JP2000050551A - 電動機及びこれを用いた電動送風機 - Google Patents

電動機及びこれを用いた電動送風機

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JP2000050551A
JP2000050551A JP10215046A JP21504698A JP2000050551A JP 2000050551 A JP2000050551 A JP 2000050551A JP 10215046 A JP10215046 A JP 10215046A JP 21504698 A JP21504698 A JP 21504698A JP 2000050551 A JP2000050551 A JP 2000050551A
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insulating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端面絶縁部材及びロータコイルの重量をあまり
増加させずにロータコアの角部とロータコイルとの間の
十分な絶縁距離を確保できる様にした電動機及びこれを
用いた電動送風機を提供すること。 【解決手段】複数の磁極歯16bが円形状のコア基部1
6aの周面に周方向に等ピッチで突設させられたロータ
コア16と、磁極歯16b,16b間に配設され且つ両
磁極歯16b,16bの側面に当接する側面絶縁部材1
7と、コア基部16aの端面に当接する基部絶縁板部1
8a及び磁極歯16bの端面に当接する歯絶縁板部18
bが設けられた板状の端面絶縁部材18と、絶縁部材1
7,18を介して磁極歯16bに捲回されたロータコイ
ル19が設けられたロータを備え、端面絶縁部材18の
基部絶縁板部18aの厚さは歯絶縁板部18bの肉厚よ
り厚く形成されている電動機及びこれを用いた電動送風
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機(電動モ
ータ)及びこれを用いた電動送風機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電動送風機には、例えば図11に
示したようなものがある。この電動送風機は、電動部1
0と、この電動部10により駆動される送風部20を有
する。
【0003】電動部10は、有底筒状のモータケース1
1と、モータケース11内面に固定されたステータ(固
定子)12と、モータケース11に回転自在に保持され
たロータシャフト13と、ロータシャフト13に一体に
設けられ且つステータ12内に回転自在に配設されたロ
ータ(回転子)14と、ロータシャフト13に保持され
たコミュンテータ(整流子)15と、モータケース11
に保持され且つコミュンテータ15に摺接するカーボン
ブラシCBを有する。
【0004】また、送風部20は、モータケース11に
取り付けられた整流板21と、整流板21を貫通するロ
ータシャフト13の端部に取り付けられた遠心ファン2
2と、モータケース11の開口端に設けたフランジ11
aに嵌合保持されて整流板21及び遠心ファン22をカ
バーするファンカバー23を有する。そして、電動部1
0のロータシャフト13が回転駆動されると、遠心ファ
ン22がロータシャフト13と一体に回転させられる。
この回転によりエアがファンカバー23の中央の吸込口
23aからエアが遠心ファン22内に中央の吸込口22
aから吸い込まれ、この吸い込まれたエアが遠心ファン
22の周縁の吐出口22bから吐出され、この吐出され
たエアが整流板21に設けられた図示略のエア通路を介
してモータケース11内に案内される様になっている。
この構成は周知であるので詳細な説明は省略する。
【0005】しかも、この電動送風機のロータ14は、
図12〜図14に示した様に円形状のコア基部16aの
周面に複数の磁極歯16bが周方向に等ピッチで突設さ
せられたロータコア(回転子鉄心)16と、ロータコア
16の隣接する磁極歯16b,16b間に図14の如く
配設され且つ両磁極歯16b,16bの側面に当接する
V字状の側面絶縁部材(側面絶縁シート)17と、コア
基部16aの端面に当接する基部絶縁板部18a及び磁
極歯16aの端面に当接する歯絶縁板部18bが図1
5,図16の如く設けられた端面絶縁部材(絶縁端板)
18と、絶縁部材17,18を介して複数の磁極歯16
bに捲回されたロータコイル(回転子巻線)19が設け
られている。このロータコイル19は、複数の磁極歯1
6bに所定歯数おいて跨るように捲回されていると共
に、コミュンテータ15の整流子部材15aに接続され
ている。尚、端面絶縁部材18の中央にはロータシャフ
ト13に嵌合する筒部18cが一体に設けられている。
【0006】ところで、上述したように、製造時の寸法
バラツキにより側面絶縁部材17がロータコア16の端
面から突出して、側面絶縁部材17が端面絶縁部材18
やロータコイル19によって皺になったりズレたりする
のを避けるために、側面絶縁部材17のロータシャフト
13に沿う方向の寸法はロータコア16の端面間の寸法
よりも僅かに短く設定している。
【0007】この結果、図17に示したようにロータコ
ア16の角部は絶縁部材17,18によって絶縁されて
いないので、短絡防止のためにロータコア16の角部と
ロータコイル19との間にある程度の絶縁距離Lをとる
必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この様なロータにおい
ては、ロータコイル19を絶縁部材17,18を介して
ロータコア16の磁極歯16bに巻く際に、図17
(a)の基部絶縁板部18aの角部18a′が変形しな
ければ、絶縁距離Lを確保出来る。
【0009】しかしながら、ロータコア16の磁極歯1
6bに巻く際に、ロータコイル19が図17(b),
(c)の如く基部絶縁板部18aの角部18a′に食い
込むので、端面絶縁部材18の肉厚がt0で示したよう
に薄い場合には絶縁距離Lが短くなり、好ましいもので
はない。特に、絶縁距離Lは、端面絶縁部材18の肉厚
0を変えずに、ロータコイル19の直径を細くした場
合に短くなる傾向にある。
【0010】従って、この絶縁距離Lを十分に確保する
には図18に示したように端面絶縁部材18の肉厚tを
図16に示した肉厚t0のものよりも厚くすることが考
えられる。
【0011】しかし、この場合には、肉厚の増加した分
だけ端面絶縁部材18の重量が多くなると共に、ロータ
コイル19の巻線長さも長くなって、この巻線長さの増
加分だけロータコイル19の重量も増加するため、ロー
タ16の重量が増加するという問題がある。
【0012】そこで、本発明は、端面絶縁部材及びロー
タコイルの重量をあまり増加させずにロータコアの角部
とロータコイルとの間の十分な絶縁距離を確保できる様
にした電動機及びこれを用いた電動送風機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明の電動機は、複数の磁極歯が円形状
のコア基部の周面に周方向に等ピッチで突設させられた
ロータコアと、前記ロータコアの磁極歯間に配設され且
つ両磁極歯の側面に当接する側面絶縁部材と、前記コア
基部の端面に当接する基部絶縁板部及び磁極歯の端面に
当接する歯絶縁板部が設けられた板状の端面絶縁部材
と、前記絶縁部材を介して前記磁極歯に捲回されたロー
タコイルが設けられたロータを備える電動機において、
前記端面絶縁部材の基部絶縁板部の厚さは前記歯絶縁板
部の肉厚より厚く形成されていることを特徴とする。
【0014】また、請求項2の発明は、前記端面絶縁部
材は、主基部絶縁板部と歯絶縁板部を備える端面絶縁部
材本体と、前記主基部絶縁板部に積層された補助絶縁板
を有することを特徴とする。
【0015】更に、請求項3の発明は、前記基部絶縁板
部に周方向に延びる環状突起を形成すると共に、前記環
状突起を設けた部分の厚さを前記歯絶縁板部の肉厚より
厚く形成することにより、前記端面絶縁部材の基部絶縁
板部の一部の厚さを前記歯絶縁板部の肉厚より厚く形成
したことを特徴とする。
【0016】また、上述の目的を達成するため、請求項
4の発明の電動送風機は、請求項1〜3の電動機で送風
ファンを駆動させるようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図10に基づいて説明する。
【0018】図2において電動送風機は、電動部10
と、この電動部10により駆動される送風部20を有す
る。
【0019】この電動部10は、有底筒状のモータケー
ス11と、モータケース11内面に固定されたステータ
(固定子)12と、モータケース11に回転自在に保持
されたロータシャフト13と、ロータシャフト13に一
体に設けられ且つステータ12内に回転自在に配設され
たロータ(回転子)14と、ロータシャフト13に保持
されたコミュンテータ(整流子)15と、モータケース
11に保持され且つコミュンテータ15に摺接するカー
ボンブラシCBを有する。
【0020】また、送風部20は、モータケース11に
取り付けられた整流板21と、整流板21を貫通するロ
ータシャフト13の端部に取り付けられた遠心ファン
(送風ファン)22と、モータケース11の開口端に設
けたフランジ11aに嵌合保持されて整流板21及び遠
心ファン22をカバーするファンカバー23を有する。
そして、電動部10のロータシャフト13が回転駆動さ
れると、遠心ファン22がロータシャフト13と一体に
回転させられる。この回転によりエアがファンカバー2
3の中央の吸込口23aからエアが遠心ファン22内に
中央の吸込口22aから吸い込まれ、この吸い込まれた
エアが遠心ファン22の周縁の吐出口22bから吐出さ
れ、この吐出されたエアが整流板21に設けられた図示
略のエア通路を介してモータケース11内に案内される
様になっている。この構成は周知であるので詳細な説明
は省略する。
【0021】しかも、この電動送風機のロータ14は、
図1,図2に示したように、ロータコア(回転子鉄心)
16,側面絶縁部材(側面絶縁シート)17,端面絶縁
部材(絶縁端板)18,ロータコイル(回転子巻線)1
9を有する。
【0022】このロータコア16は、図3〜図4に示し
た様に、円形状のコア基部16aと、コア基部16aの
周面に周方向に等ピッチで突設させられた複数の磁極歯
16bを有する。
【0023】また、側面絶縁部材17は、図5,図9に
示したように、平面形状がV字状に形成されていると共
に、ロータコア16の隣接する磁極歯16b,16b間
に図4の如く配設されて、自己の弾性力により両磁極歯
16b,16bの側面に当接している。しかも、側面絶
縁部材17のロータシャフト13に沿う方向の寸法はロ
ータコア16の両端面間の寸法よりも僅かに小さく設定
されている。
【0024】更に、端面絶縁部材18は、図1,図6〜
図9の如く、コア基部16aに対向する基部絶縁板部1
8aと、磁極歯16aの端面に対向する歯絶縁板部18
bを有する。しかも、この端面絶縁部材18は、平面形
状がロータコア16の端面形状と略同じに形成されてい
る。
【0025】この端面絶縁部材18の基部絶縁板部18
aには、ロータコア16の端面側に突出してコア基部1
6aの端面に当接する円形突部30が設けられている。
しかも、この端面絶縁部材18の基部絶縁板部18aの
厚さは、歯絶縁板部18bの肉厚より厚く形成されてい
る。18cは、端面絶縁部材18の中央に一体に形成さ
れた筒部である。この筒部18cはロータシャフト13
に嵌合されている。また、ロータコイル19は、複数の
磁極歯16bに所定歯数おいて跨るように捲回されてい
ると共に、コミュンテータ15の整流子部材15aに接
続されている。しかも、端面絶縁部材18の歯絶縁板部
18bは、ロータコイル19の巻き付け力により自己の
弾性力に抗してロータコア16の磁極歯16b側に押圧
変形させられて、磁極歯16bの端面に当接させられて
いる。この押圧変形により歯絶縁板部18bが撓められ
た分だけ、ロータコア16の両端に設けた端面絶縁部材
18,18の歯絶縁板部18b,18bの間隔が狭くな
る。従って、この場合には、ロータコア16の両端に設
けた端面絶縁部材18,18の歯絶縁板部18b,18
bが撓められていない状態でロータコイル19が捲回さ
れた場合に比べて、ロータコイル19の巻線長さが短く
なり、ロータコイル19の重量を少なくできる。
【0026】次に、この様な構成の電動送風機の作用を
説明する。
【0027】カーボンブラシCB及びコミュンテータ1
5を介してロータ14のロータコイル19に通電する
と、ロータ14が磁極歯16bに発生する磁力で回転駆
動される。これによりロータシャフト13がロータ14
と一体に回転駆動されて、遠心ファン22がロータシャ
フト13と一体に回転させられる。
【0028】このロータ14は、図18の端面絶縁部材
18を用いたものに比べて、端面絶縁部材18及びロー
タコイル19の重量が軽くなっているので、慣性力も小
さくなっている。
【0029】従って、上述の構成の電動送風機を電気掃
除機に用いて、電動送風機の回転数を段階的に可変し
て、電気掃除機の吸込風量を例えば「強、中、弱」等に
制御できる様に構成した場合、ロータ14の回転数切替
制御を迅速に行うことができることになる。
【0030】そして、遠心ファン22の回転によりエア
がファンカバー23の中央の吸込口23aからエアが遠
心ファン22内に中央の吸込口22aから吸い込まれ、
この吸い込まれたエアが遠心ファン22の周縁の吐出口
22bから吐出され、この吐出されたエアが整流板21
に設けられた図示略のエア通路を介してモータケース1
1内に案内される。
【0031】また、上述した実施例では、端面絶縁部材
18の基部絶縁板部18aに円形突部30を設けて、基
部絶縁板部18aの厚さを歯絶縁板部18bの厚さより
も厚くしている構成としたが、必ずしもこれに限定され
るものではない。
【0032】例えば、図10(a)に示したように、基
部絶縁板部18aの内外周縁部に周方向に延びる内外二
重の環状突起31,32を形成すると共に、環状突起3
1,32を設けた部分の厚さを歯絶縁板部18bの肉厚
より厚く形成することにより、端面絶縁部材18の基部
絶縁板部18aの一部の厚さを歯絶縁板部18bの肉厚
より厚く形成した構成としても良い。この実施例の端面
絶縁部材18は、上述した図7の端面絶縁部材18に比
べて、重量をより軽くできる。
【0033】また、上述した実施例では、端面絶縁部材
18の基部絶縁板部18aに円形突部30を一体に形成
して、基部絶縁板部18aの厚さを歯絶縁板部18bの
厚さよりも厚くしている構成としたが、必ずしもこれに
限定されるものではない。
【0034】例えば、図10(b)に示したような端面
絶縁部材(絶縁端板)40を、端面絶縁部材18に代え
て用いる様にしても良い。この端面絶縁部材40は、端
面絶縁部材本体41と円形の補助絶縁部材(補助絶縁
板)42を有する。この端面絶縁部材本体41は、主基
部絶縁板部41aと歯絶縁板部41bを備え、ロータコ
ア16の端面形状と略同じ形状に形成されている。そし
て、補助絶縁部材42は、端面絶縁部材本体41の主基
部絶縁板部41aに積層されている。この主基部絶縁板
部41aと補助絶縁部材42により、端面絶縁部材40
の基部絶縁板部40aを構成している。そして、厚さの
異なる補助絶縁部材42を複数用意しておいて、必要に
応じて補助絶縁部材42の厚さを選択することにより、
基部絶縁板部40aの厚さを調整できる。41cは端面
絶縁部材本体41の中央に設けられた筒部で、この筒部
41cは上述のロータシャフト13に嵌合保持される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
電動機は、複数の磁極歯が円形状のコア基部の周面に周
方向に等ピッチで突設させられたロータコアと、前記ロ
ータコアの磁極歯間に配設され且つ両磁極歯の側面に当
接する側面絶縁部材と、前記コア基部の端面に当接する
基部絶縁板部及び磁極歯の端面に当接する歯絶縁板部が
設けられた板状の端面絶縁部材と、前記絶縁部材を介し
て前記磁極歯に捲回されたロータコイルが設けられたロ
ータを備える電動機において、前記端面絶縁部材の基部
絶縁板部の厚さは前記歯絶縁板部の肉厚より厚く形成さ
れている構成としたので、端面絶縁部材及びロータコイ
ルの重量をあまり増加させずにロータコアの角部とロー
タコイルとの間の十分な絶縁距離を確保できる。
【0036】また、請求項2の発明は、前記端面絶縁部
材は、主基部絶縁板部と歯絶縁板部を備える端面絶縁部
材本体と、前記主基部絶縁板部に積層された補助絶縁板
を有する構成としたので、ロータコアの角部とロータコ
イルとの間の絶縁距離を補助絶縁板の厚さを変えること
で、容易に調整できる。この結果、ロータコイルの直径
を変更した場合において、ロータコアの角部とロータコ
イルとの間の十分な絶縁距離を確保するために、端面絶
縁部材の厚さを変更する必要がある場合でも、一種類の
端面絶縁部材と厚さの異なる複数の補助絶縁部材を用意
しておくだけで対応できるので、ロータコアの平面形状
と同じ形状を有する端面絶縁部材の成形金型を複数用意
する必要がなく、製造コストが増加するのを回避でき
る。
【0037】更に、請求項3の発明は、前記基部絶縁板
部に周方向に延びる環状突起を形成すると共に、前記環
状突起を設けた部分の厚さを前記歯絶縁板部の肉厚より
厚く形成することにより、前記端面絶縁部材の基部絶縁
板部の一部の厚さを前記歯絶縁板部の肉厚より厚く形成
した構成としたので、端面絶縁部材の重量をより少なく
できる。
【0038】また、請求項4の発明の電動送風機は、請
求項1〜3の電動機で送風ファンを駆動させる構成とし
たので、装置全体の重量を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機のロータ(回転子)の要部
断面拡大説明図である。
【図2】図1のロータを備える電動機が組み込まれた電
動送風機の半断面図である。
【図3】図2のロータの半断面拡大説明図である。
【図4】図3のロータコイル(回転子巻線)を除いた状
態のロータの説明図である。
【図5】図4のロータコアとその磁極歯側面の絶縁部材
との関係を示す平面図である。
【図6】図4のロータコアの端面を絶縁する端面絶縁部
材(絶縁端板)の平面図である。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】図4のロータコアと絶縁部材との関係を示す要
部拡大斜視図である。
【図9】図8の分解斜視図である。
【図10】(a),(b)は、ロータコアの端面を絶縁
する端面絶縁部材の変形例を示す断面図である。
【図11】従来の電動機を備える電動送風機の半断面図
である。
【図12】図11の電動機のロータの半断面拡大説明図
である。
【図13】図12のロータコイル(回転子巻線)を除い
た状態のロータの説明図である。
【図14】図13のロータコアとその磁極歯側面の絶縁
部材との関係を示す平面図である。
【図15】図13のロータコアの端面を絶縁する端面絶
縁部材(絶縁端板)の平面図である。
【図16】図15のB−B線に沿う断面図である。
【図17】(a)はロータコアと図15,図16に示し
た絶縁部材との関係を示す拡大断面説明図、(b)は
(a)の構成とロータコイルとの関係を示す説明図、
(c)は(b)の要部拡大説明図である。
【図18】従来のロータコアの端面を絶縁する端面絶縁
部材の他の例を示す断面図である。
【図19】(a)はロータコアと図18に示した絶縁部
材及びロータコイルとの関係を示す説明図、(b)は
(a)の要部拡大説明図である。
【符号の説明】
10・・・電動機 16・・・ロータコア 16a・・・コア基部 16b・・・磁極歯 17・・・側面絶縁部材(側面絶縁シート) 18・・・端面絶縁部材 18a・・・基部絶縁板部 18b・・・歯絶縁板部 19・・・ロータコイル 20・・・送風部 22・・・遠心ファン(送風ファン) 31,32・・・環状突起 40・・・端面絶縁部材 41・・・端面絶縁部材本体 41a・・・基部絶縁板部 41b・・・歯絶縁板部 42・・・補助絶縁部材(補助絶縁板)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁極歯が円形状のコア基部の周面
    に周方向に等ピッチで突設させられたロータコアと、前
    記ロータコアの磁極歯間に配設され且つ両磁極歯の側面
    に当接する側面絶縁部材と、前記コア基部の端面に当接
    する基部絶縁板部及び磁極歯の端面に当接する歯絶縁板
    部が設けられた板状の端面絶縁部材と、前記絶縁部材を
    介して前記磁極歯に捲回されたロータコイルが設けられ
    たロータを備える電動機において、 前記端面絶縁部材の基部絶縁板部の厚さは前記歯絶縁板
    部の肉厚より厚く形成されていることを特徴とする電動
    機。
  2. 【請求項2】 前記端面絶縁部材は、主基部絶縁板部と
    歯絶縁板部を備える端面絶縁部材本体と、前記主基部絶
    縁板部に積層された補助絶縁板を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の電動機。
  3. 【請求項3】 前記基部絶縁板部に周方向に延びる環状
    突起を形成すると共に、前記環状突起を設けた部分の厚
    さを前記歯絶縁板部の肉厚より厚く形成することによ
    り、前記端面絶縁部材の基部絶縁板部の一部の厚さを前
    記歯絶縁板部の肉厚より厚く形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の電動機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の電動機で送風ファンを駆
    動させるようにしたことを特徴とする電動送風機。
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JP2006115694A (ja) * 2005-12-01 2006-04-27 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 内転型電動機の固定子
KR100934017B1 (ko) 2007-12-11 2009-12-28 엘지전자 주식회사 모터
CN113726052A (zh) * 2021-09-27 2021-11-30 珠海格力电器股份有限公司 转子挡板组件、电机和工业吊扇
CN115912697A (zh) * 2023-01-09 2023-04-04 恒业智能驱动(杭州)股份有限公司 一种带有绝缘端板的铁芯

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