JP2000058732A - 電着処理装置および電着処理方法 - Google Patents

電着処理装置および電着処理方法

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JP2000058732A JP22502798A JP22502798A JP2000058732A JP 2000058732 A JP2000058732 A JP 2000058732A JP 22502798 A JP22502798 A JP 22502798A JP 22502798 A JP22502798 A JP 22502798A JP 2000058732 A JP2000058732 A JP 2000058732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状あるいは帯状の被電着材を搬送させ
ながら、その面に電着レジストを電着形成させるための
電着処理装置で、電着形成された電着レジストにピット
(ピンホール)の発生を少なくできるものを提供する。 【解決手段】 シート状または帯状の被電着材を、搬送
させながら、電着槽内において、その面に電着レジスト
を電着形成させる電着処理装置であって、互いに電気的
に独立した複数の電着槽を、被電着材の進行方向に順に
離して配列して設け、該複数の電着槽にて順次電着を行
うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,シート状または帯
状の被電着材を搬送させながら、その面に電着レジスト
を電着形成させるための電着処理装置と電着処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂封止型の半導体装置の組
立部材として用いられる(単層)リードフレームは、プ
レス法もしくはエッチング法により形成され、一般には
図10(a)に示すように、半導体素子を搭載するため
のダイパッド711と、ダイパッド711の周囲に設け
られた半導体素子と結線するためのインナーリード71
2と、該インナーリード712に連続して外部回路との
結線を行うためのアウターリード713、樹脂封止する
際のダムとなるダムバー714、リードフレーム710
全体を支持するフレーム(枠)部716等を備えてい
る。そして、リードフレーム(単層リードフレーム)7
10は、通常、コバール、42合金(42%ニッケル−
鉄合金)、銅系合金のような導電性に優れた金属から成
り、図10(b)に示すように、ダイパッド711に半
導体素子720を搭載し、半導体素子720の端子(パ
ッド)721とインナーリード712の先端部とを金な
どのワイヤ730で結線を行った後に、樹脂740にて
封止して、半導体装置700を作製していた。このよう
に、半導体素子720の端子(パッド)721とインナ
ーリード712の先端部とを金などのワイヤ730で結
線を行うために、導電性に優れ、ワイヤとの強い結合力
をもつ銀めっきをインナーリードの半導体素子搭載側先
端部に施す、部分銀めっき処理が一般には採られてい
た。
【0003】この部分銀めっき処理は、従来は、図8に
示すようなめっき装置500を用い、リードフレームを
数個1組みとした連状のリードフレーム510の被めっ
き領域以外をマスキング治具520で覆いながら押さ
え、被めっき領域へノズル540から噴出されためっき
液580をあてながらめっきを行うスパージャー式の治
具めっき方法が主に行われていた。この治具めっき方法
では、リードフレームの品種毎に治具を必要とし、且
つ、治具の製作には長期間を要し、使用するにつれ摩耗
や疲労を生じるため交換が必要であり、生産性の面やコ
スト面でも問題となっていた。また、めっきの品質を考
慮した場合、位置決めピンによって位置合わせを行い上
下の治具により1連リードフレームを挾み押さえた後め
っきを行うため、めっき位置精度、めっき厚均一性など
のめっき品質が作製された治具の精度や取り付けの精度
に影響を受け易い。そして、本来めっきが不要であるリ
ードフレームの側面や裏面にめっきが析出し易く、調整
には高度な経験的技術を要する等問題があった。更に、
半導体プロセスの進歩による半導体素子の入出力端子数
の増大化、パッケージサイズの小型化によるインナーリ
ード部の狭小化により、めっき部の寸法精度が一層厳し
くなってきており、寸法精度的にも対応が難しくなって
きた。
【0004】この為、治具を必要とせず、半導体素子の
多端子化やインナーリード部の狭小化にも対応できるも
のとして、近年、上記治具によるマスキングによる部分
銀めっきに換え、図7に示すような、めっき液への耐性
を備えた感光性の電着レジストを用い、リードフレーム
を数個1組みとした1フレーム(1連とも言う)のリー
ドフレームの所定の領域のみをめっき液に露出した状態
にマスキングしてめっきを施すリードフレームの銀めっ
き方法も採られるようになってきた。この電着レジスト
を用いた部分銀めっき方法を、図7を用いて簡単に説明
する。尚、図7は上記の電着レジストを用いた部分銀め
っき方法を説明するために、リードフレームの一部(特
徴部)の断面を示したものである。先ず、リードフレー
ム410全体を電解脱脂し、酸洗して、化学研磨した後
(図7(a))、リードフレーム410表面全体に下地
めっきとしての銅ストライクめっき430を施し(図7
(b))、その後に全面に電着レジスト420を形成す
る。(図7(c)) 次いで、所定のパターン版450を用いて所定の部分
(ダイパッド411とインナーリード412の先端部)
を紫外線(露光光)460で露光して、露光部のみを硬
化させ(図7(d))、次いで、現像処理を行い、未露
光部の電着レジスト420を除去し、銀めっき部440
Aを露出させる(図7(e))。次に、露出されためっ
き部440Aへ洗浄を行った後、銀めっき液中にリード
フレーム全体を漬して、攪拌しながら所定の電流密度と
時間でめっきを行い、めっき部440Aへ所望の膜厚の
銀めっき(皮膜)440を得る。(図7(f))この
後、電着レジスト420を剥離液で剥離し、所定の領域
のみに銀めっき(皮膜)440を有するリードフレーム
410Aを得る。(図7(g))
【0005】図7に示す電着レジストを用いたリードフ
レームの銀めっき方法における電着レジストの形成に
は、帯状の金属薄板素材を孔開け外形加工し、連結部に
て製品部(リードフレーム部)を保持した帯状の状態で
電着を行う方法が、処理性や作業性の面から、最近では
採られるようになってきた。この方法は、図6に示すよ
うに、被電着材料310を帯状にしたまま、その面を略
水平方向に搬送させながら、電着槽320内で電着を行
うものである。しかし、この方法では、被電着材料31
0の面を水平方向に搬送するため、電着時に被電着材料
310の面に発生する気泡が下側の面に滞留し易く、こ
の気泡が原因で電着形成された電着レジストにピット
(ピンホール)が発生する場合が多々あり、問題となっ
ていた。また、被電着材料310を電着槽320に進
入、排出する際に液の漏れが発生するため、漏れた電着
液313を電着液貯め325へ一端集め、これをポンプ
340により、フィルター345を介して吐出配管34
9から再度電着槽320に循環させて戻す電着液循環方
式を採っているが、循環させる液量が多いため、循環途
中において、気泡の完全な除去ができず、循環経路にお
ける気泡を原因とする電着レジストのピット(ピンホー
ル)発生も見られ、問題となっている。尚、図6に示す
装置の場合においては被電着材料を進入させる際に発生
する気泡が被電着材の面に直接付着してしまう場合もあ
る。
【0006】尚、図6に示す方法の場合には、帯状(フ
ープ状)の金属薄板素材に保持された状態で、更に、銀
めっき等の貴金属めっきを、図9に示すようにして連続
的に行うことも試みられている。図9中、被電着材料6
11は電着レジストを配設した後の外形加工製品を多数
連結部にて保持しているフープ状の加工素材、620は
貴金属めっき槽、613は貴金属めっき液、660は搬
送固定用の回転ロール、670は電極である。尚、図9
(b)は図9(a)のD1−D2における断面図であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、リード
フレームへの貴金属めっきを行う場合に、治具を用いず
にめっき液への耐性を備えた感光性の電着レジストをめ
っきマスクとしためっき方法が採られるようになってき
たが、電着形成された電着レジストにピット(ピンホー
ル)の発生があり、生産性、量産性の面から品質的な対
応が求められていた。本発明は、このような状況のも
と、帯状の金属薄板素材を孔開け外形加工して得られ、
且つ、該帯状の金属薄板素材に連結部を介して製品部が
1個ないし複数個保持されているリードフレーム外形加
工品に対し、その所定領域のみをめっき形成するための
電着レジストからなるめっきマスクを作製するために、
感光性の電着レジストを電着形成する処理で、電着形成
された電着レジストにピット(ピンホール)の発生を抑
えることができる電着処理方法および電着処理装置を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電着処理装置
は、シート状または帯状の被電着材を、搬送させなが
ら、電着槽内において、その面に電着レジストを電着形
成させる電着処理装置であって、互いに電気的に独立し
た複数の電着槽を、被電着材の進行方向に順に離して配
列して設け、該複数の電着槽にて順次電着を行うもので
あることを特徴とするものである。そして、上記におい
て、被電着材を電着槽内の電着液に浸した状態で、その
面を水平方向に搬送させながら、あるいは鉛直方向に搬
送させながら電着を行うもので、各電着槽は水平方向に
直線的に配列されていることを特徴とするものである。
そしてまた、上記において、各電着槽は、被電着材の、
電着槽への入口部、電着槽からの出口部を、電着槽の電
着液面より下側の位置で、それぞれ、電着槽の被電着材
の進行方向前側、後側に設け、且つ、該入口部、出口部
から電着液を流出させるもので、被電着材を、その進行
方向の電着槽の前後において支持し、電着槽内において
は支持せず、被電着材が電着槽の電着液のみに触れる状
態にして、被電着材を電着槽内で入口部から出口部への
一方向に搬送するものであり、電着槽内において被電着
材に電着液を吹き付ける複数の電着液吹き付けノズルを
設けていることを特徴とするものである。また、上記に
おいて、被電着材が、帯状の金属板素材を孔開け外形加
工して得られ、且つ、該帯状の金属板素材に連結部を介
して製品部が1個ないし複数個保持されている外形加工
品であることを特徴とするものである。また、上記にお
いて、被電着材がリードフレームを製品部とすることを
特徴とするものである。
【0009】尚、シート状または帯状の被電着材として
は、金属や、樹脂等で少なくとも表面が導電性を有する
もので、具体的には、被電着材として、リードフレーム
等の、帯状の金属板素材を孔開け外形加工して得られ、
且つ、該帯状の金属板素材に連結部を介して製品部が1
個ないし複数個保持されている外形加工品、あるいは、
プリント配線板用の樹脂と金属の積層シートが挙げられ
る。
【0010】本発明の電着処理方法は、シート状または
帯状の被電着材を、搬送させながら、電着槽内におい
て、その面に電着レジストを電着形成させる電着処理方
法であって、各電着槽がそれぞれ電気的に独立した複数
の電着槽にて順次電着を行うことを特徴とするものであ
る。そして、上記において、被電着材が、帯状の金属板
素材を孔開け外形加工して得られ、且つ、該帯状の金属
板素材に連結部を介して製品部が1個ないし複数個保持
されている外形加工品であることを特徴とするものであ
り、該被電着材がリードフレームを製品部とすることを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の電着処理装置は、このような構成にす
ることにより、シート状あるいは帯状の被電着材を搬送
させながら、その面に電着レジストを電着形成させるた
めの電着処理装置で、電着レジストにピット(ピンホー
ル)の発生が少なく、且つ、作業性が良い電着処理装置
の提供を可能としている。特に、被電着材が帯状の金属
薄板素材を孔開け外形加工して得られ、且つ、該帯状の
金属薄板素材に連結部を介して製品部が1個ないし複数
個保持されているリードフレーム外形加工品である場合
には、本発明の電着処理装置は有効で、この装置によ
り、その所定領域のみをめっき形成するための電着レジ
ストからなるめっきマスクの作製を品質的に可能として
おり、作業性の面でも高効率化が可能で量産が期待でき
る。具体的には、シート状または帯状の被電着材を、搬
送させながら、電着槽内において、その面に電着レジス
トを電着形成させ電着処理装置であって、互いに電気的
に独立した複数の電着槽を、被電着材の進行方向に順に
離して配列して設け、該複数の電着槽にて順次電着を行
うものであることにより、これを達成している。
【0012】このような構成にする理由を、更に、以下
述べておく。シート状または帯状の被電着材を、搬送さ
せながら、電着槽内において、その面に電着レジストを
電着形成させる場合、1つの電着槽における電着では、
表面が露出している側(被電着材の進行方向とは反対
側)において、電着が進み、ある程度電着が進んだ電着
膜のピンホールがある箇所においては、表面が露出して
いる側(被電着材の進行方向とは反対側)との相対的な
電気的抵抗値の違いから、たとえ表面が露出していて
も、電着が起こり難い。このことは、気泡が付着してピ
ンホールとなっている場合、機械的に気泡を除去する
と、同一の電着槽においてピンホール部に電着膜が薄く
形成されるが、ある程度の厚さになると、このままの電
着条件では、ピンホールの箇所においてはもはや電着膜
の形成が行われないことを意味する。これに対し、ほぼ
全面に電着膜を形成しているが電着膜にピンホールがあ
る被電着材を、別の電着槽にて、再度電着を行うと、問
題となるサイズの露出しているピンホール部同志は、相
対的に大きな電気的な抵抗値の違いはなく、これに合わ
せて電着条件を設定することができる。また、初めの電
着膜形成の際に、被電着材の表面部に気泡が付着してピ
ンホールを形成している場合には、一端、電着槽の外に
出すことにより、この気泡が大気に触れ除かれることが
多いことも分かっている。即ち、ピンホール部に電着膜
を形成させるには、互いに電気的に独立した複数の電着
槽を用いると、その電着条件を制御し易くなり、ピンホ
ールを無くし易い。また、気泡が原因のピンホールにつ
いては、複数の電着槽を用いることにより、ピンホール
部は、電着後、一端、電着槽の外に出されることとなる
が、この際、気泡が除去される場合が多い。この為、再
度の別の電着槽によるピンホール部の電着膜の形成が正
常に行われ、結果、ピンホールの発生を少なくすること
ができる。
【0013】電着槽としては、被電着材を電着槽内の電
着液に浸した状態で、その面を水平方向に搬送させなが
ら、あるいは鉛直方向に搬送させながら電着を行うもの
で、各電着槽は水平方向に直線的に配列されているもの
が挙げられる。更に具体的には、好ましい例として、各
電着槽が、被電着材の、電着槽への入口部、電着槽から
の出口部を、電着槽の電着液面より下側の位置で、それ
ぞれ、電着槽の被電着材の進行方向前側、後側に設け、
且つ、該入口部、出口部から電着液を流出させるもの
で、被電着材を、その進行方向の電着槽の前後において
支持し、電着槽内においては支持せず、被電着材が電着
槽の電着液のみに触れる状態にして、被電着材を電着槽
内で入口部から出口部への一方向に搬送するものであ
り、電着槽内において被電着材に電着液を吹き付ける複
数の電着液吹き付けノズルを設けているものが挙げられ
る。
【0014】本発明の電着処理装置は、被電着材が、帯
状の金属板素材を孔開け外形加工して得られ、且つ、該
帯状の金属板素材に連結部を介して製品部が1個ないし
複数個保持されている外形加工品にも適用できる。リー
ドフレームを製品部とする外形加工品を被電着材とする
場合には、特に有効である。
【0015】本発明の電着処理方法は、このような構成
にすることにより、電着形成された電着レジストにおけ
るピット(ピンホール)の発生を少なくできる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の電着処理装置の実施の形
態を挙げて図に基づいて説明する。図1は本発明の電着
処理装置の実施の形態の1例の概略図である。図2
(a)は本発明の電着処理装置の実施の形態の第1の例
の概略断面図で、図2(b)は図2(a)のA1−A2
における断面とノズルを循環する電着液の経路を分かり
易く示した概略図で、図3(a)は本発明の電着処理装
置の実施の形態の第2の例の概略断面図で、図3(b)
は図3(a)のB1−B2における断面とノズルを循環
する電着液の経路を分かり易く示した概略図で、図4
(a)はノズルの電着液を吹き付ける角度θを説明する
ための図で、図4(b)はフラットノズルの図で、図4
(c)はスリットノズルの図で、図5は製品部をリード
フレームとして孔開け外形加工された被電着材の状態を
示した図である。図1〜図5中、100は電着処理装
置、101、102、103、105、105A電着処
理部、110は電着液、120、120A、120B、
120Cは電着槽、121は入り口、121Aはフロー
受け、123は出口、123Aはフロー受け、125は
オーバーフロー受け、130は電着液吹き付けノズル、
131は吹き出し口部、150は電着液供給部、151
は電着液貯め、152はポンプ、153はフィルター、
154は配管、157は整流板、160は電極、172
はポンプ、173はフィルター、175は配管、177
は制御バルブ、180は被電着材である。尚、図1中、
太線矢印は被電着材180の進行方向を示したもので、
図2中の電着槽内、電着液供給部の矢印は、電着液の流
れの方向を示したものである。
【0017】本発明の電着処理装置100は、図1に示
すように、帯状の被電着材180を、搬送させながら、
電着槽内において、その面に電着レジストを電着形成さ
せる電着処理装置であって、互いに電気的に独立した複
数の電着槽120A、120B、120Cを、被電着材
180の進行方向(図1の太線矢印方向)に順に離して
配列して設け、該複数の電着槽120A、120B、1
20Cにて順次電着を行うものである。被電着材180
は、製品部がリードフレームで、製品部が多数、孔開け
外形加工され、且つ、連結部にて帯状の金属薄板からな
る加工素材に保持されているものである。本例の電着処
理装置100は、被電着材180を、各電着槽内の電着
液110に浸した状態で、その面を鉛直方向に搬送させ
ながら電着を行うもので、各電着槽は水平方向に直線的
に配列されているものである。
【0018】電着処理部101、102、103につい
ては、特に限定はされないが、本例では、これらに電着
膜のピンホール発生防止に好ましい図2に示す電着処理
部105を用いる。以下、電着処理部105を図2にも
とづいて簡単に説明しておく。図2に示す第1の例の電
着処理部105は、帯状の被電着材180を、その面を
ほぼ鉛直にした状態で一方向に搬送させながら、帯状の
状態のままで、その面に感光性の電着レジストを電着形
成させるための電着処理部である。そして、被電着材1
80の、電着槽120への入口部121、電着槽からの
出口部123を、電着槽120の電着液面より下側の位
置で、それぞれ、電着槽120の被電着材180の進行
方向前側、後側に設け、且つ、該入口部121、出口部
123から電着液110を流出させるもので、被電着材
180を、その進行方向の電着槽120の前後において
支持し、電着槽120内においては支持せず、被電着材
180が電着槽120の電着液110のみに触れる状態
にして、被電着材180を電着槽120内で入口部12
1から出口部123への一方向に搬送するものである。
更に、第1の例の電着処理部105は、電着槽120内
において被電着材180に電着液110を吹き付ける複
数の電着液吹き付けノズル130を設けている。また、
入口部121、出口部123から電着槽の外に電着液を
流出するために、あるいは、電着槽120内の電着液1
10の流れを、下から上とし、電着液110内の気泡を
電着槽120の液面上部から外に流すために、電着槽1
20の下側から電着液110を供給する電着液供給部1
50を設け、且つ、入口部121、出口部123から流
出された電着液110を回収ないし循環使用するための
フロー受け121A、123Aと、電着槽120の電着
液の上面側でオーバーフローした電着液を回収ないし循
環使用するためのオーバーフロー受け125を設けてい
る。
【0019】図2(a)の点線矢印で示すように、オー
バーフロー受け125、フロー受け121A、123A
からの電着液は、配管等の流路(図示していない)を通
り、電着貯め151へ送られる。そして、更に、電着貯
め151中の電着液をポンプ152により、フィルター
153を介して電着槽120の下側部に送り込み、整流
板157を介して鉛直方向、下から上へと電着液を供給
するものである。フィルター153は電着液中の気泡の
除去を行う。整流板157は鉛直方向に開けた孔部に電
着液を通すことにより、電着液の流れを電着槽全体に均
一に分散させ、電着液の流れをオーバーフローによる液
の流れと併せて、電着槽内において下から上へと方向つ
けるものである。ここでは、このようにして電着槽12
0の電着液面上からオーバーフローした液や、電着槽1
20の入り口部121、出口部123から流出した電着
液を回収して、再度循環して電着槽120へ送り込む
が、回収した電着液を電着槽120の下側から上側に向
けて送り込む構成全体を電着液供給部150と言ってい
る。尚、必要応じて、新しい所定の電着液の補充や交換
を行う。
【0020】オーバーフロー受け125は、電着槽12
0の液面が所定の高さになると電着液が流れ込むように
したもので、電着槽120の壁にスリット等の孔を設け
て流れ込むようにしても良い。この流れは、電着液内の
気泡をオーバーフロー受け125に流し込むもので、必
要最小限の流れが好ましい。
【0021】被電着材180の、電着槽120への入り
口部121にはフロー受け121A、電着槽120から
の出口部123にはフロー受け123Aが設けられ、電
着液がここから流出するように、電着液供給部150は
電着液を供給する。これにより、被電着材180の電着
槽120への出入りに伴う気泡の電着槽120への流入
を防止するものである。
【0022】図2に示す電着処理部においては、電着の
際に、被電着材180表面部、電極160表面部に、気
泡が発生する為、電極160に発生した気泡が被電着材
180に付着しないように、電極160の回りを囲むよ
うに、電極160と被電着材180との間に気泡通過阻
止用の隔膜を設けているが、図1には分かり易くするた
め図示していない。尚、被電着材180と電極160、
あるいは 被電着材180と隔膜(図示していない)ま
での距離を可変とできる距離調整部(図示していない)
を備えていることが好ましい。その構造としては、モー
タ、ベルト、駆動支持部等からなり、電極160、隔壁
の位置を、モータを回転させることにより駆動支持部を
駆動させて、それぞれ独立に変えることが出来るもの等
が挙げられるが、これに限定される必要はない。これに
より、各種電着条件に対応できる。
【0023】また、図2(a)に示すように、電着処理
部105においては、電着液吹き付けノズル130を被
電着材180の表裏両面に設けている。電着液吹き付け
ノズル130から噴射された電着液が直接、あるいは、
これにより流れが発生した被電着材180付近の電着液
が、被電着材180に付着した気泡を放ち、電着膜の気
泡によるピンホールの発生を防止する。これは、電着槽
120内の電着液110の下から上への流れと併せて、
被電着材180への気泡の付着を防ぐ。尚、図4(a)
(イ)に示すように、被電着材180の進行方向(太点
線矢印)と噴射される電着液の方向(太実線矢印)との
なす角θをここでは、電着液吹き付けノズル130の電
着液の吹き付ける角度としている。例えば、図4(a)
(ロ)の場合はθが90°である。角θとしてを45°
〜90°の範囲が好ましい。ノズルとしては、図4
(b)に示すようなフラットノズル、あるいは図4
(c)に示すようなスリットノズルが使用される。尚、
図4(b)(イ)の電着液吹き出し口側からみた図が図
4(b)(ロ)で、図4(c)(イ)の電着液吹き出し
口側からみた図が図4(c)(ロ)である。図2(a)
に示すノズル130は、図2(b)に示すように、電着
槽120の電着液上面からのオーバーフローや、被電着
材180の出入りの際の流出に対し、これを回収、循環
して電着液を再度供給する電着液供給部150(図2
(a)に示す)とは別系統で、図2(b)に示すように
循環し、ポンプ172等により圧力をかけて開孔から電
着液を吹き出すものである。尚、図2に示す電着処理部
105では、電極160の、被電着材180の進行方向
の前後に、それぞれ電着液吹き付けノズル130を配し
ているが、主に、入り口121側の電着液吹き付けノズ
ル130は、電着前の被電着材180表面に付着した気
泡を取り除くためのもので、出口123側の電着液吹き
付けノズル130は、電着膜形成の際に気泡によりピン
ホールとなった箇所の気泡を除去するためのものであ
る。
【0024】電着液110としては、例えば、カルボキ
シル基を有するアクリル系不飽和化合物で、それをアク
リルモノマーまたはスチレンに溶解させて有機アミンで
中和させたものに、光増感剤を少量加えたもの等が挙げ
られる。しかし上記アクリル系に限らず、例えば、ポリ
オレフィン系やポリブタジエン系の電着液であっても良
い。また、光増感剤としては、例えばベンゾインエーテ
ルがある。電着レジスト皮膜としては、アニオン析出
型、カチオン析出型のどちらでも良い。感光性の電着レ
ジストは、ポジ型、ネガ型に特に限定されない。電着レ
ジストは、カチオンタイプの場合には陰極に析出し、ア
ニオンタイプの場合には陽極に析出するため、タイプに
応じて被電着物(リードフレーム外形加工品)側の極性
を決める。また、リードフレーム材としては、42合金
(42%ニッケル−鉄合金)、コバール、各種銅合金が
適用でき、銀めっき処理、パラジウムめっき処理、パラ
ジウム系合金めっき処理等の高価な貴金属めっきを無駄
なく所望の部分にのみ付けることができる。
【0025】被電着材180がリードフレームを製品部
とした場合、例えば、図5に示すように、孔開け外形加
工されている。図10(a)に示すような、単一のリー
ドフレーム1個210を複数個フレームや連結部にて保
持して連ねた、図2(b)に示すリードフレーム1フレ
ーム(1連とも言う)210Aを、帯状の加工素材20
5に連結部220にて保持した状態で、複数個孔開け外
形加工されている。
【0026】尚、図1に示す本例の変形例としては、被
電着材180を、各電着槽内の電着液110に浸した状
態で、その面を水平方向に搬送させながら電着を行うも
のが挙げられる。また、電着処理部を2つとしたもの
や、4つ以上としたものも挙げられる。この場合の、各
電着処理部は、図3に示す、被電着材180を水平搬送
して処理を行う電着処理部105Aが好ましい。
【0027】図3にもとづいて簡単に説明しておく。図
3に示す第2の例の電着処理部105Aは、図2に示す
電着処理部105とは異なり、被電着材180を、その
面をほぼ水平にした状態で搬送させながら、帯状の状態
のままで、その面に感光性の電着レジストを電着形成さ
せるものである。電着液の供給や、フローについては、
基本的に第1の例と同じであるが、被電着材180を、
その面をほぼ水平にした状態で搬送させながら電着を行
うことにより、図2に示す電着処理部105における被
電着材180の両面と比べ、本例の被電着材180の下
側面は気泡が除去し難い。
【0028】以下、本例の電着処理装置100の動作の
1例を、図1に基づいて簡単に説明する。そして、これ
を以て本発明の電着処理方法の説明に代える。まず、被
電着材180は、その面を鉛直にした状態で一方向に搬
送されながら、電着処理部101に送り込まれる。電着
処理部101では、所定の電着膜厚を得るための、電圧
V1をかけて、被電着材180の両面に電着膜を形成す
る。次いで、被電着材180は、一端、電着槽120の
外に出た後、再度、電着処理部102に送り込まれて、
電着処理が行われる。電着槽120の外に出ることによ
り、電着膜に気泡付着したことに起因するピンホールの
場合、その気泡が大気により除去されることが多い。電
着処理部102では、電着処理部101にて薄く電着膜
が形成されているピンホールや、気泡が大気により除去
され、表面が露出しているピンホール部に電着膜を形成
するのに適した電圧V1をかけて、電着材180の両面
のピンホール箇所に電着膜を形成する。印加電圧(処理
電圧)V2は、用いる電着レジストの種類にもよるが、
アニオン型では電着処理部101での処理電圧(印加電
圧)V1よりも高い電圧で、カチオン型では、V1より
も低い電圧で行う必要がある。このように、適性に電圧
V1を制御することにより、ピンホール部に電着膜を形
成することができる。尚、印加電圧V2が低すぎる場合
には電着反応が進行せず、電着膜が形成されてい。逆に
印加電圧V2が高すぎると、先に形成されていた電着膜
が絶縁破壊を起こして、ピンホールが増えてしまうの
で、印加電圧V2の調整が必要である。次いで、被電着
材180は、一端、電着処理部102の電着槽120の
外に出た後、再度、電着処理部103に送り込まれて、
電着処理が行われる。この処理は、電着処理部102と
同じ処理を処理電圧V3を変えて行うものである。この
理由(電着処理部103を設けた理由)は、電着処理部
102でピンホール部に電着膜を形成できなかった部分
に、再度、電着膜の析出を行い、ピンホールを減少させ
るためである。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上記のように、帯状の被電着
材を搬送させながら、帯状の状態のままで、その面に電
着レジストを電着形成させるための電着処理装置で、電
着レジストにピット(ピンホール)の発生の少なく、且
つ、作業性が良い電着処理装置の提供を可能としてい
る。特に、被電着材が帯状の金属薄板素材を孔開け外形
加工して得られ、且つ、該帯状の金属薄板素材に連結部
を介して製品部が1個ないし複数個保持されているリー
ドフレーム外形加工品である場合には、本発明の電着処
理装置は有効で、この装置により、その所定領域のみを
めっき形成するための電着レジスからなるめっきマスク
の作製を品質的に可能としており、作業性の面でも高い
効率化が可能で量産が期待できる。電着レジストを用い
たリードフレームのめっきにおいては、治具めっき方法
のようなめっき漏れの心配は無く、必要な領域にだけ、
銀等の高価な貴金属をめっきすることが可能であり、更
には、リードフレームの微細化、即ちインナーリードの
狭いピッチ化にも対応できるため、本発明の電着処理装
置はリードフレームの量産化や微細化への対応も可能と
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電着処理装置の実施の形態の1例を示
した概略図
【図2】電着処理部の1例を示した概略図
【図3】電着処理部の別の1例を示した概略図
【図4】電着液吹き付けノズルの電着液吹き付け角度θ
と、電着液吹き付けノズルを説明するための図
【図5】製品部をリードフレームとして孔開け外形加工
された被電着材の状態を示した図
【図6】従来の電着レジストを被膜するための電着処理
装置の図
【図7】従来の電着レジスト皮膜を用いためっき処理を
説明するための工程図
【図8】治具によるマスキング方式の部分めっき装置の
概略図
【図9】電着レジスト膜をマスクとした、外形加工され
た帯状の板の貴金属めっき方法を説明するための概略図
【図10】リードフレームと半導体装置を説明するため
の図
【符号の説明】
100 電着処理装置 101、102、103、105、105A 電着処
理部 110 電着液 120、120A、120B、120C 電着槽 121 入り口 121A フロー受け 123 出口 123A フロー受け 125 オーバーフロー受け 130 電着液吹き付けノズル 131 吹き出し口部 150 電着液供給部 151 電着液貯め 152 ポンプ 153 フィルター 154 配管 157 整流板 160 電極 172 ポンプ 173 フィルター 175 配管 177 制御バルブ 180 被電着材 200 被電着材 205 加工素材 210 リードフレーム1個 210A リードフレームの1フレ
ーム(1連) 220 連結部 310 被電着材料 313 電着液 313A 補充電着液 320 電着槽 323 オーバーフロー受け 325 電着液貯め 340 ポンプ 345 フィルター 347 配管 349 吐出配管 350 電着液循環部 410 リードフレーム 410A 銀めっき済みリードフレ
ーム 411 ダイパッド 412 インナーリード 412A 辺部(エッジ部) 420 電着レジスト皮膜 430 銅ストライクメッキ 440 銀めっき(皮膜) 440A めっき部 450 パターン版 460 紫外線(露光光) 500 めっき装置 510 リードフレーム 520 マスキング治具 530 プレス用治具 530A プレス材 530B 弾性材 540 ノズル 550 定電流源 560 陽極電極 570 陰極電極 611 被電着材 613 貴金属めっき液 620 貴金属めっき槽 660 搬送固定用ロール 670 電極 700 半導体装置 710 リードフレーム 711 ダイパッド 712 インナーリード 713 アウターリード 714 ダムバー 715 吊りリード 716 フレーム(枠)部 720 半導体素子 721 端子(パッド) 730 ワイヤ 740 樹脂

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状または帯状の被電着材を、搬送
    させながら、電着槽内において、その面に電着レジスト
    を電着形成させる電着処理装置であって、互いに電気的
    に独立した複数の電着槽を、被電着材の進行方向に順に
    離して配列して設け、該複数の電着槽にて順次電着を行
    うものであることを特徴とする電着処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、被電着材を電着槽内
    の電着液に浸した状態で、その面を水平方向に搬送させ
    ながら、あるいは鉛直方向に搬送させながら電着を行う
    もので、各電着槽は水平方向に直線的に配列されている
    ことを特徴とする電着処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2において、各電着槽
    は、被電着材の、電着槽への入口部、電着槽からの出口
    部を、電着槽の電着液面より下側の位置で、それぞれ、
    電着槽の被電着材の進行方向前側、後側に設け、且つ、
    該入口部、出口部から電着液を流出させるもので、被電
    着材を、その進行方向の電着槽の前後において支持し、
    電着槽内においては支持せず、被電着材が電着槽の電着
    液のみに触れる状態にして、被電着材を電着槽内で入口
    部から出口部への一方向に搬送するものであり、電着槽
    内において被電着材に電着液を吹き付ける複数の電着液
    吹き付けノズルを設けていることを特徴とする電着処理
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし2において、被電着材
    が、帯状の金属板素材を孔開け外形加工して得られ、且
    つ、該帯状の金属板素材に連結部を介して製品部が1個
    ないし複数個保持されている外形加工品であることを特
    徴とする電着処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、被電着材がリードフ
    レームを製品部とすることを特徴とする電着処理装置。
  6. 【請求項6】 シート状または帯状の被電着材を、搬送
    させながら、電着槽内において、その面に電着レジスト
    を電着形成させる電着処理方法であって、各電着槽がそ
    れぞれ電気的に独立した複数の電着槽にて順次電着を行
    うことを特徴とする電着処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、被電着材が、帯状の
    金属板素材を孔開け外形加工して得られ、且つ、該帯状
    の金属板素材に連結部を介して製品部が1個ないし複数
    個保持されている外形加工品であることを特徴とする電
    着処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、被電着材がリードフ
    レームを製品部とすることを特徴とする電着処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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