JP2000066646A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JP2000066646A
JP2000066646A JP10232404A JP23240498A JP2000066646A JP 2000066646 A JP2000066646 A JP 2000066646A JP 10232404 A JP10232404 A JP 10232404A JP 23240498 A JP23240498 A JP 23240498A JP 2000066646 A JP2000066646 A JP 2000066646A
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JP10232404A
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English (en)
Inventor
Yoichi Itagi
洋一 板木
Koichi Tagishi
孝一 田岸
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要機材の運搬や設置作業を容易とし、すば
やくプレゼンテーションに入ることが可能な映像表示装
置を提供する。 【解決手段】 メモリカード検知回路24はメモリカー
ド2がメモリカード挿入口23にセットされたか否かを
検知する。CPU部18はメモリカード2のセットが検
知されると、メモリカード制御回路25による読込み動
作によってメモリカード2の最も古い時刻に記録された
画像ファイルデータを表示データとしてメモリカード画
像メモリ27に格納する。メモリカード表示信号生成回
路28はメモリカード画像メモリ27から表示データを
逐次読出して表示信号を生成する。表示信号切替回路1
6はメモリカード表示信号生成回路28からの表示信号
を選択して映像表示部17に供給し、映像表示部17は
表示信号をスクリーン4に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像表示装置に関
し、特に電子機器に接続されてその電子機器からのデー
タをスクリーン上に表示する映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の映像表示装置において
は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)
等の電子機器に接続され、電子機器からのデータ(画像
データやテキストデータ等)をスクリーン上に表示する
ことで、電子化された資料を操作しながら行うプレゼン
テーション(以下、電子プレゼンテーションとする)等
に用いられている。
【0003】この電子プレゼンテーションでは映像表示
装置とパソコン等とを接続し、目的の資料を映像として
順次表示することで、紙やOHP(オーバヘッドプロジ
ェクタ)等の資料を使用したプレゼンテーションに比
べ、より効果的なプレゼンテーションを行うことを目的
として一般的に用いられている。
【0004】すなわち、図7に示すように、映像表示装
置6の映像入力端子61,62にパソコン5やディジタ
ルスチルカメラ7等の電子機器を接続し、パソコン5や
ディジタルスチルカメラ7からの映像を映像表示装置6
からスクリーン4上に表示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の映像表
示装置では、パソコン等を接続して電子的なプレゼンテ
ーションに用いられるため、必要機材の運搬や設置作業
が面倒であるという問題がある。一般的に、パソコンや
映像表示装置等といった必要器材については、実際にプ
レゼンテーションを行う場所に運搬して接続作業を実施
する場合が多く、この作業が負担となっている。
【0006】また、従来の映像表示装置ではパソコンを
立上げ、プレゼンテーションソフトウェアを起動し、さ
らに電子化された資料を読込んで表示させるというプレ
ゼンテーションに入る前の一連の作業に時間がかかるた
め、すばやくプレゼンテーションに入れないという問題
がある。
【0007】この結果、訪問先等で迅速なプレゼンテー
ションが求められる場合や複数のオペレータが夫々異な
る資料で異なるプレゼンテーションを交代で行う場合
に、プレゼンテーションに入るまでに時間がかかり、プ
レゼンテーションのスムーズな進行の妨げになってい
る。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、必要機材の運搬や設置作業を容易に行うことがで
き、すばやくプレゼンテーションに入ることができる映
像表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による映像表示装
置は、接続された電子機器からの映像信号を表示する映
像表示装置であって、着脱可能なメモリカードの画像フ
ァイルデータを再生表示する手段を備えている。
【0010】すなわち、本発明の映像表示装置は、パー
ソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)等の電子
機器を使って、電子化された資料を操作しながら行われ
るプレゼンテーション(以下、電子プレゼンテーション
とする)等の場合、それにかかる操作性を向上すること
を目的としている。
【0011】電子プレゼンテーションはパソコンと映像
表示装置とを接続し、パソコンを操作することで電子化
された資料を映像表示装置に順次表示しながら説明を行
うのが一般的である。
【0012】本発明の映像表示装置ではその内部にメモ
リカードを用いた記録再生装置を備えることによって、
メモリカードに記録された画像ファイルデータを再生表
示し、電子プレゼンテーションを簡単に行えるようにし
ている。
【0013】より具体的には、メモリカードが着脱自在
な記録再生装置を映像表示装置に内蔵させ、映像表示装
置の映像入力端子に接続されたパソコンからの映像信号
を供給可能状態にすると同時に、メモリカード挿入口に
メモリカードをセットし、パソコンの操作によって順次
表示させる映像をメモリカードに画像ファイルデータと
して記録する。
【0014】この作業を繰返すことによって、電子プレ
ゼンテーションに必要な資料の映像をメモリカードに画
像ファイルデータとして全て記録し、実際に電子プレゼ
ンテーションを行う場面でメモリカードに事前に記録し
ておいた画像ファイルデータを順次表示させる。
【0015】また、メモリカード再生機能は画像ファイ
ルデータが記録されたメモリカードをメモリカード挿入
口にセットするだけで画像ファイルデータの再生表示を
開始するよう構成されている。また、複数の画像ファイ
ルデータがある場合には、リモートコントローラ(外部
指示器)(以下、リモコンとする)等を用いることで、
簡単に次の画像ファイルデータが再生表示可能となる。
【0016】よって、従来、パソコンを操作して映像表
示装置に表示していた電子化された資料の映像を事前に
画像ファイルデータとしてメモリカードに全て記録して
おくことで、実際に電子プレゼンテーションを行う場面
ではパソコンを使用することなく、メモリカードをセッ
トするだけで簡単に電子プレゼンテーションを行うこと
が可能となる。
【0017】また、メモリカードは着脱可能な記録媒体
であるため、電子プレゼンテーションを行う場所に本発
明の映像表示装置があれば、メモリカードを持ち歩くだ
けで電子プレゼンテーションを簡単に行うことが可能と
なる。したがって、必要機材の運搬や設置作業を容易に
行えるとともに、すばやくプレゼンテーションに入るこ
とが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る映像表示装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、映像表示装置(PJ:プロジェクタ)1は映像入
力端子11,12と、入力映像信号処理回路13と、画
像メモリ14と、表示信号生成回路15と、表示信号切
替回路16と、映像表示部17と、CPU(中央処理装
置)部18と、時計回路19と、メモリ制御回路20
と、リモートコントローラ(以下、リモコンとする)受
信回路21と、メモリカード記録再生装置22とから構
成されている。
【0019】メモリカード記録再生装置22はメモリカ
ード挿入口23と、メモリカード検知回路24と、メモ
リカード制御回路25と、ポインタメモリ26と、メモ
リカード画像メモリ27と、メモリカード表示信号生成
回路28とから構成されている。
【0020】映像表示装置1は電子化された資料を操作
するパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)
5等の電子機器から映像信号が入力されると、その映像
信号をスクリーン4上に映像として拡大投写して表示す
る。また、映像表示装置1は画像ファイルデータの記録
媒体となるメモリカード2から映像信号が入力されて
も、上記と同様に、その画像ファイルデータをスクリー
ン4上に映像として拡大投写して表示する。
【0021】映像入力端子11,12にはパソコン5か
ら供給される映像信号が入力され、入力映像信号処理回
路13は映像入力端子11,12から供給される映像信
号をA/D(アナログ/ディジタル)変換処理する。画
像メモリ14は入力信号処理回路13でディジタル化さ
れた映像信号を表示出力すべき表示データとして格納す
る。
【0022】表示信号生成回路15は画像メモリ14か
ら表示データを逐次読出し、表示出力する映像として表
示信号を生成する。メモリカード記録再生装置22は表
示映像をメモリカード2に画像ファイルデータとして記
録し、あるいはメモリカード2の画像ファイルデータを
再生表示する。
【0023】表示信号切替回路16は表示信号生成回路
15及びメモリカード記録再生装置22から供給される
表示信号を最終的な表示信号として、どちらか一方に切
替える。映像表示部17は表示信号切替回路16から供
給される表示信号を映像表示する。
【0024】CPU部18にはプログラムデータが組込
まれており、制御バス101とデータバス102とを用
いて映像表示装置1の各回路の制御を行う。時計回路1
9は図示せぬバッテリを備えており、映像表示装置1に
電源が投入されていない時でも動作可能となっており、
常時、現在時刻を検出する。
【0025】メモリ制御回路20は映像表示装置1のメ
モリの制御を行う。リモコン受信回路21はオペレータ
が操作するリモコン3からのコードデータを受信し、受
信信号をCPU部18に出力する。
【0026】映像表示部17は一般的に、図示せぬ表示
デバイスや光学レンズ、及び光源ランプ等からなり、表
示デバイスは液晶やDLP(Digital Ligh
tProcessing)等のデバイスが使用されるこ
とが多く、表示デバイスの映像を拡大投写して表示する
仕組みになっている。
【0027】メモリカード記録再生装置22のメモリカ
ード挿入口23はメモリカード2をセットする際の挿入
口となる。メモリカード検知回路24はメモリカード挿
入口23へのメモリカード2のセットを検知する。メモ
リカード制御回路25はメモリカード挿入口23にセッ
トされたメモリカード2に対するデータの読み書きを制
御する。
【0028】ポインタメモリ26にはメモリカード2に
格納されている画像ファイルデータを再生表示する際
に、ある表示領域を指し示すポインタ表示を行うための
ポインタデータが格納されている。メモリカード画像メ
モリ27はメモリカード2に格納されている画像ファイ
ルデータを再生して表示出力すべき表示データを格納す
る。
【0029】メモリカード表示信号生成回路28はポイ
ンタメモリ26及びメモリカード画像メモリ27に夫々
格納されているデータを逐次読出し、表示出力すべき表
示信号を生成する。
【0030】図2は本発明の一実施例による映像表示装
置1を用いた電子プレゼンテーションを行う前の準備段
階のシステム構成を示すブロック図であり、図3は本発
明の一実施例による映像表示装置1を用いた電子プレゼ
ンテーションのシステム構成を示すブロック図である。
【0031】これら図1〜図3を参照して本発明の一実
施例による映像表示装置1の動作について、電子プレゼ
ンテーションを実施する前の準備段階の動作と実際に電
子プレゼンテーションを実施する時の動作とに分けて説
明する。また、少なくともパソコン5内には電子プレゼ
ンテーションで使用する電子化された資料が作成されて
いるものとする。
【0032】準備段階において、オペレータの作業はパ
ソコン5を操作して電子化された資料を映像表示装置1
に順次表示させながら、その都度、使用したい表示映像
をメモリカード2に画像ファイルデータとして記録して
いくという作業を繰返すこととなる。
【0033】オペレータからの映像表示装置1への要求
はリモコン3を使用して行われることになる。リモコン
3は一般的なリモコンと同様に、オペレータからの要求
に応じて変わるコードデータを送信する。そのコードデ
ータはリモコン受信回路21を経てCPU部18に伝達
される。
【0034】まず、オペレータはパソコン5の映像出力
端子51と映像表示装置1の映像入力端子12とを接続
し、映像表示装置1からスクリーン4に電子化された資
料を表示させるべく、パソコン5の操作を行う。その結
果、映像表示装置1の映像入力端子12を経由して入力
映像信号処理回路13にパソコン5からの映像信号が供
給される。
【0035】その映像信号は入力映像信号処理回路13
においてA/D変換処理され、アナログ信号からディジ
タル信号へと逐次変換される。ディジタル信号化された
映像信号は逐次画像メモリ14に表示データとして格納
される。よって、画像メモリ14の格納データはパソコ
ン5からの映像信号がディジタル化された表示データで
逐次更新されることになる。
【0036】また、表示信号生成回路15では画像メモ
リ14に格納される表示データを逐次読出し、表示出力
する映像としての表示信号を生成して表示信号切替回路
16に供給する。この場合、表示信号切替回路16は事
前にリモコン3等を使ったオペレータからの指示を受け
たCPU部18が表示信号生成回路15から供給される
表示信号を選択して映像表示部17に供給するようにな
っているものとする。
【0037】表示信号切替回路16はその選択した方の
表示信号を映像表示部17に供給するので、映像表示部
17からスクリーン4に表示映像が拡大投写されること
になる。
【0038】そこで、オペレータはスクリーン4の映像
を見て、電子プレゼンテーションで使用したい映像が表
示されたならば、リモコン3等を使用して映像表示装置
1からスクリーン4に表示中の映像を画像ファイルデー
タとしてメモリカード2に記録するように指示を出す。
【0039】リモコン3等からの指示はリモコン受信回
路21を経て、コードデータがCPU部18に伝達され
る。CPU部18はリモコン3等からの指示を受ける
と、メモリカード制御回路25による書込み動作によっ
て、画像メモリ14に格納されている表示データを画像
ファイルデータとしてメモリカード2に記録する。
【0040】メモリカード2への記録方法は一般的な画
像ファイル形式で記憶され、一般的なパソコン環境等で
も扱えるファイル形式であることが望ましく、本実施例
でも画像ファイルデータの記録形式として、最も一般的
とされるJPEG(Joint Photograph
ic Experts Group)形式で記録するも
のとする。
【0041】また、記録する際には時計回路19から現
在時刻を入手し、画像ファイルデータとして記録時刻も
あわせて記録しておく。時計回路19は映像表示装置1
に電源が投入されていない場合もバッテリによって時刻
をカウントすることが可能になっている。
【0042】さらに、画像ファイルデータ名については
メモリカード2の中で唯一無二の画像ファイルデータ名
になるように自動的に作成された画像ファイルデータ名
で記録されるものとする。
【0043】その際、メモリカード2に記録可能な領域
がある限り、メモリカード2には複数の画像ファイルデ
ータが記録可能とする。記録する際に、万一、メモリカ
ード2の記録可能な領域が足りなくなった場合には、最
も古い時刻に記録された画像ファイルデータの領域に上
書きして記録していくものとする。
【0044】よって、準備段階においてはオペレータか
らの記録指示が出されるたびに、上述した動作が繰返し
行われ、メモリカード2の記憶可能な領域がある限り、
電子プレゼンテーションに必要な資料の映像を画像ファ
イルデータとして、全てメモリカード2に記録すること
ができる(図1及び図2参照)。
【0045】次に、その必要な画像ファイルデータが記
録されたメモリカード2を用いて、実際に電子プレゼン
テーションを実施する時の動作について説明する。オペ
レータは必要な画像ファイルデータが記録されたメモリ
カード2をメモリカード挿入口23から映像表示装置1
にセットする。
【0046】この場合、メモリカード2の画像ファイル
データについてはJPEG形式であれば良く、一般的な
ディジタルスチルカメラ(図示せず)等で撮影されたJ
PEG形式の画像ファイルデータを記録した別のメモリ
カード等でも良い。
【0047】メモリカード検知回路24はメモリカード
2がメモリカード挿入口23からセットされたことをC
PU部18に伝達する。CPU部18はメモリカード検
知回路24からの通知を受けると、メモリカード制御回
路25による読込み動作によって、メモリカード2に記
録されている画像ファイルデータのうちで、最も古い時
刻に記録された画像ファイルデータを表示出力すべき表
示データとしてメモリカード画像メモリ27に格納す
る。
【0048】メモリカード表示信号生成回路28ではメ
モリカード画像メモリ27に格納されている表示データ
を逐次読出し、表示出力する映像としての表示信号を生
成して表示信号切替回路16に供給するようになってい
る。その際、表示信号切替回路16はメモリカード表示
信号生成回路28から供給される表示信号を選択して映
像表示部17に供給するように、事前にオペレータがリ
モコン3等を使って映像表示装置1に指示を出している
か、メモリカード検知回路24がメモリカード2のセッ
トを検知した段階で、切替えが行われているものとす
る。
【0049】表示信号切替回路16はその選択した表示
信号を映像表示部17に供給するので、メモリカード2
の画像ファイルデータは再生表示映像として、映像表示
部17からスクリーン4に拡大投写されることになる
(図1及び図3参照)。
【0050】また、メモリカード表示信号生成回路28
ではポインタメモリ26からもポインタ表示に関する格
納データを引出し、出力表示する映像としてポインタ表
示も含めた表示信号を生成することができる。
【0051】ポインタメモリ26はCPU部18からポ
インタの表示情報、位置情報、ビットマップ情報等のポ
インタデータが格納されるが、このポインタデータを更
新することによってポインタ表示を変更することができ
るようになっている。
【0052】以降、オペレータは次の画像ファイルデー
タを表示したい場合には、リモコン6等を使って映像表
示装置1に要求を伝達する。CPU部18は次の画像フ
ァイルデータの表示要求を受けると、画像ファイルデー
タの記録時刻を基に再生表示中の画像ファイルデータの
次に記録された画像ファイルデータをメモリカード制御
回路25による読込み動作によって読込み、表示出力す
べき表示データにしてメモリカード画像メモリ27の格
納データを更新する。このようにメモリカード画像メモ
リ27の格納データを更新することによって、スクリー
ン4上に投写される映像を変更することができる。
【0053】図4は図1のリモコン3の外観を示す図で
あり、図5は図1のスクリーン4上に表示される画像フ
ァイルデータの一覧表示映像を示す図であり、図6
(a)〜(c)は図1のスクリーン4上に表示されるポ
インタパターンを示す図である。
【0054】図4において、リモコン3は「電源」キー
31と、「入力切替」キー32と、「一覧」キー33
と、「表示」キー34と、「削除」キー35と、「記
録」キー36と、「自動再生」キー37と、「次へ」キ
ー38と、「ポインタ」キー39と、「前へ」キー40
と、「上」キー41と、「左」キー42と、「右」キー
43と、「下」キー44とを備えている。
【0055】リモコン3は上記のキーのいずれかが押下
されると、そのキーに対応するコードデータを出力す
る。リモコン受信回路21はリモコン3からのコードデ
ータを受信すると、そのコードデータをCPU部18に
伝達する。CPU部18はリモコン受信回路21からの
コードデータを基に各回路を制御する。
【0056】「電源」キー31は映像表示装置1に電源
を投入したり、切断したりするためのキーである。「入
力切替」キー32は複数ある映像入力信号の中から映像
表示装置1がスクリーン4に表示する映像入力信号を選
択するためのキーである。「電源」キー31と「入力切
替」キー32とについては、一般的な映像表示装置にお
いても用いられ、映像表示装置本体にもボタンスイッチ
が用意されていることが多い。
【0057】本発明の一実施例による映像表示装置1の
場合には、「入力切替」キー32で表示信号切替回路1
6が制御され、メモリカード表示信号生成回路28から
供給される表示信号にも切替えることができる。「電
源」キー31及び「入力切替」キー32以外のキーにつ
いては、表示信号切替回路16がメモリカード表示信号
生成回路28から供給される表示信号を映像表示部17
に供給する選択になっている時、すなわちメモリカード
2の画像ファイルデータが再生表示されている時に有効
となる。
【0058】「次へ」キー38で再生表示する画像ファ
イルデータを切替えることができる。但し、メモリカー
ド2に複数の画像ファイルデータが記録されていない場
合には無効となる。CPU部18は「次へ」キー38に
対応するコードデータが入力されると、メモリカード制
御回路25による読込み動作によってその記録時刻を基
に再生表示中の画像ファイルデータの次に記録されたメ
モリカード2の画像ファイルデータを読込み、表示出力
すべき表示データにしてメモリカード画像メモリ27の
格納データを更新する。
【0059】メモリカード2の挿入時には記録時刻が最
も古い画像ファイルデータが再生表示されることから、
「次へ」キー38によって記録時刻を基に再生表示する
画像ファイルデータを昇順に切替えることができる。
【0060】「前へ」キー40は「次へ」キー38の動
作とは反対に、記録時刻を基に再生表示する画像ファイ
ルデータを降順に切替えることができる。CPU部18
は「前へ」キー40に対応するコードデータが入力され
ると、メモリカード制御回路25による読込み動作によ
ってその記録時刻を基に再生表示中の画像ファイルデー
タの前に記録されたメモリカード2の画像ファイルデー
タを読込み、表示出力すべき表示データにしてメモリカ
ード画像メモリ27の格納データを更新する。
【0061】「記録」キー36は表示信号切替回路16
が表示信号生成回路15から供給される表示信号を選択
している場合に有効となる。CPU部18は「記録」キ
ー36に対応するコードデータが入力されると、メモリ
カード制御回路25による書込み動作によってスクリー
ン4に表示中の表示データである画像メモリ14の格納
データを画像ファイルデータとして記録時刻もあわせて
メモリカード2に記録する。万一、メモリカード2の記
録可能な領域が足りない場合には、メモリカード2の最
も古い時刻に記録された画像ファイルデータの領域に上
書きして更新していく。
【0062】「削除」キー35は再生表示中の画像ファ
イルデータをメモリカード2から削除することができ
る。CPU部18は「削除」キー35に対応するコード
データが入力されると、メモリカード制御回路25によ
る書込み動作によって再生表示中の画像ファイルデータ
をメモリカード2から削除する。画像ファイルデータの
削除が終了すると、CPU部18は映像表示装置1の表
示がブルーバックになるように、メモリカード画像メモ
リ27の格納データを更新し、オペレータに削除された
ことが分かるようにする。
【0063】「一覧」キー33は再生表示する画像ファ
イルデータを任意に切替えることができる。オペレータ
は、図5に示すように、映像表示装置1からスクリーン
4に表示される表示映像上にマトリクス状になって表示
される縮小画像の中から、表示したい画像ファイルデー
タを選択することができる。
【0064】同時に表示する画像ファイルデータの数は
いくつでも構わないが、本実施例では4×4のマトリク
ス状に16個の縮小画像を一覧表示するものとする。C
PU部18はメモリカード制御回路25による読込み動
作によってメモリカード2の全ての画像ファイルデータ
から記録時刻の古い順に16個の画像ファイルデータに
ついて縮小画像を作成し、4×4のマトリクス状にそれ
らの縮小画像が表示されるように、メモリカード画像メ
モリ27の格納データを一時的に書換える。
【0065】その結果、オペレータは映像表示装置1か
らスクリーン4に表示される縮小画像の一覧表示を見な
がら、上下左右キー41〜44を使って表示したい画像
ファイルデータの縮小画像を選択する。CPU部18は
上下左右キー41〜44に追従して選択される縮小画像
の周りの色を変化させ、選択されている画像ファイルデ
ータがオペレータに分かるようにする。
【0066】最も古い時刻に記録された画像ファイルデ
ータが選択されている位置からは、「上」キー41と
「左」キー42とが無効になる。逆に、最も新しい時刻
に記録された画像ファイルデータが選択されている位置
からは、「下」キー44と「右」キー43とが無効にな
る。
【0067】したがって、縮小画像が一覧表示されてい
る16個の画像ファイルデータ以外にもメモリカード2
に記録されている画像ファイルデータがあれば、必要に
応じて縮小画像の一覧表示を更新して、選択対象となる
画像ファイルデータを変更する。
【0068】例えば、1個目から16個目までの画像フ
ァイルデータに対する縮小画像の一覧表示の場合、図5
の右下の縮小画像「P」が選択された状態で、「下」キ
ー44あるいは「右」キー43をオペレータが操作した
場合には、17個目から32個目までの画像ファイルデ
ータに対する縮小画像の一覧で表示が更新される。逆
に、17個目から32個目までの画像ファイルデータに
対する縮小画像の一覧表示の場合、図5の左上の縮小画
像「A」が選択された状態で、「上」キー41あるいは
「左」キー42をオペレータが操作した場合には、1個
目から16個目までの画像ファイルデータに対する縮小
画像の一覧で表示が更新される。
【0069】上記の動作によって、画像ファイルデータ
の数に制限を付けることなく、任意の画像ファイルデー
タの表示切換えを行うための選択ができる。オペレータ
は表示したい画像ファイルデータに対する縮小画像を選
択した後、再度「一覧」キー33を操作することによっ
て、選択した縮小画像に対応する画像ファイルデータが
再生表示される。CPU部18はメモリカード制御回路
25による読込み動作によってメモリカード2の選択さ
れた画像ファイルデータを読込み、表示出力すべき表示
データにしてメモリカード画像メモリ27の格納データ
を更新する。
【0070】また、一覧表示された状態から「削除」キ
ー35を操作すると、選択された縮小画像に対応する画
像ファイルデータがメモリカード2から削除される。C
PU部18はメモリカード制御回路25による書込み動
作によって選択された縮小画像に対応する画像ファイル
データをメモリカード2から削除する。
【0071】更に、一覧表示された状態から「表示」キ
ー34を操作することによって、選択された縮小画像に
対応する画像ファイルデータを再生表示対象から外すこ
とができる。すなわち、再生表示対象から外された画像
ファイルデータについては「次へ」キー38や「前へ」
キー40を操作しても、スキップされて再生表示されな
くなり、一覧表示上では、縮小画像に斜め線が引かれて
表示され(縮小画像[C],[L],[M])、再生表
示されないことが分かるようになっている。
【0072】この場合、画像ファイルデータはメモリカ
ード2から削除されるわけではないので、再度「表示」
キー34を操作することによって、再生表示対象に復帰
させることもできる。CPU部18はメモリカード2の
各画像ファイルデータに対応した表示に関するフラグ情
報をメモリカード制御回路25による書込み動作によっ
てメモリカード2のある記憶領域に書込んでおくこと
で、オペレータの表示に関する設定を記憶しておき、そ
のフラグ情報にしたがって画像ファイルデータの再生表
示を行う。
【0073】「ポインタ」キー39は、図6(a)〜
(c)に示すようなパターンのポインタを表示すること
ができる。本実施例では2つのポインタパターン[図6
(b),(c)参照]を予め用意されているものとする
が、ポインタパターンはCPU部18に用意されるた
め、CPU部18のメモリ容量が許す限りそのポインタ
パターンを増やすことができる。
【0074】通常は図6(a)に示すように、ポインタ
が表示されない状態であるが、「ポインタ」キー39を
操作する毎に図6(a)に示す状態から図6(b)に示
すポインタパターンに、図6(b)に示すポインタパタ
ーンから図6(c)に示すポインタパターンに、図6
(c)に示すポインタパターンから図6(a)に示す状
態へとポインタパターンを変えることができる。また、
ポインタが表示されている状態であれば、上下左右キー
41〜44を操作してポインタの表示位置を目的の表示
位置へ移動することもできる。
【0075】CPU部18はリモコン3の「ポインタ」
キー39が操作されると、ポインタメモリ26のパター
ンデータを操作に応じたパターンデータで更新し、上下
左右キー41〜44が操作されると、ポインタメモリ2
6の位置データを操作に応じた位置データで更新する。
メモリカード表示信号生成回路28ではポインタメモリ
26の格納データを引出し、ポインタ表示も含めた表示
信号を生成するようになっているため、CPU部18が
ポインタメモリ26の格納データを更新することによっ
て、ポインタ表示の形状や位置を変更することができ
る。
【0076】「自動再生」キー37は「次へ」キー38
を操作することなく、自動的に再生表示する画像ファイ
ルデータを一定間隔で切替えることができる。上述した
「次へ」キー38を操作した時と同様の動作が一定間隔
で自動的に実行されることになる(以下、自動再生とす
る)。
【0077】「自動再生」キー37を一度操作すると、
その状態から10秒間隔の自動再生が開始される。「自
動再生」キー37を続けて操作する毎に、その間隔が1
0秒ずつ増える。また、「自動再生」キー37以外のキ
ーを操作することで、自動再生は解除される。
【0078】「自動再生」キー37が操作されると、C
PU部18は時計回路19から常に一定の間隔で割込み
信号が入ってくるように時計回路19を設定する。設定
間隔は「自動再生」キー37の操作回数によるオペレー
タからの要求時間を設定する。時計回路19は設定され
た間隔時間を経過する毎に割込み信号をCPU部18に
送信する。
【0079】CPU部18は時計回路19からの割込み
信号を受信すると、メモリカード制御回路25による読
込み動作によって、その記録時刻を基に再生表示中の画
像ファイルデータの次に記録されたメモリカード2の画
像ファイルデータを読込み、表示出力すべき表示データ
にして、メモリカード画像メモリ27の格納データを更
新する。
【0080】したがって、設定した間隔時間を経過する
たびに、この動作が繰返し行われる。但し、記録時刻が
最も新しい画像ファイルデータの次は記録時刻が最も古
い画像ファイルデータを再生表示対象にする。また、こ
の自動再生中にリモコン3の「自動再生」キー37以外
のキーが操作されたところで、CPU部18は時計回路
19から発生する一定間隔の割込み信号が発生しないよ
うに、時計回路19を設定する。
【0081】このように、パソコン5を使用した電子プ
レゼンテーション等に用いられる電子化された資料等の
映像を、事前に画像ファイルデータとしてメモリカード
2に記録する手段と、メモリカード2に記録された画像
ファイルデータを再生表示する手段と、スクリーン4上
にポインタを表示する手段とを映像表示装置1内に設け
ることによって、実際に電子プレゼンテーションを行う
場所で、従来のようにパソコン5を使用することなく、
電子プレゼンテーションを行うことができる。
【0082】このため、画像ファイルデータを記録した
メモリカード2を持ち運ぶことで、パソコン5を持ち運
ぶ必要がなくなり、必要機材の持ち運びの負担を減らす
ことができ、その必要機材の接続等といった設置作業も
軽減することができる。
【0083】また、着脱可能なメモリカード2を映像表
示装置1内のメモリカード記録再生装置22のメモリカ
ード挿入口23に挿入するだけで、直ちに画像ファイル
データの再生表示を開始するよう構成することで、従来
のようにパソコン5を使用した場合に比べ、すばやく電
子プレゼンテーションに入ることができる。
【0084】このため、特に訪問先等での迅速な電子プ
レゼンテーションが要求される場合や、複数のオペレー
タが夫々の異なる資料で異なる電子プレゼンテーション
を交代で行う場合等には、メモリカード2を差し替える
だけで直ちに電子プレゼンテーションに入ることができ
る。
【0085】さらに、パソコン5のように応用範囲が広
い回路構成に比べ、画像を表示することのみに注力した
回路構成とすることで、映像の高速表示によるスムーズ
な電子プレゼンテーションができる。このため、電子化
された資料でも、特に自然画等の画像を多用した資料等
についてはスムーズな高速表示を行うことができる。
【0086】さらにまた、表示に関するフラグ情報をメ
モリカード2に対して読み書きすることによって、メモ
リカード2の中で表示する画像ファイルデータと表示し
ない画像ファイルデータとを設定することができる。こ
のため、使用シーンによって、表示する画像ファイルデ
ータを使い分けることができる。
【0087】一方、ディジタルスチルカメラ等が記録形
式として一般的に採用している画像ファイル形式の画像
ファイルデータについて再生表示する手段を設けること
によって、ディジタルスチルカメラ等で記録されたメモ
リカードの画像ファイルデータ等も再生表示することが
できる。
【0088】このため、ディジタルスチルカメラ等のメ
モリカード再生装置を接続して操作したり、バッテリ容
量を気にすることもなく、映像表示装置1にディジタル
スチルカメラ等のメモリカードをセットするだけで再生
表示を行うことができる。
【0089】また、映像表示装置1内にメモリカード2
に格納された複数の画像ファイルデータを自動的に順次
再生表示する手段を設けることによって、メモリカード
2の画像ファイルデータを自動的に再生表示することが
できる。このため、映像表示装置1と画像ファイルデー
タが記録されたメモリカード2とがあれば、簡単な構成
で映像による店頭広告表示等を行うことができる。
【0090】従来の映像表示装置では、図7に示すよう
に、パソコンやディジタルスチルカメラ等を接続する必
要があるが、本発明の一実施例による映像表示装置1で
はメモリカード2をメモリカード記録再生装置22のメ
モリカード挿入口23にセットするだけで良く、使用す
る機材が少なくなり、その機材の持ち運びや接続作業等
が軽減される。
【0091】メモリカード2は小型軽量で携帯性に優れ
た画像ファイルデータを記録する記録媒体として一般的
である。メモリカード2には電子化された資料の映像が
事前に画像ファイルデータとして記録されており、その
画像ファイルデータを順次再生表示することで、従来と
同様の効果を持つ電子プレゼンテーションを実現してい
る。
【0092】電子プレゼンテーションを行う前の準備段
階において、映像表示装置1の映像入力端子12に接続
されたパソコン5から映像信号が供給される状態にする
と同時に、メモリカード挿入口23にメモリカード2を
セットし、オペレータが従来と同様にパソコン5を操作
することで電子化された資料を映像表示装置1からスク
リーン4に順次表示させていき、メモリカード記録機能
によって表示中の映像をセットしてあるメモリカード2
に画像ファイルデータとして記録する。
【0093】この作業を繰返すことによって、電子プレ
ゼンテーションに必要な資料の映像をメモリカード2に
画像ファイルデータとして全て記録することができる。
そこで、実際に電子プレゼンテーションを行う場面では
映像表示装置1のメモリカード再生機能を使って、セッ
トされたメモリカード2へ事前に記録しておいた画像フ
ァイルデータを順次表示することで、電子プレゼンテー
ションを容易にかつすばやく行うことができる。
【0094】また、メモリカード再生機能は画像ファイ
ルデータが記録されたメモリカード2をメモリカード挿
入口23にセットするだけで、画像ファイルデータの再
生表示が開始されるようになっている。更に、複数の画
像ファイルデータがある場合には、リモコン3等を使っ
て簡単に次の画像ファイルデータを再生表示することが
できる。
【0095】したがって、従来、パソコン5を操作して
映像表示装置に表示していた電子化された資料の映像を
事前に画像ファイルデータとしてメモリカード2に全て
記録しておくことで、実際に電子プレゼンテーションを
行う場面ではパソコン5を使用することなく、メモリカ
ード2をセットするだけで、簡単に電子プレゼンテーシ
ョンを行うことができる。また、メモリカード2は着脱
可能な記録媒体であるため、電子プレゼンテーションを
行う場所に映像表示装置1があれば、メモリカード2を
持ち歩くだけで電子プレゼンテーションを簡単に行うこ
ともできる。
【0096】上述した本発明の一実施例においては、電
子プレゼンテーションの映像表示装置として最も一般的
なプロジェクタ型の映像表示装置1について説明した
が、映像表示装置の方式に関係なく、テレビジョンやモ
ニタ等といった映像表示装置であってもメモリカード記
録再生装置22を内蔵することで、上記と同様の効果が
得られる。
【0097】また、映像入力端子12から供給されるパ
ソコン5の映像を画像データファイルとしてメモリカー
ド2に記録しているが、映像表示装置1に表示可能な映
像であれば、どのような機器の映像でも画像ファイルデ
ータとしてメモリカード2に記録することができる。
【0098】さらに、メモリカード2へ画像ファイルデ
ータを記録する時に記録可能な領域が不足する場合に
は、記録時刻が最も古い画像ファイルデータの記録領域
に上書きして記録しているが、エラーメッセージを表示
してオペレータが他の画像ファイルデータを削除する等
して、メモリカード2の記録可能な領域が確保されない
限り記録できないようにすることもできる。
【0099】さらにまた、メモリカード2に記録する画
像ファイル形式としてJPEG形式を用いる場合につい
て説明したが、記録した画像ファイルデータを様々な用
途に流用できるように、数種類の記録する画像ファイル
形式を用意し、オペレータに選択させる手段を設けるこ
ともできる。
【0100】上記の他に、メモリカード2の画像ファイ
ルデータはJPEG形式のものを再生表示するようにし
ているが、様々な機器で記録された画像ファイルデータ
も再生表示できるように、数種類の画像ファイル形式の
画像ファイルデータについても再生表示できるようにす
ることもできる。
【0101】再生表示順序については記録時刻の古い順
序で再生表示するようにしているが、全ての画像ファイ
ルデータの縮小画像を一覧表示した状態で、再生表示順
序を編集する手段を設け、その編集結果に従った順序で
再生表示する手段を設けることもできる。
【0102】表示信号切替回路16については表示信号
生成回路15とメモリカード表示信号生成回路28とか
ら夫々供給される表示信号を切替えて、映像表示部17
に供給するようにしているが、どちらか一方の表示映像
の範囲内に、他方の表示映像を表示して、双方の表示映
像を同時に表示する表示信号にして、映像表示部17へ
供給することもできる。
【0103】オペレータがリモコン3を使って方向を指
定させる手段として、上下左右キー41〜44を用いて
いるが、より操作性を向上させるために、トラックボー
ル等の入力機器を用いることもできる。
【0104】「削除」キー36については指定された画
像ファイルデータを削除するようにしているが、「削
除」キー36を一定時間操作し続けると、メモリカード
2の全ての画像ファイルデータを削除するようにするこ
ともできる。
【0105】メモリカード画像メモリ27への表示デー
タを更新する際に、更新していく順序やその時間差を変
更する手段を設け、表示効果をつけることもできる。ま
た、メモリカード画像メモリ27の表示データを更新す
るタイミングで、サウンドデータを再生する手段を設け
ることもできる。
【0106】画像ファイルデータの記録媒体として、メ
モリカード2を例に説明したが、着脱可能な記録媒体で
あれば、メモリカード制御回路27をその記録媒体の読
み書きが行える回路に置き換えることで、上記と同様の
効果が得られる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
続された電子機器からの映像信号を表示する映像表示装
置において、着脱可能なメモリカードの画像ファイルデ
ータを再生表示する手段を備えることによって、必要機
材の運搬や設置作業を容易に行うことができ、すばやく
プレゼンテーションに入ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による映像表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による映像表示装置を用いた
電子プレゼンテーションを行う前の準備段階のシステム
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例による映像表示装置を用いた
電子プレゼンテーションのシステム構成を示すブロック
図である。
【図4】図1のリモコンの外観を示す図である。
【図5】図1のスクリーン上に表示される画像ファイル
データの一覧表示映像を示す図である。
【図6】(a)〜(c)は図1のスクリーン上に表示さ
れるポインタパターンを示す図である。
【図7】従来の映像表示装置を用いた電子プレゼンテー
ションのシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 映像表示装置 2 メモリカード 3 リモートコントローラ 4 スクリーン 5 パーソナルコンピュータ 11,12 映像入力端子 13 入力映像信号処理回路 14 画像メモリ 15 表示信号生成回路 16 表示信号切替回路 17 映像表示部 18 CPU部 19 時計回路 20 メモリ制御回路 21 リモートコントローラ受信回路 22 メモリカード記録再生装置 23 メモリカード挿入口 24 メモリカード検知回路 25 メモリカード制御回路 26 ポインタメモリ 27 メモリカード画像メモリ 28 メモリカード表示信号生成回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された電子機器からの映像信号を表
    示する映像表示装置であって、着脱可能な記録媒体に記
    録された画像ファイルデータを再生表示する手段を有す
    ることを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記電子機器からの映像信号が表示され
    ている時にその表示中の映像を前記画像ファイルデータ
    として前記記録媒体に記録する手段を含むことを特徴と
    する請求項1記載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画像ファイルデータを前記記録媒体
    に記録する手段は、前記画像ファイルデータとともに当
    該画像ファイルデータの記録時刻を前記記録媒体に記録
    するよう構成したことを特徴とする請求項2記載の映像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前期記録媒体に記録された画像ファイル
    データと予め設定されたポインタパターンとを基に表示
    すべき映像を生成する手段を含むことを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれか記載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体の挿入を検知する検知手段
    と、前記検知手段で前記記録媒体の挿入が検知された時
    に前記メモリカードから読出した前記画像ファイルデー
    タを基に表示すべき映像を生成表示する手段とを含むこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の
    映像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体の画像ファイルデータを順
    次読出して表示するよう制御する手段を含むことを特徴
    とする請求項1から請求項5のいずれか記載の映像表示
    装置。
  7. 【請求項7】 外部指示器からの指示信号に応じて所望
    の画像ファイルデータを再生表示する手段を含むことを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載の映像
    表示装置。
  8. 【請求項8】 前記電子機器からの映像信号を基に生成
    された映像と前記記録媒体の画像ファイルデータを基に
    生成された映像とのうちいずれか一方を選択する選択手
    段を含み、前記選択手段で選択された映像を表示するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1から請求項7のいず
    れか記載の映像表示装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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