JP2000059671A - カメラ制御装置、方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びデータを記憶した記憶媒体 - Google Patents

カメラ制御装置、方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びデータを記憶した記憶媒体

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JP2000059671A
JP2000059671A JP10224764A JP22476498A JP2000059671A JP 2000059671 A JP2000059671 A JP 2000059671A JP 10224764 A JP10224764 A JP 10224764A JP 22476498 A JP22476498 A JP 22476498A JP 2000059671 A JP2000059671 A JP 2000059671A
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Hiroto Oka
寛人 岡
常好 ▲高▼木
Tsuneyoshi Takagi
Yoshihiro Ishida
良弘 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像画像内の検出対象領域に合わせてAF、
AEを行うと共に、カメラの姿勢制御を行うカメラ制御
装置において、カメラの姿勢の変化によって撮像対象物
が検出対象領域を外れないようにする。 【解決手段】 カメラ100は検出対象領域中の画像信
号に基づいてAF、AEを行っている。この状態で、カ
メラを制御するコンピュータ端末200は、ユーザのカ
メラ操作等によるカメラ姿勢変化があったどうかを検出
し、変化があればその変化に応じて検出対象領域を撮像
対象物に合わせて移動させるために、どの位置まで移動
すればよいかを計算し、その位置まで検出対象領域を移
動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦点、露出等の光
学的パラメータやパン角度、チルト角度、、ロール角度
等のカメラ姿勢に関するパラメータを制御するカメラ制
御装置、方法、それらに用いられるコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体及びデータを記憶した記憶媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮像画像中の任意の領域を検
出対象領域に指定し、その検出対象領域内の画像に基づ
いてカメラの光学的パラメータを自動調節するカメラ制
御装置が知られている。光学的パラメータの自動調節と
しては、自動焦点調節(AF)や自動露出調節(AE)
等がある。また、カメラのズーム倍率を制御できるカメ
ラ制御装置もある。このようなカメラ制御装置では、検
出対象領域の画像に合わせて焦点、露出、ズーム倍率等
が最適化される。
【0003】また、カメラに付随するパネル・リモコン
カメラに接続したコンピュータ等により、カメラ姿勢パ
ラメータを制御できるカメラ制御装置も知られている。
カメラ姿勢パラメータとしては、パン角度、チルト角
度、光軸中心にイメージセンサが回転するにロール角度
等が含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカメラ
制御装置では、カメラ姿勢パラメータの変化によって撮
像対象物は撮像領域内で移動するが、検出対象領域の位
置は移動しない。このため、一旦検出対象領域を撮像対
象物に合わせても、その後カメラ姿勢パラメータが変化
すると撮像対象物が検出対象領域から外れてしまい、焦
点や露出等の光学的パラメータが最適化されなくなると
いう問題があった。
【0005】この問題を図17を用いて説明する。図1
7(a)において、300は撮像画像、301は撮像対
象物(被写体)、302は検出対象領域である。検出対
象領域302は、撮像画像300の左上を(0,0)と
したとき、(x1,y1)を左上とし、(x2,y2)
を右下とする長方形に指定されている。このとき検出対
象領域302内に撮像対象物301があるため、光学的
パラメータは撮像対象物301について最適化される。
【0006】次に上記の状態からカメラが右方向にパン
すると、(b)のようにパン角度の変化に応じて撮像対
象物301が左方向に移動するが、このとき検出対象領
域302は上記(x1,y1)を左上とし、(x2,y
2)を右下とする位置に固定されたままであるため、図
示のように撮像対象物301が検出対象領域302を外
れてしまう。
【0007】また、ズーム倍率を制御する場合にも、図
18(a)に示すように、撮像画像500内に固定され
た検出対象領域502における撮像対象物501に光学
的パラメータが最適化されている状態から、(b)のよ
うにズームアウトすると、ズーム倍率の変化に応じて撮
像対象物501の位置及び大きさが変化するので、撮像
対象物501は検出対象領域502を外れてしまうこと
になる。
【0008】上記の問題を解決するために、従来より視
線検出装置を設け、ユーザが注目している部分に検出対
象領域を移動させるカメラ制御システムが提案されてい
る。しかしながらこの方法では、視線検出装置と言う特
殊な装置を必要とすると共に、カメラをコンピュータが
制御するシステムでは実現できない。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、カメラ姿勢パラメータやズーム倍率の変
化に応じて検出対象領域を撮像対象物に合わせながら移
動できるようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラ制御装置においては、カメラ
の撮像画像内に設定された検出対象領域内の画像信号に
基づいて上記カメラの光学的パラメータを調節する調節
手段と、上記カメラの姿勢を制御するためのカメラ姿勢
パラメータを変更する変更手段と、上記変更手段による
カメラ姿勢パラメータの変更に応じて上記検出対象領域
の位置を計算する計算手段とを設けている。
【0011】また、本発明による他のカメラ制御装置に
おいては、カメラの撮像画像内に設定された検出対象領
域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パラメー
タを調節する調節手段と、上記カメラのズーム倍率を変
更する変更手段と、上記変更手段によるズーム倍率の変
更に応じて上記検出対象領域の位置を計算する計算手段
とを設けている。
【0012】また、本発明によるカメラ制御方法におい
ては、カメラの撮像画像内に設定された検出対象領域内
の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パラメータを
調節する調節手順と、上記カメラの姿勢を制御するため
のカメラ姿勢パラメータを変更する変更手順と、上記変
更手順によるカメラ姿勢パラメータの変更に応じて上記
検出対象領域の位置を計算する計算手順とを設けてい
る。
【0013】また、本発明による他のカメラ制御方法に
おいては、カメラの撮像画像内に設定された検出対象領
域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パラメー
タを調節する調節手順と、上記カメラのズーム倍率を変
更する変更手順と、上記変更手順によるズーム倍率の変
更に応じて上記検出対象領域の位置を計算する計算手順
とを設けている。
【0014】また、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体においては、カメラの撮像画像内に設定
された検出対象領域内の画像信号に基づいて上記カメラ
の光学的パラメータを調節する調節処理と、上記カメラ
の姿勢を制御するためのカメラ姿勢パラメータを変更す
る変更処理と、上記変更手順によるカメラ姿勢パラメー
タの変更に応じて上記検出対象領域の位置を計算する計
算処理とを実行するためのプログラムを記憶している。
【0015】また、本発明による他のコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体においては、カメラの撮像画像内に
設定された検出対象領域内の画像信号に基づいて上記カ
メラの光学的パラメータを調節する調節処理と、上記カ
メラのズーム倍率を変更する変更処理と、上記変更処理
によるズーム倍率の変更に応じて上記検出対象領域の位
置を計算する計算処理とを実行するためのプログラムを
記憶している。
【0016】さらに、本発明によるデータを記憶した記
憶媒体においては、カメラの撮像画像内における検出対
象領域の横軸方向の現在位置と上記検出対象領域の上記
横軸方向の移動量とを対応させたデータを記憶してい
る。
【0017】また、本発明による他のデータを記憶した
記憶媒体においては、ズーム倍率が最小となるときを基
準とし、そこからズームレンズを駆動して現在のズーム
倍率にするために必要なズームレンズ駆動モータのパル
ス数を現在のズーム倍率を表すパラメータとするデータ
を記憶している。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態によ
るカメラ制御システムの構成を示すブロック図である。
図1において、100はカメラで、101〜110の各
部で構成される。200はカメラを制御するコンピュー
タ端末(以下、クライアントと言う)で、201〜20
8の各部で構成される。
【0019】まず、カメラ100について説明する。画
像入力部101は、焦点調節を行うレンズ等を含むレン
ズユニット、光量調節を行う絞り、これらを介して入射
した光学像を電気信号に変換するCCD等からなる。A
E回路102は、CCDから得られる画像信号のうち、
検出対象領域に含まれる画像信号に基づいてシャッター
スピード、絞り、AGC等を制御して露出を調節する。
AF回路103は、CCDから得られる画像信号のうち
検出対象領域に含まれる信号を抽出し、その高周波成分
を取り出して、最も鮮鋭度の高い部分にレンズを移動さ
せることにより、焦点を調節する。本実施の形態では、
AF制御のためのパラメータとして、焦点レンズの移動
に要したステッピングモータのパルス数を用いている。
【0020】操作入力部104は、カメラの操作パネル
やリモコン等から構成され、ユーザによるカメラ姿勢パ
ラメータ変更コマンドを受け付ける。カメラ姿勢制御部
105は、操作入力部104から入力されたコマンドに
従って、カメラのパン角度やチルト角度を制御する各モ
ータを駆動し、実際のカメラ姿勢パラメータを変更す
る。本実施の形態では、各モータの変化に要したパルス
数を用いている。
【0021】CPU106は、カメラ100全体を統括
制御するものであり、クライアント200からの制御指
令に応じて各部に適切を処理を実行させる。画像出力I
/F107は、クライアント200の画像入力I/F2
01と接続されており、画像の圧縮等の所定の処理を施
した画像データをクライアント200に出力する。
【0022】メッセージ出力I/F108は、クライア
ント200のメッセージ入力I/F202と接続され、
カメラ姿勢パラメータ変化時にクライアント200に対
してカメラ姿勢パラメータ変化メッセージを送信する。
本実施の形態におけるカメラ姿勢パラメータ変化メッセ
ージは、図6に示すように、パン角度やチルト角度のそ
れぞれの変化方向及び角度変化に要したモータのパルス
数を用いる。但し、変化メッセージはそれに捉われるも
のでなく、変化後のパン角度とチルト角度の組合わせで
あってもよい。
【0023】コマンド入力I/F109は、クライアン
ト200のコマンドI/F203と接続されており、ク
ライアント200から送信される検出対象領域移動コマ
ンドを受信する。本実施の形態におけるコマンドは、図
7に示すように、現在の検出対象領域の位置に対する変
化量Δx及びΔyからなる。ここで、Δxは現在の位置
から変化させる画像の横軸方向の移動画素数、Δyは現
在の位置から変化させる画像の縦軸方向の移動画素数で
ある。但し、移動コマンドはそれに捉われるものでな
く、画像の左上隅を原点(0,0)とし、その原点と相
対する座標情報を送受信してもよい。
【0024】検出対象領域管理部110は、検出対象領
域移動コマンドに従って検出対象領域を移動させる。
【0025】次にクライアント200について説明す
る。画像入力I/F201は、カメラ100からの画像
データを受信し、メッセージ入力I/F202は、カメ
ラ100からのカメラ姿勢パラメータ変化メッセージを
受信する。コマンド出力I/F203は、検出対象領域
移動コマンドをカメラ100に送信する。画像表示部2
04は、受信した画像データに基づいて撮像画像を表示
する。
【0026】CPU205は、クライアント200全体
を総括制御するものであり、ROM206に格納された
プログラムをRAM207に読み出し、そのプログラム
に基づいて各種処理を実行する。上記ROM207は、
画像入力I/F201から入力されるデータの処理やC
PU205の処理を実行するための各種プログラムを格
納している。
【0027】二次記憶部208は、フロッピィディス
ク、ハードディスク、CD−ROM等が用いられ、これ
らによってもクライアント200の実行するプログラム
を記憶することができる。尚、CPU205、ROM2
06、RAM207、二次記憶部208等は、メッセー
ジ入力I/F202から入力されたカメラカメラ姿勢パ
ラメータ変化メッセージより検出対象領域の位置を計算
する計算手段を構成する。
【0028】次に動作について説明する。図2は、カメ
ラ100において、カメラ姿勢パラメータ変更コマンド
が入力された場合の動作処理フローチャートである。ス
テップs101(以下、ステップ略)で、検出対象領域
の初期位置を決定する。具体的には、操作入力部104
から入力されたコマンドによって検出対象領域管理部1
10が検出対象領域を撮像画像中で移動させる。s10
2で、操作入力部104からカメラ姿勢パラメータ変更
コマンドが入力されたと解析されると、s103に進
む。
【0029】s103で、カメラ姿勢制御部105はカ
メラ姿勢を制御し、カメラ姿勢パラメータを変更する。
さらにs104で、CPU106はカメラ姿勢パラメー
タが変化したことをクライアント200に伝えるための
カメラ姿勢パラメータ変化メッセージを作成する。そし
て、s105で、作成したメッセージをコマンドI/F
109を用いてクライアント200に送信する。
【0030】図3は、クライアント200において、カ
メラ姿勢パラメータ変化メッセージを受信した場合の動
作処理フローチャートである。s201で、コマンド入
力I/F202でカメラ姿勢パラメータ変化メッセージ
を受信したと解析された場合はs202に進む。s20
2で、CPU205は受信したメッセージを解析するこ
とによって、パン角度、チルト角度それぞれの変化に要
したモータのパルス数が求められる。
【0031】s203で、CPU205は、s202で
得られたカメラ姿勢パラメータ変化量に基づいて検出対
象領域の撮像画像中における移動量(検出対象領域移動
量)を計算する。本実施の形態の場合、まずパン角度の
変化量から検出対象領域の横軸方向の移動量を計算す
る。
【0032】図4は上記パン角度の変化量から検出対象
領域の横軸方向の移動量を計算する手順を示す。まずs
301で、図8のようなテーブルをROM206又は二
次記憶部208からRAM207に読み出す。次にs3
02で、変数Nにs202で得たパン角度のパルス数を
代入する。s303で、パン角度の最初の1パルスに対
して検出対象領域を撮像画像中の横軸方向に何画素移動
させればよいかを、現在の検出対象領域の横軸上の位置
及びテーブルに記載されている値に従って計算する。
【0033】そしてs304で、s303で求めた値に
基づいて新たな検出対象領域位置を計算する。次にs3
05で、Nの値を1減らす。s306に進み、Nの値を
0か否かを求める。N>0ならばs303に戻って上記
の処理を繰り返す。またN=0ならばs306で、検出
対象領域の横軸方向の位置を整数値に変換して、この処
理を終了する。
【0034】続いて、チルト角度の変化量から検出対象
領域の縦軸方向の移動量を同様にして計算する。その場
合、図8のテーブルを用いてもよいし,チルト角度用の
テーブルを別に用意してもよい。また、パン角度及びチ
ルト角度の両方について、テーブルではなく、関数を用
いて検出対象領域の移動量を求めてもよい。
【0035】次にs204で、CPU205はs203
で求めた検出対象領域移動量に基づいて検出対象領域移
動コマンドを作成する。そしてs205で、コマンド出
力I/F203は、上記作成した検出対象領域移動コマ
ンドをカメラ100に送信する。
【0036】図4はカメラ100において、検出対象領
域移動コマンドが受信された場合の動作処理フローチャ
ートである。s401で、コマンド入力I/F109か
ら検出対象領域移動コマンドを受信したと解析される
と、s402に進む。s402で、CPU106は検出
対象領域移動コマンドを解析し、検出対象領域を撮像画
像中で何画素移動させればよいかを計算する。s403
で、検出対象領域管理部110は検出対象領域を移動さ
せる。s404で、AE回路102及びAF回路103
は新たな検出対象領域に基づいて焦点及び露出を計算す
る。
【0037】以上説明したように、カメラ100の姿勢
パラメータがユーザの操作等により変化しても、その変
化量に応じて検出対象領域を撮像画像内で移動させ、常
に被写体(撮像対象物)に合わせ続けることができ、こ
れによって光学的パラメータを常に最適化することがで
きる。
【0038】尚、本実施の形態では、カメラ100とク
ライアント200とは1対1で接続されているが、図9
に示すように、ネットワーク等を介して複数のカメラと
複数のクライアントとを接続するようにしてもよい。
【0039】図10は第2の実施の形態を示す。本実施
の形態は、クライアントをカメラに一体的に組み込んだ
ものである。図10において、画像入力部301は、焦
点調節を行うレンズ等を含むレンズユニット、光量調節
を行う絞り、これらを介して入射した光学像を電気信号
に変換するCCD等からなる。画像表示部302は、C
RT又はLCD等からなり、画像入力部301から入力
された画像を表示する。
【0040】AE回路303は、CCDから得られる画
像信号のうち、検出対象領域に含まれる信号に基づいて
シャッタースピード、絞り、AGC等を制御して露出を
調節する。AF回路304は、CCDから得られる画像
信号のうち検出対象領域に含まれる画像信号を抽出し、
その高周波成分を取り出して、最も鮮鋭度の高い部分に
レンズを移動させることにより、焦点を調節する。本実
施の形態では、AF制御のためのパラメータとして、焦
点レンズの移動に要したステッピングモータのパルス数
を用いている。
【0041】操作入力部305は、カメラの操作パネル
やリモコン等から構成され、ユーザによるカメラ姿勢パ
ラメータ変更コマンドを受け付ける。カメラ姿勢制御部
306は、操作入力部305から入力されたコマンドに
従って、カメラのパン角度やチルト角度を制御する各モ
ータを駆動し、実際のカメラ姿勢パラメータを変更す
る。本実施の形態では、各モータの変化に要したパルス
数を用いている。
【0042】CPU307は、カメラ全体を総括制御す
るものであり、ROM308又は二次記憶装置に格納さ
れたプログラムをRAM309に読み出し、そのプログ
ラムに基づいて各種処理を実行する。尚、CPU30
7、ROM308、RAM309等はカメラ姿勢パラメ
ータが変化したとき検出対象領域の位置を計算する計算
手段を構成する。検出対象領域管理部310は、検出対
象領域移動コマンドに従って検出対象領域の撮像領域に
対する位置を移動させる。尚、この他にプログラムを格
納するための二次記憶装置を設けてもよい。
【0043】次に動作について図11のフローチャート
と共に説明する。ステップs501で、検出対象領域の
初期位置を決定する。具体的には、操作入力部305か
ら入力されたコマンドによって検出対象領域管理部31
0が検出対象領域を撮像画像中で移動させる。s502
で、操作入力部305からカメラ姿勢パラメータ変更コ
マンドが入力されたと解析されると、s503に進む。
【0044】s503で、カメラ姿勢制御部306はカ
メラ姿勢を制御し、カメラ姿勢パラメータを変更する。
さらにs504で、CPU307はカメラ姿勢パラメー
タ変化量に基づいて検出対象領域の撮像画像中における
移動量(検出対象領域移動量)を計算する。その手順は
第1の実施の形態と同様にして行うことができる。次に
s505で、s504の結果に基づいて検出対象領域管
理部310が検出対象領域を移動させる。そしてAE回
路303及びAF回路304は、新たな検出対象領域に
基づいて焦点及び露出を計算する。
【0045】以上によれば、第1の実施の形態と同様
に、カメラの姿勢パラメータがユーザの操作等により変
化しても、その変化量に応じて検出対象領域を撮像画像
内で移動させ、常に被写体に合わせ続けることができ、
光学的パラメータを常に最適化できる。
【0046】尚、各実施の形態においては、説明の簡単
のために、カメラ姿勢パラメータをパン角度及びチルト
角度のみにしたが、その外にロール角度等をカメラ姿勢
パラメータとしてもよい。また、検出対象領域の形状と
しては、長方形の他、任意の形状としてよい。
【0047】次に第3の実施の形態を説明する。本実施
の形態は、ズーム倍率の変化に応じて検出対象領域を図
12に示すように移動させるものである。図12におい
て、601は撮像画像、602は初期の検出対象領域、
603は検出対象領域602の中心、604は検出対象
領域602に対する撮像対象物である。また612はカ
メラがズームアウトしたときの検出対象領域、613は
検出対象領域612の中心、614はズームアウトした
とき撮像された撮像対象、615は撮像画像の中心であ
る。
【0048】本実施の形態では、図12(a)の状態か
らカメラをズームアウトさせたとき、検出対象領域60
2を検出対象領域612の位置に移動させる。このとき
検出対象領域612の中心613が、元の検出対象領域
602の中心603と撮像画像の中心615とを結ぶ直
線616上に位置するように移動させる。この直線61
6上のどの位置に来るようにするかは、ズーム倍率から
後述するようにして計算する。
【0049】本実施の形態では、撮像画像601は、横
640画素、縦480画素とする。また、カメラはズー
ム倍率を次のような形でROM等に記憶しているものと
する。即ち、ズーム倍率が最小となるときを基準とし、
そこからズームレンズを駆動して現在のズーム倍率にす
るために必要なズームレンズ駆動モータのパルス数を、
現在のズーム倍率を表すパラメータとして記憶する。こ
のときパルス数pとズーム倍率Pとの間には、P=f
(p)なる関係が成り立つ。また、ズーム倍率が2倍に
なると、撮像できる長さは1/2になる。即ち、撮像で
きる面積は1/4になる。
【0050】図13は本実施の形態を示すもので、図1
0と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は
省略する。図13において、ズーム倍率制御部311
は、操作入力部から入力されたコマンドに従ってズーミ
ング用のモータを駆動してズーム倍率を変更する。検出
対象領域計算部312は、ズーム倍率変更に伴う検出対
象領域の新たな位置を後述する方法で計算する。尚、こ
の他にプログラムを格納するための二次記憶装置を設け
てもよい。
【0051】次に動作について説明する。図14はズー
ム倍率変更指示が入力された場合の動作処理フローチャ
ートである。s601で、操作入力部305からズーム
倍率変更指示が入力されたと解析されると、s602に
進む。s602で、CPU307はズーム倍率変更指示
を解析し、ズーム倍率を変更するためにはズームアウト
すべきかズームインすべきか、またズーミングモータに
対して何パルス送ればよいかを計算する。s603で、
ズーム倍率制御部311は上記計算結果に基づいてモー
タにパルスを送り、ズーミングレンズを駆動してズーム
倍率を変更し、s604で、そのときのズーム倍率をR
AM309に格納する。
【0052】次にs605で、検出対象領域計算部31
2は、ズーム倍率変更に伴う検出対象領域の新たな位置
を計算する。この計算方法については後述する。s60
6で上記計算した検出対象領域の位置をRAM309に
格納する。
【0053】次に上記s605の検出対象領域位置の計
算処理について、図15、図16と共に説明する。図1
6はズーム倍率変更時における撮像画像と検出対象領域
との関係を示す図である。図16(a)において、40
1はズーム倍率1.0倍でカメラが撮像している画像
(640×480画素)であり、402はその中心であ
る。403は検出対象領域、403はその中心である。
また、(b)において、411はズーム倍率2.0倍で
の撮像画像、412はその中心、413ズーム倍率の変
更に合わせて位置を変更したときの検出対象領域で、4
14はその中心である。また、(a)の405は、撮像
画像401において撮像画像411が占める領域を示し
ている。
【0054】図15において、まずs701で、撮像画
像401の中心402と検出対象領域の中心404との
横軸方向の距離(画素数)を変数dに代入する。s70
2で、現在のズーム倍率(1倍)をP0に代入する。具
体的には、現在のズーム倍率を表すパルス数pをRAM
309から読み出し、P0=f(p)より計算する。
【0055】次にs703で、変更後のズーム倍率(2
倍)をP1に代入する。具体的には、ズーム倍率変更操
作がズームインであった場合は、前記s601で求めた
パルス数δを用いて、P1=f(p+δ)となる。また
ズームアウトであった場合は、P1=f(p−δ)とな
る。
【0056】次にs704で、ズーム倍率変更後の撮像
画像411の中心412と検出対象領域413の中心4
14との横軸方向の距離をd′に代入する。具体的に
は、d/d′=P0/P1なる関係を利用して、d′=
(P1/P0)×dとして求めることができる。そして
s705で、ズーム倍率変更後の検出対象領域413の
中心414の横軸方向座標(撮像画像の左端を0、右端
を640としたときの座標)を求める。
【0057】次にs706で、ズーム倍率変更後の検出
対象領域の位置と大きさから、検出対象領域が撮像画像
からはみ出さないか否かを判定する。はみ出すようなら
s707で、検出対象領域が撮像画像の外辺ぎりぎりの
ところへ来るように位置を補正する。
【0058】以上は、ズーム倍率の変更に応じて検出対
象領域を横軸方向に移動させる場合の手順について説明
したが、ズーム倍率の変更に応じて検出対象領域を縦軸
方向に移動させる場合の手順についても、上述と同様の
手順で行うことができる。さらに、一般の検出対象領域
については、これらの手順を組み合わせて、まず横軸方
向に移動させ、次に縦軸方向に移動させるようにすれば
よい。
【0059】次に第4の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、ズーム倍率の変更に応じて、検出対象
領域の位置及び大きさを変化させるものである。検出対
象領域の位置を求める動作処理は第3の実施の形態と同
様にして実現できるが、次の2点で第3の実施の形態と
異なる。
【0060】第1の点は、前記s601の処理におい
て、検出対象領域の位置と同時に大きさを計算するよう
にする。このときズーム倍率変更前のズーム倍率をP
0、変更後のズーム倍率をP1とすると、変更後の検出
対象領域の大きさを変更前の大きさのP1/P0倍とな
るようにする。これによって、ズーム倍率の変化に伴う
撮像対象の大きさの変化の比と、検出対象領域の大きさ
の変化の比を一定にすることができる。第2の点は、前
記s606の処理において、検出対象領域の位置及び大
きさをRAM309に記憶させるようにする。
【0061】尚、上記第3、第4の実施の形態では、検
出対象領域を長方形としたが、例えばズーム倍率に応じ
て検出対象領域の形状を変えるようにしてもよい。ま
た、前記s707で、検出対象領域が撮像画像からはみ
出す場合には、検出対象領域を撮像画像の外辺ぎりぎり
のところへ来るようにしたが、検出対象領域が撮像画像
からはみ出す場合には、検出対象領域を撮像画像の中央
に戻すようにしてもよい。
【0062】次に本発明による記憶媒体について説明す
る。図1、図9、図10、図13等の各ブロックから成
るシステムは、CPUとROM等のメモリを含むコンピ
ュータシステムで構成されるが、その場合、上記メモリ
は本発明による記憶媒体を構成する。この記憶媒体に
は、図2〜図5、図11、図14、図15等のフローチ
ャートについて前述した動作を制御するための処理手順
を実行するためのプログラムが記憶される。
【0063】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0064】従って、この記憶媒体を上記各図に示した
システムや装置以外の他のシステムや装置で用い、その
システムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し、実行することによっ
ても、前述した各実施の形態と同等の機能を実現できる
と共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を
達成することができる。
【0065】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは、記憶媒
体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ
に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続され
た拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能
ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一
部又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能
を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本
発明の目的を達成することができる。
【0066】さらに、第1の実施の形態で用いた図8の
テーブルを記憶したROMや、第3の実施の形態のよう
に、ズーム倍率が最小となるときを基準とし、そこから
ズームレンズを駆動して現在のズーム倍率にするために
必要なズームレンズ駆動モータのパルス数を、現在のズ
ーム倍率を表すパラメータとして記憶したROM等は、
本発明によるデータを記憶した記憶媒体を構成する。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカメ
ラ制御装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体によれば、ユーザの操作等によってカメラの姿勢が
変化しても、それに応じて検出対象領域を移動させるこ
とができるので、検出対象領域を常に撮像装置対象物に
合わせることができ、これによって露出や焦点等の光学
的パラメータを常に最適化することができる。
【0068】また、本発明による他のカメラ制御装置、
方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によれ
ば、視線検出装置等の特殊な装置を用いることなく、カ
メラのズーム倍率の変化により生じる検出対象領域と撮
像対象物との位置や大きさのずれを自動的に補正し、こ
れによって露出や焦点等の光学的パラメータを撮像対象
物に対して効率よく最適化することができる。
【0069】このため、視線検出装置を用いる場合にく
らべて構成が単純になり、コストを抑えることができ
る。また、視線検出装置を用いる場合は、ユーザが画像
を見ながらカメラを操作しなければならないが、コンピ
ュータがカメラを制御する場合でも、補正を自動的に行
うことができるので、作業効率を向上させることができ
る。
【0070】さらに、本発明によるデータを記憶した記
憶媒体によれば、本発明のようなカメラ制御装置等に用
いることにより、精度の高いカメラ制御を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるカメラ制御シ
ステムを示すブロック図である。
【図2】カメラの動作処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】クライアントの動作処理を示すフローチャート
である。
【図4】クライアント側のカメラ姿勢パラメータ変化メ
ッセージを受信した場合の動作処理を示すフローチャー
トである。
【図5】カメラの動作処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】カメラ姿勢パラメータ変化メッセージの形式を
示す構成図である。
【図7】検出対象領域移動コマンドの形式を示す構成図
である。
【図8】検出対象領域の横軸方向現在位置とパン角度を
変化させるためのモータ1パルス当たりの対応テーブル
を示す構成図である。
【図9】ネットワークを介しての複数カメラと複数クラ
イアントが接続された場合を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態によるカメラ制御
システムを示すブロック図である。
【図11】動作処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態を説明する構成図
である。
【図13】本発明の第3の実施の形態によるカメラ制御
システムを示すブロック図である。
【図14】ズーム倍率変更時におけるカメラの動作処理
を示すフローチャートである。
【図15】検出対象領域計算時の動作処理を示すフロー
チャートである。
【図16】ズーム倍率変更時における撮像画像と検出対
象領域との関係を示す構成図である。
【図17】カメラ姿勢パラメータの変化に伴う撮像画像
と検出対象領域との関係を示す構成図である。
【図18】ズーム倍率の変化に伴う撮像画像と検出対象
領域との関係を示す構成図である。
【符号の説明】
100 カメラ 104、305 操作入力部 110、310 検出対象領域管理部 200 コンピュータ端末(クライアント) 205、307 CPU 206、308 ROM 306 カメラ姿勢制御部 311 ズーム倍率制御部 312 検出対象領域計算部 403、413、602、612 検出対象領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 良弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AB62 AB63 AB65 AB66

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの撮像画像内に設定された検出対
    象領域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パラ
    メータを調節する調節手段と、 上記カメラの姿勢を制御するためのカメラ姿勢パラメー
    タを変更する変更手段と、 上記変更手段によるカメラ姿勢パラメータの変更に応じ
    て上記検出対象領域の位置を計算する計算手段とを設け
    たことを特徴とするカメラ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記計算手段は、上記検出対象領域を上
    記カメラの撮像対象物に合わせるように上記位置を計算
    することを特徴とする請求項1記載のカメラ制御装置。
  3. 【請求項3】 カメラの撮像画像内に設定された検出対
    象領域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パラ
    メータを調節する調節手段と、 上記カメラのズーム倍率を変更する変更手段と、 上記変更手段によるズーム倍率の変更に応じて上記検出
    対象領域の位置を計算する計算手段とを設けたことを特
    徴とするカメラ制御装置。
  4. 【請求項4】 上記計算手段は、上記検出対象領域の位
    置と大きさを計算することを特徴とする請求項3記載の
    カメラ制御装置。
  5. 【請求項5】 上記計算された位置まで上記検出対象領
    域を移動させる移動手段を設けたことを特徴とする請求
    項1又は3記載のカメラ制御装置。
  6. 【請求項6】 カメラの撮像画像内に設定された検出対
    象領域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パラ
    メータを調節する調節手順と、 上記カメラの姿勢を制御するためのカメラ姿勢パラメー
    タを変更する変更手順と、 上記変更手順によるカメラ姿勢パラメータの変更に応じ
    て上記検出対象領域の位置を計算する計算手順とを設け
    たことを特徴とするカメラ制御方法。
  7. 【請求項7】 上記計算手順は、上記検出対象領域を上
    記カメラの撮像対象物に合わせるように上記位置を計算
    することを特徴とする請求項6記載のカメラ制御方法。
  8. 【請求項8】 カメラの撮像画像内に設定された検出対
    象領域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パラ
    メータを調節する調節手順と、 上記カメラのズーム倍率を変更する変更手順と 上記変更手順によるズーム倍率の変更に応じて上記検出
    対象領域の位置を計算する計算手順とを設けたことを特
    徴とするカメラ制御方法。
  9. 【請求項9】 上記ズーム倍率の変更に応じて上記検出
    対象領域の大きさを計算する手順を設けたことを特徴と
    する請求項8記載のカメラ制御装置。
  10. 【請求項10】 上記計算された位置まで上記検出対象
    領域を移動させる移動手順を設けたことを特徴とする請
    求項6又は8記載のカメラ制御方法。
  11. 【請求項11】 カメラの撮像画像内に設定された検出
    対象領域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パ
    ラメータを調節する調節処理と、 上記カメラの姿勢を制御するためのカメラ姿勢パラメー
    タを変更する変更処理と、 上記変更処理によるカメラ姿勢パラメータの変更に応じ
    て上記検出対象領域の位置を計算する計算処理とを実行
    するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 上記計算処理は、上記検出対象領域を
    上記カメラの撮像対象物に合わせるように上記位置を計
    算することを特徴とする請求項11記載のコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 カメラの撮像画像内に設定された検出
    対象領域内の画像信号に基づいて上記カメラの光学的パ
    ラメータを調節する調節処理と、 上記カメラのズーム倍率を変更する変更処理と 上記変更手順によるズーム倍率の変更に応じて上記検出
    対象領域の位置を計算する計算処理とを実行するための
    プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  14. 【請求項14】 上記ズーム倍率変更命令に応じて上記
    検出対象領域の大きさを計算する処理を上記プログラム
    に設けた特徴とする請求項13記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】 上記計算された位置まで上記検出対象
    領域を移動させる移動処理を上記プログラムに設けたこ
    とを特徴とする請求項11又は13記載のコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 カメラの撮像画像内における検出対象
    領域の横軸方向の現在位置と上記検出対象領域の上記横
    軸方向の移動量とを対応させたデータを記憶した記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】 上記移動量は、上記カメラをパン及び
    /又はチルト方向に移動させるモータを駆動する1パル
    ス当たりの移動量であることを特徴とする請求項16記
    載のデータを記憶媒体した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 カメラのズーム倍率が最小となるとき
    を基準とし、そこからズームレンズを駆動して現在のズ
    ーム倍率にするために必要なズームレンズ駆動モータの
    パルス数を現在のズーム倍率を表すパラメータとするデ
    ータを記憶した記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008067136A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 撮像装置及び撮像方法
JP2011160062A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Fujifilm Corp 追尾枠の初期位置設定装置およびその動作制御方法
JP2013214882A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Nikon Corp 撮像装置

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