JP2000101901A - 撮像装置、撮像方法、撮像装置制御システム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像方法、撮像装置制御システム及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2000101901A
JP2000101901A JP10272277A JP27227798A JP2000101901A JP 2000101901 A JP2000101901 A JP 2000101901A JP 10272277 A JP10272277 A JP 10272277A JP 27227798 A JP27227798 A JP 27227798A JP 2000101901 A JP2000101901 A JP 2000101901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound source
source position
imaging
focus adjustment
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10272277A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kosaka
哲夫 小坂
常好 ▲高▼木
Tsuneyoshi Takagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10272277A priority Critical patent/JP2000101901A/ja
Publication of JP2000101901A publication Critical patent/JP2000101901A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像対象の被写体が発する音や音声の情報を
利用して、撮影画像の所望の領域の焦点制御を迅速に実
行できるようにする。 【解決手段】 被写体を撮像する撮像手段201 と、上記
撮像手段201 により撮像される被写体から発生される音
を検出する音源検出手段を構成する複数のマイクロホン
109 と、上記マイクロホン109 から出力される音源信号
に基いて音源位置を推定する音源位置推定手段108 と、
上記音源位置推定手段108 によって推定された音源位置
情報に基づいて、上記被写体中から発生される音源位置
に焦点を合わせる自動焦点調節手段103 とを設け、撮影
する被写体の中心に焦点を合わせたい物体がない場合で
も、カメラのパン、チルト動作を行なうことなく所望の
位置に焦点を迅速に合わせることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、撮像方
法、撮像装置制御システム及び記憶媒体に関し、特に、
遠隔地に設置した撮像装置をコンピュータからの制御指
令によって動作させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔地に設置されたカメラと
コンピュータとをRSシリアルケーブルやコンピュータ・
ネットワークなどによって接続し、コンピュータ端末か
ら制御指令を送信して上記カメラをパン、チルト動作さ
せることによって撮像方向を制御したり、あるいはズー
ム倍率を制御したりするカメラの遠隔制御システムが開
発されている。
【0003】このような遠隔制御システムにおいては、
コンピュータ端末にカメラを操作するためのソフトウエ
アが組み込まれており、キーボードあるいはマウスなど
を操作して制御指令をカメラに送信することにより、コ
ンピュータ端末側からカメラを操作することができる。
【0004】さらに、接続されているカメラが自動焦点
調節(AF)機能などを有する場合、コンピュータ側にお
いてそのような制御指令をも実行することができる。ま
た、マイクロホンアレイを使用して音源の位置を推定す
る技術が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラ制御システムにおいては、通常は撮影する被写体
の中心に焦点、露出などを合わせるようにしている。こ
のため、撮影する被写体の中心付近以外の物体に焦点や
露出を合わせるようにするためには、撮影したい物体が
カメラ中心に写るようにカメラをパン、チルト動作させ
て移動させ、カメラにおける検出領域の位置を撮影した
い物体に合わせる必要があり、非常に面倒であった。
【0006】本発明では、撮像対象の被写体から発生さ
れる音や音声の情報を利用して、撮影画像の所望の領域
に焦点を合わせる制御を迅速に実行できるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、被
写体を撮像する撮像手段と、上記撮像手段により撮像さ
れる被写体から発生される音を複数のマイクロホンによ
り検出する音源検出手段と、上記音源検出手段から出力
される音源信号に基いて音源位置を推定する音源位置推
定手段と、上記音源位置推定手段によって推定された音
源位置情報に基づいて、上記被写体中から発生される音
源位置に焦点を合わせる自動焦点調節手段とを備えるこ
とを特徴としている。また、本発明の撮像装置の他の特
徴とするところは、被写体を撮像する撮像手段と、上記
撮像手段により撮像される被写体から発生される音を複
数のマイクロホンにより検出する音源検出手段と、上記
音源検出手段から出力される音源信号に基いて音源位置
を推定する音源位置推定手段と、上記撮像手段から出力
される画像信号内の検出領域を管理する検出領域管理手
段と、上記音源位置推定手段によって推定された音源位
置の情報に基づいて上記被写体中の音源位置に焦点を合
わせる第1の焦点調節機能、及び上記検出領域管理手段
によって管理された検出領域の画像信号に基づいて焦点
調節を行う第2の焦点調節機能を有する自動焦点調節手
段とを具備することを特徴としている。また、本発明の
撮像装置のその他の特徴とするところは、上記撮像手段
の現在の露出値、被写体距離を含む撮像パラメータに関
する情報を外部に出力する撮像パラメータ出力手段を更
に具備することを特徴としている。
【0008】本発明の撮像装置制御システムは、撮像装
置の動作を遠隔地に設置した遠隔制御装置から制御する
撮像装置制御システムにおいて、上記撮像装置は、被写
体を撮像する撮像手段と、上記撮像手段により撮像され
る被写体から発生される音を複数のマイクロホンにより
検出する音源検出手段と、上記音源検出手段から出力さ
れる音源信号に基いて音源位置を推定する音源位置推定
手段と、上記音源位置推定手段によって推定された音源
位置情報に基づいて、上記被写体中から発生される音源
位置に焦点を合わせる自動焦点調節手段とを備えること
を特徴としている。また、本発明の撮像装置制御システ
ムの他の特徴とするところは、撮像装置の動作を遠隔地
に設置した遠隔制御装置から制御する撮像装置制御シス
テムにおいて、上記撮像装置は、被写体を撮像する撮像
手段と、上記撮像手段により撮像される被写体から発生
される音を複数のマイクロホンにより検出する音源検出
手段と、上記音源検出手段から出力される音源信号に基
いて音源位置を推定する音源位置推定手段と、上記撮像
手段から出力される画像信号内の検出領域を管理する検
出領域管理手段と、上記音源位置推定手段によって推定
された音源位置の情報に基づいて上記被写体中の音源位
置に焦点を合わせる第1の焦点調節機能と、上記検出領
域管理手段によって管理された検出領域の画像信号に基
づいて焦点調節を行う第2の焦点調節機能とを有する自
動焦点調節手段とを備え、上記遠隔制御装置は、上記自
動焦点調節手段が有する上記第1の焦点調節機能と第2
の焦点調節機能の何方か一方を選択する焦点調節機能選
択手段を備えることを特徴としている。また、本発明の
撮像装置制御システムのその他の特徴とするところは、
上記遠隔制御装置は、上記撮像装置から出力された推定
音源位置情報、または上記撮像手段から出力される画像
信号内の検出領域を撮影画像に重畳して表示する表示手
段を備えることを特徴としている。また、本発明の撮像
装置制御システムのその他の特徴とするところは、上記
撮像装置は、現在の撮像パラメータに関する情報を上記
遠隔制御装置に出力する撮像パラメータ出力手段を備え
ることを特徴としている。
【0009】本発明の撮像方法は、撮像装置の動作を遠
隔地に設置した遠隔制御装置から制御する撮像方法にお
いて、上記撮像装置により被写体を撮像する撮像処理
と、上記撮像処理により撮像される被写体から発生され
る音を複数のマイクロホンにより検出する音源検出処理
と、上記音源検出処理により得られる音源信号に基いて
音源位置を推定する音源位置推定処理と、上記音源位置
推定処理によって推定された音源位置情報に基づいて、
上記被写体中から発生される音源位置に焦点を合わせる
自動焦点調節処理とを行うことを特徴としている。ま
た、本発明の撮像方法の他の特徴とするところは、撮像
装置の動作を遠隔地に設置した遠隔制御装置から制御す
る撮像方法において、上記撮像装置は、被写体を撮像す
る撮像処理と、上記撮像処理により撮像される被写体か
ら発生される音を複数のマイクロホンにより検出する検
出処理と、上記検出処理により得られる音源信号に基い
て音源位置を推定する音源位置推定処理と、上記撮像処
理により得られる画像信号内の検出領域を管理する検出
領域管理処理と、上記音源位置推定処理によって推定さ
れた音源位置の情報に基づいて上記被写体中の音源位置
に焦点を合わせる第1の焦点調節処理と、上記検出領域
管理処理によって管理された検出領域の画像信号に基づ
いて焦点調節を行う第2の焦点調節処理とを行い、上記
遠隔制御装置は、上記音源位置推定処理によって推定さ
れた音源位置の情報に基づいて上記被写体中の音源位置
に焦点を合わせる第1の焦点調節処理と、上記検出領域
管理処理によって管理された検出領域の画像信号に基づ
いて焦点調節を行う第2の焦点調節処理とを選択する調
節機能選択処理を行うことを特徴としている。また、本
発明の撮像方法のその他の特徴とするところは、上記遠
隔制御装置は、上記撮像装置から出力された推定音源位
置情報、または上記撮像処理により得られる画像信号内
の検出領域を撮影画像に重畳して表示する表示処理を行
うことを特徴としている。また、本発明の撮像方法のそ
の他の特徴とするところは、上記撮像装置は、現在の撮
像パラメータに関する情報を上記遠隔制御装置に出力す
る撮像パラメータ出力処理を行うことを特徴としてい
る。
【0010】本発明の記憶媒体は、上記に記載の各手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラムをコ
ンピュータから読み出し可能に格納したことを特徴とし
ている。また、本発明の記憶媒体の他の特徴とするとこ
ろは、上記撮像方法を構成するステップがコンピュータ
から読み出し可能に格納されていることを特徴としてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の撮像装置、撮像方
法、撮像装置制御システム及び記憶媒体を説明する。図
1は、本発明の実施の形態を示し、カメラ制御システム
の概略構成を示すブロック図である。
【0012】図1において、100 はカメラであり、主に
以下に述べる映像入力部101 〜マイクロホンアレイ109
によって構成されている。また、200 はコンピュータ端
末(以下、クライアントと称す)であり、主に映像入力
インターフェイス201 〜外部記憶装置208 等によって構
成されている。
【0013】映像入力部101 は、焦点調節などを行なう
レンズなどで構成されるレンズユニット、光量の調節な
どを行なう絞り、及びこれらを介して入射した光学像を
電気的な信号に変換するCCD などから構成されている。
【0014】AE回路102 は、映像入力部101 のCCD から
得られる画像信号を基にして、シャッタースピード、絞
り、AGC などの制御を行って露出を調節する。AF回路10
3 は、上記CCD から得られた画像信号の高周波成分を抽
出し、最も鮮鋭度の高い部分にレンズを駆動させるよう
に制御したり、または音源位置推定部108 によって得ら
れる音源位置情報に従ってレンズを駆動させるように制
御する。
【0015】検出領域管理部104 は、自動露出調節AEあ
るいは自動焦点調節AFなどを実行するための検出領域の
撮影画像に対する位置を管理する。検出領域管理部104
は、クライアント200 からの指令によって検出領域を移
動させるようにするためのものである。
【0016】映像出力I/F105は、クライアント200 側の
映像入力I/F201と接続されており、圧縮などの所定の処
理を施した画像データをクライアントに出力する。コマ
ンドI/F106は、クライアント200 側のコマンドI/F202と
RS232Cなどによって接続されており、クライアント200
との制御指令あるいはカメラパラメータの情報の送受信
を行なう。
【0017】CPU107は、カメラ100 全体を統括制御する
ものであり、クライアント200 からの制御指令に応じて
各部に適切な処理を実行させる。音源位置推定部108
は、マイクロホンアレイ109 から入力される音響信号に
基づいて音源の位置を推定する。マイクロホンアレイ10
9 からの音源位置情報としては、方向と距離が得られる
が、距離情報をAF回路103 の自動焦点調節に利用する。
【0018】マイクロホンアレイ109 は、音源位置推定
を行なうために必要な音響信号を得るために設けられて
いるものであり、本実施の形態においては複数のマイク
ロホンの集合体で構成している。
【0019】一方、クライアント200 に設けられている
映像入力I/F201は、カメラ100 からの画像データを受信
するためのものである。コマンドI/F202は、カメラ100
に制御指令を出力するものであり、ディスプレー203 は
受信された画像データを基にしてカメラの撮影画像を表
示するためのものであり、CRT あるいはLCD などから構
成されている。
【0020】入力部204 は、キーボードあるいはポイン
ティングデバイスとして機能するマウスなどによって構
成され、制御指令を入力する。CPU205は、クライアント
200 全体を統括制御するものであり、ROM206に格納され
たプログラムをRAM207に読みだし、その読み出したプロ
グラムに基づいて各動作処理を実行する。
【0021】ROM206は、入力部204 から入力される画像
データの処理あるいはCPU205の処理を実行するための各
種プログラムを格納している。RAM207は、各種プログラ
ムの作業領域を提供し、あるいは入力部204 から入力さ
れる画像データの一時待避領域を提供する。
【0022】外部記憶装置208 は、FDD あるいはハード
ディスク、CD-ROMなどにより構成され、これらの記憶装
置にもクライアントの処理を実行させるプログラムを記
憶することができるようになされていて、記憶したプロ
グラムを読み出すことによって処理を実行することが可
能である。
【0023】次に、本実施の形態のカメラ制御システム
の動作処理を説明する。図2は、カメラ100 における、
AF処理に関する動作処理フローチャートである。
【0024】図2に示したように、まず、最初のステッ
プS101でAF切替えコマンドがクライアント200 から受信
されているか否かのチェックを行なう。そして、切替え
コマンドが入力されていなければそのままステップS103
に進む。
【0025】一方、ステップS101の判断の結果、切替え
コマンドが入力されていればステップS102でAFフラグの
設定を行なう。この場合、検出領域の画像信号に基づい
て焦点調節を実行するコマンドが入力されている場合
は、AFフラグとして「0」を設定する。また、推定音源
位置に基づいて焦点調節を実行するコマンドが入力され
ている場合は、AFフラグとして「1」を設定する。
【0026】次に、ステップS103において、クライアン
ト200 から受信したコマンドが検出領域移動コマンドで
あるか否かを解析する。この解析の結果、受信したコマ
ンドが検出領域移動コマンドであると判断された場合、
ステップS104において、CPU107は、検出領域管理部104
に検出領域を撮影画像上の画素単位ごとに移動させるよ
うにする。
【0027】また、上記受信したコマンドが検出領域移
動コマンドではなかった場合には、ステップS101に戻っ
てコマンドが入力されるまで待機する。
【0028】次に、ステップS105において、AE回路102
によってAE制御を実行し、その後、ステップS106に進
む。ステップS106では、上述したステップS102で設定し
たAFフラグを参照して、設定値が「0」ならばステップ
S107に進み、また、設定値が「1」ならばステップS108
へ進む。
【0029】ステップS107では、移動した検出領域の画
像信号を抽出し、AF回路103 で検出領域の画像に基づい
て焦点調節を行う。
【0030】一方、ステップS108では、推定音源位置に
基づいた焦点調節を行う。音源の位置推定は、マイクロ
ホンアレイ109 から入力された音響信号を用いて音源位
置推定部108 により行なわれる。この音源位置推定方法
は、文献「小特集マイクロホンアレー、音響学会誌51,3
84-414(1995)」や文献「騒音下音声認識のためのマイ
クロホンアレー技術、音響学誌53,872-876(1997)」な
どに詳しい。
【0031】音源位置の推定により距離及び方向の情報
が得られるが、このうち距離の情報を用いてAF回路103
で焦点調節を行なう。なお、音がない場合など、音源位
置情報が得られない場合は、音源位置情報が得られない
旨のメッセージデータを作成する。このメッセージはス
テップS111で他のデータと共にカメラクライアント200
に送信する。
【0032】次に、ステップS109において、AE回路102
、AF回路103 がそれぞれ管理する露出値、被写体距離
などのカメラパラメータの値を参照する。そして、ステ
ップS110において、検出領域の現在位置とともにカメラ
パラメータの値を付加したメッセージデータを作成す
る。そしてステップS111においてメッセージデータをカ
メラクライアント200 に送信する。
【0033】(他の実施の形態) (1)図1のカメラ制御システムの構成においては、カ
メラ100 とクライアント200 とを1対1で接続した例を
示したが、図3に示すように、ネットワークを介して複
数のカメラ及び複数のクライアントを接続してもよい。
この場合、カメラの仕様は同じでもよく、それぞれが異
なるものでもよい。
【0034】(2)第一の実施の形態では、音源が1箇
所の場合を想定しているが、音源が複数の場合でも構わ
ない。複数音源の場合、どこに焦点を合わせるか決定す
る必要があるが、この方法は以下ものが考えられる。
【0035】すなわち、第1の方法は、音の大小関係に
より優先順位をつけ、音の大きな方、または小さな方に
焦点を合わせる方法である。
【0036】第2の方法は、音の入射角により優先順位
をつけ、入射角度の小さな方、または大きな方に焦点を
合わせる方法である。
【0037】第3の方法は、優先順位をつけずに、クラ
イアント200 に音源の候補の情報を送信する。クライア
ント200 側では、画像に重畳して、音源位置をマーキン
グし、コマンド操作により、ユーザーが候補音源のうち
からひとつを選択する方法である。
【0038】(3)第一の実施の形態では、音源が発見
されない場合、発見されない旨のメッセージをクライア
ント200 に送信するだけであったが、音源が発見されな
い場合には焦点調節方法を、検出領域の画像に基づく方
法に自動的に切替える方法でもよい。
【0039】この場合、焦点調節方法が変更された旨の
メッセージをクライアント200 に送信する。また逆に、
検出領域の画像に基づく方法で焦点調節をしている場合
に、音が検出されれば自動的に推定音源位置に基づく方
法に自動的に切替える方法でもよい。
【0040】(4)第一の実施の形態では、距離情報の
みを用いて焦点調節しているため、焦点対象の物体がカ
メラの真正面にないと、距離に多少の誤差を生じる。こ
の誤差を修正する実施の形態を以下に示し、併せてAE制
御を行なう方法を示す。
【0041】まず、第一の実施の形態においてステップ
S108では、距離情報のみを用いて焦点調節を行なってい
たが、本実施の形態では、音源位置推定部108 から得ら
れる距離と方向の情報の両方を利用するようにしてい
る。
【0042】この得られる情報を図4に示す。図4にお
いて、「X」が音源位置、hは音源位置推定部108 から
得られた距離情報、角度θは方向情報である。第一の実
施の形態では距離情報hのみで焦点調節を行なったが、
本実施の形態では「距離情報h×cos θ」を音源位置推
定部108 で計算し、この計算した値を用いてAF回路103
で焦点調節を行なうようにしている。
【0043】さらに、検出領域管理部104 では、検出領
域を角度θ方向に撮影画像上の画素ごとに移動させる。
新たに得られた検出領域の画像信号を元に、AE回路102
によりAE制御が実行される。
【0044】(本発明の他の実施の形態)本発明は複数
の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに
適用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0045】また、前述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するための
ソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明の範
疇に含まれる。
【0046】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、及びそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0047】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の
共同して前述の実施の形態の機能が実現される場合にも
かかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれ
ることは言うまでもない。
【0048】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像装置により撮像される被写体から発生される音を複
数のマイクロホンにより検出して音源信号を得て、上記
音源信号に基いて音源位置を推定し、上記推定した音源
位置情報に基づいて、上記被写体中から発生される音源
位置に焦点を合わせるようにしたので、撮影する被写体
の中心に焦点を合わせたい物体がない場合でも、音また
は音声情報を基にして焦点調節を行うことができ、これ
により、カメラのパン、チルト動作を行なうことなく所
望の位置に焦点を迅速に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、カメラ制御システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】ネットワークを介して接続された場合のカメラ
制御システムの概念を示す図である。
【図4】距離補正の説明図である。
【符号の説明】
100 カメラ 101 映像入力部 102 AE回路 103 AF回路 104 検出領域管理部 105 映像出力I/F 106 コマンドI/F 107 CPU 108 音源位置推定部 109 マイクロホンアレイ 200 クライアント 201 映像入力I/F 202 コマンドI/F 203 ディスプレー 204 入力部 205 CPU 206 ROM 207 RAM 208 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AB23 AB29 AB62 AB65 AC00 AC03 AC27 AC69 AC72 5C054 AA02 CC02 CF05 CH05 DA09 FA01 FA09 FC12 HA24 HA25 5C064 AA01 AA02 AC04 AC06 AC07 AC09 AD08 AD09 AD14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段と、 上記撮像手段により撮像される被写体から発生される音
    を複数のマイクロホンにより検出する音源検出手段と、 上記音源検出手段から出力される音源信号に基いて音源
    位置を推定する音源位置推定手段と、 上記音源位置推定手段によって推定された音源位置情報
    に基づいて、上記被写体中から発生される音源位置に焦
    点を合わせる自動焦点調節手段とを備えることを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体を撮像する撮像手段と、 上記撮像手段により撮像される被写体から発生される音
    を複数のマイクロホンにより検出する音源検出手段と、 上記音源検出手段から出力される音源信号に基いて音源
    位置を推定する音源位置推定手段と、 上記撮像手段から出力される画像信号内の検出領域を管
    理する検出領域管理手段と、 上記音源位置推定手段によって推定された音源位置の情
    報に基づいて上記被写体中の音源位置に焦点を合わせる
    第1の焦点調節機能、及び上記検出領域管理手段によっ
    て管理された検出領域の画像信号に基づいて焦点調節を
    行う第2の焦点調節機能を有する自動焦点調節手段とを
    具備することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段の現在の露出値、被写体距
    離を含む撮像パラメータに関する情報を外部に出力する
    撮像パラメータ出力手段を更に具備することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 撮像装置の動作を遠隔地に設置した遠隔
    制御装置から制御する撮像装置制御システムにおいて、 上記撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、上記撮
    像手段により撮像される被写体から発生される音を複数
    のマイクロホンにより検出する音源検出手段と、上記音
    源検出手段から出力される音源信号に基いて音源位置を
    推定する音源位置推定手段と、上記音源位置推定手段に
    よって推定された音源位置情報に基づいて、上記被写体
    中から発生される音源位置に焦点を合わせる自動焦点調
    節手段とを備えることを特徴とする撮像装置制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 撮像装置の動作を遠隔地に設置した遠隔
    制御装置から制御する撮像装置制御システムにおいて、 上記撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、上記撮
    像手段により撮像される被写体から発生される音を複数
    のマイクロホンにより検出する音源検出手段と、上記音
    源検出手段から出力される音源信号に基いて音源位置を
    推定する音源位置推定手段と、上記撮像手段から出力さ
    れる画像信号内の検出領域を管理する検出領域管理手段
    と、上記音源位置推定手段によって推定された音源位置
    の情報に基づいて上記被写体中の音源位置に焦点を合わ
    せる第1の焦点調節機能と、上記検出領域管理手段によ
    って管理された検出領域の画像信号に基づいて焦点調節
    を行う第2の焦点調節機能とを有する自動焦点調節手段
    とを備え、 上記遠隔制御装置は、上記自動焦点調節手段が有する上
    記第1の焦点調節機能と第2の焦点調節機能の何方か一
    方を選択する焦点調節機能選択手段を備えることを特徴
    とする撮像装置制御システム。
  6. 【請求項6】 上記遠隔制御装置は、上記撮像装置から
    出力された推定音源位置情報、または上記撮像手段から
    出力される画像信号内の検出領域を撮影画像に重畳して
    表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項4ま
    たは5に記載の撮像装置制御システム。
  7. 【請求項7】 上記撮像装置は、現在の撮像パラメータ
    に関する情報を上記遠隔制御装置に出力する撮像パラメ
    ータ出力手段を備えることを特徴とする請求項4〜6の
    何れか1項に記載の撮像装置制御システム。
  8. 【請求項8】 撮像装置の動作を遠隔地に設置した遠隔
    制御装置から制御する撮像方法において、 上記撮像装置により被写体を撮像する撮像処理と、 上記撮像処理により撮像される被写体から発生される音
    を複数のマイクロホンにより検出する音源検出処理と、 上記音源検出処理により得られる音源信号に基いて音源
    位置を推定する音源位置推定処理と、 上記音源位置推定処理によって推定された音源位置情報
    に基づいて、上記被写体中から発生される音源位置に焦
    点を合わせる自動焦点調節処理とを行うことを特徴とす
    る撮像方法。
  9. 【請求項9】 撮像装置の動作を遠隔地に設置した遠隔
    制御装置から制御する撮像方法において、 上記撮像装置は、被写体を撮像する撮像処理と、上記撮
    像処理により撮像される被写体から発生される音を複数
    のマイクロホンにより検出する検出処理と、上記検出処
    理により得られる音源信号に基いて音源位置を推定する
    音源位置推定処理と、上記撮像処理により得られる画像
    信号内の検出領域を管理する検出領域管理処理と、上記
    音源位置推定処理によって推定された音源位置の情報に
    基づいて上記被写体中の音源位置に焦点を合わせる第1
    の焦点調節処理と、上記検出領域管理処理によって管理
    された検出領域の画像信号に基づいて焦点調節を行う第
    2の焦点調節処理とを行い、 上記遠隔制御装置は、上記音源位置推定処理によって推
    定された音源位置の情報に基づいて上記被写体中の音源
    位置に焦点を合わせる第1の焦点調節処理と、上記検出
    領域管理処理によって管理された検出領域の画像信号に
    基づいて焦点調節を行う第2の焦点調節処理とを選択す
    る調節機能選択処理を行うことを特徴とする撮像方法。
  10. 【請求項10】 上記遠隔制御装置は、上記撮像装置か
    ら出力された推定音源位置情報、または上記撮像処理に
    より得られる画像信号内の検出領域を撮影画像に重畳し
    て表示する表示処理を行うことを特徴とする請求項8ま
    たは9に記載の撮像方法。
  11. 【請求項11】 上記撮像装置は、現在の撮像パラメー
    タに関する情報を上記遠隔制御装置に出力する撮像パラ
    メータ出力処理を行うことを特徴とする請求項8〜10
    の何れか1項に記載の撮像方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜7に記載の各手段としてコ
    ンピュータを機能させるためのプログラムをコンピュー
    タから読み出し可能に格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 請求項8〜11の何れか1項に記載の
    撮像方法を構成するステップがコンピュータから読み出
    し可能に格納されていることを特徴とする記憶媒体。
JP10272277A 1998-09-25 1998-09-25 撮像装置、撮像方法、撮像装置制御システム及び記憶媒体 Pending JP2000101901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272277A JP2000101901A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 撮像装置、撮像方法、撮像装置制御システム及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272277A JP2000101901A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 撮像装置、撮像方法、撮像装置制御システム及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000101901A true JP2000101901A (ja) 2000-04-07

Family

ID=17511619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10272277A Pending JP2000101901A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 撮像装置、撮像方法、撮像装置制御システム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000101901A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8687076B2 (en) 2010-12-23 2014-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Moving image photographing method and moving image photographing apparatus
WO2018037890A1 (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 日本電気株式会社 映像処理装置、映像処理方法及びプログラムを記憶する記憶媒体
US10674057B2 (en) 2015-09-29 2020-06-02 Interdigital Ce Patent Holdings Audio event detection for automatic plenoptic video refocusing
CN112565598A (zh) * 2020-11-26 2021-03-26 Oppo广东移动通信有限公司 聚焦方法与装置、终端、计算机可读存储介质和电子设备
WO2022206605A1 (zh) * 2021-03-29 2022-10-06 华为技术有限公司 确定目标对象的方法、拍摄方法和装置
CN115529435A (zh) * 2022-11-29 2022-12-27 长沙朗源电子科技有限公司 一种高清会议画面无线传输方法、***、设备及存储介质
CN116801102A (zh) * 2023-08-22 2023-09-22 瑞芯微电子股份有限公司 控制摄像头的方法、视频会议***、电子设备和存储介质

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8687076B2 (en) 2010-12-23 2014-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Moving image photographing method and moving image photographing apparatus
US10674057B2 (en) 2015-09-29 2020-06-02 Interdigital Ce Patent Holdings Audio event detection for automatic plenoptic video refocusing
WO2018037890A1 (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 日本電気株式会社 映像処理装置、映像処理方法及びプログラムを記憶する記憶媒体
JPWO2018037890A1 (ja) * 2016-08-23 2019-06-20 日本電気株式会社 映像処理装置、映像処理方法及びプログラム
US10771745B2 (en) 2016-08-23 2020-09-08 Nec Corporation Image processing apparatus, image processing method, and storage medium having program stored therein
JP7056564B2 (ja) 2016-08-23 2022-04-19 日本電気株式会社 映像処理装置、映像処理方法及びプログラム
CN112565598A (zh) * 2020-11-26 2021-03-26 Oppo广东移动通信有限公司 聚焦方法与装置、终端、计算机可读存储介质和电子设备
WO2022206605A1 (zh) * 2021-03-29 2022-10-06 华为技术有限公司 确定目标对象的方法、拍摄方法和装置
CN115529435A (zh) * 2022-11-29 2022-12-27 长沙朗源电子科技有限公司 一种高清会议画面无线传输方法、***、设备及存储介质
CN115529435B (zh) * 2022-11-29 2023-05-23 广州朗国电子科技股份有限公司 一种高清会议画面无线传输方法、***、设备及存储介质
CN116801102A (zh) * 2023-08-22 2023-09-22 瑞芯微电子股份有限公司 控制摄像头的方法、视频会议***、电子设备和存储介质
CN116801102B (zh) * 2023-08-22 2024-02-09 瑞芯微电子股份有限公司 控制摄像头的方法、视频会议***、电子设备和存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4770178B2 (ja) カメラ制御装置、カメラシステム、電子会議システムおよびカメラ制御方法
JP5361528B2 (ja) 撮像装置およびプログラム
JP4590039B2 (ja) カメラ操作装置およびカメラサーバおよびそれらの制御方法およびそれらの動作処理を実行させるためのプログラムを記憶した記憶媒体
CN101335837B (zh) 图像拍摄设备、摄影控制方法
JP3848230B2 (ja) オートフォーカス装置、撮像装置、オートフォーカス方法、プログラムおよび記憶媒体
CN111901524B (zh) 对焦方法、装置和电子设备
JP2005117661A (ja) 携帯用端末機の自動ズーミング制御装置及び方法
JP2004126562A (ja) レンズ装置および撮影システム
EP3567844B1 (en) Control apparatus and control method
JP2010096962A (ja) Af枠自動追尾機能を備えたオートフォーカスシステム
US5940128A (en) Object imaging apparatus with object slant correction facility
CN110475059A (zh) 控制设备、控制方法和存储介质
JP2003143444A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP4948294B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム
CN113923352B (zh) 云台控制方法、装置、电子设备和存储介质
JP6701017B2 (ja) 通信装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP2000101901A (ja) 撮像装置、撮像方法、撮像装置制御システム及び記憶媒体
JPH1079880A (ja) ビデオズーミング方法及びこれを採用したビデオカメラ
JP2006319903A (ja) 情報表示画面を備えた携帯機器
JP2000125178A (ja) 撮像装置
JP2020088810A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP3903048B2 (ja) 画像抽出方法
WO2020129620A1 (ja) 撮像制御装置、撮像装置、撮像制御方法
JP2010062834A (ja) 撮影システム並びに当該撮影システムを構成する撮影装置及び操作装置
JP2007214839A (ja) パンチルト機能付カメラ制御装置及びカメラ制御システム