JP2000053532A - 美容法 - Google Patents

美容法

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JP2000053532A
JP2000053532A JP10232294A JP23229498A JP2000053532A JP 2000053532 A JP2000053532 A JP 2000053532A JP 10232294 A JP10232294 A JP 10232294A JP 23229498 A JP23229498 A JP 23229498A JP 2000053532 A JP2000053532 A JP 2000053532A
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Masahiro Tanida
正弘 谷田
Takeshi Shoji
健 庄司
Tsuneyuki Abe
恒之 阿部
Noriko Tsukagoshi
徳子 塚越
Taeko Hiromeshi
妙子 広飯
Shogo Okuyama
省吾 奥山
Keiko Kitsutaka
恵子 橘鷹
Kaori Tomochika
かおり 友近
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Shiseido Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61Q13/00Formulations or additives for perfume preparations

Abstract

(57)【要約】 【課題】 心の深奥にも作用しうる美容法に関する。 【解決手段】 ケア、特にスキンケアに香料の積極的な
使用を組み込んだ美容法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容法に関し、特
に心の奥深に語りかけることのできる美容法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の新しい分子生物学的もしくは薬理
学的な実験手段によって脳の働きと免疫系との間の複雑
なネットワークを同定することが可能になってきた。こ
うして、人体の恒常性(もしくは、ホメオスタシス)を
維持するための基本的な機構である中枢神経系と免疫系
という2つの反応系が、相互に密接に関連していること
も明らかになりつつある。すなわち、心の健康と体の健
康が密接に関連することが分子生物学的にも明らかにな
りつつある。
【0003】従来から美容法における興味の中心とされ
てきた皮膚に関して、本出願人の一部の研究者らは、皮
膚科学的、精神神経免疫学、精神神経内分泌的観点か
ら、神経細胞末端と皮膚における免疫細胞の一種である
ランゲルハンス細胞が接触しており、神経系が皮膚にお
ける健康状態に関与しうることを明らかにしてきた(例
えば、FRAGRANCE JOURNAL、1996
(11)26−34、並びにそこで引用する文献を参照
されたい)。
【0004】かような知見も相俟って、化粧効果に関
し、例えば単なる皮膚生理機能の保護および改善等に限
らず、化粧の心への効果も注目されている。後者の効果
の典型的なものとしては、他者によるメーキャップが精
神***病患者、うつ病患者、老人性痴呆症者などの平板
化した情動を活性化しうることなども報告されている。
また、従来、化粧料に極微量成分として配合されてきた
香料を積極的に使用する、所謂、アロマテラピーによる
一定の疾患の治療効果も知られている。かような香料の
使用をエステティックマッサージと組み合わせることに
より、被施術者の免疫指標が好ましく変化すること(免
疫力回復効果)も報告されている(廣瀬、谷田、FRAGRA
NCE JOURNAL、1997(6)、63−66)。
【0005】その他、所謂、心への作用(または働きか
け)という観点から、一般的なマッサージ(皮膚の刺激
を含む)や音楽が臨床的に取り入れられて、良好な効果
が得られることも知られている(高岡ら、日本バイオフ
ィードバック学会誌、1987、16、47)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ヒトの健康にとって、
体の健康だけでなく心の健康が重要視される昨今では、
皮膚の健康に関しても心の深奥からの作用または効能の
得られる美容法の提供が望まれるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、それ自体
既知のケア化粧手段であっても、該手段を心に作用しう
る手段と組み合わせ採用することにより、深いリラクセ
ーション効果が得られると同時に、全身的にだけでな
く、皮膚科学的にも免疫指標を好ましく上昇せしめうる
ことを見い出した。こうして、健やかな肌状態が維持も
しくは作出されうることも見い出した。
【0008】したがって、本発明によれば、上記課題を
解決するために、健やかな肌状態を維持もしくは作出
し、そして/または深いリラクセーションを味わうこと
のできる美容方法であって、ケア化粧手段に加え、心に
作用しうる快刺激手段を組み込んだことを特徴とする美
容法が提供される。
【0009】
【発明の具体的な態様】本発明にいう「ケア化粧手段」
とは、化粧上の概念であって、スキンケア、ボディーケ
ア、ヘアケアなどを広く包含する意味で使用している。
これらのうち、特に、スキンケアを強く意図している。
本発明にいうスキンケアは、皮膚の汚れを落とす、所
謂、クレンジングと皮膚に必要な成分を補給する処置が
組み合わさっているか、あるいはいずれか一方の処置の
みであってもよい。
【0010】かようなクレンジングは、本発明の目的に
沿う限り、それ自体既知の洗顔もしくはボディークリー
ム、または洗顔もしくはボディーフォーム等の如何なる
ものを用いて行うこともできる。一方、皮膚に必要な成
分を補給する処置は、所謂、整肌用の化粧水、パック、
マッサージクリームや、所謂、保護用の乳液、モイスチ
ャークリーム等を用いて行うことができる。これらの化
粧水、クリーム類は、それ自体既知のものであることが
できるが、本発明の目的に沿うものである限り、新たに
提供される成分を含有するか、また新たな形態のもので
あっても、「皮膚に必要な成分を補給」しうるものであ
れば、本発明に包含される。
【0011】特に、クレンジング用としては、次のよう
な作用効果を指標に選ぶことが好ましい。
【0012】(1)肌に負担をかけずにメークを溶かし
込み、肌を清潔な素の状態に戻すことができるもの。
【0013】(2)使用時の肌感触が柔らかであり、使
用後は油っぽさやべたつきが残らないもの。
【0014】(3)角質を柔軟にして古い角質を除去す
るとともに、毛穴の中の汚れまで浮き上がらせ、肌を清
潔な素の状態に戻すことができるもの。
【0015】(4)皮膚を柔軟にして古い角質を除去
し、キメを整えて、場合によりその後塗布される成分の
補給効果を促進しうるもの。
【0016】本発明によれば、上記のクレンジングと同
時にもしくはその後、心に作用しうる快刺激手段が実施
される。本発明では、かような手段としては、上記クレ
ンジングと同時にまたはその後に実施することで、被施
術者に快適感ないしはリラクセーションをもたらし、さ
らに免疫指標(例えば、s−IgA)を有意に高めうる
ものを意図している。かような作用効果を奏するもので
あれば、如何なるものであってもよいが、本発明で特に
使用を意図しているものは、被施術者に香科を積極的に
吸引させる段階を含む処置である。積極的に吸引させる
とは、上記化粧水、乳液、クリームなどに通常含まれて
いる程度を超えた量または濃度で香科を使用することを
意味する。したがって、近年、市場に好んで提供される
無香料または微香性の化粧料とは対立するものである。
【0017】かような香料は、香料それ自体を使用する
(例えば、オーデコロンとして)か、あるいは強賦香の
マッサージジェル等の形態で使用することができる。か
ようなジェルは、ひんやりとした冷たさを感じさせる冷
感ジェルや、逆にほんのりと暖かさを感じさせる温感ジ
ェルであることができる。通常、化粧水、乳液、クリー
ムなどの化粧料の賦香率は0.001〜0.2%とされて
いるが、本発明にいう強賦香とは、上記を超える賦香率
であり、0.5%を超え、好ましくは1%を超えて香料
が使用される場合を意味する。香料をこのようなジェル
状で使用する場合、例えば、ジェルの適量を被施術者の
手首にとり、次いで両手首を合わせるようになじませ、
顔に手首を近づけて深くゆっくり呼吸することで、被施
術者は香料を吸引することができる。
【0018】本発明で使用できる香料は、被施術者の嗜
好により最適のものが変動するので限定されるものでな
いが、本発明の目的、すなわち、被施術者に快適ないし
はリラクセーションをもたらし、上記免疫指標を好まし
く変化させうるものであれば、その種類を問わない。し
かし、一級的には、フローラルブーケの香調をもつ調合
香料を好ましく使用することができる。また、香料の使
用効果を高めるには、上述の手法またはその他の方法で
用意された香料雰囲気下で香気成分を深く吸い込むよ
う、深くゆっくり呼吸せしめることが好ましい。
【0019】本発明に従えば、上記香料を使用する快刺
激手段は、被施術者に安楽な姿勢をとらせた上で実施す
るのが好ましい。安楽な姿勢とは、例えば、被施術者を
椅子にゆったりと腰掛させるか、あるいは仰向けの姿勢
をとらせることにより達成できる。
【0020】さらに、上記快刺激手段は、目を閉じた状
態で適用することが好ましい。被施術者は、目を閉じる
ことにより、快刺激手段の作用効果をより効率よく、あ
るいはより深かく受け入れることができる。目を閉じる
ことは、被施術者をして単に意識的に目を閉じさせても
よいが、目を閉じさせるための、所謂、アイマスクの使
用によるのが好都合である。この際、該アイマスク(ま
たはフェイスマスク)は、スキンケアの有効な成分、例
えば保湿剤や皮膚の血行を促進しうるような成分をゲル
もしくはジェル状の層として有するものを使用すると、
本発明の効果をより一層高めることができる。また、か
ようなゲルもしくはジェルは、上述した冷感もしくは温
感ジェルであってもよい。かようなジェルとしては、当
該技術分野で常用されているジェルまたはそのようなジ
ェルに配合されている成分を使用することができる。
【0021】本発明の美容法では、場合により、皮膚に
必要な成分を補給する段階を含める。かような補給段階
もまた、上記快刺激手段と独立して、あるいは同時に実
施することができる。かような補給は、上述のごとく、
化粧水、パック(上述のようなフェイスマスクを含
む)、マッサージクリーム、乳液、モイスチャークリー
ム等を塗布する形態で行い、典型的な成分としては、皮
膚のモイスチャーバランスを維持する保湿成分や、皮膚
の血行を促進しうる成分や、油成分や、角質層のターン
オーバー(もしくは肌の生まれ変わり)を整えうる成分
が挙げられる。これらの成分も、当該技術分野で既知の
ものを使用することができる。
【0022】さらに本発明では、上記スキンケア段階
が、所謂、メーキャップ段階やサンケアファンデーショ
ンと同時にまたは先行して実施されてもよい。
【0023】以上のような本発明に従う美容法の作用効
果は、次のようなコントロールと本発明による作用効果
に基づいて確認することができる。
【0024】・何もしないで椅子に10分間座っていた
後では、条件前に対して、主観的快適感も唾液中免疫指
標(例えば、s−IgA)の低下が起こる(コントロー
ル条件)。
【0025】・目を開けてフェイスマスクを施術する
と、施術前後で主観的快適性は維持され、唾液中免疫指
標は、コントロール条件に比べて有意に向上する。
【0026】・快適の香り(フローラルブーケの香調を
持つ調合香料)をかがせると、快適感と免疫指標は向上
する傾向にある。
【0027】・目を閉じてアイマスクを施術すると、施
術前後の主観的快適性及び唾液中免疫指標の向上度が条
件2よりも上がる。
【0028】・目を閉じてアイマスクを施術しながら、
快適の香りをかぐと、主観的快適性も唾液中免疫指標も
有意に向上し、最も向上度が高くなる。
【0029】・単独では免疫上昇効果のない休息の香り
(ウッディシトラスの香調を持つ調合香料)、覚醒の香
り(ハーバルシトラスの香調を持つ調合香料)を目を閉
じたアイマスク施術と同時に行うと、やはり、マスク単
独よりも快適性ないしはリラクセーション効果と免疫指
標が上昇する。なお、相乗効果の順位は、快適の香り>
休息の香り>覚醒の香りである。
【0030】
【実施例】以下、具体的な施術例を挙げて、本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定
されるものでない。
【0031】施術例1〜8 被験者として、健康な18〜21歳の女子大生(ボラン
ティア)5名を選び、施術前に各々から唾液試料の採取
と快適感の評定を行った後、顔のトリートメントを約1
0分間かけて行い、次いでそれぞれ次の施術を行った。
なお、施術の1試行は10〜15分間かけて行い、各施
術後十分な休憩をもうけた後、順次、次の施術を行っ
た。また、施術は、ゆったりとした状態で仰向けの姿勢
を保持した状態で行った。こうして施術を行った後、唾
液試料の採取と快適感の評定を行った。唾液は、採取専
用試験チューブにより、脱脂綿を1分間口腔内に含ませ
る方法で採取し、採取の直後に、主観的快適感を100
mmのビジュアルアナログスケールでチェックさせた。
実験終了後、−20℃で凍結保存した唾液サンプルを、
室温で解凍した後、遠心分離機(3000回転、5分
間)により固形物を除き、市販の酵素アッセイキット
(MBL,EIAs−IgAテスト)を用いてs−Ig
A値を測定した。
【0032】施術1(コントロール):目を閉じて、安
静状態を保持する。
【0033】施術2:アイマスクを装着して、目を閉じ
る。
【0034】施術3:アイマスクを装着して目を閉じ、
快適香料を吸引させる。
【0035】施術4:アイマスクを装着して目を閉じ、
休息香料を吸引させる。
【0036】施術5:アイマスクを装着して目を閉じ覚
醒香料を吸引させる。
【0037】施術6:開眼したまま、座位安静状態を保
持する(比較)。
【0038】施術7:目を閉じて、快適香料を吸引させ
る。
【0039】施術8:開眼したまま、フェイスマスク
(目の部分が開放されたもの)を装着する。
【0040】なお、上記施術に際して使用されたアイマ
スクは、次の処方のジェル層(1mm)を有する。ま
た、アイマスクは、頬から額にかけて、顔の約 3/5
覆うようなものを使用した。
【0041】成分 含有量(%) アルコール 10 ソルビトール 20 ゼラチン 2 CMC 2 ポリアクリル酸ナトリウム 10 水酸化アルミニウム 0.1 酸化チタン 8.0 清涼剤 0.1 香料 0.05 イオン交換水(合計100%にする) 残部 結果をそれぞれ図1〜3に示す。
【0042】図1は、施術3(快適と表示)、施術4
(休息と表示)、施術5(覚醒と表示)および施術1
(香りなしと表示)を実施したときの、唾液中のs−I
gA濃度変化を、経時的(単位:分)にプロットしたグ
ラフである。以下、図中の表示は、図1に準ずる。
【0043】図2は、施術の前後における唾液中のs−
IgAの濃度変化を示すグラフであり、図3は、施術の
前後における快適度の変化を示すグラフである。
【0044】図4は、施術6(座位で安静と表示)、施
術8[アイマスク(開眼)と表示]、施術2[アイマス
ク(閉眼)と表示]、施術7[快適の香り(閉眼)と表
示]および施術3[マスク+快適(閉眼)と表示]の施
術前後における各指標の変化を示すグラフである。図5
は、施術2〜5の各指標を比較して示すグラフである。
【0045】以上のグラフから、本発明に従う、クレン
ジング後に安静状態において、アイマスクを装着して目
を閉じさせ、特に、快適の香料(フローラルブーケの香
調を持つ調合香料)を吸引させる本願発明が、免疫指標
を有意に上昇させるとともに、被施術者(被験者)に快
適感をもたらすことが明らかである。したがって、本発
明によれば、スキンケアの作用効果に加え、心の深奥に
良好に作用しうる美容法が提供される。
【0046】施術例9 専門パネルとしての被験者を、40歳代(1名)、30
歳代(3名)の女性を選んだ。
【0047】各被験者を、安静の状態に保持した(椅子
に約5分座らせた)後、2〜3分間クレンジングを行
い、次いでフローラルブーケの香調を持つ調合香料を約
2%濃度で含有するジェルをパール粒1個分程手首にと
り、両方の手首を合わせるように馴ませた後、顔に近づ
け香りを吸引する。別に顔へ化粧水と乳液の混合物を塗
布し、よく馴ませた後、さらに保湿用エッセンスを塗布
し、次いでアイマスクをした状態を約10分間保持し、
さらに椅子に座ったままで約5分間安静にした。結果を
平均して図6(本発明)に示す。比較例として、香料を
吸引しない施術の結果を平均して図6(比較例)に示
す。本発明によれば、心拍数および安らぎ感(主観点)
から、非常に深い安らぎ感がもたらされることがわか
る。
【0048】なお、心拍率はMII誘導にてテレメータ
式の心電計を用いて記録し、装置内のメモリーに1分間
隔で記録された値を使用した。一方、安らぎ感(度)は
クレンジングを100、最高リラックスを0として主観
点に評価した値いである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う施術とコントロール施術(香り条
件ごとの)による唾液中の免疫指標の変化の程度を示す
グラフである。
【図2】図1と同様な免疫指標の変化を施術前と施術後
に測定した結果で示すグラフである。
【図3】香りの呈示による被験者の主観的な快適度を施
術の前後で評価した結果を示すグラフである。
【図4】施術2〜3および6〜8による免疫指標と快適
度の変化を比較して示すグラフである。
【図5】施術2〜5による免疫指標と快適度の変化を比
較して示すグラフである。
【図6】本発明に従う施術と比較の施術による心拍数お
よび安らぎ感の変化を示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月14日(1999.7.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】成分 含有量(%) アルコール 10 ソルビトール 20 ゼラチン 2カルボキシメチルセルロースナトリウム 2 ポリアクリル酸ナトリウム 10 水酸化アルミニウム 0.1 酸化チタン 8.0 清涼剤 0.1 香料 0.05 イオン交換水(合計100%にする) 残部 結果をそれぞれ図1〜3に示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 恒之 東京都品川区西五反田3−9−1 株式会 社資生堂ビューティーサイエンス研究所内 (72)発明者 塚越 徳子 東京都品川区西五反田3−9−1 株式会 社資生堂ビューティーサイエンス研究所内 (72)発明者 広飯 妙子 東京都品川区西五反田3−9−1 株式会 社資生堂ビューティーサイエンス研究所内 (72)発明者 奥山 省吾 東京都中央区銀座7−5−5 株式会社資 生堂内 (72)発明者 橘鷹 恵子 東京都中央区銀座7−5−5 株式会社資 生堂内 (72)発明者 友近 かおり 東京都中央区銀座7−5−5 株式会社資 生堂内 Fターム(参考) 4C083 AB222 AB242 AC102 AC132 AD092 AD272 AD432 BB41 CC02 CC50 EE50

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 健やかな肌状態を維持もしくは作出し、
    そして/または深いリラクセーションを味わうことので
    きる美容方法であって、ケア化粧手段に加え、心に作用
    しうる快刺激手段を組み込んだことを特徴とする美容
    法。
  2. 【請求項2】 ケア化粧手段がスキンケアであり、心に
    作用しうる快刺激手段が被施術者に香料を積極的に吸引
    させる段階を含むものである請求項1記載の美容法。
  3. 【請求項3】 心に作用しうる快刺激手段が目を閉じた
    状態で実施される請求項1または2記載の美容法。
  4. 【請求項4】 スキンケアが、皮膚の汚れを落す洗浄段
    階、次いで皮膚に必要な成分の補給段階を少なくとも含
    んでなり、心に作用しうる快刺激手段が、前記洗浄段階
    の後に実施される請求項2または3記載の美容法。
  5. 【請求項5】 ケア化粧手段および心に作用しうる快刺
    激手段が、順次、皮膚の洗浄段階、香料を積極的に吸引
    させる段階、皮膚に必要な成分を補給する段階、および
    目を閉じる段階を含んでなる請求項1〜4のいずれかに
    記載の美容法。
  6. 【請求項6】 目を閉じた状態がアイマスクによって得
    られる請求項3〜5のいずれかに記載の美容法。
  7. 【請求項7】 香料が少なくともフローラルブーケの香
    調を含んでなる請求項2〜6のいずれかに記載の美容
    法。
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