JP2000056694A - 表示画面用保護フィルム - Google Patents
表示画面用保護フィルムInfo
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Abstract
の表示画面に容易に貼着することができ、表示画面の鮮
明度を低下させず、その耐衝撃性を改善し、しかも汚れ
や傷をつき難くし、また触感を良好にすることができる
表示画面用保護フィルムを提供する。 【解決手段】 光線透過率が80%以上の基材フィル
ムの少なくとも片面にゴムフィルムを積層してなる積層
体において、この積層体の光線透過率を80%以上に設
定する。
Description
フィルムに関し、CRTディスプレイ、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイその他の各種表示装置におけ
る表示画面の表面保護用として用いることができ、その
際に表示画面の破壊、汚れおよび傷つきを防止し、ソフ
トな触感を付与することを可能にしたものである。
により、パソコンやコピー機、ファクシミリ等のOA機
器の分野に限らず、テレビや時計、電話、工場内の制御
装置等の広い分野でCRTディスプレイ、液晶ディスプ
レイ、プラズマ・ディスプレイ等の各種の表示装置が使
用されるようになった。これらの表示装置の表示画面
は、光線透過率に優れていることが必要であるため、一
般にはガラス板が用いられているが、近年はプラスチッ
クフィルムも使用されるようになった。
ラスチックフィルムは傷がつき易く、更に両者とも指紋
等の汚れがつき易いという欠点があった。かかる欠点を
改善するため、ガラス板やプラスチックフィルムからな
る表示画面の表面をポリエチレン、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエステル等からなる表面保護フィルム
で被覆することが知られているが、この場合は、ガラス
の衝撃による破壊は減少しても、耐スクラッチ性が低下
し、傷や汚れがつき易く、触感が劣る等の欠点は、ほと
んど未解決であった。
機器類の端末表示装置に限らず、ガラス板やプラスチッ
クフィルムからなる任意の表示画面に容易に貼着するこ
とができ、上記表示画面の鮮明度を低下させず、その耐
衝撃性を改善し、しかも汚れや傷をつき難くし、また触
感を良好にすることができ、更に必要に応じて防眩性等
も付与することが可能な表示画面用保護フィルムを提供
するものである。
護フィルムは、請求項1に記載のように、光線透過率が
80%以上の基材フィルムの少なくとも片面にゴムフィ
ルムを積層してなる積層体において、この積層体の光線
透過率が80%以上であることを特徴とする。
ィルムとゴムフィルムとの積層体であり、ゴムフィルム
単体に比べて寸法安定性に優れるため、基材フィルム側
だけでなく、ゴムフィルム側を表示画面に向けて接着
し、この表示画面の保護のために使用することができ
る。特にゴムフィルム表面が平滑面である場合は、この
ゴムフィルム側を表示画面に圧着すると、接着剤や粘着
剤が無くても自己粘着力で粘着可能となり、また基材フ
ィルム側を接着面とするときは汎用接着剤の使用が可能
になり、接着が一層容易になる。
おり基材フィルムとゴムフィルムの積層体であるから、
ゴムフィルム面を表面に向けた場合、従来公知のプラス
チックフィルムからなる表示画面用保護フィルムに比べ
て、指で触れたときに指紋がつき難く、傷がつき難く、
触感がソフトになり、耐衝撃性が増大する。また、ゴム
フィルム単体に比べて寸法安定性が向上し、成型加工が
容易になる等、取扱い性が改善される。そして、基材フ
ィルムの片面のみにゴムフィルムが積層され、ゴムフィ
ルム表面を接着側に用いた場合でも、従来のプラスチッ
クフィルム単体に比べてクッション性を有するため、汚
れや傷が付き難くなり、触感もソフトに改善される。
80%以上のプラスチックフィルムであれば、特に限定
されない。例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリオ
レフィン、ポリカーボネート、アクリル系樹脂、フッ素
樹脂等よりなるフィルムを用いることができる。中で
も、透明性、寸法安定性および経済性等の点でポリエス
テル、ポリカーボネート、アクリル系樹脂およびポリオ
レフィンが好ましく、ポリオレフィンとしては、特にノ
ルボルネン樹脂が好適である。なお、上記の基材フィル
ムには、ハード加工、帯電防止加工、防汚加工および防
眩加工等を施すことができ、これらの加工を行ったフィ
ルムを基材フィルムとして用いることにより、表示画面
用保護フィルムとしての特性が一層望ましいものとな
る。
記の基材フィルムとゴムフィルムとを積層した状態で光
線透過率80%以上を必要とし、特に85%以上が好ま
しい。この光線透過率が80%未満の場合は、画面の視
認性が劣り、使用に不適当である。なお、上記積層体の
光線透過率は80%以上であれば他に限定はなく、光線
透過率を80%以上に制御して他の目的を達成するこ
と、例えば画面の映像の鮮鋭性を高めるための手段をと
ることは何ら差し支えがない。この画面の映像の鮮鋭性
を高めるためには、光線透過率を85〜97%、特に8
7〜95%にするのが好ましく、85%未満または97
%超のいずれでも、上記の鮮鋭性が低下し、好ましくな
い。
御する方法としては、例えばゴムの補強充填剤としてシ
リカ系や有機系のものを使用し、光線吸収性物質を配合
しないこと、厚みおよび反射光を過大にしないこと等が
挙げられる。ただし、上記映像の鮮鋭性を高めるために
は、基材フィルムまたはゴムフィルムの個々の光線透過
率が過大の場合、光線透過を押さえる物質を添加する方
法、積層体の表面粗度の調整により表面の光線の反射率
を変化させる方法、光線透過率の高い積層体に光線透過
率が制御された層を更に積層する方法等が採用される。
定されないが、請求項2に記載のごとく、シリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴ
ムおよびアクリロニトリルブタジエンゴムからなる群か
ら選ばれたいずれか一のゴムまたは二以上のゴムの混合
物が好ましい。
フィルムとゴムフィルムとの積層体の光線透過率が80
%以上であることを必要とするので、ゴムフィルムの補
強性充填剤としてはシリカ系または有機系のものを使用
するのが好ましい。
とく、基材フィルムとゴムフィルムの層間剥離強度は4
N/20mm以上、特に6N/20mm以上に設定するのが
好ましい。この層間剥離強度が4N/20mm未満では、
上記積層体の表示画面用保護フィルムを成型加工する際
および使用する際に外力で基材フィルム・ゴムフィルム
間に層間剥離が生じ易くなる。
ルムは、接着剤で接着することもできるが、請求項4に
記載のごとく、接着剤を介さずに直接接着することもで
き、この場合は経済性が著しく向上する。この接着手段
は、特に限定されないが、基材フィルムに未加硫のゴム
フィルムを重ね、架橋処理によってゴムを架橋させ、同
時に基材フィルムとの間の接着力を上げる方法が経済的
である。この場合に接着性を改良するため、ゴムフィル
ムに接着性改良剤を配合することができる。
して活性な反応基を含む化合物が好ましい。この化合物
としては、アクリル酸誘導体、メタクリル酸誘導体およ
びアリル誘導体が例示されるが、中でも不飽和結合を2
個以上、特に3個以上有する誘導体が好ましい。これら
の化合物は、ゴムの共架橋剤として広く使用されてお
り、多価アルコールのアクリル酸エステルやメタクリル
酸エステル、多価カルボン酸のアリルエステル、トリア
リルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート等が挙
げられる。
やメタクリル酸エステルは、2個以上のアルコール性水
酸基を有する多価アルコールのアルコール性水酸基2個
以上をアクリル酸やメタクリル酸でエステル化したエス
テル化合物であり、例えばエチレングリコールジアクリ
レート、エチレングリコールジメタクリレート、1,3
ブタンジオールジアクリレート、1,3ブタンジオール
ジメタクリレート、1,4ブタンジオールアクリレー
ト、1,4ブタンジオールメタクリレート、1,6ヘキ
サンジオールジアクリレート、1,6ヘキサンジオール
ジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、2,
2′ビス(4−アクリロキシジエトキシフェニル)プロ
パン、2,2′ビス(4−メタクリロキシジエトキシフ
ェニル)プロン、グリセリンジメタクリレート、グリセ
リントリアクリレート、グリセリントリメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペン
タエリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリトー
ルジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリス
リトールテトラメタクリレート、テトラメチロールメタ
ンジアクリレート、テトラメチロールメタンジメタクリ
レート、テトラメチロールメタントリアクリレート、テ
トラメチロールメタントリメタクリレート、テトラメチ
ロールテトラアクリレート、テトラメチロールテトラメ
タクリレート等が挙げられ、特に3個以上のアリル酸エ
ステルまたはメタクリル酸エステルを含む化合物が好ま
しい。なお、上記の化合物は、アクリル酸およびメタク
リル酸のそれぞれの単独エステル化合物を例示したが、
アクリル酸とメタクリル酸の混合エステルの形であって
もよい。
してはフタル酸ジアリレート、トリメリット酸トリアリ
レート、ピロメリット酸テトラアリレート等が挙げられ
る。
れか一種を単独で用いてもよく、また二種以上を併用し
てもよい。また、この発明に用いられる接着性改良剤
は、上記の例示化合物に限定されるものではない。
100重量部に対して0.2〜20重量部、好ましくは
0.5〜10重量部であり、0.2重量部未満では基材
フィルムとの接着強度が不十分となり、反対に20重量
部を超えると上記接着強度の向上効果が飽和に達し、か
つゴムの物性が低下する。なお、必要に応じて補強性充
填剤、顔料、染料、老化防止剤、酸化防止剤、離型剤、
難燃剤、チクソトロピー性付与剤、充填剤用分散剤等を
配合することができる。
による接着性向上効果を促進させるための接着性向上促
進剤として、過酸化物を配合することができ、この配合
により、ゴムフィルムと基材フィルムの層間剥離強度が
一層向上する。ただし、上記過酸化物の配合量は、ゴム
成分100重量部に対して0.05〜10重量部、特に
1〜8重量部が好ましく、0.05重量部未満では接着
性向上効果の発現が促進されず、また10重量部を超え
た場合は、上記の促進効果が飽和し、かつゴムフィルム
の物性が低下する。
アルキル系のいずれでもよく、ベンゾイルパーオキサイ
ド、モノクロルベンゾイルパーオキサイド、2,4ジク
ロルベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルクミルパー
オキサイド、2,5−ジメチル−2,5ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、1,1−ジ−t−ブチルパー
オキシ−3、3、5−トリメチルシクロヘキサン、1,
1−ビス−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、
t−ブチルクミルパーオキサイド等が例示される。
層される側の表面を活性線で処理したり、また上記表面
に接着性を向上させる化合物からなる易接着層を積層し
たりしたものが好ましく、これらの易接着性ポリエステ
ルフィルムの使用により、前記ゴムフィルムに対する接
着性改良剤の配合量を下げることが可能になる。
ロナ放電処理、紫外線照射処理、プラズマ処理、火炎処
理等が例示される。また、積層により接着性を向上させ
る易接着層用の化合物としては、ポリエステル系、ポリ
ウレタン系、ポリアクリル系のポリマーまたはこれらの
混合物が挙げられる。この易接着層を積層する方法は、
製膜時に積層するいわゆるインライン法、または製膜し
たフィルムに積層するいわゆるオフライン法のいずれで
もよい。また、易接着層を積層したフィルムの易接着層
表面を上記の活性線で処理することもできる。
として、基材フィルムとゴムフィルムとを熱接着する方
法が挙げられる。また、シリコーンゴムの場合は、室温
硬化型シリコーンゴム(RTVシリコーンゴム)や低温
硬化型シリコーンゴム(LTVシリコーンゴム)用いる
方法も好適である。上記のRTVシリコーンゴムおよび
LTVシリコーンゴムの種類の限定はなく、縮合タイプ
および付加タイプのいずれでもよく、また一成分型およ
び二成分型のいずれでもよい。
ムを積層する方法は、特に限定されない。例えば、基材
フィルムの表面にゴム組成物を溶媒に溶解した溶液を塗
工、乾燥してゴムの薄膜を形成する塗工方法、基材フィ
ルムの表面にゴム組成物を高圧下で押出してゴムの薄膜
を形成するカレンダ法等が挙げられる。液状ゴムの場合
は、溶剤で希釈することなく、塗工する方法でもよい。
ム組成物に過酸化物を配合し、上記の方法で積層した
後、積層体を加熱して架橋させてもよく、また紫外線、
電子線、γ線等の活性線を照射して架橋させてもよい。
これらの架橋処理における各種助剤を添加することは何
ら制限されない。
ィルムの表面に微細な凹凸を付けることができる。この
凹凸を付ける手段として、表面粗度の異なるフィルムや
布帛からなるカバーシートを未架橋状態のコムフィルム
表面に重ねてカバーシートの表面形態をゴムフィルム表
面に転写することが知られている。例えば、一般のゴム
シートの表面に微細な凹凸を付与する手段として、マッ
ト加工やエンボス加工を施したポリエチレンフィルムや
塩化ビニルフィルム、またはナイロンタフタやポリエス
テルタフタ等のフィラメント織物をカバーシートに用い
た目付けが広く行われている。
時にその表面に重ねられ、架橋終了後に剥離されるが、
前記したようにゴムフィルムに基材フィルムとの間の層
間剥離強度を向上させるために接着性改良剤等が配合さ
れている場合は、架橋後にカバーシートを剥離しようと
しても、ゴムシートとカバーシート間の剥離強度も向上
しているため、カバーシートの剥離が困難になり、かと
いって架橋処理前にカバーシートを剥離すると、ゴムフ
ィルムのゴムが欠けてカバーシートに付着するという問
題がある。
の表面粗度を制御する場合は、カバーシートの剥離性を
向上させるための表面処理、例えばシリコーン系やフッ
素系の被膜形成を行うことが好ましい。また、カバーシ
ートとして、ゴムフィルムに対する接着力が低い素材、
例えばポリメチルペンテンやエチレンメタクリレート系
共重合体等を選ぶことも可能である。また、ゴムフィル
ムを多層化し、表面層と裏面層とで接着性改良剤の配合
量や架橋条件を相違させることができる。
フィルムの厚みは、特に限定されないが、基材フィルム
は5〜500μm、特に10〜200μmが好ましく、
またゴムフィルムは5〜1000μm、特に10〜50
0μmが好ましい。なお、基材フィルムおよびゴムフィ
ルムの厚み構成比は、複合体の用途に応じて任意に設定
することができる。
層してなるこの発明の表示画面用保護フィルムは、CR
Tディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプ
レイ等の表示装置におけるガラス製、プラスチック製の
表示画面の表面保護に用いられるが、上記ディスプレイ
以外の表示画面の表面保護に用いることも可能である。
そして、表示画面に対する組み込みは、上記表示画面に
直接貼付けてもよく、また額縁枠その他の補助材に貼付
けて上記表示装置に組み込むことができる。また、貼付
けずに表示画面や補助材の上に単に乗せるだけでもよ
い。
用いる方法、この発明の表示画面用保護フィルムに粘着
層を積層する方法および接着剤で接着する方法等が挙げ
られる。また、ゴムフィルムの表面を平滑に形成するこ
とにより、この平滑面に自己粘着力(タック力)が発現
するので、この自己粘着力を利用し、接着剤を用いずに
貼着することができ、この場合は表示画面用保護フィル
ムが傷付いたり、汚染したりした場合に簡単に剥離する
ことができ、かつ剥離した後に接着剤が残って表示画面
を汚すことがない等の利点がある。なお、上記の自己粘
着力は、ゴム表面の平均表面粗度Ra を0.12μm以
下にすることにより、発現させることができる。
成物100重量部に対し多価アルコールのメタクリル酸
エステルを0.2〜20重量部配合し、攪拌してゴム溶
液とし、該ゴム溶液をあらかじめコロナ放電処理が施さ
れたポリエチレンテレフタレート製基材フィルム(厚み
5〜500μm、光線透過率80%以上)の表面に乾燥
後厚みが10〜500μmとなるように塗布し、オーブ
ンで乾燥した後、そのゴムフィルム表面にポリメチルペ
ンテンからなる易剥離性カバーフィルムのマット加工面
を重ねて圧着する。
ィルム、他面にカバーフィルムを積層した積層体を電子
線照射装置に導入し、基材フィルム側から電子線を照射
して架橋処理を実施し、カバーフィルムを剥離し、シリ
コーンゴムフィルムとポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの積層体からなる表示画面用保護フィルムを得る。
この表示画面用保護フィルムは、光線透過率80%以
上、層間剥離強度は4N/20mm以上であり、その基材
フィルム側を接着剤でディスプレイのガラス製表示画面
に接着して使用することができ、その際、表面にゴムフ
ィルムが表れるため、触感がソフトになり、かつ指を触
れても汚れ難く、傷も付き難くなり、画面の鮮鋭性も良
好となる。
ム組成物100部に付き多価アルコールのメタクリル酸
エステルを0.2〜20重量部配合し、常法により混練
する一方、サンドマット加工した光線透過率80%以上
のポリエチレンテレフタレートフィルムの非サンドマッ
ト加工面にプラズマ処理を施し、このプラズマ処理面に
上記のエチレン・プロピレンゴム組成物をカレンダー法
で積層し、このゴム層表面に平均表面粗度Ra が0.0
1〜0.12μmのカバーフィルムを積層する。得られ
た積層体を電子線照射装置に導入し、基材フィルム側か
ら電子線照射を行い、カバーフィルムを剥離したのち、
積層体を再び電子線照射装置に導入し、ゴムフィルム側
から電子線照射を行って、光線透過率80%以上、層間
剥離強度4N/20mm以上、ゴム層表面の平均表面粗度
Ra が0.01〜0.12μmの表示画面用保護フィル
ムを得る。この表示画面用保護フィルムは、ゴムフィル
ム側をディスプレイのガラス製表示画面に接着剤で貼着
して使用することにより、実施形態1とほぼ同様の効果
が得られる。
ルコールのメタクリル酸エステルを0.2〜20重量部
配合し、常法により混練する一方、ハード加工をした光
線透過率80%以上のポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの非ハード加工面にプラズマ処理を施し、このプラ
ズマ処理面に上記シリコーンゴム組成物をカレンダー法
で積層し、このゴム層表面に平均表面粗度Ra が0.0
1〜0.12μmの易剥離性カバーフィルムを積層し、
得られた積層体に電子線照射による架橋処理を施し、上
記のカバーフィルムを剥離して光線透過率80%以上、
層間剥離強度4N/20mm以上、ゴムフィルム表面の平
均表面粗度Ra が0.01〜0.12μmの表示画面用
保護フィルムを得る。この表示画面用保護フィルムは、
ゴムフィルム側をディスプレイのガラス製表示画面に重
ねて圧着し、ゴムフィルムの自己粘着力で貼着すること
ができ、接着剤を使用した場合に比べ、貼着後の剥離が
容易である。また、ポリエチレンテレフタレートフィル
ムのハード加工面が表面を形成するので、傷が付き難
い。
リエステル系表面処理剤で処理したポリエチレンテレフ
タレートフィルムを用いる以外は実施形態1と同様にし
て片面にシリコーンゴム層を積層、架橋し、得られたカ
バーフィルム付き積層体の基材フィルム表面に、前記同
様にシリコーンゴムフィルムおよびカバーフィルムを順
に積層し、この後者のカバーフィルム側から電子線照射
を行い、両面のカバーフィルムを剥離することにより、
基材フィルムの両面にシリコーンゴム層を備えた表示画
面用保護フィルムを製造する。なお、基材フィルムの両
面に未架橋のゴムフィルムおよびカバーフィルムを順に
積層し、片側および反対側から順に電子線照射を行って
もよい。
ムフィルムのうち一方の表面を平滑にして自己粘着力で
表示画面に固定し、他方の表面粗度を高く設定して光線
透過率を制御し、表示画面の映像の鮮鋭性を高めること
ができる。そして、この表示画面用保護フィルムは、表
裏両面にゴムフィルムを有するので、クッション性およ
びソフトな触感が一層向上し、汚れや傷が更に付き難く
なる。
の表示画面用保護フィルムを製造し、その性能を試験し
た。以下、代表例についてその詳細を説明する。なお、
以下の記載で「部」は重量部を示す。また、性能試験に
際し、測定方法は下記にしたがった。
H型」)で測定した。 層間剥離強度 基材フィルムとゴムフィルムとの界面にナイフを入れ、
その部分に力を加えるか、その部分をトルエンに浸漬す
るかして界面剥離を発生させ、JIS K6854に準
じてT型剥離法で測定した。
0度)を、2本ロールを用いて100℃で混練し、厚み
3mmのゴムシートを成形した。この未加硫のゴムシート
を切断して1cm角の細片とし、この細片をトルエンに対
する重量比率が23%となるように秤量し、トルエンと
共に真空脱泡装置付き攪拌機に投入し、大気圧下で15
時間攪拌して上記細片をトルエンに溶解した後、該溶液
にトリメチロールプロパントリメタクリレートを、シリ
コーンゴムコンパウンド100部に対して2部となるよ
うに添加し、均一に攪拌した後、真空脱泡装置を駆動
し、ゲージ圧が−750mmHgの真空下で更に20分間攪
拌し、脱泡した。
コーンゴム溶液をロールコーターに供給し、あらかじめ
コロナ放電処理を施した厚み50μm、光線透過率98
%のポリエチレンテレフタレートフィルム(基材フィル
ム)のコロナ処理面に上記のシリコーンゴム溶液を乾燥
後厚みが150μmとなるように塗布し、続いてオーブ
ンに導入して80℃で乾燥し、その表面にマット加工さ
れたポリメチルペンテンからなる厚み50μmのカバー
フィルム(平均表面粗度Ra:0.54μm)を重ね、
圧着ローラ(圧力30N/cm2 )で押さえながら連続的
に積層した。
に導入し、750KV、10Mradの電子線照射を行
い、上記のカバーシートを剥離し、総厚み200μmの
基材フィルム・ゴムフィルム積層体をロール状に巻取っ
た。この積層体の光線透過率は92%であった。また、
ゴム層表面の平均表面粗度Raは0.54μmであっ
た。また、基材フィルムとゴムフィルムの層間剥離強度
は、測定時にゴムフィルムが破損する程度に強く、10
N/20mm以上と判定された。上記積層体のゴムフィル
ム側表面は、ソフトで優れた触感を備えていた。そし
て、この積層体を表示画面用保護フィルムとし、その基
材フィルム側を市販のアクリル系汎用両面テープで液晶
ディスプレイのガラス製表示画面に貼付けた。
り、そのゴムフィルム側が表示画面の表面を形成するた
め、表示画面にソフトな触感が付与されると共に、画面
に指紋が付き難くなり、防汚性の上昇が確認された。ま
た、画面にクッション性が付与されたため、タッチペン
で触れても傷が付き難くなっていた。更に、上記ゴムフ
ィルム表面には、カバーフィルムの微細な凹凸が転写さ
れているため、光線の反射率が適度に押さえられ、画面
の映像の鮮鋭性が向上し、液晶ディスプレイの表示画面
用保護フィルムとして理想的な性能を備えていた。
ールプロパンの配合を取り止め、かつシリコーンゴム溶
液の乾燥後厚みを200μmとする以外は、実施例1と
同様にして基材フィルム・ゴムフィルム積層体を得た。
得られた積層体の層間剥離強度は0.3N/20mmと低
く、ゴムフィルムが容易に剥離された。また、上記の積
層体を層間で剥離して得た単体のゴムフィルムは、厚み
200μm、光線透過率92%であった。このゴムフィ
ルムは、ソフトな触感を備えているが、シリコーンゴム
製で、接着性が悪いため、前記液晶ディスプレイのガラ
ス製表示画面に市販のアクリル系汎用両面テープで貼付
けようとしても、貼付け不可能であり、その貼付けのた
めには高価なシリコーンゴム用両面接着テープが必要と
した。また、このゴムフィルムは、単体では弾性に富
み、寸法安定性が低く、成型加工や貼着加工の際の作業
性が悪く、液晶ディスプレイの表示画面用保護フィルム
として不適当であった。
を単体で上記液晶ディスプレイのガラス製表示画面に貼
着した。この場合は、実施例1と同様に汎用のアクリル
系両面接着テープで貼着することができ、作業性も良好
であったが、表面にソフトな触感がなく、指を触れた際
に指紋が付き易く、防汚性が劣り、液晶ディスプレイの
表示画面用保護フィルムとして不適当であった。
汎用品を用いる以外は実施例1と同様にして基材フィル
ム・ゴムフィルム積層体を得た。この積層体の光線透過
率は75%であった。この積層体を表示画面用保護フィ
ルムとして前記液晶ディスプレイの表示画面に貼付けた
ところ、光線透過率が低いため、映像の視認性が低く、
液晶ディスプレイの表示画面用保護フィルムとして不適
当であった。
ン・プロピレンゴム組成物(ゴム硬度:50度)を用
い、その100部に付きペンタエリスリトールテトラメ
タクリレートを3部配合し、常法により混練した。一
方、サンドマット加工した厚み75μm、光線透過率9
3%のポリエチレンテレフタレートフィルムのサンドマ
ット加工面の反対側にプラズマ処理を施し、このプラズ
マ処理面に上記のエチレン・プロピレンゴム組成物を厚
みが250μmとなるようにカレンダー法で積層し、こ
のゴム層表面にエチレン・メタクリレート共重合体とポ
リエチレンとの混合物からなる平均表面粗度Ra が0.
04μm、厚みが60μmのカバーフィルムを積層し
た。
し、基材フィルム側から150KV、25Mrad の電子
線照射を行い、カバーフィルムを剥離したのち、積層体
を再び電子線照射装置に導入し、ゴムフィルム側から3
00KV、15Mrad の電子線照射を行い、総厚みが3
25μmの表示画面用保護フィルムを得た。この透明保
護フヘルムは、光線透過率93%、層間剥離強度12N
/20mmであった。また、ゴム層表面の平均表面粗度R
a は0.04μmであった。この表示画面用保護フィル
ムのゴムフィルム側を液晶ディスプレイのガラス製表示
画面に市販の汎用アクリル系両面接着テープで貼着し、
ポリエチレンテレフタレートフィルムのサンドマット加
工面で表面を形成した。
ンプロピレンゴムフィルムとポリエステルフィルムとの
積層体であるため、両面を接着面とすることができ、ま
たゴムフィルム面は自己粘着力で粘着させることもでき
る。そして、成型加工や貼着加工時の作業性に優れると
共に、クッション性も備えており、ソフトな触感を有
し、かつタッチペンで表面に触れても傷が付き難いとい
う特長を備え、更に基材フィルムのポリエステルフィル
ム表面がマット加工面で、微細な凹凸を備えているた
め、光線反射率が適度に押さえられ、画面の鮮鋭性が向
上し、液晶ディスプレイの表示画面用保護フィルムとし
て実用的に優れていた。
20度)を用い、その100部に付きトリメチロールプ
ロパントリメタクリレート3部を配合し、常法により混
練した。一方、ハード加工をした厚み50μm、光線透
過率98%のポリエチレンテレフタレートフィルムの非
ハード加工面にプラズマ処理を施し、このプラズマ処理
面に上記シリコーンゴム組成物をカレンダー法で厚みが
300μmとなるように積層し、このゴム層表面に実施
例2と同じカバーフィルムを積層した。
し、750KV、15Mrad の電子線照射を行い、上記
のカバーフィルムを剥離し、総厚みが350μmの表示
画面用保護フィルムを得、ロール状に巻取った。この表
示画面用保護フィルムは、光線透過率が90%であり、
層間剥離強度は測定時にゴムフィルムが破損する程度に
強く、12N/20mm以上と判定された。また、この表
示画面用保護フィルムのゴムフィルム側表面は、表面粗
度Ra が0.038μmであり、物品の平滑面に対する
粘着力に富み、例えば液晶ディスプレイのガラス製表示
画面に対し、粘着剤や接着剤を用いないで、圧着のみで
貼着することができ、この貼着後に表面汚染等が生じた
場合は容易に剥離することができる。
基材フィルム(ポリエステルフィルム)の表面がハード
加工されており、かつ裏面にゴムフィルムが積層されて
クッション性を付与されているので、液晶ディスプレイ
の表面保護フィルムとして用いた場合に触感がよく、か
つタッチペンで表面に触れた際にも傷が付き難いという
特長を備えている。更に、光線透過率が適度に制御され
ているので、画面の映像の鮮鋭性が向上し、液晶ディス
プレイの表示画面用保護フィルムとしての実用性に優れ
ていた。
市販の高透明型シリコーンゴムコンパウンド(硬度50
度)を用い、基材フィルムとしてプラズマ処理した厚み
100μmのポリカーボネートフィルムを用い、カバー
フィルムとしてマット加工した厚み50μmのポリメチ
ルペンテンフィルムを用いる以外は、実施例3と同様に
して表示画面用保護フィルムを製造した。その光線透過
率は92%であり、層間剥離強度は測定時にゴムフィル
ムが破損する程度に強く、10N/20mm以上と判定さ
れた。この表示画面用保護フィルムは、実施例1と同様
に基材フィルム側を液晶ディスプレイのガラス製表示画
面に市販のアクリル系汎用両面テープで貼付けて使用す
ることができ、実用性に優れていた。
タレートフィルムの表裏両面をポリエステル系表面処理
剤で処理する以外は、実施例3と同様にして得られたカ
バーフィルム、シリコーンゴムフィルムおよび基材フィ
ルムからなる積層体の基材フィルム表面に実施例3と同
様にしてシリコーンゴムフィルムおよびカバーフィルム
を順に積層し、電子線照射により架橋し、両面のカバー
シートを剥離した。ただし、後者のカバーフィルムは、
平均表面粗度Ra が0.54μmのものを用いた。得ら
れた表示画面保護用フィルムは、基材フィルムの両面に
シリコーンゴムフィルムを備えているので、クッション
性に優れる。
ィルムは表面粗度が低くて自己粘着性に富むので、この
最初に積層したシリコーンゴムフィルムを液晶ディスプ
レイのガラス製表示画面に自己粘着力で貼着して使用し
たところ、後から積層したシリコーンゴムフィルムの表
面粗度が高く、表示画面保護用フィルムとしての光線透
過率が90%となり、画面の鮮鋭性が高く、クッション
性に富むこととあいまち、表示画面保護用フィルムとし
て優れていた。
ムとゴムフィルムの積層体で、光線透過率に優れている
ので、基材フィルム側をCRTディスプレイ、液晶ディ
スプレイ、プラズマディスプレイ等、各種の表示装置の
表示画面に汎用の接着剤や粘着剤で貼付け、その表面保
護用として使用することができ、その際、ゴム層が表面
を形成するので、指紋等の汚れがつき難く、防汚性に優
れ、またクッション性を有するため触感が良好で、かつ
傷が付き難く、また寸法安定性に優れるため、上記加工
時の取扱い性が良好である。また、ゴム層表面が平滑面
に形成されている場合は、このゴム層表面を上記表示画
面に当てて押さえるだけで貼着することができ、この場
合は接着剤や粘着剤が不要であり、かつ裏面側にゴム層
を有するため、表面の基材フィルム側にもクッション性
が現れ、基材フィルムを単体で用いた場合に比べ、汚れ
や傷が付き難い。
ムの素材ゴムを特定したものであるから、製造が容易で
あり、かつ上記の防汚性、耐スクラッチ性等が向上す
る。また、請求項3に記載の発明は、層間剥離強度を4
N/20mm以上に限定したものであるから、積層体の表
示画面用保護フィルムの加工時および使用時に外力で層
間剥離の生じることがなく、取扱いが一層容易になる。
また、請求項4に記載の発明は、基材フィルムおよびゴ
ムフィルムを接着剤によらずに直接接着したものである
から、接着剤が不要で、経済的である。
Claims (4)
- 【請求項1】 光線透過率が80%以上の基材フィルム
の少なくとも片面にゴムフィルムを積層した積層体から
なり、該積層体の光線透過率が80%以上であることを
特徴とする表示画面用保護フィルム。 - 【請求項2】 ゴムフィルムがシリコーンゴム、フッ素
ゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴムおよびア
クリルニトリルブタジエンゴムからなる群から選ばれた
いずれか一のゴムまたは二以上のゴムの混合物で形成さ
れた請求項1記載の表示画面用保護フィルム。 - 【請求項3】 基材フィルムとゴムフィルムの層間剥離
強度が4N/20mm以上である請求項1または2に記載
の表示画面用保護フィルム。 - 【請求項4】 基材フィルムおよびゴムフィルムが接着
剤を介さずに直接接着されている請求項1〜3のいずれ
かに記載の表示画面用保護フィルム。
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