JP2000057035A - ライセンス管理システム - Google Patents

ライセンス管理システム

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JP2000057035A
JP2000057035A JP10224371A JP22437198A JP2000057035A JP 2000057035 A JP2000057035 A JP 2000057035A JP 10224371 A JP10224371 A JP 10224371A JP 22437198 A JP22437198 A JP 22437198A JP 2000057035 A JP2000057035 A JP 2000057035A
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JP10224371A
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English (en)
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Hisao Miyauchi
久男 宮内
Shinji Ueno
真志 上野
Tomomitsu Sato
智満 佐藤
Jun Okamoto
潤 岡本
Hidenori Kondo
秀紀 近藤
Naohito Watanabe
尚人 渡辺
Yoshinori Kawakami
能徳 川上
裕昭 ▲葛▼西
Hiroaki Kasai
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INYUU SYSTEM KK
IWANAMI SHOTEN KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
INYUU SYSTEM KK
IWANAMI SHOTEN KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを含めたネットワークにおい
て、サーバがライセンスの許諾および解放を管理して、
ユーザがコンテント等を利用できるライセンス管理シス
テムを提供すること。 【解決手段】 サーバコンピュータ3にネットワーク5
を介してクライアントコンピュータ7a、7b、…、7
nが接続される。サーバコンピュータ3にはHTMLサ
ーバー4が接続され、インターネット6を介してクライ
アントコンピュータ8a、8b、…、8nが接続され
る。フロッピーディスク11にはコンテントライセンス
12が格納され、CD−ROM13にはコンテントデー
タ14が格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークにお
けるライセンス管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンテントをコンピュータネット
ワークで使用する、即ち電子図書館などの利用が高まっ
ている。ここでコンテントとは、電子出版物等のデータ
であり、例えば、電子化された広辞苑等の辞書などであ
る。このようなコンテントの使用許諾を与えるライセン
ス方式には、使用者のコンピュータの端末名即ちIPア
ドレスで管理する方法一般的であった。また、近年イン
ターネットの利用が高まり、インターネット上でこのよ
うなコンテントを利用することに対する要求もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにインターネ
ットを介してコンテントを利用する場合、インターネッ
トプロバイダと契約したユーザがインターネットプロバ
イダに接続するする時点でIPアドレスがユーザに割り
当てられる。従って、同じユーザでも接続の度に異なる
IPアドレスが割り当てられ、IPアドレスで管理する
ライセンス方式では、異なるライセンスとしてカウント
されるといった問題があった。
【0004】また、インターネットを介してコンテント
を利用する場合、利用時間はサーバに接続して所望の検
索を行う一瞬であり、これまでのライセンス方式ではコ
ンテントの利用者数、即ちライセンス数の正確な管理が
困難であった。本発明は、このような問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、ネットワークに
おいて、サーバがライセンスの許諾および解放を管理し
て、ユーザがコンテント等を利用することができるライ
センス管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、サーバコンピュータと少なくとも1台
のクライアントコンピュータとがネットワーク化され、
前記サーバ内のデータをライセンスが与えられたクライ
アントコンピュータが使用するシステムであって、前記
サーバがクライアントコンピュータに対して、クライア
ントコンピュータのユーザ名とネットワークアドレスを
基にして、ライセンスの許諾および/または解放を行う
ことを特徴とするライセンス管理システムである。
【0006】また、第2の発明は、サーバコンピュータ
と、インターネットを介して前記サーバコンピュータに
接続する少なくとも1台のクライアントコンピュータと
を有し、前記サーバ内のデータをライセンスが与えられ
たクライアントコンピュータが使用するシステムであっ
て、前記サーバがクライアントコンピュータに対して、
クライアントコンピュータのユーザ名とネットワークア
ドレスを基にして、ライセンスの許諾および/または解
放を行うことを特徴とするライセンス管理システムであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、ライセンス管理シ
ステム1の概略構成図である。サーバコンピュータ(サ
ーバと称する)3にネットワーク5を介してユーザ(ク
ライアントコンピュータと同義)7a、7b、……、7
nが接続される。サーバ3には、HTMLサーバ4が接
続され、インターネット6を介してユーザ8a、8b、
……、8nが接続される。
【0008】また、サーバ3には、ハードディスク9が
接続され、ハードディスク9に管理ファイル10が格納
される。フロッピィディスク11にはコンテントライセ
ンス12が格納される。CD−ROM13には、コンテ
ントデータ14が格納される。
【0009】コンテントデータ14は、電子化された出
版物(例えば広辞苑、百科辞典)等や、それを検索する
ためのソフトウェアである。ここではコンテントデータ
はN個存在すると仮定する。コンテントライセンス12
は、ユーザ7或いはユーザ8がコンテントデータ14を
使用するためのライセンスが格納されている。ハードデ
ィスク9は、コンテントライセンス12やコンテントデ
ータ14を格納するほか、各種の管理情報が格納され
る。コンテントライセンス12、コンテントデータ14
はそれぞれフロッピーディスクやCD−ROM以外の記
録媒体に記録してもよい。
【0010】図2は、ライセンス使用開始条件、解放条
件21等を示す図であり、サーバ3は、ライセンス使用
開始条件、解放条件21等に基づいて、どのユーザ7又
はユーザ8がどのコンテントデータ14を使用できるか
を定める。これらの条件はライセンス条件設定権者が決
定する。ライセンス条件設定権者とは、コンテントのラ
イセンス使用の際の諸条件を決定する権利を有するもの
を指し、主にコンテントの供給者(出版社、新聞社、ソ
フトウェア会社など)がこれに相当するが、条件の一部
を未決定のままライセンスを許諾した場合などには、そ
の条件について、サーバ管理者が決定権を持ちうる。
【0011】ライセンス使用開始条件23とは、コンテ
ントのライセンスの使用を開始したことをサーバ3が認
識するための条件である。ライセンス使用開始条件23
のパラメータとしては、コンテントへのアクセス開始2
7、ユーザの明示的なライセンス取得開始29、管理者
によるライセンス設定31等がある。
【0012】コンテントへのアクセス開始27とは、コ
ンテントのライセンス取得後、そのコンテントに初めて
アクセスすることである。ユーザの明示的なライセンス
取得開始29とは、コンテントのライセンスをユーザが
明示的にコマンド等で取得することである。管理者によ
るライセンス設定31とは、管理者があるユーザに明示
的にライセンス使用を許可する場合にこの許可が実際に
おりることである。
【0013】ライセンス解放条件及びその制限条件25
は、コンテントのライセンス解放とその制限をサーバ3
が認識するための条件であり、最終アクセスからの経過
時間による自動解放及び解放制限33、管理者によるラ
イセンス解放39、ユーザの明示的なライセンス解放4
1、クライアントの終了43等からなる。
【0014】最終アクセスからの経過時間による自動解
放及び解放制限33は、自動解放、解放制限を経過時間
を条件として行う場合、経過時間の起点をコンテントへ
の最終アクセス時点とするものであり、そのパラメータ
として自動解放期間43及び解放制限期間45がある。
【0015】ここで、自動解放とは、コンテントへの最
終アクセス時点から一定の期間を経過したユーザに対
し、使用していないにもかかわらず取得状態を続けてい
るライセンスをサーバ3が自動的に解放することであ
る。自動解放期間43は、ライセンス条件設定権者がサ
ーバ3に対しライセンスの自動解放を許可するもので一
定の不使用期間を意味する。
【0016】また、解放制限とは、コンテントへの最終
アクセス時点から一定の期間を経過しないと、ユーザ7
又はユーザ8から明示的なライセンスの返却があっても
実質上ライセンスを解放しないことをいう。解放制限期
間45は、ライセンス条件設定権者がサーバ3に対し、
ライセンスの解放を制限する場合の、一定の不使用期間
を意味する。
【0017】管理者によるライセンス解放39のパラメ
ータとしては、ライセンス解放命令53があり、ライセ
ンス解放命令53は、ユーザ7又はユーザ8が取得また
は使用中のライセンスをサーバ3の管理者が明示的に解
放できる場合のライセンス解放命令であり、ライセンス
管理システム1の管理者がサーバ3に対してライセンス
解放命令を出すと、所定のライセンスが解放される。
【0018】ユーザの明示的なライセンス解放41のパ
ラメータとしてはライセンス解放命令55があり、ライ
センス解放命令55は、ユーザが取得または使用中のラ
イセンスをユーザ自身が明示的に解放できる場合のライ
センス解放命令であり、ユーザ7又はユーザ8がサーバ
3に対してこのライセンス解放命令を出すと、このユー
ザ7又はユーザ8のライセンスが解放される。
【0019】ユーザの終了43のパラメータとしてはラ
イセンス解放命令57があり、ライセンス解放命令57
は、ユーザ7又はユーザ8がサーバ3又はHTMLサー
バ4に接続して行う検索作業等を終了した後、一定の期
間を経て、サーバ3がユーザ7又はユーザ8のライセン
スを解放するものである。
【0020】尚、以上の説明ではライセンス使用開始条
件、解放条件21はサーバ3が管理するとしたが、ユー
ザ8に対するライセンス使用開始条件、解放条件21は
HTMLサーバ4によって管理されることもある。
【0021】次に、ユーザ7又はユーザ8のライセンス
取得からライセンス解放までの処理について説明する。
図3は全体の処理を示すフローチャートである。例えば
ユーザ7aが起動させると(ステップ201)、コンテ
ントライセンスの設定ウインドウが開かれる(ステップ
202)。例えば画面にコンテントリストとして「広辞
苑」、「年表」、「八代集」等が表示される。なおここ
では「広辞苑」のライセンスは取得されているので「取
得中」という表示がなされる。
【0022】ユーザ7aはライセンスを取得するか(ス
テップ203)、ライセンスを返却するか(ステップ2
04)、取得中のライセンスを利用するか(ステップ2
05)を選択する。
【0023】次に、検索が行われる(ステップ20
6)。例えば「広辞苑」を利用する場合、例えば、「さ
くら」を入力すると、「さくら」に関する情報が「広辞
苑」から検索され、画面に表示される。
【0024】一方、サーバ3では、定期的に各コンテン
トのライセンス使用状況をチェックしており(ステップ
221)、ユーザ7aが取得中のライセンスで自動解放
期間47を経過したものがあるか否かを判定する(ステ
ップ222)。なお、自動解放期間47を用いる場合、
ユーザ7aが使用開始した時点をサーバ3は認識してい
る。このようなものがある場合、ユーザ7aに対して
「ライセンスを解放する」旨のメッセージを出し(ステ
ップ223)、当該ライセンスを解放する(ステップ2
24)。
【0025】このように、サーバ3でライセンスの解放
が行われると、ユーザ7aでは、サーバ3から送られる
メッセージを受け取り(ステップ207)、当該ライセ
ンスを使用出来なくなる(ステップ208)。検索サー
ビスの利用を終了する場合(ステップ209)、検索を
終了する(ステップ212)。
【0026】また、ユーザ7aが検索を終了した(ステ
ップ212)後、一定時間を経て当該ライセンスを解放
する(ステップ224)。ステップ209において検索
を続行し、ライセンスの取得及び返却を行う場合には
(ステップ210)、設定ウインドを呼び出し(ステッ
プ211)、ステップ202に移る。
【0027】尚、インターネット6を介して検索処理を
行うユーザ8aも同様にして検索処理を行うことができ
る。。
【0028】図4は、ライセンスの取得のフローチャー
トであり、ユーザの明示的なライセンス取得開始29に
よりライセンスを取得する場合である。ユーザ7aは、
コンテントnのライセンス取得を依頼すると(ステップ
301)、サーバ3はコンテントnのライセンス使用状
況を調査し(ステップ311)、使用者総数=使用可能
最大人数であるか否かを判断し(ステップ312)、使
用者総数が使用可能最大人数と等しい場合には、取得不
可能を示すメッセージをユーザ7aに通知する(ステッ
プ313)。
【0029】ステップ312において、使用者総数が使
用可能最大人数よりも少ない場合、ライセンスの取得が
可能であり、コンテントnの使用者として、ユーザ7a
を登録し(ステップ314)、登録時間を使用開始時間
として記録し(ステップ315)、取得完了をユーザ7
aに対し通知する(ステップ316)。
【0030】ユーザ7aでは、取得不可能のメッセージ
を受け取ると(ステップ302)、ライセンスは取得出
来ず(ステップ304)、取得完了のメッセージを受け
取ると(ステップ303)、ライセンスが取得できる
(ステップ305)。
【0031】尚、インターネット6を介してコンテント
nを利用する場合、ユーザ8aは同様にしてライセンス
を取得することができる。この場合、HTMLサーバ4
が図4に示すサーバ3の処理を行ってもよい。
【0032】図5はコンテントnの利用状況を示す図で
ある。ステップ312においてコンテントnの使用者総
数=使用可能最大人数であるか否かを判断するが、イン
ターネット6を介して利用するユーザ8a、8b、8c
の利用とはサーバ3あるいはHTMLサーバ4にアクセ
スして単語等の検索を行うことであり、図5に示すよう
にその利用時間は非常に短い。そのため、コンテントn
へのライセンス取得要求時の「コンテントnの使用者総
数」を正確に把握することが困難となる。
【0033】そこで、「コンテントnの使用者総数」を
確実に求められるように、一定の利用状況サンプリング
時間を設け、その時間内に利用中あるいは利用記録のあ
るユーザをコンテントnの使用者としてカウントする。
例えば、図5に示す利用状況サンプリング時間(枠で囲
まれた部分)では、サーバ3を介してユーザ7b、7n
が、またインターネット6を介してユーザ8b、8nが
利用者としてカウントされ、使用者総数は「4」とな
る。
【0034】図6はライセンスの返却を示すフローチャ
ートであり、ライセンス解放命令55と解放制限期間4
5を用いた場合である。
【0035】ユーザ7aがライセンス解放命令55を出
し、コンテントnのライセンスの返却を依頼すると(ス
テップ401)、サーバ3はコンテントnについてユー
ザ7aは、解放制限期間45を過ぎているかを判定し
(ステップ411)、解放制限期間45を過ぎている場
合には、コンテントnについてこのユーザのライセンス
を解放し(ステップ412)、返却完了を通知する(ス
テップ413)。ユーザ7a及びサーバ管理者は返却完
了を示すメッセージを受け取る(ステップ402、42
1)。
【0036】尚、インターネット6を介してコンテント
nを利用する場合、ユーザ8aは同様にしてライセンス
を解放することができる。この場合、HTMLサーバ4
が図6に示すサーバ3の処理を行ってもよい。
【0037】次に、ユーザ7a或いはユーザ8aがコン
テントnを使用する場合の処理について詳細に説明す
る。図7はユーザ7aがコンテントnを使用する場合の
処理のフローチャートである。ユーザ7aはネットワー
ク5を介してサーバ3に接続し、ユーザ名及び自身の端
末名(IPアドレス等のネットワークアドレス)を送信
し(ステップ501)、サーバ3はユーザ名及び端末名
をチェックし、利用可能ユーザであればユーザIDを返
す(ステップ502)。
【0038】次に、ユーザ7aは利用可能コンテント名
取得コマンドを送信し(ステップ503)、サーバ3は
ユーザIDをチェックし、このユーザ7aが使用可能な
コンテント名リストを作成し、ライセンス取得済みのコ
ンテント名、ライセンス取得可能なコンテント名のID
リストを返す(ステップ504)。
【0039】次に、ユーザ7aは使用コンテント名を指
定し(ステップ505)、サーバ3はユーザIDをチェ
ックした後、ライセンス管理ファイルを更新、即ち使用
開始マークを付け、コンテントIDを返し(ステップ5
06)、使用させる。
【0040】更に、使用終了時、サーバ3はユーザI
D、コンテントIDをチェックし、不正使用やライセン
ス期限、ライセンス条件(コマンド使用制限)等をチェ
ックし、チェック結果を送信する(ステップ507)。
【0041】次に、ユーザ7aがコンテント解放を要求
する(ステップ508)と、コンテントIDをチェック
した後、可能なら管理ファイルを更新して使用終了マー
クを付ける(ステップ509)。次に、ユーザ27aが
サーバ3への接続終了を要求する(ステップ510)
と、サーバ3はユーザIDをチェックし、管理ファイル
を更新する(ステップ511)。
【0042】また、ユーザ7aがコンテント解放を要求
することなしに、即ちライセンスを返却することなしに
サーバ3への接続を終了する場合(ステップ512)、
サーバ3はコンテントID、ユーザIDをチェックし、
可能ならライセンスを解放し、管理ファイルを更新して
使用終了マークを記録する(ステップ513)。このと
きユーザ7aに対し、自動解放期間43や解放制限期間
45を適用することも可能である。
【0043】図8はユーザ8aがコンテントnを使用す
る場合の処理のフローチャートである。ユーザ8aはイ
ンターネット6を介してHTMLサーバ4に接続し、ユ
ーザ名及び自身の端末名(ネットワークアドレス)を送
信し(ステップ701)、HTMLサーバ4はユーザ名
及び端末名をチェックし、利用可能ユーザであればユー
ザIDを返す(ステップ702)。
【0044】次に、ユーザ8aは利用可能コンテント名
取得コマンドを送信し(ステップ703)、HTMLサ
ーバ4はユーザIDをチェックし、このユーザ8aが使
用可能なコンテント名リストを作成し、ライセンス取得
済みのコンテント名、ライセンス取得可能なコンテント
名のIDリストを返す(ステップ704)。
【0045】次に、ユーザ8aは使用コンテント名を指
定し(ステップ705)、HTMLサーバ4はユーザI
Dをチェックした後、ライセンス管理ファイルを更新、
即ち使用開始マークを付け、コンテントIDを返し(ス
テップ706)、使用させる。
【0046】更に、使用終了時、HTMLサーバ4はユ
ーザID、コンテントIDをチェックし、不正使用やラ
イセンス期限、ライセンス条件(コマンド使用制限)等
をチェックし、チェック結果を送信する(ステップ70
7)。
【0047】次に、ユーザ8aがコンテント利用を要求
する(ステップ708)と、コンテントIDをチェック
した後、可能なら管理ファイルを更新して最終利用時刻
を更新し(ステップ709)、利用者数をチェックし、
最終利用時刻から一定時間過ぎた利用者のライセンスを
解放し、管理ファイルを更新する(ステップ710)。
【0048】また、ユーザ8aがコンテント解放を要求
した場合、即ちライセンスを返却した場合(ステップ7
11)、HTMLサーバ4はコンテントID、ユーザI
Dをチェックし、可能ならライセンスを解放し、管理フ
ァイルを更新して使用終了マークを記録する(ステップ
713)。
【0049】このように、本実施の形態では、ユーザ7
aの明示的なライセンス解放がない場合もライセンスの
解放ができ、ライセンス数の管理が容易である。また、
従来ライセンス数の管理が煩雑であったインターネット
6を介するユーザ8に対するライセンスの管理も容易と
なる。
【0050】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態では、ライセンス使用開始条件と
しては管理者によるライセンス設定31を採用し、ライ
センス解放条件およびその制限条件としてはライセンス
解放命令53を採用する。
【0051】ここではサーバ管理者の命令によりユーザ
7aがライセンスを取得し、その後ユーザ7bがライセ
ンスを取得しようとしたが、空きライセンスがなくて拒
否されたため、サーバ管理者が権限でユーザ7aのライ
センスを解放し、空いたライセンスをユーザ7bに使用
させるものである。
【0052】図9は、第2の実施の形態を示すフローチ
ャートである。ユーザ7aは、コンテントnのライセン
スの取得を依頼する(ステップ631)。この場合、ユ
ーザ7aの使用者がサーバ管理者に口頭で依頼する。サ
ーバ管理者は、ユーザ7aによるコンテントnのライセ
ンスの取得をサーバ3に依頼する(ステップ621)。
すなわち、管理者によるライセンスの設定が行われる。
【0053】サーバ3は、コンテントnのライセンス使
用状況を調査し(ステップ601)、管理ファイル10
を参照し、使用者総数が使用可能最大人数に等しいか否
かを判定し(ステップ602)、等しい場合、ユーザ7
aに取得不可能を通知し(図示省略)、等しくない(使
用者総数の方が少ない)場合には、コンテントnの使用
者としてユーザ7aを管理ファイル10に登録し(ステ
ップ603)、取得完了のメッセージをサーバ管理者に
送り(ステップ604)、サーバ管理者はこのメッセー
ジをユーザ7aに口頭で伝える(ステップ620)。
【0054】ユーザ7aは取得完了を示すメッセージを
受け取り(ステップ633)、検索を行う(ステップ6
34)。
【0055】一方、ユーザ7bの使用者はコンテントn
のライセンス取得を口頭で依頼する(ステップ64
1)。サーバ管理者は、ユーザ7bによるコンテントn
のライセンスの取得をサーバ3に依頼する(ステップ6
22)。
【0056】サーバ3は、コンテントnのライセンス使
用状況を調査し(ステップ605)、管理ファイル10
を参照し、使用者総数が使用可能最大人数に等しいか否
かを判定し(ステップ606)、使用者総数が使用可能
最大人数に等しいので、取得不可能のメッセージをサー
バ管理者に送り、サーバ管理者はこのメッセージをユー
ザ7bに口頭で伝え(ステップ623)、ユーザ7bは
このメッセージを受け取る(ステップ642)。ステッ
プ606で使用者総数が使用可能最大人数に等しくない
(使用者総数の方が少ない)場合、ユーザ7bのライセ
ンス所得が可能となる(図示省略)。
【0057】そして、サーバ管理者はユーザ7aのライ
センスの返却をサーバ3に対して依頼し(ステップ62
4)、サーバ3はユーザ7aのライセンスを返却し(ス
テップ607)、管理ファイル10でユーザ7aのライ
センスを解放する。そして、ユーザ7aのライセンスの
返却完了をサーバ管理者に通知し(ステップ608)、
サーバ管理者はこの旨のメッセージをユーザ7aに口頭
で伝え(ステップ625)、ユーザ7aはこのメッセー
ジを受け取り、当該ライセンスを使用できなくなる(ス
テップ636)。
【0058】サーバ管理者は、ユーザ7bによるコンテ
ントnのライセンス取得を再び依頼し(ステップ62
6)、サーバ3はコンテントnのライセンス使用状況を
調査し(ステップ609)、管理ファイル10を参照
し、使用者総数が使用可能最大人数に等しいか否かを判
定する(ステップ610)。ステップ607でユーザ7
aの使用していたライセンスが解放されたので、使用者
総数は使用可能最大人数より1つ少なくなっており、等
しくない。等しくない場合には、コンテントnの使用者
としてユーザ7bを管理ファイル10に登録し(ステッ
プ611)、取得完了をサーバ管理者に通知し(ステッ
プ612)、サーバ管理者はこの旨のメッセージをユー
ザ7aに口頭で伝え(ステップ627)、ユーザ7bは
このメッセージを受け取り(ステップ643)、検索を
開始する(ステップ644)。なお、ステップ610で
使用者総数が使用可能最大人数に等しい場合、ユーザ7
bに取得不可能を通知する(図示省略)。
【0059】このように、第3の実施の形態では、管理
者によるライセンス設定31とライセンス解放命令53
を採用することにより、ユーザ7aのライセンスを解放
して、このライセンスをユーザ7bに使用させることが
できる。尚、図9に示す処理はインターネット6を介す
るユーザ8にも適用可能である。
【0060】なお、図2に示すようなライセンス使用開
始条件23と、ライセンス解放条件およびその制限条件
25の各パラメータを適宜組み合わせて用いることがで
きる。第1、第2の実施の形態はその一例である。ま
た、図1においてサーバ3とHTMLサーバ4とを同一
のコンピュータとすることもできる。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明では
ネットワークにおいて、コンテント等のライセンスの許
諾、解放を効率的に行うことができる。すなわち、ネッ
トワークにおいて、サーバがライセンスの許諾および解
放を管理して、ユーザがコンテント等を利用することが
できるライセンス管理システムを提供することができ
る。その結果、コンテントの供給者(出版社、新聞社、
ソフトウェア会社等)の著作権に係る権利が適正に守ら
れ、かつコンテントの読者またはユーザの利便性も確保
されることになり、情報化社会のより一層の発展が期待
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ライセンス管理システム1の概略構成図
【図2】 ライセンス使用開始条件や、解放条件等を示
す図
【図3】 第1の実施の形態の全体の処理を示すフロー
チャート
【図4】 第1の実施の形態のライセンス取得を示すフ
ローチャート
【図5】 コンテントの利用状況を示す図
【図6】 第1の実施の形態のライセンス返却を示すフ
ローチャート
【図7】 ユーザ7aのコンテント利用処理を示すフロ
ーチャート
【図8】 ユーザ8aのコンテント利用処理を示すフロ
ーチャート
【図9】 第2の実施の形態の処理を示すフローチャー
【符号の説明】
1………ライセンス管理システム 3………サーバコンピュータ 4………HTMLサーバ 5………ネットワーク 6………インターネット 7、8………ユーザ 10………管理ファイル 12………コンテントライセンス 14………コンテントデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 久男 東京都千代田区一ツ橋2丁目5番5号 株 式会社岩波書店内 (72)発明者 上野 真志 東京都千代田区一ツ橋2丁目5番5号 株 式会社岩波書店内 (72)発明者 佐藤 智満 東京都千代田区一ツ橋2丁目5番5号 株 式会社岩波書店内 (72)発明者 岡本 潤 東京都千代田区一ツ橋2丁目5番5号 株 式会社岩波書店内 (72)発明者 近藤 秀紀 東京都新宿区山吹町130 株式会社イニュ ーシステム内 (72)発明者 渡辺 尚人 東京都新宿区山吹町130 株式会社イニュ ーシステム内 (72)発明者 川上 能徳 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 ▲葛▼西 裕昭 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK32 KK43 KK44 MM01 MM11 UU11 UU40 5B082 EA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと少なくとも1台の
    クライアントコンピュータとがネットワーク化され、 前記サーバコンピュータ内のデータをライセンスが与え
    られたクライアントコンピュータが使用するシステムで
    あって、 前記サーバコンピュータがクライアントコンピュータに
    対して、クライアントコンピュータのユーザ名とネット
    ワークアドレスを基にして、ライセンスの許諾および/
    または解放を行うことを特徴とするライセンス管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 サーバコンピュータと、 インターネット又はインターネット以外のネットワーク
    を介して前記サーバコンピュータに接続する少なくとも
    1台のクライアントコンピュータとを有し、 前記サーバコンピュータ内のデータをライセンスが与え
    られたクライアントコンピュータが使用するシステムで
    あって、 前記サーバコンピュータがクライアントコンピュータに
    対して、クライアントコンピュータのユーザ名とネット
    ワークアドレスを基にして、ライセンスの許諾および/
    または解放を行うことを特徴とするライセンス管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記ライセンスの数は、一定時間内に平
    行してコンテントを利用できるクライアントコンピュー
    タの数であることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のライセンス管理システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバコンピュータは、クライアン
    トコンピュータからの要求により、このクライアントコ
    ンピュータに対するライセンスを解放することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のライセンス管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 サーバコンピュータは、インターネット
    を介して接続されるクライアントコンピュータに対し
    て、最終利用時刻から一定時間経過するとライセンスを
    解放することを特徴とする請求項2記載のライセンス管
    理システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバコンピュータは、管理者の命
    令により、特定のクライアントコンピュータに対するラ
    イセンスを解放することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のライセンス管理システム。
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