JP2000052852A - ランプ取付構造 - Google Patents

ランプ取付構造

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JP2000052852A
JP2000052852A JP22030198A JP22030198A JP2000052852A JP 2000052852 A JP2000052852 A JP 2000052852A JP 22030198 A JP22030198 A JP 22030198A JP 22030198 A JP22030198 A JP 22030198A JP 2000052852 A JP2000052852 A JP 2000052852A
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JP
Japan
Prior art keywords
lamp
boss
clip
mounting surface
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP22030198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Amano
寛司 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体側のクリップの受入れ方向とランプ側の
ボスの進入方向とが一致しない場合でも、ランプを確実
にクリップ止めすることができるランプ取付構造を提供
する。 【解決手段】 背面にボス6を備えたランプハウジング
4と、上記ボス6に嵌合するクリップ5が配設されたラ
ンプ取付面2とを有し、上記クリップ5が、断面C字状
に形成されて合口部8aを有する筒状嵌合部8を備え、
所定方向に指向された合口部8aが弾性変形により開閉
することで、上記ボス6が筒状嵌合部8に対し筒軸方向
に移動可能に嵌合又は離脱し、上記ボス6の進入方向と
上記クリップ5の受入れ方向とが一致しない場合でも、
リヤコンビネーションランプ3を確実にクリップ止めし
得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のランプ
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ワンボックスカー等の車体後部には、図
4に示すように、テールゲート100 で開閉される開口縁
部101 の左,右両部に位置してリヤコンビネーションラ
ンプ102 が取り付けられることは良く知られている。
【0003】このリヤコンビネーションランプ102 は、
図5及び図6に示すように、そのランプハウジング103
がリヤクォータパネル104 のランプ取付面105 に対しネ
ジ106 やクリップ107 (車体側)及びボス108 (ランプ
側)で着脱自在に取り付けられ、ランプハウジング103
内のバルブ109 の交換等が可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のランプ取付構造にあっては、クリップ107 が単純な
グロメットリング状に形成されてランプ取付面105 の取
付穴110 に嵌着されていたため、前記ランプ取付面105
の全面がランプ取付時におけるランプハウジング103 の
進入(取付)方向に対し直交する場合は問題なくリヤコ
ンビネーションランプ102 を取り付けることができるが
(実開平1−149832号公報等参照)、ランプ取付
面105 の一部が傾斜するなどして前記ランプハウジング
103 の進入(取付)方向に対し直交しない場合は、この
直交しないランプ取付面105 に配設されたクリップ107
の受入れ方向と前記ランプハウジング103 から突出した
ボス108 の進入方向とが一致しなくなるので、リヤコン
ビネーションランプ102 を車体側にクリップ止めするこ
とができなくなるという不具合があった。
【0005】また、前記ランプ取付面105 の傾斜如何に
かかわらず、前記クリップ107 の受入れ方向とボス108
の進入方向とが一致しなくなるケースとして、ランプ取
付面105 が車両の高い位置にあって作業者がランプハウ
ジング103 を斜め上方に向けて進入させる場合があり、
この場合も従来のクリップ107 では取付が非常に困難と
なる。
【0006】そこで、本発明の目的は、クリップの受入
れ方向とのボスの進入方向とが一致しない場合でも、ラ
ンプを確実にクリップ止めすることができるランプ取付
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の請求項1に係るランプ取付構造は、車体パ
ネル又はランプ本体背面のどちらか一方に突設するボス
と、車体パネル又はランプ本体背面のどちらか他方に設
けられ、上記ボスと嵌合するクリップとを有し、上記ク
リップが、断面C字状に形成され上記車体パネル又はラ
ンプ本体背面のどちらか他方の面に略平行に位置する筒
状嵌合部を備え、上記ボスとの嵌合の際、同ボスが上記
筒状嵌合部の長手方向へ変位可能とし、上記ボスの進入
方向と上記クリップの受入れ方向とが一致しない場合で
も、ランプを確実にクリップ止めし得るようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るランプ取付構
造を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0009】[実施例]図1は本発明の一実施例を示す
リヤコンビネーションランプの取付構造図、図2は同じ
くクリップの構造説明図、図3は同じく異なった形状の
クリップの構造説明図である。
【0010】図1に示すように、ワンボックスカー等に
おけるリヤクォータパネル1の後端部には所定の深さだ
け凹んで且つ後述するランプハウジング4の進入(取
付)方向に対し直交しないよう車両前方へ傾斜されてラ
ンプ取付面2が形成され、このランプ取付面2にリヤコ
ンビネーションランプ3が取り付けられている。
【0011】前記リヤコンビネーションランプ3のラン
プハウジング(ランプ本体)4は、その一側(車幅方向
の外側)が前記ランプ取付面2に配設されたクリップ5
と同ランプハウジング4に突設されたボス(ピボット)
6との嵌合により固定され、他側(車幅方向の内側)が
図示しないフランジ部を介して複数本のネジにより固定
される。尚、この他側フランジ部は、テールゲートが閉
まっている状態では同テールゲートの側縁部で覆われ、
外部には露出しないようになっている。
【0012】前記クリップ5は、ランプ取付面2の上下
方向に複数箇所(図中では2箇所)配設される合成樹脂
製のものである。図2及び図3にも示すように、クリッ
プ5は、車体側へ取り付けるための取付部7と前記ラン
プ側のボス6が嵌合するための筒状嵌合部8とからな
る。
【0013】前記取付部7は、傘状の取付座7aから一
対の弾性係合片7bを延出してなり、当該弾性係合片7
bの根元に形成された係合凹部7cにランプ取付面2の
取付穴2aが嵌合することで取り付けられるようになっ
ている。
【0014】前記筒状嵌合部8は、テーパ状の合口部8
aを有する所定長さの円筒状に形成され、前記合口部8
aが弾性変形により開閉することで、前記ボス6が筒状
嵌合部8に対し嵌合又は離脱し得るようになっている。
【0015】前記合口部8aは、図2のように、筒状嵌
合部8の中心線上(正面視で)に形成しても良いし、図
3のように、筒状嵌合部8の中心線上から若干ずらして
斜めに形成してもよい。
【0016】このように構成されるため、リヤコンビネ
ーションランプ3を取り付けるにあたっては、先ず、リ
ヤクォータパネル1のランプ取付面2における前述した
所定箇所にクリップ5を取り付ける。この際、各クリッ
プ5の筒状嵌合部8の筒軸線(合口部8aの中心線)が
ランプ取付面2の傾斜方向に沿うように配設される。
【0017】次いで、リヤコンビネーションランプ3の
ランプハウジング4を前記ランプ取付面2に向けて進入
させて当該ランプハウジング4の一側から突出したボス
6を前記クリップ5に嵌合させる。
【0018】この際、前記クリップ5は、その筒状嵌合
部8の合口部8aはランプ取付面2の傾斜方向に指向し
て開口していると共に弾性変形により開閉し、また筒状
嵌合部8の筒軸方向に対してはボス6を拘束しないよう
になっているので、前記ランプ取付面2がランプハウジ
ング4の進入方向に対し直交しないよう車両前方へ傾斜
されているにもかかわらず、前記ボス6は容易に筒状嵌
合部8に嵌合される。即ち、従来用いられていたクリッ
プ107 (図5参照)では受入れ方向が一つで、前述のよ
うなランプ取付面2では受入れ方向とランプハウジング
4の進入方向とが一致せず、前記ボス6を嵌合すること
ができなかったのが、本実施例のクリップ5では筒状嵌
合部8の筒軸方向が拘束されないのでランプ取付面2の
傾斜方向に沿ったいずれの方向からも前記ボス6を受け
入れることができる。さらに、前記合口部8aをテーパ
状に形成したことで、前記ボス6の嵌合が容易になる。
【0019】また、この際、クリップ5はその筒状嵌合
部8の所定長さによりクリップ5の筒軸方向の取付誤差
(ランプ取付面2に対する)も吸収することができる。
【0020】このようにして、ランプハウジング4の一
側をクリップ止めした後、ランプハウジング4の他側を
ネジ止め(図示せず)して、取付作業が終了する。
【0021】尚、本発明は上記実施例に限定されず、ラ
ンプ取付面2が傾斜していなくて車両の高い位置又は低
い位置にあって作業者がランプハウジング4を斜め上方
又は下方に向けて進入させる場合でも、従来のクリップ
107 では受入れ方向とランプハウジング4の進入方向と
が一致せず、前記ボス6を嵌合することができなかった
のが、本発明のクリップ5では合口部8aを車両の上下
方向を指向して開口させることで、前記ボス6を容易に
受け入れられる。
【0022】また、例えば図2のように形成したクリッ
プ5をその合口部8aをランプ取付面2の傾斜方向を指
向して開口するよう配設する一方、図3のように形成し
たクリップ5を、ランプ取付面2の比較的緩やかな傾斜
面部において、その合口部8aをランプ取付面2の傾斜
方向と直角な方向を指向して開口するよう配設するなど
して組み合わせて用いると、前記ボス6を容易に嵌合す
ることができることに加えて、ランプハウジング4をそ
の一側において上下左右方向に位置決め・固定すること
ができる。
【0023】また、上記実施例では、ランプ本体側にボ
スを突設し、車体パネル側にクリップを設ける例を示し
たが、反対にランプ本体側にクリップを設け、車体パネ
ル側にボスを突設するようにしても良い。更に、本発明
はリヤコンビネーションランプ以外のランプにも適用す
ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、車体パネル又はランプ本体背面のどちらか一方に
突設するボスと、車体パネル又はランプ本体背面のどち
らか他方に設けられ、上記ボスと嵌合するクリップとを
有し、上記クリップが、断面C字状に形成され上記車体
パネル又はランプ本体背面のどちらか他方の面に略平行
に位置する筒状嵌合部を備え、上記ボスとの嵌合の際、
同ボスが上記筒状嵌合部の長手方向へ変位可能としたの
で、上記ボスの進入方向と上記クリップの受入れ方向と
が一致しない場合でも、ランプを確実にクリップ止めす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリヤコンビネーション
ランプの取付構造図である。
【図2】同じくクリップの構造説明図である。
【図3】同じく異なった形状のクリップの構造説明図で
ある。
【図4】ワンボックスカーの外観斜視図である。
【図5】ワンボックスカーのボデー後部の斜視図であ
る。
【図6】従来のリヤコンビネーションランプの取付構造
図である。
【符号の説明】
1 リヤクォータパネル 2 ランプ取付面 3 リヤコンビネーションランプ3 4 ランプハウジング 5 クリップ 6 ボス 7 取付部 7a 取付座 7b 弾性係合片 7c 係合凹部 8 筒状嵌合部 8a 合口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネル又はランプ本体背面のどちら
    か一方に突設するボスと、 車体パネル又はランプ本体背面のどちらか他方に設けら
    れ、上記ボスと嵌合するクリップとを有し、 上記クリップが、断面C字状に形成され上記車体パネル
    又はランプ本体背面のどちらか他方の面に略平行に位置
    する筒状嵌合部を備え、上記ボスとの嵌合の際、同ボス
    が上記筒状嵌合部の長手方向へ変位可能としたことを特
    徴とするランプ取付構造。
JP22030198A 1998-08-04 1998-08-04 ランプ取付構造 Pending JP2000052852A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100388282B1 (ko) * 2001-03-21 2003-06-19 기아자동차주식회사 차량의 헤드램프 취부구조
EP1193126A3 (de) * 2000-09-14 2004-01-14 Hella KG Hueck & Co. Leuchte für Fahrzeuge
KR100461149B1 (ko) * 2002-11-07 2004-12-14 현대자동차주식회사 자동차용 리어 콤비네이션 램프의 체결 구조
CN102616299A (zh) * 2012-04-23 2012-08-01 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车灯具的安装结构
DE102013001284A1 (de) * 2013-01-25 2014-07-31 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Vorrichtung zum Befestigen einer Leuchte an einer Fahrzeugkarosserie sowie Fahrzeugleuchte
CN112172660A (zh) * 2019-07-05 2021-01-05 本田技研工业株式会社 灯体安装构造

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KR100461149B1 (ko) * 2002-11-07 2004-12-14 현대자동차주식회사 자동차용 리어 콤비네이션 램프의 체결 구조
CN102616299A (zh) * 2012-04-23 2012-08-01 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车灯具的安装结构
DE102013001284A1 (de) * 2013-01-25 2014-07-31 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Vorrichtung zum Befestigen einer Leuchte an einer Fahrzeugkarosserie sowie Fahrzeugleuchte
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Effective date: 20040601

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Effective date: 20041214