JPH06223040A - ソフトウェアライセンス管理システム - Google Patents

ソフトウェアライセンス管理システム

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JPH06223040A
JPH06223040A JP1055993A JP1055993A JPH06223040A JP H06223040 A JPH06223040 A JP H06223040A JP 1055993 A JP1055993 A JP 1055993A JP 1055993 A JP1055993 A JP 1055993A JP H06223040 A JPH06223040 A JP H06223040A
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JP
Japan
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license
software
program
management system
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JP1055993A
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Toyoji Hatanaka
豊司 畑中
Masaishi Kaneda
昌石 金田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のコンピュータからなるネットワーク上で
ソフトウェアの不正使用を防ぎ、ネットワークの利点を
生かしたライセンス管理を行う。 【構成】12cのホスト1上でライセンスサーバプログ
ラム12aが、ソフトウェア許諾リストファイル12b
のライセンス情報に従ってライセンス管理を行う。11
cのホスト3上でクライアントプログラム11aは、起
動時に同じコンピュータのサーバアクセスリストファイ
ル11bを参照し、そこに記述されているコンピュータ
で動作しているライセンスサーバからライセンスを取得
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータネットワ
ーク環境において、1台または複数のコンピュータ上で
使用されるソフトウェアアプリケーションの使用を管理
し、不正使用を防止するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常コンピュータソフトウェアアプリケ
ーション(またはプログラムともいう)は、未使用時は
ハードディスクなどの補助記憶装置に格納されている。
使用時に主記憶装置にそのプログラムが読み出されて、
CPU(中央処理演算装置)により実行される。その
後、プログラムが終了すれば、主記憶装置にあるプログ
ラムは解放される。もし、再び使用するときは、この作
業を最初から繰り返すことになる。
【0003】ここ4、5年を除き、基本的には、1つの
マシンで同時に使用できるプログラムは1個であり、同
じプログラムを繰り返して使用するには、一度プログラ
ムを終了させてから再実行しなければならない。このこ
とをシングルタスクという。また、1つのマシンで同時
に作業できる人間は1人だけであった。これをシングル
ユーザという。MS−DOSなどに代表されるシングル
タスク・シングルユーザ型のオペレーティングシステム
(コンピュータの資源管理や運用を行なうもの)がコン
ピュータの世界標準であったため、1つのマシンで同時
に1つだけプログラムを実行できるというのが、コンピ
ュータの標準的な環境であった。そのため、プログラム
の使用料は、同時にプログラムを実行できる数に関係付
けられたものである場合が多い。一般に、プログラムの
使用権は「ライセンス」、使用料はライセンス料、同時
にプログラムを実行できる数はライセンス数と呼ばれて
いる。従来、ソフトウェアの販売者はコンピュータ1台
に対して1ライセンスを販売するという単純な販売形態
をとるのが普通であった。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】現実の問題とし
て、前項目「従来の技術」で述べたようなプログラムの
販売形態だと、販売者のライセンス収入が減少する可能
性が高い。
【0005】プログラムはフロッピーディスクなどのメ
ディアや、複製実行プログラムを通じて別のコンピュー
タに複製が可能である。そのため、コンピュータが複数
あれば、1つのライセンスを購入して、メディアなどを
使って各コンピュータに複製すれば、複数のコンピュー
タ上で同時にプログラムを実行することが可能になる。
【0006】つまり、1ライセンスで複数のプログラム
を同時に実行することができるわけである。
【0007】また、近年、UNIXやWindows/
NTなどに代表されるマルチユーザ・マルチタスク・ネ
ットワーク対応型オペレーティングシステムがコンピュ
ータの世界に普及しつつある。マルチタスクとは、1つ
のコンピュータで同時に2個以上プログラムが実行でき
る環境をいう。マルチユーザとは、1つのコンピュータ
で同時に2人以上作業できる環境をいう。そのため、1
つのライセンスを購入すれば、1つのコンピュータ上で
同時に複数の人間がプログラムを実行することが可能に
なる。例えば、1つのホストコンピュータに複数の端末
が接続されている環境であれば、ホストコンピュータの
補助記憶装置に1プログラムを格納しておけば、端末の
数だけプログラムを同時に実行できることになる。ま
た、ネットワーク対応ということは、他のコンピュータ
との接触が可能なので、簡単に他のコンピュータからプ
ログラムの複製して実行をすることが可能である。この
ようなライセンス収入の減少を防ぐ方法として考えられ
るものに、1つのネットワーク全体でのプログラム実行
を一括して許可してしまう方法がある。対象ユーザとし
ては、1企業や企業の1部署などが考えられる。この方
法の長所としては、確実に契約通りのライセンス収入を
得ることができるということ、ネットワーク全体で使用
が可能なので、コンピュータ本体に依存しないプログラ
ムの運用が可能ということが挙げられる。だが、プログ
ラムの使用回数が少ないようだと、料金の取り過ぎにな
ってしまう。また、契約したネットワークが他のネット
ワークに接続していた場合、他のネットワークにプログ
ラムが自由にアクセスされてしまうことになる。もう一
つの方法として、プログラムが特定のコンピュータ・端
末上でしか実行できなくする方法がある。この方法だ
と、プログラムの使用頻度にあったコンピュータでしか
プログラムを実行できないので、その利点を享受できな
いことになる。
【0008】本発明では、ソフトウェアアプリケーショ
ンの不正使用の防止と、使用頻度にあわせたライセンス
収入の獲得と、コンピュータネットワークの利点を得ら
れるようなライセンス管理を行なうために、ネットワー
クにより相互接続された複数のコンピュータや端末上
で、同時使用される複数のソフトウェアプリケーション
プログラムのライセンス管理システムを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるソフト
ウェアライセンス管理システムは、複数のコンピュータ
が通信回線によって接続されたネットワークと、前記ネ
ットワーク上のコンピュータで稼動するソフトウェアプ
ログラムと、前記ネットワーク上のコンピュータで稼動
し前記ソフトウェアプログラムのライセンス管理を行な
うライセンスサーバプログラムと、からなるソフトウェ
アライセンス管理システムにおいて、前記ライセンスサ
ーバプログラムは、前記ネットワーク上のコンピュータ
で前記ソフトウェアプログラムが同時に稼動可能な最大
数(以下、ライセンス数と呼ぶ)を含むライセンス情報
を記憶するライセンス情報記憶手段と、稼動している前
記ソフトウェアプログラムの数を含む稼動状況を記憶す
る稼動状況記憶手段と、前記ソフトウェアプログラムか
らライセンス取得要求が送信されてきた場合に前記ライ
センス情報記憶手段に記憶されたライセンス情報および
前記稼動状況記憶手段に記憶された稼動状況にもとづい
て前記ソフトウェアプログラムの稼動を許可するかどう
かの判定を行ないその結果を出力する稼動可否情報出力
手段と、この稼動可否情報出力手段によって出力された
稼動可否情報を前記ソフトウェアプログラムに対して送
信する稼動可否情報送信手段と、を有し、前記ソフトウ
ェアプログラムは、前記ライセンスサーバプログラムに
対してライセンス取得要求を送信するライセンス取得要
求送信手段と、前記ライセンスサーバプログラムから送
信された稼動可否情報を受信して稼動するかどうかを判
断する稼動判断手段と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項2にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記ライセンスサーバプログラム
は、上記ネットワーク上の少なくとも1台のコンピュー
タに格納されており、このコンピュータの電源が投入さ
れると自動的に起動されることを特徴とする。
【0011】請求項3にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記ライセンスサーバプログラム
は、起動されると同じコンピュータ上で別のライセンス
サーバプログラムが既に稼動しているかどうかを判断
し、稼動していればライセンス管理を行なわず終了する
ことを特徴とする。
【0012】請求項4にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記ライセンスサーバプログラム
は、自己が稼動しているコンピュータに格納されており
少なくとも上記ライセンス数を含むソフトウェア許諾リ
ストを読み込みライセンス情報として上記ライセンス情
報記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0013】請求項5にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項4のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記ソフトウェア許諾リストは暗
号化されたデータで記述されており、上記ライセンスサ
ーバプログラムは、前記暗号化されたデータを解読する
手段を有していることを特徴とする。
【0014】請求項6にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項5のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記暗号化されたデータは目に見
える文字列ではあるが上記ソフトウェアプログラムの使
用者がみても意味のないように表現されていることを特
徴とする。
【0015】請求項7にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記ライセンス情報には上記ソフ
トウェアプログラムの使用期限が記述されており、上記
ライセンスサーバプログラムは、上記ソフトウェアプロ
グラムからライセンス取得要求が送信されてきた場合に
前記使用期限を読み出し、現在時間が前記使用期限を越
えているときには上記ソフトウェアプログラムに稼動許
可を与えないことを特徴とする。
【0016】請求項8にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記ライセンス情報にはソフトウ
ェアプログラムの名前とそれに対応するライセンス数が
1個以上記述されており、上記ライセンスサーバプログ
ラムは、各ソフトウェアプログラム毎にライセンス管理
を行なうことを特徴とする。
【0017】請求項9にかかるソフトウェアライセンス
管理システムは、請求項4のソフトウェアライセンス管
理システムにおいて、上記ソフトウェア許諾リスト情報
にはソフトウェアプログラムの名前とそれに対応するホ
ストIDおよびライセンス数が1個以上記述されてお
り、上記ライセンスサーバプログラムは自己が稼動して
いるコンピュータのホストIDと前記ホストIDを比較
し、異なっていればライセンス情報として読み込まない
ことを特徴とする。
【0018】請求項10にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項8のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ライセスサーバプログラム
は上記ライセンス情報を読み込み同一名称のソフトウェ
アプログラムが2個以上存在した時はその中の1個のみ
を前記ソフトウェアプログラムのライセンス情報として
上記ライセンス情報記憶手段に登録する有効ライセンス
情報登録手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項11にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項10のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記有効ライセンス情報登録
手段により登録するライセンス情報は、同一名称のソフ
トウェアプログラムの内、最後に記述されているもので
あることを特徴とする。
【0020】請求項12にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項4のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ライセスサーバプログラム
は、上記ソフトウェア許諾リストが存在しない場合はラ
イセンス管理を行なわずプログラムを終了することを特
徴とする。
【0021】請求項13にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項9のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ライセスサーバプログラム
は、上記ソフトウェア許諾リストの中からライセンス情
報として読み込むものがなければライセンス管理を行な
わずプログラムを終了することを特徴とする。
【0022】請求項14にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ライセスサーバプログラム
は、自己が稼動しているコンピュータの電源が切られる
まで動作を続けることを特徴とする。
【0023】請求項15にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項5のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェア許諾リストに
は、上記暗号化されたデータの他にソフトウェアプログ
ラムのユーザが理解できる表現で前記ソフトウェアプロ
グラムの名前が記述されていることを特徴とする。
【0024】請求項16にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項5のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェア許諾リストに
は、上記暗号化されたデータの他にソフトウェアプログ
ラムのユーザが理解できる表現で前記ソフトウェアプロ
グラムについてライセンス数が記述されていることを特
徴とする。
【0025】請求項17にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェアプログラム
は、自己が稼動しているコンピュータと同一のコンピュ
ータで稼動しているライセンスサーバプログラムに対し
てライセンス取得要求を送信することを特徴とする。
【0026】請求項18にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェアプログラムが
稼動しているコンピュータ上に1個以上のホストIDが
記述されたサーバアクセスリストが格納されており、上
記ソフトウェアプログラムは、このサーバアクセスリス
トに記述されているホストIDを持つコンピュータ上で
稼動しているライセスサーバプログラムに対してライセ
ンス取得要求を送信するライセスサーバアクセス手段を
有することを特徴とする。
【0027】請求項19にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項18のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記サーバアクセスリストに
は複数のホストIDが格納されており、上記ライセンス
サーバアクセス手段は、上記サーバアクセスリストに記
述されている順番で該当するコンピュータ上で稼動して
いるライセスサーバプログラムに対してライセンス取得
要求を送信し、ライセスサーバプログラムからライセン
スを取得した時に上記ライセンスサーバアクセス手段を
終了することを特徴とする。
【0028】請求項20にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項7のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ライセンスサーバプログラ
ムは、上記ソフトウェアプログラムが稼動しているコン
ピュータのシステム時刻とライセンスサーバプログラム
が稼動しているコンピュータのシステム時刻を比較し、
両者の時刻差が所定時間以上の場合は、上記ソフトウェ
アプログラムに対して稼動許可を与えないことを特徴と
する。
【0029】請求項21にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項20のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記所定時間は1日であるこ
とを特徴とする。
【0030】請求項22にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェアプログラム
は、上記ライセンスサーバプログラムに対してライセン
ス取得要求を送信する時、同時に上記ソフトウェアプロ
グラムの使用者名も送信する手段を有し、上記ライセン
スサーバプログラムは受信した前記使用者名をライセン
ス情報記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0031】請求項23にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項22のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記ライセンスサーバプログ
ラムは、上記ソフトウェアプログラムに対して稼動許可
を与える時、ソフトウェアプログラム毎に異なるライセ
ンス番号を送信する手段と、前記送信したライセンス番
号を上記ライセンス情報記憶手段に記憶する手段を有
し、上記ソフトウェアプログラムは前記受信したライセ
ンス番号を記憶する手段を有することを特徴とする。
【0032】請求項24にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項23のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記ライセンスサーバプログ
ラムは、上記ソフトウェアプログラムに対して稼動許可
を与える時、上記ソフトウェアプログラムが稼動してい
るコンピュータのホストIDを上記ライセンス情報記憶
手段に記憶する手段を有することを特徴とする。
【0033】請求項25にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェアプログラムは
ライセンスを取得した後、所定時間間隔で保持している
ライセンスが有効であるかどうかを上記ライセンスサー
バに対して問い合わせる手段を有することを特徴とす
る。
【0034】請求項26にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェアプログラムは
ライセンスを取得していない場合、所定時間間隔で繰り
返しライセンス取得要求を上記ライセンスサーバに対し
て送信する繰り返しライセンス取得要求送信手段を有す
ることを特徴とする。
【0035】請求項27にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項26のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記繰り返しライセンス取得
要求送信手段はライセンス取得要求の送信が所定回数に
達したとき終了することを特徴とする。
【0036】請求項28にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ライセンスサーバプログラ
ムに対してライセンスの使用状況を確認するライセンス
使用状況確認プログラムを有することを特徴とする。
【0037】請求項29にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項28のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記ライセンス使用状況確認
プログラムは、上記ライセンスサーバに対してライセン
スの使用状況を問い合わせる問い合わせ手段を有し、上
記ライセンスサーバは、この問い合わ手段に応じて上記
ライセンス情報記憶手段からライセンス情報を読み出し
て上記ライセンス使用状況確認プログラムに送付する手
段を有し、上記ライセンス使用状況確認プログラムはさ
らに受信したライセンス情報を出力するライセンス情報
出力手段を有することを特徴とする。
【0038】請求項30にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項29のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記ライセンス情報出力手段
は、表示装置に表示する手段であることを特徴とする。
【0039】請求項31にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項28のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記ライセンス使用状況確認
プログラムは、指定したソフトウェアプログラムのライ
センスを強制的に取り消すライセンス取り消し手段を有
することを特徴とする。
【0040】請求項32にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項31のソフトウェアライセン
ス管理システムにおいて、上記ライセンス取り消し手段
は、上記ライセンスサーバプログラムに対して特定のソ
フトウェアプログラムのライセンス取り消し依頼を上記
ライセンスサーバプログラムに送信する手段を有し、上
記ライセンスサーバプログラムは、前記依頼にもとづい
て前記特定のソフトウェアプログラムに関するライセン
ス情報を上記ライセンス情報記憶手段から削除する手段
を有することを特徴とする。
【0041】請求項33にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、請求項1のソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、上記ソフトウェアプログラム
は、終了時に取得したライセンスを上記ライセンスサー
バプログラムに返却する手段を有し、上記ライセンスサ
ーバプログラムは返却されたライセンスに関する情報を
上記ライセンス情報記憶手段から削除する手段を有する
ことを特徴とする。
【0042】請求項33にかかるソフトウェアライセン
ス管理システムは、複数のコンピュータが通信回線によ
って接続されたネットワークと、前記ネットワーク上の
コンピュータで稼動するソフトウェアプログラムと、前
記ネットワーク上のコンピュータでで稼動し前記ソフト
ウェアプログラムのライセンス管理を行なうライセンス
サーバプログラムと、からなるソフトウェアライセンス
管理システムにおいて、前記ライセンスサーバプログラ
ムは、前記ソフトウェアプログラムからライセンス取得
要求が送信されてきた場合に無条件で前記ソフトウェア
プログラムの稼動を許可する稼動許可情報を前記ソフト
ウェアプログラムに対して送信する稼動許可情報送信手
段と、を有し、前記ソフトウェアプログラムは、前記ラ
イセンスサーバプログラムから送信された稼動許可情報
を受信して稼動する手段を有することを特徴とする。
【0043】
【実施例】本システムの実施環境・構成としては、図1
のような構成が考えられる。すなわち、1つ以上のソフ
トウェアアプリケーションプログラム(以下、クライア
ント)11aと、ライセンス処理要求先のコンピュータ
名を1つ以上指定可能なサーバアクセスリスト11b
と、クライアントを実行可能なコンピュータ11cと、
ライセンス情報であるパスワードを格納したファイル
(以下、ソフトウェア許諾リスト)12bと、ソフトウ
ェア許諾リストにもとづいてライセンス管理を行なうラ
イセンスサーバ12aと、ライセンスサーバを実行可能
なコンピュータ12cと、クライアントのコンピュータ
11cとライセンスサーバのコンピュータ12cで動作
するプログラム同士で通信可能な、複数のコンピュータ
・端末が相互接続されているネットワーク13である。
【0044】この図1の環境では、同一ネットワーク1
3にコンピュータが5台接続されている。12cのホス
ト1上でライセンスサーバ12aが起動しており、同じ
コンピュータのソフトウェア許諾リスト12bに従っ
て、ライセンス情報を管理している。また、ライセンス
サーバは、クライアントからのライセンス処理要求の待
ち状態である。11cのホスト3で起動するクライアン
トは、同じコンピュータのサーバアクセスリストに記述
されているコンピュータに対して、ライセンス取得要求
を出すことになる。
【0045】ライセンス管理はライセンスサーバが一括
してソフトウェア許諾リストにもとづいて行なう。ライ
センスに関するほとんどの処理はライセンスサーバが行
なっているので、クライアントはライセンスサーバが動
作しているコンピュータと同一ネットワーク上にある任
意のコンピュータ・端末からライセンスの問い合わせを
行なうことができるので、特定のコンピュータに依存せ
ず実行可能である。
【0046】以下、実際の動作手順について述べる。
【0047】まず全体の流れは次のようになっている。
【0048】1)ネットワーク内のライセンスサーバが存
在するコンピュータの電源を入れると、ライセンスサー
バが自動的に起動され、ソフトウェア許諾リストからラ
イセンス情報を得て、以後、クライアントからのライセ
ンス要求待ち状態に入る。
【0049】2)クライアントは、起動時にライセンスを
ライセンスサーバから取得する。
【0050】3)クライアントは起動した後、動作中にラ
イセンスが有効かライセンスサーバに確認をする。利用
状況確認プログラムにより、ライセンス利用状況の確認
を行なうこともできる。
【0051】4)クライアントは、終了時にライセンスを
ライセンスサーバに返却する。
【0052】ライセンスサーバはコンピュータの電源が
切られるか、他のプログラムにより終了させられるまで
動作し続ける。
【0053】次に、各項について詳細に述べていく。
【0054】1)ライセンスサーバが正常に起動されるま
での手順は次のとおりである。
【0055】通常、コンピュータにはコンピュータの電
源を入れると(図5ステップ110)ライセンスサーバ
プログラムが自動的に起動されるよう設定されている
(図5ステップ120)。この設定を行なわずに使用者
が直接コンピュータに命令して起動することも可能であ
るが、自動的に起動する方が効率が良いので、このよう
な設定を行なう。
【0056】コンピュータの電源を入れるか直接使用者
に命令されて立ち上がったライセンスサーバは、正常に
起動できるかチェックを行う。(図5ステップ130)
このチェックの詳細を流れ図にしたものを図6に示す。
【0057】まず、ライセンスサーバは、既に同じコン
ピュータ上で別のライセンスサーバが動作していないか
チェックする(図6ステップ1301)。もし、動作し
ていれば起動しない。これは、ライセンス数をライセン
スサーバが管理するため、ライセンスサーバを同じコン
ピュータ上で複数起動すると、それだけクライアントの
ライセンス数が増えてしまうのを防ぐためである。
【0058】次にライセンスサーバは、ソフトウェア許
諾リストを読むことができるならば(図6ステップ13
02)、そこに記述されたパスワードを解析する。これ
は、ライセンス管理を行うのに必要なライセンス情報を
得るためである。もし、ソフトウェア許諾リストがなけ
れば、ライセンスサーバは終了する(図6ステップ13
12)。
【0059】パスワードはライセンス情報を暗号化した
文字列であり、ソフトウェア許諾リストに1つまたは複
数行にわたって記述されている。このパスワードは目に
見える文字列であるが、使用者の目から見て意味のない
ように表現されているので、ライセンス情報の不正利用
や不正改造ができないようになっている。ただ、管理が
難しくなるため、クライアント名とライセンス数を目に
見える文字列にしたものがパスワードに付加され、コロ
ン文字「:」で各項目が句切られてソフトウェア許諾リ
ストに記述されている(図4(b)参照)。
【0060】なお、使用者はライセンスサーバを起動す
る前にソフトウェア許諾リストを作成しておかなければ
ならない。これは前述したとおり、ライセンスサーバが
ソフトウェア許諾リストに記述されたパスワードを解析
してライセンス情報を得るためである。まず、使用者は
クライアントプログラムの供給者にパスワードを貰うよ
うに申請する。通常この申請はクライアントプログラム
購入直後に行われる。
【0061】このとき、どのようなライセンス情報(図
4(c)参照、詳細は後述)を含むパスワードを貰うか
申告する。供給者はその申告内容を暗号化したパスワー
ド文字列を使用者に提供する。使用者は受け取ったパス
ワード文字列をソフトウェア許諾リストに記述した後、
ライセンスサーバを起動することになる。
【0062】図4(b)のソフトウェア許諾リストにつ
いて述べる。各行左から1番目の項目はクライアント
名、2番目の項目は、ライセンス数を表わしている。こ
れは、パスワード管理を容易にするためのものであり、
パスワードではない。ライセンスサーバが解析するパス
ワードは、各行1番右側の項目である。
【0063】ライセンスサーバはソフトウェア許諾リス
トの先頭行から(図6ステップ1303)順番に各行の
パスワードを解析する。
【0064】パスワードは以下のライセンス情報を含ん
でいる(図4(c)参照)。
【0065】1.クライアント名 2.ライセンス数 3.使用期限 4.ホストID 1.はライセンスを提供するクライアントの名前であ
る。2.は相互接続されたネットワーク上で1.のクラ
イアントを同時に使用できる最大数である。
【0066】3.はクライアントを起動するときの時間
制限についてである。4.はコンピュータの一意なホス
トID番号である。これは、パスワードがライセンスサ
ーバが動作しているコンピュータで有効かどうか調べる
ためのものである。ライセンスサーバは、クライアント
単位でライセンス情報を主記憶装置上にメモリデータと
して保持する。これは、複数のクライアントのライセン
ス情報を保持し、ライセンス管理が可能であることを意
味している。保持するクライアントライセンス情報は、
前記の一覧の1.2.3.の3項目である(図4(d)参
照)。
【0067】ライセンスサーバはまず、パスワードが自
分が動作しているコンピュータで有効であるかを調べる
ために、ホストID番号とライセンスサーバが動作して
いるコンピュータのホストID番号を比較する(図6ス
テップ1305)。もし、違うならば、このパスワード
は無効となり、同じならば、パスワードに含まれるライ
センス情報を読み込む。これは、パスワードを別のコン
ピュータに複製して、ライセンス数を不正に増やさない
ようにするためである。また、これにより、パスワード
の一括管理を行なうこともできる。
【0068】この例を図2に示す。図2では、5台のコ
ンピュータが同一ネットワーク24上にある。21cの
ホスト1にあるソフトウェア許諾リスト21bには、ホ
スト1・ホスト3・ホスト4のホストID番号を含む3
つのパスワードが格納されている。もし、このソフトウ
ェア許諾リストが22bのホスト3・23bのホスト4
から参照することができれば、ホスト3のライセンスサ
ーバ22aとホスト4のライセンスサーバ23aは、起
動時にホスト1のソフトウェア許諾リストを参照し、自
分のコンピュータのホストID番号と一致する情報を持
つパスワードを読み込むことができる。
【0069】次にパスワードのクライアント名が、今ま
で読み込んだライセンス情報の中に含まれていないか調
べる(図6ステップ1306)。これは、ライセンス情
報をクライアント単位で保持するため、クライアントの
ライセンス情報が重複しないようにするためである。重
複していれば、過去の情報を破棄する(図6ステップ1
307)。そして、新たなパスワードの方が有効とな
る。
【0070】以上のチェックを経た上で有効となるパス
ワードがあれば、それを解析し、解析して得られたデー
タはライセンス情報としてライセンスサーバが主記憶装
置上に保持することになる(図6ステップ1308)。
1つ以上の有効なパスワードがあれば、つまり1つ以上
のクライアントのライセンス情報が得られれば(図6ス
テップ1310)、ライセンスサーバは正常起動し、ラ
イセンス管理を行なえる状態になる(図6ステップ13
11)。
【0071】ライセンスサーバが正常に起動しない原因
は、既にライセンスサーバが起動されているか、読み込
めるソフトウェア許諾リストが存在していないか、ソフ
トウェア許諾リストに記述されているパスワードが全て
有効でないかのいずれかである。
【0072】ライセンスサーバは正常起動した後、他の
同一ネットワーク上のコンピュータで動作しているプロ
グラムから、ライセンスに関する処理を要求する内容を
含んだ通信を待つ状態になる。このとき、ライセンスサ
ーバプログラムはコンピュータの主記憶装置上に常駐し
ていて、コンピュータの電源が切られる(図5ステップ
140)まで動作している。
【0073】ライセンスサーバに対するライセンス処理
要求は、もちろんライセンスサーバが理解できるもので
なければならない。その要求内容は以下のものである。
【0074】1.ライセンス取得 2.ライセンス有効チェック 3.ライセンス解放 4.ライセンス強制消去 5.ライセンス利用状況の獲得 1.2.3は、クライアントプログラムが発信するもの
であり、4.5.はライセンス利用状況確認プログラム
が発信する。ライセンスサーバはこれらの処理要求を受
信すると(図5ステップ141)、要求内容に従い処理
を行い、必要ならばその処理結果をクライアントに通信
により送付する(図5ステップ142)。
【0075】2)クライアントがライセンスを取得して正
常に起動されるまでの手順は次のとおりである。
【0076】まず、クライアントが起動時に(図7ステ
ップ210)、ライセンス取得のための問い合わせを同
一ネットワーク上のコンピュータで動作しているライセ
ンスサーバに対して行なう。このとき、クライアント名
とクライアント使用者の名前の情報も送付する。
【0077】クライアントのライセンス取得先のライセ
ンスサーバは、起動したコンピュータ上のライセンスサ
ーバである(図7ステップ222)。これとは別にサー
バアクセスリストを使えば、ライセンスサーバを複数指
定することが可能である。すなわち、クライアントを起
動するコンピュータに、ライセンスサーバが動作してい
るコンピュータの名前を書いたサーバアクセスリスト
(図4(a)参照)をある特定の場所に格納しておく。
こうしておくと、クライアントは起動時にサーバアクセ
スリストに書かれたコンピュータ上のライセンスサーバ
に、ライセンスを取得できるまで、順番にライセンスの
問い合わせを行う(図7ステップ221)。
【0078】このように複数のライセンスサーバを指定
できるようにしおけば、1台のコンピュータがトラブル
などでダウンしても別のコンピュータにライセンス取得
の問い合わせを行なうので、ネットワークの負荷・危険
分散をすることができる。
【0079】この例を図3に示す。5台のコンピュータ
が同一ネットワーク31上に存在しているとき、ライセ
ンスサーバが32のホスト1・33のホスト2・34の
ホスト5で動作している。35cのホスト3でクライア
ント35aを起動するときは、ライセンスを取得できる
まで、ホスト1->ホスト2->ホスト5の順番でライセン
ス取得要求を各ホストのライセンスサーバに行なう。こ
れにより、もしホスト1・2・5のどれか1台のコンピ
ュータが動作していなくても、クライアントは他のコン
ピュータで動作しているライセンスサーバからライセン
スを取得することができる。
【0080】もし、クライアントを起動するコンピュー
タや、サーバアクセスリストに記述されているコンピュ
ータ上でライセンスサーバが動作していなければ、もち
ろんライセンス取得はできないことになるので、クライ
アントは実行を終了するなどの異常処理を行なう。
【0081】クライアントからライセンス取得要求を受
け取ったライセンスサーバは、クライアントにライセン
スを与えることができるか、チェックを行う(図7ステ
ップ230)。このチェックの詳細を流れ図にしたもの
を図8に示す。
【0082】まず、クライアントの実行時のシステム時
刻と、ライセンスサーバが動作しているコンピュータの
現在システム時刻とを比較する(図8ステップ230
1)。もし、1日より多く違っていれば、ライセンスを
許可しない。これは、ライセンス情報に時間制限があっ
たとき、使用者がコンピュータが保持するシステム時刻
を変更して、時間制限を越えてクライアントを使用する
のを防ぐためである。
【0083】次にライセンスサーバは、ライセンス取得
要求と同時に受け取ったクライアントの名前が、内部に
保持するライセンス情報の中に含まれているか調べる
(図8ステップ2302)。含まれていれば、クライア
ントに「時間制限」があるか調べる(図8ステップ23
03)。通常使用者には時間制限無しのライセンスパス
ワードを提供するが、使用者に一時的にテスト使用をし
てもらうときには、この時間制限のあるパスワードを提
供する。「時間制限」があれば、ライセンスサーバはク
ライアントの実行時のシステム時刻がライセンス時間制
限より新しければ、ライセンスを許可しない。
【0084】最後に、現在このライセンスサーバが同一
ネットワークのコンピュータ上でライセンスを与えてい
るクライアントの数が、クライアントの「ライセンス最
大数」より少いか調べる(図8ステップ2304)。ク
ライアントの数がライセンス最大数以上であれば、ライ
センスを許可しない。
【0085】以上の全てのチェックでライセンスが許さ
れれば、ライセンスサーバはライセンスをクライアント
に許す。すなわち、ライセンス番号を通信によりクライ
アントに送付し、クライアントはそのライセンス番号を
受け取る。この番号はクライアント毎に異なる番号であ
る。この番号を受け取った直後にクライアントは、その
ライセンス番号が有効であるか、ライセンスサーバに通
信により送付する(図8ステップ2305)。これは、
取得したライセンス番号が本当に有効であるか再確認す
るためである。その後、ライセンスサーバから有効であ
るというデータをクライアントが受け取る(図8ステッ
プ2306)。この時点で初めて、クライアントのライ
センスの取得が完了する(図8ステップ2307)。取
得したライセンス番号はクライアントが主記憶装置上に
保持する。
【0086】また、ライセンスサーバも、提供したライ
センス番号・クライアント名・使用者・クライアントが
起動されているコンピュータ名を許可ライセンス管理情
報(図4(e)参照)として主記憶装置上に保持する。こ
れは、ライセンスサーバがライセンス有効チェックやラ
イセンス解放、ライセンス利用状況などのクライアント
からの要求に応えるときに利用する。
【0087】以上のようにして、ライセンスを取得する
ことができたクライアントは、起動した後、正常動作に
入る(図7ステップ231)。正常動作とは、クライア
ントが持つ機能を全て制限なく使用できる状態をいう。
【0088】もし、取得できなかった場合、クライアン
トはライセンスサーバからライセンスが不許可であるこ
とを通信により受信し、異常動作に入る。(図7ステッ
プ232)。異常動作とは、クライアントの一部または
全ての機能が使用できない状態をいう。
【0089】ライセンス取得先のライセンスサーバがラ
イセンス無制限サーバであれば、ライセンスを必ず取得
できる。ライセンス無制限サーバとは、起動時にパスワ
ードのホストIDをチェックせずに起動し、全てのクラ
イアントに対してライセンスを提供する。このサーバは
主に非常に多くのライセンスを購入したユーザに対して
提供される。ライセンスを無制限サーバから取得したク
ライアントは、このことを端末画面に表示するなどして
外部に示さなければならない。これは、無制限サーバを
不正複製してライセンスを不正獲得したクライアント
と、正式獲得したクライアントとを容易に識別するため
である。
【0090】3)クライアントは起動した後、動作中にラ
イセンスを保持していれば(図7ステップ250)、一
定時間間隔で、保持しているライセンスが有効かをライ
センスサーバに問い合わせを行なわなければならない
(図7ステップ260)。これは、ライセンスサーバが
何らかの事情で、停止してしまった時のためである。こ
のとき、クライアントが保持しているライセンス番号情
報も送付する。この要求の問い合わせ先はライセンスを
取得したライセンスサーバである。
【0091】ライセンス取得時のようにサーバアクセス
リストに従って問い合わせを行なわない。
【0092】ライセンス有効チェックを受け取ったライ
センスサーバは、受信した情報に含まれるライセンス番
号が、自分が管理している許可ライセンス管理情報に含
まれているか調べる(図7ステップ261)。もし、無
ければ無効であり、あれば有効である。そして、ライセ
ンスサーバは、このチェック結果をクライアントに通信
により送付する。チェック結果が有効であれば、クライ
アントは正常動作を続ける。無効であれば、クライアン
トは異常動作に入ることになる(図7ステップ26
2)。
【0093】クライアントは、動作中にライセンスを保
持していなければ(図7ステップ250)、一定時間間
隔でライセンス取得を試みる。ライセンスの取得は 2)
の手順(図7ステップ220〜230)にしたがって行
う。もし、このライセンス取得回数がある一定回数(ク
ライアントが独自に定義)を越えたなら、2度とライセ
ンス取得を行わず、クライアント終了まで異常動作のま
まである。
【0094】ライセンス利用状況確認プログラムを使用
して、あるライセンスサーバに問い合わせてライセンス
の使用状況を確認することができる。前記プログラムを
実行すると、同じコンピュータかまたはサーバアクセス
リストに記述されているコンピュータで動作しているラ
イセンスサーバに問い合わせ、問い合わせたライセンス
サーバはそれぞれが持つ許可ライセンス管理情報を前記
プログラムに通信で送信し、その情報を受け取った前記
プログラムは使用者に分かるように端末などその内容を
出力する。
【0095】また、前記プログラムは、指定したクライ
アントに与えられているライセンスを強制的に取り消す
ことができる。このとき、前記プログラムは取り消すラ
イセンス番号の情報もライセンスサーバに送付する。こ
の要求を受け取ったライセンスサーバは、該当するライ
センス番号の情報を自分が保持する許可ライセンス管理
情報から削除する。これは、クライアントがライセンス
を取得したまま、返却を行なわずに異常終了した場合の
メンテナンスのためのものである。
【0096】4)そして、最後にクライアントはプログラ
ムを終了する。もし終了時にライセンスを保持していれ
ば(図7ステップ270)、クライアントはライセンス
サーバにライセンスを返却する(図7ステップ27
1)。すなわち、クライアントはライセンス返却要求と
返却するライセンス番号の情報をライセンスサーバに送
付する。この要求を受け取ったライセンスサーバは、該
当するライセンス番号の情報を自分が保持する許可ライ
センス管理情報から削除し、ライセンスの返却処理を行
ったことをクライアントに通信により送付する。この通
信を受け取って、クライアントはプログラムを終了する
ことになる。
【0097】もし終了時にライセンスを保持していなけ
れば、クライアントはライセンスサーバと何の通信も行
わずにそのまま終了する。
【0098】
【発明の効果】本発明にかかるソフトウェアライセンス
管理システムにより、相互接続されたコンピュータネッ
トワーク上で、不正なソフトウェアプリケーションプロ
グラムの使用を防ぎつつ、特定のコンピュータに依存し
ないネットワークの利点を生かした柔軟な運用が可能な
ライセンス管理を行うことができる。
【0099】また請求項2にかかるソフトウェアライセ
ンス管理システムにおいては、使用者がライセンスサー
バプログラムの起動を行なう必要がないので、効率がよ
くなる。
【0100】また請求項3にかかるソフトウェアライセ
ンス管理システムにおいては、ライセンスサーバプログ
ラムを同じコンピュータ上で複数起動すると、それだけ
クライアントのライセンス数が増えてしまうのを防ぐこ
とができる。
【0101】また請求項5にかかるソフトウェアライセ
ンス管理システムにおいては、ライセンス情報を暗号化
しているのでライセンス情報の不正利用や不正改造を防
ぐことができる。
【0102】また請求項8にかかるソフトウェアライセ
ンス管理システムにおいては、異なる種類のソフトウェ
アプログラムのライセンスを1つのライセンスサーバプ
ログラムで管理することが可能となる。
【0103】また請求項9にかかるソフトウェアライセ
ンス管理システムにおいては、パスワードを別のコンピ
ュータに複製して、ライセンス数を不正に増やすことを
防ぐことができる。
【0104】また請求項15および請求項16にかかる
ソフトウェアライセンス管理システムにおいては、ユー
ザがライセンスの状況を目でみて確かめることが可能と
なる。
【0105】また請求項18および請求項19にかかる
ソフトウェアライセンス管理システムにおいては、1台
のコンピュータがトラブルなどでダウンしても別のコン
ピュータにライセンス取得の問い合わせを行なうので、
ネットワークの負荷・危険分散が可能となる。
【0106】また請求項20および請求項21にかかる
ソフトウェアライセンス管理システムにおいては、ライ
センス情報に時間制限があったとき、使用者がコンピュ
ータが保持するシステム時刻を変更して、時間制限を越
えてクライアントを使用するのを防ぐことが可能とな
る。
【0107】また請求項25にかかるソフトウェアライ
センス管理システムにおいては、ライセンスサーバが何
らかの事情で、停止してしまった時にライセンスを無効
することが可能となる。
【0108】また請求項28および請求項29および請
求項30にかかるソフトウェアライセンス管理システム
においては、現在のライセンス使用状況を確認すること
が可能となる。
【0109】また請求項31および請求項32にかかる
ソフトウェアライセンス管理システムにおいては、クラ
イアントがライセンスを取得したまま、返却を行なわず
に異常終了した場合にメンテナンスが可能となる。
【0110】また請求項34にかかるソフトウェアライ
センス管理システムにおいては、無条件にクライアント
に対してライセンスを提供するので非常に多くのライセ
ンスを購入したユーザに対して有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本ライセンス管理システムの典型的な実施例を
示す構成図。
【図2】違うホストのパスワードをソフトウェア許諾リ
ストで一括管理する例を示した構成図。
【図3】サーバアクセスリストを利用して、ネットワー
クの負荷・危険分散を図った例を示した構成図。
【図4】本ライセンス管理システムで扱われる各データ
の構造を示した構造図。
【図5】ライセンスサーバの起動から終了までの処理手
順を示すフローチャート。
【図6】ライセンスサーバが起動できるかチェックを行
う処理手順を示すフローチャート。
【図7】クライアントの起動から終了までの処理手順を
示すフローチャート。
【図8】クライアントのライセンス取得の処理手順を示
すフローチャート。
【符号の説明】
11a クライアントプログラム 11b サーバアクセスリストファイル 12a ライセンスサーバプログラム 12b ソフトウェア許諾リストファイル 13 コンピュータが相互接続されたネットワーク

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータが通信回線によって接
    続されたネットワークと、 前記ネットワーク上のコンピュータで稼動するソフトウ
    ェアプログラムと、 前記ネットワーク上のコンピュータで稼動し前記ソフト
    ウェアプログラムのライセンス管理を行なうライセンス
    サーバプログラムと、 からなるソフトウェアライセンス管理システムにおい
    て、 前記ライセンスサーバプログラムは、 前記ネットワーク上のコンピュータで前記ソフトウェア
    プログラムが同時に稼動可能な最大数(以下、ライセン
    ス数と呼ぶ)を含むライセンス情報を記憶するライセン
    ス情報記憶手段と、 稼動している前記ソフトウェアプログラムの数を含む稼
    動状況を記憶する稼動状況記憶手段と、 前記ソフトウェアプログラムからライセンス取得要求が
    送信されてきた場合に前記ライセンス情報記憶手段に記
    憶されたライセンス情報および前記稼動状況記憶手段に
    記憶された稼動状況にもとづいて前記ソフトウェアプロ
    グラムの稼動を許可するかどうかの判定を行ないその結
    果を出力する稼動可否情報出力手段と、 この稼動可否情報出力手段によって出力された稼動可否
    情報を前記ソフトウェアプログラムに対して送信する稼
    動可否情報送信手段と、 を有し、 前記ソフトウェアプログラムは、 前記ライセンスサーバプログラムに対してライセンス取
    得要求を送信するライセンス取得要求送信手段と、 前記ライセンスサーバプログラムから送信された稼動可
    否情報を受信して稼動するかどうかを判断する稼動判断
    手段と、 を有することを特徴とするソフトウェアライセンス管理
    システム。
  2. 【請求項2】上記ライセンスサーバプログラムは、上記
    ネットワーク上の少なくとも1台のコンピュータに格納
    されており、このコンピュータの電源が投入されると自
    動的に起動されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  3. 【請求項3】上記ライセンスサーバプログラムは、起動
    されると同じコンピュータ上で別のライセンスサーバプ
    ログラムが既に稼動しているかどうかを判断し、稼動し
    ていればライセンス管理を行なわず終了することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のソフトウェアライセ
    ンス管理システム。
  4. 【請求項4】上記ライセンスサーバプログラムは、自己
    が稼動しているコンピュータに格納されており少なくと
    も上記ライセンス数を含むソフトウェア許諾リストを読
    み込みライセンス情報として上記ライセンス情報記憶手
    段に記憶することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のソフトウェアライセンス管理システム。
  5. 【請求項5】上記ソフトウェア許諾リストは暗号化され
    たデータで記述されており、上記ライセンスサーバプロ
    グラムは、前記暗号化されたデータを解読する手段を有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    ソフトウェアライセンス管理システム。
  6. 【請求項6】上記暗号化されたデータは目に見える文字
    列ではあるが上記ソフトウェアプログラムの使用者がみ
    ても意味のないように表現されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載のソフトウェアライセンス管
    理システム。
  7. 【請求項7】上記ライセンス情報には上記ソフトウェア
    プログラムの使用期限が記述されており、上記ライセン
    スサーバプログラムは、上記ソフトウェアプログラムか
    らライセンス取得要求が送信されてきた場合に前記使用
    期限を読み出し、現在時間が前記使用期限を越えている
    ときには上記ソフトウェアプログラムに稼動許可を与え
    ないことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のソフ
    トウェアライセンス管理システム。
  8. 【請求項8】上記ライセンス情報にはソフトウェアプロ
    グラムの名前とそれに対応するライセンス数が1個以上
    記述されており、上記ライセンスサーバプログラムは、
    各ソフトウェアプログラム毎にライセンス管理を行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のソフトウ
    ェアライセンス管理システム。
  9. 【請求項9】上記ソフトウェア許諾リスト情報にはソフ
    トウェアプログラムの名前とそれに対応するホストID
    およびライセンス数が1個以上記述されており、上記ラ
    イセンスサーバプログラムは自己が稼動しているコンピ
    ュータのホストIDと前記ホストIDを比較し、異なっ
    ていればライセンス情報として読み込まないことを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載のソフトウェアライセ
    ンス管理システム。
  10. 【請求項10】上記ライセスサーバプログラムは上記ラ
    イセンス情報を読み込み同一名称のソフトウェアプログ
    ラムが2個以上存在した時はその中の1個のみを前記ソ
    フトウェアプログラムのライセンス情報として上記ライ
    センス情報記憶手段に登録する有効ライセンス情報登録
    手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第8項記
    載のソフトウェアライセンス管理システム。
  11. 【請求項11】上記有効ライセンス情報登録手段により
    登録するライセンス情報は、同一名称のソフトウェアプ
    ログラムの内、最後に記述されているものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第10項記載のソフトウェア
    ライセンス管理システム。
  12. 【請求項12】上記ライセスサーバプログラムは、上記
    ソフトウェア許諾リストが存在しない場合はライセンス
    管理を行なわずプログラムを終了することを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載のソフトウェアライセンス管
    理システム。
  13. 【請求項13】上記ライセスサーバプログラムは、上記
    ソフトウェア許諾リストの中からライセンス情報として
    読み込むものがなければライセンス管理を行なわずプロ
    グラムを終了することを特徴とする特許請求の範囲第9
    項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  14. 【請求項14】上記ライセスサーバプログラムは、自己
    が稼動しているコンピュータの電源が切られるまで動作
    を続けることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ソフトウェアライセンス管理システム。
  15. 【請求項15】上記ソフトウェア許諾リストには、上記
    暗号化されたデータの他にソフトウェアプログラムのユ
    ーザが理解できる表現で前記ソフトウェアプログラムの
    名前が記述されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  16. 【請求項16】上記ソフトウェア許諾リストには、上記
    暗号化されたデータの他にソフトウェアプログラムのユ
    ーザが理解できる表現で前記ソフトウェアプログラムに
    ついてライセンス数が記述されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載のソフトウェアライセンス管
    理システム。
  17. 【請求項17】上記ソフトウェアプログラムは、自己が
    稼動しているコンピュータと同一のコンピュータで稼動
    しているライセンスサーバプログラムに対してライセン
    ス取得要求を送信することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  18. 【請求項18】上記ソフトウェアプログラムが稼動して
    いるコンピュータ上に1個以上のホストIDが記述され
    たサーバアクセスリストが格納されており、上記ソフト
    ウェアプログラムは、このサーバアクセスリストに記述
    されているホストIDを持つコンピュータ上で稼動して
    いるライセスサーバプログラムに対してライセンス取得
    要求を送信するライセスサーバアクセス手段を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のソフトウェ
    アライセンス管理システム。
  19. 【請求項19】上記サーバアクセスリストには複数のホ
    ストIDが格納されており、上記ライセンスサーバアク
    セス手段は、上記サーバアクセスリストに記述されてい
    る順番で該当するコンピュータ上で稼動しているライセ
    スサーバプログラムに対してライセンス取得要求を送信
    し、ライセスサーバプログラムからライセンスを取得し
    た時に上記ライセンスサーバアクセス手段を終了するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第18項記載のソフトウ
    ェアライセンス管理システム。
  20. 【請求項20】上記ライセンスサーバプログラムは、上
    記ソフトウェアプログラムが稼動しているコンピュータ
    のシステム時刻とライセンスサーバプログラムが稼動し
    ているコンピュータのシステム時刻を比較し、両者の時
    刻差が所定時間以上の場合は、上記ソフトウェアプログ
    ラムに対して稼動許可を与えないことを特徴とする特許
    請求の範囲第7項記載のソフトウェアライセンス管理シ
    ステム。
  21. 【請求項21】上記所定時間は1日であることを特徴と
    する特許請求の範囲第20項記載のソフトウェアライセ
    ンス管理システム。
  22. 【請求項22】上記ソフトウェアプログラムは、上記ラ
    イセンスサーバプログラムに対してライセンス取得要求
    を送信する時、同時に上記ソフトウェアプログラムの使
    用者名も送信する手段を有し、上記ライセンスサーバプ
    ログラムは受信した前記使用者名をライセンス情報記憶
    手段に記憶することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  23. 【請求項23】上記ライセンスサーバプログラムは、上
    記ソフトウェアプログラムに対して稼動許可を与える
    時、ソフトウェアプログラム毎に異なるライセンス番号
    を送信する手段と、前記送信したライセンス番号を上記
    ライセンス情報記憶手段に記憶する手段を有し、上記ソ
    フトウェアプログラムは前記受信したライセンス番号を
    記憶する手段を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第22項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  24. 【請求項24】上記ライセンスサーバプログラムは、上
    記ソフトウェアプログラムに対して稼動許可を与える
    時、上記ソフトウェアプログラムが稼動しているコンピ
    ュータのホストIDを上記ライセンス情報記憶手段に記
    憶する手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    23項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  25. 【請求項25】上記ソフトウェアプログラムはライセン
    スを取得した後、所定時間間隔で保持しているライセン
    スが有効であるかどうかを上記ライセンスサーバに対し
    て問い合わせる手段を有することを特徴とする特許請範
    囲第1項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  26. 【請求項26】上記ソフトウェアプログラムはライセン
    スを取得していない場合、所定時間間隔で繰り返しライ
    センス取得要求を上記ライセンスサーバに対して送信す
    る繰り返しライセンス取得要求送信手段を有することを
    特徴とする特許請範囲第1項記載のソフトウェアライセ
    ンス管理システム。
  27. 【請求項27】上記繰り返しライセンス取得要求送信手
    段はライセンス取得要求の送信が所定回数に達したとき
    終了することを特徴とする特許請範囲第26項記載のソ
    フトウェアライセンス管理システム。
  28. 【請求項28】上記ライセンスサーバプログラムに対し
    てライセンスの使用状況を確認するライセンス使用状況
    確認プログラムを有することを特徴とする特許請範囲第
    1項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  29. 【請求項29】上記ライセンス使用状況確認プログラム
    は、上記ライセンスサーバに対してライセンスの使用状
    況を問い合わせる問い合わせ手段を有し、上記ライセン
    スサーバは、この問い合わ手段に応じて上記ライセンス
    情報記憶手段からライセンス情報を読み出して上記ライ
    センス使用状況確認プログラムに送付する手段を有し、
    上記ライセンス使用状況確認プログラムはさらに受信し
    たライセンス情報を出力するライセンス情報出力手段を
    有することを特徴とする特許請範囲第28項記載のソフ
    トウェアライセンス管理システム。
  30. 【請求項30】上記ライセンス情報出力手段は、表示装
    置に表示する手段であることを特徴とする特許請範囲第
    29項記載のソフトウェアライセンス管理システム。
  31. 【請求項31】上記ライセンス使用状況確認プログラム
    は、指定したソフトウェアプログラムのライセンスを強
    制的に取り消すライセンス取り消し手段を有することを
    特徴とする特許請範囲第28項記載のソフトウェアライ
    センス管理システム。
  32. 【請求項32】上記ライセンス取り消し手段は、上記ラ
    イセンスサーバプログラムに対して特定のソフトウェア
    プログラムのライセンス取り消し依頼を上記ライセンス
    サーバプログラムに送信する手段を有し、上記ライセン
    スサーバプログラムは、前記依頼にもとづいて前記特定
    のソフトウェアプログラムに関するライセンス情報を上
    記ライセンス情報記憶手段から削除する手段を有するこ
    とを特徴とする特許請範囲31項記載のソフトウェアラ
    イセンス管理システム。
  33. 【請求項33】上記ソフトウェアプログラムは、終了時
    に取得したライセンスを上記ライセンスサーバプログラ
    ムに返却する手段を有し、上記ライセンスサーバプログ
    ラムは返却されたライセンスに関する情報を上記ライセ
    ンス情報記憶手段から削除する手段を有することを特徴
    とする特許請範囲1項記載のソフトウェアライセンス管
    理システム。
  34. 【請求項34】複数のコンピュータが通信回線によって
    接続されたネットワークと、 前記ネットワーク上のコンピュータで稼動するソフトウ
    ェアプログラムと、 前記ネットワーク上のコンピュータでで稼動し前記ソフ
    トウェアプログラムのライセンス管理を行なうライセン
    スサーバプログラムと、 からなるソフトウェアライセンス管理システムにおい
    て、 前記ライセンスサーバプログラムは、 前記ソフトウェアプログラムからライセンス取得要求が
    送信されてきた場合に無条件で前記ソフトウェアプログ
    ラムの稼動を許可する稼動許可情報を前記ソフトウェア
    プログラムに対して送信する稼動許可情報送信手段と、 を有し、 前記ソフトウェアプログラムは、 前記ライセンスサーバプログラムから送信された稼動許
    可情報を受信して稼動する手段を有することを特徴とす
    るソフトウェアライセンス管理システム。
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