JP2000053272A - シート材検知装置 - Google Patents

シート材検知装置

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JP2000053272A
JP2000053272A JP10221928A JP22192898A JP2000053272A JP 2000053272 A JP2000053272 A JP 2000053272A JP 10221928 A JP10221928 A JP 10221928A JP 22192898 A JP22192898 A JP 22192898A JP 2000053272 A JP2000053272 A JP 2000053272A
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信隆 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材との接触時にフィラーの接触圧は小
さく、シート材からフィラーが解放される際には復元力
の大きなシート材検知装置を提供する。 【課題手段】 シート材当接フィラーと検知部とを備え
るシート材検知装置において、シート材当接フィラー9
1を当接片96と検知部連関部位97とこれらを連結す
る所定長さの軸部93とから構成し、シート材7と当接
片96の当接後の所定量変位してから上記軸部93のね
じれ力がシート材に及ぶように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にプリンタ、フ
ァクシミリ、複写機等の画像形成装置において搬送され
るシート材、例えば、転写紙や画像原稿を検知するため
の装置に関するものであって、より広くはシート材を搬
送する装置にあって当該シート材を検知する必要がある
場合一般に適用されるべきものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばフィラーと称される接触片
を用いてシート材の搬送を検知するようになった装置に
あっては、センサフィラーをバネで付勢して、このセン
サフィラーにシート材が突き当たり、バネ付勢力に抗し
て当該センサフィラーを倒すことによってシート材の搬
送を検知するようになっている。
【0003】このように搬送されるシート材をフィラー
で検知する場合、当該フィラーとシート材との接触圧が
あまり高いと、当接の際にシート材先端がフィラーに食
い込むことになって、当該シート材に傷がついてしま
う。一方、上記接触圧があまり小さくなるような構成で
は、付勢力が弱く、シート材がフィラーを通過した後、
倒されたフィラーが元の位置に戻るまでの時間tがかか
ることとなり、その時間t内においては次のシート材を
搬送することができないので、言い換えれば、両シート
材の間隔距離は時間tでの搬送距離より大きくなければ
ならないので、シート材の大量処理に制約となる。即
ち、例えば画像形成装置で複写生産性を向上させるため
に、一つには用紙の搬送速度を上げることが考えられる
が、現像装置や定着装置における技術的問題から限界が
あり、別の対策として、搬送される用紙の物理的間隔を
短縮化することが考慮されるのであるが、上記のように
フィラーの復元時間が長くなると、その短縮化も制約を
受けることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
の問題に鑑み、シート材との接触時にフィラーの接触圧
は小さく、シート材からフィラーが解放される際には復
元力の大きなシート材検知装置を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明にし
たがって、シート材当接フィラーと検知部とを備えるシ
ート材検知装置において、シート材当接フィラーを当接
片と検知部連関部位とこれらを連結する所定長さの軸部
とから構成し、シート材と当接片の当接後の所定量変位
してから上記軸部のねじれ力がシート材に及ぶように構
成されることによって、解決される。
【0006】上記軸部のすくなくとも1部がコイル状に
形成されていれば好適である。また上記シート材当接フ
ィラーがホームポジションに戻る際に衝撃吸収部材に当
接するようになっていれば、一層好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を、図に示す例に基
づいて説明する。先ず図1は、電子写真プロセスを利用
した画像形成装置であるレーザープリンタの全体構造を
示したものであり、当該レーザープリンタの本体装置1
内には、そのほぼ中央に感光体2が設けられ、当該感光
体2の周囲には、帯電器3、光学装置20により感光体
2上に書き込まれた潜像を可視像化する現像装置4、感
光体2上の画像を記録紙7に転写する転写ローラ5、ク
リーニング装置6等が配置されている。また感光体2等
の下方には、記録紙7を収納した給紙カセット8、当該
給紙カセット8内の記録紙7を給紙するための給紙ロー
ラ9があり、更に給紙カセット8内には支点回動して上
昇可能で給紙ローラ9に記録紙7を所定圧力で当接させ
る底板33があり、給紙しようとする記録紙7を1枚ず
つ分離するための分離パッド28、給紙された記録紙7
と感光体2上の画像を同期させるべくタイミングをとる
レジストセンサ10、一定の速度で記録紙を送り出す搬
送ローラ21が設けられている。
【0008】なお給紙カセット8の他に手差し給紙口か
らも給紙することができ、給紙カセット8と同様に給紙
ローラ9'、分離パッド28’、底板が備えられてい
る。更に感光体2等の上方には、転写ローラ5を用いて
電気的に記録紙7へ転写された画像を定着させるための
定着装置11、当該定着装置11において画像定着が行
われた記録紙7を下記のスタッカー部へ排紙する排紙ロ
ーラ12等が設けられている。
【0009】上記本体装置1の一部である本体カバー1
aの上面部には画像形成が行われた記録紙7が排紙され
るべきスタッカー部13が形成されている。また上記本
体装置1内におけるスタッカー部13の下方には、金属
製ケース14内に収納された電装部15が設けられてお
り、この電装部15は、コントローラ基板16や、当該
コントローラ基板16上に取り付けられた各種の調整ス
イッチや制御スイッチ(図示せず)等により形成されて
いる。更に、上記本体装置1内における上記ケース14
の下方には、電源17や電装基板18を収納したケース
19、及び上記感光体2上へ潜像の書き込みを行う光学
装置20が設けられている。
【0010】ここで本発明に係るシート材検知装置をレ
ジストセンサ10として例示的に説明する。このレジス
トセンサ10の構造を図2及び3に詳示する。レジスト
センサ10はフィラー片91とセンサ部95とから基本
的に構成されている。図3で認識できるように、フィラ
ー片91は、記録紙7と当接する紙当接部96とセンサ
部をオンする遮光部97とこれらを連結する軸部93と
からなっている。フィラー片91はバランス上、通常の
ホームポジション乃至待機位置として紙当接部96が前
方に倒れぎみとなり、遮蔽部は用紙搬送方向下流側のク
ッション部材100に当接するようになっている。本例
では図2に示されるように、紙当接部96は記録紙7の
搬送経路中央域に配設され、遮光部97はセンサ部95
と共に当該搬送経路の外に配置され、これらをシャフト
状の軸部93でつないでおり、これによって軸部にねじ
れ力Fが作用することとなる。図4に示されるように、
紙当接部96と遮光部97を連結する軸部93にコイル
部分を備えるようにしてもよい。センサ部95は本例の
場合、透過型フォトセンサとして形成されている。
【0011】次に、このレジストセンサ10の作動を説
明する。記録紙7が図3における左方向から進入して、
その先端がフィラー片91の紙当接部96と接触する
と、フィラー片91を軸部93を支点として時計回りに
回転し、それに伴って遮光部97が透過型フォトセンサ
95から外れることとなり、当該センサ95はオンす
る。その後、フィラー片91は記録紙7により更に押さ
れると、遮光部97はストッパ98に当接して変位しな
くなるが、紙当接部96は記録紙7に押し込まれて軸部
93がねじられ、最も押し倒された位置でねじれ力Fが
蓄えられた状態となりながら記録紙を通過させる。
【0012】従来一般に、図5aに示されるように、搬
送経路途中に当該経路に対して垂直であるようにフィラ
ー76を配置しているが、記録紙7が当該フィラー76
に当接する時、記録紙7は上下いずれかに曲がってしま
ったり、既述のように記録紙先端に食い込み傷が生じる
ことが起こっていたが、本発明のように、記録紙7と紙
当接部96が当接して軸部がねじられ始めるまでの所定
変位の間、ねじれ力の発生しない、言い換えれば、接触
圧が小さいようにすると、ねじれ力が発生する段階でフ
ィラー片が例えば45度ほど傾くので、記録紙7は紙当
接部96を乗り越えるように、したがって搬送経路の上
ガイド面79に摺擦しながら搬送されることとなって、
当接の際の上記の問題が回避できる。
【0013】そして記録紙7の後端が紙当接部96を通
過すると、当該ねじれ力Fによってフィラー片91は勢
いよく、ホームポジションへ戻ることとなる。その際、
フィラー片91の遮光部97はクッション部材100に
当たって衝撃を吸収され、跳ね返りが抑制される。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シート材当接
フィラーと検知部とを備えるシート材検知装置におい
て、シート材当接フィラーを当接片と検知部連関部位と
これらを連結する所定長さの軸部とから構成し、シート
材と当接片の当接後の所定量変位してから上記軸部のね
じれ力がシート材に及ぶように構成されているので、シ
ート材と当接片の当接の際の接触圧を小さくすることが
でき、当接片がかなり傾いた後に接触圧が上がりだすの
で、シート材先端の食い込み傷や無理な折れ曲がりを回
避することができ、またシート材通過後には軸部のねじ
れ力によってシート材当接フィラーは素早くホームポジ
ションに戻ることができる。
【0015】軸部のすくなくとも1部がコイル状に形成
されていれば、接触圧や接触位置の任意設定が容易であ
る。また上記シート材当接フィラーがホームポジション
に戻る際に衝撃吸収部材に当接するようになっていれ
ば、反動によってシート材当接フィラーが跳ねて検知部
を誤作動する事態を回避でき、また無用の衝撃音を吸収
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート材検知装置をレジストセン
サとして適用したレーザープリンタの全体構造を示す概
略図である。
【図2】本発明に係るレジストセンサを切開的に示す部
分斜視図である。
【図3】図2のレジストセンサを断面的に示す図であ
る。
【図4】レジストセンサの軸部の一変形例を示す図であ
る。
【図5】従来のシート材検知装置と本発明に係るシート
材検知装置とでの当接時の状態を説明する図で、aは従
来装置においてシート材先端が折れ曲がる又は湾曲する
様子を示すもので、bは本発明に係る装置ではそのよう
な状態を回避できることを示す図である。
【符号の説明】
7 記録紙、シート材 10 レジストセンサ 21 レジストローラ 93 軸部 95 センサ部 96 紙当接部 97 遮光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材当接フィラーと検知部とを備え
    るシート材検知装置において、シート材当接フィラーを
    当接片と検知部連関部位とこれらを連結する所定長さの
    軸部とから構成し、シート材と当接片の当接後の所定量
    変位してから上記軸部のねじれ力がシート材に及ぶよう
    に構成されたことを特徴とするシート材検知装置。
  2. 【請求項2】 上記軸部のすくなくとも1部がコイル状
    に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のシート
    材検知装置。
  3. 【請求項3】 上記シート材当接フィラーがホームポジ
    ションに戻る際に衝撃吸収部材に当接するようになって
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート材
    検知装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011073852A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Sharp Corp 排紙装置および画像形成装置
JP2012000836A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
JP2013029752A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2013237498A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Fuji Xerox Co Ltd 用紙搬送装置および画像形成装置

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