたがって動作が行われた場合の画面の遷移図であ
る。
【0056】図3は、情報処理装置1はまだ電源がON
されていない状態を示した図である。この状態で、図示
されていない電源スイッチあるいは電源キーにて情報処
理装置1の電源がONされると、上記図2の処理シーケ
ンスにしたがって図4に示すような初期画面が表示され
る。なお、[状態復帰]キーとしては図3に示されてい
る[戻る]キーとする。また、ここではRAM7中の操
作基準回数格納部74Aのデフォルト値として例えば
“2”(2回)がセットされているものとする。上記図
2のところで説明したように、このデフォルト値は固定
値で設定しておいてもよいし、あるいはユーザが入力設
定できるようにしておいてもよい。例えば、ユーザが設
定する場合には、メニュー画面等において、目的とする
値を入力するメニュー項目を設けておき、その入力画面
にて入力できるようにしておく方法でもよい。
【0057】次の図4の初期画面の状態で、スケジュー
ルデータを確認するために、スケジュールの[見る]の
ボタンを操作すると図5に示すように、1カ月カレンダ
ーの表示が行われる。
【0058】この図5の1カ月カレンダーの画面表示の
状態で週間スケジュールを確認するために、[週間]キ
ーを操作すると図6に示すように、週間スケジュールの
表示が行われる。
【0059】この図6の週間スケジュールの画面表示の
状態で7月25日の詳細予定内容を確認するために、例
えば図6の画面内で「25日」あるいは「最高気温記念
日」と表示された位置をタッチするか、あるいはカーソ
ルを「25日」の位置にもってきてそのときに[詳細]
キーを操作すると図7のような7月25日の詳細内容が
表示された画面に遷移する。
【0060】この図7は「7月25日」のスケジュール
の詳細内容が表示された画面である。この画面状態で図
3に表示されている[戻る]キーを操作すると、図6に
示される週間スケジュールの表示画面に戻る。つまり、
[戻る]キーが1回押されたことによって、一つ前の状
態に戻ることになる([状態復帰]キーである[戻る]
キーが2回続けて押されていないために、上記図2のス
テップS8によって一つ前の状態に戻る)。
【0061】さらにこの図6の週間スケジュールの画面
表示の状態で[戻る]キーを操作すると、図4の初期画
面に戻る。つまり、[戻る]キーが2回押されたことに
なり、これによって初期画面に戻ることになる([状態
復帰]キーである[戻る]キーが2回続けて押された状
態のために、上記図2のステップS8によって初期状態
に戻る)。
【0062】このように、[見る]とか[週間]とかの
[状態遷移]キーを操作し、画面が遷移した後、[戻
る]キーの操作のみで、このキーの操作回数に応じて、
一つ前の状態に復帰したり、最初の初期画面に移行した
りすることが可能になる。
【0063】なお、上記説明では[戻る]キーを[状態
復帰]キーとしたが、これに限定されるものではない。
また、この[状態復帰]キーを1つとしたが、複数のキ
ーを組み合わせて実現してもよい。
【0064】以上のことから、上記例のように例えば
[戻る]キー等の特定のキー(ボタン)を1回操作した
時は、状態復帰機能として働き、2回操作した時は、初
期画面移行機能として働くというように制御することが
可能になり、一つのキー(ボタン)にて状態復帰機能及
び初期画面移行機能の両方を実現することができる効果
が得られる。さらに、場合によって特定キー操作基準回
数をユーザが変えることができるため、ユーザが使いや
すいように状態復帰と、初期画面移行の両機能を使い分
ける設定が可能となる。その結果、ユーザにより使い勝
手が良い情報処理装置とその制御方法が提供できる。
【0065】(第2の実施例)本実施例の特徴は、特定
のキー(ボタン)の操作時間にしたがって状態復帰機能
が働いたり、初期画面移行機能が働いたりというように
制御することが可能になり、一つのキー(ボタン)にて
状態復帰機能及び初期画面移行機能の両方を実現するこ
とである。
【0066】なお、本実施例の説明に際しては、図面等
においては前記第1の実施例と同じ部分に関しては同じ
番号を付けているので、同じ部分のところに関してはそ
の説明を省略する。
【0067】図8は、本実施例に係る情報処理装置の機
能ブロック図である。
【0068】図示しているように、情報処理装置1は、
表示手段2、前記表示手段2で表示する内容を格納する
画像メモリ3、データを入力したり操作するための入力
手段4、システム全体を制御する制御手段5、後述する
システム制御プログラム等が格納されているROM6、
各種ワークエリア等が配置されているRAM7、特定キ
ーを操作したときにその操作時間を計測する特定キー操
作時間計測部81Bを含む計測手段8、前記特定キー操
作時間計測部81Bで計測された時間と基準となるべき
操作時間とを比較する特定キー操作時間比較部91Bを
含む比較手段9とから構成されている。
【0069】前記第1の実施例と異なるのは以下の点で
ある。
【0070】RAM7は、画像情報を格納しておくため
の各種格納部を有しており、現在表示手段2で表示され
ている画像情報を格納している現在画面情報格納部7
1、一つ前の時点、つまり表示手段2で前回表示されて
いた画像情報を格納している前回画面情報格納部72、
その前の時点、つまり表示手段2で前々回表示されてい
た画像情報を格納している前々回画面情報格納部73
と、さらに、特定キーの操作に関する操作時間の基準値
を格納しておく操作基準時間格納部74Bと、特定キー
が操作(押)されている時間を測定した結果の値を格納
しておく特定キー操作時間計測値格納部75Bと、その
他の本情報処理装置1を動作させるために必要な各種ワ
ークエリアを備えている。
【0071】測定手段8は、特定キー操作時間計測部8
1Bを含めた各種測定処理部を有しており、この特定キ
ー操作時間計測部81Bは、特定のキーが操作(押)さ
れている時間を測定する。例えば、特定キー操作時間計
測部81Bはカウンタから構成されており、キー入力信
号が入力されている間(キーが操作されている間)カウ
ンタがインクリメントされ、キー入力信号の入力がなく
なる(キー操作終了)と同時に、このインクリメント動
作が停止するようになっている。キー操作を受け付ける
前に、このカウンタをリセットすることで、キーが操作
されている時間をカウンタ値として計測することができ
る。あるいはタイマーで構成されていてもよい。この場
合は、キー入力信号が入力されるとタイマーより開始時
刻を取得し、キー入力信号の入力がなくなるとタイマー
より終了時刻を取得し、その差をキー操作時間とする。
これを必要であれば累積してもよい。その測定結果が、
RAM7の特定キー操作時間計測値格納部75Bに記憶
される。
【0072】比較手段9は、特定キー操作時間比較部9
1Bを含めた各種比較処理部を有しており、この特定キ
ー操作時間比較部91Bは、上記RAM7に格納されて
いる操作基準時間格納部74Bの値(基準となるべき操
作時間)と特定キー操作時間計測値格納部75Bの値
(計測された時間)とを比較する。この比較の結果、特
定キーが操作基準時間以上操作された場合には、特定キ
ーを初期画面への移行キーとして動作させ、特定キーが
操作基準時間未満の間操作された場合には、特定キーを
状態復帰キーとして動作させる制御を行う。
【0073】次に、本実施例の目的とするところの初期
画面へ戻る機能と一つ前の画面に戻る機能との切り換え
方法を情報処理装置1の各部の動作を踏まえて説明す
る。
【0074】図9は、上記初期画面へ戻る機能と一つ前
の画面に戻る機能との切り換え処理を表したフローチャ
ートである。
【0075】まず図9を用いて処理のシーケンスについ
て説明する。なお、ここでも前記第1の実施例と異なっ
ている部分のみを説明する。
【0076】ステップS1)情報処理装置1のシステム
が初期化されて、RAM7中の操作基準時間格納部74
Bにデフォルト値がセットされる。この操作基準時間格
納部74Bに格納される値は、デフォルト値として、固
定値をセットするようにしてもよいし、ユーザが設定で
きるようにしてもよい。この数字は、例えば[状態復
帰]キー41を、この時間以上操作すると、初期画面に
戻ることを意味している。
【0077】ステップS4’)キー操作の受付の前に、
このキー操作に関連するRAM7中の特定キー操作時間
計測値格納部75Bを0にリセットするとともに、測定
手段8の特定キー操作時間計測部81Bもリセットして
おく。
【0078】ステップS6)受け付けたキーが[状態復
帰]キーか否かをチェックする。もし、[状態復帰]キ
ーであるならばステップS7’に進み、そうでないなら
ばステップS10に進む。
【0079】ステップS7’)[状態復帰]キーが押さ
れていることから、キーが操作されている間特定キー操
作時間計測部81Bにて時間の計測が行われ、その計測
時間の値はRAM7中の特定キー操作時間計測値格納部
75Bに格納される。
【0080】ステップS8)RAM7中の操作基準時間
格納部74Bに格納されている値と特定キー操作時間計
測値格納部75Bに格納されている値とを比較する。そ
の結果、特定キー操作時間計測値が操作基準時間以上の
場合には、ステップ2に移行し、初期画面の表示を行
う。つまり、このことで状態に関係なく、初期画面に移
行することができる。一方、それ以外の場合には、ステ
ップS9に進む。
【0081】ステップS9)RAM7内の前回画面情報
格納部72のデータを現在画面情報格納部71及び画像
メモリ(ビデオRAM)3に、前々回画面情報格納部7
3のデータを前回画面情報格納部72にそれぞれ転送す
る。その後、ステップ4’に戻る。つまり、この状態
は、[状態復帰]キーを操作したが、規定時間に達して
いないため、一つ前の状態として前回画面情報格納部7
2に保存されていた状態に戻ることができる。
【0082】ステップS10)受け付けたキーが[状態
遷移]キーか否かをチェックする。もし、[状態遷移]
キーであるならばステップS11に進み、そうでないな
らば図示していないが、該当キーの処理をおこなってス
テップS4’に戻る。この状態は、前記第1の実施例の
図2の説明箇所の3)のその他のキーを操作することで
状態そのものは変化せず、[状態復帰]キーが操作され
ていない状態である。そのため、一つ前の状態として前
回画面情報格納部72に保存されていた状態に戻ること
ができる。
【0083】ステップS13)[状態復帰]キー41の
操作による状態復帰に備えて、RAM7内の前回画面情
報格納部72のデータを前々回画面情報格納部73に、
現在画面情報格納部71の情報を前回画面情報格納部7
2に、画像メモリ(ビデオRAM)3のデータ(現在表
示されている表示データ)を現在画面情報格納部71に
それぞれ格納する。その後、ステップS4’に戻る。こ
の状態は、前記第1の実施例の図2の説明箇所の2)の
[状態遷移]キーを操作することで状態が変化したが、
[状態復帰]キーが操作されていない状態である。その
ため、一つ前の状態として前回画面情報格納部72に保
存されていた状態に戻ることができる。
【0084】以上が、本実施例のおける処理のシーケン
スである。
【0085】次に、前記第1の実施例と同じように図3
ないし図7を用いて実際の画面遷移について説明する。
【0086】図3は、情報処理装置1はまだ電源がON
されていない状態を示した図である。この状態で、図示
されていない電源スイッチあるいは電源キーにて情報処
理装置1の電源がONされると、上記図9の処理シーケ
ンスにしたがって図4に示すような初期画面が表示され
る。なお、[状態復帰]キーとしては図3に示されてい
る[戻る]キーとする。また、ここではRAM7中の操
作基準時間格納部74Bのデフォルト値として例えば
“2”(2秒)がセットされているものとする(実際に
は2秒間の間に計測用のカウンタによってインクリメン
トされるカウント値である)。このデフォルト値は固定
値で設定しておいてもよいし、あるいはユーザが入力設
定できるようにしておいてもよい。例えば、ユーザが設
定する場合には、メニュー画面等において、目的とする
値を入力するメニュー項目を設けておき、その入力画面
にて入力できるようにしておく方法でもよい。
【0087】この図4の初期画面の状態で、スケジュー
ルデータを確認するために、スケジュールの[見る]の
ボタンを操作すると図5に示すように、1カ月カレンダ
ーの表示が行われる。
【0088】この図5の1カ月カレンダーの画面表示の
状態で週間スケジュールを確認するために、[週間]キ
ーを操作すると図6に示すように、週間スケジュールの
表示が行われる。
【0089】この図6の週間スケジュールの画面表示の
状態で7月25日の詳細予定内容を確認するために、例
えば図6の画面内で「25日」あるいは「最高気温記念
日」と表示された位置をタッチするか、あるいはカーソ
ルを「25日」の位置にもってきてそのときに[詳細]
キーを操作すると図7のような7月25日の詳細内容が
表示された画面に遷移する。
【0090】この図7は「7月25日」のスケジュール
の詳細内容が表示された画面である。この画面状態で図
3に表示されている[戻る]キーを操作した場合に、操
作時間が2秒未満の場合には、図6に示される週間スケ
ジュールの表示画面に戻り、さらに[戻る]キーを操作
し続け、計2秒以上操作すると図5ではなく、図4の初
期画面に戻る。つまり、[戻る]キーの操作時間が基準
時間未満の場合であれば、一つ前の状態に戻ることにな
るし、基準時間以上の場合であれば、初期状態に戻るこ
とができる。
【0091】このように、[見る]とか[週間]とかの
[状態遷移]キーを操作し、画面が遷移した後、[戻
る]キーの操作のみで、このキーの操作時間に応じて、
一つ前の状態に復帰したり、最初の初期画面に移行した
りすることが可能になる。
【0092】なお、上記説明では[戻る]キーを[状態
復帰]キーとしたが、これに限定されるものではない。
また、この[状態復帰]キーを1つとしたが、複数のキ
ーを組み合わせて実現してもよい。
【0093】以上のことから、上記例のように例えば
[戻る]キー等の特定のキー(ボタン)を2秒以上操作
した時は、初期画面移行機能として働き、2秒未満の操
作の時は、状態復帰機能として働くというように制御す
ることが可能になり、一つのキー(ボタン)にて状態復
帰機能及び初期画面移行機能の両方を実現することがで
きる効果が得られる。さらに、場合によって特定キー操
作基準時間をユーザが変えることができるため、ユーザ
が使いやすいように状態復帰と、初期画面移行の両機能
を使い分ける設定が可能となる。その結果、ユーザによ
り使い勝手が良い情報処理装置とその制御方法が提供で
きる。
【0094】なお、ここまでに挙げた上記第1及び第2
の実施例における情報処理装置は、各実施例に記載され
ている処理シーケンス等を含めた情報処理装置の制御処
理の方法に基づいて実現されるものである。そのため、
この制御処理の方法は、本情報処理装置1を構成してい
るROM6に記憶されているプログラムによってさなれ
るものとあるが、これに限定されるものではない。図示
していないが、本情報処理装置1に装着可能が外部記憶
メディア、例えば、ICカード、CD−ROM、MD、
DVD、光ディスク,FD等であってもよい。つまり、
上記外部記憶メディアに格納されていてもよい。その場
合、上記処理シーケンスの機能が動作された場合に、装
置本体1から起動される方式であってもよい。この記憶
されているプログラムを起動することによって、本発明
の情報処理装置による情報処理がなされるものとする。
【0095】以上、ここまで挙げた実施形態における内
容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限
定されるものではない。
【0096】
【発明の効果】本発明における情報処理装置及び情報処
理装置の制御方法、並びにその制御用プログラムを記録
した記録媒体では、各請求項において以下の効果が得ら
れる。
【0097】本発明の請求項1、3、5においては、例
えば場合によっては、特定キー操作基準回数をユーザが
変えることができるため、ユーザが使いやすいように状
態復帰と、初期画面移行の両機能を使い分ける設定が可
能となる。その結果、ユーザに一つのキーを操作するだ
けで2つの機能を使い分けられることができる使い勝手
が良い情報処理装置及びその制御方法、並びにその制御
用プログラムが記録されている記録媒体が提供できる。
【0098】本発明の請求項2、4においては、例えば
場合によっては、特定キー操作基準時間をユーザが変え
ることができるため、ユーザが使いやすいように状態復
帰と、初期画面移行の両機能を使い分ける設定が可能と
なる。その結果、ユーザに一つのキーを操作するだけで
2つの機能を使い分けられることができる使い勝手が良
い情報処理装置及びその制御方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る情報処理装置の機
能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る情報処理装置の制
御方法を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第1、2の実施例に係る情報処理装置
による画面遷移を説明するための画面遷移図である。
【図4】本発明の第1、2の実施例に係る情報処理装置
による画面遷移を説明するための画面遷移図である。
【図5】本発明の第1、2の実施例に係る情報処理装置
による画面遷移を説明するための画面遷移図である。
【図6】本発明の第1、2の実施例に係る情報処理装置
による画面遷移を説明するための画面遷移図である。
【図7】本発明の第1、2の実施例に係る情報処理装置
による画面遷移を説明するための画面遷移図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る情報処理装置の機
能ブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係る情報処理装置の制
御方法を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 表示手段 3 画像メモリ 4 入力手段 5 制御手段 6 ROM 7 RAM 8 計測手段 9 比較手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ON時後を含めて表示される初期画
    面を有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した
    後、一つ前の画面状態に戻る状態復帰処理及びいずれの
    画面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面移行
    処理を実行する手段を有する情報処理装置において、 特定のキー操作がなされた回数をカウントする特定キー
    操作回数計測手段と、 前記初期画面移行機能を起動させるまでに必要な前記特
    定キーの操作基準回数を格納する操作基準回数格納手段
    と、 前記特定キー操作基準回数格納手段に格納されている特
    定キー操作基準回数と前記特定キー操作回数計測手段に
    てカウントした回数とを比較する特定キー操作回数比較
    手段と、 前記特定キー操作回数比較手段の比較結果にしたがっ
    て、 一致した場合には前記特定キー操作にて初期画面移行処
    理を実行する手段を起動させ、 一致しなかった場合には前記特定キー操作にて状態復帰
    処理を実行する手段を起動させるように制御する制御手
    段と、を設けてなることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 電源ON時後を含めて表示される初期画
    面を有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した
    後、一つ前の画面状態に戻る状態復帰処理及びいずれの
    画面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面移行
    処理を実行する手段を有する情報処理装置において、 特定のキー操作がなされている時間を計測する特定キー
    操作時間計測手段と、 前記初期画面移行機能を起動させるまでに必要な前記特
    定キーの操作基準時間を格納する操作基準時間格納手段
    と、 前記操作基準時間格納手段に格納されている操作基準時
    間と前記特定キー操作時間計測手段にて計測した時間と
    を比較する特定キー操作時間比較手段と、 前記特定キー操作時間比較手段の比較結果にしたがっ
    て、 前記操作基準時間格納手段に格納されている時間以上の
    キー操作である場合には、前記特定キーの操作で初期画
    面移行処理を実行する手段を起動させ、 前記操作基準時間格納手段に格納されている時間以内の
    キー操作の場合には、前記特定キーの操作で状態復帰処
    理を実行する手段を起動させるように制御する制御手段
    と、を設けてなることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 電源ON時後を含めて表示される初期画
    面を有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した
    後、一つ前の画面状態に戻る状態復帰ステップ及びいず
    れの画面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面
    移行ステップを含めてなる情報処理装置の制御方法にお
    いて、 特定のキー操作がなされた回数をカウントするステップ
    と、 前記初期画面移行ステップを起動させるまでに必要な前
    記特定キーの操作基準回数を格納するステップと、 前記格納されている特定キー操作基準回数と前記カウン
    トされている特定キーの操作回数とを比較するステップ
    と、 前記比較結果にしたがって、 一致した場合には前記初期画面移行ステップを起動し、 一致しなかった場合には前記状態復帰ステップを起動す
    る制御ステップと、を順に処理実行することを特徴とす
    る情報処理装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 電源ON時後を含めて表示される初期画
    面を有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した
    後、一つ前の画面状態に戻る状態復帰ステップ及びいず
    れの画面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面
    移行ステップを含めてなる情報処理装置の制御方法にお
    いて、 特定のキー操作がなされている時間を計測するステップ
    と、 前記初期画面移行ステップを起動させるまでに必要な前
    記特定キーの操作基準時間を格納するステップと、 前記格納されている特定キー操作基準時間と前記計測し
    た特定キーの操作時間とを比較するステップと、 前記比較結果にしたがって、 一致した場合には前記初期画面移行ステップを起動し、 一致しなかった場合には前記状態復帰ステップを起動す
    る制御ステップと、を順に処理実行することを特徴とす
    る情報処理装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 電源ON時後を含めて表示される初期画
    面を有し、ある画面状態から別の画面状態に移行した
    後、一つ前の画面状態に戻る状態復帰機能及びいずれの
    画面状態からでも前記初期画面に移行する初期画面移行
    機能を実行するコンピュータに、 特定のキー操作がなされた回数をカウントする機能と、 前記初期画面移行ステップを起動させるまでに必要な前
    記特定キーの操作基準回数を格納する機能と、 前記格納されている特定キー操作基準回数と前記カウン
    トされている特定キーの操作回数とを比較する機能と、 前記比較結果にしたがって、 一致した場合には前記初期画面移行機能を起動させ、 一致しなかった場合には前記状態復帰機能を起動させる
    制御機能と、を実行させるプログラムを格納した記録媒
    体。
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