JP2000058272A - トンネル照明制御装置 - Google Patents

トンネル照明制御装置

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JP2000058272A
JP2000058272A JP10222727A JP22272798A JP2000058272A JP 2000058272 A JP2000058272 A JP 2000058272A JP 10222727 A JP10222727 A JP 10222727A JP 22272798 A JP22272798 A JP 22272798A JP 2000058272 A JP2000058272 A JP 2000058272A
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tunnel
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transmission
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Shoichi Hosoi
昌一 細井
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器や伝送路の故障、異常による制御停止を
防止し得るトンネル照明制御装置を提供すること。 【解決手段】 自動車道路のトンネル内の照明を制御す
る装置において、トンネル1A及び1B内に設けられた
複数の群に分けられた照明群2及び照明群3と、この複
数の照明群2及び照明群3毎に設けられた受光部8及び
受光部9と、この受光部8及び受光部9からの信号を処
理する照明制御盤4及び照明制御盤6と、この照明制御
盤4及び照明制御盤6からの信号によって、トンネル1
A及び1B内の照明を制御する現場機器5及び現場機器
7と、更にこの照明制御盤4及び照明制御盤6間での信
号が伝送される複数の伝送路10、伝送路12A及び伝
送路12Bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高速道路、
自動車専用道路、及び一般道路等のトンネル内の照明を
最適に制御するトンネル照明制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のトンネル照明制御シス
テムは、トンネルの入口、及び出口のそれぞれに設置し
てある受光部、即ちトンネルの輝度を検出する装置の信
号を基にトンネル内の照明機器を点灯、或いは消灯させ
て、トンネル内の交通がスムーズ且つ快適に行われる様
に制御されていた。
【0003】従って、トンネル内の照明は、トンネル外
部の輝度とのギャップがなるべく小さい状態に保つ必要
があり、その為には、例えば晴天時のように、トンネル
外部の輝度が高ければ、照明機器を点灯し、逆に深夜時
のように低ければ、消灯するという制御を行なってい
る。ただし、通常制御においては、全照明機器が消灯す
るという状態は存在しない。
【0004】そこで、トンネル内における照明制御の方
法としては、一般にトンネル内の照明制御状態をトンネ
ル外部の明るい順、すなわち、晴天、曇天、昼間、夜
間、及び深夜に分け(それぞれが更に分けられる場合も
あるが)、それぞれに対して調光制御により照明点灯状
態の調節を行っている。そして、その制御方法は、昼間
状態の最低限に対して現状の輝度を受光部にて検出し、
その検出結果にそれ以外の晴天及び曇天状態を追加して
行うのが普通である。
【0005】また、この種のトンネル照明監視制御シス
テムは、トンネル内での通行用照明を点灯或いは消灯す
るものであるが、そのシステム構成としては、現場に設
置される照明制御盤及びコントロールセンターである現
場機器と、道路交通の一括管理局である遠方監視室に設
置される遠方監視盤とから構成されている。
【0006】通常の自動制御では、トンネルの入口と出
口とに設置される外部輝度受光部から照明制御盤に外部
輝度が入力され、照明制御盤内の自動調光装置にて予め
設定された輝度によりトンネル内照明の点灯或いは消灯
条件を判断し、コントロールセンターである現場機器に
対して信号を出力し照明を制御している。
【0007】このような通常の自動制御において、自動
制御機能が不能に陥った場合やトンネル内のメンテナン
ス時の対応として、照明機器に対する手動制御や遠方手
動制御が可能であるが、この場合、メンテナンスの手動
制御には、操作員やメンテナンス員が現場にわざわざ出
向く必要があり、操作員やメンテナンス員の労働及び作
業効率を低下させている。
【0008】他方、遠方監視制御については、従来トン
ネル照明監視制御の電気室間のインターフェースにおい
て、信号数分、即ち、約数百本の直引きケーブルを用い
ていたため、コスト及び工期の面を考慮して、インター
フェースを伝送路の使用に置き換えるシステムも構築さ
れていた。しかしながら、このシステムにおいてはトン
ネル照明を制御する場合、トンネル各端にある電気室が
長距離に渡って存在しており、その為、その電気室それ
ぞれの制御用インターフェースのソフト機能に対する依
存度が高まるため、システム停止の可能性が高くなる
等、インターフェースの信頼性、フェールセーフ機能に
対する十分な検討が必要となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
気室間の照明制御盤の制御並びに監視信号インターフェ
ースとして伝送路を用いる方法においては、照明制御信
号の伝送路異常、及び伝送装置の故障、又はそれらに付
随する伝送機器の故障により照明制御システムが停止
し、トンネル内の照明が全消灯したり、照明の急激な全
点灯が起こって、これが原因で車の衝突事故等の二次災
害が頻発するという問題が発生していた。
【0010】そこで、本発明の目的は、トンネル内の照
明制御システムのシステム停止を完全に防止し得るトン
ネル照明制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のトンネル照明制
御装置は、トンネルの一方の坑口からトンネル内に向か
って配列された複数の照明機器からなる第1の照明機器
群と、この第1の照明機器群の制御のために、前記トン
ネルの一方の坑口外部に設置された第1の受光部と、こ
の第1の受光部からの信号が供給される第1の照明制御
盤と、この第1の照明制御盤からの信号によって、前記
トンネル内の第1の照明機器群を制御する第1の現場機
器と、前記トンネルの他方の坑口からトンネル内に向か
って配列された複数の照明機器からなる第2の照明機器
群と、この第2の照明機器群の制御のために、前記トン
ネルの他方の坑口外部に設置された第2の受光部と、こ
の第2の受光部からの信号が供給される第2の照明制御
盤と、この第2の照明制御盤からの信号によって、前記
トンネル内の第2の照明機器群を制御する第2の現場機
器と、遠方監視装置と、前記第1および第2の照明制御
盤間を相互に接続する第1の伝送路と、前記第1および
第2の照明制御盤間を前記遠方監視装置を介して相互に
接続する第2の伝送路とからなることを特徴とする。
【0012】また、本発明のトンネル照明制御装置にお
いては、前記照明制御盤はトンネル内の照明の点灯及び
消灯条件を判断する自動調光装置と、この自動調光装置
からの信号に基いてトンネル内の照明を制御する照明制
御装置と、前記照明制御盤間の信号伝送を制御する伝送
機器とから構成されていることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明のトンネル照明制御装置に
おいては、前記第1の受光部あるいは第1の照明制御盤
に異常が起きた場合、前記トンネル内の第1の照明機器
群の制御を前記第2の受光部あるいは第2の照明制御盤
からの制御に切換えることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明のトンネル照明制御装置に
おいては、前記第2の受光部あるいは第2の照明制御盤
に異常が起きた場合、前記トンネル内の第2の照明機器
群の制御を前記第1の受光部あるいは第1の照明制御盤
からの制御に切換えることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明のトンネル照明制御装置に
おいては、前記第1および第2の伝送路のいずれか一方
に異常が起きた場合、他方の伝送路を介して前記第1あ
るいは第2のの照明機器群の制御を行うことを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明によるトンネル照明制御装
置の構成を示すブロック図である。同図において、トン
ネルは上り線1Aと下り線1Bからなり、上り線1Aに
おいては自動車がトンネルの一方の側であるA側から入
り、反対側のB側に出ていき、下り線1Bにおいては逆
方向、すなわち、B側から入り、A側に出るように走行
する。
【0018】上り線1A及び下り線1BのA側からトン
ネル中央部にかけて複数個のA側上り照明機器21およ
びA側下り照明機器22が配列されている。これらのA
側上り照明機器21およびA側下り照明機器22は第1
の(以下A側という。)照明機器群2として共通に制御
される。
【0019】他方、上り線1A及び下り線1BのB側か
らトンネル中央部にかけて複数個のB側上り照明機器3
1およびB側下り照明機器32が配列されている。これ
らのB側上り照明機器31およびB側下り照明機器32
は第2の(以下B側という。)照明機器群3として共通
に制御される。
【0020】照明機器群2への制御信号は第1の(以下
上り線用という。)照明制御盤4から第1の(以下A側
という。)現場機器5を介して、またB側照明機器群3
への制御信号は第2の(以下下り線用という。)照明制
御盤6から第2の(以下B側という。)現場機器7を介
して、それぞれ入力されている。
【0021】上り線用照明制御盤4は、A側自動調光装
置4AとA側照明制御装置4BとA側伝送機器4Cとか
ら構成されている。A側自動調光装置4Aには外部輝度
測定装置である第1の(以下A側という。)受光部8か
ら現状の外部輝度が入力され、A側照明制御装置4Bに
おいて演算処理後、現状の輝度に対する最適な照明制御
信号をA側照明制御装置4Bから出力する。また、この
A側照明制御装置4Bからの出力はA側現場機器5に送
られ、A側照明機器群2の照明機器21および照明機器
31を点灯並びに消灯する。
【0022】他方、下り線用照明制御盤6も、B側自動
調光装置6A、B側照明制御装置6BおよびB側伝送機
器6Cとから構成されている。B側自動調光装置6Aに
は外部輝度測定装置である第2の(以下B側という。)
受光部9から現状の外部輝度が入力され、B側照明制御
装置6Bにおいて演算処理後、現状の輝度に対する最適
な照明制御信号がB側照明制御装置6Bから出力し、上
記したA側の場合と同じ様に、B側現場機器7を介して
照明機器群3の照明機器22および照明機器32を点灯
並びに消灯制御する。
【0023】上り線用照明制御盤4の制御対象機器はA
側上り照明機器21およびB側上り照明機器31であ
り、下り線用照明制御盤6の制御対象の照明機器はA側
下り照明機器22およびB側下り照明機器32である。
しかし、照明監視制御に際しては、照明監視制御の最適
な状態を実施するために、外部輝度の状態をトンネルの
A側とB側とに分けて制御を行う必要から、A側受光部
8による入力はA側上り照明機器21及びA側下り照明
機器22を制御し、B側受光部9への入力はB側上り照
明機器31及びB側下り照明機器32を制御するものと
する。したがってA側自動調光装置4A及びB側自動調
光装置6AはそれぞれA側照明制御装置4B及びB側照
明制御装置6Bへ信号が出力される。さらに、A側照明
制御装置4BはA側伝送機器4CおよびA側現場機器5
に、又B側照明制御装置6BはB側伝送機器6Cおよび
B側現場機器7にそれぞれ機器制御信号を出力する。A
側現場機器5による出力信号は照明機器群2の照明機器
21、22へ、又B側現場機器7による出力信号は照明
機器群3の照明機器31、32へそれぞれ出力される。
【0024】A側伝送機器4CおよびB側伝送機器6C
は伝送路10を経由して互いに信号を送受信し、インタ
ーフェースを行う。すなわち、B側伝送機器6Cから伝
送路10を経由してA側伝送機器4Cに送られた制御信
号は、A側照明制御装置4B、A側現場機器5を介して
照明機器群2の照明機器21、22を制御する。同様
に、A側伝送機器4Cから伝送路10を経由してA側伝
送機器4Cに送られた制御信号は、B側照明制御装置6
B、B側現場機器7を介して照明機器群3の照明機器3
1、32を制御する。
【0025】また、遠方監視設備11に対しては、A側
伝送機器4C並びにB側伝送機器6Cからそれぞれ伝送
路12A並びに伝送路12Bを介して信号が出力され
る。他方、遠方監視設備11からの制御信号は伝送路1
2A、伝送路12Bを介してそれぞれA側伝送機器4C
及びB側伝送機器6Cに入力される。遠方監視設備11
からA側伝送機器4C及びB側伝送機器6Cに入力され
た制御信号は、A側照明制御装置4BあるいはB側照明
制御装置6Bで演算処理された後、A側現場機器5ある
いはB側現場機器7に出力される。
【0026】以上のように構成されたトンネル照明制御
装置おいて、制御装置に異常や故障が発生した場合の作
用について説明する。
【0027】まづ、伝送路10に異常や故障が発生した
場合、トンネルA側の照明機器群2の照明機器21、2
2に対しては、A側受光部8、上り線用照明制御盤4、
A側自動調光装置4A、A側照明制御装置4B及びA側
現場機器5を使用して監視制御を行う。また、トンネル
B側の照明機器群3の照明機器31、32に対しては、
B側受光部9、下り線用照明制御盤6、B側自動調光装
置6A、B側照明制御装置6B及びB側現場機器7を使
用して監視制御を行う。
【0028】また、伝送路12Aに異常や故障が発生し
た場合には、伝送路12B、伝送路10を用いA側の信
号を遠方監視設備11に送り、一方、伝送路12Bに異
常や故障が発生した場合には、伝送路12A、伝送路1
0を用いB側の信号を遠方監視設備11に送り、それぞ
れ遠方監視設備11とのインターフェースを行うことに
よって監視制御を行う。
【0029】次に、A側受光部8又はA側自動調光装置
4A等の装置に異常や故障が発生した場合について説明
する。この場合、A側自動調光装置4AからA側照明制
御装置4Bに異常信号が出力され、同時にA側の照明機
器群2の全照明機器21、22に対して点灯出力が出さ
れる。しかしこの場合、トンネル内の輝度状態にそぐわ
ない照明機器の点灯を回避するために、トンネルのB側
受光部9、B側自動調光装置6Aの正常な信号を基にB
側自動調光装置6A、B側照明制御装置6B、B側伝送
機器6C及び伝送路10を経由して、さらにA側伝送機
器4C、A側照明制御装置4B及びA側現場機器5等を
介して、照明機器群2の照明機器21、22の制御が行
われる。
【0030】また、A側照明制御装置4Bに異常や故障
が発生した場合にはA側照明制御装置4BからA側現場
機器5に対する出力はロックされ、照明機器群2の照明
機器21、22はその照明機器の状態を変化させずに、
現状を維持する。なお、A側現場機器5に異常や故障が
発生した場合にはA側現場機器5以外の機器からの制御
が不能になるため、当然、照明21、照明22の制御が
不能となってしまう。同様に、B側受光部9あるいはB
側自動調光装置6Aに異常や故障が発生した場合にはB
側自動調光装置6AからB側照明制御装置6Bに異常信
号が出力されるが、同時に照明機器群3の全照明機器3
1、32に対して点灯出力が供給される。しかしこの
時、トンネル内の輝度状態にそぐわない照明機器の点灯
を回避するために、A側受光部8、A側自動調光装置4
Aの正常な信号を基にA側自動調光装置4A、A側照明
制御装置4B、A側伝送機器4C、及び伝送路10を経
由し、さらにB側伝送機器6C、B側照明制御装置6B
及びB側現場機器7を介して照明機器群3の照明機器3
1、32の制御が行なわれる。
【0031】B側照明制御装置6Bに異常や故障が発生
した場合には、B側照明制御装置6BからA側現場機器
5に対する出力はロックされ、照明機器群3の照明機器
31、32は照明機器の状態を変化させずに、現状を維
持する。なお、B側現場機器7に異常や故障が発生した
場合には、B側現場機器7以外の機器からの制御が不能
になることから、当然、照明機器31及び照明32の制
御は不能となる。
【0032】次に、上記実施形態における制御手順を図
2のフローチャートに基づいて説明する。
【0033】同図において、ステップS1はトンネルの
A側とB側間をつなぐ伝送路12Aあるいは12Bに異
常があるか否かをチェックし、異常がなければ、ステッ
プS2にジャンプしてトンネルのA側と遠方監視設備1
1間の伝送路12Aに異常があるか否かをチェックす
る。このチェックの結果が異常なしであれば、更にステ
ップS2にジャンプし、トンネルのB側と遠方監視設備
11間の伝送路12Bに異常があるか否かをチェックす
る。その結果、伝送路12Bに異常があると判断される
と、正常な伝送路、例えば伝送路10にインターフェー
スし、故障が継続している間(ステップS4)は、伝送
路10でのインターフェースによって、トンネル内の照
明制御が行われる。他方、トンネル1A側と1B側と間
の伝送路10か、或いは伝送路12A及び伝送路12B
に異常が検出されると、その異常がトンネルのB側の伝
送路12Bにあれば、A側のみで照明制御が運用され、
逆に異常がトンネルのA側の伝送路12Aにあれば、B
側のみで照明制御が運用される(ステップS11)。こ
のトンネルのA側乃至B側のどちらかの照明制御の運用
は故障が直るまで継続される。
【0034】次いで、ステップS2で異常があれば、伝
送路12A以外の正常な伝送路、例えば伝送路10に、
又、ステップS3で異常があれば、伝送路12B以外の
正常な伝送路、例えば伝送路10に、それぞれインター
フェースして、トンネル内の照明制御の運用が続行され
る。
【0035】ここで、ステップS4以降のルーチンの説
明に戻る。ステップS4で伝送路12Bでの故障がなく
なれば、次に、装置或いは機器の異常チェックルーチン
に入る。まづ、A側受光部8及びA側自動調光装置4A
の異常有無をチェックし(ステップS5)、異常がなけ
れば、B側受光部9及びB側自動調光装置6Aの異常有
無をチェックする(ステップS6)。逆に、ステップS
5で異常が検出されると、B側の機器にて照明制御を運
用して、故障が継続しているかチェックし(ステップS
7)、故障が無くなるまで照明制御を繰り返し運用し、
故障が直るとステップS6でB側受光部9及びB側自動
調光装置6Aの異常有無のチェックに入る。ステップS
6で異常がなければ、伝送路10乃至伝送路12A及び
伝送路12B、並びにシステムを構成している装置や機
器、すべてに異常がないと判断されて正常状態に入る。
【0036】他方、ステップS6で異常があれば、照明
制御をトンネルのA側の機器に切り換えて運用を行い、
このA側の機器への切り換えによる運用はB側の機器、
即ちB側受光部9及びB側自動調光装置6Aの故障が継
続している間行われる。
【0037】
【発明の効果】上記した本発明によれば、トンネル内の
照明制御装置をトンネルのA側とB側とに分けて、どち
らの照明制御装置も独立に照明制御が出来るように構成
したためれ、A側かB側かのどちらかの制御盤や伝送路
に異常があっても、異常のない他系の制御盤乃至伝送路
でトンネル内の照明を制御することができ、従来起こっ
ていた異常時におけるトンネル内での全照明の消灯や急
激な全点灯を完全に排除することが出来、従ってトンネ
ル内での自動車衝突事故等の二次災害を大幅に減少させ
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトンネル照明制御装置の構成を示
したブロック図である。
【図2】本発明による実施形態であるトンネル照明制御
装置の制御手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1A…………………………上り線用トンネル 1B…………………………下り線用トンネル 2,3………………………照明機器群 4……………………………上り線用照明制御盤 4A…………………………A側自動調光装置 4B…………………………A側照明制御装置 4C…………………………A側伝送機器 5……………………………A側現場機器 6……………………………下り線用照明制御盤 6A…………………………B側自動調光装置 6B…………………………B側照明制御装置 6C…………………………B側伝送機器 7……………………………B側現場機器 8……………………………A側受光部 9……………………………B側受光部 10…………………………伝送路 11…………………………遠方監視設備 12A,12B……………伝送路 21,22…………………照明機器 31,32…………………照明機器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルの一方の坑口からトンネル内に
    向かって配列された複数の照明機器からなる第1の照明
    機器群と、この第1の照明機器群の制御のために、前記
    トンネルの一方の坑口外部に設置された第1の受光部
    と、この第1の受光部からの信号が供給される第1の照
    明制御盤と、この第1の照明制御盤からの信号によっ
    て、前記トンネル内の第1の照明機器群を制御する第1
    の現場機器と、前記トンネルの他方の坑口からトンネル
    内に向かって配列された複数の照明機器からなる第2の
    照明機器群と、この第2の照明機器群の制御のために、
    前記トンネルの他方の坑口外部に設置された第2の受光
    部と、この第2の受光部からの信号が供給される第2の
    照明制御盤と、この第2の照明制御盤からの信号によっ
    て、前記トンネル内の第2の照明機器群を制御する第2
    の現場機器と、遠方監視装置と、前記第1および第2の
    照明制御盤間を相互に接続する第1の伝送路と、前記第
    1および第2の照明制御盤間を前記遠方監視装置を介し
    て相互に接続する第2の伝送路とからなることを特徴と
    するトンネル照明制御装置。
  2. 【請求項2】 前記照明制御盤はトンネル内の照明の点
    灯及び消灯条件を判断する自動調光装置と、この自動調
    光装置からの信号に基いてトンネル内の照明を制御する
    照明制御装置と、前記照明制御盤間の信号伝送を制御す
    る伝送機器とから構成されていることを特徴とする請求
    項1記載のトンネル照明制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の受光部あるいは第1の照明制
    御盤に異常が起きた場合、前記トンネル内の第1の照明
    機器群の制御を前記第2の受光部あるいは第2の照明制
    御盤からの制御に切換えることを特徴とする請求項1記
    載のトンネル照明制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の受光部あるいは第2の照明制
    御盤に異常が起きた場合、前記トンネル内の第2の照明
    機器群の制御を前記第1の受光部あるいは第1の照明制
    御盤からの制御に切換えることを特徴とする請求項1記
    載のトンネル照明制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の伝送路のいずれか
    一方に異常が起きた場合、他方の伝送路を介して前記第
    1あるいは第2のの照明機器群の制御を行うことを特徴
    とする請求項1記載のトンネル照明制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106332345A (zh) * 2016-08-19 2017-01-11 江苏长路能源科技发展有限公司 连续隧道群智慧照明***

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